初期アフODA御用達 ABAアーマー



本題に入る前に、前回までの考察のおまけを書きます。
前回、下記写真のM4の照準器はおそらくPVS-17だというコメントをMUNAGE師匠からいただきました。


そこで色々調べてみると、この現場で撮られたと思われる写真が出てきました。


まずM4に注目です。これはPVS-17と断言してよさそうですね。
そしてこの方と思しき人物が前回考察した映像に写っています。


塗装されたM4、塗装されていないデカイ照準器、M203,ストックへのスリングの着け方、グレネーダーベスト、カスタムDCU、素頭にアーバン等の特徴が一致します。

また、写真のようにヘッドライトを着けている状態と思われるシーンもあります。


右側の中腰の人です。額の部分が反射して光っているように見えます。

そして顔のアップも映りました。


輪郭やほうれい線、ヒゲの生え方あたりから同一人物と判断しました。
M4の特徴や素頭にアーバンのところから、M4を構えた画像も同一人物と思われます。

背景的にも似たような場所であると想像できます。
さらに間接的な要素としては、この現場にはカメラマンが同行していたのが映像に写っていることです。


カメラマンが同行取材していたとなれば、上記のようなカメラ目線でポーズを取った写真の1枚や2枚はあって当然だと考えます。
むしろ芋づる式にもっと出てくると思ったのですが、私の調査力では発見できませんでした。
写真が出てくれば以前考察した番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」のように一気に考察を深められると思うので、引き続き調査を進めていこうと思います。


それではそろそろ今回の本題に入ります。
数年間探していたアイテムを曲りなりにも遂に手に入れられたので、記事にしておきます。
初期アフODA装備例が多数あるABA製のアーマーです。





肩部の四角いベルクロ面が特徴的ですので、判別しやすいですね。
型番は似たような形状が沢山あるようなので何とも言えませんが、おそらく「OC-3」というものだと思います。

今回、私の手に入れた個体は型番の記載がありませんでしたが、形状的にはミリフォトとほぼ同じように見えます。




バックカバーの首元のアール形状等が少しだけ違う気がしますが、そんな些細な形状なぞより大問題があります。
残念ながら私は初期アフODAのタンカラー着用例は見た記憶がありません。

インナー無しですが新品コンディションで超安かったので勢いで買ってしまいました(笑)
そして色を黒くできる勝算も一応ありました。

ポチッた後、プランAとプランBの2重の作戦を準備し、アーマーが海を渡ってくるのを今や遅しと待ちました。
下記作戦の詳細です。

プランA 染色
DIY染料の代名詞「ダイロン」を用いての染色です。


今回染色は初チャレンジでしたが、タンカラー→黒なので可能性は十分にあると踏みました。
ネットで分量を見てみると、黒くしっかり染めるのは1袋あたり125g必要なようでした。
アーマーはカバーのみで約300g強ありましたので、3袋あれば十分です。


近所の手芸店で探したところ、ブラックが2袋しかなかったので、1袋はディープブルーを買いました。
100均でバケツ、トング、泡立て器を調達して準備完了です。




プランB 塗装
染色で黒くしきれなかったり、素材によって染まらない箇所があった場合は「染めQ」を使おうと考えました。


「染め」とありますが、原理としては塗装のようです。
粒子が細かく塗膜を形成しないため、染めたような仕上がりになるようです。
全面染めQ仕上げも考えましたが、耐久性と加工面積、コスト面でまずダイロン染色を選びました。


実践
モノが届いたので、いよいよプラン実行です。
まずはプランAのダイロン染色から実行します。
汚れは無く新品同様だったので、変な染めムラ等は起きなさそうです。
邪魔なだけで染料を無駄に吸ってしまうパンツイン用のベロは速攻で切り落としました。
PACA等でもこの部分は放出品で切り落とされている場合が多い印象ですが、先日考察した「Taleban Patrol」ではベロが出ている隊員もいました。

ベロ施術後洗濯し、脱水までした状態でダイロンと食塩を溶かした熱湯にぶち込みます。


あとは40分ほどひたすらトングで混ぜ続けた後、よくすすぎ、陰干しして完了です。


ベルクロ部は元々黒かったかのように完璧に染まりました。
生地部は黒というよりはグレーで、かなり色褪せた感じと見ればそう見えなくも無い感じです。
ミリフォトでも生地部はベルクロに比べて若干明るい場合が多いです。

砂汚れが付き易い生地なのか?それとも洗濯等で色落ちしたのでしょうか?
いずれにせよ、あともうワントーンは暗くなってくれるとありがたいところです。

上記2箇所は青要素は全く見えてこなかったですが、ゴムバンド部はうっすら青くなってしまいました。
かなり使い込んで色褪せたと思えばそう見えなくもないですが、このままではちょっとみすぼらしいです。


プランAでまあ70%は満足できる仕上がりになりました。
あと30%をプランBで補います。
ベルクロはこの時点で100点満点なので、生地とバンドを染めQで黒くします。

満足の行く黒さが出るまで染めQを重ね塗りしました。
速乾性があり失敗しなくていいですね。
少し値が張りますが、大変気に入りました。

ほぼ1本丸々使って完成です。


生地の質感をほぼ変える事無く、しっかり黒くすることができました。
遠目で見れば元から黒かったようにしか見えません。
やればできるもんだ。感動です!
シワの部分等、所々塗装が入り込まず色が薄い部分がありますが、どうせこの後わざと使用感を出す為に汚したり剥がしたりするので、むしろ手間が省けました(笑)

あとは耐久性ですが、色々な方のレビューを見る限り中々のもののようです。
染めQ自体はすぐに手に入る物なので、色落ち等したら買い足して追加工していけば問題ないと思っています。

あとは砂の多いフィールドで使えば汚れも着いていい感じになると思います。
早速次のサバゲで着ようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月11日 Posted by 4039  at 00:09Comments(0)初期アフガンODA自作,DIYミリフォトTaleban Patrol

PMCのお勉強&ジョークグッズDIY



ギアフェス東北の帰りのバスでBucket Head氏とハート・ロッカー話をしてから、ふつふつとPMC熱が進行しています。
2000年代中盤あたりのPMC装備は、初期アフODAに通ずる「現場感」的なラフさがあると思います。





一口にPMCといっても玉石混交だったようで、ブルジョアな装備と特殊部隊出身者のような経験豊富な社員で構成された会社もあれば、銃を触ったことも無いような人を面接一発で即採用して、貧乏臭い装備で運営する会社もあったそうです。
いい加減なPMCの中にはきっと、デッドプール的なノリでピーターみたいな人も採用していたのではないでしょうか(笑)





当然サービス提供額もピンキリだったわけですが、顧客も政府の要人から、下請けの下請けのそれまた下請の建設業者のような所まで千差万別だったようなので、安かろう悪かろうなPMCも需要があったようです。
まだまだ勉強途中ですが、そのあたりの企業ランクも想像しながら装備を構成すると、リアルな感じを出していけるのかな?と思っています。

ちなみに「ハート・ロッカー」のPMCも装備していた中国の56式小銃は安かったようで、実際のPMCも結構使用していたようです。
AK系は製造国によって相場が大きく違ったそうですが、本体も弾も全体的に安価だったようです。

ハート・ロッカー劇中の56-1式。


56式を携える本物PMCコントラクターだそうです。


軍隊と違いPMCは利益を出す事が目的の企業なので、経費がかなり考慮されて装備が選ばれていたという視点は、私がいつも目指している軍隊、とりわけ精鋭の特殊部隊装備においてはほぼ意識しないので新鮮に感じました。
装備に「ケチってる感」を出すことで、所謂「サバゲーマー装備」に見られないPMC装備としてのリアリティに一役買いそうですね。

何にせよ、大好きなリアルソードの56式が堂々と使える装備として「貧乏PMC」は個人的にかなりストライクなカテゴリになりつつあります。

PMC装備を志してから、56-2式が欲しいものリストの上位にぐいぐい食い込んできています。


ちょっと前まで超絶かっこ悪いと思っていた「スコップの柄ストック」が今の私には輝いて見えます。
恋は盲目といったところでしょうか(笑)
世間一般的には「かっちょ悪いことこの上ない」という評価と思われ、リアルソードのモデルの中では比較的安価に取引されているのも魅力です。
手にせず廃盤になったら一生後悔すると思うので、早めに手に入れておこうと思う今日この頃です。

あとはアメリカ以外の出身という設定等を考慮すれば、G3やFALなんかも違和感なさそうですので、米軍装備では持てなかった銃が選択肢に入ってきて夢が広がりますね!

ちなみにこの方はG3を持っていますが米国人だそうです。

前回の記事で少し書いた「シャドウ・カンパニー」のDVDも無事に入手し一度見ましたが、お金のないPMCは社用車は普通のSUV等に自作の装甲版を付けていたそうです。
DIYで鉄板を張り合せて工面すると、コストが10分の1で済むという話が出ていて面白かったです。




内容は非常に興味深い話ばかりでしたが、如何せんひたすらインタビューでしかもみんな早口なので、一回見ただけでは字幕を追うのが精一杯で全然咀嚼しきれませんでした。
劇中の装備映像分析も含め、時間を掛けてゆっくり楽しもうと思います。

そんなPMC研究を進めている傍らで、ユルゲ3向けにジョークグッズを1個作ってみました。
前回の記事にも書きましたが、PMC社用車の後部にはよく警告看板が貼ってあります。



今回、100均の材料でこれを作ってみました。
モデルにしたのは映画「ルート・アイリッシュ」で出てきたこの看板です。


材料は下記を調達しました。324円也。


・家具デコレーションステッカーシート
・水性マーカー(赤&白)

なぜステッカーなのか謎だと思われるかもしれませんが、要は「白くて折り目が無く、マーカーで書ける」物ならなんでも良かったのです。
当然裏返して使います(笑)


45×35cmという丁度良いサイズで、裏面は画用紙より少しツルッとした紙で、素晴らしい質感です。
このステッカーを作った人も、まさか裏面にでかでかと「DANGER」なんて落書きされるとは夢にも思わなかったことでしょう。

画像を参考に、全体のバランスを見ながら鉛筆でアウトラインを描いていきます。
その後、マーカーでなぞって色を塗っていきます。



英語の下にあるアラビア語?なんてどっちから読むかも知りませんので、完全に「絵」という認識で描いていきます。
今回の作業のお供はラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」です。


私は通勤時間や入浴時間等に芸人のラジオ番組(ジャンクやANN)を聴いているのですが、今回の塗り絵のような「頭は使わないけど目と手は集中しなければいけない」作業とラジオの相性は抜群ですね。
伊集院光さんに笑わせてもらいながら、1時間弱で出来上がりました。


シートだけではコシが足りないので、裏面にダンボールを貼り合わせて完成です。
少し文字バランスが悪いですが、まあジョークグッズですし自分の中では及第点とします。
最後にタミヤのスプレーで砂汚れを再現し完成です。


車の後部にナンバープレートが隠れるように配置すれば、私の車がオンボロということもありいい味が出そうです。

(以前記事で少し書きましたが、91年式のゴルフ2です)

ちなみにネットで画像を調べていたら、この看板を模したアクセサリーを見つけました。



誰が買うのか知りませんが、とりあえず何でも商品にしたもん勝ちですね(笑)

ユルゲはゲーム面がゆるい分、色々な方とお話ししたりこういう物で遊ぶ時間がしっかり取れるので、個人的には非常に楽しいです。


今回はフリマ的な催し等もあるようなので、どのような進化を遂げるのか楽しみです。
暑い時期は体力的にゲームばかりやっていられませんので、夏×ユルゲは相性がいい気がします。
早々に梅雨明けはしましたが、当日は天気に恵まれるのを祈るばかりです。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月30日 Posted by 4039  at 22:22Comments(4)自作,DIY100均PMC(PMSC)

対ギアフェス東北 DIY虫除け



ギアフェス東北の準備も大詰めになってきました。
ふとインフォメーションを見返していると「ブヨが発生しています」とのこと。

「ブヨって、ちっちゃいハエみたいで足元をブンブン飛び回ってウザい虫でしょ?」程度の適当なイメージしか持っていなかったのですが、この機会にちゃんと調べてみました。
敵を知り、己を知れば百姓一揆っていうだろがってやつですね(笑)


早速google先生に質問です。

ブヨも蚊と同じように人間の血を吸う「吸血昆虫」の部類に入るようです。
文字にすると恐ろしい字面ですね(笑)
Ms.モスキート氏は一流スパイのごとく我々にそっと針を刺してスマートに血を奪い取っていきますが、彼女らは乱暴にも我々の皮膚を「食いちぎって」出血した血を召し上がるそうです(どちらも吸血するのはメスのみ)。
しかもお姿をアップで拝見すると、まあ吸われたくない容姿をお持ちです(笑)


Wikipediaによれば、刺されると「翌日以降に患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れる」とのこと。おお、嫌だ。
これは対策は必須ですね。
虫除けの中でも特に「ブヨに効果のある虫除け」を用意する必要があります。
実際の軍事行動でも作戦地域にあった装備が求められますので、虫除けもジョーズポイントの生態分布にあったモノが必要ということですね。

そこで更にgoogle先生にご教示いただきました。
意外な事に、少し調べた限りではブヨに効果的な市販品の虫除けは見つかりませんでした。
人が主に活動する市街地ではブヨは生息しておらず、彼ら用の効果はあまり需要がない為のようです。

代わりに「ブヨ 虫除け」で調べると「ハッカ油」という言葉がやたらと出てきます。
このハッカ油を使用した既製品の虫除けは一般的に無いようで、代わりに自作を紹介しているサイトが沢山出てきます。
これは「DIY大好き人間」としては見過ごせません(笑)
しかも材料調達、製造方法、コスト共に容易だったので、既製品を選定調達するのは止め、DIYにシフトしました。

必要なものは下記です。


・ハッカ油
・精製水
・無水エタノール
・スプレーボトル

100均ショップとドラッグストアで普通に買えます。
無水エタノールはインナーバレル清掃の他、部品の脱脂や家庭の掃除にも効果抜群ですので、1本は常備しておいて損はないと思います。
ハッカ油もお風呂に入れて清涼感を付与したり、玄関先や網戸、生ゴミに散布する事でゴキブリ等の虫除け効果があるようです。

作り方は「ハッカ油 虫除け」で調べれば、ほんわりオシャレでここより100倍読みやすいサイトがいくつもありますので、割愛します。
要はスプレーボトルに全部入れてバシャバシャ混ぜるだけです(笑)
ものの数分で出来上がりました。


シュっと腕に吹きかけてみると、爽やかな香りと共に肌がスースーしてきました。
ひんやりしつつ虫除けになるなんて素晴らしいですね。

とりあえず100ml程度作りましたが、分量的にはまだまだこれの何倍も作れます。
注意点としては主に下記3点のようです。
・消費期限が短い
・効果時間が長くない
・蚊には効果ないという情報もあり

消費期限は精製してから一週間~10日間程度のようです。
これについては本日の分は試作として試験運用し、金曜日に新しく作れば問題ありませんね。

効果時間はまちまちですが、肌につけた場合、汗をかいたりすると流れてものの数十分で効果は無くなるようです。
目安としては「ハッカの臭いが無くなったら効果切れ」と紹介されていますので、臭いを気にしながらこまめに吹き付ける必要がありそうです。
実際この記事を書きながら付けてみましたが、30分程度で臭いはほぼ無くなったように感じました。
実際は屋外で汗をかくことを考えると、もって15~20分程度かもしれません。
完全に効果をキープするには相当こまめな吹き付けが必要になりそうです。

さらにもし蚊に効かないとなると片手落ちの感もありますね。。
前夜祭と本番合わせてこれ一本で乗り切れるか少し不安ではありますが、もしダメでも会場で「泥沼装備日記いつも見てます」と、ほんの小さな嘘を一つつけば強力虫除けスプレーが使い放題のようなので、心配は無用ですね(笑)

「ミリタリーブログ」なのにミリタリー感がほぼ無い記事になってしまい申し訳ないですが、これからの季節のサバゲで役立つ情報ではあるはずですので、「ハッカ油」という言葉だけでも覚えてページを閉じていただければと思います。

準備は装備&ヒゲ試着も家族に見られず無事終了し、とりあえずパッキング終了しました(3番目?)。


が、サバゲ道具以外の小物を忘れていないか?当日ホテルでバッテリー充電を忘れてしまわないか?逆に充電したまま酔っ払って寝てしまわないか?
等々、旅の前って楽しみと不安が入り乱れてソワソワが止まりませんよね。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月30日 Posted by 4039  at 22:50Comments(2)ギアログ・ギアフェス自作,DIY