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 Posted by ミリタリーブログ  at 

フォレストユニオン



今年最後のサバゲにフォレストユニオン定例会に参加してきました。
残念ながらフルメンバーとはいかず、Y氏、H氏と私の3名で参加しました。


参加人数は100名は超えていたと思います。
もう一つ参加候補に挙げていた東京サバゲパークも160名満員だったようで、年末の寒空にもかかわらずこの日は相当数のサバゲ―マーが千葉に集っていたようです。

フォレストユニオンですが、10年近く前に一度行ったきりで、ほぼ初見と言っていい程久しぶりのフィールドでした。
ただ私にとっては、定例会で生まれて初めてフラッグゲットが出来た思い出のフィールドでもあります。


フィールドについて
フィールドの造りはさすが「老舗」といった感じです。
ちょうど良い広さ、平面で地面に凹凸は少なく、落ち葉で覆われ泥や砂利も無く走りやすかったです。


バリケードの配置も絶妙で、場所によって密度の濃淡があり、様々な攻め方、守り方が楽しめます。
仲間と敵の位置をしっかり考えないとすぐに蜂の巣にされてしまいますが、しっかり連携できていればガシガシ攻略でき、非常に楽しいです。


要所要所に登れる櫓が建っており、戦略上の良いアクセントになっています。




がっちり土嚢が積まれた塹壕も何箇所もあり、実用的かつ雰囲気を高めています。



笹薮もあり、一味違った雰囲気も味わえます。



夏に来たらブッシュも濃くなり、また違った楽しみ方ができそうだなと思いました。
スタッフさんも全体にしっかり聞こえるアナウンスできびきびゲームを回し、ゲーム前の説明、ゲーム中の監視や写真撮影も完璧で、非常に安心してゲームに没頭できました。
合間合間で参加者にも積極的に話しかけて談笑しており、とても良い雰囲気で楽しいフィールドでした。
昼食のカレーも具がごろごろ入っていて非常においしかったです。


装備について
今回も初期アフガン装備です。
今回はアーマー、ベルト、足周りに装備は着けず、BLACKHAWKのコマンドチェストリグのみという軽装で臨みました。


初期アフガン装備に合うダンプポーチとして、MOLLEⅡのサステインメントポーチをチェストリグのベルトループに引っ掛けて使ってみました。


結果としては中々使い勝手が良く、しばらくはこのポーチをダンプポーチとして使っていこうと思います。

コマンドチェストリグは初期アフ用なので黒ファステックス、裏面パッド無しの旧型になります。



今回はメインアームにM4とAKを持っていきましたので、どちらのマガジンにも対応できるこのチェストリグは非常に便利でした。
無線機とサイドアームをマガジンポーチに収納しても、AKマガジン4本、M4マガジン6本を携行でき、貴重品やカメラが入るユーティリティポーチまで付き、しかも軽量で動きやすいという非常に優秀なチェストリグです。
初期アフガンのミリフォトでも多数使用例がありますよね。






グリーンベレー以外でも空軍やデルタ、SEALS等、様々な部隊で使われており、つぶしの効くアイテムですね。

背中が寂しかったので、取り合えずでCAMELBAKを背負いました。


銃は次世代M4とRS 56式です。


RS 56式は非常に頑丈で外観も良く、実射性能もマルイ同等レベルに高く、使っていて本当に頼もしく惚れ惚れします。


所有しているエアガンでどれか1つ残して全部捨てろと言われたら、間違いなく本銃を選びます。

服は冬らしく3CパンツにSPEARフリース(トイソルレプリカ)、パコールを被ってみました。






付けヒゲを着けて撮影していたら、立派な実物ヒゲを装備されているスタッフさんにお声掛けいただき、写真を撮らせていただきました。


1ヵ月程でここまで伸びるそうです!羨ましい限りです。
私のヒゲに付いているホットボンドのカスが「ヒゲ生えている人は普段あまり汚れに気付かないので、逆にリアル」と、実物を装備しているからこそのお褒めの言葉をいただけました(笑)


友人2人も久々のアウトドアフィールドということもあり、3人でライフル両手に嬉々として駆け回って楽しみました。





今年の5月からブログを初めましたが、こうして文章と画像で自分の活動を記録していく事は当初の想像より何倍も楽しく、有益でした。
「ネットに公開する」という行為だからこそ、変な事は書けないという引き締まった気持ちや、色々な方に読んでいただいているという喜びがモチベーションとなり、自分の想像を超えた記事の数、質を達成できたと感じます。
また、モチベーションを持続させる為に立てた1つの目標として「アクセス数平均100アクセス/日」を目指していましたが、これも目標を大きく上回り約150アクセス/日を達成できました。
このブログをきっかけに新たに知れた事や知り合えた方もおり、本当に始めてよかったと思います。

お読みいただきありがとうございました。
来年も引続きよろしくお願いいたします。それではよいお年を。  


2017年12月31日 Posted by 4039  at 16:36Comments(2)リアルソード 56式サバイバルゲーム初期アフガン

2017年サバゲ参加記録まとめ



2017年も残すところあとわずかですので、備忘録のため今年のサバゲ参加記録をまとめておこうと思います。
今年は春に子供が産まれ色々と生活が変わりましたが、今日までで10回(年末に予定通り行ければ計11回)サバゲに参加できました。
こんな頭のおかしい趣味に理解を示してくれている妻には感謝しかありません。

仲間内でよく「あの時はどこ行った」と過去のサバゲの話になるのですが、いちいち思い出したり写真やLINEトーク履歴を見返すのが面倒なので、今年1年分をここでまとめておこうと思った次第です。
それでは1月から順に記載していきます。

1月8日 デザートユニオン定例会


友人のBucket Head氏、H氏と3人で参戦しました。

新年早々「午後から雨」というバッドコンディションでしたが、50人程度の程よい参加者数でかなり楽しいゲームだったと記憶しています。
開始と同時に中央の櫓まで全力疾走して、2階から大量キル出来て歓喜したのを覚えています。
朝から午前中しかないと思っていたので、この日はひたすら全力でダッシュしました。

私の装備はCrye AC上下+MBAVでした。



また、この日はローグ・ワン公開記念としてストームトルーパーマスクも持ち込み撮影しました。


予報どおり午後2時くらいから雨が降り始め、そこで撤収となりました。


2/5ビーム定例会


この日はBucket Head氏、H氏、Y氏の4人フルメンバーでした。

この日も残念ながら午後から雨予報で、朝からどんよりした空でした。
参加人数も20人程度で、全体的にこじんまりとしたゲームでしたが、人数が少ないおかげか仲間がフラッグゲットできました。


装備はデザートユニオン同様、Crye AC+MBAVでした。



メインアームはVFCの電動SCAR-Hで、これがデビュー戦でした。
折角買ったスコープですが、スコープは自分のスタイルには全く合わないと再確認した次第です(苦笑)

この日も昼過ぎから雨に見舞われ、不完全燃焼で終了でした。


4/21 東京サバゲパーク定例会


この日はH氏、Y氏と3人での参加でした。
サバゲパークは何度も足を運んでおり、終日天気にも恵まれ安定した楽しさで満足でした。

装備はACU+MBAVでした。




5/4 ROCK254定例会


有名なODA594の集合写真のプチオマージュです(笑)


この日はBucket Head氏と大阪から帰省中のK氏と3人で参加しました。
3人とも小学校3年生からの幼馴染です。
その頃から銀玉鉄砲で撃ち合いしていました。よくもまあ飽きずに3人ともこの趣味をやっているものです。

この日は3人とも初期アフ合わせでした。




ROCK254のロケーションと3人装備合わせなので、この日の写真は非常に気に入っています。
非常に良い天気で終日賑やかに遊び、ゴールデンウィークの良い思い出になりました。


5/28 TENKOO定例会


この日はH氏と2人での参加でした。
ちなみにこの前のROCK254定例会とこのTENKOO定例会の間に当ブログを開設しました。

私の装備はBALCS+56式の初期アフガン装備でした。




フィールドレビュー、装備詳細は記事にしてあります。
TENKOO フィールドレポート
TENKOO 参加装備記録


6/24 ヴァルハラ定例会


Bucket Head氏、H氏と3人での参戦でした。
この日は一足早く夏を感じさせる陽気で、不意の暑さに耐え切れず、3人とも途中で装備を脱いで軽装でゲームをしていました。
幸運にもフラッグゲットできたのは良い思い出です。


この日の装備はDCU+V1ベストの初期アフガン装備でした。



ギアフェスでの装備に近いですが、細部がまだまだ足りなく不満足でした。

レビュー記事:
ヴァルハラ
ヴァルハラ 参加装備記録


8/16 アストレア定例会


お盆休みを利用し、4人フルメンバーで群馬まで遠征してきました。
天気予報は1週間前から雨でしたので、割り切って計画段階からインドアフィールドを選びました。

ハイレベルな参加者が多く、非常に苦戦した印象があります。
しかしH氏が最後の復活戦で穴場を発見し、1ゲームで20キル近くしていたのをよく覚えています。

装備はBALCS+カスタムチェストリグでした。




レビュー記事:
アストレア 定例会参加
アストレア 参加装備


9/17 エアソフトゾーンデルタ


Bucket Head氏、H氏で参加しました。
またも雨に見舞われたので、屋内フィールドです。

フィールドの出来は非常に良かったのですが、運営システムが残念な印象でした。
またこの日はフルオートトレーサーが大活躍したのが印象的です。新たな発見でした。


装備はACU+MBAVでした。


レビュー記事:
エアソフトゾーンデルタ レビュー
エアソフトゾーンデルタ 参加装備


10/14 九龍 迷宮街区定例会


この日はH氏と2人での参加です。
またまた雨が降り、3連続インドアとなりました。

ザ・CQBフィールドで非常に緊張感のある楽しいゲームでしたが、さすがに3連チャンでインドアでしたので飽きが来るのが早く、15時頃に撤退しました。

装備はCrye AC上下にレプリカJPCでした。




レビュー記事:
九龍 迷宮街区
九龍 迷宮街区 参加装備


12/10 ギアフェス


この日は装備イベントでしたので、実物装備ゲーマーのBucket Head氏と私の2人での参加でした。
終日楽しい体験ばかりで、非常に良い思い出になりました。

装備は2002年のODA961オマージュの初期アフガン装備でした。



レビュー記事:
ギアフェス 2017
ギアフェスの「ギアログ」
ギアフェス参加装備 続き


こうして振り返ってみると、今年は10回中5回雨という散々な天気でした(苦笑)
インドアも緊張感があり楽しいのですが、やはりがっつり装備を着けて、青空の下を駆け回って撃ち合う方が我々は好きなので、不完全燃焼な回が多かった印象です。
とはいえ、年に10回も予定を合わせて同じ遊びに興じられる仲間がいて、そしてそれを許してくれる家族がいるというのは非常にありがたい事で、天気ごときで文句をつけるのは贅沢というものですね。
いつまでこの環境が続けられるかは分かりませんので、来年も1回1回を感謝しながら噛み締めて楽しもうと思います。

また、下半期に入った頃から突然私の中で初期アフガンの怒涛が押し寄せ、今もその渦中にいます。
自分でもはっきりとはしませんが、おそらくRSの56式を手に入れたのがきっかけで、56式が合う装備=初期アフガン米軍特殊部隊か各国紛争地の民兵で迷った記憶があります。
結論としては既にELCSやBALCS等の鉄板アイテムは手にしてあり、ある程度基本形は完成していた初期アフODAを強化しようという流れになったのだと思います。
そこから加速度的にのめり込み、最近は欲しいものリスト上位はすっかりオールド装備に塗り替えられ、ブログも初期アフガン関連に偏ってしまいました。
急に飽きが来たりするのでなんとも言えませんが、まだまだ知りたい事、調達したけどまだ着られていない装備が山積みですので、来年もしばらくは私の初期アフ熱は続きそうです。


今週末には2017最後のゲームを控えており、幸い天気には恵まれそうなので、ケガだけはしないよう思い切り楽しんでこようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2017年12月27日 Posted by 4039  at 23:47Comments(0)装備SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガンMBAVODAJPC

初期アフガンお宝映像考察 PART6



今回も初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From the Front Line」の番組考察を書いていきます。
今までの記事はこちらからどうぞ。
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3
第5回:「初期アフガンお宝映像考察 PART4
第6回:「初期アフガンお宝映像考察 PART5

前回に引き続き、第19特殊部隊グループのRANDY氏の装備を見ていきます。


番組映像考察に入る前に、前回記事を書いた後、また新たにRandy watt氏の写真と情報を得られたので、記載しておきます。


上記画像ですが、別のwebページで目線が外れたものと、手元の装置のアップを見つけました。



間違いなくRandy氏ですね。
何やら時限式の起爆装置の説明をしている一幕だそうです。
時限装置に使われている時計はまず間違いなくCASIOのF-91Wだと思われます。


近年「チープカシオ」として再び脚光を浴びている機種ですね。
最近では、土に20年間埋まっていたこの時計が7分ズレだけで普通に動いていたというニュースが印象に残っています。
参考URL:http://sow.blog.jp/archives/1031236863.html

この界隈では「ビンラディンの時計」としても有名ですよね。


米軍はグアンタナモ収容所において、この時計を持っている尋問者=アルカイダの爆弾製造の教育を受けている可能性が高いというマニュアルまで作っていたようです。
「安い」「信頼性が高い」という事を如実に証明しているエピソードですが、カシオが自社製品の宣伝で使うには少々過激過ぎますね(笑)
参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/Casio_F91W

また、前回紹介した下記写真は2002年8月24日にChapman空軍基地にて撮影されたようです。


同年8月18日から開始された「Operation Mountain Sweep」という作戦中の風景のようです。
参考URL:https://www.globalsecurity.org/military/ops/oef-mountain_sweep.htm


有名なあの写真やこの写真は、このOperation Mountain Sweep時の写真だという情報をいくつか発見しましたが、ここで書いているとまた脇道に大きく逸れてしまいそうなので、また別の機会に記事にしようと思います。
まだちゃんと整理できていませんが、ネットの情報によると、この作戦に従事した第19特殊部隊グループとして、「ODA924」「ODA986」「2nd Battalion」という記述を発見しました。
ODA924は第1大隊第ブラヴォー中隊、ODA986は第5大隊ブラヴォー中隊、2nd Battalionは第2大隊を示しているので、この作戦には全大隊が参加していた可能性があります。
ちなみに、第19特殊部隊グループの大隊は第1、第2、第5大隊の3個大隊から構成されています。
第3、4が何故欠番だったのか?現在調査中です。


それではそろそろ番組内のRANDY氏の装備を見ていこうと思います。
RANDY氏の装備は番組の粗い画像に目を凝らすことなく、前回の記事で挙げた下記写真で大部分は分かりました。


今回は写真からでは分からない部分を書いていきます。


RANDY氏は3Cのブーニーハットの他にキャップも着用しています。
色褪せたパープルというところが、また装備心をくすぐりますね。
このような資料を見ていなければ、自分の想像だけでは絶対にチョイスしない色ですよね。
細かいところですが、こういう着こなしの積み重ねが初期アフガン装備の真髄だと思い始めています。

ニーパッドを足元までずらしています。


これは他のミリフォトでも良く見る光景なので結構定番な着こなしだと思いますが、こういう感じは「現場感」が一気に増して大好きです。
RANDY氏のおかげで、私の中でニーパッド欲しい病が完全に発症してしまいました(笑)
先日友人に少し教えてもらいましたが、まだ私は「とりあえずALTAとHATCHの旧型は死ぬほど似ている」ということしか知識として持っていません。
じっくり情報収集をして、一発で然るべき仕様を調達したいと思います。

徒歩で遠足するミッションではバックパックを背負っています。



おそらくCAMELBAKのMULEのウッドランド柄と思われます。
MULEの中でも、下部のウェビングがMOLLE規格ではなく、縦ウェビングの旧仕様と思われます。


私の認識では、MULEは5仕様あり、古い順に

形そのものが現行と異なる最初期型


今回RANDY氏他、第19特殊部隊グループの面々が背負っている縦ウェビング型


ウェビングがMOLLE規格になり、2列のもの


3列のもの


今この型の出始めを一生懸命探っているのですが、不確かですが2004年製バックルが使用されている個体があるようです。
私はこの仕様を持っているのですが、初期アフ的にはギリギリOKか?瀬戸際にあるアイテムだと認識しています。

そして現行仕様がMOLLE+ベルクロ有りという認識です。


初期アフ的に確実なのは縦ウェビング仕様ですね。
ロゴ違いやウェビングテープの色等、さらに細かい仕様違いがあるのかも知れませんが、私的にはここまでの分類でとりあえずOKとしています。

腕時計はそれなりに寄りで写りましたが分かりませんでした。


下記写真と同じものだと仮定すると、おそらくG-SHOCKでは無さそうということまでは分かります。


デジタル腕時計でこのような形でG-SHOCK以外となると、カシオのスタンダード機種かTIMEXあたりでしょうか。

BALCSと56式の間に何かを挟んでいたり、ポーチのような物体が見える場合もありました。



画像が粗く詳細は分かりませんでしたが、これも普通に想像するだけでは中々思いつかない装備コーディネートですね。
あとはRANDY氏も例に漏れず、56式の後ろの紐は結んでいませんでした。
もはや逆に「結んではいけない」レベルですね。
律儀な日本人的には、そこに紐があるならどうしても結びたくなってしまうところですが、ここは合理主義のアメリカ人に成りきってワイルドにいきましょう。
丸太のような腕の大男が、乙女がエプロンを着けるように背中に手を回して蝶結びをしている所は想像したくないですしね。
大男同士で「結び合いっこ」しているのはもっと想像したくないですね(笑)

DCUを着ているシーンもあります。



ポケットに謎の袋?のようなものがひっついています。
この部分には、下写真から特徴的なベルクロ縫い付けがされているのは既に確認済みです。


従ってこの袋?はベルクロに貼ってあることは想像できますが、一体何物なのかは私には分かりませんでした。
また、前述の下写真の、56式の左側の紐付近にある物体もこれと同じもののように見えます。

謎は深まるばかりです。

あと下画像で右側に半分見切れている通訳の方ですが、


特徴的な帽子の柄から、下写真と同一人物ではないかと推測しました。


これは2002年9月4日にKhost州近郊で撮影されたODA924の写真のようです。
帽子なので、貸したりあげたりできるので別人の可能性も十分ありますが。
通訳人員はどのような配置、運用だったのか?このあたりも考察しがいがありそうですね。

あと小ネタですが、右の隊員の腰に着いている黒いポーチはおそらくGERBERのツールポーチですね。


このポーチも初期アフガン写真では頻出し、鉄板アイテムの1つだと思います。
GERBERはロゴが多岐に渡るので、選ぶ際はちょっと注意が必要かもしれません。


このあたりでRANDY氏の装備考察はひとまず終了とします。
RANDY氏の考察を通して、個人装備のみならず第19特殊部隊グループの動向を色々勉強することができ、非常に楽しかったです。
調べればまだまだ分かることは沢山ありそうなので、これからも少しずつ知識を深めていきたいところです。

お読みいただきありがとうございました。


追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフガンお宝映像考察 PART7
初期アフガンお宝映像考察 PART8
初期アフガンお宝映像考察 PART9」  


2017年12月25日 Posted by 4039  at 20:12Comments(2)装備初期アフガンODAProfiles From The Front Line

初期アフガンお宝映像考察 PART5



前回に引き続き、2003年に放送された初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」の考察記事です。
過去の記事は下記になります。
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3
第5回:「初期アフガンお宝映像考察 PART4

今回から考察対象の部隊が変わり、第19特殊部隊グループになります。

トップバッターはMajor(少佐)のRANDY氏です。


「Company Commander」とあるので中隊長ということですね。
この方は有名なようで、Wikipediaで出てきました。
URL:https://en.wikipedia.org/wiki/Randy_Watt
本名はRandy Watt氏で、当時少佐で2015年に大佐として引退されたようです。

氏のWikipediaを少し読んでみたところ、2002年に当時15歳のカナダ人で、父親がアルカイダであるOmar Khadr(オマー・カダー)氏を、Ayub Kheylという村での戦闘で拘束したという文章がありました。
(ちなみに後述するLayne Morris軍曹のWikipedia内に、この戦闘は7月27日だという記載がありました。)

Omar Khadr氏はその際の戦闘で手榴弾で米軍衛生兵のChristopher Speer軍曹を殺害、グリーンベレー隊員のLayne Morris軍曹に片目を失明させる負傷を負わせたとして、戦争犯罪者として有罪となり、収容されていたそうです。
しかし当時拷問に近い非人道的な取調べが行われた事が発覚し、今年の7月にカナダ政府がOmar Khadr氏に謝罪し、1050万ドルの補償金を支払ったそうです。
テロリストとされる人間に税金を削って多額のお金を支払い、頭を下げた政府の行動は賛否あるようです。
参考URL:http://www.v-shinpo.com/canadanews/3865-canadanews170706-4

ちなみに負傷されたLayne Morris軍曹をネットで画像検索すると、下記人物という事が判明しました。



初期アフガン装備好きの方なら、1度ならず2度3度見かけたことがあろう有名な写真ですね。
思わぬところで部隊特定が出来ました。
ミリフォトの「年代」と「部隊」は非常に有益な情報ですので、ありがたいところです。
今までの情報から、上記写真は「2001年10月~2002年7月27日の間の第19特殊部隊グループの写真」ということが推測できますね。
更に言うとアフガンの気候は勉強不足で確証はありませんが、半袖なのでおそらく冬ではなく、北半球なので2002年の4~7月あたりでしょうか?
Layne Morris氏もWikipediaがありましたので、URLを貼っておきます。
URL:https://en.wikipedia.org/wiki/Layne_Morris


Randy Watt氏に話を戻します。
番組映像に入る前に、Randy Watt氏はネット上に写真が結構落ちていたのでご紹介します。

まずはTOP画像の全身バージョンです。
番組中の装備と同じように見えますね。


いつも見ている全面モザイクのような画質に比べると、まさに天と地の差ですね!
ウッドランドの縦BALCSの胸元にはICOM用ポーチが付いています。
私は前々回のVショーで1500円で入手しました。


初期アフガン写真では度々登場していますね。

(ちなみにこの写真はある洋書を輸入して読んだ結果、年代とODA名が判明しました。本をしっかり解読した後、記事にしようと思います。)

このポーチは「Soldier Intercom」という1995年に開始された(グリーンベレー導入は1998年)、分隊内の通信強化プログラムのキットに入っているそうです。


ちなみにポーチの中身はアイコム社のIC-F3Sのようです。


これまた日本製品の登場ですね!

H-250ハンドセットも56式に引っ掛けていることからMBITRも携帯し、分隊外との通信はそちらでするのでしょう。
鉄板の56式弾帯ですが、着けている位置が超低いのが特徴的ですね。
このあたりも着こなしの参考になりますね。
光学サイトはEOTechの551のように見えます。
ライトはSUREFIRE 6Pでしょうか。先端にローレットが入っているのでボディにロゴなしの「レーザープロダクツ」時代の物かもしれませんね。
ホルスターはBHIかEAGLEのどちらかでしょうか。いずれにせよ、ファステックスがないので相当古いタイプでしょう。
ニーパッドはALTAかHATCHあたりでしょうか。勉強不足で私には分かりません。
靴は普通のデザートブーツですね。
・・・なんか番組を見てもこの画像以上の事はもうわからない気がしてきました(笑)
番組の映像は主に背面に注視しようと思います。


次です。


指令所かどこかで打ち合わせをしている風景だそうです。
Rany氏のカスタムDCUのベルクロが特徴的ですね。
10年以上前にCryeのコンシャツGEN3を先取りしていますね(笑)

あとは手前の隊員のナイトビジョンマウントと丸太のような立派な二の腕に目が行きがちですが、私は一番奥の隊員に釘付けになりました。



顔立ち、ヒゲの具合、帽子の色形、シュマグの柄&巻き方等から、この3枚は同一人物だと推測しました。
そうなると一緒に打ち合わせしているところから、この方も第19特殊部隊グループのRandy Watt中隊長隷下の隊員という可能性が高そうですね。
上2枚は超メジャーな初期アフガンミリフォトと認識していますので、少しですが手がかりが掴めて嬉しいところです。
以前もブログに書きましたが、この方のチェストリグ問題はまだ解決できていませんので、まだまだこの方への興味は尽きません。


この写真も有名ですね。


写真の日付を信じるならば、2002年5月8日です。
右側の方がRandy氏と思われます。
正直顔では判断が付かなかったのですが、M4の塗装パターンがトップ画像のM4と全く一緒なので、Randy氏と確信しました。
M4の塗装やV1ベストが剥げが無くピカピカなので、アフガニスタンに派遣されたばかりの頃なのでしょうか?
Wikipediaによれば、2002年12月にアフガニスタンから帰還しているようですので、5月に派遣されてきていれば約半年の任期だったということになりますね。
中隊長だけ別で来て帰るということはなさそうなので、Randy氏の中隊は少なくとも2002年5月にはアフガニスタンに入っており、2002年12月には帰還したということが推測できます。
Randy氏がどの大隊のどの中隊の中隊長だったのか?ちょっと調べただけではわかりませんでしたが、もし第2大隊チャーリー中隊であれば、私が大好きなODA961の中隊長ということになるので嬉しいのですが。


最後の写真です。


会議中なのにニーパッドを着けていてなんか面白いですね(笑)
サバゲでの実用性はともかく、このニーパッドも鉄板アイテムのひとつですので、そろそろ調達しておきたい次第です。


番組的にはまだ第19特殊部隊グループのチャプター開始10秒後のRANDY氏登場の場面ですが、すでに結構な内容量になってしまったので残りは次回にします(笑)
本当に噛めば噛むほど味の出てくる素晴らしい番組ですね。
この番組を考察している間にも、また新しいドキュメンタリーを発見しているので、映像の考察を通して初期アフガン偏差値がメキメキ上がりそうでワクワクしてきますね!

来週には今年最後のサバゲも控えておりますので、怪我だけはしないよう、2017年のミリタリーライフを良い流れのまま幕を引ければと願うばかりです。
お読みいただきありがとうございました。


追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフガンお宝映像考察 PART6
初期アフガンお宝映像考察 PART7
初期アフガンお宝映像考察 PART8
初期アフガンお宝映像考察 PART9」  


2017年12月21日 Posted by 4039  at 20:35Comments(0)初期アフガンODAProfiles From The Front Line

初期アフガンお宝映像考察 PART4



昨日1日だけ異常にアクセス数が伸び(なんと約3000アクセス!)、嬉しいを通り越し怖くなったので色々調べてみました。
アクセス元は「google.com」が大半のようでした。
そこで調べてみるとどうやら「googleアプリ」のニュースピックアップに載ったようです。
どういう基準かはよくわかりませんが、個人ブログも取り上げられています。
スマホでgogleアプリをダウンロードし見てみたところ、案の定私の記事がピックアップされていました。


今回はおそらくこれが原因だと納得しましたが、アクセスが不自然に急増する時の原因は他にも色々あるようです。
初めての経験でびっくりしてしまいましたが、このあたりも少しずつ勉強しておこうと思った次第です。
まさにこの「ラッキーパンチ」のおかげで本日は奇跡の総合ランキング17位に入り、いい記念になりました(笑)
どこかで晒されているとは想像していましたが、まさかgoogle先生の仕業だとは思いもしませんでした。
まあよりによってみすぼらしい「付けヒゲ」を熱~く語った、変態度MAX回をピックアップしてくれなくても、とは一言呈したいですが(笑)


それでは本題に入ります。
少し間が空いてしまいましたが、初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」考察の続きです。
今回で第5回になりますね。
過去の記事は下記になります。
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3

今回で第3特殊部隊グループのメンバーの紹介は終了になります。
第3特殊部隊グループのトリを飾るのはこの方です。


Staff Sgt.(二等軍曹)のLUKE氏です。
そんなに似てはいないのですが、第一印象でハリウッド俳優のブラッドリー・クーパー氏を思い浮かべました。
この界隈では「アメスナの人」が通りがよいでしょうか。


今回の番組をハリウッド映画化するなら、私のキャスティングは

MARK曹長=カート・ラッセル氏(20年くらい前の)



今はもういい年のおじいちゃんですので、CG技術でこのくらいまで若返ってもらいましょう(笑)


MIKE二等軍曹=マイケル・カドリッツ氏



最近はウォーキングデッドのイメージですが、私にとっては永遠に「ブル軍曹」です。


DREW二等軍曹=マイケル・ペーニャ氏



前回の記事でも言及しましたが、もうこの人にしか見えません。

そして今回のLUKE二等軍曹=ブラッドリー・クーパー氏で完成です!
絶対見てみたいところですが、「12 STRONG」がまさにその夢の具現化のようなものですね。
非常に楽しみです。もし日本公開が1,2年待たされるようなら、生まれて初めて輸入DVDに手を出してしまいそうです。


妄想はこのくらいにして、LUKE氏の装備を見ていきましょう。
LUKE氏は軽装な上、登場シーンも多くないのであっさり目です。



服装は白いTシャツにハーフパンツ、デザートブーツです。
Tシャツはでかでかと文字が書いてあるので解読しようとしましたが、いかんせん劣悪極まりない画質のため、諦めました。。


サバゲではTシャツのプリントで一味出すのは良さそうですね。
初期アフガン装備は冬が旬なイメージですが、夏の雑で身軽な感じも私は大好きです(BB弾が当たると痛いですが)。

LUKE氏も例に漏れず56式弾帯を着用しています。
背中側の紐は結んでいないようです。


PART2で挙げたMIKE氏はぶった切っていましたね。
私も次回のサバゲ時は思い切ってぶった切ってしまおうかと思っています。


デューティーベルト



ナイフとその横に黒いポーチが見えます。
断片的ですが、アップでの画像と大きさを鑑みるにおそらくナイロンのピストルマガジンポーチだと思います。


MIKE氏もベルトにピストルマガジンポーチのようなものを着けていましたね。


ブラックホーク製あたりを着けておけばまず間違いないかと思います。


時計
残念ながらアップで映るシーンはありませんでした。


この画像からかろうじて、ウレタンバンドのG-SHOCKを内向きに装着していると推測しました。
わずかに見える部分が、G-SHOCK特有のバンド根本の「ウネウネしている」部分のように見えます。

アイウェア
間違いなくM FRAMEでしょう。


同じチームの面々と同じモデルである可能性が高いですね。


ホルスター


左足に着いています。左利きなのでしょうか。
断片ですが、アップで写った瞬間の画像からおそらくサファリランドのものだと思われます。


銃は何かは分かりませんでした。
MIKE氏の拳銃も突き止められなかったのですが、色々調べていると「初期アフガン時のODAはグロック17も使用していた」という文献をいくつか見かけました。
MIKE氏の考察の際に「まさかグロックなわけないよな...」と思いこんでいましたが、あながち無いわけではないかもしれません。


ちょうど最近GUARDERからマルイグロック用のGEN2フレームが発売されましたので、グロックもいいなと思い始めました。
暖かくなるまでにもう少し考察を進めておこうと思います。

M4
いい画が得られず、かなり断片的です。



上の画像から、M203装備、塗装しているくらいしかわかりませんでした(笑)
M4の持ち方から、やはり左利きなのでしょうね。

LUKE氏の装備考察は以上になります。


最後に、第3特殊部隊グループのチャプターで登場するその他の隊員の気になった装備を書いていきます。

この部隊ではめずらしくELCS+BALCSのフル装備の隊員です。3Cのようですね。
かたや半袖半ズボンの人がいることを考えると、死ぬほど暑そうですね(笑)



一番右の隊員ですが、半ズボンにボディアーマー(おそらくBALCS)です。


しかも足元はアンクルソックス?ソックス無し?にスニーカー(ニューバランスっぽい)というアンバランスさです。非常に良いですね。
ちょっと画像がグロくてすみません。




右の隊員は56式弾帯(じゃないかも?)に背中はハイドレーションを背負っています。
しかもハイドレーションのさらに背面に無線機を付けているようです。付け方が非常に気になりますね。


ちなみにこの隊員も弾帯は背中を結んでいません。
これは初期アフ着こなしテクニックとして確立されましたね。
もはや「ファステックス追加」のような小粋な真似は不要です。
56式の背中の紐はブルゾンちえみ風に「結ばない、切るの」と言いながらぶった切ってしまいましょう(笑)
ちなみに左の隊員の脇腹のポーチはELCSの3MAGポーチのように見えます。
MOLLE形式のチェストリグでしょうか。となると私にはTAC-TのMAVくらいしか思い浮かびません。


左の隊員はAKを持っています。


個人的にはAKも大好きなので、初期アフガンODAの使用例を確認できてうれしい限りです。
LUKE氏もそうですが、半ズボン+ブーツ+黒いソックスはみ出しの絶妙なダサさ(褒め言葉)がたまりませんね(笑)
ぜひ真似したいコーディネートですね。


右の隊員はなんとDCUの足ポケットに無線機(おそらくPRC-148)を入れています。


これも中々シブいですね。
サバゲでは邪魔臭すぎますので、撮影時の遊びの一ネタに良さそうですね。
あとはこの隊員は初期アフガン装備ではめずらしくヒップホルスターを装備しているように見えます。
ホルスターだとすると左側にありますが、ライフルは右で構えているように見えます。
特にウィークハンドで構える必要はなさそうなシチュエーションですので、右利きなのに左側にホルスターを装備しているのでしょうか?
それにどういったメリットがあるのか?こういう事を想像して考えるのもまた面白いですね。


以上で第3特殊部隊グループの紹介はひとまず終了とします。
次回以降、第19特殊部隊グループを考察していきます。
こちらのチームの方が重装備で、銃を構えて捜索するシーン等がたくさんありますので、更に見応えがあると思います。

お読みいただきありがとうございました。

追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフガンお宝映像考察 PART5
初期アフガンお宝映像考察 PART6
初期アフガンお宝映像考察 PART7
初期アフガンお宝映像考察 PART8
初期アフガンお宝映像考察 PART9」  


2017年12月19日 Posted by 4039  at 22:06Comments(0)初期アフガンODAProfiles From The Front Line

ギアフェス参加装備 続き



前回に引き続き、ギアフェス2017に参加した際の装備詳細の記録をとっておこうと思います。
前回の記事はこちら「ギアフェスの「ギアログ」

下記が今回の装備レシピです。



A.EAGLE TAC-V1NUベスト with EAGLE ピストルマガジンポーチ
B.スパルタンエアソフト PRC-148&THALES ブレードアンテナ(ジャンク)
C.RACAL アーバンアサルトヘッドセット
D.BHI デューティーベルト
E.EAGLE MkⅥホルスター
F.SAFARILAND ELCS 3MAG POUCH改レッグポーチ
G.SAFARILAND ELCS POUCH,M-60/SAW,100RD
H.DCU(100均カスタム)
I.NIKE acg ZION(96年製)
J.OAKLEY ストレートジャケット(1999)
K.メーカー不明 キャップ
L.官給品 ノーメックスグローブ(SG)
M.CASIO G-SHOCK DW-6900-1V
N.SUUNTO M9コンパスカスタム「XM9 SILVA-ish」
O.INOVA マイクロライト(旧型)
P.GERBER マルチツール(ケースのみ、旧ロゴ)
Q.COLD STEELトレーニングナイフ&自作100均シース(破壊してしまい写真では着いてません 笑)
R.RYMS製マウスガード「サバイバー」
S.対ギアフェス用 全方位対応型付け髭「付けヒゲ360(サンロクマル)」
T.東京マルイ 次世代M4
U.東京マルイ エアコッキングM92F


前回は下記リストの「L.」まで紹介しましたので、今回はM.からとなります。

M.CASIO G-SHOCK DW-6900-1V


幅広い年代、部隊に対応し、普段使いも出来て実用的、そして安いというコスパ最強アイテムですね。
ただその汎用性故に、ギアフェスでは被りまくりでした(笑)
腕時計はちょっと一捻り入れようと思った次第です。

ちなみにG-SHOCKについては「G-SHOCK PERFECT SEARCH」というCASIO公式の非常に便利な検索システムがあります。
「G-SHOCK PERFECT SEARCH」URL:http://g-shock.jp/products/advanced-search/

残念ながら国内発売モデルのみの検索になりますが、発売年月で絞込みが出来るので、どの型がいつ発売していたかは特定できます。
少なくとも想定した装備年代に対して「オーパーツ」になってしまうかどうかはすぐに分かりますね。
このあたりをうまく利用しながら、一味違うG-SHOCK探しの旅をしようと思います。


N.SUUNTO M9コンパスカスタム「XM9 SILVA-ish」


下記ミリフォトを見てモデルを推定しましたが、現物が手に入らなかったので自作したものです。



こちらは話すと長いストーリーですので、もし興味がありましたら以前まとめた下記記事をご覧いただければと思います。
初期アフ リストコンパス問題」「初期アフリストコンパス 加工編

これがきっかけで色々な方と装備談義に花が咲いたので、より一層思い入れの深いアイテムになりました。
今後仮に現物が手に入ったとしても、大切に取っておこうと思います。


O.INOVA マイクロライト(旧型)


ミリフォトで度々見かけるライトですね。
最低1回はモデルチェンジしていることを確認し、下記ミリフォトを参考に古い方をDCUのボタン穴にぶら下げました。



INOVAのマイクロライトについては過去2つ記事を書きました。
初期アフガン小物 INOVA MICROLIGHT」「INOVA MICROLIGHT 旧モデル入手


P.GERBER マルチツール(ケースのみ、旧ロゴ)


GERBERのマルチツールです。
初期アフガン装備なので、旧ロゴ品を探して入手しました。
レッグポーチのストラップに取り付けており、アクセントとしてかなり気に入っています。

中身はサバゲ中は不要、重い上に危険なので、ケースのみ使用し、中にはウレタンパッドを詰めています。
中身のツールも非常に頑丈で出来が良く、ツールボックスのスタメンです。


Q.COLD STEELトレーニングナイフ&自作100均シース


飾り用にナイフを探しましたが、高価なので100均材料でシースを作り、トレーニングナイフを入れました。
これも以前記事にしています。
100均で自作ナイフシース

しかしギアフェス実戦で変な体勢になった際に無理な負荷が掛かったようで、あえなく破壊してしまいました...。
まあ「失敗は成功のもと」といいます。フィードバックして改良ですね!


R.RYMS製マウスガード「サバイバー」


申し訳ありません。デザインはとある御仁のブログに載っていたマウスガード画像がカッコよすぎて、オマージュするつもりが結果丸パクリになってしまいました(苦笑)

方々で取り上げられているマウスガード専門店「RYMS」様のサバゲ用マウスガード「サバイバー」です。
ある日ふと「歯は一生もの。欠けると色んな意味で痛い」と怖くなり、RYMS様が意外に近場だったので行ってきて作りました。

「サバイバー」は奥歯の部分を通常のスポーツ用マウスガードより薄くすることで装着感を良くし、サバゲで長時間着用する事を想定して設計されたそうです(店長談)。
一度嵌めると、指でグイっと剥がさないと取れないくらいジャストフィットします。
少し値が張りますが、月1使用程度ならおそらくほぼ一生物の上、歯が折れた際の治療費、時間、精神的ダメージに対する保険と思えば安いものですよね。おすすめです!

RYMS様ですが、所謂「歯医者さん」のような所だと思っていたのですが、もろ一軒家なので通り過ぎに注意です(笑)
気さくな店長さんと楽しく世間話をしながら歯型を取っていただき、数日後に自分の歯型と一緒に郵送されてきます。


幸いまだ歯に被弾したことはありませんが、これを着けると「もうひとつ先のバリケード」に進む勇気が湧いてきます。


S.対ギアフェス用 全方位対応付け髭「付けヒゲ360(サンロクマル)」




全て100均で入手したもののみで自作しました。
100均行ってばっかりですね(笑)
材料は
・アフロヘアのカツラ
・肌色または黒系統のフェルト
・ゴム紐
・ホットボンド
以上です。

髭の形に切ったフェルトに、カツラからむしり取ったアフロヘアをホットボンドで貼り付け、最後にゴム紐を付け顔に引っかけられるようにして完成です。
フェルトの形、毛の貼り方、ゴム紐の位置やテンション設定にはそれなりの慣れと技が必要になります。
私の付けヒゲは何度も実戦に投入しバトルプルーフされ改善を繰り返し、現在「GEN4」といったところです(笑)
友人のBucket Head氏は「GEN2」あたりの仕様でしょうか。
今まではしゃべる時や笑う時等、ズレを気にしてなるべく表情を動かさないようにする必要があり、「不器用な人」みたいな感じになってしまっていました。
しかしギアフェスではヒゲ状態で初対面の方と多くのコミュニケーションが想定されたので、最新バージョンはゴム設定を一から見直し、「ニカッ」と満面で笑ってもヒゲがずれなくなりました。


おかげで付けヒゲ&サングラスでも、感情を表情を交えてしっかり伝えることができ、円滑なコミュニケーションがはかれたと思います。

ゲームに投入してはトライ&エラーで改良を続けているので、自分でも改良した経緯が分からなくなってきました(笑)
今度新作を製作する際にでも、付けヒゲ遍歴をまとめようと思います。

ギアフェス前までの付けヒゲのもう一つの欠点として、キャップ等を被った際に側頭部や後頭部は地毛が露出し、毛質の違いが超不自然な事です。
下写真は6月にヴァルハラで付けヒゲを着用した際の後姿です。


ヘルメットであれば地毛部はほぼ隠れるので問題になりませんが、初期アフガン装備は基本メット無しなので、今回新アイテムを開発し対応しました。
それが「付け髭360(サンロクマル)」です。


別で買ってきたカツラの毛を一度刈り取り、髭と同じクシャクシャにしたアフロ毛を貼り付けました。
残念ながら途中毛不足となり、帽子で隠れている頭頂部は毛が足りず「カッパ」状態です(笑)

次はキャップすらなくてもOKな全天球型の「付けヒゲ Fusion」を開発したいと思います。
これからも真摯にヒゲに向き合い、ヒゲを愛し、ヒゲを進化させていく所存です(笑)


T.東京マルイ 次世代M4





ようやく鉄砲まで辿り着きました。
ベースは次世代M4 SOCOMです。
下記外装カスタムレシピです。
・マルイ純正 RASに換装
・マルイ純正 旧型M4ストックに換装
・VFC製グリップに換装
・アウターバレルをTSSのスチールバレルに換装

下記アクセサリーです
・レプリカM2 COMP+Aimpointレプリカマウントベース(スペーサー有り)
・マルイ純正M4キャリングハンドル
・実物SUREFIRE 6P 旧型&メーカー不明マウントリング
・レプリカ ナイツタイプフォアグリップ
・メーカー不明 2ポイントスリング
・メーカー不明 ナイツタイプレイルカバー

最後にタンカラースプレーで塗装しています。
マルイ純正&レプリカオンパレードですね(笑)

TSSのスチールバレルはハンドガード内が削りこまれているので、配線でヒューズをキャンセルすれば、RAS内にLIPOバッテリーが納まるのでお気に入りです。


質感と剛性も高まる上、安価なのも素晴らしいところです。

アクセサリー類は基本簡単に手に入るものばかりですが、強いてポイントを挙げるならばAimpointマウントベースのレプリカです。
絶版?なのか希少価値があり、レプリカであってもちょっと値が張ります。
ヤフオクで「初期アフM4」と銘打って出品されていた次世代M4に付いていたので、M4ごと入手しました(笑)
M4も状態良好で、PEQ-2や旧型ストック&デルタパッド等、初期アフ好きにとっては有用なアイテムが色々付いて「この値段でいいの!?」というくらい破格で買えました。
(ECHIGOYA様等で新品でSOCOMを買うより安かったです)。

あとは先日初期アフドキュメンタリー「Profiles From The Frontline」でちょうど発見した「キャリングハンドルをレイルに装着」を真似しました。
発見時は珍しいと思っていましたが、あとで調べてみると海兵隊では結構一般的に装着しているようでした。


唯一の実物はSUREFIREの6Pです。旧ロゴの物を手に入れました。
旧ロゴ品もまだまだ流通しており、気長に待てばかなり安価で手に入れられるチャンスがあると思います。
これについてはまだ「勿体無い精神」が働いてしまい塗装できませんでした(笑)

マガジンは自作で実物を加工して次世代マガジンのインナーを入れています。
最低でも金属用やすり1本あればできてしまいますので、非常にオススメです。
加工詳細は以前記事で紹介しています。
次世代M4 実物マガジン外装加工 PART1」「次世代M4 実物マガジン外装加工 PART2


U.東京マルイ エアコッキングM92F



何の変哲も無いコッキングM92Fです。
安いので何の躊躇も無く汚し、落書きしています。
ゲーム中一応装弾はしましたが、まあお守り程度の飾りですね。


以上が私のギアフェス装備でした。
初期アフガン装備をやっていると、自ずと製品の発売時期を勉強できて楽しいです。
「2001年に既にこんなのがあったんだ」や「これこんな最近の製品なの!?」等発見が多くあります。
初期アフガンアイテムは「まだまだ実用できる」レベルの丁度良いレトロ感が魅力だと思います。
昔は高級品で手も足も出なかったナイロン装備や電子製品も、現在では新品同様状態で驚くほど安価だったりして、宝物探し感覚で買い物ができるのもまた楽しいですね。

「12 STRONG」が世界的に歴史的な名作になるか、影の薄い凡作になるかで今後アイテムのコレクション性にも少なからず影響はありそうですね。
まずは日本公開するかどうかがが一番大きいところだと思います。(13時間のようにならないことを祈るばかりです)
何にせよ、私の初期アフ熱はまだまだ冷めそうにないので、このブログもしばらくは初期アフガン関連が多くなると思います。

ギアフェスが挟まり、更新が止まっているドキュメンタリー番組の研究もそろそろ再開しようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2017年12月17日 Posted by 4039  at 21:20Comments(6)鉄砲次世代M4装備初期アフガンODAギアログ・ギアフェス

ギアフェスの「ギアログ」



ギアフェス2017の自らの「ギア」の「ログ」をつけておこうと思います。
1つの記事に纏めたかったのですが、とても収まりきらない分量なので2回くらいに分けようと思います。

私は下写真の2002年に撮影されたとされるODA961の面々をモチーフに装備を構成しました。




まさに「いぶし銀」という言葉が似合うチームですよね。

そんなODA961らしさを出すために、小物を揃えたりウェザリングしたりヒゲを付けたりして、初期アフガンらしい「野暮ったいごちゃごちゃさ」を意識してみました。





下記が今回の装備レシピです。



A.EAGLE TAC-V1NUベスト with EAGLE ピストルマガジンポーチ
B.スパルタンエアソフト PRC-148&THALES ブレードアンテナ(ジャンク)
C.RACAL アーバンアサルトヘッドセット
D.BHI デューティーベルト
E.EAGLE MkⅥホルスター
F.SAFARILAND ELCS 3MAG POUCH改レッグポーチ
G.SAFARILAND ELCS POUCH,M-60/SAW,100RD
H.DCU(100均カスタム)
I.NIKE acg ZION(96年製)
J.OAKLEY ストレートジャケット(1999)
K.メーカー不明 キャップ
L.官給品 ノーメックスグローブ(SG)
M.CASIO G-SHOCK DW-6900-1V
N.SUUNTO M9コンパスカスタム「XM9 SILVA-ish」
O.INOVA マイクロライト(旧型)
P.GERBER マルチツール(ケースのみ、旧ロゴ)
Q.COLD STEELトレーニングナイフ&自作100均シース(破壊してしまい写真では着いてません 笑)
R.RYMS製マウスガード「サバイバー」
S.対ギアフェス用 全方位対応型付け髭「付けヒゲ360(サンロクマル)」
T.東京マルイ 次世代M4
U.東京マルイ エアコッキングM92F

こうやって書くと何かすごそうですが、銃と小物を除けばおそらく5万円もあれば揃ってしまいます。
他の装備だったら、ポーチ無し状態のプレキャリ1個買えないですね...。
そう考えると、やっぱり初期アフガン装備って激安ですね(笑)
あまり細かいことを深追いしなければ、各種通販サイトやVショー等のイベント、ヤフオク等で比較的容易に入手できるアイテムばかりというのもオススメポイントです。

そんなコスパ抜群のアイテム達の詳細を順に紹介していきたいと思います。

A.EAGLE TAC-V1NUベスト with EAGLE ピストルマガジンポーチ
メインコンポーネントのEAGLE製 TAC-V1NUベストです。


カスタム箇所は下記になります。
①ショットシェルホルダー追加
左胸部のポケットフラップに100均のパイル&フックメスを縫い付け、元々ポケットの中に入っていたシェルホルダーにオスを縫い付け貼り付けています。
パイル&フックなので、気分や用途に合わせてパッチ等に替えられます。


②EAGLE製ピストルマガジンポーチ装着
前々回のVショーで見かけた際、下記写真を思い出し速攻で購入しました。



装着方向はミリフォトからは読み取れなかったので、想像です。
ピストルポーチのパイル&フックを、ベストのマガジンポーチのパイル&フックに貼り付けて固定しました。

マガジンポーチが空っぽなのは寂しいと思い、M9マガジン(実物は高かったので、マルシンモデルガンの物)と止血帯を入れました。

③右側面にポーチ装着
下写真を参考にELCSのユーティリティポーチを取り付けました。


ODA961各隊員のV1ベストにはおそらく側面にアリス規格のスロットがあり、アリスクリップを使用してポーチを付けていると思われます。


V1ベストは結構な回数モディファイされている模様で、私はまだ全然解明できていません。
私のV1にはアリススロットが無いので、1インチ幅のナイロンテープを2本適当に縫い付け、そこにポーチを引っ掛けました。



ここはいずれアリススロットに換装したいところです。


④背面にPEQ-2アクセサリポーチ装着
ふらっと立ち寄った上野のファースト様でなんと300円でこのポーチが売っていたので、見つけるやいなや即購入しました。
300円なので落書きしてもいいやと思い、誰かに気づいていただきたくて自分のブログ名を書いてみました(笑)
雑が過ぎ、字が崩壊しておりお恥ずかしい限りですが。



⑤カラビナ&耳栓装着
ファントム横田店様に立ち寄った際、たまたま格安で旧型と思われるカラビナが売っていたのでこれも即入手しました。
カラビナについては「愉快全快エアガン日記」の全快娘さんが詳細な説明記事を上げてくださっており、非常に勉強になりました。
右肩部にカラビナを付け、更にその先に耳栓ケースをぶら下げています。


この耳栓ケースも格安で幅広いミリフォトに出てくる「つぶしの利く」アイテムですね。
カラビナにぶら下げる事により、走った際ぶつかり合って「カチャンカチャン」と鳴るのがカッコよくてお気に入りです(笑)


⑥背部ハイドレーション挿入
CAMELBAKのMULEから取り出したハイドレーションを背部ポケットに入れています(チューブにタンカラーのカバー付き)。
空だと型崩れしてしまいますが、かといって水を入れると重いので、プチプチを詰めて膨らませています。


⑦ベルトループにビニールテープ
これもミリフォトオマージュです。


テープの詳細が分からなかったので、とりあえず間に合わせで100均のビニールテープを下げました(笑)
お金も手間もほぼ掛からず、雰囲気が増すのでオススメです。


⑧塗装
タミヤのタンカラースプレーでババっと全体を塗装しました。
ただ、タミヤのスプレーだと中々色が乗らなかったので、アサヒペンやKRYLONの方がしっかり色が付くかもしれません。

以上、あまりお金は掛けていませんがちょこちょこ手間は掛けたので、とても愛着のある一着になりました。


B.スパルタンエアソフト PRC-148&THALES ブレードアンテナ(ジャンク)
C.RACAL アーバンアサルトヘッドセット




特小内蔵&実物コネクタ加工済みのPRC-148です。
ウェザリングが雑すぎるので、そろそろ手直ししたいと思っています。
ブレードアンテナは中が折れてペナペナなジャンク品を格安で入手しました。
が、最近研究中の初期アフドキュメンタリー「Profiles From The Frontline」で見た、シャキっと延びたブレードアンテナが非常にカッコよく、ちゃんとした物が欲しくなってしまった今日この頃です。

RACALのアーバンは2000年代中盤までのODA鉄板アイテムとされるアイテムですね。
頭装備なのでしっかりアクセントになりますよね。
片耳だけで聴覚の邪魔にならず、装着感も悪くないです。
特小加工はまだなので、近いうちに加工依頼に出そうと思っています。


D.BHI デューティーベルト
10年以上前、大学生時代にサバゲを本格的に始めた際に購入したものです。
まさかここに来てギアフェス装備の一員に加わるとは思ってもみませんでした(笑)
おそらく年代的には初期アフからは外れていると思われますので、いずれ当時のEAGLEデューティーベルト等に替えたいところです。


E.EAGLE MkⅥホルスター


ODA961の面々が装備しているホルスターです。


「対応銃不明」の理由でジャンク扱いでオークション出品されていたのですが、挿入部のスライド嵌合部の写真からM9用と判断し、購入に踏み切りました。
予想は的中。ありがたい買い物でした。
カイデックスインサートによってロックされる仕組みで「抜け落ちないけど抜きやすい」逸品です。


F.SAFARILAND ELCS 3MAG POUCH改レッグポーチ



これもODA961隊員のオマージュです。


以前の記事「SPEAR ELCS 3マグポーチ小改良」でも取り上げましたが、官給品のラッシングストラップ等を使ってレッグポーチ化し、ポーチ内に下敷きを加工して型崩れ防止インサートを入れました。
ゲーム中は空マガジン入れとして、ゲーム以外では500mlのペットボトルがジャストフィットで中々使い勝手がよいです。


G.SAFARILAND ELCS POUCH,M-60/SAW,100RD



デューティーベルトに取り付け、空マガジン入れとして使用しました。
浅いため、フタをちゃんと閉めないで走ると中身がこぼれたので、ダンプポーチとしてはイマイチでした。
BHIのガスマスクポーチや、TAC-TのMAVのユーティリティポーチ辺りが適任かもしれませんね。
初期アフガンのダンプポーチ問題についてはまだまだ研究が必要そうです。


H.DCU(100均カスタム)


中学生男子レベルの裁縫技術と100均で揃えた道具でジャケットをカスタムしました。
これも以前下記記事にまとめました。
裁縫なしでカスタムBDU製作

耐久性が不安でしたが、問題なくギアフェスを戦い終え、がっつり洗濯しましたが何の問題もありません。
先日上野のファースト様で破格の1200円でノンリップDCUジャケットを調達できたので、来夏に向け袖ぶった切りカスタムにトライしようと考えています。


I.NIKE acg ZION(96年製)


2002年という設定なので、それ以前に発売されていた靴を探しました。
また、普段着でも使えれば尚良しということでNIKE acgを入手しました。(しかも樋口さんで余力が残る程の格安でした)
今年の夏はパタゴニアTシャツ(身丈ショート化カスタム)にグラミチショートパンツ、ちょっと派手目のソックスにこのシューズ、が私の鉄板コーデでした。
この靴の旅路も以前記事にまとめてありますので、もし興味がありましたら下記からどうぞ。
初期アフガン靴問題
初期アフガン靴 修繕記録
初期アフガン靴 リベンジ

買っておいてモデル名不明だったのですが、ギアフェスで「装備とサバゲと時々GUNと」のハシモーさんに開口1番でモデル名を教えていただき解決しました。
「ZION」というモデルでした。良い響きですね(笑)
小中学生の頃は、年末に親が大晦日の暇つぶし用に1つガンプラを買ってくれて、紅白を見ながらコタツに入って組んでいました。
お年玉で発売されて間もないマスターグレードモデルのザクⅡを近所のプラモ屋で買ったのも、今でも鮮明に覚えています。(幼稚園の頃から「ガンダムよりザク派」です)
スマホゲームの「即応戦線」、1年戦争モノなので少し楽しみにしているのですが、知らぬ間に年末→来年頭に延期してました。。
私もB to Cのメーカー務めなのですが、発売予定を平気で数ヶ月~1年単位で延期し、そして市場含めてそれを許されるゲーム業界の構造が気になります。


J.OAKLEY ストレートジャケット(1999)



初期アフガン装備用に調達しました。
100均で買ったシールでの鼻部のかさ増しも上手くいき、ギアフェスではストレスフリーでゲームに集中できました。
こちらも以前記事にまとめております。
使用アイウェア&小技紹介

K.メーカー不明 キャップ


何回か前のVショーで1000円で入手したキャップです。
いい感じに色落ちしているのと、サイドにUSロゴの刺繍がありお気に入りです。

キャップはロゴやカラーで色々遊べるので、そろそろ新しい物も調達したいところです。
キャップはいくつあってもいいですしね!


L.官給品 ノーメックスグローブ(SG)



「安い」「丈夫」「使い回しが利く」と、牛丼のようなグローブですね(笑)
これ1個持っておけば、幅広い年代、部隊に対応でき入手も容易、安価で丈夫と、かなりの優等生です。

安いので指部を気軽にぶった切ったり、マジックで落書き等し放題ですね。
今までサイズ8を使っていたのですが、親指がほんの少し余る感じでした。
しかし今回のギアフェスで、サイズ7の新品をなんと2000円で入手できました!
全体的に少しだけキツイですが、革が伸びることで私の手にジャストフィットするはずです。
サイズ8の方は指ぶった切りバージョンとして活躍してもらおうと思います。
タンカラーもいずれ入手しておきたいところです。


このあたりで残りは次回に回そうと思います。
V1ベストは軽量でサバゲ装備としても非常に実用的で、快適に使えました。
ただ、マガジンポーチのエラスティックバンドのテンションが強すぎるので、ひと思いに切ってしまおうか悩み中です。
(こういう時に都合よく「切ってあるミリフォト」が見つかるといいんですけどね(笑))
PRC-148の収納方法はミリフォトをまんま真似してみましたが、邪魔にならずかつ取り出しやすく、「流石本物の位置」と思いました。

こうして改めて書いてみると、アイテム一つ一つちゃんと語るところがあり、ログのつけ甲斐があります。
当日いらっしゃった300名近い方々も、小物1つに至るまで語れると思うと途方も無い情報量で、「装備」という趣味は本当に奥深く興味が尽きないなと改めて思いました。
A4フルカラー、一人見開き2ページで各参加者が写真と共に装備詳細を熱く語った本があったら、1万円超えても買いたいです(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2017年12月14日 Posted by 4039  at 22:15Comments(2)装備初期アフガンODAギアログ・ギアフェス

ギアフェス 2017



12月10日に東京サバゲパークで開催された「ギアフェス 2017」に参加してきました。
過去数回開催された「ギアログ」の流れを汲む一大装備&サバゲイベントです。
「拘りの装備を身に着けて、目一杯ゲームを楽しむ」という主旨で、私の趣向と100%合致する非常にありがたいイベントです。

およそ300名もの同志と楽しむ場を用意してくださった運営の皆様、並びに協賛企業の皆様には感謝することしかありません。
本当に素晴らしい一日をありがとうございました!

私は「ギアログ」には1度だけ「テトラ」の際に参加しましたが、あの時感じた独特な活気、熱気を再び感じることが出来て感無量でした。
何処を見渡しても、参加者一人ひとりが拘り抜いた装備姿が目に飛び込んできます。


適当にカメラを振り回してシャッターを切るだけで、見ごたえのある写真がばんばん撮れてしまいます。



参加装備について
そんなギアフェス2017に、盟友Bucket Head氏と共に初期アフ&髭合わせで参戦しました。


本来Bucket Head氏はデルタ(青チーム)、私はODA(黄チーム)で、チーム分配で別れてしまったのですが、どうせなら一緒のチームで遊びたいと思いtaroybmxさんに相談したところ、笑顔で快く「OKですよ」とご対応いただきました。
進行でお忙しい中、我々のわがままを聞いてくださりありがとうございました。

Bucket Head氏は故Robert Horrigan氏を再現しておりました。




DOAV、CVC、COMTAC1 DUAL、その他諸々、全身超絶レアアイテムのデパート状態でした。
PTTスイッチひとつで、今回の私の装備が頭のてっぺんからつま先まで揃うと思います(笑)
「この重ね着全部で何千デニールだよ(笑)」と己の重装備ぶりを嘆きつつ、これより更に重い状態で本当の戦闘をしていた本職の方へ敬意を表していました。
装備の詳細、拘りは氏のブログ「Sparkle Junk World」に後日アップされると思います。

私は「もう一人のODA961 in 2002」というテーマでコーディネートしてみました。




具体的なイメージは、もう私のブログで何度登場したか分からない2002年のODA961の写真です。


彼らが身に着けているアイテムや着こなしを参考にし、「こんな装備の人がもしこの中に映っていても自然かな」と自分なりに納得できる装備を目指しました。
書き始めると長ーーくなってしまいそうなので、詳細は後日別途記事にしたいと思います。
とりあえず誰かに話しかけてもらえるきっかけになればと、背中のPEQ-2アクセサリポーチに自分のブログ名を書いています(笑)
(このおかげか、背後からモリゾーさんにお声掛けいただけました)


全身マルチカムやAOR&現役バリバリのプレートキャリアでバシッと決めた方が多かった中で、汚らしい髭&野暮ったい装備で、オールドスクールならではの「ホコリ臭さ」を会場に添えることができたかな?と思います(笑)
初期アフガン装備の方は予想していたより少なく、我々含め「片手で数えられるかな」といった程度でした。
これからも初期アフガン布教活動に邁進し、同志の輪を広げていきたい次第です(笑)

通常のフィールド定例会では基本「失笑」「苦笑い」「愛想笑い」しかいただけない付け髭ですが(笑)この日に限っては色々な方に褒めていただき、「作ってよかった!」と思えました。


ギアフェスに当たって私の付け髭もバージョンアップさせ、正面だけではなく、側背面までカバーした「付けヒゲ360」で臨みました(笑)


付けヒゲ周りは一度まとめて記事にできればと思います。


ゲームについて
ゲームは下記の進行表に沿って進みました。


各ゲーム20分間、セミオートオンリーの復活カウンター戦です。
「全部で4試合しかしない」と高を括っていると痛い目を見るハードさでした。
ゲームルールも「陣地掌握システム」や「ミサイル迎撃システム」等、シンプルで直感的に分かりやすくも、戦略性がグンと上がるシステムが導入されており、より白熱しました。

「陣地掌握システム」:フィールドの8箇所にフラッグポイントがあり、自軍の色を立てた状態でゲーム終了すると相手チームに20キルダメージ



「ミサイル迎撃システム」:各チーム4,5基ずつミサイル発射台(風船)が設置され、破壊されたチームは1基につき30キルダメージ


他フィールドの定例会等でも導入し、一般的なゲームルールになって欲しいと思うほど完成度の高いシステムだと思います。

また、優勝チームには景品があり、否が応でも勝ちたくなる上、ほとんどの人が重装備でヒット判定には鈍感になっているはずにも係わらず、終日非常にクリーンなゲームだったと思います。
これには下記2点が大きいと私は思いました。
1.無限復活ルール
「1回ヒットしたら終わり」ではないので、自分のヒットに対して厳しくなれます。
ヒットされたら復活点に戻って、再び戦列に加わればまた楽しくゲームができます。

2.お互いを同志として共感、尊重している
でっかいバックパックを背負って参戦している方がバックパックだけバリケードから出ていて、そこに撃ち込んでもまず気づかれないです。
原則は「全身ヒット制」なので厳密に言えば「ゾンビ行為」なのかもしれませんが、それについて不満に思う方は殆どいらっしゃらなかったと思います。
そこには「わざわざそんな物を背負って参戦する心意気」への尊敬、「自分も同じように他の参加者に迷惑をかけているかもしれない」という客観視、「実戦だったとして、バックパックを撃ちぬいても相手は倒れない」という寛容な解釈等、
一言で言えば「同じ穴の狢」だからこそ持てる「思いやり」に溢れた素敵なゲームだったと思います。

優勝チームにのみ与えられる景品がある事による「勝ちに対するモチベーション」と、「ゲームを盛り上げて皆で楽しみたい」という気持ち、そしてそれを実現できるゲームシステムが絶妙なバランスの上に成り立っていたからこそ産み出し得た素晴らしい雰囲気だったと思います。
普段の定例会では中々味わうことのできない「暖かだけどハード」な空気を噛み締めながら、1ゲーム1ゲームを楽しみました。

ゲーム中合間を見つけては写真をパチパチ撮っていましたが、かなりの目の保養になります(笑)
個人的には一緒のチームで戦った海兵隊グループから目を離せませんでした。


サバゲパークのロケーションで大人数が揃っていると圧巻でした。
また、活気にあふれた声でチームを鼓舞したり、所々小芝居を入れていて非常に楽しく、素敵でした。見習いたいところです。


交流について
いつもブログを拝見している方々と実際にお会いする事ができ、とても嬉しかったです。

まずは偶然席が一緒になった「ANNUAL LEAVE」のぽん太さんと、「チャッカリ・ノリス・ファクト」のちゃっかりノリスさん。



お二人のブログともよく拝見させていただいているので、お会いした瞬間に分かりました。
とても気さくかつ紳士的、そして何よりアグレッシブにギアフェスを楽しんでいらっしゃって、ご一緒していてとても楽しい気持ちにさせていただきました。
こうやって偶然相席した方と交流を深められて、非常に良い想い出になりました。ありがとうございました!
かっこいい装備の殿方を「ナンパ」しまくったそうなので(笑)、お二人のブログ記事は非常に見ごたえがあるものになると思います。楽しみですね!
ちゃっかりノリスさんに「やっぱりチャック・ノリスお好きなんですか?」と聞きそびれたのが心残りです(笑)
(ちなみにマイ・フェイバリット・ノリスムービーは「地獄のヒーロー」です。まず冒頭の悪夢オチで爆笑。途中の奇襲シーンでの水中からザバンと出てきた時のチャック・ノリスのキュートな顔がたまりません!)

次に言わずと知れた「愉快全快エアガン日記」の全快娘さん。


いつも楽しく拝読させてもらっています。
特に初期アフ関連の記事では非常に勉強させていただいてます。
私のブログも知っていてくれていて、初期アフ談義で盛り上がれて嬉しかったです。
是非ラッシングストラップでレッグポーチ化してくださいね!

チヌークにて愛犬とも記念撮影させていただきました。



そして「ナイロンが気になる年頃なんです(仮)。」のリコ・チンデルさん。


事あるごとにブログを拝見し、勉強させていただいています。
特に靴と腕時計の記事に関しては何度も見返させていただいており、感謝しきりです。
私の記事(初期アフ リストコンパス問題)がきっかけでリストコンパスを購入できたとのことで、ほんのちょっとですが恩返しできた気がして嬉しい気持ちになりました。
そして私が血眼になっても見つけられず、挙句苦し紛れに自作までした製品をサラッと調達できてしまうあたり、積んできた物の差を痛感しました(笑)
話しかけていただいてとても光栄でした。ありがとうございました!

いきなりの絡みで舞い上がってしまい、一緒に写真を撮れず非常に後悔している「装備とサバゲと時々GUNと」のハシモーさん。
買った自分でも詳細のわからない初期アフガン用の靴(NIKE acg)を一目見るなり「〇〇でしょ?」とモデル名を即答され度肝を抜かれました(笑)

(びっくりしすぎて折角聞いたモデル名を失念してしまいました(苦笑)これも超後悔!)

一緒にいたBucket Head氏のOAKLEY SIブーツもリコ・チンデルさんと共に「ここのステッチが」や「エンブレムが型押しになってるから」等、矢継ぎ早に年代特定が行われ、履いている本人が目が点になっていました(笑)

全快娘さん、リコ・チンデルさん、ハシモーさんと会話できたきっかけになったのは、自作したリストコンパス「XM9 SILVA-ish」でした。


夜なべして作った甲斐がありました。
しかし「3m以遠」で見られる想定だったのですが、事もあろうに全快娘さんに接写されてしまいました(笑)

そしてもう一方、心の準備が間に合わず一緒に写真を撮り逃して後悔しまくっている「DJちゅうの「三日坊主なんだよね俺」」のちゅうさん。
Bucket Head氏と閉会式前にボーっと突っ立っていたら、いきなりお声掛けいただき写真を撮ってくださいました。
不意を突かれた事もあってか我々二人共、芸能人に会ったかのように「いつもブログ見てます!」「コンマガの記事毎月楽しみにしています!」という舞い上がりっぷりでした(笑)
また、私のブログのTAC-V1ベストの記事をご覧になっていただいたそうで、大変嬉しく思います。
激シブなイラクSF装備、遠目から羨望の眼差しで見ておりました。
我々陸特好き二人の中では、全会一致でイラクSFの御三方が「今回一番シビれた」装備でした。


朝4時半起きでしたが、非常に濃く夢のようにあっという間に過ぎ去った一日でした。
こうしてブログを書いている今も、まだちょっとフワフワした気分です(笑)
関係者の皆様、並びににご一緒させていただいた参加者の皆様、改めて御礼申し上げます。
とても楽しい一日をありがとうございました。

また、今回リンクを張らせていただいた方々は勝手ながらこの機に「お気に入り」に登録させていただきました。
もし問題が有りましたらおっしゃってください。

「ギアフェス 2018」も開催される事を切に願い、ひとまず今回の記事の締めくくりとさせていただきます。


お読みいただきありがとうございました。  
タグ :ギアフェス


初期アフガンお宝映像考察 PART3



ギアフェスの準備もそこそこに、今日もガッサガサな画質の動画を眺めておりました(笑)
今回は初期アフガンのドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」の装備考察PART3になります。
この番組についてはまだまだ書きたい事が山積みですので、PART何まで行くか自分でも分かりません。
この番組以外にも初期アフガンドキュメンタリー番組を見つけたので、まだまだ動画方面は堀り甲斐がありそうです。

前回までの記事はこちら
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2

今回も第3特殊部隊グループの隊員の装備考察です。
前回の記事で、密着した部隊はおそらくODA361だということが判明しました。
第6話でチーム集合の場面がありました。アメリカに帰る直前のようです。


ネットにアップされている動画は第6話だけ全編黄変してしまっています。
画質に加え色まで劣悪で、初期アフガン好きでなければとても見ていられませんね(笑)
ODAの定員数も12名ですので、これが当時のODA361全員なのかもしれませんね。


今回考察するのはこの方です。


Staff Sgt.(二等軍曹)のDREW氏です。
この方も前回紹介したMIKE二等軍曹と同じく、前々回紹介したMARK曹長のチームメンバーです。

浅黒く精悍なメキシカンな顔立ち、クールめな雰囲気で、否が応でも俳優のマイケル・ペーニャ氏を思い浮かべてしまいますね。


マイケル・ペーニャ氏と言えば近年のハリウッド映画のミリタリー、LE関係キャラで引っ張りだこですよね。
(ザ・シューター、大いなる陰謀、ロサンゼルス決戦、エンドオブウォッチ、L.A.ギャングストーリー、フューリー etc...)
私の中ではすっかり「メキシコ系俳優若頭筆頭」の位置づけです(笑)

ちなみに「親方」は言わずもがなダニー・トレホ叔父貴ですね!!


来年公開予定の初期アフ映画「12 STRONG」にもしっかり出演しているようですね。


もしかしたら、本番組のDREW氏からインスパイアされてのキャスティングかもしれませんね。
(第1回で言及しましたが、本番組と12 STRONGのプロデューサーはどちらもジェリー・ブラッカイマー氏です)


それではDREW氏の装備詳細を見ていきます。

DCU


DREW氏もMIKE氏同様、カスタム品を着用しています。
ベルクロの大きさ等が微妙に違いますね。
MIKE氏は左側でしたが、DREW氏は右側に星条旗パッチを付けていますね。
「カスタム」と言っている時点で当たり前ですが、基本は似ていても、ディテールは千差万別で面白いですよね。
沢山バリエーションが欲しいですが、毎回仕立て屋さんに出すのはお財布的に苦しいので、以前DIYにトライし記事にしました。
裁縫なしでカスタムBDU製作


BALCS


DREW氏はこの部隊では珍しく防弾着を着用しています。
初期アフガン鉄板アイテムの一つであるBALCSですね。
グリーンベレーとしては、ウッドランドに対して少数派の印象がある3C仕様です。

縦にPALSテープが配された所謂「SF仕様」と思われます。
BALCSに関しては以前記事にまとめましたので、良ければご覧ください。
SPEAR BALCS欲しい病」、「SPEAR BALCSの旅

ポーチ等は装着せず、BALCSの上から謎のチョッキを羽織っています。



雰囲気的に現地調達品でしょうか。
BALCS着こなしのバリエーションが増えて嬉しいところです。


M4



DREW氏のM4は大写しになるシーンがあり、非常に確認しやすかったです。
PEQ-2、TA01、ナイツフォアグリップと、ド定番セットアップですね。
PART1で紹介したMARK氏のM4もそうでしたが、フォアグリップがかなり前のセッティングですね。
M4のフォアグリップの位置だけに注目して陸海空、各部隊、各時代のミリフォトを考察するのも楽しそうだなと思いました。
レイル右側は妙な質感をしています。PEQ-2のリモートスイッチの上からダクトテープでレイルカバーに貼り付けているのだと推測しました。



スリングは前方は純正のスイベルでは無く、レイルに取り付けたスイベルに取り付けているようです。
ナイツのQDスイベルでしょうか。あまり自信はありません。



腕時計



何度かアップになるシーンがありました。
おそらくCASIOのPRO TREKだと思われます。
6時方向下側に黄色いボタン、液晶の真ん中ちょい上にある黒い帯、2002年という時期から「PRG-40」と推測しました。


PRG-40は黒系統だけでも5、6仕様ほどあるようなので、色まで特定するのは早々に諦めました...。
ただ、似たような黒ベースのモデルの中でも下の「PRG-40SJ-1JF」は2005年発売のようなので初期アフ的にはアウトですね。要注意です。

「LIGHT」ボタンの成形色が黒い、ベゼルの「NEWS」各字の色埋めが緑色なのが見分けるポイントでしょうか。

CASIO公式HPに時系列順にPRO TREKが並んだ、とてつもなくありがたいページがありましたのでご紹介しておきます。
PRO TREK参考URL:http://protrek.jp/concept/history/

PRO TREKもG-SHOCKに並び米軍兵士の腕によく巻かれていますので、このページは装備考察に非常に役立ちそうですね。
TOYOTAのピックアップトラック等も然り、日本のメーカー品が過酷な使用環境で信頼され、選ばれているのは誇らしい限りですね。

2020/2/25追記
この時計ですが、PRG-40ではなくPAG-40の可能性が濃厚です。
PAG-40は「PRO TREK」の北米版ブランド「PATHFINDER」のモデルで、PRG-40と同型ですが一部仕様が違います。
DREW氏は派遣前はアメリカの基地に駐在していたと思いますので、PAG-40を着用していたと考察します。






ローカットのシューズということは分かります。が、それ以外は私には何一つ取っ掛かりがありません(笑)
ただ、靴の自由度は高かったということの裏付けにはなりますね。
靴はモデルチェンジが早い上、古い物は劣化との勝負ですので非常に難しいところです。
私はひとつの解決法としてミリタリーではなく古着方面で90年代のシューズを探し発掘しました。
NIKEのACGというアウトドアブランドの靴です。


別途記事にまとめてありますので、良ければご覧ください。
初期アフガン靴問題」、「初期アフガン靴 修繕記録」、「初期アフガン靴 リベンジ


右足のポーチ


大きめなレッグポーチを右足に装着しています。
判別は困難ですが、時代的に考えてTAC-Tのレッグポーチあたりでしょうか。


サバゲではダンプポーチとして使いやすそうですね。

初期アフガン装備は太股周りの装備も拘り甲斐があって面白いですよね。
レッグホルスターのストラップにナイフやハンドガンマガジンポーチを付けるのもアクセントになりますね。



ようやく次回で第3特殊部隊グループはひとまず終了し、第19特殊部隊グループの方へ移る予定です。

お読みいただきありがとうございました。

追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフガンお宝映像考察 PART4
初期アフガンお宝映像考察 PART5
初期アフガンお宝映像考察 PART6
初期アフガンお宝映像考察 PART7
初期アフガンお宝映像考察 PART8
初期アフガンお宝映像考察 PART9」  


2017年12月05日 Posted by 4039  at 22:00Comments(0)装備SPEAR BALCS初期アフガン映画ODAProfiles From The Front Line

初期アフガンお宝映像考察 PART2



先日偶然見つけた初期アフガンのドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」に登場する人物の装備考察PART2です。
前回までの記事はこちら
第一回:「初期アフガンお宝映像集発見!
第二回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1

今回も前回に引き続き、第3特殊部隊グループのメンバーの詳細を考察していきます。
今回はこの方です。



Staff Sgt.(二等軍曹)のMIKE氏です。
前回紹介したMARK曹長のチームメンバーになります。
大きな体躯でマッチョなのに、朗らかな表情で物腰が柔らかな感じで、まるで「Mr.インクレディブル」の実写版のような印象を受けました。

先日インスタグラムでミリフォトを漁っている際、偶然下写真を見かけました。




「あれ?もしかして」と思いインスタグラムの説明文を読むと、氏名は「Mike Duskin」と書いてあります。
本番組の隊員も「MIKE」で、輪郭といい髪の生え際といいかなり似ています。
そこでネットで「Mike Duskin」で検索したところ、同一人物という事が分かりました。
残念ながら2012年に凶弾に倒れ亡くなられたようです。ご冥福をお祈りします。

Mike氏の経緯参考URL:https://www.duskinandstephens.org/duskin/

上記のリンク記載の内容からわかりますが、今回密着した第3特殊部隊グループの部隊はODA361のようですね。つまり第2大隊チャーリー中隊のODAですね。
ODA3桁表記の意味は以前記事にまとめました。
参考記事:「ODA 3桁表示の意味

今回のMIKE氏もそうでしたが、後ほど紹介予定の第19特殊部隊グループの隊員についても同様に名前検索でヒットした方がいました。
なので、本番組の名前は全員本名の一部の可能性が高そうです。


それではMIKE氏の装備の詳細を見ていきます。

DCU


腕にポケットを移動する定番カスタムですね。
腕に付けたポケットはサイズ的に多分胸ポケットだと思います(自信なし)。
ポケットのフタにはベルクロらしきものが縫い付けてあります。
左右で色が違うように見えますが、左側には星条旗パッチが付いています。角度によっては真っ黒に見えます。

よく見える角度だとはっきりわかりますね。


ポケットの上に小さい四角いモノがあるように見えますが、IRリフレクターでしょうかね?


シーンによっては付いて無いように見えます。よく見るとポケットの上にもタンカラーのベルクロが縫い付けてありそうです。
そこにIRパッチをベルクロで付けているのだと推測しました。

パンツはノーマルのままで、至って普通だと思います。


56式チェストリグ



全編に渡り、56式チェストリグを愛用されています。
MIKE氏に限らず、この番組に登場する隊員の56式チェストリグ着用率が非常に高く、大人気アイテムです。
対して制式アイテムであるはずのELCSを着用している隊員は皆無でした。
ELCSはサバゲ使用ですら「着心地が悪い」「意外にポーチ付けられない」「PALSが硬すぎてポーチ着脱時に心が折れる」と散々な評価をよく耳にしますし、私自身も使っていてそう思うので、現場の隊員は更に不便を感じていたのかもしれませんね。
国家予算を投入して開発した最新ナイロン装備が、数十年前の木のボタンの布装備に負けたというのは面白いですよね。
日本でも3000円でお釣が来る程度でまだまだ流通していますので、初期アフガン装備の入門かつマストアイテムですよね。
私も2つ所有しており、その内1つは両脇のグレネードポーチを解いて切り込みを入れ、MOLLEポーチを付けられるようにカスタムしています。


MIKE氏の56式には胸部左右ストラップになにやらバンド?ポーチ?のようなものが付いています。



イメージとしては、何か既製品のホルダーのようなモノを取り付けているのでしょうかね。謎です。
日によっては付いていないこともあります。付け外しできるのか?別の56式なのか?謎は深まります。


特徴的ですし、小物(ペンや無線機のPTT等)を引っ掛けたり保持できて便利そうなので、是非詳細を突き止め真似したいところです。

背中側の紐は結んでおらず、垂れ下がっている様子もないのでぶった切っているかもしれません。
たしかに無くても少しバタバタするくらいで、切ってしまってもなんら問題は無さそうですね。



M4


塗装もされておらず、キレイさっぱりプレーンなM4を使用しています。
マルイの箱出しでほぼ完成ですね。
ストックが所謂旧型ストック、ハンドガードもマルイ純正より細身のものだと思いますので、そこを交換すれば終了ですね。
アイアンサイト&レイル無しと、逆にサバゲ使用で不便を感じるほどですね(笑)

場面によっては照準器を搭載しています。
長さ的におそらくEOTechの551だと思われますが、551にしてはちょっと長い気もします。

画面右にちょこっと見切れているのがMIKE氏のM4です。

また、インタビューで持っているM4にはサプレッサーを付けているようです。ナイツのものでしょうか。



無線関係



無線機はPRC148、ヘッドセットはRACALのアーバンヘッドセットだと思います。

携行方法は腰のベルトの背中側にポーチを付け収納しているようです。
色は黒、形状的にもおそらくTHALESのMBITRポーチだと思われます。



その他

腕時計は十中八九CASIOのDW-6900-1Vだと思います。鉄板アイテムですね。



DW-6900-1Vは日本未発売モデルですが、逆輸入品が安価で入手できます。
2011年頃に中国製からタイ製に変わったり、そのタイミングでモジュールが新しくなったりしていますが、外見は裏ぶたの刻印しか変わっていないので、余程のG-SHOCKマニアでもない限り気にする必要はないでしょう。
まだまだ絶版にはならなさそうですが、超実用的で1万円もしませんし、95年発売(97年NSN登録)~現在までの様々な年代、部隊で使われていますので、非常に潰しの利く腕時計です。
1個持っておいて損は無いと思います(非正規商流故ショップによって価格設定がまちまちなので、買う場合はじっくり選びましょう)。
G-SHOCKについてもいつかまとめて記事にしたいところです。

アイウェアは前回のMARK氏の際に言及した通り、MARK氏と同じモデルのOAKLEY M FRAMEだと思います。



蝶番部がクネクネした特徴的な形状に見えますので、おそらく1994モデルと思われます。


M FRAMEについては歴史をまとめた海外のブログ記事を発見したので、かなり勉強が捗りました。
M FRAME参考URL:https://www.revantoptics.com/blog/oakley-m-frames-through-the-ages/

腰のポーチはピストルマガジンポーチと思われます。
BHIのものでしょうか?詳細は分かりませんでした。


ホルスターは黒のナイロンレッグホルスターです。


ストラップが1本という事に注目しました。
BHIのオメガホルスターやサファリランドはすべて2本ストラップのようです。
私が確認できた1本ストラップのホルスターは、EAGLEのMk6ホルスターでした。


ただ、BHIのストラップを1本抜いただけの可能性もありますので、中々特定は難しいですね。

セカンダリはかなり頑張って観察しましたが、イマイチわかりませんでした。
この画像を見る限り、確実にM9ではなさそうです。
スライドの光の反射具合からアールの大きいスライド上面、さらにエジェクションポートと思われる形状からガバメントだと推測しました。


ただ、他の場面を見ると、グリップの形状や厚みからどうにもガバメントでは無いように見えてきます。


もしかしてまさかのグロックかも?等見れば見るほどわからなくなり、イマイチ釈然としませんでした。


MIKE氏の装備は56式チェストリグ、ノーマルハンドガードM4と、サバイバルゲームでもかなり戦い易そうな装備ですね。
ただ、完璧に再現しようと思うと胸部ストラップに付いている謎の物体を突き止めるのが必須になりそうなので、地味にハードルは高いです。
キャップの柄等、まだまだ考察したらキリがありませんので、ひとまずこのあたりにして次の登場人物へ進もうと思います。

お読みいただきありがとうございました。

追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフガンお宝映像考察 PART3
初期アフガンお宝映像考察 PART4
初期アフガンお宝映像考察 PART5
初期アフガンお宝映像考察 PART6
初期アフガンお宝映像考察 PART7
初期アフガンお宝映像考察 PART8
初期アフガンお宝映像考察 PART9」  


2017年12月04日 Posted by 4039  at 00:27Comments(0)装備初期アフガンODAProfiles From The Front Line