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 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART1



全10回に渡って綴った初期アフガン番組「Profiles From The Front Line」考察記事の舌の根も乾かぬ内に、次の番組考察に入ろうと思います。
現在私の中で「ガッサガサな画質に目を凝らすモチベーション」が高めなので、「鉄は熱いうちに叩け」とばかりに邁進中です。

今回から考察する番組は2002年7月に米ディスカバリーチャンネルで放映された「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」という番組です。


これも先の「Profiles From The Front Line」と同様、当時アフガニスタンに派遣されていたグリーンベレー隊員に密着取材している内容です。

ナレーション等でも説明が入っているのかもしれませんが、映像中に「CAMP HARRIMAN」の看板が登場しますので、本番組はこの基地に駐在するODAに密着したものと思われます。


看板にもありますが、「HARRIMAN」の由来は本紛争で戦死された故Stanley Harriman准尉から取ったそうです。
車両乗車中に友軍のAC-130の誤射によって亡くなったようです。
参考URL:http://www.arlingtoncemetery.net/slharriman.htm

戦死された日付は2002年3月2日とあります。
従ってこの取材は、3月~放映された7月の間であったということがわかりますね。

CAMP HARRIMANはPaktika州の東北部に位置するようです。
参考URL:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_ISAF_installations_in_Afghanistan

「Profiles From The Front Line」の第3特殊部隊グループも同じ地域での取材でしたね。

更に部隊推察のヒントになる発見がもうひとつありました。


番組内に登場する「G」という名の隊員です。(本番組の登場人物は全て英語1文字(イニシャル?)で表記されています)
見た瞬間「あれ!?」と思いました。
この方ですが、以前考察した「Profiles From The Front Line」のDREW二等軍曹と同一人物だと思います。


以前の記事(初期アフガンお宝映像考察 PART2)で言及しましたが、このDREW二等軍曹はODA361、つまり第3特殊部隊グループ 第2大隊 チャーリー中隊のODAに所属していた可能性が高いです。
そうなるとこの番組の密着対象ももしかしたら同じODA361、少なくとも中隊までは同じODA36Xだという見方が濃厚だと推察しました。
少なくとも第2大隊の隊員である可能性は高そうですね。

まだザッと見ただけなので浅い部分でしか話ができませんが、早速感動したのがこのシーンです。


「あれ?どこかで見覚えある雰囲気の場所だな。しかも手前に見えるのはもしかして...。」


「あっ!やっぱり!!」

全世界の装備ゲーマーに「初期アフガンODA装備でMP5はOK!」という免罪符を与えてくれたであろう、この写真そのものですね!


まさにこの番組撮影時に撮られた写真だと思います。
「出っ歯色眼鏡の胡散臭い現地民」もどちらにも映り込んでいるところからも決定的でしょう(笑)



というかよく見ると写真にはカメラマンも映り込んでいますしね。

他にもこんなシーンやあんなシーンが目白押しで、とりあえず3CのBALCSが欲しくなること請け合いです。




前回の「Profiles From The Front Line」に比べて1本の番組の1パート、20数分の内容で絶対量は少ないですが、密度は高そうです。
心して観察していこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。

この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART2

初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART3

初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART4

初期アフミリフォト大量発掘!

初期アフミリフォト大量発掘!PART2

初期アフミリフォト考察⑱ 初期アフカメラ その2
  


2018年01月26日 Posted by 4039  at 20:01Comments(0)初期アフガンODAAmericas Secret Soldiers