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 Posted by ミリタリーブログ  at 

PEACE MAKER GAME@DESERT UNION



この前の日曜日にピースメーカーゲームにお誘いいただき、Bucket Head氏と共に出動してきました。
場所はデザートユニオンでした。

(フィールド風景を撮り忘れ、ろくな写真がありません...。)

いつの間にか壁やバリケードが増え盛り土の配置も変わり、様変わりしていました。
以前は遠距離での撃ち合いと、とにかくダッシュで有利な位置取りが主体のフィールドでしたが、一転して局地的な裏取りやバリケードを巧みに利用した射撃テクニック等、様々なスキルが必要とされるフィールドに変貌を遂げていました。
まだ公式サイトのフィールド紹介はリニューアル前の状態のようですので、直近行かれる方はご注意ください。

ギアフェスユルゲときて、今回のピースメーカーゲームです。
我々含め、この流れで参加した面々+αとフカさんと記念撮影しました。


去年の11月、軽い気持ちで「とりあえずギアフェス行っとくか」で応募したことがきっかけで、こうして再びピースメーカーゲームに参加できるとは思いもしませんでした。
「再び」と書きましたが、実は私とBucket Head氏は3年前に1度だけ参加したことがあります。
Bucket Head氏がヤフオクでたまたま.Uさんにヘルメットを譲ったところから交流が生まれ、呼んでいただきました。
当時のミリブロNEWSにちゃっかり写真が載っています(笑)


当時のミリブロNEWS記事:http://report.militaryblog.jp/e635628.html

まだ二人共ヒゲが生える前ですね(笑)
当時が懐かしくなり自分の装備遍歴を遡ってみましたが、我ながら「年々深みにハマってきてるなあ」と思います。


ゲームはセミオート&300発限定の殲滅戦を定例会なみのスパンでひたすら回すという「男前仕様」でした。
色々な方と交流をしつつも次のゲームの準備をし、またすぐにゲーム開始という、終始めまぐるしい一日でした(笑)

ゲームの合間のわずかな時間を使い、わちゃわちゃと撮影会です。


まずはギアフェスで相席してからすっかり意気投合したお二人、ぽん太さんとちゃっかりノリスさん。
我々もお二人を見るとほっとします(笑)


この日もセーフティでは楽しく、ゲームでは頼もしく場を盛り上げてくださいました。
私もBucket Head氏もMBAVは大好きなので、今度MBAV合わせしたいところです。
ちゃっかりノリスさんも、きっと次回までに調達しているはずです!(笑)

初期イラク戦車兵という激シブ装備の「MNG-LOG」のMUNAGEさん。


ギアフェスではイラクSF、ユルゲでは初期アフガンと、毎回私にとってはかなりツボな装備をしておられます。

リニューアルしてもデザユニ戦車は健在でしたので、キューポラからこんにちわしてました。

なんという画力。左手の置き方が絶妙です。
まさに1/1タミヤ模型です(笑)

今回は撮影&色々お話させていただき、個人的に今超気になっているOTVまで試着させていただけました。
「年齢に相応しくないオールドスクール好き」というところにかなりシンパシーを感じます。
乗ってる車も超絶シブイ!私も古ーい車に乗ってるので(91年式ゴルフ)、ここでもシンパシーでした。
今年からブログ活動も活性化させるようですので、記事楽しみにしてます!

ハシモーさんとFAT4さんとも一枚。


ハシモーさんとは向かい席で座らせていただき、色々お話できてとても嬉しかったです。
ユルゲで戴いたNVマウントの恩返しも出来そうなので、またお会いできる日が楽しみです。

FAT4さんは「はじめまして」から2度目にお会いするとは思えないほど勝手に親近感を感じています(笑)
いつ見てもニコニコされていて、一緒にいるだけでなんとも幸せな気持ちにさせていただいています。
のうれモンさんと共に、この日参加した誰よりもフィールドのタペストリーを上手く活用されていました。


このセンス、最高です!
本格装備とおちゃめなポーズのコントラストにヤラれます。

ちなみに同率一位はMUNAGEさんです。


このリアクションから察するに、きっと車両保険には入っていなかったんでしょう。
エイブラムスも結構な御歳ですしね。
ご愁傷さまです(笑)

バシッと決まりまくったお二人を隠し撮りです。


全快娘さんはまさかのRBAV+UCP!
一瞬ODAかと思いましたが、先日の記事で私も少し書きましたが、UCPを着たMARSOCでした。
パッチだけでなく、ファニーポーチやアクセントでコヨーテのナイロンを混ぜ込んでいて、MARSOCらしさを華麗に演出されておりました。


(初期アフ以外)陸をやっておられるイメージがない全快娘さんのUCP姿はレアですね。
私もUCP大好きなので、無性にUCPが着たくなりました。


taroybmxさんは個人的に「憧れのODA装備」でした。
昨今ODAでウッドランド装備をする上では「いかにMARSOCに見られないようにするか?」がひとつ命題になりますが、BEYONDとパタゴニアのウェアはODAを演出する有力アイテムになります。
(Crye ACもウッドランドが存在するっぽいのですが、私の浅い知識では都市伝説レベルです)
どちらも超レアの認識ですが、ウッドランドのパタゴニアL9はこの日初めて肉眼で拝めました。
トルソーの色もステキ過ぎます。
MBAV+メイフラのチェストもものすごくカッコイイです。

私も一時期新しめのODA装備を志した事がありましたが、各種アイテムの入手ハードルの高さに速攻で挫折しました。
taroybmxさんの装備はまさに私が理想とした装備そのものでした。
銃も本体もさることながら、目玉が飛び出るほどスゴイアクセサリーが目白押しで、涎を垂らすを通り越して乾き切りました(笑)
(写真を見て装備を判断していますので、間違っていたらすみません。)

盟友Bucket head氏は3Cデルタです。


彼の3Cデルタ装備を初めて見てからもう6,7年近く経っていると思います。
準備期間も含めるとデルタ装備歴は10年近いでしょうか。もう両足どころか頭の先までどっぷり浸かってますね(笑)
ちなみに彼がここまで「デルタ好き」になった最初のきっかけはなんと「チャック・ノリス」です(笑)


実はこっちの「デルタ・フォース」装備も出来るという守備範囲の広さです(笑)


敢えてグローインを使わずRACKのチェストパネルを使うあたり、デルタ素人の私ですらその「一捻り」に拘りと深い造詣を感じます。
氏の装備を見ていていつも思うのは「トータルで見た時のバランスが非常に良い」ことです。
装備をやっていると時折ディテールばかり気にしてしまい「木を見て森を見ず」状態に陥り、全身で見てみると「ちぐはぐ」している事があります。
氏はいつも「細かい所よりもまずトータルで見る」と言っているのですが、私も全くその通りだと思い、いつも肝に銘じて装備構成を考えています。

次回詳細を書こうと思いますが、私は今回も初期アフODAです。


BALCSの上にカメラマンベストを羽織っただけのお手軽装備です。
イメージとしては下写真の左から二番目の方や


以前紹介した「Profiles From The Front Line」に出てきた3rd SFGのDREW二等軍曹の装備を参考にしました。



羽織っているベストを脱ぐだけで即座に「BALCS一丁」になれるので楽でした。
午後からはそのBALCSさえも脱ぎ、56式チェストのみという更にお手軽装備でした。


私は初期アフをはじめ、2000年代初頭~2010年くらいまでの旧くて不便な装備に「足りない美学」を感じて収集しています(経済的な理由もありますが(苦笑))。
この「足りない美学」について、あるお二方の言葉がまさにジャストミートしていて感激したので、ここに記しておこうと思います。

お一人は言わずと知れたFire Ballさんです。

ファイアをバックに1枚!やった!

Fire Ballさんは3C+SGパラク装備の印象が強いですが、「今の装備は快適過ぎる。この頃の装備ははっきりいって不便。不便だから隊員が自分でカスタムしたり工夫してる。そこが面白い。」というお話をしてくれました。

もう一方はtaroybmxさんです。
初期アフ装備の美点として「9.11で突然アフガンが戦場になった。想定されていない地域だったので装備はどれも不満足だった。不足を現場の涙ぐましい努力で埋めているところがイイ!」とおっしゃっていました。

このお二人の言葉に頷き過ぎて首がもげるかと思いました(笑)
本職の方は仕事なので便利で手がかからない程良いのは当たり前ですが、趣味としては「買ってきて終わり」は何とも味気ないものですよね。

今回もサバゲを通して色々な方と交流でき、非常に良い思い出になりました。
楽しいゲームに交ぜていただき、本当にありがとうございました!

P.S.
この日色々な方から「東北は来るの?」「東北来るよね!」「この2人は来ますよ(byぽん太)」と言われました(笑)
行く予定は毛頭ありませんでしたが、皆さんの言葉にほだされて東北行きを検討してみました。
結果「仮に日帰りだとしても意外といけそうじゃん!」となり、本気で行く気になってきた今日この頃です。
待ってろ東北!!

お読みいただきありがとうございました。  


2018年02月27日 Posted by 4039  at 22:03Comments(0)装備サバイバルゲーム

次世代M4マガジン 実物外装化 多弾ver



本題に入る前にひとつ別の事を書きます。
今回の記事を書きながらフォルダの写真を整理していたら、「Profiles From The Front Line」の登場人物が写っている写真を発見しました。


考察記事PART7で紹介したMIKE大尉ですね。


ただ、画像が荒く結局BALCSの構成は分からずじまいでした...。

ちなみに左の御仁は考察記事PART9のトップ画像で使わせてもらった方だと思われます。


特に新たな発見はありませんでしたが、ずっと保管してあったフォルダから突然見つかったので、一人PCの前で「おおっ!」と言ってしまいました(笑)


それでは本題に入ります。
ミリフォトを参考に装備を考えていると、度々「マガジン所持数」と「空マガジン処理」に頭を悩ませます。
そしてそれに難儀する装備に限って「カッコイイ」と思ってしまうので困りものです。




特に初期アフガン装備のミリフォトは「戦闘をしに行く」装備ではない場合が多いと思われ、悩むことが多いです(そこも好きなのですが)。

私は初めて電動ガンを手にした十数年前からずっと「ノーマルマガジン派」でした。
多弾マガジンのジャラジャラ音やゼンマイ管理、全弾撃ち切れない気持ち悪さが苦手でした。
また、ノーマルマガジンで「マガジンチェンジをしたい」という気持ちや、更に次世代M4では「ボルトストップ機能をライブにしたい」という気持ちもありました。
しかしノーマルマガジン「しか」選択肢に無いという考えは柔軟性に欠け、装備の自由度を狭めていることに遅ればせながらようやく気がつきました。

ノーマルマガジン使用前提で装備を組むと、予備マガジン収納や空マガジン処理を考慮しなければいけませんが、多弾マガジンであればこれらの制約から解き放たれ、おまけにゲームでの戦闘力はUPします。
多弾マガジンの気持ち悪さやマガジンチェンジの楽しさとはトレードオフになりますが、それを補って余りある恩恵にあずかれます。
頑張ってダンプポーチを模索していた過去の自分に言ってやりたいです(苦笑)
(まああっちはあっちで、ノーマルマガジン運用の場合は引き続き重宝しますが。)

多弾マガジンであれば、こんな装備や


こんな風にマガジンポーチを無益にしても(笑)、サバゲでの実用性を保ったまま再現できます。


そんな多弾マガジンの可能性を見出した次の日には、手元に次世代M4の「430連マガジン」がありました。
開封した流れでそのまま分解です。


これ1本でノーマルマガジン5本分です。
私は基本5本携帯しますので、撃ち切れない分を考えてあと1本だけノーマルマガジンを携帯すれば同等以上の火力となります。
今更あったりまえの事ですが、多弾マガジンって便利ですね!!なんかちょっと感動しました(笑)

私は次世代M4のノーマルマガジンは全て実物外装に自作でカスタムしてありますが、今回多弾マガジンも実物外装化してみました。
ノーマルマガジンの加工は過去記事にしてありますので、よろしければご覧ください。
次世代M4 実物マガジン外装加工 PART1
次世代M4 実物マガジン外装加工 PART2

結論から言うと、ノーマルマガジンより大分加工は簡単でした。

今回、実物マガジンは東京のゲロバナナさんで1000円という格安で入手しました。


しかも丁度良いやつれ感&ダクトテープ付きです。
しかし行く度にミリ要素が無くなって雑貨屋さんと化しているのですが、どうなってしまうんでしょうかね...。

加工方法は概ねノーマルマガジンと同様です。
ペンチで実物マガジンの上部をバキバキと捥いでいき、内蔵(フロアプレート&ばね)を引き出します。


あとはヤスリでゴリゴリ削り、マルイのガワに大体形状を合わせればOKです。


底のプレートはマルイ製の物に換装です。


多弾マガジンではゼンマイを巻くギアが飛び出てきますので、切り欠きが必要なためです。
わざわざ実物を加工する費用対効果は私は感じませんで、マルイ製を移植しました。

インナーはノーマルマガジンよりシンプルな加工で済みます。
基本は外装と干渉する部分を除くだけです。
具体的には写真の赤丸部を切ったり削ったりします。




あとは微調整しながらインナーを挿入していき、最後まで入りきったら完成です。



実物の方が若干幅が狭く、更にリブの「彫りが深い」ため、装弾数は若干少なくなっていると思います(未検証)。
ただ銃への装着、弾上がりは全く問題ないので、大成功です。

ARのアルミマガジン実物外装化は、1000円程度+30分の加工でかなり雰囲気が増しますので「超コスパ高いカスタム」だと思います。
次世代M4(旧世代も可)をお持ちでまだやっていない方は、是非1本試してみてください。


サバゲ実用性と両立しながら、装備をよりリアルにしたり自由度を拡げる為に多弾マガジンを使う、という発想は今まで自分の中に全く無かったので、この新たな思想に地味に一人興奮しています(笑)
冒頭の意外な写真発掘のような事もありますし、改めてPCのミリフォトフォルダを総ひっくり返し、今までマガジンの関係で諦めていた装備を模索しようと思った次第です。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年02月21日 Posted by 4039  at 20:49Comments(0)鉄砲次世代M4自作,DIY

アサルト 参加装備



先日参加したアサルト定例会での装備を記録しておきます。
今回ももちろん初期アフガン装備です。
おそらく今年はずっと初期アフガン装備だと思います(笑)








イメージとしては下記の写真を参考にしました。



アイテム1欄です。
・ELCS
・SPEARフリース(トイソルレプ)
・DCUパンツ
・BHIデューティーベルト
・EAGLE Mk3ホルスター
・ワッチキャップ
・ノーメックスグローブ
・G-SHOCK DW-5750
・OAKLEY M FRAME(1996)
・NIKE ACGブーツ
・マルイ次世代M4
・マルイエアコッキングM92F

順に詳細を書いていきます

・ELCS


SPEAR(Special Operations Forces Personal Equipment Advanced Requirement)システムの一環のアイテムです。
BALCSと並び、初期アフガン装備の花形アイテムですが、実用上は色々悪評が絶えない装備です。

個人的には下記3点が「使いづらい」と思うところです。

1.大仰なカタチの割りにあまりポーチが付けられない
あとほんの少し生地を延ばせば1コマ増えるのに、ぎりぎり通らないPALSウェビングが ものすごいイラつかせます 絶妙なデザインです。

ここは通りそうで通りません。


ここも上からバックル用のストラップを縫っちゃってるんで「死にコマ」と化しています。


なんとも「大味」です。

2.ポーチ着脱作業が地獄
ポーチ側のPALSストラップに分厚い樹脂(おそらくカイデックス)がインサートされているため、非常に硬いです。


そのため着脱が非常に大変です。
特に外す時にすごくウンザリします。
ベルト部にコンパスポーチを付けてしまうと、硬すぎて素手では外せません(笑)

ELCSとポーチ着脱格闘をしていると、毎回爪と指の肉が若干剥がれます。
また、外れた瞬間にストラップが「ビョンッ」と勢い良く跳ね、指に当たるとものすごーく痛いです。
他のプレキャリなら「もう少しこうしよう」と思って配置換えするところも、「もういいや」となります(苦笑)
実際の兵隊さんは命を預けるギアになるので妥協はできないでしょうから、準備中の兵舎でさぞウンザリしたのではないかと思います。

3.着心地が悪い
しっかりポーチ配置を考えて構成しても、着てみると何というか「体との一体感」がまるでありません。
生身でもBALCSの上からでも着られるように設計したためなのか分かりませんが、密着感が無く動く度にバタつきます。
バタつく=余計なエネルギーを使っているため、実際の重さ以上に疲れます。
特に胸部パネルを付けて使う場合に「バタつき感」は顕著で、構造上どんなに調整しても胸部を密着させられません。
このあたりの「バタつく感じ」が「ELCSって使いづらい」という評価に繋がっているのではないかなと個人的には思っています。

とはいえ、見た目のごちゃごちゃした感じやキットバッグにギッチリ収まっている様子は「ギア好き心」をくすぐり、「やっぱ好きやねん」なコレクションです。

そんなELCSですが、今回は下記のポーチ構成で臨みました。


・100RD SAWポーチ
・M4マガジンポーチ×2
・3MAGポーチ
・ユーティリティポーチ
・2QTキャンティーンポーチ
・コンパスポーチ
・PEQ2アクセサリーキットポーチ
・THALES PRC-148ホルスター
・ストロボポーチ
・PRC148 with H-250ハンドセット
・MOLLEⅡ サステインメントポーチ
・カラビナ
・耳栓

ちょいちょいELCS以外のアイテムを付けて個性を出してみました。
個人的に気に入ったのはストロボポーチです。


先月の「ユルゲ」でCHIHIROCKさんから缶ジュースより安く譲ってもらった品です。
場所を選ばず装着でき、邪魔にならない汎用性で、良いアクセントとして色々なコーディネートで重宝しそうです。
初期アフドキュメンタリー「Profiles From The Front Line」でもRandy少佐が装備していたと思われます。


H-250はELCSに引っ掛けていますが、走ったりするとたまに抜け落ちて不便なので、フックの裏にウレタンシートを貼り摩擦力をUPしました。


このようなサバゲ用のちょっとした工夫を思いついた時って楽しいですよね。

装備ゲーマーの風上にも置けない暴挙ですが、午後からはELCSは脱ぎ捨て、フリース1丁+多弾マガジンで軽快にゲームを楽しみました(笑)


・SPEARフリースレプリカ
トイソルジャーのレプリカフリースです。
実物も持っているのですが、勿体無くてゲーム用はレプリカを使用しています。

以前レプリカと実物の比較記事を書きましたので、よろしければご覧ください
初期アフガンフリース比較


・EAGLE Mk3ホルスター


これも「ユルゲ」の際にCHIROCKさんから爆安で譲っていただきました。
程よく使用感があり、頑丈な作りでとても気に入っています。


・G-SHOCK DW-5750


ギアフェスでのDW-6900のあまりの装着率の高さを受け、一味違ったG-SHOCKを調達しました。
つい最近発売になった「復刻モデル」です。
オリジナルは「DW-5700」として1987年に発売されました。
日本未発売モデルでしたが、歌手のスティングが着けていたことから「スティングモデル」と呼ばれ日本でも人気を博し、並行輸入品が多く入ってきたり、2001年には限定で復刻版が発売されたようです。


ちなみに「DW-5600C」が「スピードモデル」と言われているのは、ミリタリー界隈ではご存知の方も多いと思います。



今年G-SHOCK35周年を記念し、発売当時のカラー、形状を完全再現したのがこの「DW-5750」になります。


ミリフォト等で使用例を確認したことはありませんが、1987年発売なので2001年当時の再現装備でもオーパーツにはなりません。
有名なDW-5600やDW-6900と並び、旧いモデルが容易に新品で入手できるようになったのは喜ばしいことですね。


・OAKLEY M FRAME(1996)



「Profiles From The Front Line」で隊員の面々がことごとく着用しており、すっかり毒されて購入しました(笑)
下記M FRAME解説サイトによると、「1996モデル」にあたると思われます。


M FRAME参考URL:https://www.revantoptics.com/blog/oakley-m-frames-through-the-ages/


・マルイ次世代M4


ハリケーン551レプリカに旧型シュアファイア6P、ナイツグリップというシンプル構成です。
今回初めて多弾マガジンを使用しましたが、ゲームで非常に使いやすかったです。


フリース+ワッチキャップという「冬しかできない」装備が最後に出来てよかったです。
次回は3月に入り、日によっては半袖でもイケる陽気になってきますね。
今から「初期アフガン夏の陣」装備がしたくてウズウズしています(笑)  


2018年02月17日 Posted by 4039  at 11:27Comments(2)装備サバイバルゲーム初期アフガンSPEAR ELCSウォッチ

アサルト ~「死にゲー」の魅力~



先日、埼玉県比企郡にあるアサルトの定例会に友人H氏と2名で参加してきました。


インターチェンジからも近く、東武東上線の森林公園駅から徒歩で10分と掛からない好立地です。
フィールド、セーフティ共に広すぎず狭すぎず、整然とまとまった印象を受けました。

セーフティは屋根付きのテーブル席が大体50〜60席分程ありました。


中央にペイントされたバスがあり、中々良い雰囲気です。


シューティングレンジは30mとのことでした。


セーフティ、フィールド共に常にBGMが流れていて気分を盛り上げてくれます。

駐車場のキャパもおそらく30台程度なので、MAX60人程度の規模といったところでしょうか。
フィールド的にも30〜40人が適正と思われます。
この日もちょうど30人集まりましたが、適度に裏取りできるいい塩梅なゲーム展開でした。

フィールドの略図は下図になります。
公式サイトから拝借しました。


航空写真も貼っておきます。


写真上で適当に計っただけですが、フィールドの寸法は横がMAX約100m、縦はMAX約50mです。


中央に櫓が建ち、2階は監視塔兼観戦台となります。
1階はほぼ敵陣全域を射程内に収めることが出来るため、戦略上重要な箇所でした。


全体的にバリケードの密度は低めで、相手の視界を遮りながら前進することはほぼ不可能です。
味方と連携し、隙を突いて1つ1つダッシュで進めていく展開が多かったように思います。




何個か壁に覆われた「小屋」がありますが、色分けされており、味方同士の意思疎通に色で説明でき便利でした。



他のフィールドでもよく見かけますが、このようにオブジェクトに特徴を付けお互いが認識しやすくし、連携を助ける工夫は地味ですが非常に大事ですよね。
お互い声を掛け合って連携が上手くいった時が、サバゲをしていて一番「気持ちいい瞬間」と思うのは私だけではないと思います。

セーフティ側の壁際には「CQBエリア」が存在します。


内部はかなり入り組んでいます。



上の見取図で言うところの「右側スタート」側が先に占拠できる位置にあり、ここに数名立て篭もると鉄壁を誇りました。
しかし、フラッグを防衛する上で戦略的な価値はそこまで高くなく、敵陣に攻め入るきっかけにもしづらく、占拠しても一定の局地的な支配力しか持たないところが良いバランスでした。

一方CQBエリアの反対側の壁沿いには塹壕が掘られています。



塹壕はお互いのフラッグのすぐ近くまで延びており、中腰で進めば敵の視界に入らず敵陣深くまで侵攻可能で、上手くいけば完全に側面を取れます。


しかし、丁度戦火の激しい最前線になる地点で塹壕が一部途切れて完全に無防備になる瞬間があり、そこがミソというか「上手い作りだな」と思いました。
この「途切れ」のおかげで、相手側の塹壕に入る為には周囲の安全確保や、悟られないよう隙を突くタイミング見極めが必要になってきます。

一見してシンプルなフィールドなので「ひたすら撃ち合いになる」と思いきや、絶妙な作りこみがそこかしこにあり、相手の裏の裏をかく発想とそれを実現するチームワーク&個々の戦闘能力が求められる奥が深いフィールドだと思いました。

シンプル故に攻略セオリーの数は絞られる上、視界が通る&見晴らしの良い観戦台のおかげで熟練者の動きを見て学びやすい環境でした。
午後数ゲームまでは常連の熟練者の方々にやられては「なるほど」と、裏のゲームで真似をするとまたそれを攻略する手を打たれ、また「なるほど」と勉強する、まるで「死にゲー」「覚えゲー」のような様相でした。

「死にゲー」の代名詞といえば「スーパーマリオブラザーズ2」ですよね(笑)


1-1面でいきなり「毒キノコ」が出てきて「これはただのマリオじゃねえな...」と思わせてきます。


ジャンプした着地点のすぐ前にクリボーがいたり、ジャンプ中にいきなり画面外から避けきれない角度でパタパタが突っ込んできたりと、基本「知らないと死ぬ」タイミングで敵や障害が出現します。
特にバブル(マグマから飛び出る火の玉)の打ち上げタイミングの合わせ方といったら、「AI積んでるの?」と思うほどジャンプのタイミングにバッチリ当ててきて、凄まじい勢いでストレスが溜まります。

幾百の先代マリオの屍を超え、ようやく8面までクリアするとなんと「A面」が出現し、この瞬間はまさに生きながらにして「無間地獄」を味わえます。

また「死にゲー」繋がりで、小学生の頃スーファミの「超魔界村」で最終面をクリアした時に感じた絶望感もトラウマレベルです。


現実世界で母親から「もうゲーム終わり!」という叱責に耐えつつ魔王と対峙する、という逆境に打ち勝った後にこの仕打ちです。


否応無く1面に戻され放心状態で棒立ちしていると、1周目より明らかに歩みが速くタフになったゾンビに相対する&鬼の形相の母親に睨まれボロボロに精神を引き裂かれ、静かに電源を切りました...。
それ以来「超魔界村」に真剣に取り組む事が出来ずに未だにクリアできていませんが、「ミニスーファミ」に収録されているようですので、いつかリベンジを果たし過去のトラウマを清算したいと思います!

最近のオフラインゲームは必要以上にユーザーフレンドリーで簡単過ぎたり、楽しむ為には「攻略wikiを見るのを我慢する」という「自分との戦い」がメインになっている気がします(見てしまった時点でただの「作業」に成り下がりますよね)。

最近は対人オンラインゲームにがっぷり四つで取り組む時間もパワーも無くなってきたので、マイペースで出来る良質なオフラインゲームを探している今日この頃です。

これからはNPCに人間並みの思考力のAIが実装されたりして、オンラインゲームの中でターミネーターのように「人間VSコンピュータ」戦争が勃発する日が現実の一足先に(笑)来るかもしれませんね。

また、マリオの「実写版」と言っても過言ではない映画をご存知でしょうか?
天下のトムクル主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」です。


マリオ系の「死にゲー」を楽しんだ事がある方なら確実に共感できるはずです(笑)
続編も製作中のようですので、未見の方は是非。


長ーい余談が挟まってしまいましたが、マリオばりにトライ&エラーを繰り返したおかげで、最後の数ゲームはそれなりに動けるようになりました。
最初は訳も分からずヒットを食らっていましたが、最後には塹壕を利用し側面取りができ、自身の成長を感じられ得も言われぬ充実感に浸る事ができました。
マリオ同様、何度も「死んで学んだ」からこそ得られた成長だと思います。

装備詳細は次回に書こうと思いますが、今回はSPEARフリース+ELCSの初期アフガン装備で臨みました。




この日たまたまだったのかもしれませんが、基本銃1丁+多弾マガジンのみの超軽装スタイルの参加者が殆どで、リグやプレートキャリアを着けている参加者は我々を含め4,5人でした。
確かにこのフィールドで戦うには、他のフィールドよりもとにかく「身軽さ」が求められると思いました。

ダミーラジオやアンコしか入ってないポーチなんぞを身に着けているのは私だけでした(笑)
しかも現用米軍装備の中でもとりわけ「残念な使い心地」のELCSです。
ELCSに対して心も体も疲れたので 軽装でゲームに取り組む皆様の足を引っ張るのも少し申し訳なくなり、午後からのゲームはELCSをパージし、フリース1丁でゲームをしました。
ある思いからちょうど先日多弾マガジンを調達したところだったので、非常に重宝しました。
フリース1丁でもちゃんと「成り立つ」ところも初期アフのいいところですね!


一緒に行った友人H氏はマルイ製MP5SD6で臨んでいました。



整備不良が祟り、数発に1発謎のフライヤーが頻発する状態でしたので遠距離戦は望むべくも無く、基本CQBエリアに篭って戦っていました。



メイン愛銃のSCAR-Hを自宅に置いてきてしまった事を後悔したと共に、メンテナンスの大切さを痛感したことと思います。
それでも終盤は果敢に敵との距離を足で稼いで詰め、ヒットを取っていました。

中々ハードなゲーム展開で芳しい活躍が出来なかった一日ですが、二人でお互いの敢闘を称え合いお開きとなりました。

最後に、スタッフさんが全員非常に爽やかで丁寧、親切な対応をしていただき、終日気持ちよくゲームに没頭できた事も付け加えておきます。
シンプルですが奥深く攻略しがいのある構成で、またつい足を運びたくなるフィールドでした。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年02月13日 Posted by 4039  at 21:55Comments(0)サバイバルゲームSPEAR ELCS

「ミリフォト」と「エアソフター」

前回の記事の最後に書いた下の写真についてですが、記事を投稿した後に「そういえばgoogle先生に聞いてなかった」と思いました。


そこで「ODA5741」と検索したところ、一発で謎が解けました(笑)
結論としてはエアソフターのようです。


必死に写真の隅々まで観察して「ここが不自然だから...」みたいに頑張っていた自分がバカらしいです...。
ぎりぎり「非デジタルネイティブ」に産まれたが故の「オールドタイプ感」を痛感した一幕でした(笑)
まずはとにもかくにもネット検索!これが現代社会の基本ですね!

上記にyoutubeを貼りましたが、ODA5741の「ODA」は「Operational Detachment Alpha」ではなく「Operational Detachment Airsoft」らしいです。
個人的にはなかなか好きなセンスです(笑)
動画中にトップ写真はもちろん、それと同じ時に撮影されたであろう写真がいくつか出てきます。




他の写真もロケーションもあいまって、かなり本格的でかっこいいですね。



トップの写真もそうですが、「ODA5741」の記述なしで流出ルートを一工夫したら本物のミリフォトと誤認されそうですね。
もしかしたら私達が「ミリフォト」と思っている有名な写真も「実はエアソフター」という事があるのかもとふと思いました。

それにしても欧米人はずるいですね!
私なんて必死に夜なべして付けヒゲを作って頑張っているのに、何にもせず「超リアル顔面」を装備できているなんて羨ましい限りです(笑)

やはり我々が「超リアル」の境地に達せる装備は、自衛隊か旧日本軍しかないですね。
旧日本軍装備は一瞬目指そうとした時期がありまして、実はKTWの三八式歩兵銃という大物を所有しています。



まだ木製ストックが明るい色で、レシーバーも樹脂だらけの頃のロットです。
レシーバーを鉄配合の塗料で塗装し直したりと、それなりに手を加えました。
サバゲでは(勿体無くて)使えませんし、現用米軍装備とは接点ゼロですが、愛着があり手放せずにいます。
ストックはいつか仕上げ直ししようと思い続け、いつになっても手をつけていない状況です。

さらに三八式については学生時代にグアム旅行で本物を射撃した経験もあります。



この時ライフルとしてはM16A2も射撃しました。



 
両者を撃った感想としては、三八式の方が反動が随分マイルドに感じました。
曲銃床と直銃床の差というところなのでしょうか。
単に三八式の弾(たしか6.5JAPという名前だった)がM16の弾に比べて弱装なだけだったのかもしれませんが。
この時はいたって普通に撃てましたが、あと2,30年もしたら「オリジナルのアリサカを撃った事がある」というのは結構レアな経験になってくるのかもしれませんね。

写真は友人が射撃した九九式長小銃のものですが、三八式もレシーバー上部の菊の御紋はしっかり削り取られており、当たり前ですが「本当に俺たちと同じ日本人が使用していた小銃なんだ」と妙な生々しさを感じました。


この瞬間ばかりはバカンスを忘れ、日本の将来の為にと血を流してくれた緒先輩方に感謝の念を感じたと共に「やっぱり不謹慎と言われても無理ない趣味だよな」と、客観的に「ミリタリー趣味」の在り方を見つめさせられました。

ここでこの趣味から醒めれば今頃もっと「イケてる」人生になったのかもしれませんが、逆に右肩上がりでのめり込み続けているので、もはやどうしようもない「筋金入り」ですね(苦笑)
まあ小学校1年生頃から「銃」が大好きなので、6歳にしてもう手遅れでしたね(笑)

ちなみにこの時、幼馴染のBucket Head氏も一緒でした。
彼はM16A1とM14を撃っていましたが、7.62mmの反動には面食らったそうです。



射撃させていただいたのは「ワールドガン」さんというお店です(2016年にラスベガスへ移転したようです)。
日本語OKなフランシスさんというスタッフさんが優しくフレンドリーに接客いただき、こんな記念写真まで撮らせてくれ非常に楽しい思い出になりました。

10年も前の写真です。真ん中がBucket Head氏、右が私。

ちなみに左の友人も同じく幼馴染で、現在は大阪在住ですが、こっちに帰って来る度にこんな恰好をして一緒に遊びます。


Bucket Head氏のソロ写真。

バレットを持たせてもらい、顔を隠すのがもったいないくらい満面の笑みを浮かべています。
私同様、彼も「手遅れな人」なのは間違いないですね(笑)


思い出に浸って話が大きく逸れてしまいましたが、もう1点個人的に興味深かったミリフォトをご紹介しておきます。
以前インスタで「これはMARSOC」という解説付きで投稿されていました。


私のような中途半端な知識の人間だと「UCP着てるのにMARSOCパッチってどういうこと!?」と混乱するパターンの写真ですね。
私はUCPを着てカーキのナイロンなんてまずグリーンベレー、少なくとも陸軍の部隊しかありえないと思っていました。
実際コメント欄も「草生えるわこのエアソフターw」とか、解説に対して「UCP着てるのにMARSOCなんて、頭沸いてるの?」的なコメントが多く、結構な荒れ模様だったと記憶しています。

結局後日、私はあるミリブロガーの方の記事を見て解決しました。
これはちゃんと本物のMARSOCのようです。
「DAGGER 22」という「Level Zero Heroes」の続編?に当たるノンフィクション作品中に記述があるそうです。


この写真の他にも、MARSOC隊員がUCPやOCPのアイテムを着用する事例はそれなりに見られるそうです。
MARSOCに関してはほぼ知識ゼロですが、「こっちの沼も相当深いな」と思った写真でした。

ミリフォトだと思ったらエアソフターだったり、エアソフターだと思ったらミリフォトだったり、ミリタリーな写真を見る際は余計な先入観は排除しないといけないなと思った今日この頃でした。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年02月06日 Posted by 4039  at 23:35Comments(6)鉄砲ミリフォト

リアルソード 56式 使用経過記録



昨年入手して以来、今や私の一番の愛銃となったリアルソードの56式ですが、使用を始めて1年弱経ったので経過を記録しておきます。
新品で入手し、箱から出してすぐに下記カスタムを施しました。
・チャンバーパッキンをマルイ純正の換装
・メインスプリングをバトン製85に換装
・木製部品をオイル仕上げに仕上げ直し
・バヨネット基部取り外し
・メタル部品をウェザリング加工
・メタル部品防錆処理

カスタム等の詳細は過去記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
リアルソード 56式自動歩槍 PART1
リアルソード 56式自動歩槍 PART2
リアルソード 56式自動歩槍 PART3
リアルソード 56式自動歩槍 PART4

購入後、ゲームにちょこちょこ持っていっています。





今までで大体30ゲームくらいは投入し、1万発程度は発射していると思います。

メカボックスは最初に開けたきりでオーバーホールはまだしていません。
メンテナンスはゲーム後に下記をしているのみです。
・土や砂汚れ除去
・インナーバレルクリーニング
・メタル部品に防錆剤(KURE6-66)塗布

5分で終わる程度のメンテナンスですが、初速低下やサイクルダウンは皆無、異音等も発生していません。
マガジンも清掃せずノーメンテですが、弾上がりはバッチリです。

外装は緩みやガタは皆無で、懸念していた錆も本体は全く出ていません。
マガジンについては傷付いて地金が出た部分が少し茶色く錆びていますが、目立つレベルではなく、実用性もなんら問題なしです。
防錆剤として選定したKURE6-66は大正解だったようで、しっかり表面を保護してくれているようです。


KURE6-66は有名なKURE5-56の海用品仕様です。つまり「マリタイム」ですね(笑)
5-56よりも塩分や水分に強い、つまりよく付着する「汗」に強いと思い選びました。
よくトイガンの防錆処理は「シリコンオイル」が勧められていると思いますが、それはトイガンが模型用の樹脂(塗料含め)を多用している為だと考えています。
シリコンオイルはそういった樹脂を侵さないため、安心してどんなトイガンにも使える反面、防錆効果はあまり期待できません。
過去の記事でも挙げましたが、比較検証しておられる素晴らしいブログを見つけました。
参考URL:http://cetus4.blog47.fc2.com/blog-entry-670.html

56式は「実銃の56式のガワを流用している」とまことしやかに噂される程、まさに鉄と木のカタマリです。
なので「樹脂侵食なんのその」とばかりにKURE6-66をぶっかけても無問題です。
KURE666塗布直後はテッカテカに濡れ、独特な甘い香りをまといますが、少しすればサラッとした手触りで鈍い輝きを放ちます。

ちなみにLCTのAKは素材が良く仕上げが丁寧なのか、何もしなくてもまず錆びません。
E&L製は私は所有していませんが、RSと同じく錆びには弱めのようです。
E&Lも外装に樹脂はほぼ使われていない認識なので、KURE6-66は錆対策に大変オススメできると思います。


木製ストックはデフォルトのニス仕上げがツヤも色も好きになれなかったので、一皮剥いてワトコオイルで仕上げ直しました。


一度仕上げた後、ゲーム後2回ほど重ね塗りを実施し、手垢も馴染んできたのか非常に良い風合いになってきました。


更にゲーム使用で自然な打痕や傷も付いてきて、ますます愛着が湧いてきました。
今後もせっせとオイルを塗りこみ、手垢を擦りこみ育てていこうと思います。


56式は高い実射性能、ノーマルマガジンの装弾数の多さ、どんなにぶん回そうとぶつけようとビクともしない堅牢性に非常に魅力を感じていますが、こと「ODA装備、初期アフ装備としてのリアルさ」においては自分の中で少し納得がいっていません。
先々月号だったか、コンバットマガジンでAK特集が組まれた際に元傭兵の高部正樹さんのインタビュー記事があり、そこで「中国の56式は余計なバヨネットのせいで重い上、精度が特別悪く、誰も持とうとしなかった」というような記述があったと記憶しています。
本当に戦っていた方の見解なので説得力を感じます。
アフガン地域では米軍特殊部隊の隊員もAKを所持している写真等は度々確認できますが、上記の高部氏の話を知ってしまうと、ソ連製のAKM等も容易に入手できそうなアフガン地域で、特殊部隊員がわざわざ56式を持つ理由が想像できません。
「その時56式しかなかった」等、こじつけな妄想はまあ可能ですが、自分なりにしっくりくる「56式を持つ言い訳」を日々考えています(笑)

ODA隊員が56式を所持していると思われる写真はあるにはあります。


写真の記載を信じるならば「ODA5741」ですね。
しかし「ODA5741」を訳すと「第5特殊部隊グループ 第7大隊 D中隊の1番目のODA」という事になりますが、大隊は4個、中隊は各大隊A,B,C中隊の3個編成のはずなので、「ODA5741」なんて存在しないのでは?と思います。
そういう疑問符が頭に上った状態で写真を見ると、56式とM4を2丁持っていたりM14のマガジンがポーチに刺さっていたり、ランボーみたいにベルトリンクを袈裟懸けしていたり、56式がキレイ過ぎたり、インスタのようにフィルタがかかっていたり、遠くに見える建物の感じや背後もコーン畑に見えてきて「もしやアメリカ?」と思えてきたり、どんどん不自然に見えてくるから不思議です(笑)
あと深読み過ぎかもしれませんが、写真のアスペクト比があまりミリフォトで見かけないような気がします(スマホ?)。

加えてODAが4桁表示=2008年以降の写真ということになりますが、その割りにはナイトカモにRACKや56式弾帯という、数年遡った「初期アフ~初期イラクスタイル」なのも自分の中で整合性が取れず混乱します。

そもそも「ODA5741」は誰かが適当に入れただけかもしれませんし、これが本物の現地の兵隊さんだったら大変な失礼にあたるので軽々しく「エアソフターなのでは?」と言うつもりは毛頭ありませんが、貴重な大変ありがたい「ODAの56式使用例ミリフォト」のはずだのに、自分の中でなんだか飲み込み切れない惜しい写真です。

特定の部隊等をモチーフとした装備をしていると度々「かっこいい」と「リアル」の狭間で悩むことがありますが、今私の中でホットな「56式リアル問題」の取るに足らない吐露でした(笑)


リアルソードの56式を定例会で持っていくと、弾速測定時にほぼ100%「イイAKですね!」と誉められるのでオススメです(笑)
お読みいただきありがとうございました。  


2018年02月03日 Posted by 4039  at 22:46Comments(0)鉄砲リアルソード 56式