逆BALCS伝説

前回「今週は初期アフお休み」と書きましたが、どうしても書きたい事を見つけてしまったので、短めですが今回もまた初期アフ記事です(笑)

皆様は下記2枚の写真の「ある不自然な点」にお気づきでしょうか?



おそらく同じ時に撮られた写真だと思われ、同じ隊員だと思いますが、縦PALSのBALCSを前後逆に着ていると思われる隊員がいます。



目を疑う光景ですが、過去ミリブロでも何人かの方が取り上げていたりしているので、「縦PALSが嫌で、背面の横PALSを活用するためにBALCSを前後逆に着ていたらしい」というのは「初期アフ都市伝説」として結構有名な話だと思います(笑)
私の知る限り、その伝説を証明しているのは上記2枚の写真だけでした。

非常に謎めいておりますが、今回この伝説に関して新たな発見がありましたので、ご報告しておきます。
次に考察を進めていこうと思っている、英BBCが
Correspondentという番組で2003年に放映した「Special Forces: Taleban Patrol」というドキュメンタリー番組をササッと流し見していた時のことです(NHKでいうところの「NHKスペシャル」的な番組?だと思います)。


見た瞬間は「初期アフODAのWL横BALCS使用例見っけ!」と喜んでいましたが、何か違和感を感じます。
暑い為か、サイドのバックルとベルクロを解いてお腹周りの前後を分離しているのもそうですが、パネルの形自体変な感じがします。
そこでこの方が映っている他のシーンを注意深く観察してみると、決定的ともいえる瞬間が納められていました。


肩パット部に注目です。
タブが付いている開く側が前に来るのが正のはずが、それが背中側にあります。


また、背中のPALSも縦3列であるのがわかります。

RANGER BALCSフロントの使用例ではなかったことは残念でしたが、「逆BALCS都市伝説」について新たな資料を入手できたことは思わぬ収穫でした。
そして同日と思われるこの後のシーンでは何故かちゃんと着ています。


気分だったのか?ふざけていたのか?寝ぼけて間違えただけだったのか?謎は深まるばかりです。
しかし事実として、ODA隊員はBALCSを後ろ前逆に着ていた事があったという伝説は私の中で確信に変わりました。

装備を後ろ前逆に、しかも前線で大真面目に着用するなんて、「初期アフODAは本当に必要な装備が不足していたんだな」というのを物語るエピソードですよね。

試しに家にあるBALCSを逆にして着てみましたが、喉元のクリアランスがほぼ無く、座ったりしてBALCSが少しでもずり上がると喉元に当たって非常に不快でした。
ただ、その他の部分に関しては思ったより不具合は無い感じです。
初夏の晴れ舞台はこの着こなしで行くか??現在真剣に思案中です(笑)

本格的な考察に入る前から、この番組は非常に見応えがありそうだとワクワクさせてくれますね。
諸々進捗がありましたら、また記事にしていこうと思います。


おまけにBALCS着こなし繋がりで気づいた点をもうひとつ。
BALCSは肩パット部をダクトテープでぐるぐる巻きにしているところをよく見かけます。




この部分はベルクロで三重に重なってフロントとバックを接続していますが、ベルクロが良く外れやすかったそうです。
実際に外れている写真を見つけましたので載せておきます。


同じ隊員です。


M4を構えた際にストックでめくってしまったようですね。
それにしても凝った塗装を施しています。真似するのは非常に勇気がいりますね(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月25日 Posted by 4039  at 23:33Comments(0)SPEAR BALCS初期アフガンODAミリフォトTaleban Patrol

UCPのODA



今週は初期アフガンをお休みして、「ユルゲ2準備ウィーク」としています。
どの装備で行こうか考えている時が一番ワクワクしますよね。
ある程度装備の方向性が定まりましたので、経緯を記録しておこうと思います。

今回私の装備選択の取っ掛かりとしては
・初期アフ以外
・M4以外も似合う装備
の2点です。

来月「ホース・ソルジャー」が公開されたら、それこそ初期アフ以外やる機会がしばらく無くなると思ったので、滑り込みで違う装備をやっておこうと思った次第です。
また、前回のユルゲではM4系列が9割以上で、今回もM4大多数が予想されますので、M4以外の銃で変化を添えられればと思いました。

そして私はグリーンベレー関連装備しか持っていませんので、上記を満たすようなグリーンベレー装備を考えます。
グリーンベレー装備の中でも、初期アフに次いで私の大好物は「UCPのODA」です。







年代で言うと2006~2010年前後といったところでしょうか。
このあたりのミリフォトはラフというか「現場感」がプンプンするものが多く、たまりません。

そんな写真の中で、表紙にもしましたがグリーンベレーがM4以外を携えている数少ない一枚です。


「クマさんみたいな人」というと全員が該当する程、イカツイ人揃いのODAですね(笑)
そんなクマさん達の中、右上に鎮座するクマさんに注目です。


AMD-65を携えています。
AKMではなくAMD-65というところが「変化球」としてバッチリですね。
しかもオプション無し革スリングの漢仕様!渋過ぎですね!
アフガニスタン警察から譲ってもらったのでしょうか?


私の中ではアフガン警察=AMD-65のイメージがあります。

もう一枚AMD-65の写真があります。


一番右で不敵な笑みを浮かべ仁王立ちしているおやじさんがAMD-65を携えています。


ただ、顔が現地人っぽいですし立ち位置も端っこなので、もしかしたら現地の方がODAと一緒に行動する際に目立たないよう米軍装備を着ていただけかもしれません。

これらの写真は以前から知っていましたので、AMD-65は数年前にLCT製を調達済みです。


しかも「チークライザー」を特注で作成+アウターバレルをリアル長に加工という非常にニッチなカスタム済みです。
千葉県中央区の「GUN'z GLOVA」さんでカスタムしてもらいました。
チークライザーは日本で手に入れるのは絶望的だと思っていましたので、こんな夢を叶えてくれるGUN'z GLOVAさんはまさに神様のような存在でした。
AK、ロシア装備好きには天国のようなお店だと思います。

以前記事にしていますので、詳細を知りたい方は下記をご覧いただければと思います。
過去記事:LCT AMD-65 チークライザー装着

中身もマルイのハイサイモーターを入れたりと手は加えていたのですが、如何せん初期アフ装備で使う機会が無く、永らく自宅待機組でした。
我が家のAKですと、リアルソード 56式小銃が不動のトップエースに君臨している事も、このAMD君をベンチに縛り付ける大きな要因となっていました。


UCPのODAでは56式は少し不自然ですので、遂にAMD君が日の目を見るときが来ました。

メインウエポンが無事に決まりましたので、あとは装備BOXからカーキのナイロンを漁って装備を組み立てます。
現状、とりあえずこんな感じです。


2006~8年くらいの、UCP装備でも「ちょい古め」を演出したかったのですが、改めて調べてみるとこの頃は圧倒的にCIRAS MARが多いんですね。



私も以前CIRASのLANDは持っていましたが、手放してしまいました。



こうして改めて色々ミリフォトを眺めていると、じわじわCIRAS MAR欲しい病が再発してきました。
CIRAS MARはやはりODA装備好きからしたら一度は通っておきたいですよね。
胸元のグリーンのベルクロにお気に入りのパッチを貼りたいです!


もう時代遅れだし安くなったかな?と思い相場を調べてみましたが、まだまだ高いですね!恐ろしやCIRAS。。

ODA自体はそこそこ人気のジャンルだと思いますが、UCPのODA装備をしている方は大分見なくなってきた印象があります。
昨年末のギアフェスでも、UCPのODAは私の記憶の限りではお見かけしませんでした。
ウッドランド+カーキはもう何年も前にMARSOCにお株を奪われてしまいましたし、UCPはどちらかと言えばRANGERや陸一般の方がイメージが強くあり、マルチカムは皆のものと、ODAはなんだかパッとしない存在になりつつありますね(汗)
「玄人好み」という響きは嫌いではありませんが、少数派過ぎるのも寂しいものがあります。
「やっぱUCPも捨てたもんじゃないな」と一人でも思ってくださるよう、ここからユルゲ準備頑張ろうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月23日 Posted by 4039  at 22:40Comments(0)MBAVODAミリフォト

初期アフボディアーマー OTV



来週の「ゆるげ2」は初期アフ以外で行くといっているのに、まだまだ懲りずに初期アフ記事です。
初期アフは今週まで!来週は心を入れ替えてユルゲ準備します。
今回はいつも一緒のヒゲ友Bucket Head氏は参戦できないので、私一人で参加です。
前回に比べて規模がどの程度なのかすら謎ですが、当日参加される皆様よろしくお願いいたします。

それでは本題に入ります。
かねてから欲しいと思っていたOTV(レプリカ)を入手しましたので、そのことについて書いていきます。


このベストですが、「OTV」とか「IBA」とか「インターセプターボディーアーマー」とか呼ばれていて何なんだと思っていましたので、この機会にwiki先生に教えていただきました。
OTV(Outer Tactical Vest)+SAPI(Small Arms Protective Insert)=IBA(Intercepter Body Armor)ということらしいです。
OTVはソフトアーマーが内蔵されている「ガワ」で、SAPIはOTVに挿入するセラミックスの防弾プレートです。
なので私が今回買ったのは「OTVのレプリカ」と表現するのが一番正しいようです。
wikipediaによれば、IBAは1998年後半から量産が開始され、2000年代初頭には海兵隊と陸軍で使用が始まったようです。
改良は2000年中盤と2010年代に入ってからの2度行われたようです(英語力不足なので読み違えているかもしれません。)
2度改良されているということは、大枠としては初期型、中期型、後期型の3仕様の認識でよさそうですね。
参考にしたwikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Interceptor_Body_Armor

IBAですが、米軍、米以外の軍隊、民間にも現在まで使用されていますので、かなりポピュラーなアーマーという認識です。
勉強不足で仕様詳細は分かりませんが、私は初期アフ用に調達しましたので所謂「初期型」といわれるタイプが適合するはずです。
今回OTV調達にあたっては仕様を正確に把握するというよりは、「ミリフォトと大体同じディテール」程度で調達しました(レプリカですし)。

参考にしたミリフォトの一部です。





正確な情報は分かりませんが、どれも2002年頃だと思われます。
このように初期アフODAでも結構使用されています。
BALCSが不動の鉄板とすると、OTVは「2番手」といった印象です。
サバゲ界においては、BALCSはトイソルレプが安定供給されると一気に着用者が増えるかもしれませんので、OTVは変化球としてオススメだと思います。
横PALSで使いやすいですし、OTVに似合うMOLLE、MOLLEⅡポーチは現在も絶賛激安安定供給中なので揃え易いですね。
あまり重い装備をPALSに付けると、屈んだときに自動的に前が開いてしまうという不具合があるらしいですが、ダミーアーマー&サバゲ装備程度では大丈夫だと思います。
まあ開いちゃっても飛んでくるのはBB弾だけですしね(笑)

初期型ウッドランドは何故かここ半年程度で一気に高騰し、BALCS並の入手難易度になりつつあります。
昨年の夏ごろまでは1万円ちょっとで初期型ウッドランドMサイズが売っていたと思っていたのですが...。
今は背中に白いペンキでデカデカ「TRAINIG ONLY」とペイントされたものですら20000円オーバーで取引されています。

そんな中、最近某オークションで一点のレプリカが出品され、対して競うことなく激安価格で落札できました。


実物ポーチが6個も付いて、送料込みで5000円以下でした。
天からの恵みと言っても過言ではありません。

付属ポーチはM4用が4つ


MOLLEⅡですね。
持ってなかったので地味に嬉しいです。

グレネードポーチが2つ


これはRACKのものでしょうか?詳細は分かりませんがSDS製なのは間違いなさそうです。
普通はポーチだけでも揃えたら5000円はすると思います。
出品者様、ご厚意でわざわざ梱包をし直してまで送料を安くしていただいて本当にありがとうございました!
私も出品する身ですので、一度梱包した商品をやり直す手間はよく分かります。感動いたしました。


それでは、そんな感動的な経緯で手に入れたレプリカOTV詳細を見ていきましょう。
裏側を見ると「MADE IN HONGKONG」というタグが目に飛び込んできます。


SAPIポケットを覗くとメーカータグがありました。


GUADERの装備品レプリカってなんか懐かしいですね。
最近でも装備品レプリカは造っているんでしょうか?

ナイロン、PALSテープの質感、縫製等の完成度は高く、ぱっと見で実物と遜色ないように思われます。
丁度2月のピースメーカーゲームMUNAGEさんに実物OTVを見せて着させてもらっていたおかげで、出来の良さを比較して実感できました。
サイズもその時着させていただいたMサイズと同じ感覚ですので、おそらくM寸法で複製されているのだと思います。

この時代の放出品特有の臭い(MUNAGEさん曰く「ウ〇コ臭」)も無く快適です。
あの臭いが無いのもなんとなく寂しいですが(笑)

背中のPALSは真ん中が繋がっていますが、実物でここが繋がっている個体は見たことがないです。


初期アフのミリフォトでも繋がっていませんね。


このような仕様も存在したのか?香港人が余計な気を利かせたのか?は分かりませんが、どちらにしても手術決定です。
今度時間がある時に施術しようと思います。
素朴な疑問ですが、実物はなんでここが繋がってないのでしょうね?きっと何か意味があるんだと思います。

ソフトアーマーもダミーがしっかり入っていました。


しかもちゃんとベルクロでベスト内側と留められるようになっていたり、ちゃんと造り込まれており好感が持てます。
実物の重いアーマー(OTVで4kg!)はサバゲでは無用の長物ですので、ここは逆にありがたいところです。

本体の完成度、価格、ポーチおまけと、総じて非常に大満足なお買い物でした。
ただ、残念な事に(普通はありがたいこと!笑)、キレイ過ぎますのでどこかの週末にでもザザッと汚してやろうと思います。
気兼ねなく加工できるのが安いレプリカの良いところですよね。

これでより一層初期アフ装備の幅が拡がり嬉しい限りです。
合わせてOTV(IBA)がどのようにグリーンベレーに支給されて、どういう隊員が着ているのか?も少しずつ研究していこうと思います。

このレプリカと56式弾帯、色落ちした中古の非カスタムDCU、2001年以前(風)の靴、やっすいキャップ、レイル無しM4で立派な初期アフODAの完成ですね!


M4を除けば2万円もあれば揃います。

装備レベルが一気に10は上がる装備界最強アイテム「無線機」も、ダミーPRC148+実物H250ハンドセットでプラス5,6000円で済みます。


OTVレプは今回の金額が破格ですので除外するとしても、それ以外のアイテムは簡単に安価に手に入ります。
「軍装に興味あるけど、あまりお金はかけたくない」という方の「入り」として初期アフガンはうってつけではないでしょうか。
しかも「皆知ってはいるけど詳しい人は少ない」という絶妙にマイナーなジャンルなので、たとえ知識浅くてもバレません!(笑)

人気のDEVGRUやDELTAはそれなりの形にするまでかなりの軍資金が必要ですし、流行りのMARSOCも人気だけに安価なレプが豊富ですが、一式揃えるとなるとやはりそれなりにかかります。
何より銃にお金が掛かりますよね。
次世代M4やVFC製をフルアクセサリーのMk18にしたり、Hk416をSEALやDELTA仕様にする金額で、初期アフODAは余裕で銃含め全身揃います(笑)
初期アフODAのM4はキャリハン付き、アクセサリーはナイツフォアグリップ程度の「素4」でまずOKです。

(この記事書いてて気づきましたが、ベルトにストロボポーチを付けていますね!)

明らかに新しいデザインの靴や最新G-SHOCK等、「オーパーツ」問題にだけ気をつけてさえいれば、非常に入り易く進め易いジャンルだと思います。

最新のバリバリ戦闘任務に就いている特殊部隊の洗練された装備は、老若男女問わず誰もが一目見て「かっこいい!」と憧れる魅力があり、ほっておいてもどんどん人口は増えると思いますので、
私は日陰から初期アフガンODA装備の「野暮ったさ」を一人でも多く魅力に感じてくれる方が増えるよう、今後も初期アフ布教活動に邁進したいと思います(笑)

と言うわけで、まずは来月「ホース・ソルジャー」を観て上がったヴァイブスでご自身の小宇宙(コスモ)にビッグバンを起こし(引用:ぽん太師匠)、初期アフ始めましょう!!



お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月21日 Posted by 4039  at 22:59Comments(8)装備初期アフガンODAミリフォト