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 Posted by ミリタリーブログ  at 

OPERATION MOUNTAIN SWEEP



今回はちょっとした映像を見たのをきっかけに表題の作戦について少し調べましたので、記事にしようと思います。
下の映像は2002年8月25日にAP通信が報道したニュースです。


「Operation Mountain Sweep」と銘打たれた作戦ですが、8月18日から26日に実施されたアフガニスタン東部でのアルカイダのメンバーおよび物資の捜索を目的とした作戦だったようです。
参加した部隊は第82空挺師団、レンジャー、その他特殊部隊や航空支援等のようで、かなり大規模だったようです。   

下記参考にしたサイトです。
URL
https://www.globalsecurity.org/military/ops/oef-mountain_sweep.htm
http://www.aparchive.com/metadata/youtube/e7b4ff277905e66bf0e2764313633c33

この作戦にグリーンベレーも参加していたと思われます。
ニュース映像を見ていると、初期アフ好きの方ならよく見覚えのある人物が登場します。



トップ画にもしましたが、この方ですね!



この番組中では「Commander Jeff」と呼ばれていますが、Getty Imagesの解説では「Commander Geoff Bruce」とあります。
発音はどちらも「ジェフ」ですが、どちらの綴りが正しいかは分かりません。

Geoff氏は19th SFG所属と思われます。
根拠となりそうな情報はいくつかありますが、下記写真も一根拠です。


左から2番目にいるおじさんは、以前考察した「Profiles From The Front Line」に出てきたRandy Watt少佐です。
この方は雑誌の表紙を飾るほど色々なメディアに露出しておりますので、様々なサイトに書いてある経歴も信憑性が高いと思われます。
上記番組中にもあるように、このRandy少佐は19th SFGのいずれかの中隊の中隊長のようです。
そしてこのRandy少佐の後ろに立っている隊員がGeoff氏と思われます。

ちなみに過去記事に書きましたが、手前の隊員と奥の隊員も同番組中に19th SFGの密着場面で登場しています。



したがって、同じ場所に写っているGeoff氏も19th SFGのどこかのODAの指揮官と推測できます。
ちなみに一部のサイトではODA924とされています。
これを信じれば第1大隊ブラボー中隊ということになりますね。
そうなるとその隊員と作戦会議をしていたRandy少佐は第1大隊ブラボー中隊の中隊長だったのかもしれません。
またそうなると、以前記事にしましたが、Randy少佐と共に戦闘に参加して負傷したとされる下記写真のLayne Morris軍曹も第1大隊ブラボー中隊の隊員だった可能性が高いです。


参考URL:https://en.wikipedia.org/wiki/Layne_Morris

ちなみに同じ19th SFGで有名なODA961は第2大隊チャーリー中隊です。




もうひとつ有名な19thのODAとして、自伝も出版してメディア露出の多いRegulo Zapata氏はODA995ですので、第5大隊チャーリー中隊ですね。





第3大隊じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、19th SFGは当時第1、第2、第5大隊の構成だったようです。
欠番の理由はわかりませんが、ODA995に所属していたRegulo Zapata氏が自分で書いた本に「第5大隊に所属していた」と書いてあるので間違いないでしょう。


私はこの本を読んでいて冒頭に「5th Battalionに所属していた」と出てきたところで、「当時のSFGって3個大隊じゃないの???」といきなり小1時間頭を抱えて悩みました(笑)
19th SFGが第1,2,5大隊構成というのは下記Wikipediaに記載があり、本の内容と合致したのでそれで納得としました。
Wikipedia「アメリカ陸軍特殊部隊
こんな調子なので、一向に読解が捗りません(苦笑)

ちなみにODAの3桁表示の意味は以前記事にまとめましたので、よろしければ下記で復習ください。
記事リンク:「ODA 3桁表示の意味

19th SFGは州兵のためかわかりませんが、装備が(良い意味で)野暮ったく個性的で個人的にファンなので力を入れて調べているので、大分解明が進んできた感があります。
今回話題にした写真が本当にODA924だという裏をもっとしっかり取りたいところです。

というわけで、このOperation Mountain Sweepに参加したグリーンベレーは19th SFGと推察できました。
したがって本作戦時と思われる下記写真達は2002年8月18~25日頃に撮られた19th SFGの写真と考えられますね。
ちなみに下記写真達はGetty Imagesのサイトで撮影日や場所が記載されており、Operation Mountain Sweepの作戦地域、日程と重なるので信憑性は高いと思われます。

真ん中に写っている方はGeoff氏と思われます。


この写真の左から3番目の方もGeoff氏と思われます。


どちらも顔の風貌に加え、M4の構成や塗装の掠れ具合、BALCSの肩部の謎の出っ張りが見分けたポイントです。
このダクトテープぐるぐる巻きの肩の出っ張りはどうなっていて何の為なのか?未だ謎です。
(肩パッドのベルクロ剥がれ防止にダクトテープ巻きは他の写真でも散見しますが、BALCSの構造上こんな出っ張りは出ないはず...。)


上の3人並んで歩いている写真は「夏の初期アフ装備といったらこれ」といえるほど代表的な写真ですね。
WL BALCS、WL ELCS、Bijan'sニーパッド、LC-2ベルト、サファリランド6004、ベースボールキャップ、H-250、シュマグ、塗装されたSOPMOD M4と、まさに鉄板アイテムの見本市です。

ちなみに冬装備はこのあたりの2001年末の5thのイメージが王道でしょうか。





Geoff氏の写真の話に戻りますが、特徴的な柄のシュマグを巻いています。
この柄のシュマグをしている人が他のいくつかの写真で登場します。




2,3枚の写真に登場している、先ほど説明した会議中の写真の一番奥にいた下写真の隊員もこの柄のシュマグを着けていますね。


おそらく現地でまとめて調達したのか、現地人から贈られたものだと推測します。
何十、何百枚も同じものが在庫してあったとは思えませんので、せいぜい10枚程度だと考えると、この柄を着用している人は皆同じODAなのかもしれませんね(ODA924?)。

また、以前も記事で書きましたが、Geoff氏と上述の隊員は謎のチェストリグを装備しています。




赤枠で囲った部分からストラップやベースの仕様が微かに垣間見れます。
ポーチはELCSのものだというのは分かるのですが、それ以外は現状完全に謎です。
この時期は多種多様な個人装備が投入されていた上、最近の装備に比べて資料が乏しく、潰れてしまっているメーカーもあったりするので特定は困難を極めます。
この方々の装備を解明、再現するのが私の初期アフ道のひとつの大きな目標になっています。
ことあるごとにこれらの写真を眺めて、新たなひらめきを長い目で期待しようと思います。

私はサバゲで着る装備を考える際、ミリフォトの人物そのものを再現する事にはあまり執着せず、「辻褄が合っているオリジナル構成」を目指しています。
(想定した部隊や妄想した設定で明らかに不自然だったりオーパーツだったりしない装備)
なので今回のように、何年何月、どの部隊、どの場所でどういう作戦行動をしていたかまで信憑性の高い情報がある写真は資料として非常にありがたいです。

今週末もまだまだ暑いと思いますが、「平成最後の初期アフ夏の陣」として、気合いを入れてがっつり着込んでゲームしてこようと思います(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月31日 Posted by 4039  at 23:53Comments(0)初期アフガンODAミリフォト

デザートストーム川越 参加装備



先日参加したデザートストーム川越定例会の装備をまとめておきます。

連日続く酷暑対策と、せっかく手に入れたので卸したいという気持ちから、ABAのアーマー着用をメインに据えて装備を考えました。





詳細なモデル名は勉強不足で不明ですが、初期アフODAのABAのアーマーの着用例は多数存在します。



特に有名なのは19th SFGのODA961に所属していたとされるカウボーイ氏の着用例ですね。


また、先日考察したドキュメンタリー番組「Taleban Patrol」に出てきた20th SFGと思われる隊員達も着用しています。


また、3CのSPEARと一緒に着用している例は私は見たことがないので、私は3rd、5th SFGあたりの隊員はあまり着用していなかったのだと想像しています。
以上の事から、ABAアーマーを使ったコーディネートはWLのSPEARと合わせて19thや20th SFGを再現するのがいいと考えます。

形状は肩部のベルクロが特徴的で、レプリカの沢山出ているPACA等で誤魔化す事が難しい上、ショップはもとより国内外のオークションでも滅多にお目にかかれず初期アフODAの中では再現難易度は高いと思います。
ただ、供給は少ないですが需要も少ないニッチなアイテムのため、見つければお安く手に入れられる事が多いようです。

私は数年間探した果てにタンカラーのモデルを入手、DIY染色して何とかこしらえることができました。



PACAのベルクロ縫い直し等も考えていましたので、難易度が低く完成度も高い染色に落ち着くことができてよかったです。

そんな数年越しの念願アイテムをせっかく手に入れましたので、早速卸してきた次第です。
定例会ですし、涼しさと手持ち資産の減価償却を第一目的に、買い足す物は無しで考察に関してはあまり肩肘張らずざっくり装備を組みました。


大まかなイメージとしては、先日考察したばかりの「Taleban Patrol」の20th SFGとされる隊員達を夏仕様にした感じです。



下記ざっとしたレシピです。
・ABAアーマー
・TAC-T MAV 1P
・GARMIN GPS12
・BHI デューティーベルト
・SAFARILAND 6004(M9)
・ストロボポーチ
・薄チョコT
・DCUパンツ
・NIKE ACG
・タトゥー柄アームスリーブ
・ボロキャップ
・ヒゲ
・次世代M4
・エアコキM9

MAVが大容量なので、マガジン携行から空マガジン処理、貴重品入れまで一挙に担ってもらいました。
本当は腰周り大腿周りは何も無しで実用上問題なかったのですが、6004装備したい欲に負けました。

それではめぼしいアイテムの詳細を書いていきます。

・ABAアーマー


すでに冒頭で色々書きましたのでもうあまり書くことはないです。
染色に関しては先日別途記事にしているので、よろしければ参照ください。
初期アフODA御用達 ABAアーマー

また、インナーは手に入れられなかった為、この時は100均一のお風呂マットを仕込んでいましたが、後日捨てるコートを切り刻みウール生地に換装しグレードアップしました。
お風呂マットはコシがありすぎる&軽すぎた為、重くしなやかなウール生地にしたことにより質感がアップしました。

汗を大量に吸い、壁等にも擦りつけましたが染めQの剥がれは皆無で耐久性はひとまず問題なさそうかな?と思います。


・TAC-T MAV 1P


6月のギアフェス東北でも着た装備です。
詳細は別途記事にしています。
初期アフチェストリグ TAC-T MAV

2001年製ファステックス、ユーティリティポーチがALICEスロット仕様なので、結構なレア物という認識です。
特にユーティリティポーチのALICEスロットに関しては中々出回っておらず、下記有名なミリフォトでしっかり映っているので所有満足度は高いです。



MAVのマガジンポーチはMOLLE2列に収まるコンパクトさながら、M4マガジンを余裕で3本収納できる上、ゴムバンド付きなので絞れば1,2本収納でもバタつかない優秀ポーチです。

これを4個装着しているのでMAX12本収納可能です。
2本×3個使い6本携行し、空いたポーチは空マガジン入れとして運用しました。

さらにユーティリティポーチもダンプポーチとしてちょうどいい容量な上、フタのベルクロはオンオフできます。
フタを内側にたくし込んで使用しましたが、2,3本であればダッシュしてもこぼれる事はなく十分実用的でした。
デフォルトでは両脇にこのユーティリティポーチが付いていますが、貴重品入れとしては密閉性があまりなく少し不安が残る為、片側はELCSのポーチに置き換え貴重品入れとしました。


MAVは軽量ですし着心地もいいので、軍装のみならずサバゲ実用装備としてもお勧めできる完成度と思います。
ポーチのMOLLEアダプターの使いづらさだけはどうしても許せませんが(笑)


・GARMIN GPS12




これもギアフェス東北で投入したアイテムです。
数ヶ月前のコンマガのホースソルジャー特集で見た瞬間にスマホを開き、買いました。
コンマガで出る前の相場は入札1件で1000円程度でした。
私はおそらく同じ考えの方とあらそい、倍以上になりました。

ミリタリーアイテムとして出品されている例は皆無で、リサイクルショップ的な所からのジャンクとしての出品が殆どだったので、コンマガ効果で急に相場が上がってびっくりしたかもしれませんね(笑)
まだ多く出回っているか分かりませんが、付属のポーチが非常にカッコよくアクセントになるので、イチオシ初期アフ小物です。
GERBERツールポーチやVELKETだと被りまくるし鉄板過ぎてつまらない、という方にはうってつけだと思います。

このGPS12に限らず、当時ハンディGPSは様々使われていたようなので、色々探してみるのもいいかもしれません。
etrex等は使用例がありますね。



20年前のGPSなど世間的にはただのガラクタなので(笑)、お安く手に入ると思いますのでおススメです。

・アームスリーブ


前回の記事で書きましたが、半袖時の草木、ナイロン擦れ対策で投入しました。
対策としての効果は抜群でしたが、外観に関してはカッコいいというよりは「ネタ感」が滲み出てしまっています。
みっともない付けヒゲを着けるよりなんか気恥ずかしかったです(苦笑)
おかげでセーフティでもスモークグラスが外せませんでした(笑)

両腕で違う柄を着けたのですが、左腕は「流石にこんな人いないだろ」レベルで柄が入りすぎていてリアル感的にはイマイチでした。


右腕は柄的には比較的抑え目で自然な感じですが、その分左腕に比べて面積の大きい肌色部が嘘っぽくなってしまいました。


ガチ装備に組み入れるのはもう一工夫が必要そうです。
柄の多少に係わらず露出させ過ぎると嘘っぽくなるので、DCUの下に着込んで袖を捲くった下に柄をチラ見せすればリアル感が出るのではと思います。
逆にリアルになり過ぎて、本当に入れていると思われてしまうと困ってしまいますが(笑)
涼しくなったらトライしてみます。

私の装備詳細は以上とします。
一緒に行ったBucket Head氏はまた独特なODA装備でした。



当日あまりの暑さでぼーっとして詳細を聞きそびれてしまいましたが、元ネタ写真を見せてもらい、高い完成度だった事は覚えています。
相変わらず人と被らず、しかし奇をてらい過ぎずな絶妙な目の付け所は流石です。
このような「一味違う」装備をしてくれる人は見ている側も面白く興味深く勉強にもなり、尊敬します。

元ネタが頭に何も被っていなかったので、付けヒゲ&素頭で撮影しましたが、意外と違和感がなく驚きました。
近くで見るとゴムバンドが丸見えですが、角度を考えて撮れる写真であれば十分自然に見えますね。これはいい発見でした。
詳細は後日氏のブログに書かれると思います(何ヵ月後かわかりませんが(笑))

H氏も久々に一緒にサバゲで遊びました。



もう3年近く同じ装備を使っており、見ているこっちがとうに飽きてしまっていますが(笑)、遂に今回ニューアイテムを投入していました。


ピエロ柄のフェイスカバーです。
メッシュガードの上に被せるようにして着用していましたが、中々インパクトがあり良かったです。
「ピエロの人」ですぐに覚えてもらえそうですしね。
定例会は基本何十人と「初めまして」でゲームをするので、このように「あからさまにイジリどころがある装備」はゲーム前のコミュニケーションのきっかけになり良い効果が見込めますよね。
スネ毛ボーボーでミニスカートのドギツイ女装等、あまり激しすぎると逆に引かれてしまいますが(笑)

私の付けヒゲも中々のイジられアイテムです。
今回もスタッフさんやチームでご一緒した方に色々声掛けしていただけました。
付けヒゲは着用される方が増えてきたのか分かりませんが、以前のように「失笑」「苦笑い」「愛想笑い」成分は減ってきて、純粋にお褒めくださる方が少し増えてきたように感じます。
6月のギアフェス東北や、SNSのアップされる写真でも付けヒゲ着用例は着実に増えてきている印象で、市民権を得てきたのかもしれませんね。
これからも引き続き付けヒゲ布教活動を進めていきたいと思います(笑)


定例会は所謂「当たり外れ」のリスクが知り合い同士の貸切よりも大きいですが、毎回新鮮な気持ちとメンバーで遊べるという楽しみは大きいですね。
これからも貸切ゲームやイベントと定例会をバランス良く楽しんでいこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月23日 Posted by 4039  at 00:44Comments(0)装備サバイバルゲーム初期アフガン

デザートストーム川越



先日、デザートストーム川越の定例会に盟友Bucket Head氏とH氏と参加してきました。


デザートストーム川越には今回で3回目の訪問になります。

午後から雨予報でしたが、どうせ暑くてロクにゲームできないのでちょうどよいと思っていたのですが、朝少しパラついただけでした。
逆に晴れ間まで出てきて風も無く、湿った地面からの湿気がものすごく、非常に過酷でした。
やっぱり真夏に外でサバゲするもんじゃないですね(苦笑)

そんな酷暑にも負けず、なんと100名近い参加者が集まっていました。
8月の定例会でこんなに人が集まったのは驚きました。
そしてこんな暑くてもサバゲしたくてしょうがなくて集まる人たちですから、とても上手い方ばかりで参りました(笑)

フィールドはかなり大型の部類に入ると思います。
キャットウォークを挟んで2つのエリアに分かれており、一つは建物が立ち並ぶ市街地エリア。



もうひとつは土塁が乱立する砂漠エリアです。
名前とは裏腹に、夏は砂漠感ゼロです(笑)



ちなみに冬は草木が無く、それなりに荒涼感が出ます。


夏はブッシュが非常に濃く、中々視界と弾が通らずやきもきしました。

両エリアを分断するキャットウォーク下が前線となりそこで数分間膠着し、右翼か左翼どちらかの戦線が崩れたチームがそこから一気に押し込まれるという展開が基本パターンになります。

数か月ぶりにフルオートで大人数戦でしたが、前線のバリケードに張り付くとひっきりなしに弾が飛んでくるのも臨場感があって、やっぱりこれはこれで風情があっていいですね。
大人数でフルオート戦というととかく膠着しがちで世間的にはあまり良いイメージは無いですが、前線一歩手前から戦況を確認したり、押し込むチャンスや増強すべきポイントを見極めて声を掛け合いながら立ち回っていると、いかにも「戦争ごっこ」してる感がして個人的には嫌いではないです。

スタッフの皆様も親切で非常にテキパキとゲーム回しをされていて気持ちがよかったです。
昼食のメニューも豊富ですし、屋台も出たりと、総じて初心者からベテランまで楽しめるバランスのいいフィールドだと思います。

そんな酷暑のデザートストーム川越でしたが、今回も初期アフODA装備で出動してきました。




暑さ対策で(初期アフにしては)軽量で風通しの良い構成で臨みました。
メインは先日手に入れて染色したABAアーマーと旧型TAC-T MAV 1Pです。
ABAは中身が100均お風呂マットなので、風通しは悪いですが非常に軽量です。
MAVも軽くて大容量なので快適でした。

今回のイメージソースとしては下記のような「黒アーマー+チェストリグ」の写真です。




また、今回初投入のアイテムとしてタトゥー柄のアームスリーブを投入してみました。


暑いので半袖を着たいのですが、半袖だと肌が硬いナイロンと擦れて不快だったり草木で擦り傷が出来たりしてしまいます。
その対策として着用してみました。
Amazonで何本かセットで数百円でした。
ストッキングのような伸縮性のある薄い生地なので防弾効果は望めませんが、上記の擦れに対しては効果てきめんでした。
また、汗を吸って速乾してくれるので、素手より快適でした。
肉眼でも少し離れればそこまで嘘くさくない感じとのことでした(友人談)。

腕を全部出すとちょっと柄が目立ち過ぎるので、長袖のDCUを捲った下にさりげなく見えるくらいがちょうどいいかもしれませんね。
冬場に防寒ついでにDCUの下に着けてみようと思います。

ただ着用にあたっては、普段こんな気味悪い付けヒゲを着けている自分ですらちょっと恥ずかしかったので、それなりに精神力が必要と思います(笑)
実用性のみなら黒色やカモフラージュ柄のスリーブの方が無難ですね。

装備の詳細は次回の記事でまとめようと思います。

あとは入口にハンヴィーが駐車してあるのも「映えポイント」としてありがたいところです。


ハンヴィーの傍らにはかわいらしいミニジープもありました。


実際に走行もしていてとても楽しそうでした。

「埼玉の雄」というべき老舗のデザートストーム川越ですが、12月中旬をもって閉店されてしまうそうです。
東京の西の方に住んでいる私としては、貴重な「23区を横断しなくていいフィールド」だったのでとても残念です。
閉店される前にもう一回くらいは訪れておきたいです。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月16日 Posted by 4039  at 22:23Comments(0)サバイバルゲーム初期アフガン

初期アフODA御用達 ABAアーマー



本題に入る前に、前回までの考察のおまけを書きます。
前回、下記写真のM4の照準器はおそらくPVS-17だというコメントをMUNAGE師匠からいただきました。


そこで色々調べてみると、この現場で撮られたと思われる写真が出てきました。


まずM4に注目です。これはPVS-17と断言してよさそうですね。
そしてこの方と思しき人物が前回考察した映像に写っています。


塗装されたM4、塗装されていないデカイ照準器、M203,ストックへのスリングの着け方、グレネーダーベスト、カスタムDCU、素頭にアーバン等の特徴が一致します。

また、写真のようにヘッドライトを着けている状態と思われるシーンもあります。


右側の中腰の人です。額の部分が反射して光っているように見えます。

そして顔のアップも映りました。


輪郭やほうれい線、ヒゲの生え方あたりから同一人物と判断しました。
M4の特徴や素頭にアーバンのところから、M4を構えた画像も同一人物と思われます。

背景的にも似たような場所であると想像できます。
さらに間接的な要素としては、この現場にはカメラマンが同行していたのが映像に写っていることです。


カメラマンが同行取材していたとなれば、上記のようなカメラ目線でポーズを取った写真の1枚や2枚はあって当然だと考えます。
むしろ芋づる式にもっと出てくると思ったのですが、私の調査力では発見できませんでした。
写真が出てくれば以前考察した番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」のように一気に考察を深められると思うので、引き続き調査を進めていこうと思います。


それではそろそろ今回の本題に入ります。
数年間探していたアイテムを曲りなりにも遂に手に入れられたので、記事にしておきます。
初期アフODA装備例が多数あるABA製のアーマーです。





肩部の四角いベルクロ面が特徴的ですので、判別しやすいですね。
型番は似たような形状が沢山あるようなので何とも言えませんが、おそらく「OC-3」というものだと思います。

今回、私の手に入れた個体は型番の記載がありませんでしたが、形状的にはミリフォトとほぼ同じように見えます。




バックカバーの首元のアール形状等が少しだけ違う気がしますが、そんな些細な形状なぞより大問題があります。
残念ながら私は初期アフODAのタンカラー着用例は見た記憶がありません。

インナー無しですが新品コンディションで超安かったので勢いで買ってしまいました(笑)
そして色を黒くできる勝算も一応ありました。

ポチッた後、プランAとプランBの2重の作戦を準備し、アーマーが海を渡ってくるのを今や遅しと待ちました。
下記作戦の詳細です。

プランA 染色
DIY染料の代名詞「ダイロン」を用いての染色です。


今回染色は初チャレンジでしたが、タンカラー→黒なので可能性は十分にあると踏みました。
ネットで分量を見てみると、黒くしっかり染めるのは1袋あたり125g必要なようでした。
アーマーはカバーのみで約300g強ありましたので、3袋あれば十分です。


近所の手芸店で探したところ、ブラックが2袋しかなかったので、1袋はディープブルーを買いました。
100均でバケツ、トング、泡立て器を調達して準備完了です。




プランB 塗装
染色で黒くしきれなかったり、素材によって染まらない箇所があった場合は「染めQ」を使おうと考えました。


「染め」とありますが、原理としては塗装のようです。
粒子が細かく塗膜を形成しないため、染めたような仕上がりになるようです。
全面染めQ仕上げも考えましたが、耐久性と加工面積、コスト面でまずダイロン染色を選びました。


実践
モノが届いたので、いよいよプラン実行です。
まずはプランAのダイロン染色から実行します。
汚れは無く新品同様だったので、変な染めムラ等は起きなさそうです。
邪魔なだけで染料を無駄に吸ってしまうパンツイン用のベロは速攻で切り落としました。
PACA等でもこの部分は放出品で切り落とされている場合が多い印象ですが、先日考察した「Taleban Patrol」ではベロが出ている隊員もいました。

ベロ施術後洗濯し、脱水までした状態でダイロンと食塩を溶かした熱湯にぶち込みます。


あとは40分ほどひたすらトングで混ぜ続けた後、よくすすぎ、陰干しして完了です。


ベルクロ部は元々黒かったかのように完璧に染まりました。
生地部は黒というよりはグレーで、かなり色褪せた感じと見ればそう見えなくも無い感じです。
ミリフォトでも生地部はベルクロに比べて若干明るい場合が多いです。

砂汚れが付き易い生地なのか?それとも洗濯等で色落ちしたのでしょうか?
いずれにせよ、あともうワントーンは暗くなってくれるとありがたいところです。

上記2箇所は青要素は全く見えてこなかったですが、ゴムバンド部はうっすら青くなってしまいました。
かなり使い込んで色褪せたと思えばそう見えなくもないですが、このままではちょっとみすぼらしいです。


プランAでまあ70%は満足できる仕上がりになりました。
あと30%をプランBで補います。
ベルクロはこの時点で100点満点なので、生地とバンドを染めQで黒くします。

満足の行く黒さが出るまで染めQを重ね塗りしました。
速乾性があり失敗しなくていいですね。
少し値が張りますが、大変気に入りました。

ほぼ1本丸々使って完成です。


生地の質感をほぼ変える事無く、しっかり黒くすることができました。
遠目で見れば元から黒かったようにしか見えません。
やればできるもんだ。感動です!
シワの部分等、所々塗装が入り込まず色が薄い部分がありますが、どうせこの後わざと使用感を出す為に汚したり剥がしたりするので、むしろ手間が省けました(笑)

あとは耐久性ですが、色々な方のレビューを見る限り中々のもののようです。
染めQ自体はすぐに手に入る物なので、色落ち等したら買い足して追加工していけば問題ないと思っています。

あとは砂の多いフィールドで使えば汚れも着いていい感じになると思います。
早速次のサバゲで着ようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月11日 Posted by 4039  at 00:09Comments(0)初期アフガンODA自作,DIYミリフォトTaleban Patrol

初期アフ映像考察 BBC「Taleban Patrol」編 PART3



前回の記事で書いたエンハンスドストックの件ですが、改めて自分のPCのミリフォトフォルダを見返していたら普通に使用例がありました。


がっつり映っているのに全然印象に残っていなかったです(苦笑)
凝った塗装に目を奪われてしまった為でしょうか。。
このような事は「ミリフォトあるある」だと思いますので、見飽きたミリフォトでも改めて注意深く見返すのは大切ですね。

それでは前回に引き続き、2003年に放映されたドキュメンタリー番組「Taleban Patrol」の考察を進めていきたいと思います。
前回、ラクダのどアップからの2つめの村のパトロールまで見ました。
今回はその続きからです。

前回までの記事
PART1
PART2

以前記事にした逆BALCSおじさんが登場して車ごと渡河したりしています。



そんなこんなで、3つめの村で大捕り物が繰り広げられます。


そんな今回の内容の中で気になった装備について考察していきます。

ヒップホルスター


ヒップホルスターで拳銃を携帯しています。
初期アフODAでは結構珍しいですね。
おそらくM12と思われます。


官給品のようなので使っていてもなんら不思議ではないですね。
下写真はおそらくODA(1st SFG?)と思われますが、SPEARと合わせて使っていますね。


初期アフODAではおそらく初めて使用例を拝めました。
M12はここ数年でかなり値崩れした印象で、今はお安く手に入るので非常にありがたい映像です。
サバゲで拳銃を頻繁に抜く人にはフルフラップで使いづらいですが、基本飾りとして差しておく人にとってはしっかり保護されるので安心感があります。

初期アフODAはレッグホルスターがアイコンと言っても過言ではない程多くの隊員が着けていますが、「外し」としてや、レッグホルスターがうざったい時にM12は重宝すると思います。
私もかなり前にM12のブラックを入手していましたが、これを見てODも欲しくなってきました。


チェストリグ


おそらくBHIのコマンドチェストハーネスかEAGLEのSF30と思われます。
OD色の使用例としてありがたい画像ですね。

コマンドチェストは旧型ウッドランドを持っていますが、他の色も欲しいので激安レプリカを入手してみました。


AMAZONで2000円ちょいで売られていたものです。
激安ですが、生地の質感、縫製、構造等価格の割にかなり良くできている印象です。
ポーチの内側もビニール製で防水っぽくなっていて素晴らしいです。

ODやタンもありますが、黒ファスで一応旧型のディテールを再現しているようです。
胸ストラップに付いているDリングがプラ製だったり、左右のユーティリティポーチが一回り小さかったり、全体の幅が数cm小さかったりと、私の持っている実物とは細部が異なります。
実物でもこのような仕様やサイズ違いが存在するのでしょうかね?勉強不足でわかりません。

出来自体はかなり良いのですが、我が家には既に実物コマンドチェストやTAC-T 旧型MAV、56式弾帯等の魅力的なチェストリグ達が揃っていますので、普通にしていてはこのレプ君に出番はこなさそうです。
なので現在カスタム中です。無事完成しましたら記事にしようと思います。

旧型コマンドチェストはここ数年で相場が高騰しており玉数も多くないため、何色も揃えるのは非常に厳しいです。
今回見つけたレプリカは安くて出来もそこそこですので、56式弾帯の次に初期アフ入門アイテムとしておすすめできそうです。
変に実物の新型に手を出すくらいなら、この旧型チックレプリカの方が個人的には良いチョイスだと思います。


Yサスペンダー


ソフトアーマーにYサスペンダー装備という隊員もいました。
肩パッドの形状からLC-2と思われます。


ソフトアーマー(おそらくABA)+56式弾帯+Yサスとは、相当シブいですね!
ABAが超絶鬼門ですがそれ以外は安価でかなり調達し易いので、ABAをレプリカの黒PACAあたりで代替してしまえば、簡単でいい味の初期アフコーディネートになりそうですね。
軽量でサバゲでも実用性がありそうな装備です。

実は先日私もようやくABAのアーマーを手に入れられたのですが、残念ながらサンドカラーです。
何とかして黒くしてやろうと画策しているところです。
上手く行っても行かなくても記事にしようと思います(笑)


M16A2?


固定ストック、固定キャリングハンドルのARを持っている隊員がいます。
下記ミリフォトでも見かけたことがありましたが、2001年以降のグリーンベレーでA2は使われていたということでしょうか。


M4では不安な距離をカバーするために20インチバレルのA2を持っていたのでしょうか?
いずれにせよ、初期アフODA装備で固定ストック、固定キャリハンのARはシブい変化球チョイスになりそうですね。
「チーム若年寄」筆頭のMUNAGEさんは、先頃G&Pのフレームを使ってM16A2を組んでおりました。
先日のユルゲ3に持ち込まれており、その時は特に何とも思わなかったですが、今さら私も欲しくなってきてしまいました(苦笑)


RANGER BALCS?


背中にドラッグハンドルのついたアーマーを着ている隊員がいます。
アウトラインやドラッグハンドルの形状、背面のPALS配置から、おそらくRANGER BALCSと思われます。
下写真はRANGER BALCSの背面です。


ちなみにODA御用達の縦PALSのSF BALCSはドラッグハンドルはありませんので、分かり易い判別箇所になります。
残念ながら前から映っている姿は確認できませんでしたが、後ろがRANGER、前がSFなんて仕様を着ているのは現実的ではなさそうなので、おそらく前もRANGERと思われます。
(逆に前をRANGERに換装するのは理にかなってますし、実際にそういう隊員もいたというのは聞いたことがあります。)

一瞬映る同じ隊員の横姿です(右の人)。


PALSが直接確認できませんが、BALCSに着けたポーチに手を置いているように見えます。
ポーチの位置的には横PALSが自然な感じがしますよね!(希望的観測)

もしRANGERだとしたら、SFが使いづらすぎてRANGERを支給してもらったのでしょうか。

この間中野のWhite Rookさんに行った際に、放出品のポケットに入っていたという「支給申請書」的な書類を見せてもらいました。
欲しいアイテムの名称とコード(たしかNSN)を記載し、破損したのか?紛失したのか?等の申請理由を書く欄があったと思います。
その書類は海兵隊のものでしたが(確かアサルトパックの申請)、隊員単位で結構簡単に申請、支給を受けられたようなので、最前線にいた特殊部隊であれば、同じ陸軍の装備であるRANGER BALCSを申請して支給してもらうのはそんなに難しい事ではなかったのかもしれませんね。

ちなみに放出品のポケット等には個人物が結構入っていることがあるようで、メモやIDカードや手紙等が入っていることもよくあるそうです。
私も以前実物放出品のPACAを手に入れた際、銃器所有許可証のような物が内ポケットに入っていたことがありました。
棄てる(放出する)前にポケットくらいチェックしないの?と思ってしまいますが、国民性というところでしょうか。


UM21


トラックの荷台にある無線が入っているバックパックはおそらくウッドランドのUM21と思われます。
UM21はミリタリー以外の世間的にも有名なグレゴリーが造ったSPEARシステムのバックパックです。


見た目もカッコよく、グレゴリー製というところからミリタリー以外の需要もあるのか相場が高いです。
特にフルセットの3Cはとても手を出す気にならない相場です。
しかも機能性は現代のギアの足元にも及ばないようですので、ますます買う気が起きません(苦笑)
ウッドランドのメインパック単体なら、まあサバゲに行くときのギア入れとして使ってもいいかな?と思える価格です。
ミリフォトでは3Cばかりしか見つけられなかったので、安いWLの使用例を確認できたのは嬉しいところです。

BALCSとELCSは一緒に支給されたのか、個人や同じ部隊でSPEARの色が混じっているところは私は見た記憶がありません。
UM21も含めて一式支給されたと考えるのが自然ですので、UM21も同じ考え方が当てはまると考えてもいいかもしれませんね。

WLのBALCSに3CのELCSポーチやその逆など、アクセントとして色を混ぜたい気持ちはあるのですが、上記の考察をしているので現在私の中では「やってはいけないコーディネート」になっています。
混合して使っているミリフォトを見つけられれば即解禁なのですが。

映像ではUM21からアンテナとH250ハンドセットが伸びています。
ユルゲ2の際にMUNAGEさんにUM21の実物を隅々まで見せてもらいましたが、確かコードを通す穴が空いていたはずですので、PRC148をパックの中に入れ、穴からコードを通して受話器を出しているのかもしれません。
撮影の小道具としても使えると分かり、UM21がますます欲しくなってきてしまいました。

M4


なんだかやたらデカいスコープ?のようなモノが載っているように見えます。
一体何物なんでしょうか?

SEALsだと思いますが、この時期はM4がザクマシンガンみたいになる「HIDRAH V3」という電波傍受機器?のような代物も運用していたようですし、




これも何かあまり見かけないような特殊な機器なのかもしれません。
如何せん画質が悪く歯痒いですね。

ちなみにHIDRAH V3に関してはmorizoさんが過去に自作されています
流石過ぎますね!!


拘束する相手を結構容赦なくボカスカ殴る蹴るしていて少し引いたところで(笑)、最後の村もフィニッシュです。


今回で一応この番組の考察はひとまず終了とします。
公式サイト内には全編の台詞が文字起こしされていたり、同じ内容でオランダの局が製作したバージョンでは今回の映像に無いカットが入っていたりするので、気が向いたらまた考察を深めようと思います。

今週末は久々に通常の定例会に参加してきます。(4月のサバパ以来です。)
死ぬほど暑いと思いますが、1ゲームだけでもヒゲを着けて他の参加者から引かれてこようと思います(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月07日 Posted by 4039  at 00:02Comments(4)初期アフガンODATaleban Patrol

初期アフ映像考察 BBC「Taleban Patrol」編 PART2



前回に引き続き今回も2003年10月に英BBCで放送された「CORRESPONDENT」という番組の「Taleban Patrol」という特集について考察していきます。

前回の記事:「初期アフ映像考察 BBC「Taleban Patrol」編 PART1

本題に入る前に、先週待ちに待ったゲームが稼動開始しました。
PS4のオンラインゲーム「ガンダム バトルオペレーション2」です。


ミリタリーテイストなガンダムのオンライン対戦TPSです。
PS3の前作はそれなりに課金して相当やり込みました。
ちなみにこれの原型と言われている2008年発売のXBOX360の「オペレーショントロイ」も超やりました(結構なクソゲーでしたが 笑)


まだサービス開始から1週間も経っていませんのでこれからまだまだ良くなっていくでしょうが、現状でも前作並みの面白さは備えていると思います。
それなりにまともな「宇宙感」のある宙間戦闘が対人で出来るガンダムゲームは希少ですので、ちょっと感動しました。


まあ大味ですが、雰囲気は結構あります。

一応1年戦争の世界観?となっていますが、連邦とジオンの陣営分けはありません。
なんかPMC的な傭兵的な感じ?らしいです(適当)。
ちゃんと陣営を分けると戦場の絵的には格好良くなりますし感情移入的にはいいですが、反面ゲームバランス調整がしきれず対戦ゲームとしてはダメになりがちです。
ゲーム性を取った今回のシステムは私は支持します。
まあ今後1年戦争の枠を飛び越えて、時代も入り混じってごった煮にする考えもあるからなのかもしれませんね。

もう3年近くずーっと遊んでいる「WoT」も陣営、時代、SF入り混じっての対戦で、それで慣れていたので今回のシステムにすんなり馴染めたのかもしれません。


また、本作は1日3回対戦分にボーナスが付き、以降は報酬が激減(1/5)し廃プレーしても実りが少ない設計です。
スムーズにマッチングできれば、1時間かからずボーナス分消化できます。
1日何時間もやり込みたい人には物足りないですが、ゲームが出来る時間が限られる社会人にはありがたい仕様ですね。
暇な学生には物足りなく社会人向けの仕様なので、ガンダムファンも高齢化が進んでいるのかな?とちょっと思わせるシステムでした。
時間は無いけど金はある社会人に気持ち良くなってもらって、いっぱい課金させる方が儲かりそうですしね(笑)

学生時代は暇さえあれば、それこそ朝から晩までCoDやBFをやり込んでいましたが、今は家庭事情も体力もそれが許されませんで、本作は細く長く楽しんでいきたいなと思います。
今は大好きな「旧ザク」が戦場で大活躍できるので、新しいMS投入や調整が入る前に旧ザクに乗りまくっておこうと思います。


またガンダムネタで大幅に道草を食ってしまいましたが、そろそろ本題に入ります。

前回、1つ目の村をパトロールし、隊員達の華麗な「初期アフ踊り」を拝んだところまで見ました。


今回は2つ目の村のパトロールをメインに見ていきます。

宴のシーンの後、険しい山道をラクダの背中に車を乗っけて運んでいます。


豪快ですね。さすがのラクダも車を乗っけられてこの顔です。


良く分かりませんが、なにやらパキスタンにこの車を密輸しているようです。

その後なんやかんやあって第二の村に突入します。


この村のシーンで気になった装備を下記に挙げていきます。


ウッドランドBDU


SFLCSが支給された以降~マルチカム全盛になるまでのアフガンODAはウッドランドも着ているイメージがありましたが、BALCSが現役な時期でウッドランドBDUは珍しいですね。
有名な下記ミリフォトでは下はウッドランドですが、ウッドランド上下+BALCSのアフガンODAは初めて見ました。


DCUだと森林フィールドのサバゲで浮いていたので、今後はウッドランドの選択肢が増えて嬉しいところです。
BDUの柄の選択肢が増えるのは、かなりコーディネートの幅が拡がりますね。
今度装備箱をひっくり返してレパートリーを練り直そうと思います。


エンハンスドストック


M4のストックが穴あきのエンハンスドストックです。
一般的に「ブッシュマスターストック」とも言われていますが、正式名称は未だに知りません。

この時期にこのストックはオーパーツと思っていたので、これは個人的にかなり大きな発見でした。
前回の記事で書きましたが、この番組が撮影されたのはおそらく2002年秋~2003年10月のどこかと思われます。
そんな前から登場していたんですね!

私がこのストックを初めて認識したのは、マルイがスタンダード電動M4をリニューアル「NEW M4A1」として雑誌で紹介されていた時でした。


NEW M4A1は2005年末に発売されたようですので、そのさらに3年近く前には現場では使われていたということですね。

最近はM4のトイガンを買うともれなくデフォルトで着いており、気づくといくつも家にありますよね(笑)
邪魔なのでついこの間2個ほど残して全部棄ててしまいましたが、まさかの初期アフアイテムだったとは知りませんでした。
実物もまあまあ手を出せる相場という認識なので、この機会に狙ってみようかなと思いました。


M79


画像が荒くて判別が難しいですが、特徴的なストックの形状からおそらくM79と思います。
ありそうで無かった使用例画像なので、確認できて嬉しいです。
これで私の欲しいものリストにM79がインしました。
調達した暁には、以前泥沼さんに提案した「地獄の黙示録オマージュで隊員が塗った」という設定で虎柄塗装にチャレンジしたいと思います。





56式チェストリグ



この部隊でも使用者が数名います。
黒いソフトアーマー(多分ABA)との組み合わせが非常に渋いですね。
下記ミリフォトもかなりかっこいいですよね。


ちなみにこの隊員もおそらくABAのアーマーを着ていますが、肩のベルクロ部をダクトテープで補強?しています。


このあたりもオマージュすればいい感じに味が出せそうですね。


COMTAC1


トップ画の隊員ですが、初期アフODAでは珍しいヘッドセットをしています。
十中八九COMTAC1でしょう。
使われていたんですね!これは個人的に興奮する大発見でした。

ちなみに他の隊員も装備しています。
OTVを着ていますね。


上2つの画像はどうも無線機とは繋がっていないように思えます。
耳保護具として着用していたのでしょうか?
いずれにせよ、頭装備の幅が拡がりますね!


M4


レイルにPEQ2、照準器はACOG、ナイツグリップと、エンハンスドストックな点以外は所謂スタンダードな「初期アフM4」ですね。
わざわざ旧型ストックを探す必要が無くなり、さらにお手軽感のある初期アフM4ですね。

ちなみにマガジンはダクトテープとパラコードで取っ手を作っています。


コストを掛けずに装備の完成度を上げられ、しかも実用性もUPするので是非導入したいところですね。


この村のシーンは上下WL BDUやエンハンスドストック、M79、COMTAC1等、今まで初期アフODAの使用例として見たことが無かった着こなしやアイテムを多く新発見でき、非常に実りのある考察になりました。

残りもパッと見で新たな発見や使用例の確認がありましたので、詳細考察するのが楽しみです。
お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月01日 Posted by 4039  at 00:14Comments(3)初期アフガンODATaleban Patrol