ヴァルハラ

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先週の土曜日に千葉のフィールド「ヴァルハラ」定例会に友人と3人で参加してきました。
人数は60人程度で、フィールドの規模的にはこれ位が快適に遊べる上限といった感じでした。
私は当フィールドは1半年振りの2回目の参加となります。

フィールド所感を書いて行こうと思います。
ヴァルハラの一番大きな特徴は、フィールド中央部に壁に囲われた「進入禁止エリア」が存在することです。
写真のような壁に囲われた大きな区画が進入禁止になります。
ヴァルハラ
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進入は禁止ですが、エリア越しの射撃はOKなので、思わぬ射線が通る箇所がいくつかあります。
ヴァルハラ

フィールド全体としては高低差がほぼ無く、開けています。
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所々バリケードが点在しています。
ヴァルハラ
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本格的な塹壕もあり、気分が盛り上がります
ヴァルハラ

狭い範囲ですが背の低い木々が生い茂る林エリアがあります
ヴァルハラ


フィールド中央に鎮座する進入禁止エリアの存在により、まずスタート時に「右回りか左回りか」を判断することになります。
あとは基本一本道を進み出会った敵と正面衝突、というシンプルな展開になりがちです。
毎度2正面で押し合いというシンプルな戦況なので、状況把握は容易です。
動線が大きく制限され、見通しも良いため50人も参加者がいれば迂回や裏取りはほぼ不可能です。
バリケードは程よくありますが、視線は遠くまで通る程度の密度なので、基本遠距離でお互いを認識して撃ち合う場面が多いです。

このようなフィールド構造により、下記のような一長一短があると私は考えています。

長所
・敵がどこにいるかすら分からない状況で討ち取られる場面は少なく、モヤモヤしながら退場しなくて済みます。
・基本正面同士の戦闘なので、援護射撃や声掛けで連携してジリジリと前線を上げるという楽しさが味わえます。
・戦況が誰でも把握しやすいので、無線機を装備した味方で右と左に分かれれば、有利な正面に増援して力押しや、ピンチの救援に行ったり等で共闘感を味わえます。
・進入禁止エリア越しの射線は意識していない方向からの奇襲になるので、良いスパイスになっています。
・純粋な射撃のテクニックや銃の性能で有利に運べる場面が多く、磨いたテクニックや手間隙かけたカスタムが戦果に直結します。


短所
・迂回や裏取りの選択肢が皆無なので、ただただ撃ち合いに終始するゲームが多く、飽きがきやすいです。
・基本正面同士の押し合いなので、ぶつかった戦力が拮抗していると膠着してそのままゲーム終了となります。
・見えているけど実は弾が届いていない状況が多く、有効射程の距離感に慣れていない人は「当たってんじゃないの?」とやきもきする事があります。
・射撃の腕と銃の性能差がはっきり出るので、腕も銃も発展途上の初心者の方にとっては辛いものがあると思います。

上記のように、フィールドの特徴からくる要素を良しと思うか悪しと思うかで、評価は分かれると思います。


次にゲーム内容です。
最初、復活無制限戦を裏表実施しウォーミングアップ&フィールド慣熟。
その後は各陣地を回しながらひたすらフラッグ戦で復活無しor制限付き復活、フルorセミ制限等のバリエーションでした。

スタート時に両陣営左と右に戦力を振り分けますが、ぶつかる相手との戦力差が無いと膠着し、ある程度戦力差があると突破しフラッグゲットというのが基本的な展開でした。
両正面とも戦力差が無く、膠着してしまうとやりようが無く、そのまま弾と時間を浪費して終わるので不完全燃焼な感は否めませんでした。

逆に彼我の左右前線戦力がアンバランスで両前線とも戦力差がある試合では、突破する側であっても押し負ける側あっても、戦況に動きがあり楽しかったです。
突破する側になったゲームで運よくフラッグゲットできました。
ヴァルハラ
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実は前回来た時もフラッグゲットできたので、私はこのフィールドとの相性がいいのかも知れません。


最後に運営の印象です。
まず弾速チェックはフィールドが用意した弾を銃に装填して測定しており、かなりしっかりしている印象でした。
時間は掛かりますが、不正対策としては高い効果が望めるので良い判断だと思います。
(チェック後隠れてばね交換等をされればアウトですが、、)

朝のブリーフィングは長時間に渡りましたが、丁寧で誠実な説明と適度なジョークも挟みつつ好印象でした。

「明快なヒットコールは大切な事だよ」と伝えたいフィールドの想いが随所に見て取れ、素晴らしいと思いました。
特に戦闘中にヒット者に対してスタッフが見える限り必ず「ナイスヒットコール!」と賞賛していて、清清しい気持ちになりました。
「ヒットされたら相手と周りに分かるように示して、邪魔にならないように速やかに退場する事は、一緒にプレイしている人への礼儀である」という事を改めて意識させてくれました。

私は自分を撃った人が「1キルできた」事をしっかり認識できるよう、いつも大きなヒットコールと一緒に射線の先に手を振ってアピールします(逆の立場でそうしてくれると嬉しいからです)。
バリケードに引っ込む瞬間等に被弾した際、相手が自分をキルできたかちゃんと分からせないでそのまま退場してしまう方がいますが、逆にそれをやられたら嫌ではないのかな?と思ってしまいます。
ヒットコールの所作はその人の人間性が丸出しになる瞬間だと思いますので、いつも色んな方のヒット時の対応を観察しています(笑)


シンプルな構造故に、良くも悪くも分かりやすい展開&正面きっての銃撃戦が多くなるフィールドだと思います。
親切で丁寧なスタッフによる安定感のある運営で、セーフティエリアの居心地や水周りの設備、駐車場の規模等は快適で全くストレスを感じない水準だと思います。
500円割引券も毎度いただけるので、また折りあらば遊びに行きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。





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2017年06月30日 Posted by 4039  at 00:32 │Comments(0)サバイバルゲーム

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