初期アフガンお宝映像考察 PART7



今回は初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」の映像考察の続きを書きます。
今回でPART7になりますね。そろそろ終わりが見えてきました(PART10まではいかなさそうです)。
前回までの記事はこちら
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3
第5回:「初期アフガンお宝映像考察 PART4
第6回:「初期アフガンお宝映像考察 PART5
第7回:「初期アフガンお宝映像考察 PART6

前回に引き続き、第19特殊部隊グループのメンバーを見ていきます。
今回はこの方です。


MIKE大尉です。同番組で第3の方にもMIKE氏がいますので、混同しないよう注意ですね。


フルネームはMike Silver氏のようで、PART5で記事にしたRandy Watt氏と共に2002年7月27日のOmar Khadr氏を拘束した戦闘に参加していたようです。
参考URL:https://en.wikipedia.org/wiki/Randy_Watt

色々調べてみましたが、残念ながらネットで写真等は見つけられませんでした。
モッジャモジャの髭、ノースリーブ、ハーフパンツ、腕毛が肩までびっしりの「ワイルドの塊」のような存在感で、小手先で装備を真似するだけでは到底醸し出せないオーラに包まれております。


そんなワイルドキャプテンMIKEですが、順に装備を考察していきましょう。
MIKE氏はショットガンを携行していたり、DCUの半ズボンを履いていたりと非常に独特なスタイリングです。

BALCS



基本的に任務中はウッドランドのBALCSを着用しています。
残念な事にBALCSのフロントレイアウトがちゃんと見えるチャンスがなく、釈然としませんでした。

縦PALSのSF仕様と思われますが、何のポーチか全くわかりません。
ポーチの向きすらもよく分からず、普通のMOLLEのように縦向きにフラップがあるようにも見えます。
ひょっとして縦横変換するアダプターを使っていたりするのでしょうか?
実際各メーカーも縦横変換アダプターは出していますし、使いにくい縦PALSをアダプターで横向きにしていた人がいたとしても不思議ではないですよね。


前面だけRANGER仕様に換装したり、空軍CCTでは謎の「前掛け」使用例があったり、嘘みたいな本当の話では「後ろ前逆」で着たりと、BALCS着こなしははまだまだ研究しがいがありそうです。

謎の「前掛け」装着CCT


後ろ前逆BALCS



CAMELBAK


以前の記事でも取り上げましたが、CAMELBAKのMULEウッドランド柄と思われます。
背面がMOLLEではなく、独自縦ウェビング仕様の物と思われます。


黒はデルタの鉄板アイテムとしてオークションでも高値になりがちですが、ウッドランドはあまり競わず結構お手ごろ価格で調達できるのでおすすめです。
MIKE氏はショルダーストラップで担いでいないように見えます。
ダランと数本垂れ下がる紐はストラップに見えます。
もしかしたらBALCS背面にタイラップ等で直付けしているのかもしれません。


ピストルマガジンポーチ


テンション保持用の特徴的な「板」とボルトが確認できるので、おそらくEAGLEの物と思われます。
私はこの型の3連ポーチを持っています。


ODA961隊員のV1ベストにも装着されていましたね。



ショットガン



初期アフガンでは珍しいショットガン持ちです。
おそらくM1014と思われます。


M1014は海兵隊でしか使っていないと思っていましたので驚きました。
米軍採用は1999年のようなので、年代的には合っていますね。
M1014参考HP:wikipedia

がっつりペイントが施され、COMPサイトを搭載しています。
今まで使用例を見たことが無かった銃が確認できた事は大きな収穫でした。
M1014は数年前に中華製のエアコッキングを持っていましたが、手放してしまいました。
確か数千円だったので、その時知っていればがっつりペイントして初期アフガン装備の1軍になれたと思うと、少し惜しいことをしました。
まあいずれにせよエアコッキングではサバゲ運用は困難ですし、そもそも実銃はセミオートなので、いつかガスガンや電動ガンとしてモデルアップされた際に再検討しようと思います。





官給品のデザートブーツだと思います。
白いソックスがまぶしいですね。
大尉なのでおそらくこの時30代半ば~40代程度だと思いますので、青春時代は80年代といったところでしょうか。
その頃のアメリカのトレンドを勉強しておくと、初期アフガン装備の着こなしセンスも磨かれそうだなと最近ちょっと思い始めました。
あとは出身はどこでシティボーイなのかカントリーボーイなのか?裕福だったのか貧乏だったのか?等を脳内設定すると更に装備に説得力が増せるかもしれません。
何事もそうだと思いますが、外観に直接出ない部分をいかに作りこむかが、結果として外観の完成度に影響してくると思います。
戦場では「ダサい」も「おしゃれ」も無いのかもしれませんが、そこで毎日生活しているわけですし、日常のしゃれっ気も多少は装備に反映されているのではないかなと私は考えています。
実際テンガロンハットを持ち込んでいる人もいるくらいですからね(笑)


一番簡単で直接的なところでは、Tシャツやキャップの柄で個性を演出できますよね。


腕時計


全体的な形状、フロントボタン、バンド根元の特徴的なモールドから、十中八九G-SHOCKだとは思います。
パッと見DW-6900かなと思いましたが、ベゼルが3,9時側が出っ張っていないこと、2,4,8,10時側のボタン部が6900よりゴツく見えるので、違うモデルだと判断しました。
ただ、「これだ」とまで言える自信はないですが、DW-8400あたりが「っぽいかな?」と思いました。


G-SHOCKは90年代に爆発的にヒットしましたので、この頃は今とは比べ物にならないくらいモデルが乱立していたはずです。
特定は困難で装備再現は難しい反面、自分なりの個性を出せる箇所と捉えることもできそうですね。


DCUハーフパンツ


DCU柄のハーフパンツを履いています。
MIKE氏以外にもたまに履いているのを見かけますので、カスタムではなく既製品として存在したのでしょうか?

(ちなみにハーフパンツを履いているのは、PART5,6で取り上げたRandy少佐です。)

オークション等でもたまに見かけますが、官給品なのかは調査不足で不明です。
いずれにしても特徴的ですし、夏にはぴったりですね!

また、よく見るとおそらく腰にGERBERのツールポーチを着けています。


このポーチは本当によく見かける上、アクセントとして結構存在感があるので、初期アフガン装備のディテールアップにもってこいのアイテムだと思います。
価格も中身入りで5000円以下で手に入る場合が多いです。


アイウェア



まあ間違いなくMフレームでしょう。
MIKE氏はストラップを付けているようです。

この番組のMフレーム着用率は異常な気がします。
私もすっかり影響され、先日当時のモデルを入手してしまいました。


下記サイトでいうところの「1996」モデルにあたると思います。


M FRAME参考URL:https://www.revantoptics.com/blog/oakley-m-frames-through-the-ages/


レッグホルスター



詳細はわかりませんでしたが、ストラップ1本、太さから見るにEAGLEのMk6あたりだと睨んでいます。


中身は今回も分かりませんでした。
私は初期アフODAピストルは未だにM9以外を画像や写真で確認できたことがありません。
書籍ではガバメントやグロック17,19も使っていたという記述を見つけてはいるのですが、実際に目の当たりにするまでは私の中では解禁できません。
この番組がもし4k画質であったら、今の200倍は考察が捗ったと思います(笑)


ニーパッド


夜間任務の場面ではニーパッドを着用しています。
「暗くて転んじゃう」と思ったのでしょうか(笑)
おそらくHATCHかALTAあたりだと思います。
ハーフパンツにニーパッドというところが渋いですね。
頭はおそらくPVS-7のヘッドマウントを着けているのだと思います。
余談ですが、アフガンは内陸国なので寒暖差が激しいらしく、真夏でも夜は10度台前半まで下がるようです。
それでもTシャツ短パンとは恐れ入りますね!ナイスワイルド!
(一応ノースリーブではなくTシャツになって防寒性UPしてますね(笑))


MIKE氏を再現するためには、まずノースリーブが似合う逞しい二の腕&肩までびっしりの腕毛が必要になってくるので非常にハードルは高いですが(笑)、
DCUハーフパンツやM1014、CAMELBAKの装着方法等、アクセントになる要素が盛り沢山ですので非常にインスピレーションを刺激されました。

お読みいただきありがとうございました。


追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフガンお宝映像考察 PART8
初期アフガンお宝映像考察 PART9




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2018年01月17日 Posted by 4039  at 18:46 │Comments(4)初期アフガンProfiles From The Front LineODA

この記事へのコメント
はじめまして!
「初期アフ ミリフォト」でこちらにたどり着きました。
これほどまでに自分の趣味に合うブログに巡り会えて感動しています。

やはり米軍特殊部隊といえばアザラシではなくグリンベレーですよね。
今は亡き三島軍曹もそう仰っていました。

これからもブログを拝見していきますので、頑張って下さい。

濃ぃ〜の期待してます(笑
Posted by TEGU at 2018年01月18日 17:07
コメントありがとうございます。

感動していただけたなんて恐縮です!

グリーンベレーは良い意味でオジサン臭いというか、落ち着きがあって良いですよね(笑)
あと装備が特殊部隊の中ではちょい古めなところもツボです。

拙い記事ばかりで恐縮ですが、これからもよろしくお願いします!
Posted by 40394039 at 2018年01月18日 21:21
動画の検証、考察お疲れ様でした。
やはり、このおじ様の装備や着こなしは興味深いですね!

同一人物と思われる画像を何枚か発見できましたが、胸の前でショットガンを抱えてたり…首から下が見えなかったり…。
自分の知識不足もあって、おじ様のポーチ配列はほんと謎が多いです(笑)

出身地やアパレルなどミリタリー以外からのアプローチ。なるほどです。そういった見えていない部分が全体の"らしさ"を演出することに必要なのかもしれません。

4039様の記事にはいつも刺激をいただいてます!
更新頻度が高いブログ様なので、どうかムリせずお身体に気をつけて下さいませ。
長文失礼しました。
Posted by ごろね at 2018年02月12日 21:26
コメントありがとうございます。

「その手さえどけてくれれば!」「あと半歩こっちにズレてれば!」っていうのはミリフォトあるあるですよね(笑)

ありがとうございます。
特に初期アフガン装備は隊員個人個人のクセが強いので、その分背景やストーリーを想像し甲斐がありますよね。

お気遣いいただき恐縮です。
書きたいことは次から次へと出てきますが、ムリせずマイペースに投稿していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 40394039 at 2018年02月12日 23:11
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