アサルト ~「死にゲー」の魅力~



先日、埼玉県比企郡にあるアサルトの定例会に友人H氏と2名で参加してきました。


インターチェンジからも近く、東武東上線の森林公園駅から徒歩で10分と掛からない好立地です。
フィールド、セーフティ共に広すぎず狭すぎず、整然とまとまった印象を受けました。

セーフティは屋根付きのテーブル席が大体50〜60席分程ありました。


中央にペイントされたバスがあり、中々良い雰囲気です。


シューティングレンジは30mとのことでした。


セーフティ、フィールド共に常にBGMが流れていて気分を盛り上げてくれます。

駐車場のキャパもおそらく30台程度なので、MAX60人程度の規模といったところでしょうか。
フィールド的にも30〜40人が適正と思われます。
この日もちょうど30人集まりましたが、適度に裏取りできるいい塩梅なゲーム展開でした。

フィールドの略図は下図になります。
公式サイトから拝借しました。


航空写真も貼っておきます。


写真上で適当に計っただけですが、フィールドの寸法は横がMAX約100m、縦はMAX約50mです。


中央に櫓が建ち、2階は監視塔兼観戦台となります。
1階はほぼ敵陣全域を射程内に収めることが出来るため、戦略上重要な箇所でした。


全体的にバリケードの密度は低めで、相手の視界を遮りながら前進することはほぼ不可能です。
味方と連携し、隙を突いて1つ1つダッシュで進めていく展開が多かったように思います。




何個か壁に覆われた「小屋」がありますが、色分けされており、味方同士の意思疎通に色で説明でき便利でした。



他のフィールドでもよく見かけますが、このようにオブジェクトに特徴を付けお互いが認識しやすくし、連携を助ける工夫は地味ですが非常に大事ですよね。
お互い声を掛け合って連携が上手くいった時が、サバゲをしていて一番「気持ちいい瞬間」と思うのは私だけではないと思います。

セーフティ側の壁際には「CQBエリア」が存在します。


内部はかなり入り組んでいます。



上の見取図で言うところの「右側スタート」側が先に占拠できる位置にあり、ここに数名立て篭もると鉄壁を誇りました。
しかし、フラッグを防衛する上で戦略的な価値はそこまで高くなく、敵陣に攻め入るきっかけにもしづらく、占拠しても一定の局地的な支配力しか持たないところが良いバランスでした。

一方CQBエリアの反対側の壁沿いには塹壕が掘られています。



塹壕はお互いのフラッグのすぐ近くまで延びており、中腰で進めば敵の視界に入らず敵陣深くまで侵攻可能で、上手くいけば完全に側面を取れます。


しかし、丁度戦火の激しい最前線になる地点で塹壕が一部途切れて完全に無防備になる瞬間があり、そこがミソというか「上手い作りだな」と思いました。
この「途切れ」のおかげで、相手側の塹壕に入る為には周囲の安全確保や、悟られないよう隙を突くタイミング見極めが必要になってきます。

一見してシンプルなフィールドなので「ひたすら撃ち合いになる」と思いきや、絶妙な作りこみがそこかしこにあり、相手の裏の裏をかく発想とそれを実現するチームワーク&個々の戦闘能力が求められる奥が深いフィールドだと思いました。

シンプル故に攻略セオリーの数は絞られる上、視界が通る&見晴らしの良い観戦台のおかげで熟練者の動きを見て学びやすい環境でした。
午後数ゲームまでは常連の熟練者の方々にやられては「なるほど」と、裏のゲームで真似をするとまたそれを攻略する手を打たれ、また「なるほど」と勉強する、まるで「死にゲー」「覚えゲー」のような様相でした。

「死にゲー」の代名詞といえば「スーパーマリオブラザーズ2」ですよね(笑)


1-1面でいきなり「毒キノコ」が出てきて「これはただのマリオじゃねえな...」と思わせてきます。


ジャンプした着地点のすぐ前にクリボーがいたり、ジャンプ中にいきなり画面外から避けきれない角度でパタパタが突っ込んできたりと、基本「知らないと死ぬ」タイミングで敵や障害が出現します。
特にバブル(マグマから飛び出る火の玉)の打ち上げタイミングの合わせ方といったら、「AI積んでるの?」と思うほどジャンプのタイミングにバッチリ当ててきて、凄まじい勢いでストレスが溜まります。

幾百の先代マリオの屍を超え、ようやく8面までクリアするとなんと「A面」が出現し、この瞬間はまさに生きながらにして「無間地獄」を味わえます。

また「死にゲー」繋がりで、小学生の頃スーファミの「超魔界村」で最終面をクリアした時に感じた絶望感もトラウマレベルです。


現実世界で母親から「もうゲーム終わり!」という叱責に耐えつつ魔王と対峙する、という逆境に打ち勝った後にこの仕打ちです。


否応無く1面に戻され放心状態で棒立ちしていると、1周目より明らかに歩みが速くタフになったゾンビに相対する&鬼の形相の母親に睨まれボロボロに精神を引き裂かれ、静かに電源を切りました...。
それ以来「超魔界村」に真剣に取り組む事が出来ずに未だにクリアできていませんが、「ミニスーファミ」に収録されているようですので、いつかリベンジを果たし過去のトラウマを清算したいと思います!

最近のオフラインゲームは必要以上にユーザーフレンドリーで簡単過ぎたり、楽しむ為には「攻略wikiを見るのを我慢する」という「自分との戦い」がメインになっている気がします(見てしまった時点でただの「作業」に成り下がりますよね)。

最近は対人オンラインゲームにがっぷり四つで取り組む時間もパワーも無くなってきたので、マイペースで出来る良質なオフラインゲームを探している今日この頃です。

これからはNPCに人間並みの思考力のAIが実装されたりして、オンラインゲームの中でターミネーターのように「人間VSコンピュータ」戦争が勃発する日が現実の一足先に(笑)来るかもしれませんね。

また、マリオの「実写版」と言っても過言ではない映画をご存知でしょうか?
天下のトムクル主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」です。


マリオ系の「死にゲー」を楽しんだ事がある方なら確実に共感できるはずです(笑)
続編も製作中のようですので、未見の方は是非。


長ーい余談が挟まってしまいましたが、マリオばりにトライ&エラーを繰り返したおかげで、最後の数ゲームはそれなりに動けるようになりました。
最初は訳も分からずヒットを食らっていましたが、最後には塹壕を利用し側面取りができ、自身の成長を感じられ得も言われぬ充実感に浸る事ができました。
マリオ同様、何度も「死んで学んだ」からこそ得られた成長だと思います。

装備詳細は次回に書こうと思いますが、今回はSPEARフリース+ELCSの初期アフガン装備で臨みました。




この日たまたまだったのかもしれませんが、基本銃1丁+多弾マガジンのみの超軽装スタイルの参加者が殆どで、リグやプレートキャリアを着けている参加者は我々を含め4,5人でした。
確かにこのフィールドで戦うには、他のフィールドよりもとにかく「身軽さ」が求められると思いました。

ダミーラジオやアンコしか入ってないポーチなんぞを身に着けているのは私だけでした(笑)
しかも現用米軍装備の中でもとりわけ「残念な使い心地」のELCSです。
ELCSに対して心も体も疲れたので 軽装でゲームに取り組む皆様の足を引っ張るのも少し申し訳なくなり、午後からのゲームはELCSをパージし、フリース1丁でゲームをしました。
ある思いからちょうど先日多弾マガジンを調達したところだったので、非常に重宝しました。
フリース1丁でもちゃんと「成り立つ」ところも初期アフのいいところですね!


一緒に行った友人H氏はマルイ製MP5SD6で臨んでいました。



整備不良が祟り、数発に1発謎のフライヤーが頻発する状態でしたので遠距離戦は望むべくも無く、基本CQBエリアに篭って戦っていました。



メイン愛銃のSCAR-Hを自宅に置いてきてしまった事を後悔したと共に、メンテナンスの大切さを痛感したことと思います。
それでも終盤は果敢に敵との距離を足で稼いで詰め、ヒットを取っていました。

中々ハードなゲーム展開で芳しい活躍が出来なかった一日ですが、二人でお互いの敢闘を称え合いお開きとなりました。

最後に、スタッフさんが全員非常に爽やかで丁寧、親切な対応をしていただき、終日気持ちよくゲームに没頭できた事も付け加えておきます。
シンプルですが奥深く攻略しがいのある構成で、またつい足を運びたくなるフィールドでした。

お読みいただきありがとうございました。




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2018年02月13日 Posted by 4039  at 21:55 │Comments(0)SPEAR ELCSサバイバルゲーム

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