帰還のご挨拶



ミリブロなのにミリタリーに関係ない事を主題として書くのは自分のポリシーに反しますが、人生の節目ですので、この場を借りて当ブログを読んでくださっている方にご挨拶させていただきます。

3年前から会社の指示で中国広東省の拠点に単身赴任しておりましたが、この度無事に日本に帰任しました。
コロナが無ければ2、3ヵ月に1度は本社出張や休暇で日本に帰国できるはずでしたが、赴任2年目の2020年初頭から皆様ご存知の状況となり、結局直近2年間で2回しか帰れず、幼い子供達の成長をこの目で見届けられなかったのは比較的大きな代償でした。
今はビデオ通話が気軽に出来る時代なので、マメにコミュニケーションが取れましたが、時代が時代なら完全に親子関係がリセットされて1からリスタートになっていたかもしれません(笑)

また、遠くに離れていた事で、親との今後の付き合い方もよく考え直す良い機会になりました。
赴任する前は実家まで車で1時間ちょっとの所に住んでいましたが、中途半端に近いと逆に顔を出すタイミングが無いものです。
ですが考えてみたら、親なんてあと10年もしたらこの世からいなくなっている可能性が十分あります。
残された時間は決して多くないので、まだ元気でいる内にもう少し親孝行しておきたいなと、3年間遠く離れたからこそ考え至るようになりました。

サバゲ及び軍拡は、日本に比べると前者は絶望的、後者も非常に限定的なアイテムしか調達できず、ろくな活動が出来ませんでした。
めぼしい所は中華トイガンに多く触れられたことと、可動PRC-148レプを安価で入手できた事くらいですかね。
特にAKA 870との出会いは大きな収穫でした。




カート式エアコッキングショットガンAKA M870

各種装備考察に関してはVPNで日本のネットと同じ環境でしたので細々と進めてはいましたが、やはりモノが手に入らないとモチベーションは上がりませんね。
結果ミリタリー活動に使っていたカロリーの多くはゲームとガンプラに注がれる事になりました。
特にガンプラは10数年振りに触りましたが、改めてがっつりハマり、塗装ブースまで導入して思いっきり制作活動に勤しめたのは大変有意義でした。






最新のミリタリー活動は、ちょうど帰ってくるタイミングでVFCのM733が日本に入ってきましたので、自分へのプレゼントで早速調達しました。


HEATに出てきたまんまのディテールで、質感も良く、箱出しでちゃんと動き素晴らしいですね。
充分に温まってないとフルオートのサイクルは遅く感じますが、セミはかなりマガジンが冷えてもしっかり動きます。
作動性や実写性能は間違いなくマルイMWSに軍配が上がりますので、このカタチに拘りが無ければ、ARのGBBとしてはマルイMWSが総合的に頭一つ抜きんでているとは思います。
リコイルも私のMWSはヘビーバッファーに換装しているのでM733より一回り重く、かつ鋭いです。
ただ、操作時のカッチリした質感や金属音、射撃時のバッファースプリングのビビリ音などの「実銃っぽさ」はM733の方が雰囲気出ていると個人的には思います。
HEATのリマスターBDも手に入れ、銀行強盗シーンをコマ送りで観察して装備詳細を調べています。








久々にじっくり見ましたが、本当に隅から隅まで良く出来た映画で感動しますね。
リマスターされて映像も非常に綺麗で、今年公開の映画と言われても違和感ないです(俳優の若さ以外(笑))
VFC M733とHEAT装備の詳細は後日記事にまとめられればと思います。

これからまた生活が激変しますが、ミリタリー活動は続けていくつもりですので、今後とも引き続きよろしくお願いします。
サバゲも中々行くチャンスは無いかもしれませんが、近い内にチャンスを見つけてフィールドに遊びに行きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2022年05月21日 Posted by 4039  at 16:33Comments(3)

中華カート式トイガンレビューまとめ



先日1年ぶりに一時帰国し、2週間ほど本社出張+休暇を取り、現在また中国に戻り21日間の隔離生活中です。
来月3年間の任期を終え帰任となるので、こんなに長い間誰にも会わず独りで1室にいる隔離生活というのも、これが人生最後かもしれません。
ちなみに隔離中に「オデッセイ」や「キャストアウェイ」を見ると感情移入度が倍増するのでおススメです(笑)




昨年同様、中国の空港に着陸した後は全て全身防護服の防疫官によってホテルの部屋まで連れていかれます。
昨年時点よりも幾分システム面が整備されてはいましたが、乗客の快適性よりも防疫第一の姿勢は変わらず、ひとつひとつの手続きにかなりの待ち時間が発生しました。
着陸してから近隣市内のホテルの部屋に着くまで5時間掛かりました。
私のように単独行動であれば特に問題はありませんが、おそらく2、4、5歳くらいの小さい娘三人を連れた日本人家族や、まだ1歳くらいの赤ちゃんを抱いた夫婦もおり、その方々はホテルまでの移動はもちろん、そこから始まる14日間または21日間隔離生活はまさに地獄だと思います(隔離後の滞在先のコロナ対応状況によって隔離日数が変わります)。
偶然私の部屋が娘3人一家の隣でしたが、1日に何回かはお子さんが号泣している声が響いてきました。
私も同じくらいの子を持つ親なので、同情しきりです。
部屋は昨年は郊外のリゾートホテルだったので非常に綺麗で広々していましたが、今回は市街地真っただ中のホテルですので少し狭いですが、日本のビジネスホテルとは比べ物にならないほど広いです。




ぱっと見の写真だと綺麗に見えますが、壁とか端々は日本のホテルではありえない雑さ汚さです(苦笑)
まあそれでも清潔さや設備は必要十分で、配給されるご飯は朝はパン&果物&牛乳&お粥、昼夜は三菜一汁の弁当で、昨年隔離時より格段に美味しく、日本で700、800円の中華弁当として売っていても普通に美味しい部類に入るレベルで満足しています。


ホテルは選べず、今回のホテルの宿泊費は21日間隔離で食事込みで約18万円です。
私は会社の経費で落とせますが、個人で負担するとなると相当キツいですね。

現状日本への帰国時は、一部指定地域以外からの帰国で認定済ワクチン3回打っていれば待期期間ゼロなので、水際対応の緩い国へGWあたりから海外旅行する人が結構出てきそうですね。

ついコロナ話が長くなってしまいましたが、本題に入ります。
度々中華独自のトイガン事情やレビューをお伝えしてきましたが、帰任前の締めくくりとして、中華トイガンに注目し始めた直近2年間物色したトイガンを記録しておこうと思います。
中国トイガン市場は現在も非常に元気なようで、どんどん新たなアイデアの商品が出ては消えを繰り返しており見ていて飽きないです。
特にカート式トイガンの進化が著しい印象です。
以下にこの2年間で実際に購入して良かったor面白そうなトイガンを紹介しておきます。

では早速書いていきます。
AKA 870






エアコッキング排莢式ナーフです。
私は水弾規制前に水弾発射仕様を入手しました。
以下に紹介するトイガン達とは別次元の質感で、日本で流通している数万円台のBBエアガンと肩を並べる完成度です。
詳細は過去記事にしていますので、気になる方はどうぞ。
カート式エアコッキングショットガンAKA M870
カート式エアコッキングガン AKA M870 レビュー PART1
カート式エアコッキングガン AKA M870 レビュー PART2
カート式エアコッキングガン AKA M870 レビュー PART3

BB弾化も比較的簡単と思われ、日本で実際に改造している方もちらほら見ます。
インナーバレルを入れてBB弾化&カートキャッチャーを用意すればサバゲでも使えるレベルになると思います。
日本のトイガンメーカー並の品質で、装填&排莢アクションはマルゼンM870よりリアルでスムーズです。
日本での調達も容易な部類で、オールブラック仕様も結構入っているようですね。

AKA 870亜種






上記の所謂模倣品ですが、紫のものとオレンジのものはそれなりにしっかりしてそうです。
おそらくメーカー間のパーツ互換はほぼないと思いますので注意です。

ダブルバレルショットガンS686






珍しい中折れ式のカート式2連ショットガンで、バレルを折ってコッキング&排莢します。
排莢した時のカートの舞い方は素晴らしいです。
ナーフとしては弾の飛びもそこそこで、トリガー2段引きで1発ずつ発射できるので面白いです。
質感はプラスチッキーですがサイズは大人用のフルサイズ、木スト風の仕様はそこそこ見栄えします。
ストックにだけ錘が入っていて重量バランスは劣悪ですが、ハンドガード部にも錘を仕込むと改善できそうです。
ほぼ全部品プラスチックで結構負荷の掛かるアクションをするので、耐久性は微妙かもしれません。
現状日本でも結構入手しやすいと思われ、5000~7000円程度だったら個人的には十分アリだと思います。
プラスチックなのでストックとバレルをのこぎりで切ってソウドオフも簡単ですし、カスタムの遊び甲斐もあると思います。
日本でBB弾化している方もチラホラいるようですね。

ベルトカート式電動ガトリング




ベルト給弾式のマシンガンは沢山出ているのですが、この製品だけはベルトにカートをセットし、発射後排莢時にベルトからカートが舞い飛びます。



下記動画が作動時の様子がよく分かります。


早送りはされておらず、実際にこれくらいの連射速度を誇ります。
サイズも大人が持っても違和感ない大きさで、バレルもちゃんと回転しそこそこの連射速度で、一気に撃ちまくるとかなり爽快感があります。
装填準備と片付けが超めんどくさいですが(苦笑)
ベルトは理論上無限に連結可能なので、100連射くらい繋げてナーフごっこで使ったらかなり盛り上がると思います。
実射性能はまあ普通のナーフ並の飛距離で、排莢不良や抜弾できず不発もそれなりにありますが、おもちゃとしての完成度はまずまずだと思います。

カート式モシンナガン






モシンナガンのBBエアガンは10年以上前から存在していますが、カート式はまだ無いと思います。
ナーフなので弾道はショボいですが、金属カートや水弾仕様に換装できるキットも売っていますし、構造的にBB弾仕様に改造するのも比較的容易だとは思います。
ストックはプラ、レシーバーは大部分金属パーツではありますが質感はそこまで良くないです。
日本にも入っているようですが、相場をみると個人的には非カート式のBBエアガンのモシンナガンに軍配が上がりますが、どうしてもカート式モシンナガンが欲しいという方には救世主的なアイテムだと思います。
ちなみにカート式のSVDもあるのですが、SVDは実銃がセミオートなので個人的には刺さりませんでした。


カート式ウィンチェスター M1873?




実銃同様、側面のゲートからカートを装填し、レピーターハンドルを回すと上面から排莢します。
見た目はそこそこいいですが、レピーターハンドルがガタガタだったり、排莢操作にクセがあります。
ただ現状カート式のウィンチェスターは大昔に発売されたポイント製のものかUMAREXのCO2しかないと思いますので、気軽さで言えば本機が選択肢に入ると思います。
概して価格相応には纏まっている印象で、モデルガン的な見方ではなく気軽に排莢アクションを愉しむおもちゃとして見れば一考の価値はある
のではと思います。
実射性能はまあオマケ程度です。

XM1014


ここ2、3年の中華カート式ナーフの先駆け的な存在だと思っています。
私もこれがきっかけで中華カート式トイガンの魅力に気づきました。
元々は水弾式で発売されていましたが、中国の水弾ガン規制によりナーフ化されて今でも売り続けられています。
UDLというメーカーが最初に発売した認識ですが、現在は模倣品が多数出ています。
他社の物もいくつか触りましたが、UDL製の方が品質良かったです。
XM1014の詳細は過去記事にしています。
カート式水弾ショットガン レビュー

カート式Hk416




以前記事にした電動ブローバック排莢グロックのライフル版と言った感じの商品です。


カート式電動ブローバックGLOCK

TOPのカート式M4のようにトリガーを引いてシアでピストン解放→モーターの力でコッキングする仕様です。
バッテリー無しでエアコッキング式としても運用可能です。
正確に測った訳ではないですがフルサイズのARの形をしていて、カート式電動コッキングガンというのは中々いい所を突いているのではと思います。
オプションでドラムマガジンもあって撃ちまくって楽しめます。
ナーフとしては実射性能もかなり良い部類だと思います。
カートが異様にデカすぎるのが玉に瑕ですね(苦笑)
ここはグロックに採用されている小型軟弾を使って細いカートにして欲しかったですね。
カート式Hk416は他にも似ているものが出ていますが、色々なレビューを見る限りこのモデルが一番完成度が高そうです。
ドラムマガジンがラインナップされているのもこのメーカーのものだけのようです。

ちなみに同じメーカーから最近同じシステムを搭載した95式も登場しています。


95式のトイガン自体が少ないのでHk416よりも存在価値がありますね。
需要の絶対数は少ないでしょうが、欲しい人はかなり欲しいのではないでしょうか。

上記は全て実際に入手して触って来た物です。
以下は未入手で良さそうな物をピックアップしてみました。

UZI?


これだけカート式ではないですが、電動式のコンパクトサブマシンガンです。
商品ではUZIと謳っていますが、形はまるで違います(笑)
特筆すべきは連射速度で、マガジン内の弾を一瞬で撃ち尽くします。


スケルトンボディの中を弾がどんどん進んでいく様は見ていて愉快ですね。
スペアマガジンを沢山用意すればナーフサバゲでチート並みの戦力になるのではないでしょうか。
価格もかなり良心的な部類だと思います(こっちでは1000円ちょっとです)。

M1887


エアコッキング式シレバーアクションョットガンです。
実銃同様のアクションで面白いですが、何年も前からマルシンがガスガンで出していますので食指は動きませんでした。
ナーフに拘りが無いのであれば、マルシン製の方が断然コスパ高いと思います。

カート式電動M1ガーランド


電動でブローバックし排莢、8発撃ったらちゃんとピキーンしています。


半年くらい前に上記の試作品の動画を入手したのですが、残念ながら未だに続報が見つかりません。
一応通販ページで購入は可能な状態で「45日以内発送」とあるのですが、詳細不明過ぎて注文出来ていません(苦笑)

LDT SE(TOP模倣カート式AR)


公式ページが存在せず動画等もまだ少ないので不明な内容が多いですが、TOP方式を模倣したカート式ARです。
弾は飛ばないようですが(飛ぶ仕様もあるのかもしれません)、動画を見るとかなり良く出来ているように見えます。



しかも少しですがリコイル風の振動も実装されているようです。
メーカーはLDTという名前で完成品状態では無くメカBOXキットの販売のみで、同社の電動ARのガワを使って組み立てる必要があるようです。
こちらの通販サイトでは組み立て済の物を販売するショップがいくつかヒットしました。




おそらく大陸で普通の売ると規制に引っかかると思われ、どんなものか知っている人でないと分からないようカモフラージュされています。
こちらでは中華トイガンあるあるです。
値段はメタルレシーバーのHk416で組むと約6万円で、TOP M4を買ってフルカスタムするよりは安いですがかなりの高級品です。
TOP M4シリーズは市場で枯渇して久しいので、ちゃんとした完成度であれば日本でも一定の需要は潤してくれそうですね。

以上、ここ2年程現地で市場観察していて面白いなと思った中華ナーフガン達でした。
売り物としてどうなの?と思う低品質なものも中にはありますが、独創的なギミックを備える銃達が次々に世に出てくる様は、今のエアガン業界と比べると信じられない勢いです。
最近はyoutubeやtwitter等で日本語でも様々に紹介され、流通も充実してきましたので嬉しい限りですね。
日本や台湾、一部高級中華のエアガンメーカー品と比べるとAKA M870以外はおもちゃおもちゃしていますが、そういう趣の物だと思って見れば楽しいアイテムが沢山あります。
まだまだコロナが猛威を振るっていますので、部屋で気軽にナーフガンで遊ぶのも一興だと思います。
今は円安で中華トイガンの日本国内調達は割高になってしまうと思いますが、少しでも皆さまの物欲を刺激できたならば幸いです(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2022年04月10日 Posted by 4039  at 21:04Comments(2)中国現地トイガン

中国軍のレーション



今回のロシア-ウクライナ戦争がきっかけで、一部メディアではウクライナ各都市のカタカナ読みをウクライナ語を基にしたものに変えていますね。
英語メディアがやり始めたので一部日本メディアや個人も前に倣ったのかもしれませんが、急に「キーウ」とか「ハルキウ」とか「チェルノーブリ」とかに変えられても一瞬戸惑ってしまいますね。
もし日本全体で呼称を変えるとしても、長年にわたって「キーウ(キエフ)」と書かないといけなくなりそうですね。
まあこの程度の違いならすぐに慣れるというか、多くの日本人はこの戦争がある程度収束したらウクライナの都市名なんてほぼ目にしなくなるでしょうが。。
ただ、ファーストガンダム好きとしては「オデッサ」は頻出重要ワードなので、今後「あー!オデッサってロシア語読みだ!即刻オデーサに訂正しろ!」と迫られないか心配です(苦笑)
宇宙世紀は「ニューヤーク」や「キャリフォルニア」や「ニューホンコン」がある世界線なので許して欲しいですね(笑)

では本題に入ります。
折角中国に住んでいるので、中国軍のレーションが安く手に入ったりしないかな?と思って通販サイトを試しに調べてみたらわんさか出てきました。




レーションは米軍や自衛隊の物はいくつか食した事があったので、比較の為に中国軍の物を試してみたいと思いました。
セットがお得だったので6種類セットで入手してみました。


何故か到着したのは4個でしたが、中国語でクレームつけるのも面倒なのでスルーです(苦笑)


ちなみに価格は6個セットで3500円程度でした。
日本で期限内の米軍MREを入手するよりは安いですね。

見た目や大きさは米軍MREそっくりです。


製造は2020年12月で、賞味期限は製造から2年なので余裕で期限内です。




期限内なので廃棄品ではないと思われますが、結構管理雑なんですかね。
米軍MREも以前は期限内の物が日本でも巷に溢れていた印象ですが、いつからか期限内の物はあまり見かけなくなった気がします。
横流しが酷過ぎて管理が厳しくなったんですかね。

4つ全て食べましたが、基本はどれも似たり寄ったりだったので1セットだけ記事にします。


「単兵(ダンビン)」は個人用という意味でしょう。
「自熱(ズールー)」は米軍MRE同様、水で発熱するキットが内包されている事を意味しています。
メニューは「香菇卤肉炒面套譜(シャングールーロウチャオミィエンツァンプー)」です。
「香菇」は椎茸、「卤肉」はトロトロの豚の角煮を細かく刻んだような物で、日本でも台湾料理屋等で「ルーローファン」として侵透していますね。


「炒面」は焼きそば、「套譜」はセットみたいな意味で合ってると思います。
つまり「豚と椎茸の甘辛焼きそばセット」で、日本人でも馴染めそうな料理ですね。

裏面の内容詳細を見てみます。


メニュー名の「香菇卤肉炒面」の他に、「泰皇海鮮炒飯(タイファンハイシエンチャオファン)」というメインがもうひとつ入っています。
他はサイドメニューとお菓子ですね。
泰皇海鮮炒飯は文字の通り、海鮮チャーハンですね。
熱量は全部で5250kJ、カロリーに換算すると約1250kcalです。
米軍MREも確か1000kcalは越えていたと思うので、行軍食としてはこの程度が世界共通基準なのかもしれないですね。

開封するとこんな感じになっていました。


メインの2品は水で発熱する加熱剤で温める事ができます。






食器は折り畳み式の器とスプーン、つまようじ、紙ナプキンが入っていました。
スプーンは米軍MREと同じようなプラスチック製でしたが、器は薄くて頼りない紙製で、これに盛って食べる気は起きませんでした。






水を用意し、早速温めてみます。


水を入れて1分くらいで勢いよくボコボコと沸騰して湯気が上がり始め、触れないくらい熱くなります。
説明書き通りに15分程度温めると熱々になりました。
室温20℃程度の所で温めたので充分でしたが、もしかしたら寒冷地の屋外では完全に温めるのは難しいかもしれませんね。
米軍MRE内包のヒートシステムも使った事がありますが、それより優秀な印象を受けました。

温まったところで器に盛りつけてみます。






まあ、何とも言えない見た目ですね(苦笑)
匂いは悪くなく食欲をそそります。
海鮮炒飯や焼きそばで思い浮かべるイメージとズレは無く、素直に美味しそうと思える匂いでした。
肝心の味ですが、食感は見た目通り望むべくもなく、ベチャベチャフニャフニャで何を食べてるのか分からないレベルです(笑)
少々油っぽいものの、違和感のある風味は無く素朴で若干薄味で「普通に美味しい味」でした。
メニュー名にある椎茸やルーロー、海鮮もちゃんと主張してきていて好印象でした。
柔らかく喉通りもよく、疲労した体でも食べやすく消化しやすいように工夫されているのかもしれないですね。

付属してきた「香菇醤」が特筆モノでした。




椎茸の旨味が凝縮された甘辛ソースで、これを炒飯と焼きそばに掛けると一段と美味くなりました。
日本でこれの瓶詰が売っていたら間違いなくご飯のお供として常備する程美味しかったです。

もうひとつのサイドメニューは白菜の甘酢漬けでした。




キレの良い甘みが全体を包みつつ、酸味と唐辛子の辛味が良いアクセントでこれも普通にイケました。
メインがフニャフニャ食感なので、白菜のシャキシャキ食感がサイドメニューとして良いフォローをしていると思いました。

あとはラムネとガムが入っていましたが、これらも違和感ない味で普通に食せました。
食後に清涼感を得るにはもってこいだと思います。


総じて個人的には米軍MREよりも美味しく食べやすく、食後の胃腸の負担も少なかったように感じます。
食文化が近いので当然と言えば当然でしょうか。
中国軍と聞くと漠然と西側先進国に比べて装備や技術で劣るイメージがありますが、レーションに関しては大きな差は無いのかもと感じました。
日本では中々気軽に調達できない代物だと思いますので、中国に住んでいるからこその貴重な体験ができました。

他の3つも食べましたが、結論としてはこのメニューが一番バランス取れていて美味しかったです。
何より「香菇醤」が最強過ぎました。
「香菇醤」だけでも覚えてこのページを閉じていただければ幸いです(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2022年03月21日 Posted by 4039  at 22:42Comments(0)