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 Posted by ミリタリーブログ  at 

BALCSのサイズ感



先日千葉へ帰国ついでに東京の我が家にも寄れたので、愛する装備達がカビてないか?コンディションをチェックしました。
ついでにブログネタをばと考えた結果、今回のタイトルのネタを考え付いた次第です。
知人の話や各種SNS等を見ていると、BALCS購入に際して結構サイズで悩んでいる方が多い印象を受けました。
初期アフ愛好家の端くれとして、レプ実合わせてBALCSを無駄に6着持っている(最近しれっと実WL SFという大物が増えました)ので、少しは世の役に立てるべく、各種のサイズを比較紹介します。
BALCSを調達しようとしている方のお役に立てれば幸いです。

まずは私の所有しているBALCS達を紹介します。

実物SF仕様WL サイズL-R


直近増殖しました。
スモークグレネード入れが切除された3MAGマグポーチ×2、ICOMポーチが付属してかなりお値打ち価格で手に入れられました。


本体も綺麗で防水コートの加水分解も無く、かなり状態が良いです。
ファステックスは98年物でした。
(BALCSはチ〇コアーマーを接続するファステックスのメスに製造年があります。)
このBALCSは某オークションを通して譲っていただきましたが、実BALCSを持っているレベルの方だったらひょっとしてと思い当ブログの紹介をさせていただいたところ、知っていてくださり感動しました。
末永く大事に使わせていただきます!


実物SF仕様3C(カスタム品) サイズL-R


これも某オークションで格安で入手した隊員カスタム放出品?です。
ファステックスは2000年物です。
詳細気になる方は過去記事ご覧いただければと思います。
過去記事:「激シブ!カスタムBALCS


実物SF仕様3C サイズXL-R


昨年夏のユルゲ3の際に、taroybmxさんから地球上の何処よりも安い値で譲っていただいた物です。
この機会に有効活用させていただきます!
ちなみにこちらのファステックスは2004年物です。
BALCSもELCSもスピアーフリースも2004年以降のファステックスは見た記憶が無いので、おそらくSPEARの支給は2004年までだったのではないかと考えています。


実物RANGER仕様(RBA) サイズM-R


実物SFのM-Rを着たことがないので分かりませんが、もしかしたらRBAとSF BALCSでサイズ感や形状が異なる可能性はあります。

メーカー不明(おそらくSPECWARCOM製)レプリカ サイズ表記無し


長年私が愛用しているレプリカです。
生地、ウェビングの色味が実物と少し違いますが、質感は良好、バックルも実物と同じ物でかなり高品質です。
今回入手したL-Rと重ねてみたところぴったり一致しましたので、L-Rを模したサイズだという事がわかりました。
左が実物、右がレプです。


今回、こうして並べて気づいた点がひとつあります。
次回記事で詳細書こうと思いますが、レプリカはフロント下部のアリススロットとウェビングの隙間が実物M-Rとほぼ同じになっています。


コマ数も1コマあたりの寸法も実物と同じなので、自動的に首元の縁とウェビングの隙間も実物とは異なる寸法ということになりますね。
実物と比較しないと分からないレベルの違いではありますが、縫いつける位置だけの話ですので、ここはちゃんと実物と同じ位置にして欲しかったところですね。

トイソルジャー製レプリカ フリーサイズ


現在市場で一番入手しやすく、かつ安価なレプリカです。
ポーチまで付いてお得なのですが、残念ながら生地質感△、形状△、縫製×、サイズはかなりのスキニー仕様です。
詳細は以前レビュー記事を書きましたのでご確認いただければと思います。
過去記事「BALCS トイソルジャーレプリカ

次に着用モデル(私)の体型をざっくり説明します。
私は170cmちょい、75kgちょい、短足でもなく足長でもない、中肉中背と言い張っているデブ一歩手前体型です。
肩幅、胸囲(おっぱい)は同身長体重の人より少し大きめの傾向だと思います。
ユニクロだとMサイズで大抵の服はジャスト、Sだと肩と胸、腹周りがキツくLだと袖、裾丈が余り気味、ジーパンのウエストは33インチがジャストといった感じです。

では実際に着用した写真と考察を下記に述べていきますが、まずはおそらく多くの方が気になっているであろう、最も市場で見かける機会の多い「L-Rってどうなん??」の結論から書きます。
私の体型ですと実物L-Rはエマーソン製Mサイズダミープレート(後述)と、なんでもいいからダミーソフトアーマーを入れるとジャストです。
下写真はTシャツ+DCUを着た状態にダミープレート、ダミーソフトアーマーが入ったL-R着用写真です。




変にブカブカ過ぎず、タイト過ぎず、体との一体感があります。
個人的にはミリフォトの雰囲気が一番良く出ていると思います。

BALCSのサイズ選びのポイントとしては、サイドのベルクロの余り具合だと思っています。


体の胴回りに対してBALCSが小さい分にはそこまで支障が出ませんが、大きいとフロントパネルがバックパネルに大きく覆いかぶさってしまい、バックルを嵌めると写真のようにフロントパネルを巻く形になってしまいます。


かといってこうならないようにベルクロを留めると体に対してブカブカになってしまい、着心地見た目とも最悪で使い物になりません。
丈は肩部でかなり調整できますので、BALCSのサイズ選びはこのお腹周りが適合するかどうかが重要だと思います。
私はL-Rはジャストです。

なので、ジーパンのサイズが30以上くらいの方であればL-Rで全く問題ないのではと思います。
上限はマツコ並に「規格外」の体型でない限り問題ないと思います。
ただ、体型を変えるのは細くするのも太くするのも容易な事ではないと思います。
「お前みたいにデブじゃない俺はどうしたらいいんだ」とお嘆きの貴方に、ひとつテクニックを伝授いたします。
仕込むプレートやソフトアーマーのサイズや厚みをかさ増しすれば、ある程度胴回りのフィット感をタイトにできます。
先述しましたが、ダミープレートはエマーソン製のMサイズです。


実物SAPIを持っていないので分かりませんが、wikipediaの情報を見る限り、エマーソン製Mサイズは実物のMとLの間のサイズのようです。
何故実物と同じ大きさで作らないのか?詰めの甘さが残念ですね。
実物なんて数万円で手に入る訳で、そこから採寸すればこんな単純な成型部品なんて簡単に同じ形で作れるはずです。
ちなみに家にあったTMC製のプレートも全くの同寸でした。同じ寸法データを使ったのでしょうね。

あんまり厚くてデカい物を仕込むとそれはそれで変な見た目になってしまう可能性もありますが、エマーソンのMより大きいプレート(実物Lサイズ同寸の物)や、プレートに段ボール等を貼って延長、ソフトアーマーに薄いスポンジを貼って厚みUPする等すれば170cm、60kg程度の方でもL-Rでイケると思います。
逆にソフトアーマーを薄くしたり抜いたり、小さめ(薄め)のプレートに変えれば、私よりガタイの良い方でも余裕を持ったフィット感に調整できるはずです。
ちなみに私のソフトアーマーは上述のメーカー不明品レプに入っていた物です。
BALCSダミーソフトアーマーはトイソルやAggressor Groupのレプが出来がいいらしいので、この辺りを仕込めば間違いないと思います。
無論実物が一番ですが、片側で1kg弱なのでサバゲではキツイですね(苦笑)

一番大事な事を書き終わったので、あとはおまけのような物です(笑)
お暇があればお付き合いください。

Tシャツ+DCUの上から実物M-RのRBAを着るとこんな感じです。




プレートはトイソルジャー製のMサイズ、ソフトアーマーは入れていません(ちょうどいいサイズがどっかいっちゃいました)。
グリーンベレーかはわかりませんが、初期アフ時のRBA着用例と思われる写真です。


左の方は私の着用写真よりもより小さく感じますね。
当然私よりもガタイはいいはずなので、同じM-Rを着ているのかもしれませんね。
真ん中の方は明らかに左の方の物よりデカいので、XL-Rあたりかもしれません。

次にTシャツ+DCUの上から実物SFのXL-Rを着た写真です。




プレートはエマーソンのMサイズ、メーカー不明のダミーソフトアーマーも入れています。
サイドのベルクロはギリギリ一番小さくできるところまで寄せて貼り合わせて、それでジャストなフィット感です。
思ったより着られている感は無く、見た目も着心地も個人的にはアリっちゃアリの感じです。

さらにSPEARフリース(S-R)を着た上から着てみました。




サイドのベルクロもちょうどいい位置で留められてジャストフィットといえます。
メリケンの兵隊さんは私よりガタイのいい人ばかりでしょうから、DCUの上からでもXL-Rがちょうど良い人が多いかもしれませんね。

次はTシャツ+DCUの上からトイソルジャーのレプリカを着てみました。




プレートはトイソルジャーのMサイズ、ソフトアーマーは無しです(どっかいっちゃいました...)。
エマーソンのMサイズプレートはかなりキツキツで、強引に押し込んで何とか入るレベルです。
また、私は頭囲は並の日本人レベルだと思いますが、トイソルレプは着る時に耳を擦る程首回りが小さいです。
着心地自体は問題ないですが、個人的には見た目がスリム過ぎてミリフォトのような雰囲気が出てないと思います。
特に腕肩周りのボリュームが無さ過ぎて貧相にみえますね。
ライフルは構えやすいとは思いますが。
実物S-Rサイズと比較した事が無いので分かりませんが、もしかしたらS-Rサイズを模しているのかもしれませんね。
少なくとも私の体型と同等以上の方には不向きなサイズ感だと思います。
ソフトアーマーも入れて下にフリースなんて着こんだら、私の体型でもサイドのベルクロが届かなくなると思います。
骨格や肉の付き方にもよりますが、ざっくりイメージとしては身長170cm前後以下、体重が60kg以下の方であればそこまで違和感は無いかもしれません。
いずれにしても「惜しい」存在です。
せっかく香港の近くに住んでるので、香港の状況が収まったらトイソルの事務所に行って「ここはこうした方が絶対いい!」と直談判してこようかと思います(笑)

今回記事を書くにあたって自分のBALCS着用時の外見を客観的にじっくり観察しましたが、個人的にはエマーソン製Mサイズプレート(orトイソルLでも良さそう)&ソフトアーマーを入れた実物L-Rが一番しっくり来ました。
以前のトイソルレプレビューの記事でも書きましたが、BALCSはちょっとした「着られてる感」を出して野暮ったく着こなすのがオシャレだと私は思っています。



BALCSは表記に対して比較的小さめの作りです。
そして実際の兵隊さんはXL-Rで結構ゆったりめに着ている例が多そうです(次回詳細記事書きます)。
なので日本人男性の平均体型くらいの体型の方でも、L-Rに手を出しても十分着こなせると思います(あくまで私の主観ですが)。
ポイントは中に仕込むプレートとソフトアーマーです。
特にプレートは適当な物を選ばず、実物Lサイズに近い物を選ぶことが重要だと思います。

以上、簡単ですがBALCSのサイズ感を綴ってみました。
書いてある事以外に何か気になる点がありましたら、コメントや直接メールを送っていただければ私の分かる範囲でお答えいたします。

初期アフODA(SEALも?)装備の花形アイテムであるBALCS調達は、本格的に初期アフODA装備をやろうとすると必ずぶち当たる高めの壁だと思います。
現状入手が非常に簡単なトイソルレプですが、残念ながらこの「初期アフの壁」を完全に超えられる救世主とは言い難い出来です。
なのでこの記事でサイズ感を把握していただき、少しでもBALCS調達を検討されている方のお役に立てれば嬉しい限りです。

次回は実際のミリフォトで隊員が着用していたBALCSのサイズを考察しようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年12月07日 Posted by 4039  at 21:16Comments(0)SPEAR BALCS

ギアフリ参加装備



先週末に開催されたギアフリについて書きたい事はまだまだありますが、今回は自分の装備を記録しておこうと思います。
撮れ高を勘定する限り、この記事含めてギアフリ関連はあと3記事くらい続きそうです(笑)

今回も例に漏れず初期アフODA装備になります。



(龍さんの写真を随所に使わせていただいております。撮っていただきありがとうございました!)

当ブログでも度々登場していますが、2002年末のODA995の写真をイメージベースに装備を考えました。


ADVENTURE TECHのリバーシブルナイトカモ+大盛りBALCSです。



アフガン東部、19thのパトロール任務で、途中車列から分離して少しの間だけ無補給の徒歩行動がある想定、といった感じでしょうか。
まあ適当です(笑)

下記レシピです。
・BALCS with SPEAR POUCHS&RADIO
・BHI DUTY BELT
・SAFARILAND 6004(M9)
・UM21サイドポケット(S)
・GERBER マルチツールポーチ
・ADVENTURE TECH リバーシブルパーカ
・DCUパンツ
・CASIO DW-8700
・SILVA WRIST SIGHTING
・NIKE ACG
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・キャップ
・ヒゲ
・M4
・M9

ごく一部のアイテムを除いて既出の物ばかりです。
我ながら初期アフコレクションは充実してきたと思います。
色々組み合わせて遊んで減価償却しないとですね(笑)

それではポイントを下記に記載していきます。

BALCS



いつもの高品質レプリカWL BALCSにグローインプロテクターを装着し、下記ポーチや小物を取り付けました。
ELCS M4 2MAGポーチ×2
ELCS M4 3MAG&グレネードポーチ
SPEAR UM21 サイドポケット×2(サイズ違い)
メーカー不明 ICOMポーチ with ダミーIC-F3S with IC-4008W
CAMELBAK MULEのハイドレーション
旧型カラビナ
旧型サイリューム
旧型INOVA マイクロライト
MBITRホルスター with PRC148 with H250ハンドセット

こうやって書くと大盛りですね。
実際大盛りな見た目ですが(笑)、BALCSは体にフィットしますので激しく動いてもバタつかず、意外と快適でした。
重量は実物プレートやソフトアーマーは入れていないので、最新プレキャリと比べても実際50歩100歩だと思います。
肩周り腰周りは確かに比較的動かしづらいですが、ちゃんと姿勢を保持しなくても精度にほぼ支障が無いエアガンなのでこれも問題無しです。
縦MOLLEポーチも少し着てればすぐ慣れます。

冷静に考えると実はBALCSって(サバゲでは)言うほど不便では無いと思います。
ポーチ搭載性は確かに乏しいですが、ゲームで必要な分は余裕で積めますしね。
かといってゲーマー装備で着るほど優秀では全くないので、数寄者アイテムという認識は変わりませんが(笑)

今回初の試みとしては、UM21のサイドポケットをダンプポーチ代わりに運用したことです。



詳細は先日記事にしています。
過去記事:「初期アフダンプポーチ問題 UM21活用編

結果としては大正解でした。
見える位置に大口空けてるダンプポーチってこんなに放り込みやすいんですね。
今回はセミ戦でしたがマガジンを8本も携行しました。
むやみやたらにトリガーハッピーする訳ではなく、タクティカルリロード運用を想定しての携行数でした。

携行弾数が少ないとタクティカルリロードを躊躇してしまい、「ここぞ」という時に弾切れしてしまう事がよくあります。
携行数が多いおかげで躊躇無く前線から突出する前に弾倉交換でき、ここぞの場面での継戦能力を最大限に維持できました。
弾倉交換の動作も便利なダンプポーチのおかげで短く済ませられ、タイムロスを最小限にできました。

使用例を見たことが無いスタイルではありますが、サバゲ実用性はこの上なく高いと思いました。

下半身が大型ポーチでシンプルボリューミーになりましたので、胸元は小物をごちゃつかせてみました。


無線ポーチには以前DIYしたIC-F3S風ダンボールキット+IC-4008Wを仕込んでいます。





過去記事:「初期アフ無線IC-F3S風 特小無線機運用

IC-4008Wからは100均で買ったモノラルイヤホンを延ばしました。
今回発信はしないと割り切り、受信のみに特化させました。
オンボロ特小+100均イヤホンだったので音質が不安でしたが、非常にクリアに受信できました。
線も黒くて細いので、装備の雰囲気を壊さずよかったです。

また、ポーチには旧型のINOVAマイクロライトをさりげなく下げてみました。


どこにでも付けられて、小さいですが特徴的な形状なので意外と目立っていいアクセントになります。
現状旧型は国内ではほぼ見かけませんが、海外オークションサイト等では度々出物があるようです。

IC-F3Sは分隊内通信用ですので、PRC-148も携行しました。
設定は特に考えてありません。単純にアンテナと受話器(H-250)を着けたかったからです(笑)
ポーチを背中に配置し、ブレードアンテナは背中のMOLLEで固定、H-250ハンドセットは左脇の下を通り胸部のMOLLEに刺しています。

私の中で常々「無線機を背中に着けると、音量調整とかチャンネル変更どうするんだろう?」と思っています。
いちいちプレキャリを脱ぐのも億劫でしょうし、男同士でイチャイチャ背中をイジり合いっこしながらチャンネル替えするのでしょうか?
こんな感じですかね(笑)


私が盟友Bucket Head氏のチェストリグの捩れを直してあげているところを、見事龍さんに抜かれていました。
吹き出しを付けるなら「ほーら、だらしないゾ」「お、おぉ、サンキュー」的な感じでしょうか(笑)

冗談はさておき、一度の作戦行動でそんなに操作することってないんですかね。
恥ずかしながらこの辺の知識がお粗末な為、よくわかっていません。
しかしながら、プレキャリ等の背面にラジオを配置している運用例は初期アフ時でもよく見かけますので、私の中では深く考えずOKとしてしまっています。



こうやってただの飾りに頭を悩ませるのも、装備趣味の楽しいところですよね。

H-250の上には旧型のサイリュームを刺しました。
正月のVショーで1本100円で大量ゲットしたアイテムです。


過去記事:「2019年新春Vショー収穫品

この個体の賞味期限が2007年なので、たぶんオーパーツではないパッケージだと判断しました。
ただ、なぜ青色1本だけ刺しているのかを聞かれると「装備全体の色味バランスです」という、リアルとはかけ離れた回答しかできません(苦笑)
「装備は細部に魂が宿る」的なことを言っておきながら情けない限りです。
サイリュームの用法も勉強していきたいところです。

あとはカラビナをMOLLEに通し、背中から伸びるハイドレーションホースの固定に使いました。
ホースはBALCS肩部のベルクロも利用し固定し、本体は背中に付けたUM21サイドポケットに収納しました。

ハイドレーション収納であればCAMELBAK MULEのような専用品があります。


MULEは肩ストラップで背負いますが、銃撃戦時はストックがストラップにモロに干渉してサバゲでも支障があります。
ギアレボで実施したようにMOLLEに結束バンドで強引に固定する手法は一応ありますが。


ちなみに実用例らしき映像も見つけてあります。

参考記事:「初期アフガンお宝映像考察 PART7

「MULEを背負う程大荷物じゃないけど、何も無いとちょっと足りない」という状況を想定し、UM21ポケットを背中に配置するというアイデアを捻り出しました。
ミリフォト等でUM21サイドポケットのBALCS装着例は見たことはありません。
「毎回MULEの結束バンド固定だと芸が無いし、何より飽きたから新しいネタ考えよう」という発想から産まれた妄想コーデです(笑)

あとは拘り(自己満足)の部分としては、3マグポーチのグレネード入れにGARMINのGPS12XLを入れてみました。


外観上はほぼ変化ないですが、「中身入り」ってなんかアガりますよね(笑)

縦BALCSはMOLLEコマ数が少なく、デフォルトでの搭載数が貧弱故に工夫の余地が多く、遊び甲斐のあるアーマーですね。


ADVENTURE TECH リバーシブルパーカ




初期アフでナイトカモといえば、まず思いつくのが謎形状謎サイズのナイトカモパーカですよね。



お得な価格で出回っていますし上記のようにカスタム実例もあり興味はあるのですが、私には着こなす自身が無く、もうひとつの「ナイトカモといえば」のADVENTURE TECHリバーシブルパーカを調達しました。
こちらは玉数は少なく上記王道パーカより高額ですが、Sサイズ以下であれば何とか街着でもいけるくらいにはスタイリッシュです。

過去記事でも書きましたが、「表裏あるはずのゴアテックスでリバーシブルって無理がないか?」といつも疑問に思いながら袖を通しています(笑)
過去記事:「ユルゲ参加装備

まあまあレアめなアイテムだという認識で運よく美品を手にでき、デザインも気に入っていますので大切にしたいと思います。


DCUパンツ
なんの変哲もないDCUですが、今回初期アフデビューをしたマーキー君とサイズ感の話をしたので、少し書こうと思います。
私は170cm強、75kg程度でデブ一歩手前、ギリ「中肉中背」と謳っても詐欺にはならないはずの体型です。
そんな私がDCUを履く場合、S-Sだとウエスト以外はジャストフィット、ウエストはかなりキツイですが何とかボタンがつきます。
なのでDCUジャケットをインするのは不可能です。
M-Sだとウエストはジャケットインでも問題ないのですが、お尻と足全体がダボダボに見えてしまいます。

動きやすさは断然M-Sですので、ジャケットインスタイルやゲーム重視の日はM-Sを履くようにしています。
ただ、ダボダボシルエットは格好悪いので、レッグホルスターやニーパッド、カーゴポケットに物を詰める等してシルエットを敢えて崩してごまかしています。
今回はゲーム重視でM-Sを履きましたので、ダボつきをごまかすために右腿にホルスター、左膝部にALTAニーパッドを巻きつけて部分的に絞りました。


ちなみにニーパッドのずらし方は下写真を参考にしています。


パンツのシルエットは全体の印象に結構効いてくるので、通常のファッションと同様に気を遣わなければいけない所だと思っています。
いつも野暮い野暮い言ってますが、実は結構考えてるんです(笑)


CASIO DW-8700


先日のミリフォト考察記事で挙がったG-SHOCKです。
2001年 5thの隊員が着けていたと思われます。




過去記事:「初期アフミリフォト考察⑤ 5thSFG隊員の腕時計

国内オークションサイトを眺めていたら海外仕様が安く出回っていたので、ゲットしておきました。
少なくとも15年以上は経過している個体だと思いますが、不具合なく使えています。
この時計については沢山書きたい事があるので、後日別記事にします。


SILVA WRIST SIGHTING


これも先日しつこいくらい記事を書きましたので、良ければ参照いただければと思います。
過去記事:「初期アフリストコンパス問題 解決編」「初期アフリストコンパス問題 解決編PART2

入手後知りましたがこのコンパス、実は空やデルタ御用達のアイテムでもあるんですね。
今回Bucket Head氏がオマージュしたデルタ隊員の手にも巻かれていますね。


直近でもオークションで出品があったようなので、常に目を光らせておく必要がありますね!
せっかく手に入れたので、これ見よがしな写真を撮りました(笑)



キャップ
今回は事前準備でヘッドギアがなかなか決まらず、めんどくさくなったので会場にいくつも持ち込みました。
なので写真によって被り物が違います。





ものの見事に全部野暮ったいですね(笑)
初期アフ帽は町の古着屋等でも調達のチャンスがあるので、日々の楽しみが拡がりおススメです。


ヒゲ


幾多の戦場を共にし、数々のバトルプルーフを施してきた本機ですが(GEN6)、だいぶ毛もへたりフサフサ感が無くなってきました。
毛はホットボンドで接着しているのですが、最初は黒があるのを知らず透明のボンドで付けていたので、痕が目立ちます。
ちょうど良い機会なので、今まで蓄積したノウハウをフィードバックして「ヒゲ2.0」に着手しようと思います。
材料を中国に持ち込んで、じっくり時間をかけて取り掛かろうと思います(笑)


M4
先日記事にした構成で臨みました。




直付けPEQ、上ノーマル下レイルの捻くれハンドガードです。
過去記事:「初期アフM4 PEQ2 直付け

ご一緒させていただいたドンキーさんに、「エモさしかない」とお褒めの言葉をいただき感無量です。

PEQ2はG&Pですが、結構激しく取り扱った為キャップ部のゴムが千切れてしまいました(泣)
実物も付くらしいですが(MUNAGE PEQ2は実物キャップでした)、とりあえず死蔵しているダミーPEQから剥ぎ取ろうと思っています。

ちなみにMUNAGEさんのA2も同じアダプターで直付けしていました。
野暮ライフルそろい踏みです。


MUNAGEさんも直付けは苦労されたらしく、ホームセンターで似たような形の適合インチねじを買って付けたそうです。
そんな方法もあるんですね!少しリアルさは犠牲になりますが、一番お手軽だと思います。


使い回しばかりと言っておいて結構なボリュームの記事になってしまいました(苦笑)
気合いの入れた装備を記録するのは良い振り返りとなり、毎度楽しいです。

ひとまず私の装備の記録は終わりましたので、次回は「チーム若年寄」の装備を見ていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
  


2019年02月22日 Posted by 4039  at 18:07Comments(0)SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガン

ギアレボ 参加装備



先日のギアレボに参加した際の装備をまとめておきます。

今回も例に漏れず初期アフ装備です。
何のレボリューションもありませんね(笑)





先日記事にもした7th SFGのJames Michael Mauldwin氏の2002年頃と思われる写真をメインのイメージにしました。


上下ツートンと両足の黒装備、キャップをオマージュしました。




下記主なレシピです。
・BALCS with BHIコマンドチェストハーネス with CAMELBAK MULE
・SAFARILAND 6004(M92F)
・BHI M4レッグマガジンポーチ
・ALTA ニーパッド
・PRC148 with RACAL アーバンヘッドセット
・DCUジャケット
・BDUパンツ
・BUDWEISER RACINGキャップ
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・NIKE ACG
・PROTREK PRG-40
・M4
・M9
・ヒゲとカツラ

いくつか詳細を書いていきます。

BALCS
レプリカBALCS(おそらくSPECWARCOM製)に実物BHI旧型チェストハーネスと旧型CAMELBAK MULEを合体させた、ボリューム満点のメインコンポーネントです。

まずチェストハーネスですが、肩紐と本体はファステックスで簡単に外せるので、後ろ側を外してBALCSの背面MOLLEに通しています。


隊員放出カスタムでもELCSの背面パネルを同じようにBALCSの背中MOLLEに通して「前掛け」にしている例がありますので、それなりに説得力はあるのかな?と思っています。



このBALCSカスタムは過去記事にしています。
激シブ!カスタムBALCS

ただ、これだけでは肩のところがズレて着心地と取り回しが悪いので、何箇所か結束バンドで括りました。



こうすることでBALCSとチェストハーネスが一体として運用することができ、着脱や運搬が楽で着心地も向上しました。

背面もCAMELBAK MULEを一体化させました。


MULEの4隅のループに結束バンドを通し、BALCSのMOLLEに結んでいます。


これで肩ストラップの煩わしさから解放されます。
これも元ネタらしきものは一応あり、ドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」で、19th SFGのMIKE大尉が肩ストラップを使わず背負っているように見えるシーンから想像しました。


こうして3アイテムを一体化させ、サバゲ運用上はゲームし易くて便利でしたが、実際のグリーンベレー隊員の仕事を想定するとどうなのかな?とちょっと思います。
ドキュメンタリー番組等を見ていると、1日の中で車両で移動する際や現場先、役割によって、フル装備だったり何も着ていなかったりアーマーのみ着用したりしている場面があります。
アーマーとチェストリグ等を一体化させてしまうとこのような柔軟な装備の足し引きが出来なくなるので、逆に不便かも?と思います。
まあ実際の現場でも色々な考えの人がいたでしょうし一概には言えませんし、なにより「俺工夫したんだぜ!」という自己満足に浸れたのでよしとします(笑)

チェストハーネスのユーティリティポーチはLC-2のメディカルキットがあつらえたようにすっぽり入ったので、とりあえず入れておきました。


外観でも角ばった見た目になり、地味ですがディテールアップしました。
こういう細かいところの積み重ねは大事だと個人的には思います。

あとはIC-F3Sも目立つ位置に掛けてみましたが、存在感が良い感じです。


サイズ的に特小を仕込んだりは難しく、ましてそのまま使うには免許がいるのでただのオブジェになってしまいますが、初期アフ装備レベルは確実に上がると思います。
ミリフォト等でよく見るようにBALCSの縦MOLLEに引っ掛けていただけですが、走っても銃を構えても脱落することなく、かつ抜くのは容易だったので非常に理にかなった装着法だというのを身をもって体感できました。


BHIレッグマガジンポーチ


念願のアイテムが先日手に入りましたので、早速実戦投入しました。
コーディネートとしては足周りのアクセントになって非常に気に入りました。
2本ずつ計4本持てる大容量です。
ゲームのみ考えたら、これとダンプポーチがあれば事足りてしまいますね。
マガジンを締め付けるエラスティックバンドの力が強く、マガジンの出し入れが非常にキツくゲーム中の差し戻しは非常に手間取ります。
ただ、そのおかげでフラップをいちいち閉めなくてもマガジンが脱落することはないです。

差し戻しが実質出来ないので、別途ダンプポーチや空マガジンを処理できるポーチが必要となり、装備構成には少し気を使う必要があると思いました。

ちなみにTJ1さんはこのポーチのレッグストラップを外してCIRASに取り付けていました。


こういう工夫は大好物です。参考にさせていただきます。


DCUジャケット&BDUパンツ
初期アフ装備では珍しいツートンにしてみました。
元ネタはもちろんMauldwin氏です。


ツートンはお手軽に「なんか玄人感」が出せて中々いいですね(笑)
DCUはノンリップのポケット移動カスタムです。
以前記事にしましたが、縫製ほぼ無しのお手軽100均カスタムです。



ただ、度重なる洗濯で遂に糊がヘタってきました。
そろそろ補強しようと思います。

DCUのリップストップ、ノンリップ問題ですが、私の解釈は下記です。
DCUは最初期(90年代前半?)がリップストップで登場しましたが、格子状に日焼けしたり色落ちが激しいという問題等ですぐにノンリップに変更。
その後、90年代末にまたリップストップに変更された認識です。
なので、初期アフの時期はどちらも既に存在しており、どちらを着てもOKという考えです。
もしかしたら入隊時期や部隊によってノンリップかリップストップか分かれていたのかも知れませんが、まだ私はそこまで調べきれていません。
今後も調査は続けていこうと思います。

BDUも生地は悩んだ末、リップストップにしました。
BDUはノンリップとリップストップは平行して支給されており、熱帯地域用がリップストップ、温帯地域用がノンリップのようです。
じゃあアフガンやイラク等の乾燥地帯はどっちなの?と思い調べてみましたが残念ながら見つけられませんで、未だに謎です。
今回BDUを買ったWhite Rookの店長にも聞いてみましたが、「結構自由な感じだったみたい」と背中を押していただいたのもあり、ここは「特殊部隊だから自由」という便利な言い訳伝家の宝刀を振りかざして深く考えないことにしました(笑)
フィリピンODAはリップストップだったはずなので、流用も考えてリップストップを選んだ次第です。

また、今回の小技としては襟元にINOVAマイクロライトを引っ掛けたのと、


腕にシャーピーで血液型を書いたダクトテープを貼りました。


どちらもミリフォト等でよく出てきますよね。





お金を掛けずに完成度を上げられるのでお勧めです。
ちなみに米軍支給品と同じ仕様のダクトテープは「は!?テープのクセにこんなするのかよ!」と、100人中100人が思う相場ですよね(笑)
当日会場でも、くそ豚野郎さんとちゃっかりノリスさんとこの話題で盛り上がりました。

ただ、ここはケチらず高くても米軍仕様を調達されることを強くお勧めします。
似たようなOD色のテープはホームセンターや100均等で沢山ありますが、ツヤ感がぱっと見で全然違うレベルのものしか私は見た事がありません。
たかがテープ、されどテープ。意外と目立つので見てる人は見てると思われる部分だと思います。
少なくとも私とBucket Head氏は人の装備に貼ってあるダクトテープはいつもチェックしています(笑)


BUDWEISER RACINGキャップ


これもMauldwin氏オマージュです。


先日記事にしましたが、早速実戦投入しました。
購入状態ではきれい過ぎたので「との粉」で適度に汚して使いました。
いいアクセントになり大満足です。


M4


いつものように、マルイの次世代ウエイト抜きLIPO化したものです。
今回、マガジンを「MAG CINCH」を使ってダブルマガジン化してみました。


実物かレプリカか分かりませんが、我が家のアクセサリーBOXで眠っていたものを掘り出しました。
先日ご紹介した「エリートフォーセスPART1」でフィリピンODAのダブルマガジン運用を何人も目にしたので、オマージュしました。



ただ、初期アフミリフォトではダブルマガジン運用は皆無なので、砂塵が入る等でダブルマガジンはNGだったのかもしれませんね。
それとも単にダブルマガジンが有用になる戦闘を想定していなかっただけかもしれませんが。
フィリピンODAはストックマガジンポーチも運用していたりして、素早い弾倉交換を意識したセットアップが多いように見受けられます。
作戦地域に合わせたアレンジなのか?部隊の担当分野や文化なのかは分かりませんが、この辺の違いを深堀りすると面白いかもしれませんね。


今回、おそらく私の初期アフ装備至上MAXの盛り具合で臨みました。
ゲーム数が少ないギアレボだから問題ありませんでしたが、定例会で10何ゲームこなすのは到底持たないと思いました(笑)
これに実物のプレートとソフトアーマーを仕込んで実包を100発以上持って、「アンコ」でない荷物を背負って1日中荒野で活動していたと思うと、やはり本職の方は半端じゃないなと改めて尊敬しました。

当日、開会式や抽選会時や休憩時間に散歩しながらギアレボ以外の参加者の方も観察させていただきましたが、明確に初期アフ米軍装備の方は1名しか見当たりませんでした(苦笑)
写真を取り損ねてしまいましたが、DCU上下にBALCS+56式弾帯、PEQ2の載ったM4という「ベーシック初期アフ」装備の方でした。
他にも湾岸米軍装備と思われる方もいたりして、ギアレボ以外にもこだわりの実物系装備の方がいて良い目の保養になりました。

今年もあっという間にあと2ヶ月となってしまいましたが、過ごしやすい気候の内にあと1、2回はゲームに行きたいなと思います。
お読みいただきありがとうございました。  


AIRSOFTZONE DELTA 参加装備



今回は先日AIRSOFT ZONE DELTAに参加した装備詳細のまとめです。

フィールドの感想記事は下記になります。
再びのAIRSOFT ZONE DELTA

今回も初期アフグリーンベレーモチーフの装備で臨みました。




今回はせっかく先日入手したお宝カスタムBALCSを使おうと思い立ったのが発端です。
BALCSが3Cなので、イメージとしては下記のような2002年夏の3rd SFGあたりをイメージソースにしています。




私の中の「俺ルール」ですが、初期アフグリーンベレーにおいては「SPEARは3CとWL混ぜるの禁止」としています。
私は特殊部隊グループ単位で支給されたSPEARのカラーが決まっていたと推測しています。
ましてや2色両方支給されていた可能性はさらに低いと考えられる為、2色を同時、例えばWL BALCSに3CのELCSポーチはNGとしています。
2色混合での使用例も見たことが無いというのも大きな理由ですので、逆に使用例が1枚でも出てきさえすれば一発でひっくり返ります。
コーディネートの幅を拡げたいという意味では是非とも使用例を確認し、こんなしょうもない「俺ルール」なんて消し去りたいのですが(苦笑)

現状そんな俺ルールに縛られておりますので、3C BALCSを着用する以上、今回は一切のWLのSPEARには待機してもらいました。

下記全体の写真です。


ざっとレシピは下記になります。
・カスタムBALCS
・デューティーベルトwithホルスター、ポーチ類
・ノーメックスフライトグローブ(SG)
・官給Tシャツ
・DCUパンツ
・CASIO PROTREK PRG-40
・NIKE ACG
・アームスリーブ
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・ヒゲ
・M4
・M9

めぼしいところを書いていきます。

カスタムBALCS


今回行こうとしていたフィールドではハンドガン戦の開催があったので、ハンドガンマガジンの携行数を確保できるようBHIの3連ポーチを胸部に取り付けました。
本来ベルトループ用ですが、強引にMOLLEに装着しています。
結果的にハンドガン使いまくりのフィールドに移動したので、このレイアウトは大正解でした。

さらに今回、野暮ったさを演出するためにTHALESのラジオポーチに水のペットボトルを突っ込んでみました。


当時現で飲まれていた水を調べてみたのですが全然分からず、時間切れで近所のスーパーに売っていたevianのラベルを剥がした物で代用しました。
このような運用例は私は見たことがありませんが、あまりにジャストフィットだったので気に入ってしまいました(笑)
ガチの戦闘任務ではなく、ハンヴィーで近所の村をパトロールしている的な妄想設定です。
無線も隊内通信用のIC-F3Sのみの携帯です。

このBALCSですが、肩の調整部をいじる為には一度テープを剥がしELCSパネルを外さなくてはなりません。
ですが買ったまま(=放出当時のまま)の状態を崩すのがどうにも惜しく、手が進みません。
なので首周りが最適なサイズ感では無く自分の物でないような気がして「着せてもらっている」感が拭えません。
そろそろ勇気を出して一度バラして、自分色に染めようと思います。

このBALCSの詳細は別途記事にしてあります。
激シブ!カスタムBALCS


ベルト周り
ベルトはいつもの通りBHIのデューティーベルトです。
ロゴやバックル形状を見る限り、オーパーツの可能性があるのでいつか変えようとは思っているのですが、目立たない地味なところなのでなかなかやる気が起きません。

ホルスターはサファリランドの6004です。


古いものですが、フィット感、銃の保持共に不満はありません。
やつれ汚れ具合もちょうど良く、かなりのお気に入りです。
GERBERのツールポーチはとりあえずどっかに付けるだけで、初期アフレベル5は上がりますね(笑)

左側にはダンプポーチ代わりにTAC-TのMAVのポーチを下げました。



ODA961のカウボーイ氏よろしく、ラッシングストラップを通して太股に固定しました。


M4マガジンが3本は無理なくスムーズに入れられる上、適度なバタつきがあり走ってもこぼれず、ダンプポーチとして必要十分な性能を発揮しました。
太股周りは現在強力なアイテムが海を渡ってきている最中なので、非常に楽しみです。

貴重品入れとしてはLC-2のメディカルポーチを採用しました。


2002年夏の3rd SFGの隊員等、初期アフODAではたまに装着しているところを見かけます。


LC-2は現在安価で容易に調達できる上に、初期アフ装備のいいアクセントになるので重宝します。
LC-2の他にもMOLLE、MOLLE2も使用例のある安価なアイテムとしてありがたい存在です。
RACKは時代的には存在していたはずですし、陸軍の装備なので使っていてもおかしくはないと思いますが、勉強不足でそのあたりの考察が進んでおらず、今現在私の中ではアンタッチャブルな存在です。
(採用が無かったにしても、一緒に行動したレンジャーの若者から譲ってもらったりした妄想設定とかは面白そうです。)


アームスリーブ


前回のデザートストームに引き続き着用してみました。
今回は7部丈のTシャツの下に着けて露出を減らしましたが、やはりイマイチな感じです。。
もう夏も終わりですし、しばらく装備BOXで眠っていてもらうことになりそうです。


M4


特に変哲の無い初期アフM4ですが、PEQ2が遂にG&P製になりました。



外観はバッテリーBOXとほぼ変わらないので、完全に自己満足ですね(苦笑)
ノーマルハンドガード用のアダプタに装着するにはねじの切り直しという一手間が必要なので、時間を見つけて加工しようと思います。


そろそろ涼しくなってくる頃ですので、DCU上下+BALCS+チェストリグ+ハイドレーションのようなフル装備が解禁できます。
10月には「ギアレボ」も控えていますし、装備好きにはうれしい季節の到来ですね。

お読みいただきありがとうございました。
  


2018年09月08日 Posted by 4039  at 21:45Comments(0)SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガンODA

BALCS トイソルジャーレプリカ



徐々に安定供給されてきた感のあるトイソルジャー製レプリカBALCSですが、超絶シブいカスタムBALCSの影に隠れてひっそり我が家にも転がり込んでいました。
簡単に調達できる初期アフ鉄板アイテムということで、どの程度のものなのか?実物と比較を交えながらレビューしてみます。

WLは既に他メーカーの高品質レプリカ(おそらくSPECWARCOM製)を所有していたので、今回3Cを調達しました。


ファーストインプレッションですが、
全体を見渡して「生地とか縫製とか安っぽいけど、おさえるところはおさえてあるし、ポーチも沢山付いてこの価格ならまあ妥当かな?」
着てみて「(悪い意味で)何かタイトでスタイリッシュで違和感MAX」
といった感じです。

それでは実物と比較しながら詳細を見ていきます。

生地
実物3Cと比較してみます。

左実物 右トイソル


実物は2004年製のXLサイズです。
先日のユルゲ3taroybmxさんから、ゼロを一個間違えているどころではない価格で譲っていただきました。

色はかなり違いますね。
特に一番白い部分の色差が激しく、実物の方が赤っぽいです。
ただ、DCUに関しては実物でも赤っぽかったり白っぽかったりしています。



少し調べた限りでは、年代やリップ、ノンリップ生地等の差では無さそうというところまでは突き止めましたが、何が違いなのか特定ができてません。
単純に日焼け、経年変化なのでしょうか?
比較した実物とは異なりますが、レプリカに近い色味の実物もあるっぽいのでとりあえず暫定的に「よし」とします。

生地の質感もかなり異なります。

左実物、右レプリカ


全体的にレプリカの方がツヤっぽくて硬いです。
露骨に安っぽいと感じる程まではいかないまでも、実物と並べると違いが目立ちます。
大面積を占めますし、肉眼で見るとぱっと見で質感が異なりますので、少々痛いところです。

ちなみに裏地も若干色が異なりますが、違和感を感じるほどでは無いですし、何より着たら見えないので無問題ですね。


ベルクロ
これも3C実物との比較です。

左レプリカ、右実物


色味はレプリカの方が少々赤っぽいですが、違和感は無い範囲と思います。
手触りはレプリカの方がジャリジャリしていて痛いです。

PALS等ナイロンテープ
上実物、下レプリカ



レプリカの方が若干黄色味が強いですが、まあ許容範囲かと。
実物が退色している可能性もありますしね。
後述しますが、縫製の雑さが目に余ります。


サイドバックル



オスの形が全然違います。
実物オス


細かい所ですが、以前から私の所有しているレプリカ(多分SPECWARCOM製)は実物が使われていたので、個人的には少々残念でした。
メスの方も実物より角ばっていて、ヒケやウエルドっぽいのも浮いていて軽薄で妙に安っぽいです。
機能上は問題ないですし、ぱっと見は違和感ないのでゲーム使用では何も不具合なさそうですが、コレクション的にはマイナスですね。


肩部


実物はソフトアーマーが縫いつけられていますので、分厚く硬いです。


レプリカも芯材が入れてあり、実物ほどではないですがちゃんと硬く肉厚になっており、好感が持てます。


上レプリカ、下実物


何気に着た時の見た目の印象に影響する箇所だと個人的には思うので、ここはナイスなディテールだと思います。


サイズ
ここまで比較していた実物3CはXLサイズなので、ここで退場です。
代わりに実物WL RANGER仕様のMサイズに登場していただきました。


RANGER仕様なのでもしかしたら実物同士でもSF仕様と型紙が異なる可能性もありますが、とりあえずこれでレプリカと比較してみます。

フロントパネルの胴回りは片側3cm程度実物の方が長いです。


実物と同じ位置感覚でベルクロを留めようと思うと「あれ?俺太った??」となってしまうのはここが要因と思われます。

次に首周りです。

フロント



バック



かなり形が違います。
フロントもバックも長さ、幅共に実物の方が首周りがゆったり作られています。
というかトイソルレプリカはタイト過ぎます。
平均的な頭囲の日本人なら、必ずと言っていいほど耳を擦って非常に痛い思いをすると思います。

着用した時にトイソルレプが妙に「スタイリッシュ」に見えてしまったのはこの首周りが原因かな?と思います。
BALCSにスタイリッシュさは全く必要ないと思います。むしろマイナスでしかありませんね(笑)

あと若干脇の下のスペースもレプリカの方が詰まっています。
これらの形状の違いが全体的に「タイトでスタイリッシュ」という第一印象を私に与えたのかもしれません。

ミリフォトを眺めていると、体に余る程のサイズで若干の「着られてる感」を出すのがBALCSの着こなしだと個人的には思っています。




おそらくLかXLサイズを着ている隊員が多いように思います。
トイソルレプリカは、ユニクロの服はMサイズがジャストの私が着てもちょっと小さい印象で、ミリフォトの着こなしとは違って見えてきます。


プレート挿入部


実物MサイズにジャストフィットのTMC製Mサイズプレートですが、トイソルレプは幅がキツキツです。
あっちを引っ張りこっちを引っ張り、何とか挿入が出来るレベルです。
まあ長さはちょうど良いので、挿入に苦労するだけで入れてしまえば問題はありません。


縫製
全体的に雑過ぎます。



私はコレクターでは無くサバゲーマーとして装備を見るので細かい所は気にしない方だと思いますが、それでも一見して「ヒドい」と言ってしまうような出来です。
トイソル製品はあまり持っていないので何とも言えませんが、従来品に比べても明らかに悪いように思います。


ポーチ
ELCSキットに入っているM4マガジンポーチ×3と、SPEARにあったかな?なピストルマガジンポーチ×2が付属します。



ピストルポーチの方は実物を持っていないので比較できませんので、M4ポーチをレビューします。

左レプリカ、右実物



生地やバイアステープ、縫製のインプレッションは本体と同じです。
造り自体は一回り小さいように見えまずが実物同様で、中にちゃんとゴムが入っています。

ELCSのM4ポーチはそっくりの外観で1本用と2本用があります(写真は2本用)。
ちなみに2本用に1本いれても、ゴムのテンションで暴れず問題なく使えるので、1本用を造った意味が謎です。。
レプリカは一応2本用を手本にしたようで、実物よりきついですが2本入りました。良かった良かった。


PALSに通す紐?ですが、実物は樹脂(おそらくカイデックス)がインサートされており硬く、地獄のような取り付け性です。


かたやレプリカはインサートがなくフニャフニャなので、PALS取り付けは非常に楽です。


フルロードの実物マガジン(約500g)とほぼ同じ重量のマルイガスブロM4マガジン2本を入れてBALCSに付けても特に外観上、使用上問題はなさそうです。
ここは実物がかなり贅沢というかオーバースペックというか、安全率が掛かった設計なのかもしれません。
総合的に、インサートを省いたのはコストダウン&操作性アップとなるので懸命な判断だったのではないでしょうか。
ただ、この点もコレクター目線的にはマイナスになりそうですね。

また、今回新品で購入しましたが、ポーチの1つのドットボタンが外れていました。


付いていた物が外れたというよりは、もともと固定し忘れていた感じです。。
一応使えますし、実物ポーチを持っている身としてはゴミ箱2軍行きの代物なのでどうでもいいのですが、縫製の雑さといいボタン工程忘れといい、品質管理がずさんな感じはします。
トイソルジャーが自社工場を持っていて製品は全てそこで作っているのか?外注ベンダーをいくつか持っているのか?は知りませんが、想像するに、このBALCSは「安かろう悪かろう」な外注に作らせているのかな?と思いました。

まだまだ細かい所はありますが、ざっくりレビューは以上とします。

1万円強ならまあ納得、1万5千円以上だったら損した気分、1万円以下ならいい買い物、といった印象です。

個人的には、これから初期アフ装備を揃えようという方にははっきり言ってお勧めはしないです。
これを買うくらいなら、3分の1以下のコストで実物を調達できる56式弾帯を強くおすすめます。
新品ピカピカのトイソルBALCSよりも、30年前に作られた中古の56式弾帯一個引っ掛けたスタイルの方が確実にカッコイイ見た目になります。
56式は他の装備への使いまわしや、単純にサバゲ用品としても実用性がありますが、BALCSは初期アフ~初期イラク米軍特殊部隊以外はほぼ使用例が思いつきませんし、さらにサバゲ実用性は低いです。

BALCSを手に入れたい場合はSPECWARCOM等の良質なレプリカや、条件の良い実物と出会えるのを待つ方が懸命と思います。
トイソルレプリカの出現のおかげで、実レプ問わずBALCS全体の相場は落ち着きを見せてきている印象ですので、その意味でトイソルレプリカの恩恵にあずかるが吉と思います。

ただ、トイソルBALCSも汚したり工夫すれば質感は出せるかもしれませんので、その見極めは今度実施する予定です。
サイズ感はなかなかどうにもなりませんが。
また、実物では勿体無くて出来ないがっつりカスタムを施すベースとしても使い出がありそうです。

総じて「初期アフちょっとかじってみよう」という向きには56式弾帯の方があらゆる面で優れており、「がっつり初期アフやろう」という向きには出来がイマイチという、なんとも中途半端なレプリカという印象を持ちました。
ただ、このレプリカ含め5着もBALCSを持っている結構特殊な人間の感想なので、あまり参考にならないかもしれませんが(笑)

このままでは他に控える4着のBALCSを差し置いて着る機会はまずなさそうなので、汚してみたりカスタムしてみたりして色々遊んでみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年07月19日 Posted by 4039  at 23:42Comments(4)SPEAR BALCS