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 Posted by ミリタリーブログ  at 

使用アイウェア&小技紹介



先日、初期アフガン装備用にOAKLEYの「STRAIGHT JACKET」を入手しました。
1999モデルと言われているもので、その名の通り1999年発売のモデルのようです。




ネットオークションで購入しましたが、古い製品にも係わらず新品同様のコンディションで感動しました。

ちなみにSTRAIGHT JACKETは現状3型存在するようで、それぞれ1996,1999,2007モデルと呼ばれているようです。


蝶番の形状で見分けるのが容易のようです。


実際の使用例は見つかりませんでしたが、1999モデルであれば初期アフガン装備でも「オーパーツ(設定年代に対して、まだ存在していないアイテム)」にはなりませんね。

私は実際の兵隊の格好をモチーフにしてサバゲーをしますが、アイウェアは「実際に使用していた」という縛りは特に妥協気味で、性能やフィッティング重視としています。
サバゲではあまり推奨されないシューティンググラス着用もなるべく避けるようにし、極力ゴーグルタイプを使用しています。
アイウェアはゲームにおいて最も重要な防具の1つであり、「格好だけ」で選んで隙間だらけだったり、すぐにズレ落ちてしまったり、挙句BB弾で割れてしまうようなものを装着していては愚の骨頂ですよね。
自分のみならず、一緒に遊ぶ方々へも多大な迷惑がかかってしまいますしね。
私もまさにそうですが、所謂「装備ゲーマー」は無駄に重く不便な装備を身に着けて、とかく戦力的には味方に負担をかけがちですので、せめて安全対策だけは十分にしたいところですよね。

それでもやはり装備と親和性のあるアイウェアにしたく、色々試した結果、現在使用しているものをご紹介します。

一番のお気に入りはbolleの「X800(T800)」です。



広い視界&ベンチレーションに振った構造により、曇り止めを併用すれば曇ることは皆無で非常に使いやすいです。
古くから米軍各部隊でも使われているようなので、各種装備との相性も高いです。
実物新品を格安で手に入れもう長く使っていますが、トラブルはゼロです。

2番目はこれまたbolleの「AXIS2」です。



非常に安価にも係わらず、ノーズ部とテンプル部が調整できるので高いフィット感が得られます。


ジャストな位置調整に加えテンプルには滑り止めが効いているので、走っても頭を振り回してもズレることはなく、視界も広いです。
調整部の耐久性がイマイチですが、安価なので消耗品と割り切って使っています。
ただ、比較的最近の製品なうえ、米軍使用実績は不明なので「装備のリアルさ」では一歩譲る形となります。

3番目はESSの「プロファイルNVG ターボファン アジアンフィット」です。



1流メーカー品で堅牢な作り、ファン付き、アジア人向けバージョンと、スペック上は申し分ありません。
米軍での使用例も多く見かけます。

しかし実際に使ってみると、上記に挙げた他のアイウェアに対して、奥まった視界、汗を含んだスポンジ部の不快感、配線強度が弱く接触不良によるファン作動信頼性の低さ等で私の使用率はあまり高くありません。
完全無欠な防備としたい場合や、ファンをガンガンに回さないとどうにもならない高温多湿の状況でもない限り、基本出番は無いです。
非常に高価なので、サバゲ使用においての費用対効果で言うと個人的にはあまりオススメできません。

4番目はOAKLEYの「M FRAME2.0」です。



1枚レンズでの広い視界、軽快な付け心地は素晴らしいです。
またレンズも取り外しが容易でメンテナンス性は抜群です。
しかし、先祖代々の「平たい顔民族」の血をしっかと受け継いだ私の顔面とは相性が悪いようで、激しく動いた際に隙間やズレが気になる事があります。

M FRAME2.0は軍、警察向けのSI(Standard Issue)シリーズにラインアップされ、2006年デビューのようです。
なので、2006年以降の米軍再現装備で撮影する時等はこのグラスを着用する事が多いです。

ちなみに曇り止めは私は「アンチフォグα」一択です。


ほんの少し視界が白く濁ったようになりますが、曇り止め効果は抜群です。
私はこれが無いとサバゲできないと言っても過言では有りません。
本当に優秀な製品だと思います。
効果を実感するコツは「惜しまず気持ち厚めに塗ること」です。


STRAIGHT JACKETに話を戻しますが、ここ数年コツコツ集めていた初期アフガン装備もそれなりに揃ってきたので、そろそろアイウェアにも拘ろうと思って今回調達した次第です。
しかし、M FRAME以上に絶望的に私の顔面に合いませんでした。。
特に鼻の高さが致命的で、鼻当て部分が鼻に乗るように着けると、眼球とレンズがぶつかる始末です(笑)

これでは使い物になりませんので、鼻に乗る部分を「かさ増し」することにしました。
このモデルは着脱式のノーズパット等は無く、純正品で対応することはできません。
そこでネットで調べてみると、このようなメガネの鼻当ての「かさ増し」が出来る商品はいくつも販売されていました。

基本的にはどれも「シリコン等の軟質部材が丁度良い大きさに成形されていて、1面に粘着剤がついている」というものでした。
価格はピンキリですが、安くても1000円弱で、どの製品もレビューを見ると「1日で剥がれた」等の内容が散見されます。
このような眉唾な賛否両論の製品に野口さんに出動してもらうのも申し訳無いので、いつものように100均でアイデアを練りました。

100均ショップをウロウロして見つけたのがこちらです。


3mm厚程度の発泡ウレタンシートの片面に粘着剤が付いたものです。
本当はブラックがあれば文句なしだったのですが、ホワイトか写真の「優しめのスカイブルー」色しかバリエーションがありませんでした。
少し悩んだ末「優しめのスカイブルー」色を我が家にお迎えしました。108円なので贅沢は言えませんね。
丁度我が家にはまだネコ以下のIQを持つヒトがおりますので、家具等への衝突緩和にも使えて一石二鳥です。

これを適当な大きさに鋏で切り取り、鼻当ての部分に貼り付けます。



見事にジャストな付け心地に改善されました。
よく見るとみすぼらしい部品が鼻とグラスの間に挟まって見えることになりますが、まあそこまで目立ちませんし、実用性は格段にUPしました。
また、この用途としてはとてつもない内容量なので、使い捨て感覚でばんばん交換できますね。

ただ「優しめのスカイブルー」色は流石に浮くと思ったので、正面を黒シャーピーで塗りつぶしてみました。
気持ちマシになりましたが、鼻の当たる部分まで塗ってしまうと、鼻が黒くなります(笑)

鏡や自撮りで隙間が無いか確認したり、X JAPANのYOSHIKIばりにヘッドバンキングしてズレないか検証しましたが、特に問題なさそうです。
レンズも電動ガンで撃ち込んでみましたが問題無く、実戦で使えそうです。

ゆくゆくはこのグラスに使い慣れて、原価償却できたら(飽きたら)黒いホットボンドを盛り、格好良く恒久的な「かさ増し」にチャレンジしたいと思います。
(買ったばかりなのでまだその勇気は湧きません 笑)

お読みいただきありがとうございました。  
タグ :OAKLEYESSbolle


2017年11月23日 Posted by 4039  at 22:49Comments(0)装備初期アフガン小技紹介100均アイウェア