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 Posted by ミリタリーブログ  at 

逆BALCS伝説

前回「今週は初期アフお休み」と書きましたが、どうしても書きたい事を見つけてしまったので、短めですが今回もまた初期アフ記事です(笑)

皆様は下記2枚の写真の「ある不自然な点」にお気づきでしょうか?



おそらく同じ時に撮られた写真だと思われ、同じ隊員だと思いますが、縦PALSのBALCSを前後逆に着ていると思われる隊員がいます。



目を疑う光景ですが、過去ミリブロでも何人かの方が取り上げていたりしているので、「縦PALSが嫌で、背面の横PALSを活用するためにBALCSを前後逆に着ていたらしい」というのは「初期アフ都市伝説」として結構有名な話だと思います(笑)
私の知る限り、その伝説を証明しているのは上記2枚の写真だけでした。

非常に謎めいておりますが、今回この伝説に関して新たな発見がありましたので、ご報告しておきます。
次に考察を進めていこうと思っている、英BBCが
Correspondentという番組で2003年に放映した「Special Forces: Taleban Patrol」というドキュメンタリー番組をササッと流し見していた時のことです(NHKでいうところの「NHKスペシャル」的な番組?だと思います)。


見た瞬間は「初期アフODAのWL横BALCS使用例見っけ!」と喜んでいましたが、何か違和感を感じます。
暑い為か、サイドのバックルとベルクロを解いてお腹周りの前後を分離しているのもそうですが、パネルの形自体変な感じがします。
そこでこの方が映っている他のシーンを注意深く観察してみると、決定的ともいえる瞬間が納められていました。


肩パット部に注目です。
タブが付いている開く側が前に来るのが正のはずが、それが背中側にあります。


また、背中のPALSも縦3列であるのがわかります。

RANGER BALCSフロントの使用例ではなかったことは残念でしたが、「逆BALCS都市伝説」について新たな資料を入手できたことは思わぬ収穫でした。
そして同日と思われるこの後のシーンでは何故かちゃんと着ています。


気分だったのか?ふざけていたのか?寝ぼけて間違えただけだったのか?謎は深まるばかりです。
しかし事実として、ODA隊員はBALCSを後ろ前逆に着ていた事があったという伝説は私の中で確信に変わりました。

装備を後ろ前逆に、しかも前線で大真面目に着用するなんて、「初期アフODAは本当に必要な装備が不足していたんだな」というのを物語るエピソードですよね。

試しに家にあるBALCSを逆にして着てみましたが、喉元のクリアランスがほぼ無く、座ったりしてBALCSが少しでもずり上がると喉元に当たって非常に不快でした。
ただ、その他の部分に関しては思ったより不具合は無い感じです。
初夏の晴れ舞台はこの着こなしで行くか??現在真剣に思案中です(笑)

本格的な考察に入る前から、この番組は非常に見応えがありそうだとワクワクさせてくれますね。
諸々進捗がありましたら、また記事にしていこうと思います。


おまけにBALCS着こなし繋がりで気づいた点をもうひとつ。
BALCSは肩パット部をダクトテープでぐるぐる巻きにしているところをよく見かけます。




この部分はベルクロで三重に重なってフロントとバックを接続していますが、ベルクロが良く外れやすかったそうです。
実際に外れている写真を見つけましたので載せておきます。


同じ隊員です。


M4を構えた際にストックでめくってしまったようですね。
それにしても凝った塗装を施しています。真似するのは非常に勇気がいりますね(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月25日 Posted by 4039  at 23:33Comments(0)SPEAR BALCS初期アフガンODAミリフォトTaleban Patrol

UCPのODA



今週は初期アフガンをお休みして、「ユルゲ2準備ウィーク」としています。
どの装備で行こうか考えている時が一番ワクワクしますよね。
ある程度装備の方向性が定まりましたので、経緯を記録しておこうと思います。

今回私の装備選択の取っ掛かりとしては
・初期アフ以外
・M4以外も似合う装備
の2点です。

来月「ホース・ソルジャー」が公開されたら、それこそ初期アフ以外やる機会がしばらく無くなると思ったので、滑り込みで違う装備をやっておこうと思った次第です。
また、前回のユルゲではM4系列が9割以上で、今回もM4大多数が予想されますので、M4以外の銃で変化を添えられればと思いました。

そして私はグリーンベレー関連装備しか持っていませんので、上記を満たすようなグリーンベレー装備を考えます。
グリーンベレー装備の中でも、初期アフに次いで私の大好物は「UCPのODA」です。







年代で言うと2006~2010年前後といったところでしょうか。
このあたりのミリフォトはラフというか「現場感」がプンプンするものが多く、たまりません。

そんな写真の中で、表紙にもしましたがグリーンベレーがM4以外を携えている数少ない一枚です。


「クマさんみたいな人」というと全員が該当する程、イカツイ人揃いのODAですね(笑)
そんなクマさん達の中、右上に鎮座するクマさんに注目です。


AMD-65を携えています。
AKMではなくAMD-65というところが「変化球」としてバッチリですね。
しかもオプション無し革スリングの漢仕様!渋過ぎですね!
アフガニスタン警察から譲ってもらったのでしょうか?


私の中ではアフガン警察=AMD-65のイメージがあります。

もう一枚AMD-65の写真があります。


一番右で不敵な笑みを浮かべ仁王立ちしているおやじさんがAMD-65を携えています。


ただ、顔が現地人っぽいですし立ち位置も端っこなので、もしかしたら現地の方がODAと一緒に行動する際に目立たないよう米軍装備を着ていただけかもしれません。

これらの写真は以前から知っていましたので、AMD-65は数年前にLCT製を調達済みです。


しかも「チークライザー」を特注で作成+アウターバレルをリアル長に加工という非常にニッチなカスタム済みです。
千葉県中央区の「GUN'z GLOVA」さんでカスタムしてもらいました。
チークライザーは日本で手に入れるのは絶望的だと思っていましたので、こんな夢を叶えてくれるGUN'z GLOVAさんはまさに神様のような存在でした。
AK、ロシア装備好きには天国のようなお店だと思います。

以前記事にしていますので、詳細を知りたい方は下記をご覧いただければと思います。
過去記事:LCT AMD-65 チークライザー装着

中身もマルイのハイサイモーターを入れたりと手は加えていたのですが、如何せん初期アフ装備で使う機会が無く、永らく自宅待機組でした。
我が家のAKですと、リアルソード 56式小銃が不動のトップエースに君臨している事も、このAMD君をベンチに縛り付ける大きな要因となっていました。


UCPのODAでは56式は少し不自然ですので、遂にAMD君が日の目を見るときが来ました。

メインウエポンが無事に決まりましたので、あとは装備BOXからカーキのナイロンを漁って装備を組み立てます。
現状、とりあえずこんな感じです。


2006~8年くらいの、UCP装備でも「ちょい古め」を演出したかったのですが、改めて調べてみるとこの頃は圧倒的にCIRAS MARが多いんですね。



私も以前CIRASのLANDは持っていましたが、手放してしまいました。



こうして改めて色々ミリフォトを眺めていると、じわじわCIRAS MAR欲しい病が再発してきました。
CIRAS MARはやはりODA装備好きからしたら一度は通っておきたいですよね。
胸元のグリーンのベルクロにお気に入りのパッチを貼りたいです!


もう時代遅れだし安くなったかな?と思い相場を調べてみましたが、まだまだ高いですね!恐ろしやCIRAS。。

ODA自体はそこそこ人気のジャンルだと思いますが、UCPのODA装備をしている方は大分見なくなってきた印象があります。
昨年末のギアフェスでも、UCPのODAは私の記憶の限りではお見かけしませんでした。
ウッドランド+カーキはもう何年も前にMARSOCにお株を奪われてしまいましたし、UCPはどちらかと言えばRANGERや陸一般の方がイメージが強くあり、マルチカムは皆のものと、ODAはなんだかパッとしない存在になりつつありますね(汗)
「玄人好み」という響きは嫌いではありませんが、少数派過ぎるのも寂しいものがあります。
「やっぱUCPも捨てたもんじゃないな」と一人でも思ってくださるよう、ここからユルゲ準備頑張ろうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月23日 Posted by 4039  at 22:40Comments(0)MBAVODAミリフォト

初期アフボディアーマー OTV



来週の「ゆるげ2」は初期アフ以外で行くといっているのに、まだまだ懲りずに初期アフ記事です。
初期アフは今週まで!来週は心を入れ替えてユルゲ準備します。
今回はいつも一緒のヒゲ友Bucket Head氏は参戦できないので、私一人で参加です。
前回に比べて規模がどの程度なのかすら謎ですが、当日参加される皆様よろしくお願いいたします。

それでは本題に入ります。
かねてから欲しいと思っていたOTV(レプリカ)を入手しましたので、そのことについて書いていきます。


このベストですが、「OTV」とか「IBA」とか「インターセプターボディーアーマー」とか呼ばれていて何なんだと思っていましたので、この機会にwiki先生に教えていただきました。
OTV(Outer Tactical Vest)+SAPI(Small Arms Protective Insert)=IBA(Intercepter Body Armor)ということらしいです。
OTVはソフトアーマーが内蔵されている「ガワ」で、SAPIはOTVに挿入するセラミックスの防弾プレートです。
なので私が今回買ったのは「OTVのレプリカ」と表現するのが一番正しいようです。
wikipediaによれば、IBAは1998年後半から量産が開始され、2000年代初頭には海兵隊と陸軍で使用が始まったようです。
改良は2000年中盤と2010年代に入ってからの2度行われたようです(英語力不足なので読み違えているかもしれません。)
2度改良されているということは、大枠としては初期型、中期型、後期型の3仕様の認識でよさそうですね。
参考にしたwikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Interceptor_Body_Armor

IBAですが、米軍、米以外の軍隊、民間にも現在まで使用されていますので、かなりポピュラーなアーマーという認識です。
勉強不足で仕様詳細は分かりませんが、私は初期アフ用に調達しましたので所謂「初期型」といわれるタイプが適合するはずです。
今回OTV調達にあたっては仕様を正確に把握するというよりは、「ミリフォトと大体同じディテール」程度で調達しました(レプリカですし)。

参考にしたミリフォトの一部です。





正確な情報は分かりませんが、どれも2002年頃だと思われます。
このように初期アフODAでも結構使用されています。
BALCSが不動の鉄板とすると、OTVは「2番手」といった印象です。
サバゲ界においては、BALCSはトイソルレプが安定供給されると一気に着用者が増えるかもしれませんので、OTVは変化球としてオススメだと思います。
横PALSで使いやすいですし、OTVに似合うMOLLE、MOLLEⅡポーチは現在も絶賛激安安定供給中なので揃え易いですね。
あまり重い装備をPALSに付けると、屈んだときに自動的に前が開いてしまうという不具合があるらしいですが、ダミーアーマー&サバゲ装備程度では大丈夫だと思います。
まあ開いちゃっても飛んでくるのはBB弾だけですしね(笑)

初期型ウッドランドは何故かここ半年程度で一気に高騰し、BALCS並の入手難易度になりつつあります。
昨年の夏ごろまでは1万円ちょっとで初期型ウッドランドMサイズが売っていたと思っていたのですが...。
今は背中に白いペンキでデカデカ「TRAINIG ONLY」とペイントされたものですら20000円オーバーで取引されています。

そんな中、最近某オークションで一点のレプリカが出品され、対して競うことなく激安価格で落札できました。


実物ポーチが6個も付いて、送料込みで5000円以下でした。
天からの恵みと言っても過言ではありません。

付属ポーチはM4用が4つ


MOLLEⅡですね。
持ってなかったので地味に嬉しいです。

グレネードポーチが2つ


これはRACKのものでしょうか?詳細は分かりませんがSDS製なのは間違いなさそうです。
普通はポーチだけでも揃えたら5000円はすると思います。
出品者様、ご厚意でわざわざ梱包をし直してまで送料を安くしていただいて本当にありがとうございました!
私も出品する身ですので、一度梱包した商品をやり直す手間はよく分かります。感動いたしました。


それでは、そんな感動的な経緯で手に入れたレプリカOTV詳細を見ていきましょう。
裏側を見ると「MADE IN HONGKONG」というタグが目に飛び込んできます。


SAPIポケットを覗くとメーカータグがありました。


GUADERの装備品レプリカってなんか懐かしいですね。
最近でも装備品レプリカは造っているんでしょうか?

ナイロン、PALSテープの質感、縫製等の完成度は高く、ぱっと見で実物と遜色ないように思われます。
丁度2月のピースメーカーゲームMUNAGEさんに実物OTVを見せて着させてもらっていたおかげで、出来の良さを比較して実感できました。
サイズもその時着させていただいたMサイズと同じ感覚ですので、おそらくM寸法で複製されているのだと思います。

この時代の放出品特有の臭い(MUNAGEさん曰く「ウ〇コ臭」)も無く快適です。
あの臭いが無いのもなんとなく寂しいですが(笑)

背中のPALSは真ん中が繋がっていますが、実物でここが繋がっている個体は見たことがないです。


初期アフのミリフォトでも繋がっていませんね。


このような仕様も存在したのか?香港人が余計な気を利かせたのか?は分かりませんが、どちらにしても手術決定です。
今度時間がある時に施術しようと思います。
素朴な疑問ですが、実物はなんでここが繋がってないのでしょうね?きっと何か意味があるんだと思います。

ソフトアーマーもダミーがしっかり入っていました。


しかもちゃんとベルクロでベスト内側と留められるようになっていたり、ちゃんと造り込まれており好感が持てます。
実物の重いアーマー(OTVで4kg!)はサバゲでは無用の長物ですので、ここは逆にありがたいところです。

本体の完成度、価格、ポーチおまけと、総じて非常に大満足なお買い物でした。
ただ、残念な事に(普通はありがたいこと!笑)、キレイ過ぎますのでどこかの週末にでもザザッと汚してやろうと思います。
気兼ねなく加工できるのが安いレプリカの良いところですよね。

これでより一層初期アフ装備の幅が拡がり嬉しい限りです。
合わせてOTV(IBA)がどのようにグリーンベレーに支給されて、どういう隊員が着ているのか?も少しずつ研究していこうと思います。

このレプリカと56式弾帯、色落ちした中古の非カスタムDCU、2001年以前(風)の靴、やっすいキャップ、レイル無しM4で立派な初期アフODAの完成ですね!


M4を除けば2万円もあれば揃います。

装備レベルが一気に10は上がる装備界最強アイテム「無線機」も、ダミーPRC148+実物H250ハンドセットでプラス5,6000円で済みます。


OTVレプは今回の金額が破格ですので除外するとしても、それ以外のアイテムは簡単に安価に手に入ります。
「軍装に興味あるけど、あまりお金はかけたくない」という方の「入り」として初期アフガンはうってつけではないでしょうか。
しかも「皆知ってはいるけど詳しい人は少ない」という絶妙にマイナーなジャンルなので、たとえ知識浅くてもバレません!(笑)

人気のDEVGRUやDELTAはそれなりの形にするまでかなりの軍資金が必要ですし、流行りのMARSOCも人気だけに安価なレプが豊富ですが、一式揃えるとなるとやはりそれなりにかかります。
何より銃にお金が掛かりますよね。
次世代M4やVFC製をフルアクセサリーのMk18にしたり、Hk416をSEALやDELTA仕様にする金額で、初期アフODAは余裕で銃含め全身揃います(笑)
初期アフODAのM4はキャリハン付き、アクセサリーはナイツフォアグリップ程度の「素4」でまずOKです。

(この記事書いてて気づきましたが、ベルトにストロボポーチを付けていますね!)

明らかに新しいデザインの靴や最新G-SHOCK等、「オーパーツ」問題にだけ気をつけてさえいれば、非常に入り易く進め易いジャンルだと思います。

最新のバリバリ戦闘任務に就いている特殊部隊の洗練された装備は、老若男女問わず誰もが一目見て「かっこいい!」と憧れる魅力があり、ほっておいてもどんどん人口は増えると思いますので、
私は日陰から初期アフガンODA装備の「野暮ったさ」を一人でも多く魅力に感じてくれる方が増えるよう、今後も初期アフ布教活動に邁進したいと思います(笑)

と言うわけで、まずは来月「ホース・ソルジャー」を観て上がったヴァイブスでご自身の小宇宙(コスモ)にビッグバンを起こし(引用:ぽん太師匠)、初期アフ始めましょう!!



お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月21日 Posted by 4039  at 22:59Comments(8)装備初期アフガンODAミリフォト

初期アフミリフォト大量発掘!PART2



ユルゲ2は初期アフ以外で行こうと思っているのに、暇を見つけては初期アフおじさんばかり眺めている今日この頃です。

というわけで前回に引き続き、初期アフドキュメンタリー番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」の劇中におさめられたと思われる写真の考察をしていきます。
前回の記事はこちら「初期アフミリフォト大量発掘!

今回はまずトップ画のこの方を見ていきます。



夏だというのに3C BALCSにベストを着込み、結構重そうな金属探知機を携行しています。
そこそこ歳はいってるはずですが流石は特殊部隊、タフですね!

まず一番最初に目が行くベストですが、右側が40mmグレネードポーチのようです。
M4にM203も付いていますしね。

おそらくBHIのグレネーダーベストあたりかと思います。


ベストの左肩のDリングに何か黒い棒状の物を下げています。
ペン?ライト?ペンライト?謎です。



次に腰周りです。



ベルト前部には3C ELCSのコンパスポーチ、右腰部には同じく3C ELCSのユーティリティポーチが付けられています。
オレンジのキャップのような物が見えますが、ペットボトルを入れているのでしょうかね。

BALCSも3Cを着用しています。一緒に行動している面々も3C BALCSですし、もうひとつの番組「Profiles From The Front Line」で登場したODA361の面々も3C BALCSや3C ELCSを装備していました。
なので3rd SFG、少なくとも第2大隊は3CのSPEARキットが支給されていたのではないかと想像しています。
ちなみに19th SFGはウッドランドしか着用しているところを見ませんので、ウッドランドが支給されていたと想像しています。

第5大隊のおじさん


第2大隊のおじさん達



上記のように、初期アフODAにおいてはSPEARの色で「第〇特殊部隊グループっぽさ」を演出できるのかなと思います。
漠然と「初期アフ装備」から、一歩ステップアップできるテクニックと言えそうですね。
写真のようなコンパスポーチ1個でも、迷彩色に気を使うことで装備に説得力を増せると思います。

私は残念ながら3CはBALCSもELCSも持っていませんので、喉から手が出るほど欲しいです。
ただどちらも1万円程度の時代を見てしまっているので、今の相場で買う気が中々起きず、手に入れられていないです。
あーあ、あの時買っておけば良かった!「装備あるある」ですね。

ピストルマガジンポーチは前回のJ氏と同様、BHIの3連ポーチでしょうか。

ホルスターはサファリランドの6004でしょう。


いくつか見てきましたが、やはりこの時代はもれなく旧型のようですね。
旧型の見分け方は以前の記事でも少し書きましたが、表側からすぐに分かるのはレッグパネルの穴の形状です。
旧型は平べったくただ穴が空いているだけですが、現行型は穴周りが盛り上がっています。
現行型のレッグパネル


現物が手に取れる状況であれば、さらに裏側がスウェード張りである事を確認できれば完璧と思われます。

ジャケットの左腕部は安全ピンで何か留められています。


IRマーカーでしょうか?縫わずに安全ピンとは横着すぎますね(笑)

DCUの左足ポケットには地図のようなものがダブルクリップに挟まれて入っています。


このダブルクリップって外国でも使われているんですね。
勝手に「日本の文具」と思ってました。

腕時計はあまり自信はありませんが、TIMEXのアイアンマンでしょうか。



ACOGには白いマーカーで何か書いてありますね。


このような小技はタダでできて、グッとリアルさを引き立ててくれるので素晴らしいですよね。


次にこの方々です。


以前の記事で少し紹介しましたが、この方々はこの時に村の外縁で待機していた車両組だったようです。
真ん中の方のベストがホルスター付きで特徴的ですね。


拳銃はM9ですね。
この部隊の面々はもれなくM9のようです。
初期アフODAでグロックやガバメントの使用例をずっと探しているのですが、未だに見つけられていません。
この方は予備マガジンを4本も持っていますね。
他の皆さんも基本的に3連ポーチを腰に付けていますので、ホルスターに入る分と合わせて4本がスタンダードなのでしょうか。
本体装填分と合わせると15×5=75発、こんなにいるのか?と思ってしまいます。
今回の現場のような市街地、屋内閉所での戦闘を想定してピストルの携行弾数は多めになっているのでしょうかね。

胸元に横向きにポーチがあるので、下には横BALCSを着込んでいると思われます。
上半身のボリュームに反して腰周り足回りはすっきりしていて、特徴のあるスタイリングですね。

次は車上の隊員です。


胸元にフィギュアがありますね。かわいいです。
どこかで見たことがある気がしますが...思い出せません。

時代は違いますが、背中のMAPにこんなのを入れている写真もあります(笑)


「NINJA」パッチもいい味出してますね!

アーマーは他の隊員同様3Cの横BALCSでしょう。
アイウェアはワイリーXのSG-1でしょうか。


次です。


以前番組考察で紹介した隊員「M.」が写っています。
番組でほぼ写らず非常に歯痒い思いをした靴が映っています。


・・・ここまで詳細が分かっても、どこの何なのか私のにわか知識では判別できません。無念です。

左の隊員の靴はおそらく官給デザートブーツですが、足裏がのっぺりしておりパナマソールではないように見えます。


パナマソールですと横からでも「でこぼこ」が見えるのが普通だと思います。


同じ隊員の他のアングルも「のっぺり」しているのが確認できます。


「初期アフデザートブーツはパナマソール」というのが今や常識となっていますが、恥ずかしながらその根拠を私はまだ知りません。
(支給年度的にパナマソール以外ありえないという感じなんでしょうか。)
官給品はパナマソールしかありえないのであれば、この隊員の靴は
・官給品に見えるけど実は民生品
・パナマソールが磨り減ってのっぺり見えてるだけ
といったところでしょうか?
初期アフ=パナマソールは「そういうものだ」で終わらせず、しっかり自分なりに説明できるよう勉強しておこうと思った次第です。

この謎デザートブーツを履いている隊員ですが、胸元にはしっかりIC-F3Sが付いていますね。


こういう写真を見ると「買ってよかった」と思えます。
全快娘さんがダブっているIC-F3Sをヤフオクで放出されておりますが、いくらになるのか興味津々です(笑)
まだ出品中ですので、欲しい方は要チェックですよ!!
全快娘さん、宣伝しておきましたのでいくらかマージンください(笑)

IC-F3Sの下には未開封のサイリュームが差してあります。
サイリュームは中身もパッケージも何回も変わっていますので、古い物は今の内に開封用と未開封用で保護しておかなければいけませんね。


最後の写真です。


誰のお尻かわかりませんが、DCUの足ポケットにもIC-F3Sが入っています。
隊員「M.」もDCU足ポケットに入れていたので、定番の収納方法なのでしょうか。


アンテナの付け根に補強のテープ?が巻いてあるように見えます。
私の個体も、ヤフオク出品中の全快娘さんの個体もアンテナは割れているので、アンテナは脆いのかもしれません。

以上で一連の写真の考察を終えようと思いますが、以前から持っていた写真でひとつ気になったのでご紹介します。


写真と一緒にあった解説ではアフガンとのことです。
今まで右の隊員のお腹のピストル(トカレフ?)ばかりに目が奪われていましたが、よく見るとBALCSの上二段のPALSがベルクロ仕様です。
さらによく見るとワシ鼻で面長なお顔も隊員「J.」によく似ています。


ヒゲの生え際は違いますが、ヒゲは剃れるのである程度は違っても自然ですよね。
100%の自信はありませんが、顔とBALCSの特徴から同一人物じゃないのかと思いました。


解像度の高いミリフォト研究は本当に楽しいですね!
まだまだ見足りない、書き足りないことがありますが、これらの写真以外にも90年代後半~2014年あたりまで、年代詳細付きのODAミリフォトが200枚近く一気に手に入ったので、今は「早く他のおじさん達も見たい!」気持ちが強くそわそわしてしまっています(笑)

一度ヒゲのおっさん達を200枚凝視した後、また暫くしてこれらの写真に戻ってこようと思います。
穴が空くほど見た写真でも、ふとした時に新たな発見がありますからね。
時を置いて何度も何度も「同じおじさんを見つめる」行為は殊の外大切なことなのです(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月19日 Posted by 4039  at 00:08Comments(5)初期アフガンODAミリフォトAmericas Secret Soldiers

初期アフミリフォト大量発掘!



いつものように「メリケンアーミースペシャルヒゲおじさん 砂まみれ」で画像検索していたら、偶然私が未だ見たことが無かった初期アフODA写真をわんさか手に入れられました。
しかも多くが年代詳細付きでした。
私にとってはまさに「金の鉱脈」を見つけた気分です。

今回手に入れた写真達の中で、先日考察したドキュメンタリー番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」の収録現場と同じ時に撮られたと思われる写真を20枚ほど手に入れました。




2回程度に分けてそれらの写真を考察していきたいと思います。

今回得られた情報によると、この写真が撮られたのは2002年の8月で、部隊は先日も書きましたがODA342のようです。
ただ、番組の放送は「2002年7月」とアメリカのTV番組情報サイトに記載がありました。
「時の捩れ」が発生していますね...。
番組と写真は明らかに同じ時を納めているので、どちらかの情報が誤っているのでしょう。

まあネットの掲示板やまとめサイトの情報なぞ、又聞きの又聞きのそれまた又聞きの、ソースなんてあったものじゃないものが多いと思います。
(かくいうこのブログもそんな「又聞き情報」のカタマリなわけですが(笑))
いずれにせよ、2002年の夏頃、つまり「ザ・初期アフミリフォト」というのはまず間違いなさそうなので、私としてはここまでの情報で十分です。

今回見つけた写真ですが、今まで必死に目を凝らしていたYouTube動画と比べるとまさに革命的な解像度です。
素晴らしすぎますね!
今回は以前の記事で考察した隊員「J.」について書いていきます。


それではポイント毎に考察していきます。

BALCS
まず特徴的な横BALCSですが、なんと上から2段はベルクロ仕様でした。


バックはやはりSFなのは間違いなさそうなので、SF仕様を横向きにカスタムしたということでしょうか。
それとも私が知らないだけで、ベルクロ仕様の横BALCSが存在するのでしょうか。
最近トイソルジャーから安価なBALCSレプリカが発売されたようですので、入手できたらぜひこのカスタムをしてみようと目論んでいます。


トイソルのレプですが、商品写真を見る限りベルクロの色が少し明る過ぎる気がしますね。
是非現物を見てみたいところです。
まあトイソルですし出来は間違いないと思うので、ポーチ付きで100$未満という価格ですので、非常に魅力的だと思います。
「ホース・ソルジャー」公開に合わせて鉄板アイテムが供給されるのは、初期アフブームの強力な後押しになるのではないでしょうか。


チェストリグ


以前考察した通り、BHIのものと思われます。
腰紐は後ろではなくお腹側に持ってきていますね。ザッツ着こなしポイント!

マガジンポーチフラップにライト(シュアファイア6P?)を挟んでいます。
これも超真似したいポイントですね!

そしてIC-F3Sの下にある緑のポーチですが、ここまで詳細形状が分かっても私にはどこの何なのか分かりませんでした。無念です。。
こんな特徴的な形なのに、見た覚えが全くありません。

IC-F3Sはアンテナの付け根が純正品とは異なるようです。
単に破損しただけなのかわかりませんが、興味深いですね。


ホルスター



サファリランドの6004と思われます。
ブラックをタンカラーに塗っているように見えます。
M4やマガジンもそうですが、この方は非常に綺麗に塗装してますね。
O型なのに几帳面なんでしょうか(笑)


ベルトループが動かないようにダクトテープでがんじがらめにしていますね。
これは実用的かつ魅せる着こなしになりそうですので、絶対真似しましょう。


マガジンポーチ


タグが確認できるので、BHIのものでしょう。
BLACKHAWK!+小さい鳥さんがいるバージョンですね。







おそらく民生品でしょう。
見たことがあるような無いような、非常に「微妙な」デザインですね(笑)
靴って本当に特定が難しいと思います。
まあ靴はサバゲでも重要な実用品ですし、ケガ防止のためにも妥協してもよさそうですね。
逆に言えば「おしゃれは足元から」ではありませんが、初期アフに限らず靴までしっかり拘っている方を見ると「すごい!」といつも思います。
あとグローブも然りです。

番組とリンクした内容で高解像度の写真が手に入り、とても感動しています。
YouTubeの粗い画像では分かりえなかった詳細がたくさん手に入りました!

これでまた私の「初期アフ偏差値」がグッとアップした気がします。
また、超レアと認識している初期アフガンアイテムも今我が家に向かって海を渡っている最中ですので、夏に先駆けて私の初期アフガン熱はますますヒートアップしています。
ギアフェス東北に向け、この調子で知識と軍備を蓄えて行こうと思います。
(これだけ言っておいて、ゆるげ2は久々に初期アフ以外で行こうと思っていますが(笑))

お読みいただきありがとうございました。

この記事の続編は下記リンクになります。

初期アフミリフォト大量発掘!PART2

初期アフミリフォト考察⑱ 初期アフカメラ その2
  


2018年04月16日 Posted by 4039  at 23:05Comments(4)初期アフガンODAミリフォトAmericas Secret Soldiers

東京サバゲパーク 4周年定例会 参加装備



4/29開催の「ゆるげ2」に参加できる事になりましたので、もしお読みの方で参加される方がいらっしゃいましたら、当日はよろしくお願いします。
また、ギアフェス東北も家族と調整し、5月のサバゲを「一回休み」とし、2日間のバスツアーに参加することになりました。
どちらも今から楽しみですね!

先日参加した東京サバゲパーク4周年定例会に参加した際の装備を記録しておきます。
今回も初期アフガンODAモチーフ装備です。





特に細かい設定等は詰めず、何となく家の装備BOXを眺めながら適当にコーディネートしました。

下記が装備レシピになります。
・BALCS(フロントRANGER バックSF)+ELCSポーチ+小物
・ICOM IC-F3S
・Bijian's ニーパッド
・BHI デューティーベルト
・EAGLE Mk3ホルスター
・メーカー不明(EAGLE?) ユーティリティポーチ
・CAMELBAK THERMOBAK 3L
・DCU
・シュマグ
・リアルツリー柄キャップ
・NIKE ZION
・OAKLEY STRAIGHT FLAME
・CASIO PROTREK PRG-40
・ノーメックスフライトグローブ(タン)
・官給品靴下(黒)
・M4(次世代)
・M9(エアコキ)
・ヒゲ

めぼしいところを順に書いていきます。

BALCS


フロントパネルがRANGERの実物、バックパネルがSFのレプリカになります。
バックル含め、無加工で合体できました。
絶対誰にも気づいてもらえない「ザ・自己満」構成です(笑)

色は違いますが、先日考察したドキュメンタリー番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」で出てきた構成を真似してみました。
個人的にはグリーンベレーかどうか確証は持てていませんが、下記写真が初期アフガン時のグリーンベレーだという一説もあり、ODAのウッドランド横PALS使用例は無くはなさそうです。


横PALSですので、所謂「普通のプレキャリ」と同じような取り回しができて使いやすいですね。
縦PALSが淘汰されたのは至極当然の流れだったと実感できます。


IC-F3S


先日記事にしたばかりですが、早速実戦投入しました。
購入時背面のクリップが破損していましたが、無事修繕完了し、PALSに引っ掛けています。
先日コメントいただいた「特殊部隊という響き」のAKIさん、昨日記事にされていた全快娘さんもIC-F3Sを入手されたようで、空前のIC-F3Sブームが到来してますね!(笑)

IC-F3Sは以前記事にまとめておりますので、下記記事をご覧いただければと思います。
初期アフ無線 ICOM IC-F3S

また、「おもちゃの兵隊」のTJ1様よりコメントいただき、私の持っているICOMポーチはIC-F3S用ではない事が判明しましたので、今私の中ではIC-F3Sポーチ探しの旅が絶賛開催中です。

この無線を構えると妙に雰囲気が出るので、一緒に行ったBucket Head氏と何枚もぱちぱち写真を撮って遊んでいました(笑)




Bijian's ニーパッド
多くの初期アフミリフォトで着用例を確認できますね。




ちょっと前までは放出品店やヤフオクに激安価格でごろごろ投売りされていたイメージでしたが、いざ探し始めると全然見つかりませんでした。(海兵隊用のコヨーテはいまだに激安でしたが。)
なのでebayでエルボーパッドとセットで調達しました。


非常に残念な事に、新品同様のコンディションでした(笑)
ピカピカのニーパッドなんてありえませんので、汚す手間が面倒というものですね。
この日も無駄に地面に擦り付けてやりましたが、まだまだ綺麗です。おのれ!

使用感はまずまずといったところで、しっかり巻いておけば激しくダッシュしてもほぼズレませんでした。
ただ、少しでも緩くすると容赦なくブーツまでずり落ちます。
Cryeコンパンの快適さを知ってしまった身からすると、やはり不便さは否定できませんが、貴重な初期アフガン装備の実用膝防具としてこれからも重宝していこうと思います。


ユーティリティポーチ


上野のファーストへふらっと立ち寄った際に一目ぼれし、購入しました。
サイズ的にダンプポーチにぴったりです。

質感的には実物だと思われるのですが、タグ等は無くどのメーカーか不明です。
ファステックスは2003年のITW製でした。

似た形でEAGLEのHARRISベストのユーティリティポーチがありますが、たぶん違いますね。


まあ高いものでもなく思い入れも特に無いので、サバゲ用にカスタムしてしまいました。


フラップ天面に切れ込みを入れ、適当にいらないポーチから引っぺがしてきたバイアステープを縫い付けました。
これでフラップが閉じた状態でマガジンを放り込めます。
M4マガジン4,5本は余裕で入る容量で、使用感も問題なかったです。
以前記事にしたポーチと共に、初期アフダンプポーチとしてこれから頑張ってもらおうと思います。


CAMELBAK THERMOBAK 3L


激安だったのでつい購入してしまったアイテムです。
下画像のように2Lの方は初期アフガンODAで使用例を確認しています。


しかしこの3Lの方は私の知る限りグリーンベレー使用例は無いうえ、仕様詳細もわからず、もしかしたらオーパーツかもしれません。
まあこれで一度日の目は見たので、使い道を見出せるまでは自宅待機ですね。


DCU
今まで上はノンリップのS-R、下はリップストップのS-Rを使用していました。
S-Rで上着をパンツインするのは少々お腹がキツイのと、ノンリップの質感が好きなので、この度ノンリップのパンツを調達しました。
丁度良い実物が中々見つからなかったので業を煮やし、エスアンドグラフ製のパンツを購入しました。
質感は実物と遜色無く、中古の放出品より安く新品が手に入ります。
(私にとって「新品」はむしろマイナス点ですが(苦笑))
上着に質感を追いつかせるため、暫くベランダに放置しようかと検討中です。


CASIO PRG-40


過去考察した番組内で着用していたと思われるモデルを調達しましたので、初投入しました。



大型の腕時計ですので、結構な存在感があり一発で気に入りました。


ノーメックスグローブ タン


これもオークションサイト等で暫く探していましたが、アメ横の中田商店、しかもメジャーな方の店舗に普通に置いてありました。
メジャー過ぎて永らく訪れていませんでしたが、まさに灯台下暗しでした。
これでコーディネートに合わせてグリーンとタンを選べるようになりました。


官給品靴下 黒


これも中田商店で普通に売っていました。
初期アフガングリーンベレー隊員の靴下は黒がそこそこ多いように見受けられます。



DCUを履いたらほぼ見えませんが、短パン装備時に威力を発揮してくれると思うので、夏に備えて調達しておきました。

この日の装備は上半身は適度にくたびれており、下半身は新品ピカピカの物ばかりで、なんとも「ちぐはぐ」な質感になってしまいました。
日常生活でおいそれと着用できるものでも無いので、うまいエイジング手法の模索が急務と感じている今日この頃です。

近頃は暑いくらいの陽気を感じる日も増えてきましたので、そろそろ「初期アフ夏の陣」を始めていきたいところです(要はジャケットを脱ぐだけですが)。
日常生活では寝巻きにも使う価値がない「薄いチョコレート色T」に大活躍してもらいましょう!(笑)


お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月13日 Posted by 4039  at 19:24Comments(4)装備SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガンODA

東京サバゲパーク 4周年定例会



先週の土日に東京サバゲパークで開催されていた「4周年定例会」に盟友Bucket Head氏と参加してきました。

実はこの日、違うフィールドの定例会に参加しようとしていたのですが、現地に着いたところ参加者が3名しか集まっておらず「無し」になってしまい、飛び入りでサバゲパークに参加させていただきました。

2,3年くらい前までは千葉の土日は基本どの定例会に行っても100名弱は集まっていたイメージですが、最近は人口が減っているように感じます。
それともフィールドが増えて分散しているだけなのでしょうか。
まあいずれにせよ、あまり流行りすぎても色々不便ですし、このくらいの「日陰感」が個人的にはちょうど良いのですが。

イベント定例会ということで、色々な出し物がありました。
各ショップの出張店舗




料理店も出店しており、美味しいカレーやクレープをいただけました。



ブーニーハット投げ


Bucet Head氏がなんとも躍動感溢れる1枚を収めておりました。
この日は強風が吹き荒れ、おそらく1年で一番帽子投げに相応しくない天候でしたが、何とか成立させていました(笑)


ポラリスシューティングチャレンジ



1回1000円でMRZRに搭乗し、シューティングが出来ます。
2人1組で、運転手と射手を分担します。
しかもスコア優勝者には豪華景品まで用意されていました。
乗れるだけでも貴重なのに、運転まで出来てしかも景品まで用意されているという超太っ腹な催しにびっくりしました。

MRZRの実動している所を初めて見ましたが、エンジン音はまんま「カブ」で少し拍子抜けしました(笑)
車体が軽いので、きっと出力の小さいエンジンで十分なのでしょうね。


豪華景品抽選会
閉会式時に参加者全員対象の抽選会が開かれました。


ギグバンドに印刷された番号が呼ばれると景品がもらえるというシンプルな方式です。
景品は「もらって嬉しい人が超限られる」ニッチなアイテムから大人気電動ガンまで、数にして30以上はあったと思います。


これがほぼ全て協賛品というのだから驚きです。
業者同士の「ご近所付き合い」が垣間見れてほっこりしました。

結果としては私達は何も当たりませんでしたが、ユーモアたっぷりの司会進行と、「立ってるだけで電動ガンがもらえるかも!」というドキドキを最後まで味わえて大満足でした。

ゲーム自体は4チームに分かれ、常に2チームが対戦しているという回し方で、ルール自体はフラッグ戦や復活戦等オーソドックスなものでした。


12月に来た時からバリケードの配置や数が増えており、より能動的に動け戦略性が増していました。
程よく入り組んでおり、程よい広さ、平坦、ただの板っぺらでは無いバラエティに富んだ障害物と、初心者からベテランまで広く楽しめるクセのない「優等生」フィールドだと思います。
この日は強風が吹き荒れていましたが、フィールドは目の細かいネットに覆われ、壁状のバリケードが多い&交戦距離も比較的近いため、風がほとんど気にならなかったところも美点として付け加えておきます。


またこの日は満員状態で、セーフティは他の参加者の方と相席させていただきました。
ご一緒させていただいた御三方の内お二人は、TVゲームの「DIVISION」装備とのことで、一緒に1枚写真を撮らせていただきました。


ゲームは確かニューヨークが舞台でしたが、同じシチュエーションが日本で起こったら、という想像で装備を組まれたそうです。
日本が舞台なので、89式を携行していたり陸自迷彩のポーチがアクセントで使われていたりして、終末装備にも興味がある身としては非常に刺激を受けました。
また、当日持ち込んでいた私のRS 56式をとても気に入ってくださって、それを携えて「ピースコンバット」のスナップを撮っていただきました。
「日本で暗躍する中国人武器商人が密輸した56式」と、即興でステキな装備設定をされていました。
56式はミリタリーのみならず、フィクション設定でも使いまわしが効くんですね!笑

私達もちゃっかりスナップを撮らせていただき、5月発売のピースコンバット誌面に載せていただけるようです。
終末装備は常々やりたいと思っており、この出来事でさらにその気持ちが強まりました。

席をご一緒させていただいた御三方、急なお願いにも係わらず快くスペースを空けてくださりありがとうございました!

いつも通りゲームは楽しみつつ、空き時間は他のコンテンツや交流を堪能でき、非常に満足度の高いイベントでした。
また同じようなイベントがあれば是非参加したいです。


そんなサバゲパーク4周年イベントに、我々ヒゲコンビはCIAとODA装備で臨みました。



Bucket Head氏はCIAオペレーター装備です。


元ネタは下写真とのことです。


詳細は聞きそびれてしまいましたが、デザートタイガーにデニム、HPCというかなり渋い構成です。
これを元ネタにしようとするセンスと、アレンジをいれつつしっかり再現できるところに氏の確かな「装備力」を感じます。
ちなみに今回の一番のポイントは「セブンのスプーンをMRE付属のスプーン風に塗った」ところだそうです(笑)


MREは何回か一緒に食べていますが、その度にスプーンは棄ててしまっており今更後悔しています。
ミリフォトを見ていると、結構プレキャリに刺している兵隊さんを見かけますよね。
いずれまたあのクソ不味い唯一無二の味を味わいつつ、スプーンを手に入れようと思います。

また、氏はついにAKを導入していました。

(上が氏のAK、下は私の56式です。)

LCTのAKMS クレブスカスタムです。
LCTという時点で言わずもがなですが、質感は抜群でした。
中身は中古でコンディションはまずまずといったところのようで、ほんの少し手を加えるだけでマルイ箱出し並みの性能は引き出せそうでした。
外装も新品同様に綺麗で、価格を聞く限りかなりの「アタリ」を引いたのではないかと思います。
この日私からスチールAKのウェザリング手法を教わったので、早速取り掛かるとのことでした。

私は今回ももちろん初期アフガンODAです。


購入して永らくタンスの肥やしにしていた横BALCSを投入しました。
また、先日記事にしたICOMのIC-F3Sも目立つ位置に配してみました。
他にもいくつか新アイテムを投入していますので、私の装備詳細は別途記事にしようと思います。


サバゲパークはフィールドはもちろんのこと、セーフティの居心地、駐車場の広さ、売店、スタッフと、どれを取っても高水準で、個人的に「間違いない」フィールドです。
仲間内でも「困ったらサバパ」という風潮があります(笑)

冒頭にも書きましたが、最近は「定例会に行ってみたら10人もいなかった」パターンが多く、フィールド選びは慎重にならざるを得ません(個人的には、キャパにもよりますが50人程度は居る方が好きなので)。
なので頑張っていらっしゃるフィールドに鞭打つようで心苦しいのですが、確実に一定数は来る老舗、人気フィールドに足を運ぶ機会が増えてきました。
平日定例会に参加されている方はさらにそのあたり苦慮されているのではないかと思います。
やはり今後サバゲ人口はますます減少し、それに伴いフィールドも淘汰されていくのでしょうか。。

ちなみにサバゲパークに限っては土日は予約で満員で、飛び入り不可の場合も多々あるようなので注意が必要です。
我々は一度当日飛び入りできるか電話してみたら拒否されてしまい、途方にくれた経験があります(苦笑)


P.S.
フィールドに住み着いている?猫が非常に人懐こく、Bucket Head氏の隣に数分間鎮座する一幕があり心癒されました。


皆様もサバゲパークへお越しの際は戯れてみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月10日 Posted by 4039  at 23:37Comments(8)サバイバルゲーム

初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART4



今回は2002年にDicoveryチャンネルで放送された、初期アフガンODA密着ドキュメンタリー番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」の考察の続きです。

前回まではこちら
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART1
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART2
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART3

今回でこの番組の考察もひとまず最終回とします。
今回は番組中の気になったシーンを列挙していこうと思います。

まずはこの隊員です。


最後の方に金属探知機を持って颯爽と表れます。
トップ画像にもしましたが、この方は何枚かネットで写真を発見しました。



装備や背景から、この番組が撮影されていた現場での写真だと思われます。
ベスト(おそらくV1ベストかオメガベストあたり)の下に3CのBALCSを着こんでいます。
こんな着こなしもあるんですね!非常に参考になりました。
涼しくなったら真似しようと思います。

腰周りですが、3CのELCSのユーティリティポーチとLC-2のファーストエイドポーチを装着していると思われます。


初期アフODAでのLC-2使用例はかなり多く、この頃はまだまだ現役の感があります。


現在市場ではLC-2はかなりお安く流通しているものが多く、基本いい感じにくたびれた状態なので、初期アフガン装備でこなれた感じを出すのにはもってこいですね。

嬉しい事に、写真発見がきっかけでこの方がODA342という事がわかりました。
ODA342、つまり第2大隊アルファ中隊ということですね。
一緒に行動しているところから、前回、前々回に紹介したJ氏やM氏もODA342、少なくとも同じアルファ中隊の可能性は高そうですね。
ちなみに以前考察した「Profiles From The Front Line」で密着していたのはODA361(第2大隊チャーリー中隊)でしたので、同じ第2大隊ということですね。

さらにネット検索したところ、下記写真も同じく2002年のODA342の写真ということが判明しました。


それなりの数の初期アフ写真の部隊、年代特定が出来てきましたので、いずれブログで整理したいと思います。

次です。
この番組に出てくる隊員のM4は非常にシンプルめなセットアップが多いです。


レイルにアクセサリーはフォアグリップのみのようです。
光学サイトは無し。
現在の特殊部隊では考えられない程シンプルですね。
再現する側としては軽量、安上がりでありがたい限りですが。
マガジンの底板にパラコードを挟んで「取っ手」を設けているようです。
塗装や汚し、このような小技で工夫することで「初期アフM4」はお財布に優しく成長させることができるのでありがたいですね。
実物RISやCOMP M、シュアファイア等、拘ると天井知らずなのはどの年代、部隊でも同じだと思いますが、「それなりの完成度」まで持っていくのは初期アフODAM4はかなり楽な部類だと思います。

M4に限らず、装備全般初期アフガンODA装備は「拘り過ぎなければ」かなり安価に揃え易いと思います。
さあ「ホース・ソルジャー」がまだ公開されていない今が始め時です!
公開されてから「やっぱいいな」と思って、高騰したアイテムを指を咥えて眺めて、全然揃わず中途半端な完成度で「ミーハーw」と後ろ指刺されて後悔してからでは遅いですよ!(笑)
まあ個人的な本音は「ホース・ソルジャー」はそこまでインパクトを与える映画とも思っていませんが(苦笑)
劇場公開される分だけ「13時間」よりはまあ影響力はあるかな?程度に予想しています。


次です。
番組的には大麻を見せたかったのでしょうが、そんな物より隣の隊員が気になりますね(笑)


3C BALCSに56式、キャップを被り腰回りは黒いナイロン、キャリングハンドル付きのM4、胸元にはIC-F3S、この画面では見えないですがレッグホルスター、そしてひげ面と、まさに「教科書通り」の初期アフガンODAですね。
先ほども少し書きましたがLC-2等の旧装備、黒ナイロン、正式採用以外のアイテム(EAGLE,TAC-T,BHIあたりが王道?)、この3点をうまく織り交ぜることが初期アフガンODA装備のミソだなと個人的には思っていて、日々研究しています。


次です。


ベルトにGERBERのツールポーチを着けています。


このツールポーチは「正式採用なの?」と思うほど色んな人が着けています。




ツール自体も実用性が高いですし、初期アフコーディネート完成度を確実にUPできるステキアイテムNo.1ですね!
GERBERは年代によってロゴが多岐に渡りますので、もし調達される際はその点に注意してください。
GERBERの歴代ロゴは公式サイトに画像があります。


しかもありがたい事に年号付きです。
初期アフガン時に該当するのは下段真ん中ということですね。
ただ、同じロゴでも配色が違っていたりします。
色によってさらに年代が細分化されるのか?恥ずかしながらまだまだ勉強不足でわかりません。
GERBER公式サイト:https://www.gerbergear.com/Meet-Gerber/About-Us/History-of-Gerber

ネットオークション等で1983ロゴ品の出品はそんなに多くない印象ですが、注目度が高くないのか安価です。
玉数が少ない分、変に注目されると高騰する恐れはあると思います。


次です。
「I.」という隊員です。


腕時計がアップになる瞬間がありました。


丸いデジタル、液晶の上半分の黒いバーと網掛け部分、黄色いフロントボタンから、おそらく以前の記事でも紹介したCASIO PROTREKの「PRG-40」ではないでしょうか。


2000年発売ですので、時期的にも可能性が高いですね。
私は先日格安でPRG-40をゲットしました。


メルカリで調達しました。
メルカリはミリタリー出品はヤフオクに比べると明らかに貧弱ですが、ジャンルによっては充実しており、概してヤフオクより安く手に入る場合が多い印象です。
使い込まれており、いい味が出ています。サバゲ用の再現装備としては申し分ない状態でした。


次です。
ものすごい色のAKが出てきます。


しかもマズル部にお守り?のようなものを引っ掛けてあります。

発砲して吹っ飛ばないんでしょうか(笑)

CYMAのスポーツライン等の廉価版AKを手に入れて「民族系AK」を1本作るのも楽しそうですね。
全快娘さんは既にやっておられますよね!さすがです。


他にも細々と気になった点はありましたが、この辺にしておこうと思います。
来月いよいよ「ホース・ソルジャー」が公開され、初期アフガン装備のインスピレーションがますます刺激されそうです。
予告編から主人公がAAV+カラーファスのBHIチェストを着ている時点で、装備考証的にはかなり「アヤシイ」ですが、映画ならではの着こなしや魅せ方もきっと沢山あるはずですので、色々影響を受けるのは間違いなさそうです。
何はともあれ楽しみです。幸運にもGW中なので、公開初日に気合を入れてIMAX等の大迫力画面で観ようと思います。

お読みいただきありがとうございました。

この記事の続編は下記リンクになります。

初期アフミリフォト大量発掘!

初期アフミリフォト大量発掘!PART2

初期アフミリフォト考察⑱ 初期アフカメラ その2
  


2018年04月06日 Posted by 4039  at 20:17Comments(0)装備初期アフガンODAAmericas Secret Soldiers