GARMIN Foretrex101 予習



今回もナショジオODAネタです。
前回同様トップ画像にした「Inside The Greenberets」のROB隊長ですが、グローブはサバゲでもポピュラーなメカニクスのものですよね。


ただ、メカニクスは幾度となくマイナーチェンジされているので、年代別の特徴を現在勉強中です。
この方が着けている年代のモデルはおそらく特定できたので、あとはネットで出てくるのを待つのみです。

今回も前回に引き続き、GARMIN Foretrex101の事を書いていきます。


本題に入る前に、前回から分かったことがひとつあったので補足を書いておきます。
前回、Foretrex301と401が同時期の2009年に発売したっぽいと書きましたが、どうやらその通りのようです。
301と401の差は電子コンパスと気圧高度計の有無で、301にはどちらも無く、401はどちらも付いているようです。
本体色も全然違うので、ミリフォトでの識別は比較的楽そうですね。

401が緑です。

それでは本題に入ります、
実物は現在海を渡ってきている最中で、私の手元にはまだ下写真の「紙粘土を捏ねて色を塗っただけ」のようなダミーしかありませんが、届いたらすぐに使えるように予習しておこうと思いました。


今までダミーしか持ってなかったので、機能に関しては「今のGoogleマップの超劣化版みたいな感じが、初代たまごっちみたいな画面で手元で見れるんじゃね?」くらいの認識でいました。
なのでとりあえず手首かプレキャリかM4のストックあたりに、向きとか位置とかシチュエーションを特に意識せず、雰囲気で適当に装備していました。
今回の実物調達を機に、機能や操作をちゃんと理解して「こういう状況で使ってたのかな?」「だったらここにこう着けるのはアリだな」等、装備の妄想クオリティ説得力を上げようと思った次第です。

Foretrex101は発売当時かなりエポックメイキングなコンセプトだったらしく、ガジェット好きや登山愛好家、自転車乗り等から注目を集めていたようで、ネット上でも研究記事が多く残っています。
ミリタリー好きの食いつきはおそらくそこから1,2年はタイムラグがあり、ミリフォトでの露出が多くなってきて認識が広まってきてからだと思います。
実際、2004、5年当時にミリタリー趣味関連でForetrexについて書いてある記事はみつかりませんでした。
今はもっと多機能なスマートウォッチがどんどん世に出てきていますが、Foretrexはどう進化していくのでしょうね。
それとも淘汰されて過去の遺物になってしまうんでしょうか。

GARMIN自身が多種多様なスマートウォッチを発売しているトップメーカーですよね。


ちなみに我らが国産メーカーCASIOもアウトドア特化のスマートウォッチを作っています。


いつの日かこのようなスマートウォッチがミリフォトで散見されるようになってくるのでしょうか。
スマートウォッチはモデル更新が早いので、すぐ生産終了の旧モデル化してしまって調達に苦労するのが目に見えますね。。
頼むから兵隊さんにはロングセラーのG-SHOCKとかTIMEXをずっと使っていて欲しいところです(笑)

ちなみに岡山県警はカシオのスマートウォッチ(F20という機種)を導入しているようです。
参考URL:https://www.casio.co.jp/release/2018/0420_wsd-f20ab/

LE装備では既にスマートウォッチの波が来ているということですね!
日本の県警装備を「LE装備」と言っていいのかは分かりませんが(苦笑)

話を戻しますが、Foretrex101は色々な個人やお店のサイトで細かく機能や操作説明、実用例を紹介されていますので、それらでざっと勉強させていただきました。
「Foretrex101」と調べればごまんとヒットします。

下記に現状の私なりの理解と、実際の兵隊の運用を妄想します。
あくまでまだ現物を触ったことも無い&妄想癖たっぷりの人間の見解なので、正確性に関しては全く持って保証できませんのであしからず(笑)

まず、Foretrex101の持っている「能力」を突き詰めると下記3つに絞られるようです。
1.自分が地球上のどこにいるがわかる(衛星に見てもらう)
2.時間が分かる
3.それらの情報を一定時間隔で一定量記録できる

これだけです。シンプル・イズ・ベストですね。
そしてこの3つの「能力」を組み合わせて、アウトドアでの活動に有益な情報を出力する「機能」を持っているという理解をしました。
シンプルな能力なのに、出力できる情報は多種多様に及びます。
機能一覧も様々な方がブログ等でまとめてくださっていて非常に助かります。

詳細な機能の説明は先人方が素晴らしいまとめをしてくださっていますので、私の出る幕などありません。
以下は沢山ある機能の中で、実際に私自身が使ってみたいと思ったり、「へぇ」と思ったり、米軍兵士がアフガン等でこうやって使っていたのかな?という妄想をした機能について書いていきます。


現在地を緯度、経度として出力


まあこれが無いとGPSとして話にならないですよね(笑)
ちなみに画面は2~4分割までできるようで、どの情報を表示するかカスタマイズできるようですね。
上画像で言うと、上側が緯度経度を指しており、下は高度のようです。

緯度経度が分かれば、自分が地球上の何処にいるか座標でわかります。
あとは目的に合った地図と照らし合わせれば、どの国のどの町のどの住所にいるか?どの山のどの尾根にいるか?等の所謂「現在地」がわかりますよね。
両手が塞がっていてもすぐ手元で緯度経度を見られるというのは、アフガン等で車や徒歩で長距離行軍する際には重宝したのではないかなと思います。




高度を出力
下写真の下側で表示されています。


私は高度を読み取るには気圧計が内蔵されていないと出来ないと思っていたのですが、Foretrex101には気圧計は入っていません。
全然ちゃんとわかってませんが、複数の衛星からのそれぞれの距離情報から高度が割り出せるらしいです。
ただ、精度は気圧式の物より数m単位で悪いみたいです。

使い道としては、地図では載っていないような人工物の高さや、細かい地形の大体の立体的な位置関係をざっくり把握する際に使っていたかもしれませんね。
私の日常生活では「この場所ってこんなに高いんだ低いんだ」程度の使い道しか思い浮かびません(笑)


速度を出力


時間と位置を把握できるということは、速度も分かりますよね。
「今いるところ」「〇〇秒前にいたところ」の2点の距離を時間で割れば速度が出てきますよね。
Foretrex101は様々な条件の速度情報が出力できるみたいですね(最高速度や現在の速度、平均速度等)。

これは日常生活でデータ収集したら面白そうです。
まず徒歩は車と違い速度計がないので、歩く速度を数字で確認できるのはウォーキングやランニングの際のペースを整える判断材料にできそうですね。
自動車には無論速度計が、自転車にもサイクルコンピュータを着ければ速度表示が出ますが、どちらもタイヤの径と回転数から導いている数字のはずです。
なので、タイヤと地面の摩擦での滑りによる損失は考慮されていない、もしくは予め決められた係数が掛けられていると思います。
それに対しGPSは単純に座標変化(=移動した距離)と時間の割り算なので、物理的な速度計より正確な値が出るはずです(GPSの精度によりますが)。
実際、知人の自動車は高速道路走行で10km/hくらい備え付けの速度計と後付のGPS速度計で誤差が出ていました(備え付け速度計の方が遅い数字)。
それが分かるからなんだと言われると、「より法定速度ギリまでスピード出せる」くらいしか考え付きませんが(笑)
というか、同じ原理でGPSを用いた速度計もスマホのアプリで普通にありますね(笑)


目的地座標をセットし誘導できる


予め座標をセットし、そこに対して現在地から誘導をしてくれるようです。
今進んでいる方向とポイントの方向の差を認識し、矢印表示の形で行くべき方向を示してくれるようです。
ひとつ面白いと思ったのは、Foretrex101はコンパスは内蔵していない点です。
なので、自分が何処を向いているのかを知る術はないようです。
あくまで「進行方向に対し方角はこうで、目的地はこっち」としか伝えられないようです。

ここで思ったのは、「101とコンパスは一緒に見れた方がよさそう」です。
コンパス機能が無い101とSUUNTOのM9等のリストコンパスを一緒に身に着けていてもなんら不思議ではないですね。


逆に401は電子コンパス内蔵なので、401とリストコンパスを一緒に装備するというのは不自然かもしれませんね。
まあ見易さや信頼性から、機械式コンパスを併用していた可能性も十分ありますが。


通った場所と時間を記録、出力できる
これが分かると報告書作成の時に便利そうですね。
海外ドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」の第5話で、ウィンターズ大尉が戦闘報告書を色々思い出しながら書いていましたね。


あれは70年以上前の話なので完全に記憶頼みで書いていたっぽいですが、Foretrex101があれば記録していた時間と場所情報で記憶を補完できますし、証拠にもなりますよね。
「サボってませんよ!ほら、ちゃんとココ行ってるでしょ。」的な(笑)
今は更に時代が進んだので、任務によってはアクションカメラで一部始終記録していそうですよね。
実際にYoutube等でアクションカメラで撮影した本物の戦闘シーンが無数に見られますよね。

IED等が仕掛けられていた箇所や時間のデータ取りをして「このルートは警戒を厳に」的な情報共有もしていたかもしれませんね。

私の日常生活では「何キロ移動して、平均時速何キロだった」くらいの情報から健康管理に役立ちそうですね。
これもスマホで余裕でできちゃそうですが、がんばって101を使ってみます(笑)
PC上で地図と照らし合わせることもできるので、色々地図データとか用意すればさらに面白いかもしれません。
101に対応した地図データはまだ現役で、無料でダウンロードできるようですし。


ざっと機能一覧を予習して思ったことは以上です。
あとは実際に手にして、操作感を実体験した上で分かることや、装備にどう盛り込むのがリアルなのかの妄想を更に深めていこうと思います。

勉強すればするほど、現物の到着が待ち遠しくなってきます。
お読みいただきありがとうございました。  


2018年11月11日 Posted by 4039  at 23:13Comments(2)装備