カート式電動ブローバックGLOCK
最近NETFLIXで「ベター・コール・ソウル」というアメリカのドラマにハマっています。
数年前人気を博した「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品です。
ブレイキング・バッドは数年前に全部観たのですがほぼ内容を忘れてしまいましたが、それでも超面白いです。
これ観終わったらまたブレイキング・バッドを一から観ようと思います。
思い返すと、ブレイキング・バッドはツタヤでDVDを借りてちゃんと全部観た最後のドラマシリーズだったかもしれません。
ほんの10年くらい前はそれが当たり前でしたが、今いちいちツタヤまで出かけて1巻ずつDVDを借りて観るなんてことをする人は皆無でしょう。
サブスク動画配信サービスの台頭はエンタメの革命として、歴史的な出来事として語り継がれるんでしょうね。
ドラマと言えば、この前までやっていた日本沈没は3話目くらいから「ドラマとしては1mmも面白くなくなったけど、今後色々笑いのネタ元になるだろうから一応見とくかなぁ」と、ある種我慢しながら見ていました。
ちなみに日本沈没もNETFLIXで全世界配信されていますね。
日本人としてちょっと恥ずかしくなります(苦笑)
ただ視聴率は終始好調だったみたいですね。
何かのネット記事で「ツッコミどころが多く、ツイッター等でコメントを交わしながらリアルタイム視聴するのに向いていた」と分析していて妙に納得してしまいました(笑)
確かに、小栗旬を乗せた輸送機が超ギリギリ離陸からのTV電話ザーザーで杏がウワーっと泣く件はB級過ぎて大笑いしたので、リアルタイムで友人と酒飲みながら見てたらさぞ盛り上がったろうなと思いました。
シリアスな話なのに滑稽なシーンが随所に散りばめられていて「笑ってはいけない」感があって、振り返ってみれば愛くるしい作品でしたね。
あ、あとドローン爆弾ボカーンのシーンも大いに笑わせていただきました(笑)
では、思い出し笑いしたところでそろそろ本題に入ります。
またもや面白中華トイガンが登場したので入手してみました。
カート式で電動ブローバックする軟弾トイガンです。
グロック18Cを模しているようで、ディテールはともかくサイズ感はリアルサイズに近いです。
カート式の手動コッキンググロックは結構前からありましたが、それに電動ブローバック機能が付いた感じの商品です。
グロックは中国語だと「格洛克」って書くんですね。
発音はカタカナで言うと「グゥルオクゥ」です。
ロングマガジンとカートを数十発追加して約1500円でした。
質感はコッキング式と同じ感じで、カートは共通だと思います。
カートに軟弾を詰めマガジンに装填し、銃に挿入してスライドを引きコッキング&チャンバーに弾を送り込み、トリガーを引いて発射した後、スライドがモーターの力で後退しコッキング&排莢&次弾装填してくれます。
バッテリーとモーターがライト部に入っている為、ライトは外せません。
ただの飾りかと思いましたが、スイッチを入れるとちゃんとランプが光ったのは感心しました(光量は激弱ですが)。
サイレンサーとは名ばかりのただの筒と、これ以上チープには作りようがないドットサイトも付属します。
しかもよく見ると「SILENGER」で綴り間違ってますね(笑)
(もしかしてドイツ語だったり?と思いましたが、ドイツ語は確かシャルダンファーですよね。)
私の付け方が良くなかっただけかもしれませんが、数発撃ったらブローバックの振動に耐え切れずどちらも銃からボテボテと脱落しました(笑)
銃本体のカラーリング、触った感じはそこまで悪くないですが、エジェクションポートの仕上げは閉口ものです。
アルミテープ貼っただけですね(苦笑)
幅は実銃より明らかに大きい感じがしますが、全体的にはそれなりにうまくデフォルメ出来ているとは思います。
重量はマガジン無しの状態で約240gで、この軽さがチープさを増しています。
まあ実際チープガンなので没問題ですね。
では、肝心の実射性能です。
一応スライド内部にバレルのような筒は入ってはいるようですが、雑な成形のカートに雑な成形の弾頭型の軟弾を仕込むので当然精度は出ません。
モーターでコッキングする必要がある為かかなり軽めのバネで、パワーもショボいです。
ベストな弾の時に5、6m飛ぶかな?といったところです。
逆に言えば超安全なので、リビング等でテーブルの上に紙コップを置いて極至近距離でプリンキングして遊ぶにはもってこいかもしれません。
目玉の電動ブローバックですが、まあ当然ブローバックというにはおこがましい代物です(笑)
ただギミックとしてはとても愉快で、良く出来ているおもちゃだと思います。
スライドの挙動としてはマルイの電動ブローバックハンドガンのそれに近い感じです。
マルイの電ブロをもう少しもっさりさせた感じです。
ですがマルイの電動ブローバックとは作動方式は全く異なり、こちらはトリガーがただの電気的なスイッチでは無く、ちゃんとピストンをシアに引っ掛けてトリガーで開放して発射します。
撃発した後にスイッチが入り、モーターの力でコッキングします。
なので撃った感覚としてはTOPのカート式電動M4と通ずるものがあります。
ちなみにこのグロックもTOP M4同様、電動をOFFにして手動コッキングガンとしても遊べます。
トリガーが単なる電気スイッチでは無いおかげで、撃ち味としては結構ちゃんと「銃」していて、撃った後にタイムラグこそあるものの自動でスライドが前後し薬莢が舞い上がり、連射できるのは結構テンションあがります。
ついつい引き金を引きたくなります。
これでもう少しまともに弾が飛べばおもちゃとして隙のない完成度になるなのになと思います。
贅沢を言えば折角グロック18Cを模したのであれば、フルオート機能も付けて欲しかったところですね。
まあ1500円なら満足ですが、おそらく日本で出回る場合は4、5000円くらいにはなってしまうと思います。
そうなるとちょっと値段と不釣り合いかな?と個人的には思います。
4000円出すならマルイのエアコッキングハンドガンとBB弾を買った方が幸せになれる気がします。
まあ同じトイガンでも趣旨が異なるので、単純に比較は出来ないと思いますが。
今回の電動グロックの紹介動画をいくつか載せておきますので、どんな感じで動くのかチェックいただければと思います。
余談ですが、少し前に弾は出ずに排莢に特化したグロックやガバメントのおもちゃも登場しました。
現在では日本でもかなりの数出回っているようですね。
こちらでは800円程度とお安かったので入手してみましたが、個人的にはイマイチでした。
パワーソース無しでブローバックして金色のカートがバシバシ飛ぶ様は確かに面白いのですが、何故だが心が躍りませんでした。
トイガンではなく「銃の形をしたカートを飛ばすのが目的のおもちゃ」に思えてしまったからです。
中身はひとつも銃らしい部分は無く、完全に薬莢を飛ばす為だけの機構だったのが興醒めでした。
今回のグロックやXM1014、AKA 870等のカート式トイガンは、あくまで弾を飛ばす為のメカニズムの一環として排莢機構があり、具体的な構造や性能は実銃とは違うものの、担っている役割は実銃のそれと同じです。
私はカート式トイガンのそこにロマンを感じているのだなと、この「薬莢飛ばしおもちゃ」を手にして醒めた時に痛感しました。
私はカート式トイガンの薬莢が飛んでいる姿を見ている時、薬莢が飛ぶ様そのものに興奮しているのではなく、実銃とほぼ同じプロセスを経て排莢に至ったという事をイメージした上で悦びを感じていたようです。
我ながらめんどくさい性癖だなと思いました。
同じAVを観るにしてもいきなり主要部分からではなく、ちゃんと前置きを観てからの方がより興奮するのと同じ理屈でしょうか(笑)
さらにカート式電動ブローバック式のHk416も登場しています。
動画を見る限りでは今回のグロックと同じような構造だと思います(シアを落として発射→モーターでコッキング&排莢&次弾装填)
サイズも多分1:1サイズで、価格はドラムマガジンセットで3000円弱です。
カート式電動ブローバックブームが来ているかもしれませんね。
これも今度気が向いたら調達してみたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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LizzieのGeckoってサイバーパンク2077に出てきた銃ですね(ノーライセンスのパ〇リだと思いますが 笑)
私もこのゲームやりましたが、銃含めてメカのデザインどれも抜群ですよね!
たしかに実銃模すよりこういう架空作品の銃の方がスポンジダーツガンには向いてそうですね。
実銃をモデルにすると、どうしても先に立体化されている精巧なエアガンやモデルガンと比較してしまいますからね。