指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

初めてこちらで旧正月を過ごしましたが、年明けから2週間近く、毎日毎日街中で昼は爆竹、夜は花火が四方八方で乱発していました。
爆竹は日本で売っている物よりも長大で物凄い数を束にして一気に火を付けます。
私の部屋から見えた一番ヤバイのは30秒くらい連続で発破し続け、高さ2、30m程度まで煙が上がっていました(笑)
音も大音量の低音で「ゴオオオオォォンッ」と街中に轟きます。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

花火も個人レベルでは日本でも見るロケット花火を普通の歩道でピューピュー打ち上げており、打ち上げ花火もちょっとした遊歩道レベルの所でバンバン上がってました。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

元旦には向かいのホテルの庭で結構大規模な花火が1時間近く上がっていました。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

イメージ的には、ディズニーランドで最後に上がる花火だったり、サマソニの大トリの最後に上がる花火レベルでしょうか。
私の部屋のベランダはまさに特等席で、「打ち上げ花火を見下げる」という珍しい経験が出来ました。
それにしても街中でこんな花火を上げるなんて、日本ではちょっと考えられないですね(苦笑)

では、そろそろ本題に入ります。
数か月前に非発射のパワーソース無し排莢式グロックが発売され、日本でも結構な数が流通していますね。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

グロックの後にはガバメントが出ています。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

こちらでは更にCz75やUSP、M&Pモデルが発売しています。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

M&Pはアルミスライドっぽくてよく出来ていそうなので今度調達するつもりです。
ちゃんとテイクダウンできるようですし、これでスライドが黒ければかなり良さそうですね。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

最近はどのモデルも銃口部にレーザー照射機を付ける事ができ、専用の受光ターゲットを使って射的ができるようになっています。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

Cz75がレーザー照射器、ターゲットがセットで日本でも6000円しないくらいで売っていますね。
日本では「HORA」というショップ?メーカー?名義で売り出されているようですが、こちらでは乖巧虎というそれなりに名のあるメーカー名で売られています。
HORA=乖巧虎なのかは不明ですが、現状まだ模倣品は無く1社でしか作られていないと思います。
上記のグロックやガバメントよりもかなり良い出来のようなので、これは買いかもしれないですね。

照射機がこちらで2000円程度、ターゲットは1個1000円程度です。
このレーザー装置はナーフブラスターのモシンナガン用(ちなみに乖巧虎製)などでも発売されていて、排莢アクション+レーザー的当てという新たな遊び方が生まれています。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

モシンナガンのような長物は数mしか飛ばないナーフだとどうしても雰囲気が出ないので、有効射程200m(メーカー宣伝値)のレーザー銃にして狙撃した方が楽しいかもしれないですね。
M4タイプの物も既に登場しており、おそらく中身はチャンバー周り以外は水弾仕様のまま(=マルイ電動ガン模倣メカ)で、銃口のエアを感知して発光する仕組みなのかな?と推測しています。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

実際触ってないので何とも言えませんが、ディズニーランドのビックサンダーマウンテンの隣にある射的くらい精度が出れば日本でも十分受け入れられそうですね(Cz75のレビューを見る限り、今のところまだ精度や動作信頼性に問題あるようですが)。
日進月歩で進化を続けていて面白いですね。
現状可視光線で思いっきり目に悪そうなので目の保護が課題ですが、今後中国ではレーザーターゲットを身に着けレーザー銃で撃ち合いという遊びが流行ってくるかもしれないですね。
日本でも既にエアガンに後付けでレーザー装着&ターゲットを身に着けるサバゲ方式が一部で登場していますが、ここから一気に中国勢が押し寄せてくる可能性もありそうですね。

今回入手したグロックもまた面白い構造です。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

上述の排莢レーザーガンと同じくパワーソース無しでブローバックして排莢して、しかも弾が出るという手品みたいな仕様です。
価格はBHIのCQCっぽいホルスターが付いて1500円程度でした。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

外観はご覧の通りポップなカラーリングで、黒や緑、タンカラーバージョンはまだ見当たりませんでした。
スライドは前回の弾出ないバージョンはスライドもフレームもモナカ割りで安っぽい造りでしたが、本品は左右一体成型でリアルさは増しています。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

バレルも金属製(おそらくアルミ)です。
エジェクションポートは黒い樹脂で、刻印も入っていてそれなりに雰囲気はあります。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

重量は200gちょっとで非常に軽く、全体的にはおもちゃっぽい印象です。
マガジンはシボが掛かった黒色の樹脂製で、それなりに雰囲気は出ています。
左が本銃のマガジン、真ん中が非発射式指ブローバック、右がカート式エアコッキングのものです。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

本銃のギミックのキモはカートにありました。
指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

指ブローバック排莢式グロック 弾発射バージョン

カートにバネが仕込んであり、専用の弾頭をセットしてカートのばねを「コッキング」します。
カートのお尻に一定の力が加わるとバネが解放され、弾頭が飛び出すという仕組みです。
中国語ですが、下記動画を見ていただけると本銃が良く分かると思います。


銃の方は基本は上述の非発射式の指ブローバック排莢ガンとほぼ同じで、そこにカートのお尻を叩くノッカー構造がプラスされたような感じです。
従って指で引く力は若干重くなりました。
結論としては全体的な完成度としてはまだまだですが、構造としては非常にチャレンジングで面白い製品だと思います。

肝心の実射性能ですが、まあナーフ弾方式のエアコキグロックと大差ありません。
3~5mくらいのションベン弾です。
私の個体がハズレだったのか組立精度もよろしくないらしく、トリガーが戻ってこなかったり排莢されなかったりが結構頻発します。
まあこの辺はまだ発売間もないのでメーカー側の生産慣れや各部改良、または競合メーカーが現れて競争が激化すればもっと品質は向上しそうな感じはします。
先日紹介した電動ブローバックの方が作動は安定していますが、トリガーを引いた瞬間に弾が出てスライドが下がって排莢し、わずかですがリコイルも感じられるので「撃っている感」は段違いに良いです。
売れなければここで終わりでしょうが、完成度の高い後発機種が出てくれば新たなカテゴリーとして確立する可能性を秘めていると思います。
個人的には冒頭に紹介したレーザー方式の方が洗練されたシステムで、今後主流になっていきそうな感じはしていますが。

中国トイガン市場は現在も非常に元気なようで、どんどん新たなアイデアの商品が出ては消えを繰り返しており見ていて飽きないですね。
日本でも入手可能なものが多くなってきていますが、現地価格の倍以上するのが当たり前で、正直日本での調達価格で満足できるトイガンは多くないと思います。
品質は日本のエアガンメーカーの物を基準にすると目も当てられない物ばかりです(中にはしっかりした物もありますが)。
youtube等でレビュー動画を見て、しっかり吟味した上で入手されるのが良いと思います。
ちなみにyoutubeは中国では規制されている(香港はアクセス可)ので、中国の動画投稿サイトの方がさらに情報は多い傾向です。

今度この2年間色々市場調査&触ってきた中で良いなと思った中華トイガンをまとめようと思います。
お読みいただきありがとうございました。




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2022年02月15日 Posted by 4039  at 13:06 │Comments(2)中国現地トイガン

この記事へのコメント
こんにちわ
例のパワソース無しの排莢するやつは他には今のところキンバー(トリガーがガバ特有のではないのがマイナス点)、m9a1、tti(UDL製では無い ビリビリ動画にて確認) 、m17(ビリビリ動画にて確認)があるようで結構豪華ですね♪
このペースだと今年中にハンドガンはほとんど網羅しそうな勢いですね
日本にはこれらの中だとキンバーしかまだ入ってないので早く他も来てほしいですネ!
Posted by 排莢好き at 2022年04月23日 13:32
コメントありがとうございます。
キンバーは知っていましたが、他にもどんどん出ているんですね!知りませんでした。
キンバーは仰る通りトリガーが微妙ですよね。。
薬莢にバネを仕込んで弾丸発射するシステムでは、リボルバーのパイソンが出てきていますね。
エアコキでは不可能なダブルアクション射撃が出来るので、頭良いなと思いました。
これからも要注目ですね!
Posted by 40394039 at 2022年04月23日 17:18
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