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 Posted by ミリタリーブログ  at 

最近気になった中華トイガン達



ご無沙汰しております。
中国から帰還し、生活リズムがすっかり変わってしまった&他の趣味に傾倒していてブログが放置状態になっておりました。
サバゲはやりたいのですが、まだまだコロナな世の中&幼い子供達の世話があるのでまだ当分行けそうにありません。
私のミリタリー趣味活動はあくまでサバゲが軸になっていますので、サバゲに行けないとなると必然的に温度が上がりづらい状態になってしまいます。

そんな中、ふと久々に中華トイガンの新製品に目を向けてみたらいくつか面白い製品が出てきていましたので記事にしておきます。
まずはカート式エアコッキングスポンジガンのスパス12です。




メーカーはUDLのようですね。
UDLはXM1014という、昨今のカート式(水弾orナーフ)トイガンの火付け役になったトイガンを世に送り出したメーカーだと私は分析しています。


2年前に当ブログでもレビューしています。
https://lbzaku.militaryblog.jp/e1028192.html

低価格、(中華としては)良品質で、1/1サイズでツボを押さえたデザインとアクションを備えており、非常にバランスの良い製品でした。
XM1014の後にM870をモデルアップして以降、音沙汰無く残念に思っていましたが、遂に待望の新機種が発売となりました。
しっかりストックが展開でき、特徴的な「片腕用フック」も完備しているようです。


既に日本でも入手可能なようで、1万円程度が相場のようですね。
スパスのトイガンと言えばマルイかKTWだと思いますが、KTWは今や絶滅危惧種、マルイもストックは滅多にお目にかからない印象&あってもストックだけで本体並の価格がしますので、
この価格でカート式のスパスが手に入るのはかなり有難いですね。
おそらく内部機構はXM1014と全く同じだと思いますので、水弾化、ひいてはBB弾化の改造も比較的容易ではないかと思います。
スパスは数々の映画やゲームで登場する割にトイガンは不遇なので、多くの方に響く製品ではないでしょうか。
私も久々に食指が反応しました。

次です。
カート式の水平2連ショットガンの新作も出ているようです。










カート式2連ショットガンは既に日本にも入ってきていますが、ちょっとおもちゃ然としています。


これはかなりリアル目な製品のように見えます。
既に発売はしているようなのですが情報が少なく不明な部分が多いです。
しばらくアンテナを張って情報収集しようと思います。
2連ショットガンのトイガンはかなり種類が少ないので、増えてくれるのは有難いですね。

次です。






カート式電動ブローバックのM1ガーランドです。
以前試作品の動画を紹介しましたが、知らぬ間に大分形になっていました。


動画でしゃべっている事をろくに把握していないのでよく分かっていませんが、試作品?なんですかね。
リアルな形状のクリップにカートを詰め、実際にローディング、発射、排莢、最後のピキーンまで作動しています。


おまけにエアスポンジガンなんですね!


実際に弾を撃っているシーンもありました。
日本に入ってきたらBB弾化する猛者が出てくるかもしれませんね。
中国のネット通販サイトを覗いてみたところ、まだ3月頃見た内容と変わっていないように見えます。


一応注文してから15日で納品と書いてありますが、こっちの予約販売や受注生産は日本に比べると本当にいい加減というか、子供の約束レベルだと思っています(笑)
中国に住んでいる時に、ある絶版ガンプラが日本の相場より大分安く即納表記で売られていたので注文したところ、注文を受けてからおそらく日本のメルカリやヤフオクで探し始めたらしく、
「値段変わって〇〇元になって、納品1ヵ月掛かるけどいい?」と、日本のオークション相場+αの価格を提示してきました。
こんな事が何度もあったので、中国のECサイトの個人レベルの販売者はそれが常識なんだと悟りました(苦笑)
話が逸れましたが、ECサイトの商品ページや、中国の動画サイトをざっと見る限りまだ全然情報が出ていないので、まともに手に入るようになるのはもうちょっと先かなと思います。

ちなみに現状の提示価格は2000元、今だと4万円くらいですね。
3年前であれば3.2万円くらいでしたが、いちミリオタにとっては辛い世の中になりましたね。。
米軍放出品等も軒並み円安の煽りを食らっている訳ですからね。
今日本に入ってきたら6、7万円前後で出回る感じですかね?
動画を見る限りストックは樹脂製っぽいので、木製ストックにしたら9~10万コースですかね。
現状、カート式ブローバックのM1ガーランドはハドソン製のモデルガンだけだと思うので、
WW2ファンにとっては高くても一度は触ってみたい逸品(珍品?)になりそうですね。

あとはトイガン化に恵まれないSKSカービンのカート式トイガンも遂に発売されるようですね。


今は白いカラーしか発表されていないようですが、モシンナガン等先行例を見る限り、ほぼ確実に黒+ウッド調ストックは出てくると思います。
M14あたりの電動ユニットを仕込む強者が現れそうですね。

あと中華トイガン関連で目にしためぼしいニュースとしては、とうとう警察回収騒ぎになった製品が出てきましたね。




薬莢にバネが仕込まれており、弾頭をカートに押し込んでバネを圧縮した状態で固定し、
銃に装填して撃発するとカートのお尻をハンマーが叩いてバネが解放され弾頭が発射される仕組みのようです。
要はモデルガンと同じような構造で、銃口が完全に貫通しているのが構造的にアウト?なんですかね。
まあこのような回収騒ぎの際にはいつも突っ込みが入る事ですが、この銃で撃てる弾丸を作れる技術があれば、わざわざこんなおもちゃで発射しようとせずもっと丈夫な銃本体も作るだろですよね(苦笑)
弾丸さえ何かの方法で手に入れれば、銃本体は合法的に通販等で容易に手に入ってしまうという状況になるのが良くないという判断なんですかね?

中国にいる時に、同じような仕組みのグロックを入手、レビューした時に「日本だとやばいかも」と危惧しました。


https://lbzaku.militaryblog.jp/e1090258.html

ただ、このグロックは先に日本に入って来ているようなのですが、こっちはお咎めないようなのでセーフなんですかね?
いずれにしても直輸入の怪しい構造のトイガンは手は出さない方が無難かもですね。
今後もこのようなケースは発生すると思いますし、頻発するようなら何かしら輸入に際してハードルが設けられるかもしれませんね。
円安も落ち着きを見せませんし、輸入販売される業者さんにとって厄介な向かい風にならないと良いですね。

2022年もミリタリー趣味的には色々と向かい風となる事が多かった年だったと思いますが、来年もワクワクするような新製品が出てくれる事を心から願うばかりです。

お読みいただきありがとうございました。


  


2022年12月18日 Posted by 4039  at 21:49Comments(2)中国現地トイガン

つぼみアームズ様web取材



中国から日本に帰国して来て2ヵ月が経ちました。
平日、休日共に向こうに住んでいた時よりも圧倒的に時間の密度が高く、まだ2ヵ月しか経っていない事に驚愕しています(苦笑)
向こうでの生活は「楽しい」というよりは「楽」と表現する方が適切でした。
自由な時間自体は有り余るほどありましたが、各種制約によりその時間を有意義に過ごす手段に乏しかったので、心身共に気楽ではありましたが、反面すごくエキサイティングな体験も無く、ただ淡々と日々を過ごしていました。
帰って来てからは大量の仕事と家族サービス、山と積まれた趣味を楽しむ為、文字通り寝る間を惜しむ毎日です。

そんな毎日を過ごす中、とあるショップ様からweb取材の依頼をいただきました。
ミリタリー趣味業界の活性化に少しでも寄与できるのであれば、当ブログも本望ですので二つ返事でお受けさせていただきました。
依頼をいただいたのはつぼみアームズ様という、光学サイト専門のwebショップ様です。
https://tsubomi-arms.net/

恥ずかしながら、私は今回初めて存在を知りました。
webショップには実用性抜群な光学サイトがずらりと並んでいて見ごたえがありますね。
良質な光学サイトを安心して調達されたい方にはぴったりのショップ様だと思います。

取材記事はつぼみアームズ様のブログの方に掲載されています。
https://tsubomi-arms.com/blog/

私の他にも何人ものミリブロガー様の取材記事が掲載されておりますので、楽しんでいただけると思います。

最近もブログ記事にしたいネタはいくつかあるのですが、如何せん時間が無い&記事書く気力が湧いてきません(苦笑)
VFCのM733も買ったはいいが放置状態ですし、HEATベストも運よく手に入れましたがまだサイズ調整すらしていません(笑)




コロナ&暑さで一時的にサバゲモチベが下がりまくっているので、今はなかなかミリ方面にパワーを割く気が起きないのが正直な所ですね。
今しばらくはお茶を濁す程度の記事が続くと思いますが、またがっつりミリフォト考察したりサバゲレポートをしたり、中華エアガン市場調査をしたいと思っています。
コロナも感染者数を見るとまた勢いを増してきているようですので、しっかり気を付けつつ毎日を大事に過ごしたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2022年07月20日 Posted by 4039  at 19:17Comments(0)

モルモット隊鹵獲ザク



先月、3年間の中国赴任を終えて帰国しましたが、今は公私ともに新生活に慣れるのが精いっぱいでブログ執筆できる余裕が中々ありません。
なのでまだ中国に居る間に別SNS(GUNSTA)で投稿したガンプラ投稿をちょい加筆でお茶を濁します(苦笑)

MGザクⅡver.1.0を制作しました。


MGザクⅡver.1.0は個人的には非常に思い入れが深いキットです。
小学生の頃に初めて出会ったMGキットで、近所のおもちゃ屋でお年玉で購入しました。
お年玉を握りしめておもちゃ屋に入ったところ、入り口すぐの目立つ位置にこのキットが置いてあり、もう他のおもちゃには見向きもせずレジに持っていきました。
その後も何度か買い直したり、シャアザクや派生キットの旧ザク等含めると、MG ver.1.0系ザクは10体近くは作ったかもしれません。
今回作った個体は数年前、今のようにガンプラ転売地獄が展開される前に、箱が日焼けした中古品を1500円で入手した物です。
今同じ状態の物を買おうとするとおそらく4000円は取られると思うので、嫌な時代になったものです。
正直、このキットが4000円なら買わないですし、ガンプラ全般今の転売価格相場は定価を知らないで見ても明らかに高過ぎる印象があります。
私は自身を俯瞰して見ても結構なガンプラファンだと思いますし、SNSで公開していいねを沢山もらいたい承認欲求も人並みにあると思いますし、趣味に使えるお金もそれなりに自由にある方だと思うので、ガンプラに注ぐ資金は世の平均より多い部類の人間だと分析していますが、その私が高くて買う気が起きないとなると、一体誰がこの相場を維持しているのか不思議になります。
それとも私のガンプラ愛(=注ぎ込むお金)なんて、世の中の諸兄姉に比べれば味噌っかすみたいなものなのかもしれませんね(笑)
単純に人気があるのは喜ばしい事ですが、メーカー~各種商流に正当な利益が回らない現状は不健康極まりない状況だと思いますので、一日でも早く状況が改善する事を祈るばかりです。

話が逸れましたが、今回制作したザクの詳細を書いていきます。
制作モチーフとしたのは、セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝III -裁かれし者-」のステージ2で、ブルー2号機が持ち込まれたシャトル基地でフィリップ少尉とサマナ准尉が搭乗したザクです。
まあニッチですね(笑)
ゲーム中の画面はこんな感じです。


今見ると「なんじゃこりゃ」レベルですが、シリーズ第一作の戦慄のブルーを小学生の時発売日に買ってリアルタイムで遊んだ時は、走ったり、飛んだり、すっ転んだり、手を付いてうんしょと立ち上がる3Dのザクを見て感動した覚えがあります。
数えきれない程繰り返して遊んだ、私の中では人生でベスト1、2位を争う大好きなゲームです。
コックピット視点で非常にスピーディーなMS戦が体験出来て、とても楽しいゲームでした。
グラフィックは思い出バイアスかかっても流石にアレですが、ゲームシステム、効果音、ボイス、BGM、ストーリー演出は今でも十分通用するクオリティのゲームだと思います。
プレイ環境を整えるのは結構ハードルが高いですが、未プレイの方は機会があれば是非遊んでみてください。
オープニングムービーだけでもYoutube等で見てみてください。
大塚明夫先生の素晴らしい語りが聞けます。


特にタイトル画面への繋がり方が何度見ても鳥肌モノです。
個人的にはPS2無印ガンダム、ジオニックフロントに並ぶダムゲー神オープニングだと思います。
ガンダムゲームなのに1秒もガンダムが出て来ず、タイトル画面もジムが大写しという、当時としては(今でも?)本当に硬派でチャレンジングな構成だったなと感心します。

今回制作したザクですが、作中ではBD2号機を宇宙へ上げようとしているジオン軍シャトル基地を強襲したモルモット隊が、基地に放置してあったザクを鹵獲、識別コードを連邦軍の物に変え目印に連邦シールドを背負わせ、基地を奪還しにやってきたジオン軍の迎撃に出ていました。




モルモット隊ジムコマンドが装備していたシールドは特徴的です。




本当はジムコマンド用の曲面シールドにしたかったが、当時のセガサターンのグラフィック処理能力の都合でカクカクしたシールドにした、とどこかで聞いた事があります。
その名残なのか、設定画ではノーマルジムシールドとジムコマンドシールドの中間のようなデザインをしています。
1/100ではこのシールドは立体化されていませんので、ガンダムVer2.0のシールドを半分にぶった切って分割、切り代をプラ板で補填してパテで修正し、塗り替えました。


ちょっとしたごく簡単な工作ですが、ガンプラモチベ高い時はモリモリと一気にやってしまうのですが、モチベ低いと一向に手が動かないのが自分でも不思議になります。
ガンプラ制作はいかに自らのモチベを上げるかの修行だと思っています(笑)

本当は上下はジムコマンドシールドのように両端が尖っているのが正だと思いますが、結構工数が掛かりそうなので諦めました。
遠目に見れば雰囲気は出たかな?と思います。
全部作った後に「あれ、もしやのぞき穴無いのが正なの!?」とハッとしましたが、後の祭り、やり直す気力は起きませんでした。。
シールドのデザインは後発の作品でまちまちで統一されていないようなので、「タンカラーで下半分が黒い」という大まかな仕様が合っていればよし、と強引に自分を納得させています(笑)




バックパック裏面とシールドに磁石を仕込み脱着可能にしたので、外せば普通に冬季ザクとして飾っておける「一粒で二度美味しいザク」になりました。


最初は出撃前に大急ぎでジオンマークを塗りつぶして、上から連邦マークを手書きで描いた演出をしようと思ったのですが、ゲームのシチュエーションを見る限りそんな暇はなさそうだったのと、失敗するのが怖くなったので止めました(苦笑)

塗装は白い部分はタミヤの白サフで仕上げました。
真っ白だとどうにも味気なかったので、ノーマルザク色のラッカー塗料をドライブラシして白塗装が剥げた演出をしてみました。


戦車のプラモ等ではよく見かける演出ですよね。
本作は北米のどこかが舞台のはずなので、一年中雪景色だった訳ではないはずです。
ジオン軍が北米大陸に降り立ったのは第二次降下作戦時で、3月頃には北米主要都市を掌握していた認識です。
従って春から秋に掛けてノーマルカラーで運用されていたザクが、冬になり降雪して雪景色になった頃に現場で塗り替えられたと想像しました。
現場での簡易的な塗装作業だったので擦ったりすると簡単に塗装が剥がれてしまい、その部分はノーマルカラーが垣間見えている、といった具合です。
18mの巨人が何に擦れて剥がれたのかを想像すると苦しい所がありますが(苦笑)
ガンプラはこういう「リアルっぽさ」と「そもそもSFだし」という要素ををうまい具合にミックスするのが難しく、また楽しい部分だなと思っています。
スターウォーズのメカや設定なんかも同じ理由で大好きです。

工作に関しては各部合わせ目消し、頭部と脚部後ハメ、流石にダルすぎるモールドをちょこっと彫り直したくらいで、あとはストレート組みです。
MGですが最初期の旧いキットですので、最近のHGよりも部品も構造も遥かに単純で作りやすいですね。
その分ゲートや合わせ目処理が多くて面倒ですが、良い基礎練習になると思います。
便利なツールやテクニックが世に溢れていますが、どんな作業もコツコツと自分の手を動かして経験を積む事が何より上達に繋がるんだ、と自分に言い聞かせ、面倒な作業を頑張るようにしています(笑)

MG ver1.0ザクは可動範囲は絶望的ですが、逆にガワラ立ちさせれば最近のMGキットを凌駕するカッコよさだと個人的には思います。
足首の接地能力が足りず、カトキ立ちはそもそもできませんが(苦笑)
足首は引き出し軸くらい追加工作すべきでした。。
素組みでガワラ肘が出来るのは、このキットの非常に優れたポイントですよね。
まあ頑張って可動範囲拡張したところで知れているので、このザクは割り切って「ガワラ立ち専用ザク」として、我が家の棚を彩ってもらおうと思います。

このザクをもう2体と旧ザクをこさえて、この画像をMG ver1.0で再現するのが直近の私のガンプラドリームです。


最後までお読みいただきありがとうございました。  


2022年06月29日 Posted by 4039  at 18:09Comments(0)ガンプラ