PMCのお勉強「ルート・アイリッシュ(映画)」



次回ユルゲ3に向けPMC装備を考えているのですが、如何せんPMCに関する知識が乏しすぎてろくな考察ができません。
そこで、PMCについての勉強を始めました。

今まで私の中でPMCと言ったら「シャツにタクティカルパンツ姿の柄の悪い兵隊崩れ」的なイメージしか持っていませんでした。





「PMCの写真」と言われている写真を見る限り、まあ当たらずも遠からずなのかもしれませんが、そんな表層的なイメージだけでは底の浅い装備になってしまうし、何よりそんな表面だけなぞるのは面白くありません。
なので今更ですがPMCについて勉強を始めた次第です。

やはり興味が湧くのは、PMCという言葉が一気に知名度を増した認識のある2004年~2007,8年頃です。
この頃を背景にした書籍や映画作品が多くあるのも興味を持ったきっかけになりました。

とにもかくにもまずはwikipediaでお勉強です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%96%93%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BC%9A%E7%A4%BE

公式な名称は「PMSC」なんですね。
しかし日本のミリタリー界隈では「PMC」の方が一般的だと思いますので、当ブログはこのままPMCでいきます。
MARSOCとレイダース、センター街とバスケットボールストリート的な感じですね。
PMCがどういう立ち位置で、どうしてこんなに規模が拡大したかが数分でざざっとでわかりました。
困った時のwikipediaですね。wikipediaが無かった頃がもう思い出せませんね。

概要をさらったところで、次に書籍や映画等のメディア作品を探しました。
色々調べてみて、ミリタリー趣味での教科書的なPMC資料として、とりあえず下記が入門かな?と思いました。

ノンフィクション書籍「戦場の掟」


ドキュメンタリー映画「シャドウ・カンパニー」


「戦場の掟」はまだ半分程度しか読めていませんが、実在の人物の経歴が綿密な取材の元に綴られており、各登場人物がどうしてPMC社員になったのか?現地でどういう思いで仕事をしたのか?不正や隠蔽がどうして起こるのか?がよく分かる良書だと思います。
一気にPMCに興味が深まりました。
今後長きに渡って私のPMC知識のベースとなる教科書になりそうです。
企業名や人物は実名ですので、ネットで調べれば派生情報をすぐに深堀り出来るところも勉強し甲斐があってありがたいです。
装備が確認できる写真も入っているのでオイシイです。
全て読んだら考察を深めていこうと思います。

もうひとつの「シャドウ・カンパニー」は2006年のドキュメンタリー映画です。
一時期は秋葉原のエチゴヤに行くといつもモニターで上映していた気がします。
その頃はPMCに全く興味が無かったので完全スルーでしたが、今になって観たくてたまらなくなりました。
ニッチなDVD故、いざ探すと中々ありませんでしたが、エチゴヤ通販サイトで格安で販売しているのを発見し確保しました。
まだ未見ですので、観たら記事にしようと思います。

上記2つの調達と並行して、近所のツタヤですぐに借りる事ができたPMC映画を1本観ました。
「ルート・アイリッシュ」という2010年のイギリス映画です。


パッケージから、よくある残念B級映画の類かな?と思ったのですが、調べてみると「麦の穂をゆらす風」でパルムドールを受賞した巨匠ケン・ローチ監督作品で、本作もカンヌ国際映画祭で上映された由緒ある作品でした。


余談ですが、当時映画館でこの映画を観てから、しばらくリー・エンフィールドが欲しくてたまらなかったのを覚えています。
当時はKTWの超高級品しか無かったので諦められましたが、今だったら確実に中華のガス等に手を出していたと思います。
映画の内容はとんと忘れているクセに、銃の思い出だけはしっかり覚えています。病気ですね(笑)

話を戻しますが、本作は物語ですが、上記「戦場の掟」にまんま出てきそうなリアルなストーリーで、109分というコンパクトな上映時間にエッセンスが凝縮されており、見応えは十分でした。
ストーリー等詳細は下記公式サイトをご覧になるのが手っ取り早いと思います。
http://www.route-irish.jp/

都合の悪い事は強引にもみ消して無かった事にしてしまう、コンプライアンスもへったくれもない経営をするPMC役員が印象的です。
そんな西部劇の荒野のような出来事が、自分が学生の頃に実際に地球の裏側で茶飯事だったと思うと、「世界はひとつ」なんて言葉は所詮夢物語でしかないのかなという気持ちになります。

肝心の戦闘シーンは短めではありますが、youtubeで見る本物のイラクでの映像のようなリアルな描写で迫力があります。




銃もノーマルハンドガード&キャリングハンドルのプレーンなM4やA2カービンというところがリアルな感じです。


アーマーはじめ装備も軍隊とは違い、必要最低限な感じでシブいですね。



車も後部に警告文がでかでかと入っており、芸が細かいです。


実際のミリフォトでも警告文が掲げられている例は多くみられます。



この他にも、地味におぞましい拷問シーンなどもあり、ストーリーも緊張感があって戦闘シーン以外にも見応え十分な作品でした。
ただ、全く救いのない展開なので、心が元気な時に観るのをおすすめします(笑)

最後に、題名にもなっている「ルート・アイリッシュ」ですが、これはバグダッド空港とグリーンゾーンを結ぶハイウェイの呼称で、テロ攻撃が頻発し「世界一危険な道路」と呼ばれているそうです。
youtubeに本物のルート・アイリッシュを走っている映像が多数ありますが、その中の1本を貼っておきます。


グリーンゾーンからCamp Victoryという所までの道のりを4倍速で回しています。
7分間ひたすらドライブする映像ですが、当時の現場の雰囲気が良くわかりますし、スピーディーな映像で結構あっというまに見れてしまいますので、お時間ありましたら是非。

まだまだPMCについては知らないことばかりですが、その分新しい発見ばかりで非常に研究しがいがあります。
また勉強が進んだら記事にまとめようと思います。

お読みいただきありがとうございました。





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2018年06月25日 Posted by 4039  at 23:09 │Comments(0)PMC(PMSC)映画

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