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 Posted by ミリタリーブログ  at 

対ギアフェス東北 DIY虫除け



ギアフェス東北の準備も大詰めになってきました。
ふとインフォメーションを見返していると「ブヨが発生しています」とのこと。

「ブヨって、ちっちゃいハエみたいで足元をブンブン飛び回ってウザい虫でしょ?」程度の適当なイメージしか持っていなかったのですが、この機会にちゃんと調べてみました。
敵を知り、己を知れば百姓一揆っていうだろがってやつですね(笑)


早速google先生に質問です。

ブヨも蚊と同じように人間の血を吸う「吸血昆虫」の部類に入るようです。
文字にすると恐ろしい字面ですね(笑)
Ms.モスキート氏は一流スパイのごとく我々にそっと針を刺してスマートに血を奪い取っていきますが、彼女らは乱暴にも我々の皮膚を「食いちぎって」出血した血を召し上がるそうです(どちらも吸血するのはメスのみ)。
しかもお姿をアップで拝見すると、まあ吸われたくない容姿をお持ちです(笑)


Wikipediaによれば、刺されると「翌日以降に患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れる」とのこと。おお、嫌だ。
これは対策は必須ですね。
虫除けの中でも特に「ブヨに効果のある虫除け」を用意する必要があります。
実際の軍事行動でも作戦地域にあった装備が求められますので、虫除けもジョーズポイントの生態分布にあったモノが必要ということですね。

そこで更にgoogle先生にご教示いただきました。
意外な事に、少し調べた限りではブヨに効果的な市販品の虫除けは見つかりませんでした。
人が主に活動する市街地ではブヨは生息しておらず、彼ら用の効果はあまり需要がない為のようです。

代わりに「ブヨ 虫除け」で調べると「ハッカ油」という言葉がやたらと出てきます。
このハッカ油を使用した既製品の虫除けは一般的に無いようで、代わりに自作を紹介しているサイトが沢山出てきます。
これは「DIY大好き人間」としては見過ごせません(笑)
しかも材料調達、製造方法、コスト共に容易だったので、既製品を選定調達するのは止め、DIYにシフトしました。

必要なものは下記です。


・ハッカ油
・精製水
・無水エタノール
・スプレーボトル

100均ショップとドラッグストアで普通に買えます。
無水エタノールはインナーバレル清掃の他、部品の脱脂や家庭の掃除にも効果抜群ですので、1本は常備しておいて損はないと思います。
ハッカ油もお風呂に入れて清涼感を付与したり、玄関先や網戸、生ゴミに散布する事でゴキブリ等の虫除け効果があるようです。

作り方は「ハッカ油 虫除け」で調べれば、ほんわりオシャレでここより100倍読みやすいサイトがいくつもありますので、割愛します。
要はスプレーボトルに全部入れてバシャバシャ混ぜるだけです(笑)
ものの数分で出来上がりました。


シュっと腕に吹きかけてみると、爽やかな香りと共に肌がスースーしてきました。
ひんやりしつつ虫除けになるなんて素晴らしいですね。

とりあえず100ml程度作りましたが、分量的にはまだまだこれの何倍も作れます。
注意点としては主に下記3点のようです。
・消費期限が短い
・効果時間が長くない
・蚊には効果ないという情報もあり

消費期限は精製してから一週間~10日間程度のようです。
これについては本日の分は試作として試験運用し、金曜日に新しく作れば問題ありませんね。

効果時間はまちまちですが、肌につけた場合、汗をかいたりすると流れてものの数十分で効果は無くなるようです。
目安としては「ハッカの臭いが無くなったら効果切れ」と紹介されていますので、臭いを気にしながらこまめに吹き付ける必要がありそうです。
実際この記事を書きながら付けてみましたが、30分程度で臭いはほぼ無くなったように感じました。
実際は屋外で汗をかくことを考えると、もって15~20分程度かもしれません。
完全に効果をキープするには相当こまめな吹き付けが必要になりそうです。

さらにもし蚊に効かないとなると片手落ちの感もありますね。。
前夜祭と本番合わせてこれ一本で乗り切れるか少し不安ではありますが、もしダメでも会場で「泥沼装備日記いつも見てます」と、ほんの小さな嘘を一つつけば強力虫除けスプレーが使い放題のようなので、心配は無用ですね(笑)

「ミリタリーブログ」なのにミリタリー感がほぼ無い記事になってしまい申し訳ないですが、これからの季節のサバゲで役立つ情報ではあるはずですので、「ハッカ油」という言葉だけでも覚えてページを閉じていただければと思います。

準備は装備&ヒゲ試着も家族に見られず無事終了し、とりあえずパッキング終了しました(3番目?)。


が、サバゲ道具以外の小物を忘れていないか?当日ホテルでバッテリー充電を忘れてしまわないか?逆に充電したまま酔っ払って寝てしまわないか?
等々、旅の前って楽しみと不安が入り乱れてソワソワが止まりませんよね。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月30日 Posted by 4039  at 22:50Comments(2)ギアログ・ギアフェス自作,DIY

初期アフチェストリグ TAC-T MAV



ギアフェス東北に向け荷物を考えたりちまちまダミーマガジンなんかを作っていましたが、そろそろ大物を準備しておこうと思います。
今回のメインギアになるTAC-TのMAVです。


MAVは初期アフではODAやCCTがよく着用している認識です。






私が入手した個体は2001年製ファステックスのものです。


入手する際、左右のユーティリティポーチのウェビングに注目しました。


幅的にLC-2規格と思われます。

勉強不足で詳しいモデル変遷はよく分かりませんが、「旧型」という触れ込みでネットオークションに出品されたりしているMAVでも、このウェビングは大抵MOLLE規格です。


私の確認できた範囲では、2003年製ファステックス品で既にここはMOLLE規格になっていました。
上記にも載せましたが、実際この部分が確認できるミリフォトもLC-2規格のもののようです。

何度も紹介していますが、2002年の19th SFGの写真です。

いつからMOLLE仕様に切り替わったのか?どちらのバージョンも並行生産されていたのか?詳細は未だ謎ですが、LC-2バージョンであれば初期アフ装備として確実ですし、レア度も高いと思われます。

他にも肩部にはファステックスのメスが付いたストラップが雑ですが非常に頑丈に縫い付けられていました。


おそらくオス側はライフルに付け、ワンポイントスリングとして運用していたのでしょう。

全体的に使用感もそこはかとなく漂っており、開封して5秒で超お気に入りになりました(笑)

軽量&大容量なので、遠征にはもってこいということもあり、今回のギアフェス東北のメインを張っていただくことになりました。


MAVといえば1Pと2Pがあります。
初期アフODAではどちらも使用されている認識です。

ちょうど格安で2P(ポーチ無し)を見つけたので、勢いで確保しておきました。


こちらは2004年製ファステックスです。


どちらもODカラーですが、若干色味が異なります。
2001バージョンの方が色がより濃い緑です。
ほぼ全てのメーカーに言えることですが、同じメーカーで同じカラー名でも、年代によって色が違うのはコレクター泣かせですよね。

迷うまでもなくギアフェスは1Pで行きます。
理由はこれがやりたいからです(笑)


右側の方です。
以前記事にした3rd SFGと思われる方ですね。
カスタムBALCSもさることながら、お腹に差しているピストル(おそらくトカレフ?)が非常に渋いです。
「チェストリグにお腹差し」している人はたまに見かけます。



余談ですが、これって万が一暴発したら「男の中の男の部分」を一発で吹っ飛ばすことになる携行方法ですよね。
しかも1枚目の写真はトカレフだとしたら、安全装置すら搭載されていないピストルです。
まあ装填はしていないのでしょうが、もし装填してこの方法で携行しているとしたら、やはり特殊部隊は度胸があるというか、文字通り「玉」が据わっていますね(笑)

もし暴発して「アソコ吹っ飛び死」となると、私の中の「嫌な死に方ランキング」上位にくるのは間違いなさそうです。
海外ドラマの超名作「バンド・オブ・ブラザーズ」でも暴発死シーンがありました。


ルガーを鹵獲して、嬉しくてポケットに入れて持ち歩いていたら暴発→太股の大動脈が切れて失血死という非常に痛ましいシーンです。
こんな死に方だけはしたくないですね。

さらにこれを上回る「嫌な死に方」は、「悪趣味残酷大魔神」ことスピルバーグ監督の名作プライベート・ライアンの「揉み合いの末、胸にナイフをゆっくり突き立てられ死」です。


初見では直視できないほど痛々しいシーンでした。
これだけでなく、プライベート・ライアンは残酷な死に方の見本市のような映画ですよね(笑)
ただ、1度見たら二度と忘れない画の数々はやはり「不朽の作品」と言わしめる所以と思います。
ちなみに今月見たばかりのはずのホース・ソルジャーですが、印象に残ったシーンは?と言われると、腕を組んで首を傾げて「なんかあったっけ?」となってしまいます(苦笑)

上記で「悪趣味」なんて言いましたが(笑)、残酷描写にはちゃんと意味があると私は思っています。
まさに「地獄」としか形容できないような過酷で悲惨な画を見せつけることで、人の業の愚かさを呪うと共に、そんな地獄に果敢に身を投じた兵士達に尊敬と同情の念を感じます。

「人への恐怖」と「人への尊敬」を同時に表現する為に、戦争映画における「残酷描写」は必要な手段なのだと考えています。
(個人的にはあんまりグロいのはご遠慮願いたいですが。。)


気づいたら余談が余談じゃないくらい長引いてきましたので、話を戻します(笑)
そんな「嫌な死に方ランキング」に思いを馳せてしまうような携行方法「お腹ピストル」ですが、幸いエアガンなので暴発しても私の宝物が吹っ飛ぶ心配はありませんで、安心して真似ができます。

いつ買ったか覚えていないくらい前に買った、トイスター製のエアコッキングトカレフを物置の奥の奥から引っ張り出してきました。


トイスター製品、というか韓国のトイガン製品は全般的に安価な割には良く出来ている(外観、性能、強度)印象です。

ざざっとハゲチョロ&汚し塗装&つや消しクリアを吹いて、MAVのお腹ポケットにインしました。


中々ナイスなアクセントになったと、自己満足しきりです。

カラビナ等の小物を各所に引っ掛けます。


サイドにはGARMINの「GPS12」を付けてみました。



先月号のコンマガのホース・ソルジャー特集で見かけて、速攻で買いました(笑)
中々の存在感で、入手してよかったです。

小物でデコレーションすると一気に「らしさ」が増しますよね。
安いものばかりですが、効果は高いと思います。
これでMAVのセッティングはひとまず完了です。

ギアフェス東北、いよいよ今週末に迫ってきましたね。
家族が寝静まった隙を見て、一度ヒゲまで完全装備して最終チェックをしておかないと(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月29日 Posted by 4039  at 22:17Comments(2)装備初期アフガン

自作M9ダミーマガジン 成形編



前回に引き続き、自作ダミーマガジンについて書いていきます。

本題に入る前にひとつ書きたいことがあります。
先日発行されたピースコンバット7月号に、4月にサバゲパーク4周年イベントに行った際に撮っていただいたスナップが載っていました。
相席させていただいた方に「ピースコンバットのスナップ撮ってますよ」と教えていただき、一緒に行ったBucket Head氏とちゃっかり映ってきました。



私の字が汚いのと表現の仕方が悪かったため、大変申し訳ない事になってしまっています。


「アフロ」の日本での魁と言えばこの方でしょうか。


DA、すなわち「ダイレクトアクション」を見事にキメたのもまだ記憶に新しいですね(笑)


「アフ」の後ろに真ん中の空いた文字があったら100人中100人「ロ」にしますよね(苦笑)
私が横着せずに、ちゃんと「アフガン」と丁寧な字で書いておけばこんな事にはならなかったと思います。
ピースコンバット編集者様、私の悪筆のせいでご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

ちなみに相席でスナップの存在を教えていただいたケナリさんも、ばっちりキマッたスナップが載っていました。


銃は私の56式を持ってくれています。
イカスポーズでしっかり56式も映していただいて嬉しい限りです。

革ジャンとAKもかなり合いますね。
AKは東欧諸国は言わずもがな、西側特殊部隊やアフリカ民兵、果てはSF装備まで相性抜群です。
まさに「鉄砲界の明太マヨ」ですね(笑)



バカな事を言ってないで、そろそろ本題に入ります。
前回、「おゆまる」を用いて型を作りました。
前回の記事「自作M9ダミーマガジン 型取り編

今回は成形と仕上げをしていきます。

まずは成形です。
原型を取り出したおゆまる型を閉じ、適度な力をかけながらセロテープで固定します。

閉じ力が甘いと樹脂を流し込んだ際、型同士の隙間に入りこんでバリが大きくなり、最悪漏れ出てきます。
かといってがむしゃらに力をかけると型が変形し、本来の形から大きく変わってしまいます。
どっちにしろ後で修正はするのですが、成形品の肉は「盛る」より「削る」ほうが断然楽です。
ダイエットと真逆ですね(笑)
変な風に痩せて歪んで変形するくらいなら、バリ吹きまくりの方が後処理は楽になります。

型を閉じたら、樹脂を用意します。
成形樹脂は色々あると思いますが、私は所謂「レジンキャスト」というものを使いました。
製品名としては「Mr.キャスト2」というものです。


2液硬化型の無発泡ウレタン樹脂です。
通常では硬化すると白色になり塗装が面倒になるので、専用の黒顔料を混ぜ合わせます。


使い捨てのコップを秤に乗せ、A液とB液を等量取ります。


ここでA液に顔料を混ぜておきます。


A、B液を混ぜ合わせると硬化が始まります。
混ぜ合わせてから、体感的には2分弱程度は型に注入するまでの猶予があります。

注入し終わったら液がこぼれないようゲートを上にして型を置き、硬化するまで待ちます。
硬化したら型を開き、成形品を取り出します。


色々焦って作業してしまったため、予想より残念な出来になってしまいましたが、まあ想定内ではあります。
どうせポーチに入ったらほぼ見えない「アンコ」ですし。
手直し前提で、大体の形が出来ればおゆまる型の役目は十分果たしています。

次に仕上げに入っていきます。
大まかな工程としては下記になります。
1.バリ処理、余計な肉の除去
2.ヒケ、歪みをパテで肉盛り
3.整形
4.塗装

まずは荒い棒やすりでバリ処理、余計な肉をゴリゴリ削り取ってしまいます。



私は面倒臭がりなので、鉄鋼用の荒ーいやすりで容赦なく削ります。
すごい勢いで削れるので気持ちいいです(笑)

次に、肉が足りない部分を盛ります。
おゆまる型閉め力が強すぎ歪んでしまったため、成形品も本来あるべき肉が不足しています。

べつに見えない部分なのでどうでもいいっちゃいいのですが、折角なので気持ちだけでも修正しておきましょう。
盛りたい部分に200番程度の粗いペーパーを掛けあらし、洗浄後、パテを盛り付けます。


このパテは揮発剤がたっぷり入っていて乾燥するとかなりヒケますので、狙いよりも結構多めに盛るのがポイントです。
先述しましたが、盛りすぎた分は削ってしまえば問題ありません。

パテが乾いたら、やすり等で整形します。
大体の形が整ったら、表面の質感を揃えるため400番→800番のペーパーを全体にかけていきます。
が、今回は見えないのをいいことに手抜きなので整形も超適当、ペーパー掛けもろくにしませんでした。



形に納得がいったら洗浄して塗装です。
今回は「まあ黒ければ何でもいい」ので、アサヒペンのスプレーで何も考えず全体をブシャーと塗装しました。
物によってはサーフェイサーを吹いて密着を上げたり、マスキングしたり、筆塗りしたりします。
ここまでくれば普通のプラモデル造りと大体同じです。

完成です!
同時に2本作りました。


上部のダイヤ状の溝が上手く転写できずかなり雑な感じですが、ポーチに入れてしまえば違和感ないのでよしとします。
リアルな感じにポーチが膨らみ、自作で工夫したアイテムということで愛着も湧き非常に満足です。


どこまで仕上げにこだわるか?は用途と心意気に応じて作りこめばOKと思います。
単純に黒く塗ったウレタンフォームでもポーチを膨らませることは出来ますが、それじゃちょっとつまらないなと思い、今回自作してみた次第です。

おゆまる活用レベルはまだまだ未熟なのでこれからもちょいちょい練習しつつ、いずれ難しい複製もできるようになっていきたいなと思います。

掛かったコストとしては樹脂材料費で1本当たり大体200円程度でした。
ダミーマガジンは1本当たり500円程度なので、効率を考えれば損といえますね(笑)

ただ、この手間こそが「遊び」であり「趣味」の本質だと思っています。
マガジンを無心に加工している時間は世の中全てのしがらみから解放され、自分だけの世界に没頭しています。
これこそが「非日常」であり、「趣味の効能」だと私は思います。
たった数十グラムのウレタンの塊をいじくって「プライスレス」なひとときを過ごせるなんて、ある意味幸せというか、オメデタイ人間だなと思います(笑)

対ギアフェス東北の細か過ぎる準備は一旦この辺にして、そろそろ大物ギアを記事にしておこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月28日 Posted by 4039  at 22:22Comments(0)装備自作,DIY100均

自作M9ダミーマガジン 型取り編



前回の記事でも書いた通り、ギアフェス東北は電車+バス移動のため、荷物は少しでも軽い方が望ましいです。
しかし装備は妥協したくありませんし、かといって余計なコストも掛けたくありません。

そんなワガママをクリアすべく、DIYを実施したので記事にしておきます。

今回、ピストルはマルイのエアコッキングM92Fを持っていきます。


ガスブロは本体重量がある上、ガスも持っていかなければいけません。
荷物を増やす割にゲームで使う可能性が低いので削減対象となりました。

ベルトには3連ピストルマガジンポーチを装備します。


この「中身」が今回の問題です。

エアコッキングのスペアマガジンは持っていませんし、あっても実物より小さいのでマガジンポーチがスカスカになってしまいます。
そもそもエアコッキングピストルの予備マガジンが必要な場面は皆無でしょうし。
かといって本体も無いのに文鎮のようなガスブロのマガジンで埋めるのは、荷物の関係上愚策です。

1本は前回のギアフェスに合わせてマルシンモデルガンのマガジンを調達しています。


ガスブロマガジンよりリアルな外観で軽量なので「アンコ」として非常に優秀です。
ただ実物マガジンより安かったとはいえ、これをあと2本揃えるのは「アンコ」という役割に対して費用対効果が納得いきません。

「ポーチを安く軽く埋めたい」という需要は私だけではなく世の中に一般的にあるようで、AMAZON等で「ダミーマガジン」なる物が沢山販売されています。


SIGがコピー元のようですが、9mmピストルマガジンタイプは3本で1560円也。
「これを買えば解決!」と思いカートに放り込んだ時点で、我が家にある「秘密兵器」の存在を思い出しました。


天下の「おゆまる」様です。
100均で簡単に手に入ります。

熱湯で溶けた飴のように軟化し、冷えるとゴムのように硬化する玩具です。
手芸趣味の世界では、これでアクセサリーを作ったりもするようです。


模型界では「複製の型」に使われる事があります。
複製したい物に軟化したおゆまるを押し付けた状態で冷やすと「型取り」が出来ます。
そしてそれを「型」として樹脂を流し込んで成形すれば、複製できます。

以前少しだけ記事で書きましたが、私はこれでANVISのグラウンドアダプターを複製しました。


左が実物、右がおゆまる複製です。

色なんて気にせず混ぜ込んだので異様なビジュアルですが、おゆまる型はこんな感じです。



レプリカですら1万円は余裕で超える時期に、材料費で言えば200円もかからず複製出来ました。

これが私のおゆまるデビューでしたが、単純な板っぺらのような形状であればズブの素人でも簡単に出来ました。

そこで今回はこの「おゆまる」を用い、モデルガンのマガジンをマスター(原型)として複製を試みます。

用意する物は下記です。
・M9マガジン(原型)
・おゆまる(原型が包み込める量)
・ボウル
・紙コップ
・割り箸
・レジンキャスト
・専用顔料

基本は上記があればマガジンに限らず色々なモノが複製できます。
複雑な形になればなるほど、スキルは要求されますが。

下記に順に工程を書いていきます。

まずはお湯を沸かし、ボウルにあけおゆまるを温めます。


おゆまるが軟化したら取り出し、布巾やキッチンペーパー等で水気を拭き取ります。


水分がおゆまるの中に残ると型取り時に水泡のせいで「鬆(す)」が出来てしまいますので注意です。

軟化したらおゆまるを2つに分けます。
鋳造や射出成形等の知識がある方には常識だと思いますが、成形品を取り出す為に最後に型を開く必要があるので、「型割り」する必要があります。

おゆまるには弾力があり、このおかげで型割りを超適当にやっても大丈夫なので、超イージーモードとなっています。
硬質部材で型を作る場合は「アンダーカット」にならないように型を割らないといけません。


金型から成形品を取り出す際に、型を開く方向のみでは離型できない形状、または状態のことを「アンダーカット」といいます。
冷蔵庫で氷を作る場合をイメージしてみてください。
ペットボトルに水を入れて凍らせた後、ペットボトルを切ったりしないで氷を取り出すのは不可能ですよね。
イメージ的にはこれが「アンダーカット」状態に近いです。
氷を取り出すためには、ペットボトルを上下か左右に引っ張って抜けるように切り分ける必要がありますね。
この分ける事が「型割り」といったところです。

しかしおゆまるは弾力があるので、多少のアンダーカットがあっても、型であるおゆまる自身を曲げることで「無理抜き」できます。
通常は成形品の弾性を利用してアンダーカットを強引に抜くことを「無理抜き」と言います。


このブログではかつてないほどアカデミックな文章になってしまいましたが、要は「おゆまるはイージーモード」ということです。
おゆまる型は壊れてしまっても、また熱湯に漬ければ無限に無料でコンティニュー可能です。

ちなみに単純な上下型割りで成形できないような複雑な形状の金型は「スライド」なる部材が複雑に交わり型割りされます。


「パーティングラインがー」というのはよくトイガン話でも出てきますが、このライン=型が割れている箇所です。


トイガン業界はあんまり工夫されていない印象で(型費削減?ノウハウ不足?)、結構堂々と目立つ位置にパーティングラインが入ったりしますが、プラモデルは相当気を遣って各社工夫されているように思います。
ガンプラも日進月歩で様々な工夫が凝らされており、日本のものづくり根性が伺えます。
ガンプラの金型図面と成形現場は一度この目で見てみたいものです。

サバゲーマーに身近なG-SHOCKのベゼルやバンドも、プラモデルと原理は同じです。


あんな複雑怪奇な形をウレタンで成形するので、まあ複雑な金型ですね。
しかも「腕時計」というファッション要素も兼ね備えるアイテムなので、バリやパーティングラインの外観も要求水準は高いことが容易に想像できます。

おゆまるがすっかり冷めてしまうほど話が脇道に逸れてしまいましたが(笑)、そろそろ工程に戻ります。
2つに分けたおゆまるを温かいうちにマガジンに押し付けていきます。
この時、注意点は3つあります。

1つ目は、2つのおゆまるを密着させることです。
おゆまる同士で隙間があると、後で樹脂を流し込んだ際にそこから漏れます。

2つ目は、樹脂を流し込む「口」を空けておくことです。


専門用語で言うと「ゲート」ですね。
後でここから樹脂を流し込みます。
この部分は原型を転写できず、成形樹脂はゲートの形で成形されるため、ゲートは可能な限り小さい方が望ましいです。
プラモを作ったことがある方は、「ランナーと部品が繋がっている部分」と言えば分かるでしょう。


ここをニッパーで切り離したり、切り離した後、残った出っ張りをデザインナイフやヤスリで「ならす」必要がありますよね。

プラスチック製品はパーティングラインとゲート跡を見れば、大体どんな金型なのか想像できます。
世の中のモノがどうやって作られているのか?考えるのは楽しいですよね。
銃なんかはきっと独自のノウハウだらけで、とても面白そうですよね。
一度でいいからどこかの工場を見学してみたいものです。

3つ目は、おゆまるの「肉厚」です。
おゆまるは先述の通り、温度で軟化します。
家庭で使うようなレジンキャストは硬化時に「発熱」するのが一般的という認識です。
後述しますが、私が使用する「Mr.キャスト」は一時的におゆまるを軟化させる程の熱を発します。


軟化したおゆまる型に穴が空いた日には、あっつい樹脂がドロッと流れ出したと思うと、すぐ硬化して床等に張り付きます。
軽く火傷するわおゆまる型はダメになるわ後始末が大変だわで大惨事となりますので、おゆまる型はけちらず分厚く作ってくださいね。

上記3点に注意しつつ、おゆまる型を1個ずつ順に作っていきます。
まず一方のおゆまるをマガジンに押し付けていきます。


大体マガジンの半分を覆ったら、冷えて完全に固まるまで待ちます(冷蔵庫に入れると早いです)。
固まったら、そのまま2つ目のおゆまるを押し付けていきます。


2つ同時にやるとおゆまる同士がくっついて一体化してしまう為、1つずつ処理していきます。
2つ目も冷えて硬化したら型を開き、原型のマガジンを取り出します。


これでマガジンの「成形型」が完成しました!
次はこれに樹脂を流し込んで成形していきます。

今回はクソまじめな話で無駄に長くなってしまいましたので、「成形」「仕上げ」に関しては次回に持ち越そうと思います。
お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月24日 Posted by 4039  at 22:39Comments(0)装備自作,DIY100均

ギアフェス東北の荷物



ギアフェス東北までもう2週間を切りました。
前回のサバゲの装備まとめもままならない状態ですが、先週末はギアフェス東北に向け準備をしておりました。

ブログ名の通り絶賛初期アフの「泥沼」に嵌っている「泥沼装備日記」のかずぴょんさんも、めきめきと初期アフ装備に邁進されています。
毎回のように私の名前を出していただき恐縮です。
過去記事も隅々まで読んで参考にしていただいているようで、自分の記事を活用してもらっているのを実感できて嬉しい限りです。
今後も一人でも多くの方に参考にしていただけるような記事を書けるよう、日々精進して参ります(主にニッチな内容に限りますが(笑))。

今回、かずぴょんさんはM79を調達し木目調塗装されていましたが、一点提案するのを忘れておりました。
「中学生の頃にリアルタイムで「地獄の黙示録」を観たメリケン少年が、大人になり本物のグリーンベレー隊員になり、アフガニスタンで使用するM79を少年時代観た映画のオマージュでペイントした」




この設定でタイガーペイントなんて、ストーリーがあって「いい味」が出るんじゃないでしょうか?
まだ時間はありますよ!かずぴょんさん!!


さらっと圧力を掛けたところで(笑)、本題に入ります。

ギアフェス東北の戦いは「移動」から始まると思っています。
いつもは車でフィールドまで移動するので重量や大きさに関して何も考えた事がありませんでしたが、今回は電車+バス移動です。
しかし装備イベントなので、装備の妥協は言語道断です。
なので、とにもかくにもまずはギアフェス東北に向かう荷物について考えました。


バスツアーで行くので、要は「1泊2日の東北旅行+サバゲ」なので、遊び道具以外にも着替え諸々が必要になります。
いつものサバゲはペリカンケースの1650


レプリカのペリカンガンケース


FILBEのアサルトパック





が私の基本の荷物セットです。
靴はサバゲ用のを最初から履いていけば、一応両手で持ちきれる状態になりますが、重量は35kgを余裕で超えそうです。
諸悪の根源は間違いなく「ペリカン兄弟」にあります。
1650は空っぽの状態でも12.5kgもあり、特に衝撃や水から守る必要も無いボロナイロンやおもちゃを入れると20kgは超えます。
ガンケースもレプリカと言えど重厚な造りで、ライフル1丁入れて10kg近くになります。

死にそうな顔をして薄ら汚い黒い箱2つをエンヤコラ引きずっている姿を、ピカピカのリモワを引きながら東京駅を颯爽と闊歩するエリートサラリーマンに見られた日には、目も当てられない惨めさを味わうでしょう。


というか東京駅まで辿り着く自信がありません。

装備好きとしては「荷物から格好つけたい」気持ちはありますが、ここは泣く泣く「ペリカン兄弟」はお留守番です。
そこで1650に代わりるキャリングケースを我が家で捜索したところ、1650に匹敵する大容量を誇るケースは1つだけでした。


サムソナイトのマスターピース「オイスター」です。
30年近く前に発売した製品で現在は絶版ですが、ミニマルデザインかつ頑丈な造りで、ちょっとおしゃれな雑貨屋からハードオフまで、今日でも至る所で安価で容易に入手できます。
学生時代に2000円で入手し、11日間のヨーロッパ旅行をノートラブルで共にしたので、古いながらも信頼をおいています。

このオイスターですが、購入時には不気味すぎる「呪いのクマさん」付きでした(笑)



今にも飛びかかってきそうな、得も言われぬ迫力があります。
このクマさんを「中性洗剤ジョイ供養」したのも今となってはいい思い出です。
クマさんの代わりに、先日のゆるげ2でいただいたステッカーでお化粧しました。


私にぴったりのステッカーです(笑)

タイヤはゴム部が劣化して脱落したので、ビニールテープを巻いています。


装備は問題なく全て収納できました。
更にM4もここに入れてしまいます。
以前記事に書きましたが、私の次世代M4のアウターバレルはTSSのスチールバレルを組んでいます。
安くて頑丈で質感がリアルになり、更に2ピース構造でCQBRも自由自在です。


インナーバレルをCQBR長の物に換装し、先端を外すことでケースに無事収まりました。

オイスターの重量は6.3kgですので、ペリカン兄弟に対して10kg以上軽量化+ガンケースいらずという大幅効率化に成功しました。
これにバックパックと小型のショルダーバッグでいけそうです!


皇居のお膝元である東京駅に、細長い袋や黒い箱、茶色や迷彩の馬鹿でかいバックパックを背負った人間が3、40人ウロウロしていたら、交番のおまわりさんもソワソワするかもしれません(笑)
なので私だけでもミリタリー色は少しでも緩和しようと思い、FILBEもお留守番としました。

初期アフのような旧装備趣味といい、30年前のトランクといい、年次休暇のアニキに「若年寄w」と言われるのも無理ないなと自分でも思います(笑)
ちなみに乗っている車は91年式のワーゲンの「ゴルフ2」です。



SPINNING GARAGE」というゴルフ2専門店が相模原にあり、そこでお世話になっています。
ゴルフ2ばかりが並ぶ敷地内は圧巻です!



さらに30代前半のクセに、一番好きなモビルスーツは「旧ザク」です。
名前からして「旧」が入っちゃってます(笑)


私の世代は羽の生えたガンダムや、指が光るガンダムあたりが「リアルタイムガンダム」です。



しかし自分でも不思議なことに、この辺のガンダムには格好良さの欠片も感じた事がありません(苦笑)

ちなみに私の中でメカとしての「ベスト・オブ・旧ザク」は08小隊のトップ機です。



カラーリングや良し、やつれ具合や良し、更にツノ付きという所がたまりません。
武装は120mm、さらにスペアマガジンを腰に付けているところもポイント高しです。

トップ小隊はデル、アスのザクⅡJ型も渋すぎで超好みです。


中身の人間は全員何の思い入れも無く、むしろ「嫌い」に入る部類ですが(苦笑)

旧ザク乗り、というよりガンダムキャラクターで私の中で20年間トップ1に君臨しているのは、ランバ・ラルです。


小学生の頃、夏休みに千葉テレビで劇場版Ⅱを観た時に惚れて以来です。
TVゲーム「ギレンの野望」をプレイするときは、ランバ・ラルを生かすルートは絶対の最優先事項です。
(ゲーム中ではドム一個小隊をラル隊に送ると、ホワイトベースをやっつけてくれます)


連邦でプレイしていても、ホワイトベース隊にマチルダさんの補給は絶対に派遣しません。
(そうするとホワイトベース隊は破れクルーは解散、ラルは死にません)

ここは断固「NO!」です。


気付いたらまた間口の狭ーいガンダム話に壮絶に脱線してしまいましたので、そろそろ終わりにします(笑)
古い物は好きですが、かといって「大正ロマン」や「昭和レトロ」には全くもって興味がありませんで、自分でも「変な趣向だな」と思う今日この頃です。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月22日 Posted by 4039  at 00:17Comments(0)ギアログ・ギアフェス

U-BOX貸切参加



先日、U-BOXの貸切ゲーム会に、友人H氏とBucket head氏と共に参加してきました。


H氏の友達の友達の友達が主催という、かなり「アウェイ」な環境での参加でした。
あと2人友達を介せば、松本人志の電話番号にたどり着けそうですね(水曜日調べ)。


場所は老舗ユニオンが経営するインドアフィールド「U-BOX」でした。


以前から興味はあったのですが、ここは定例会をほぼ開催していないので中々遊べず、今回のお誘いはまさに渡りに船でした。
内部はかなり開放的で、縦50m、横20m程度はあり、天井が高く複層構造になっています。


構造物はどれもしっかり作り込まれていて、フィールド内にいくつも2階建ての建物が存在します。



片面の一番奥にある「HOTEL」の看板が掲げられた建物は、2階に上がるとちゃんと廊下があり、壁に仕切られた部屋が3部屋存在し、各部屋の窓から射撃ができます。




開けた箇所あり、閉所あり、暗い場所あり明るい場所ありと、立体的でバラエティに富んだ構成で、インドアとしては全体的にかなり開けている印象です。




ウッドチップ敷きなのも相まって「中なのに外」な感じがします。



ライフルでもハンドガンでもショットガンでも、色々な銃で活躍できると思います。

更に建物の一面、3箇所から屋外に出ることができます。




屋外も屋内と同様の広さがあります。
バリケードが程よく設置されており、10人程度であればこの屋外だけでもかなり楽しめそうな印象でした。

屋外を開放して全面使用すれば、MAX30人程度でも十分遊べそうな構成だと思います。
今回は全部で15人程度でしたが若干不完全燃焼で、20人は居た方が常に熱い展開が各所で繰り広げられるのではないかなと思いました。

定例会は開催数は少ないですがやってはいるようなので、いずれ定例会にも参加してみたいです。


今まで私が行った事のあるインドアフィールドを振り返ってみました。
・スティンガー
・AIR SOFT ZONE DELTA
・九龍 迷宮街区
・F2プラント
・ワンダーフォーゲル
・アストレア
・ASOBIBA板橋(閉鎖)
・AGITO(閉鎖)
あまりインドアは好きではないのですが、いざ思い返してみると「意外と行ってるな」と自分でも驚きました。

それぞれに良い所や特徴があって一概には言えませんが、U-BOXは総合的に見てバラエティに富んだ戦い方が出来、飽きが来ない造りだと思いました。

個人的にワンダーフォーゲルは「関東近郊のサバゲーマーなら一度は行っておくべきフィールド」と思う程、特殊な雰囲気で特殊な体験が出来る大規模フィールドでしたので、定例会が無くなり貸切のみで参加ハードルが高くなってしまったのは惜しいところです。





AGITOも広大かつ複雑な造りで、雰囲気抜群な素晴らしいフィールドでしたが、残念ながら今年3月で閉鎖となってしまいました。



個人的に、インドア定例会で純粋にゲームが一番楽しかったのはスティンガーです。.


雑居ビルが丸々1棟フィールドとなっており、各チームが分隊を作り、3~6階の各階で分隊同士が殲滅戦を実施し、生き残った分隊は他の階の支援に向かうという特殊なルールでしたが、これが非常に楽しかったです。




特に中盤、フィールドが用意したエアコッキングハンドガン戦が非常に盛り上がりました。
ハンドガン1丁あれば十分活躍できる造りで(しかもガスはフィールドの物が使い放題)、駅からも徒歩圏内というところは電車ゲーマーにとってはかなりありがたいのではないでしょうか。
お昼のケバブもとても美味しかったです。
ただ、無駄な装備をするとそれが即重大なハンデキャップに繋がるシビアな撃ち合いが多いので、装備ゲーマーにとっては「装備する楽しみ」が味わい難いのが玉に瑕でした。
「純粋にハンドガンでの撃ち合いを楽しむフィールド」としては満点だと思います。
定例会も頻繁にやっている認識なので、暑い季節に雨予報の時は電車でスティンガーに行ってガスブロを撃ちまくって汗をかいて、帰りにビールで水分とアルコールを補給して帰ればまさに「至福の休日」になること請け合いです。
最寄の「千葉駅」は美味しいラーメン屋さんや映画館もありますので、ビールに限らずゲーム後の楽しみの選択肢が多いのも良いところですね。


話は今回の貸切に戻りますが、個人的な反省点というか「遠い関係の貸切参加って難しいんだな」と思った事がありました。
行ってみて初めて分かったのですが、今回参加者の方は話しや動きや装備から察するに、主催の方含めサバゲ暦が非常に浅い(全員1年未満?)方々でした。
そこにステッカーベタベタのペリカンを引きずった完全武装の10年選手が入ってしまったので、完全に「場違い」でした(苦笑)

皆さま装備には全く興味はなさそうで、ゲームもレベルが全く合わずでどうにも接点が見出せず、逆に我々が居ることで主催の方に色々ご迷惑をおかけしてしまうと思い早々に退散しました。

同じ「サバゲ趣味」という括りでも、ここまで決定的に話が合わないというか空気が合わない事があるんだなと驚きました。
人数の少ない貸切であればあるほど、趣味や実力が近くなければお互い気を使わずに楽しむ事は難しく、また主催者の手腕によって雰囲気は大きく左右されるのだなと、色々勉強になった一日でした。

こんなことなら、この前日のSAVAS貸切に参加しておけば良かったと心の底から後悔しました(笑)

いつも参加する各種定例会は出自も趣味も経験も様々な方が集まり、ビジネスとしてフィールドスタッフが主催していただけるので、サバゲでこのような「人となり」をあまり考えた事が無かったので、ある意味貴重な経験をさせていただけました。


いよいよギアフェス東北が迫ってきましたね!


ミリブロガーでは「泥沼装備日記」のかずぴょんさんは先日「初期アフ宣言」されておりましたし(しかもいつの間にかBALCS持ってる!)、全快娘さんはちょくちょく初期アフアイテムを調達されているようです(他のもすごい勢いですが(笑))。
ホース・ソルジャー効果も相まって、果たして初期アフが一大勢力になるのか?個人的に注目しているポイントです。
私の装備は言うまでもありませんね(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月17日 Posted by 4039  at 22:34Comments(3)サバイバルゲーム

IRリフレクターモドキ初期アフ風 安全ピンを添えて



いよいよ間近に迫ってきたギアフェス東北ですが、大物小物含め準備を進めています。
今回はそんな中、実質2円で作ったDIYレプリカについて書きたいと思います。
また、ホースソルジャー装備でもありますので、先週7日間連続で開催した「ホース・ソルジャー祭り in 4039JETTINGS」の後夜祭的な内容でもあります。

以前の記事で少し書きましたが、ODA342金属探知機おじさんと、前回の記事のトップに使った下のホースソルジャーおじさん×2に共通点があります。







肩部に安全ピンで四角い布のような物を留めています。
おそらく赤外線を反射する素材で、暗視装置を通してみると光が反射して見える「IRリフレクター」だと思われます。
「IRパッチ」というと、下写真のような物が現在一般的だと思います。

ACUやヘルメットによく付いている真四角パッチ


アメリカンフラッグ型


ハニカム模様がハイテク感でステキですね。

それに比べて「切れっぱしを安全ピンで留めときゃいいんだ」というこの初期アフ御仁たちの漢気!野暮ったさ2000%!
「現場感」の説明としてはこの上なく良い例だと思います。
これこそが「初期アフの美学」なんだと私は思っています(笑)
ベルクロ張りにするなんてもってのほかですね!(やっている人もいたと思いますが(笑))

というわけでそんな「漢気一本!」なIRリフレクターを再現してみようと思いました。
「IRパッチ」や「IRリフレクター」等でネット検索すると、ベルクロ張りの軟弱なパッチしか見つかりません。
下写真のような質素な実物放出もありそれでも良かったのですが、ミリフォトを見る限り大きさもまちまちで、おそらく大判のリフレクター素材をハサミで四角く切っている?のだと想像しました。


とはいえそんな元素材も見つからず、いきなり行き詰まってしまいました。
そんな時の強い味方が「100均」様です。
良く分からない物には余計なお金は使わず、100均で代替してしまうというのが私の流儀です(貧乏なだけです)。
というわけで、早速100均で下の2アイテムを調達しました。


タイヤ保管用のカバーと幅広のビニールテープ(黒)です。
カバーの材質は、安い自転車カバーや安いレインコート等と同じような、グレーのシボシボのビニール素材です。


必要な工具はハサミだけです。
もう説明するまでも無いと思いますが、カバーの裏面にビニールテープを貼り、正方形に切り出すだけです。


ものの30秒で出来上がりました。


この「ピラピラ感」がイイ感じです(笑)
大きさも自由自在で、216円で100個以上は造れ、しかも1個当たり30秒で完成するという脅威のコスパです。

ミリフォトを見る限り「グレーでマットな質感なのかな?」と思いましたが、「IRリフレクター」で色々ネットで画像を見てみるとブラックの半ツヤのような物も多くあります。
どちらが正解か現時点で分かりかねたので、リバーシブルとしました。

表:タイヤカバーのグレー&マット調


裏:ビニールテープのブラック&半ツヤ調



e-bayでお買い物をした際、とあるポーチの中に入っていた謎のアメリカ安全ピンでDCUに留めてみました。



材料費2円にしては中々の出来で満足です(笑)
東北でもワンポイントとして付けていこうかなと思っています。


たとえみすぼらしくても「ゼロから自分で作る」という作業はとても楽しく、出来上がったアイテムには高額なレアアイテムとはまた違った特別な愛着が芽生えます。
100均等を活用した貧乏DIY記事はたまに書いているのですが、「自作ナイフシース」の記事が何故か私の全記事のトップ5に入るほどアクセスが多い記事になっています(笑)


合皮のメモ張カバーを切った貼った縫ったして造った涙ぐましい力作ですので、もしお時間あれば合わせて読んでいただければ幸いです。




お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月16日 Posted by 4039  at 22:23Comments(0)装備初期アフガン小技紹介自作,DIY100均

低予算「リアル・ホース・ソルジャー装備」検討



明日でこのブログを開設してちょうど1年になります。
生まれて初めてのブログでしたが、想像していたよりも有意義な活動となりました。
自分でも驚くほどハイペースで更新し、1年で100記事以上の投稿となりました(なんと半数以上が初期アフ関連です(笑))。

まったりと振り返りの記事や、ギアフェス準備の記事、明日サバゲに行くのでその振り返りと、書きたい記事が後につかえまくっているのですが、「祭り」のせいで消化がままなりません(笑)
というわけで、今回もホース・ソルジャー祭り。第7弾です。
公開からこんなに毎日のように「ホース・ソルジャー」と連呼しているのは日本でこのブログだけだと思います(笑)

前回、「映画ホース・ソルジャー装備」を考察しました。
今回は可能な限り安く揃える「リアル・ホース・ソルジャー装備」を考えてみました。
もしホース・ソルジャーを観て「初期アフやってみようかな?」と思った方のご参考になれば幸いです。

ここで言うホース・ソルジャー=2001年10月に派遣された5th SFGのODAを想定した装備です。
私の認識では、下記あたりの写真は2001年の5th SFGのODAです。






小物を除けば、ベーシックな構成として
・3C ELCS
・サファリランド6004
・DCU or スピアーフリース(二つ重ね着もあり)
・デザートブーツ or トレッキングシューズ
・ノーメックスグローブ(色不問) or グローブなし
・ベースボールキャップ or ワッチキャップ or パコール
・無線(PRC-148)
といったところでしょうか。

書いてみるとめちゃめちゃ少ないですね(笑)
ここにLC-2やTHALESのラジポ、PEQ2アクセサリーポーチやカラビナ等を加えれば更にオリジナリティを出せそうですね。

上記をベースに、調達コストを抑えた装備構成を考えてみます。
現状、この中で鬼門となるのは3C ELCSでしょう。
4,5年前はそれこそ1万円程度だったと思いますが、近頃は7万円程度で取引されていたりします。
映画効果もあって、しばらく下がることはないでしょう。

なのでELCSを置き換えれば一気にコストダウンができます。
下記に置き換え候補を挙げてみます。

56式弾帯


まず考えつくのはやはりこれですね。初期アフ鉄板アイテムです。
ミリフォトで隊員が着用している56式は、現地の市場等で売っている物を買っているのだと思います。
「ELCSがかさばって使いづらいので、通りすがりの市場で見つけた56式を調達した」という脳内設定ならまあ無理はなさそうですね。
しかし、2001年の5th SFGの隊員が56式を着用しているイメージはあまり無く、ミリフォトは私は見た記憶がありません。
56式弾帯だと「初期アフODA感」は出せますが、あまり「ホース・ソルジャー感」は出なさそうです。
2002年以降の3rdや19th等はめちゃんこ使用しているのですが。





TLBV


次に安い初期アフベストと言えば、TLBVだと思います。
2001年の5thでは無いと思いますが、初期アフODAとされるミリフォトで使用例はあります。


2001年の5thモチーフでTLBVを装備するとしたら、その設定(言い訳)としては、「ELCSは腰周りもMOLLE式になっておりALICE規格を着けづらいので、腰周りを使い慣れたALICE装備で固めたい隊員が着用した」といったところですかね?

BHI コマンドチェストハーネス


これは実際に2001年の5thの隊員が使っているので、正真正銘ホース・ソルジャー装備ですね!


しょっちゅう記事で書いている気がしますが、2001年当時はファステックスが黒色で腰ひもにスロットが無く、内側がパット張りではない旧型になります。
旧型は現在国内では2~3万円はくだりません。
レプリカならば2000円程度で旧型モデルが手に入り、ブラックをベースにタンカラーで雑に塗装すれば質感はかなりごまかせると思います。
サバゲ使用でもその抜群の収納力と着心地、軽量さを体感できるほど優等生なので、「本国か基地での準備時にかさばるELCSを選ばずBHIチェストを持ち込んだ」という妄想は個人的に納得がいきます。


他にも当時のEAGLEやBHIのハーネスは個人的にありだと思います。


ELCSに比べて軽量なのは間違いないので、余計な荷物を少しでも減らしたいと考える隊員には重宝されたのかもしれません。

いくつか考えてみましたが総合的に見て、使用例があって安く、かつ入手が容易なBHIコマンドチェストのレプリカが最良かと。
画像の物はパッと見旧型の仕様を再現していて、楽天で2000円でした。



安いレプリカなので気兼ねなくスプレーで塗ったりポーチを解いてカスタムしたりと、個性も出し放題ですね。
私も実物は持っていますが、今度このあたりを買って色々いじってみようと思っています。


あともう一つの壁となるのがサファリ6004です。
これもレッグパネルが旧型と現行型で一目で異なります。
旧型


現行型


パネルに空いた4つの穴が、旧型はフラットで、現行型は盛り上がっています。
また、外形の縁も現行は盛り上がっていますね。
他にも形状やロック機構の差やバックル等も仕様が異なるのかもしれませんが、知識の浅い私の眼にはほぼ同様に見えます。
実物旧型を入手するのが最も確実ですが、高いですし中々手に入りません。
どの銃用でもよいのでレッグパネルだけでも旧型を入手し、本体はM9用のレプリカを買ってきて換装するという裏ワザも可能だと思います。
私もまだ持っていないので、チャンスを見つけ次第手に入れたいと思っています。

妥協案としては現行レプリカを調達ですね。
穴周りと縁を削って、塗ったり汚したりすればごまかしがききそうですね。

最初の一覧表のELCSをBHIチェストレプリカに置き換え、6004を現行型レプを加工とすれば、あとは実物を揃えても2万円強もあれば揃いますね。
妥協を重ねれば、1万ちょっとでそれなりの完成度で揃いそうです。
鉄砲周りは前回の記事を参考にしていただければと思います。

前回検証した、決して「リアル」ではない「映画ホース・ソルジャー」装備を揃えるより安上がりですね。素晴らしい!
(さらに2001年 5thではなく、2002年の3rdや19thであれば数千円で揃います。)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月12日 Posted by 4039  at 22:57Comments(3)装備初期アフガンホース・ソルジャー

ホース・ソルジャー ネルソン大尉装備検討



ネルソン大尉の装備を眺めていると、ふと「レプとか活用すればかなりお安く揃うんじゃね?」と思いました。
そこでなるべく安く揃える「ネルソン大尉装備」を軽く試算してみました。
下記が今回考慮したポイントです。
・出来るだけ安く
・なるべくネットークションやイベントは考慮せず、ネット等で定常的に入手できるルートを想定
・難しいアイテムは妥協してアレンジ

まずは銃以外のアイテムを書いていきます。

・AAV
イーグルフォースから「タクティカルベスト タイプ1」という名称でレプリカが出ています。


ただしこれはネルソン大尉着用のOD色はラインアップに無さそうです。
あとは「FSBEタイプ タクティカルベスト」等で調べるとノーブランド品でOD色も出回っていました。


いずれも5000円程度でポーチ付きと、非常にお得ですね!
定例会に行くと大抵1名はAAVを着ている方がいて(所謂「ゲーマー装備」で)、いつも「AAVなんてシブいチョイスだなあ」と思っていたのですが、単純にお得なセットだからなのかもしれませんね。
OD色もラインナップはあるようですので、プレキャリはこれでOKですね!
BALCSは出来の悪いレプリカでも現状2万円オーバーですので、ネルソン大尉がAAVを着ていてくれたことに感謝ですね(笑)


・BHIコマンドチェストハーネス
ネットで「AKチェストリグ」等で調べるとメーカー不明のレプリカがわんさか出てきます。


旧型レプも現行レプも3000円程度で入手可能ですね。
Vショーやネットオークションだと1500円程度で売っているところもよく見かけます。

ちなみに現行実物は2万円前後、初期アフ適合の旧型は3万円程度が現在の相場ですね。


・DCU
サバゲー用のレプリカ衣類であれば4000円程度で上下揃いそうです。


ただ、ここは面積的にも安っぽさが非常に目立ちますし、BDUは他の装備でも永く使えますので、実物放出品かミルスペック品を調達した方が結果得かなと思います。
10000円もあれば上下入手できると思います。

・ECWCSフリース


レプリカは見たことがないので、基本は放出品を狙うことになります。
時代的にも入手難易度的にも、GEN2が狙い目と思います。
状態によりピンキリですが、選ばなければ3000円程度から手に入ります。
サイズ感は一般的な日本の衣料品の2サイズは大きい造りなので注意が必要です。
身長170cm程度で、中肉中背ならばXS、Sサイズがイイ感じです。
余程体格が良くないとMで若干「着られてる感」が出始めます。
その為、サイズによる価格差が激しいです(大きいほうが断然安い傾向)。

初期アフ装備でワンステップ上を目指すのであれば、LEPのフリースをおすすめします。


通称「スピアーフリース」ですね。
レプもありますが、レプ実合わせてもECWCSに比べて圧倒的に流通数が少なく、Sサイズ以下の入手は困難です。
暑くてフリースなんかに食指が伸びる人がいない今の内に調達するが吉と思います。

ちなみに、ECWCSとLEPの比較はtaroybmxさんの記事がものすごく分かり易いです。
私はLEPの実物とレプリカを比較するという、誰も求めていないニッチな記事を過去書きました(笑)


・サファリランド 6004
実物は2万円前後は確実&中々見かけないので、レプリカ安定でしょう。


「サファリランドタイプ」とかで検索するとヒットします。
旧型のレプリカは私は見たことがないので、M9用の現行レプリカでOKで妥協しましょう。
レプリカであれば4000円程度で結構どこでも売っています。

・CAMELBAK マックスグリップグローブ


先日の記事でも書きましたが、そもそもこのグローブかどうかも怪しいですが、新品で買うと6,7000円程度です。
ネットオークションで運がよければ2,3000円程度でしょうか。
ただ、このグローブも年代でマイナーチェンジしているようなので、2001年当時の正確なモデルは入手困難かもしれません。
確証の薄いアイテムにコストは割きたくないので、ここは妥協ポイントですね。
初期アフ鉄板のフライトグローブなら新品実物で4000円程度、OD色の軍手まで妥協すれば1000円以下で買えます。




・トレッキングシューズ
靴は拘りどころでもありますが、同時に妥協が簡単なポイントでもあります。
2001年当時のトレッキングシューズはネットオークションを探すと意外と沢山出てきます。
4,5000円もあれば、当時何万円もした靴が手に入りますが、状態は漏れなく「リスク有り」です。
特に接着剤で本体とソールを結合しているものや、ソールがウレタンの物は劣化が激しい可能性が非常に高いです。
加えて試し履きも出来ませんので、何度か失敗することを覚悟して手を出す必要があります。
私は2度の失敗を経て、96年製のNIKE ACGのシューズに出会いました。


履き心地は上々で、既に何回もゲームに投入していますが問題無しです。
かなり良かったので、予備も調達済みです(笑)
どちらも4000円程度で買えました。

あとはHAWKINSの96年製も2000円で入手済みだったりします。
いずれ「初期アフ靴特集」は記事にしたいです。

余計な時間とお金を掛けたくないのであれば、「東京靴流通センター」や「ワークマン」等でそれっぽい靴を調達するのがよろしいかと。


もしくは「ネルソン大尉装備」とは外れますが、「初期アフ」という括りとして実物orレプリカでデザートブーツを探すのも手だと思います。
最悪サバゲ経験者の方ならば、普段サバゲで使っているシューズでもいいんじゃないでしょうか。
メレルのMOABあたりがサバゲーマー御用達ですが、MOAB等でもまあ違和感は無いと思います。


SALOMON等でも問題なさそうですね。

ビンテージ靴ならば4000~10000円
それっぽい靴ならば2000~3000円
デザートブーツなら実物で7000円、レプリカで5000円といったところでしょうか。
自前流用ならゼロですね。

・無線
PRC-148のレプリカ+THALESスピーカーマイクのレプリカが最安と思います。



PRC-148は2000円、スピーカーマイクは3000円程度ですね。

・シュマグ
サバゲ用品店に売っているような、1500円程度の物で十分と思います。


柄薄めの特徴の無いサンドカラーですしね。
ネルソン大尉のものはボリュームがあまり無い感じなので、半分にカットして使うと良さそうですね。

以上、バランスを考えつつ妥協するところは妥協すると、下記あたりが落としどころかなと思います。
・イーグルフォース ベスト 5000円
・レプリカメーカー AKチェストリグ 3000円
・放出品DCU上下 8000円
・ECWCS GEN2フリース 4000円
・サファリランドタイプ 6004ホルスター 4000円
・ノーメックスフライトグローブ 4000円
・ワークマン 靴 3500円
・無線 5000円
・シュマグ 1500円

ざっくり4万円弱といったところでしょうか。
ネットオークションやイベントをうまく活用すれば3万円程度で揃えられそうですね。
真冬以外はフリースなんて暑くて着てられないので、サバゲ装備であればフリース無しにアレンジした方が無難でしょう。
ちなみにAAVをBALCS WLにして、チェストを旧型にして全部実物、年代の合ったアイテムで集めても15万円もあれば揃うと思います。
最新実物装備に比べたら相当安いですね!


次に銃です。
M4とM9です。
M4はピンキリですが、リアル&実用を考えてVFCをベースとすると
・M4本体(RAS付き) 40000円
・旧型ストック(マルイ製) 3000円
・PEQ2レプリカ(がらんどう) 3000円
・ACOGレプリカ 4000円
・ナイツグリップレプリカ 2000円
・シュアファイアM660
・1インチマウントリング 1000円

一応M660も書いてみましたが、価格だけでなくそもそも入手チャンスが無いので鬼門です。
ここは妥協ポイント筆頭ですね。
少し妥協して旧型の6P、死ぬほど妥協すればAMAZON等で売っている、どこぞの1000円程度のフラッシュライトですかね。


マウントリングも細かい所なので、気にせず数百円の物でいいと思います。
ただ、実際の初期アフODAは光学機器すら着けていない「素4」も使っていますので、ここは「ミリフォトを参考にした」という大義名分を盾にして、一気に経費節約するのも手ですね(笑)


「ネルソン大尉装備」という目標からはややずれてしまいますが、「初期アフODA装備」としての説得力は落ちません。

M9もエアコキならば2,3000円ですが、WAのガスブロならその10倍は下りません。
ここも予算と相談ですね。

お手軽な「映画ホース・ソルジャー」装備の検討でした。
次回は「リアル・ホース・ソルジャー」装備について考えていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月11日 Posted by 4039  at 21:55Comments(0)装備初期アフガン映画ホース・ソルジャー

ホース・ソルジャーのナイトビジョン



まだまだホース・ソルジャー関連で書きたい事は山とありますが、全く時間が足りません。
こういう時「精神と時の部屋入りたい!」とかよく言いますけど、下は何歳くらいまでなら通じるんですかね?


リアルタイムのストライク世代は現在30~40歳くらいだと思いますが、超有名作品ですし再放送やリメイクもしょっちゅうされていますので、まだまだ全世代OKなネタなんでしょうか。

無駄話で頑張って何行か「かさ増し」してみましたが、今回は短めです(笑)
前回の感想で書き忘れた事をひとつ書きます。

※前回も書きましたが、ネタバレを親の敵のように憎む方や「重箱の隅突き太郎」が生理的に受け付けない方は、既に鼻毛は一本も残っていないかもしれませんが読まない事をおすすめ致します。


感想を書き忘れていたのは、ナイトビジョン演出についてです。

主人公達がアフガニスタンへ潜入する際、チヌークから降り立った際にナイトビジョンを装着していますが、対物レンズが煌々と緑色に光っていました。


おそらく演出の為にわざとやったのだろうとは思います。
「ナイトビジョンってさ、なんか緑色に光ってたよね??」的な、雰囲気的なノリで撮ったのではないと信じたいです(笑)

ただ、これはさすがに近代ミリタリー事情を何も知らない江戸時代の薩摩藩士からも「じゃっどん、暗か所でこげん光っておったら、わいからもおいの居る場所が丸見えじゃなかとか!」と、時空を越えてツッコミが入るのではないでしょうか。


西郷どん超面白いですね!
変態仮面、恥ずかしながら未見なので早く観ないと。


これは鈴木亮平のキャリア的には功績なのでしょうか?黒歴史なのでしょうか?笑
今は超マッチョですが、いつぞやはガリッガリになり、こんな芸当もこなすなんてまさに「和製デニーロ」ですね!



この着陸シーンを観た時、ブラックホークダウンのDVDのメイキングコメントでリドリー・スコット監督が「夜のシーンの撮影はリアルに撮り過ぎると真っ暗でわけわかんないし、いじりすぎると嘘くさくなってムズいんだよねー」と言っていたのを思い出しました。



きっとホース・ソルジャーの着陸シーンも苦心の末の演出だったのだと思います。

BHDの監督のコメントを聞いてから、映画の「夜のシーン」は少し意識して観るようになりました。
「13時間」は大半が夜の戦闘シーンですが、結構明るめで分かり易くて、かつ銃撃や爆発のエフェクトが映え、迫力があったのが印象的です。


「ヒート」ではラスト決闘の決着は夜だからこその演出で非常に素晴らしかったですよね。


相手の影の観察、自分の影の管理はサバゲでも非常に重要なテクニックですよね。

また、CGの「アラ」をごまかす為に「夜」と「雨」が使われると聞いたことがあります。
CG時代の幕開けだと私は認識している「ジュラシック・パーク」も、トイレおじさんがパクッといかれるシーンは雨の夜でした。

小学生の頃このシーンを観て「スピルバーグは優しいおじさんの皮を被った悪趣味残酷魔神」という認識をトラウマと共に心に刻みました(笑)

「GODZILLA」もずーっと雨でずーっと夜のニューヨークでしたね。


時が経って韓国製の「グエムル」は昼でしたが雨が降りしきっている漢江のほとりで暴れまわっていたと思います。


新作はまだ見ていませんが、「パシフィック・リム」も雨の夜の香港でデカイの同士がぶつかりあっていましたね。


他にも例を挙げたら枚挙に暇が無いと思います。
CG技術が成熟した最近の大作でも使われているので、単に技術不足をカバーする意味合いの他にも、粗く作って経費や時間削減ができるテクニックなのかもしれませんね。

気づいたら話が逸れまくってただの映画駄話になってしまいましたので、ここまでにします(笑)

次回はまたホース・ソルジャーの装備の事を書こうと思います。
まだまだ続きます!ホース・ソルジャー祭り in 4039 JETTINGS!

今までの祭りの模様
ホース・ソルジャー 装備考察
本当のホース・ソルジャー
ホース・ソルジャー 装備考察 PART2
ホース・ソルジャーとカニと修造と

お読みいただきありがとうございました。  


2018年05月10日 Posted by 4039  at 21:44Comments(0)映画ホース・ソルジャー