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BALCSのサイズ感
先日千葉へ帰国ついでに東京の我が家にも寄れたので、愛する装備達がカビてないか?コンディションをチェックしました。
ついでにブログネタをばと考えた結果、今回のタイトルのネタを考え付いた次第です。
知人の話や各種SNS等を見ていると、BALCS購入に際して結構サイズで悩んでいる方が多い印象を受けました。
初期アフ愛好家の端くれとして、レプ実合わせてBALCSを無駄に6着持っている(最近しれっと実WL SFという大物が増えました)ので、少しは世の役に立てるべく、各種のサイズを比較紹介します。
BALCSを調達しようとしている方のお役に立てれば幸いです。
まずは私の所有しているBALCS達を紹介します。
実物SF仕様WL サイズL-R
直近増殖しました。
スモークグレネード入れが切除された3MAGマグポーチ×2、ICOMポーチが付属してかなりお値打ち価格で手に入れられました。
本体も綺麗で防水コートの加水分解も無く、かなり状態が良いです。
ファステックスは98年物でした。
(BALCSはチ〇コアーマーを接続するファステックスのメスに製造年があります。)
このBALCSは某オークションを通して譲っていただきましたが、実BALCSを持っているレベルの方だったらひょっとしてと思い当ブログの紹介をさせていただいたところ、知っていてくださり感動しました。
末永く大事に使わせていただきます!
実物SF仕様3C(カスタム品) サイズL-R
これも某オークションで格安で入手した隊員カスタム放出品?です。
ファステックスは2000年物です。
詳細気になる方は過去記事ご覧いただければと思います。
過去記事:「激シブ!カスタムBALCS」
実物SF仕様3C サイズXL-R
昨年夏のユルゲ3の際に、taroybmxさんから地球上の何処よりも安い値で譲っていただいた物です。
この機会に有効活用させていただきます!
ちなみにこちらのファステックスは2004年物です。
BALCSもELCSもスピアーフリースも2004年以降のファステックスは見た記憶が無いので、おそらくSPEARの支給は2004年までだったのではないかと考えています。
実物RANGER仕様(RBA) サイズM-R
実物SFのM-Rを着たことがないので分かりませんが、もしかしたらRBAとSF BALCSでサイズ感や形状が異なる可能性はあります。
メーカー不明(おそらくSPECWARCOM製)レプリカ サイズ表記無し
長年私が愛用しているレプリカです。
生地、ウェビングの色味が実物と少し違いますが、質感は良好、バックルも実物と同じ物でかなり高品質です。
今回入手したL-Rと重ねてみたところぴったり一致しましたので、L-Rを模したサイズだという事がわかりました。
左が実物、右がレプです。
今回、こうして並べて気づいた点がひとつあります。
次回記事で詳細書こうと思いますが、レプリカはフロント下部のアリススロットとウェビングの隙間が実物M-Rとほぼ同じになっています。
コマ数も1コマあたりの寸法も実物と同じなので、自動的に首元の縁とウェビングの隙間も実物とは異なる寸法ということになりますね。
実物と比較しないと分からないレベルの違いではありますが、縫いつける位置だけの話ですので、ここはちゃんと実物と同じ位置にして欲しかったところですね。
トイソルジャー製レプリカ フリーサイズ
現在市場で一番入手しやすく、かつ安価なレプリカです。
ポーチまで付いてお得なのですが、残念ながら生地質感△、形状△、縫製×、サイズはかなりのスキニー仕様です。
詳細は以前レビュー記事を書きましたのでご確認いただければと思います。
過去記事「BALCS トイソルジャーレプリカ」
次に着用モデル(私)の体型をざっくり説明します。
私は170cmちょい、75kgちょい、短足でもなく足長でもない、中肉中背と言い張っているデブ一歩手前体型です。
肩幅、胸囲(おっぱい)は同身長体重の人より少し大きめの傾向だと思います。
ユニクロだとMサイズで大抵の服はジャスト、Sだと肩と胸、腹周りがキツくLだと袖、裾丈が余り気味、ジーパンのウエストは33インチがジャストといった感じです。
では実際に着用した写真と考察を下記に述べていきますが、まずはおそらく多くの方が気になっているであろう、最も市場で見かける機会の多い「L-Rってどうなん??」の結論から書きます。
私の体型ですと実物L-Rはエマーソン製Mサイズダミープレート(後述)と、なんでもいいからダミーソフトアーマーを入れるとジャストです。
下写真はTシャツ+DCUを着た状態にダミープレート、ダミーソフトアーマーが入ったL-R着用写真です。
変にブカブカ過ぎず、タイト過ぎず、体との一体感があります。
個人的にはミリフォトの雰囲気が一番良く出ていると思います。
BALCSのサイズ選びのポイントとしては、サイドのベルクロの余り具合だと思っています。
体の胴回りに対してBALCSが小さい分にはそこまで支障が出ませんが、大きいとフロントパネルがバックパネルに大きく覆いかぶさってしまい、バックルを嵌めると写真のようにフロントパネルを巻く形になってしまいます。
かといってこうならないようにベルクロを留めると体に対してブカブカになってしまい、着心地見た目とも最悪で使い物になりません。
丈は肩部でかなり調整できますので、BALCSのサイズ選びはこのお腹周りが適合するかどうかが重要だと思います。
私はL-Rはジャストです。
なので、ジーパンのサイズが30以上くらいの方であればL-Rで全く問題ないのではと思います。
上限はマツコ並に「規格外」の体型でない限り問題ないと思います。
ただ、体型を変えるのは細くするのも太くするのも容易な事ではないと思います。
「お前みたいにデブじゃない俺はどうしたらいいんだ」とお嘆きの貴方に、ひとつテクニックを伝授いたします。
仕込むプレートやソフトアーマーのサイズや厚みをかさ増しすれば、ある程度胴回りのフィット感をタイトにできます。
先述しましたが、ダミープレートはエマーソン製のMサイズです。
実物SAPIを持っていないので分かりませんが、wikipediaの情報を見る限り、エマーソン製Mサイズは実物のMとLの間のサイズのようです。
何故実物と同じ大きさで作らないのか?詰めの甘さが残念ですね。
実物なんて数万円で手に入る訳で、そこから採寸すればこんな単純な成型部品なんて簡単に同じ形で作れるはずです。
ちなみに家にあったTMC製のプレートも全くの同寸でした。同じ寸法データを使ったのでしょうね。
あんまり厚くてデカい物を仕込むとそれはそれで変な見た目になってしまう可能性もありますが、エマーソンのMより大きいプレート(実物Lサイズ同寸の物)や、プレートに段ボール等を貼って延長、ソフトアーマーに薄いスポンジを貼って厚みUPする等すれば170cm、60kg程度の方でもL-Rでイケると思います。
逆にソフトアーマーを薄くしたり抜いたり、小さめ(薄め)のプレートに変えれば、私よりガタイの良い方でも余裕を持ったフィット感に調整できるはずです。
ちなみに私のソフトアーマーは上述のメーカー不明品レプに入っていた物です。
BALCSダミーソフトアーマーはトイソルやAggressor Groupのレプが出来がいいらしいので、この辺りを仕込めば間違いないと思います。
無論実物が一番ですが、片側で1kg弱なのでサバゲではキツイですね(苦笑)
一番大事な事を書き終わったので、あとはおまけのような物です(笑)
お暇があればお付き合いください。
Tシャツ+DCUの上から実物M-RのRBAを着るとこんな感じです。
プレートはトイソルジャー製のMサイズ、ソフトアーマーは入れていません(ちょうどいいサイズがどっかいっちゃいました)。
グリーンベレーかはわかりませんが、初期アフ時のRBA着用例と思われる写真です。
左の方は私の着用写真よりもより小さく感じますね。
当然私よりもガタイはいいはずなので、同じM-Rを着ているのかもしれませんね。
真ん中の方は明らかに左の方の物よりデカいので、XL-Rあたりかもしれません。
次にTシャツ+DCUの上から実物SFのXL-Rを着た写真です。
プレートはエマーソンのMサイズ、メーカー不明のダミーソフトアーマーも入れています。
サイドのベルクロはギリギリ一番小さくできるところまで寄せて貼り合わせて、それでジャストなフィット感です。
思ったより着られている感は無く、見た目も着心地も個人的にはアリっちゃアリの感じです。
さらにSPEARフリース(S-R)を着た上から着てみました。
サイドのベルクロもちょうどいい位置で留められてジャストフィットといえます。
メリケンの兵隊さんは私よりガタイのいい人ばかりでしょうから、DCUの上からでもXL-Rがちょうど良い人が多いかもしれませんね。
次はTシャツ+DCUの上からトイソルジャーのレプリカを着てみました。
プレートはトイソルジャーのMサイズ、ソフトアーマーは無しです(どっかいっちゃいました...)。
エマーソンのMサイズプレートはかなりキツキツで、強引に押し込んで何とか入るレベルです。
また、私は頭囲は並の日本人レベルだと思いますが、トイソルレプは着る時に耳を擦る程首回りが小さいです。
着心地自体は問題ないですが、個人的には見た目がスリム過ぎてミリフォトのような雰囲気が出てないと思います。
特に腕肩周りのボリュームが無さ過ぎて貧相にみえますね。
ライフルは構えやすいとは思いますが。
実物S-Rサイズと比較した事が無いので分かりませんが、もしかしたらS-Rサイズを模しているのかもしれませんね。
少なくとも私の体型と同等以上の方には不向きなサイズ感だと思います。
ソフトアーマーも入れて下にフリースなんて着こんだら、私の体型でもサイドのベルクロが届かなくなると思います。
骨格や肉の付き方にもよりますが、ざっくりイメージとしては身長170cm前後以下、体重が60kg以下の方であればそこまで違和感は無いかもしれません。
いずれにしても「惜しい」存在です。
せっかく香港の近くに住んでるので、香港の状況が収まったらトイソルの事務所に行って「ここはこうした方が絶対いい!」と直談判してこようかと思います(笑)
今回記事を書くにあたって自分のBALCS着用時の外見を客観的にじっくり観察しましたが、個人的にはエマーソン製Mサイズプレート(orトイソルLでも良さそう)&ソフトアーマーを入れた実物L-Rが一番しっくり来ました。
以前のトイソルレプレビューの記事でも書きましたが、BALCSはちょっとした「着られてる感」を出して野暮ったく着こなすのがオシャレだと私は思っています。
BALCSは表記に対して比較的小さめの作りです。
そして実際の兵隊さんはXL-Rで結構ゆったりめに着ている例が多そうです(次回詳細記事書きます)。
なので日本人男性の平均体型くらいの体型の方でも、L-Rに手を出しても十分着こなせると思います(あくまで私の主観ですが)。
ポイントは中に仕込むプレートとソフトアーマーです。
特にプレートは適当な物を選ばず、実物Lサイズに近い物を選ぶことが重要だと思います。
以上、簡単ですがBALCSのサイズ感を綴ってみました。
書いてある事以外に何か気になる点がありましたら、コメントや直接メールを送っていただければ私の分かる範囲でお答えいたします。
初期アフODA(SEALも?)装備の花形アイテムであるBALCS調達は、本格的に初期アフODA装備をやろうとすると必ずぶち当たる高めの壁だと思います。
現状入手が非常に簡単なトイソルレプですが、残念ながらこの「初期アフの壁」を完全に超えられる救世主とは言い難い出来です。
なのでこの記事でサイズ感を把握していただき、少しでもBALCS調達を検討されている方のお役に立てれば嬉しい限りです。
次回は実際のミリフォトで隊員が着用していたBALCSのサイズを考察しようと思います。
お読みいただきありがとうございました。
初期アフミリフォト考察⑩ フリース再考察
前回の更新から結構間が空いてしまいましたが、無事生きております。
4月1日に中国赴任してきましたが、今月は前任の先輩の送迎会やら私の歓迎会やらで30日中21日間も飲み会が催され、ブログどころではありませんでした(苦笑)
私の会社周りの飲み会はビールはほどほどに、すぐに白酒や高梁酒、ウイスキー等の度数の高い酒をガンガンいき始めます。
アルハラなんて言葉はこの大陸には存在しないようです(笑)
毎晩真っ向勝負です。
手厚くおもてなし頂けるのは大変有難く嬉しいのですが、度が過ぎるともはや「ありがた迷惑」でしかありませんね(笑)
キャベジンの大瓶がたったの一ヵ月で4分の1程消費してしまいました。
日本はGW真っ最中と思いますが、中国も労働節という祝日があり、私の会社は5/1~5/5まで休みになりますので、せっかくなので帰国して家族と過ごそうと思います。
中国のご飯も安くて美味しいですが、やっぱり日本でしか食べられない物が恋しくなりますね。
それでは本題に入ろうと思います。
今回も初期アフミリフォトを眺めて気づいた事を書いていきます。
すでに季節外れではありますが、フリースに関してです。
ちょっと自分の中の常識が覆されましたので記事にしておこうと思った次第です。
私の認識では初期アフの時期には大まかに2種類のフリースが存在していたという認識です。
このタイプと
このタイプです。
後者の方は俗に「スピアーフリース」なんて呼ばれていて特殊部隊御用達のイメージがあります。
私の認識では、前者はECWCS、後者はSPEARのサブシステムであるLEPの規格のフリースです。
SPEARは確かに特殊部隊向け装備ですので、「スピアーフリース」の由来とも合致しますね。
真偽は分かりませんが、以下前者をECWCSフリース、後者をスピアーフリースと呼称します。
パッと見同じような形に見えますが、知っていると結構目立つ所が異なります。
①ナイロン部の面積
②肩部の斜め線
③袖、裾の絞り
①はスピアーフリースの方が若干広く作られています。
体勢や角度によっては判別しづらいですが、まっすぐ前か後ろからの写真であれば、遠目の写真でも判別できます。
②はECWCSフリースのみに入っている線です。解像度が良くないと分かりづらいですが、見えれば一発です。
③はECWCSは袖はベルクロ式のストラップで絞り、裾は紐で調整するのに対し、スピアーはゴムが内臓されており常に一定の絞りが効いています。
裾が特にわかりやすく、調整紐が垂れていたり、紐が通っている縫い目が見えたり、シルエットも見比べると大分違います。
そんな感じで判別ポイントを頭に入れた上で、2001~2002年あたりの冬のアフガニスタンと思われる写真を見つめていきます。
まず下写真です。
全体的にラフな感じと結構歳がいってそうな横顔、右の隊員が固定ストックのARを持っているあたりで、おそらくグリーンベレーだと考えます。
左の隊員はちょっと自信ありませんが、右の隊員は確実にECWCSと思われます。
右肩部に斜め線が見えるので一発ですね。
さらに言うと、右のお尻の所に裾の調整紐が見えていますので、これも明確なポイントですね。
次です。
これも雰囲気的にグリーンベレーかな?と思います。
このフリースもECWCSのものでしょう。
裾部でわかりますね。
紐が入っている部分の縫い目と、右足の踵のちょうど上あたりに調整紐が見えます。
余談ですが、左の隊員のレッグホルスターとデューティーベルトの接合部はダクトテープでがんじがらめにしてありますね。
2002年8月の3rdの隊員の写真でも同じような処置がされていましたね。
結構定番の加工だったのかもしれませんね。
私も昨年のユルゲで再現をしました。
こういう細かい野暮ったいところの積み重ねが「初期アフ感」を醸し出す秘訣だと私は思います(笑)
次です。
ボディアーマーはBALCS SFと思われます。
背面でのRANGER BALCSとの見分け方は、
・上部ドラッグハンドルの有無
・下部ALICE規格のスロットの有無
SFは共に無し、RANGERは両方有りです。
詳細は過去記事にしてありますので、気になる方は下記リンク参照ください。
過去記事:初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART2
初期アフ時にウッドランドのSFタイプの背面パネルを着ている部隊はおそらくグリーンベレーくらいじゃないかなと思います。
この方のフリースもECWCSっぽいです。
見えづらいですが、右肩部に斜め線があります。
砂が線部に詰まっているので識別できますね。
次です。
かなりラフな格好ですね。
過去記事にしましたが、街に繰り出す際は目立つのを避けて迷彩服を着ず軽装で赴いたケースがあったようです。
以前記事にした下写真のRobert Richmond氏の感じと近いので、この方もグリーンベレーの可能性は十分あると思います。
この方のフリースもECWCSでしょう。
前のファスナーを締めているのが分かります。
スピアーであれば、ファスナーを締めた状態では裾がもっと絞られて丸まったシルエットになるはずです。
また、ナイロン部の面積も狭いように見えます。
最後です。
何やら馬鹿でかい肉を焼いてます。
羊か何かでしょうか。
こんな所でこんな肉をこんな風に焼いちゃうんだから、きっとグリーンベレーに違いないですね(笑)
この方のフリースもECWCSに見えます。
ピンぼけして分かりづらいですが、肩部斜め線があるように見えます。
以上のように、ひたすらグリーンベレーと思われる写真のECWCS着用例を挙げてみました。
私は初期アフグリーンベレーは基本スピアーフリースしか着ていないと思っていたのですが、調べてみると結構ECWCSも出てくるんですね。
どういう支給形態だったのかはわかりませんが、初期アフ装備を再現する上では財布にやさしい発見です。
スピアーフリースは特殊部隊用ギアだった為かECWCSより圧倒的に市場流通数が少なく相場が高いです。
今回の記事を書くまで私の中で「初期アフグリーンベレー装備ならフリースはスピアーじゃなきゃダメ」という認識でしたが、それが覆りました。
まあ見かける数はやはりスピアーの方が体感で圧倒的に多いので拘るのであればスピアー一択ですが、「とりあえず初期アフやってみたい」という向きの方はECWCSもアリだと思い直しました。
お読みいただきありがとうございました。
ギアフリ参加装備
先週末に開催されたギアフリについて書きたい事はまだまだありますが、今回は自分の装備を記録しておこうと思います。
撮れ高を勘定する限り、この記事含めてギアフリ関連はあと3記事くらい続きそうです(笑)
今回も例に漏れず初期アフODA装備になります。
(龍さんの写真を随所に使わせていただいております。撮っていただきありがとうございました!)
当ブログでも度々登場していますが、2002年末のODA995の写真をイメージベースに装備を考えました。
ADVENTURE TECHのリバーシブルナイトカモ+大盛りBALCSです。
アフガン東部、19thのパトロール任務で、途中車列から分離して少しの間だけ無補給の徒歩行動がある想定、といった感じでしょうか。
まあ適当です(笑)
下記レシピです。
・BALCS with SPEAR POUCHS&RADIO
・BHI DUTY BELT
・SAFARILAND 6004(M9)
・UM21サイドポケット(S)
・GERBER マルチツールポーチ
・ADVENTURE TECH リバーシブルパーカ
・DCUパンツ
・CASIO DW-8700
・SILVA WRIST SIGHTING
・NIKE ACG
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・キャップ
・ヒゲ
・M4
・M9
ごく一部のアイテムを除いて既出の物ばかりです。
我ながら初期アフコレクションは充実してきたと思います。
色々組み合わせて遊んで減価償却しないとですね(笑)
それではポイントを下記に記載していきます。
BALCS
いつもの高品質レプリカWL BALCSにグローインプロテクターを装着し、下記ポーチや小物を取り付けました。
ELCS M4 2MAGポーチ×2
ELCS M4 3MAG&グレネードポーチ
SPEAR UM21 サイドポケット×2(サイズ違い)
メーカー不明 ICOMポーチ with ダミーIC-F3S with IC-4008W
CAMELBAK MULEのハイドレーション
旧型カラビナ
旧型サイリューム
旧型INOVA マイクロライト
MBITRホルスター with PRC148 with H250ハンドセット
こうやって書くと大盛りですね。
実際大盛りな見た目ですが(笑)、BALCSは体にフィットしますので激しく動いてもバタつかず、意外と快適でした。
重量は実物プレートやソフトアーマーは入れていないので、最新プレキャリと比べても実際50歩100歩だと思います。
肩周り腰周りは確かに比較的動かしづらいですが、ちゃんと姿勢を保持しなくても精度にほぼ支障が無いエアガンなのでこれも問題無しです。
縦MOLLEポーチも少し着てればすぐ慣れます。
冷静に考えると実はBALCSって(サバゲでは)言うほど不便では無いと思います。
ポーチ搭載性は確かに乏しいですが、ゲームで必要な分は余裕で積めますしね。
かといってゲーマー装備で着るほど優秀では全くないので、数寄者アイテムという認識は変わりませんが(笑)
今回初の試みとしては、UM21のサイドポケットをダンプポーチ代わりに運用したことです。
詳細は先日記事にしています。
過去記事:「初期アフダンプポーチ問題 UM21活用編」
結果としては大正解でした。
見える位置に大口空けてるダンプポーチってこんなに放り込みやすいんですね。
今回はセミ戦でしたがマガジンを8本も携行しました。
むやみやたらにトリガーハッピーする訳ではなく、タクティカルリロード運用を想定しての携行数でした。
携行弾数が少ないとタクティカルリロードを躊躇してしまい、「ここぞ」という時に弾切れしてしまう事がよくあります。
携行数が多いおかげで躊躇無く前線から突出する前に弾倉交換でき、ここぞの場面での継戦能力を最大限に維持できました。
弾倉交換の動作も便利なダンプポーチのおかげで短く済ませられ、タイムロスを最小限にできました。
使用例を見たことが無いスタイルではありますが、サバゲ実用性はこの上なく高いと思いました。
下半身が大型ポーチでシンプルボリューミーになりましたので、胸元は小物をごちゃつかせてみました。
無線ポーチには以前DIYしたIC-F3S風ダンボールキット+IC-4008Wを仕込んでいます。
過去記事:「初期アフ無線IC-F3S風 特小無線機運用」
IC-4008Wからは100均で買ったモノラルイヤホンを延ばしました。
今回発信はしないと割り切り、受信のみに特化させました。
オンボロ特小+100均イヤホンだったので音質が不安でしたが、非常にクリアに受信できました。
線も黒くて細いので、装備の雰囲気を壊さずよかったです。
また、ポーチには旧型のINOVAマイクロライトをさりげなく下げてみました。
どこにでも付けられて、小さいですが特徴的な形状なので意外と目立っていいアクセントになります。
現状旧型は国内ではほぼ見かけませんが、海外オークションサイト等では度々出物があるようです。
IC-F3Sは分隊内通信用ですので、PRC-148も携行しました。
設定は特に考えてありません。単純にアンテナと受話器(H-250)を着けたかったからです(笑)
ポーチを背中に配置し、ブレードアンテナは背中のMOLLEで固定、H-250ハンドセットは左脇の下を通り胸部のMOLLEに刺しています。
私の中で常々「無線機を背中に着けると、音量調整とかチャンネル変更どうするんだろう?」と思っています。
いちいちプレキャリを脱ぐのも億劫でしょうし、男同士でイチャイチャ背中をイジり合いっこしながらチャンネル替えするのでしょうか?
こんな感じですかね(笑)
私が盟友Bucket Head氏のチェストリグの捩れを直してあげているところを、見事龍さんに抜かれていました。
吹き出しを付けるなら「ほーら、だらしないゾ」「お、おぉ、サンキュー」的な感じでしょうか(笑)
冗談はさておき、一度の作戦行動でそんなに操作することってないんですかね。
恥ずかしながらこの辺の知識がお粗末な為、よくわかっていません。
しかしながら、プレキャリ等の背面にラジオを配置している運用例は初期アフ時でもよく見かけますので、私の中では深く考えずOKとしてしまっています。
こうやってただの飾りに頭を悩ませるのも、装備趣味の楽しいところですよね。
H-250の上には旧型のサイリュームを刺しました。
正月のVショーで1本100円で大量ゲットしたアイテムです。
過去記事:「2019年新春Vショー収穫品」
この個体の賞味期限が2007年なので、たぶんオーパーツではないパッケージだと判断しました。
ただ、なぜ青色1本だけ刺しているのかを聞かれると「装備全体の色味バランスです」という、リアルとはかけ離れた回答しかできません(苦笑)
「装備は細部に魂が宿る」的なことを言っておきながら情けない限りです。
サイリュームの用法も勉強していきたいところです。
あとはカラビナをMOLLEに通し、背中から伸びるハイドレーションホースの固定に使いました。
ホースはBALCS肩部のベルクロも利用し固定し、本体は背中に付けたUM21サイドポケットに収納しました。
ハイドレーション収納であればCAMELBAK MULEのような専用品があります。
MULEは肩ストラップで背負いますが、銃撃戦時はストックがストラップにモロに干渉してサバゲでも支障があります。
ギアレボで実施したようにMOLLEに結束バンドで強引に固定する手法は一応ありますが。
ちなみに実用例らしき映像も見つけてあります。
参考記事:「初期アフガンお宝映像考察 PART7」
「MULEを背負う程大荷物じゃないけど、何も無いとちょっと足りない」という状況を想定し、UM21ポケットを背中に配置するというアイデアを捻り出しました。
ミリフォト等でUM21サイドポケットのBALCS装着例は見たことはありません。
「毎回MULEの結束バンド固定だと芸が無いし、何より飽きたから新しいネタ考えよう」という発想から産まれた妄想コーデです(笑)
あとは拘り(自己満足)の部分としては、3マグポーチのグレネード入れにGARMINのGPS12XLを入れてみました。
外観上はほぼ変化ないですが、「中身入り」ってなんかアガりますよね(笑)
縦BALCSはMOLLEコマ数が少なく、デフォルトでの搭載数が貧弱故に工夫の余地が多く、遊び甲斐のあるアーマーですね。
ADVENTURE TECH リバーシブルパーカ
初期アフでナイトカモといえば、まず思いつくのが謎形状謎サイズのナイトカモパーカですよね。
お得な価格で出回っていますし上記のようにカスタム実例もあり興味はあるのですが、私には着こなす自身が無く、もうひとつの「ナイトカモといえば」のADVENTURE TECHリバーシブルパーカを調達しました。
こちらは玉数は少なく上記王道パーカより高額ですが、Sサイズ以下であれば何とか街着でもいけるくらいにはスタイリッシュです。
過去記事でも書きましたが、「表裏あるはずのゴアテックスでリバーシブルって無理がないか?」といつも疑問に思いながら袖を通しています(笑)
過去記事:「ユルゲ参加装備」
まあまあレアめなアイテムだという認識で運よく美品を手にでき、デザインも気に入っていますので大切にしたいと思います。
DCUパンツ
なんの変哲もないDCUですが、今回初期アフデビューをしたマーキー君とサイズ感の話をしたので、少し書こうと思います。
私は170cm強、75kg程度でデブ一歩手前、ギリ「中肉中背」と謳っても詐欺にはならないはずの体型です。
そんな私がDCUを履く場合、S-Sだとウエスト以外はジャストフィット、ウエストはかなりキツイですが何とかボタンがつきます。
なのでDCUジャケットをインするのは不可能です。
M-Sだとウエストはジャケットインでも問題ないのですが、お尻と足全体がダボダボに見えてしまいます。
動きやすさは断然M-Sですので、ジャケットインスタイルやゲーム重視の日はM-Sを履くようにしています。
ただ、ダボダボシルエットは格好悪いので、レッグホルスターやニーパッド、カーゴポケットに物を詰める等してシルエットを敢えて崩してごまかしています。
今回はゲーム重視でM-Sを履きましたので、ダボつきをごまかすために右腿にホルスター、左膝部にALTAニーパッドを巻きつけて部分的に絞りました。
ちなみにニーパッドのずらし方は下写真を参考にしています。
パンツのシルエットは全体の印象に結構効いてくるので、通常のファッションと同様に気を遣わなければいけない所だと思っています。
いつも野暮い野暮い言ってますが、実は結構考えてるんです(笑)
CASIO DW-8700
先日のミリフォト考察記事で挙がったG-SHOCKです。
2001年 5thの隊員が着けていたと思われます。
過去記事:「初期アフミリフォト考察⑤ 5thSFG隊員の腕時計」
国内オークションサイトを眺めていたら海外仕様が安く出回っていたので、ゲットしておきました。
少なくとも15年以上は経過している個体だと思いますが、不具合なく使えています。
この時計については沢山書きたい事があるので、後日別記事にします。
SILVA WRIST SIGHTING
これも先日しつこいくらい記事を書きましたので、良ければ参照いただければと思います。
過去記事:「初期アフリストコンパス問題 解決編」「初期アフリストコンパス問題 解決編PART2」
入手後知りましたがこのコンパス、実は空やデルタ御用達のアイテムでもあるんですね。
今回Bucket Head氏がオマージュしたデルタ隊員の手にも巻かれていますね。
直近でもオークションで出品があったようなので、常に目を光らせておく必要がありますね!
せっかく手に入れたので、これ見よがしな写真を撮りました(笑)
キャップ
今回は事前準備でヘッドギアがなかなか決まらず、めんどくさくなったので会場にいくつも持ち込みました。
なので写真によって被り物が違います。
ものの見事に全部野暮ったいですね(笑)
初期アフ帽は町の古着屋等でも調達のチャンスがあるので、日々の楽しみが拡がりおススメです。
ヒゲ
幾多の戦場を共にし、数々のバトルプルーフを施してきた本機ですが(GEN6)、だいぶ毛もへたりフサフサ感が無くなってきました。
毛はホットボンドで接着しているのですが、最初は黒があるのを知らず透明のボンドで付けていたので、痕が目立ちます。
ちょうど良い機会なので、今まで蓄積したノウハウをフィードバックして「ヒゲ2.0」に着手しようと思います。
材料を中国に持ち込んで、じっくり時間をかけて取り掛かろうと思います(笑)
M4
先日記事にした構成で臨みました。
直付けPEQ、上ノーマル下レイルの捻くれハンドガードです。
過去記事:「初期アフM4 PEQ2 直付け」
ご一緒させていただいたドンキーさんに、「エモさしかない」とお褒めの言葉をいただき感無量です。
PEQ2はG&Pですが、結構激しく取り扱った為キャップ部のゴムが千切れてしまいました(泣)
実物も付くらしいですが(MUNAGE PEQ2は実物キャップでした)、とりあえず死蔵しているダミーPEQから剥ぎ取ろうと思っています。
ちなみにMUNAGEさんのA2も同じアダプターで直付けしていました。
野暮ライフルそろい踏みです。
MUNAGEさんも直付けは苦労されたらしく、ホームセンターで似たような形の適合インチねじを買って付けたそうです。
そんな方法もあるんですね!少しリアルさは犠牲になりますが、一番お手軽だと思います。
使い回しばかりと言っておいて結構なボリュームの記事になってしまいました(苦笑)
気合いの入れた装備を記録するのは良い振り返りとなり、毎度楽しいです。
ひとまず私の装備の記録は終わりましたので、次回は「チーム若年寄」の装備を見ていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。