再びのAIRSOFT ZONE DELTA



先日千葉にあるAIRSOFTZONE DELTAでゲームをしてきました。
メンバーは今回もBucket Head氏とH氏です。


あわてて集合写真を撮ったので、H氏に光が当たっていません。
ピエロ柄のマスクと相まってホラー映画のようになってしまいました(笑)

この日、本来は他の屋外フィールドで遊ぶ予定だったのですが、悪天候の為急遽室内で出来る所を探し、ここに行き着きました。

AIRSOFTZONE DELTAにはちょうど約1年前のオープンしたての頃に1度訪問しています。
前回レビュー記事:エアソフトゾーンデルタ レビュー

フィールド内部は特に変わりなく、ハイクオリティな装飾と絶妙に入り組んだ構造は健在でした。
※下記写真は前回のものです。




1年振りに遊びに来てまず個人的に感心したのは、みすぼらしい補修痕等がまったく無かったことです。
1年も経てば乱暴な客やアクシデント等で壁や備品が破損してしまい、そのまま放置してあったりガムテープ等で適当に取り繕っている箇所の1つや2つはあって当然だと思います。
特に本フィールドはテーマパークのような凝った装飾が沢山設置してあるので尚更そのような箇所が目に付くだろうと思っていましたが、私の見た限りでは皆無でした。
不衛生なホコリが溜まっていたりもせず落ちているBB弾も少なく、日々のメンテナンスが行き届いているのだと好感が持てました。

次に運営についてです。
前回は結構な酷評をしてしまいましたが、結論から言うと、この1年でかなり環境が改善されていると感じました。
下記、主に感じた改善点です。
・スタッフ数の増強
・スムーズなブリーフィング
・三つ巴戦の廃止
・立ち入り禁止エリア、可変壁によるゲームバリエーション増強
・マーカーの改善
・定例会の開催
・バラエティに富んだ開催テーマ

順に詳細を書いていきます。

・スタッフ数の増強
前回訪問した際は完全に人手不足の感があり、受付、弾速チェック、レギュレーション説明、ゲーム回し、その他問い合わせの対応にてんやわんやされていました。
その点、今回は前回の倍以上のスタッフがおり、各人が様々な対応を迅速にこなされていました。
感覚的には、イレギュラーな事態や問い合わせ等が2,3件同時に発生しても対応できる程度の余裕が常に温存してある感じでした。
そのためイレギュラー対応が無い時には、こまめにセーフティ&通路のBB弾清掃や参加客へ笑顔で声がけ等しておられ、前回に比べて非常に良い雰囲気でした。

セーフティと一般客の通る通路は相変わらず低い壁のみで隔たれているだけで、万一の暴発によるセーフティエリア外への飛弾対策は不安が残ります。



しかしエリア外に転がっていったBB弾についてはかなり敏感に回収対応をしている感じがしました。
白い床に白いBB弾なので、おそらく一般客の方が気づかず踏んづけて滑って転んだ事故が発生したのでは?と想像しています。


・スムーズなブリーフィング
前回に比べ、格段にゲーム前の段取りが向上していました。
上述のスタッフ数増加の恩恵もあると思いますが、スタッフの方の説明も非常にテキパキとしていて上手でした。
また、後述しますが三つ巴戦が無くなった事により、客の入れ替わりや休憩による人数調整が非常に効率化した印象を受けました。
さらに前回のゲームでルール無視やレギュレーション違反があった場合は、次回のゲーム前にしっかりフィードバックをしてくれ、ゲームが荒れるのを予防していました。
ゲーム中も監視カメラ越しで分かる範囲ではありますがプレイヤーに注意や指摘をしていて、クリーンなゲーム作りに尽力されていました。


・三つ巴戦の廃止
前回参加した際は半分以上の回が三つ巴戦でした。
フィールドの特性上、三つ巴戦となると危険地帯が多すぎカバーしきれず、よほどの熟練者で無い限り「動くと損」な状態となっていました。
結果、膠着するか、打開しようと動くと分けも分からないままヒットされて終わるというゲームが続きました。
さらに人数合わせのチーム仕切りなおしもほぼ毎試合行われ、非常にテンポを阻害している要因だと思っていましたので、今回1戦も無かったのは個人的には非常に好感が持てました。


・立ち入り禁止エリア、可変壁によるゲームバリエーション増強
三つ巴戦が無くなってゲームバリエーションが減った分、ゲームによって立ち入り禁止エリアやカーテンを設置して動線射線に変化を加えていました。
こうすることで同じルールでも立ち回りがガラッと変わり、飽きがこない工夫がされていました。


・マーカーの改善
両腕にフィールドが用意したLEDで光るマーカーを装着します。
前回はこれの電池が切れていたりストラップがちぎれていたり数が足りなかったりで散々でしたが、今回は私の見ていた限りトラブルは皆無でした。


・定例会の開催
このフィールドの参加形態は通常はネットカフェのような時間制で、めまぐるしく参加者が入れ替わりますが、毎月第2、第4日曜日は他のフィールドと同じように定例会が開催されているようです。
朝から最後までメンバーが固定される事で、よりスムーズにゲームが楽しめるはずです。
おそらく定例会を狙って遊びに行くのが現状一番いい楽しみ方だと思います。


・バラエティに富んだ開催テーマ
平日は曜日別にテーマを設けてゲームを開催しているようです。


このような変化球も遊び心があっていいですよね。
幸い千葉はたくさんフィールドがあるので、自分の趣向に合わなければ他に行けばいいだけですので、このような仕掛けはサバゲ業界全体の盛り上がりに貢献しているのではないでしょうか。


雨で屋外フィールドがほぼ全滅だったこともあってか、今回一緒にゲームを楽しんだ方はサバゲ上級者の方が多かったように思いました。
ゾンビは皆無でむしろ自分へのヒット判定に厳しく、オーバーキルも無く、相手のなるべく痛くないところを狙って撃てる余裕をお持ちのゲーマーが多く終始クリーンなゲームでした。
何度も横を取られて至近距離で撃たれましたが、毎回レッグホルスターや厚く着込んでいるアーマー部分に1,2発、痛くないけどしっかり気づくように撃ち込んでいただき、撃たれたのにその優しさでなんか嬉しくなってしまいました(笑)

一緒に遊ぶ方は選べませんので、その部分は運に任せるしかなく今回は幸運だったとしか言えませんが、フィールドについては前回訪問した際に感じた不満がシステム的にほぼ解消されていたように感じます。
良いフィールドになれば良識のあるゲーマーの参加率も増え、良いゲームが展開されると思いますので、そのような好循環を保てるよう今後も激戦区千葉で頑張っていただきたいです。

文字ばかりで長くなってしまいましたが、この1年で大幅改善されていた事をしっかりお伝えしておきたかった次第です。


そんなAIRSOFTZONE DELTAに私はいつも通り初期アフグリーンベレーモチーフ装備での参戦でした。




メインはユルゲ3でも着用したカスタムBALCSです。
ポーチ類を色々盛りつけました。


また、ダンプポーチとしてTAC-TのMAVポーチにストラップを通しレッグポーチ化して運用しました。


両者共に使い心地は上々で、不便を感じることなくサバゲに集中できました。

私の装備の詳細は次回記事でまとめようと思います。


Bucket Head氏は個性的なODAスタイリングでした。


元ネタはこの写真の一番右の方とのことです。


20th SFGの第2大隊に所属しており、2009年11月、34歳の時にアフガニスタンで戦死されたMatthew Albert Pucino二等軍曹です。
参考URL:http://arlingtoncemetery.net/mapucino.htm

前回のVショーでパラクのUMPポーチを入手しており、それもあって今回ARESの電動UMPを新調していました。


持たせてもらいましたが軽量かつ高剛性で安心感のある質感でした。
刻印は詳しくは分かりませんが、しっかり随所に入っていて雰囲気は抜群でした。
実銃同様外装のほとんどを占める樹脂部品も安っぽくなく変なバリ等も無く、高品質な外装だと思いました。

電子トリガー内蔵ということで気になっていたので実射もさせてもらいましたが、セミで速射した際にトリガーを引いた分だけしっかり追従して弾が発射されていました。
完全箱出し状態でしたが、セミ、フル共にレスポンスは小気味良くノイズも無く、擬似ブローバックまで付いていました。
ちなみに初速は箱出しで85m/s程度でした。
遠射性能は確認できていませんが、10%ほど強いスプリングにすれば屋外でも十分な性能を発揮できそうです。
価格もかなり安い部類なので、私もUCPグリーンベレーやPMC装備用に入手しようと思います。

氏の装備はいつになるか分かりませんが(笑)、いつの日か自身のブログで詳細が語られると思います。

ちなみにH氏は前回のデザートストーム川越と何も変わらない装備でしたので、写真すら残っていません(苦笑)
そろそろいい加減次世代M4を買わせようと思います。


アクセスが良く、長物まで使える貴重な屋内フィールドですので、このように改善が進んでいたのを確認できて嬉しい限りです。
また雨の日には足を運ばせていただこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年09月04日 Posted by 4039  at 23:29Comments(0)サバイバルゲーム

初期アフ映像考察 BBC「Taleban Patrol」編 PART3



前回の記事で書いたエンハンスドストックの件ですが、改めて自分のPCのミリフォトフォルダを見返していたら普通に使用例がありました。


がっつり映っているのに全然印象に残っていなかったです(苦笑)
凝った塗装に目を奪われてしまった為でしょうか。。
このような事は「ミリフォトあるある」だと思いますので、見飽きたミリフォトでも改めて注意深く見返すのは大切ですね。

それでは前回に引き続き、2003年に放映されたドキュメンタリー番組「Taleban Patrol」の考察を進めていきたいと思います。
前回、ラクダのどアップからの2つめの村のパトロールまで見ました。
今回はその続きからです。

前回までの記事
PART1
PART2

以前記事にした逆BALCSおじさんが登場して車ごと渡河したりしています。



そんなこんなで、3つめの村で大捕り物が繰り広げられます。


そんな今回の内容の中で気になった装備について考察していきます。

ヒップホルスター


ヒップホルスターで拳銃を携帯しています。
初期アフODAでは結構珍しいですね。
おそらくM12と思われます。


官給品のようなので使っていてもなんら不思議ではないですね。
下写真はおそらくODA(1st SFG?)と思われますが、SPEARと合わせて使っていますね。


初期アフODAではおそらく初めて使用例を拝めました。
M12はここ数年でかなり値崩れした印象で、今はお安く手に入るので非常にありがたい映像です。
サバゲで拳銃を頻繁に抜く人にはフルフラップで使いづらいですが、基本飾りとして差しておく人にとってはしっかり保護されるので安心感があります。

初期アフODAはレッグホルスターがアイコンと言っても過言ではない程多くの隊員が着けていますが、「外し」としてや、レッグホルスターがうざったい時にM12は重宝すると思います。
私もかなり前にM12のブラックを入手していましたが、これを見てODも欲しくなってきました。


チェストリグ


おそらくBHIのコマンドチェストハーネスかEAGLEのSF30と思われます。
OD色の使用例としてありがたい画像ですね。

コマンドチェストは旧型ウッドランドを持っていますが、他の色も欲しいので激安レプリカを入手してみました。


AMAZONで2000円ちょいで売られていたものです。
激安ですが、生地の質感、縫製、構造等価格の割にかなり良くできている印象です。
ポーチの内側もビニール製で防水っぽくなっていて素晴らしいです。

ODやタンもありますが、黒ファスで一応旧型のディテールを再現しているようです。
胸ストラップに付いているDリングがプラ製だったり、左右のユーティリティポーチが一回り小さかったり、全体の幅が数cm小さかったりと、私の持っている実物とは細部が異なります。
実物でもこのような仕様やサイズ違いが存在するのでしょうかね?勉強不足でわかりません。

出来自体はかなり良いのですが、我が家には既に実物コマンドチェストやTAC-T 旧型MAV、56式弾帯等の魅力的なチェストリグ達が揃っていますので、普通にしていてはこのレプ君に出番はこなさそうです。
なので現在カスタム中です。無事完成しましたら記事にしようと思います。

旧型コマンドチェストはここ数年で相場が高騰しており玉数も多くないため、何色も揃えるのは非常に厳しいです。
今回見つけたレプリカは安くて出来もそこそこですので、56式弾帯の次に初期アフ入門アイテムとしておすすめできそうです。
変に実物の新型に手を出すくらいなら、この旧型チックレプリカの方が個人的には良いチョイスだと思います。


Yサスペンダー


ソフトアーマーにYサスペンダー装備という隊員もいました。
肩パッドの形状からLC-2と思われます。


ソフトアーマー(おそらくABA)+56式弾帯+Yサスとは、相当シブいですね!
ABAが超絶鬼門ですがそれ以外は安価でかなり調達し易いので、ABAをレプリカの黒PACAあたりで代替してしまえば、簡単でいい味の初期アフコーディネートになりそうですね。
軽量でサバゲでも実用性がありそうな装備です。

実は先日私もようやくABAのアーマーを手に入れられたのですが、残念ながらサンドカラーです。
何とかして黒くしてやろうと画策しているところです。
上手く行っても行かなくても記事にしようと思います(笑)


M16A2?


固定ストック、固定キャリングハンドルのARを持っている隊員がいます。
下記ミリフォトでも見かけたことがありましたが、2001年以降のグリーンベレーでA2は使われていたということでしょうか。


M4では不安な距離をカバーするために20インチバレルのA2を持っていたのでしょうか?
いずれにせよ、初期アフODA装備で固定ストック、固定キャリハンのARはシブい変化球チョイスになりそうですね。
「チーム若年寄」筆頭のMUNAGEさんは、先頃G&Pのフレームを使ってM16A2を組んでおりました。
先日のユルゲ3に持ち込まれており、その時は特に何とも思わなかったですが、今さら私も欲しくなってきてしまいました(苦笑)


RANGER BALCS?


背中にドラッグハンドルのついたアーマーを着ている隊員がいます。
アウトラインやドラッグハンドルの形状、背面のPALS配置から、おそらくRANGER BALCSと思われます。
下写真はRANGER BALCSの背面です。


ちなみにODA御用達の縦PALSのSF BALCSはドラッグハンドルはありませんので、分かり易い判別箇所になります。
残念ながら前から映っている姿は確認できませんでしたが、後ろがRANGER、前がSFなんて仕様を着ているのは現実的ではなさそうなので、おそらく前もRANGERと思われます。
(逆に前をRANGERに換装するのは理にかなってますし、実際にそういう隊員もいたというのは聞いたことがあります。)

一瞬映る同じ隊員の横姿です(右の人)。


PALSが直接確認できませんが、BALCSに着けたポーチに手を置いているように見えます。
ポーチの位置的には横PALSが自然な感じがしますよね!(希望的観測)

もしRANGERだとしたら、SFが使いづらすぎてRANGERを支給してもらったのでしょうか。

この間中野のWhite Rookさんに行った際に、放出品のポケットに入っていたという「支給申請書」的な書類を見せてもらいました。
欲しいアイテムの名称とコード(たしかNSN)を記載し、破損したのか?紛失したのか?等の申請理由を書く欄があったと思います。
その書類は海兵隊のものでしたが(確かアサルトパックの申請)、隊員単位で結構簡単に申請、支給を受けられたようなので、最前線にいた特殊部隊であれば、同じ陸軍の装備であるRANGER BALCSを申請して支給してもらうのはそんなに難しい事ではなかったのかもしれませんね。

ちなみに放出品のポケット等には個人物が結構入っていることがあるようで、メモやIDカードや手紙等が入っていることもよくあるそうです。
私も以前実物放出品のPACAを手に入れた際、銃器所有許可証のような物が内ポケットに入っていたことがありました。
棄てる(放出する)前にポケットくらいチェックしないの?と思ってしまいますが、国民性というところでしょうか。


UM21


トラックの荷台にある無線が入っているバックパックはおそらくウッドランドのUM21と思われます。
UM21はミリタリー以外の世間的にも有名なグレゴリーが造ったSPEARシステムのバックパックです。


見た目もカッコよく、グレゴリー製というところからミリタリー以外の需要もあるのか相場が高いです。
特にフルセットの3Cはとても手を出す気にならない相場です。
しかも機能性は現代のギアの足元にも及ばないようですので、ますます買う気が起きません(苦笑)
ウッドランドのメインパック単体なら、まあサバゲに行くときのギア入れとして使ってもいいかな?と思える価格です。
ミリフォトでは3Cばかりしか見つけられなかったので、安いWLの使用例を確認できたのは嬉しいところです。

BALCSとELCSは一緒に支給されたのか、個人や同じ部隊でSPEARの色が混じっているところは私は見た記憶がありません。
UM21も含めて一式支給されたと考えるのが自然ですので、UM21も同じ考え方が当てはまると考えてもいいかもしれませんね。

WLのBALCSに3CのELCSポーチやその逆など、アクセントとして色を混ぜたい気持ちはあるのですが、上記の考察をしているので現在私の中では「やってはいけないコーディネート」になっています。
混合して使っているミリフォトを見つけられれば即解禁なのですが。

映像ではUM21からアンテナとH250ハンドセットが伸びています。
ユルゲ2の際にMUNAGEさんにUM21の実物を隅々まで見せてもらいましたが、確かコードを通す穴が空いていたはずですので、PRC148をパックの中に入れ、穴からコードを通して受話器を出しているのかもしれません。
撮影の小道具としても使えると分かり、UM21がますます欲しくなってきてしまいました。

M4


なんだかやたらデカいスコープ?のようなモノが載っているように見えます。
一体何物なんでしょうか?

SEALsだと思いますが、この時期はM4がザクマシンガンみたいになる「HIDRAH V3」という電波傍受機器?のような代物も運用していたようですし、




これも何かあまり見かけないような特殊な機器なのかもしれません。
如何せん画質が悪く歯痒いですね。

ちなみにHIDRAH V3に関してはmorizoさんが過去に自作されています
流石過ぎますね!!


拘束する相手を結構容赦なくボカスカ殴る蹴るしていて少し引いたところで(笑)、最後の村もフィニッシュです。


今回で一応この番組の考察はひとまず終了とします。
公式サイト内には全編の台詞が文字起こしされていたり、同じ内容でオランダの局が製作したバージョンでは今回の映像に無いカットが入っていたりするので、気が向いたらまた考察を深めようと思います。

今週末は久々に通常の定例会に参加してきます。(4月のサバパ以来です。)
死ぬほど暑いと思いますが、1ゲームだけでもヒゲを着けて他の参加者から引かれてこようと思います(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年08月07日 Posted by 4039  at 00:02Comments(4)初期アフガンODATaleban Patrol

BALCS トイソルジャーレプリカ



徐々に安定供給されてきた感のあるトイソルジャー製レプリカBALCSですが、超絶シブいカスタムBALCSの影に隠れてひっそり我が家にも転がり込んでいました。
簡単に調達できる初期アフ鉄板アイテムということで、どの程度のものなのか?実物と比較を交えながらレビューしてみます。

WLは既に他メーカーの高品質レプリカ(おそらくSPECWARCOM製)を所有していたので、今回3Cを調達しました。


ファーストインプレッションですが、
全体を見渡して「生地とか縫製とか安っぽいけど、おさえるところはおさえてあるし、ポーチも沢山付いてこの価格ならまあ妥当かな?」
着てみて「(悪い意味で)何かタイトでスタイリッシュで違和感MAX」
といった感じです。

それでは実物と比較しながら詳細を見ていきます。

生地
実物3Cと比較してみます。

左実物 右トイソル


実物は2004年製のXLサイズです。
先日のユルゲ3taroybmxさんから、ゼロを一個間違えているどころではない価格で譲っていただきました。

色はかなり違いますね。
特に一番白い部分の色差が激しく、実物の方が赤っぽいです。
ただ、DCUに関しては実物でも赤っぽかったり白っぽかったりしています。



少し調べた限りでは、年代やリップ、ノンリップ生地等の差では無さそうというところまでは突き止めましたが、何が違いなのか特定ができてません。
単純に日焼け、経年変化なのでしょうか?
比較した実物とは異なりますが、レプリカに近い色味の実物もあるっぽいのでとりあえず暫定的に「よし」とします。

生地の質感もかなり異なります。

左実物、右レプリカ


全体的にレプリカの方がツヤっぽくて硬いです。
露骨に安っぽいと感じる程まではいかないまでも、実物と並べると違いが目立ちます。
大面積を占めますし、肉眼で見るとぱっと見で質感が異なりますので、少々痛いところです。

ちなみに裏地も若干色が異なりますが、違和感を感じるほどでは無いですし、何より着たら見えないので無問題ですね。


ベルクロ
これも3C実物との比較です。

左レプリカ、右実物


色味はレプリカの方が少々赤っぽいですが、違和感は無い範囲と思います。
手触りはレプリカの方がジャリジャリしていて痛いです。

PALS等ナイロンテープ
上実物、下レプリカ



レプリカの方が若干黄色味が強いですが、まあ許容範囲かと。
実物が退色している可能性もありますしね。
後述しますが、縫製の雑さが目に余ります。


サイドバックル



オスの形が全然違います。
実物オス


細かい所ですが、以前から私の所有しているレプリカ(多分SPECWARCOM製)は実物が使われていたので、個人的には少々残念でした。
メスの方も実物より角ばっていて、ヒケやウエルドっぽいのも浮いていて軽薄で妙に安っぽいです。
機能上は問題ないですし、ぱっと見は違和感ないのでゲーム使用では何も不具合なさそうですが、コレクション的にはマイナスですね。


肩部


実物はソフトアーマーが縫いつけられていますので、分厚く硬いです。


レプリカも芯材が入れてあり、実物ほどではないですがちゃんと硬く肉厚になっており、好感が持てます。


上レプリカ、下実物


何気に着た時の見た目の印象に影響する箇所だと個人的には思うので、ここはナイスなディテールだと思います。


サイズ
ここまで比較していた実物3CはXLサイズなので、ここで退場です。
代わりに実物WL RANGER仕様のMサイズに登場していただきました。


RANGER仕様なのでもしかしたら実物同士でもSF仕様と型紙が異なる可能性もありますが、とりあえずこれでレプリカと比較してみます。

フロントパネルの胴回りは片側3cm程度実物の方が長いです。


実物と同じ位置感覚でベルクロを留めようと思うと「あれ?俺太った??」となってしまうのはここが要因と思われます。

次に首周りです。

フロント



バック



かなり形が違います。
フロントもバックも長さ、幅共に実物の方が首周りがゆったり作られています。
というかトイソルレプリカはタイト過ぎます。
平均的な頭囲の日本人なら、必ずと言っていいほど耳を擦って非常に痛い思いをすると思います。

着用した時にトイソルレプが妙に「スタイリッシュ」に見えてしまったのはこの首周りが原因かな?と思います。
BALCSにスタイリッシュさは全く必要ないと思います。むしろマイナスでしかありませんね(笑)

あと若干脇の下のスペースもレプリカの方が詰まっています。
これらの形状の違いが全体的に「タイトでスタイリッシュ」という第一印象を私に与えたのかもしれません。

ミリフォトを眺めていると、体に余る程のサイズで若干の「着られてる感」を出すのがBALCSの着こなしだと個人的には思っています。




おそらくLかXLサイズを着ている隊員が多いように思います。
トイソルレプリカは、ユニクロの服はMサイズがジャストの私が着てもちょっと小さい印象で、ミリフォトの着こなしとは違って見えてきます。


プレート挿入部


実物MサイズにジャストフィットのTMC製Mサイズプレートですが、トイソルレプは幅がキツキツです。
あっちを引っ張りこっちを引っ張り、何とか挿入が出来るレベルです。
まあ長さはちょうど良いので、挿入に苦労するだけで入れてしまえば問題はありません。


縫製
全体的に雑過ぎます。



私はコレクターでは無くサバゲーマーとして装備を見るので細かい所は気にしない方だと思いますが、それでも一見して「ヒドい」と言ってしまうような出来です。
トイソル製品はあまり持っていないので何とも言えませんが、従来品に比べても明らかに悪いように思います。


ポーチ
ELCSキットに入っているM4マガジンポーチ×3と、SPEARにあったかな?なピストルマガジンポーチ×2が付属します。



ピストルポーチの方は実物を持っていないので比較できませんので、M4ポーチをレビューします。

左レプリカ、右実物



生地やバイアステープ、縫製のインプレッションは本体と同じです。
造り自体は一回り小さいように見えまずが実物同様で、中にちゃんとゴムが入っています。

ELCSのM4ポーチはそっくりの外観で1本用と2本用があります(写真は2本用)。
ちなみに2本用に1本いれても、ゴムのテンションで暴れず問題なく使えるので、1本用を造った意味が謎です。。
レプリカは一応2本用を手本にしたようで、実物よりきついですが2本入りました。良かった良かった。


PALSに通す紐?ですが、実物は樹脂(おそらくカイデックス)がインサートされており硬く、地獄のような取り付け性です。


かたやレプリカはインサートがなくフニャフニャなので、PALS取り付けは非常に楽です。


フルロードの実物マガジン(約500g)とほぼ同じ重量のマルイガスブロM4マガジン2本を入れてBALCSに付けても特に外観上、使用上問題はなさそうです。
ここは実物がかなり贅沢というかオーバースペックというか、安全率が掛かった設計なのかもしれません。
総合的に、インサートを省いたのはコストダウン&操作性アップとなるので懸命な判断だったのではないでしょうか。
ただ、この点もコレクター目線的にはマイナスになりそうですね。

また、今回新品で購入しましたが、ポーチの1つのドットボタンが外れていました。


付いていた物が外れたというよりは、もともと固定し忘れていた感じです。。
一応使えますし、実物ポーチを持っている身としてはゴミ箱2軍行きの代物なのでどうでもいいのですが、縫製の雑さといいボタン工程忘れといい、品質管理がずさんな感じはします。
トイソルジャーが自社工場を持っていて製品は全てそこで作っているのか?外注ベンダーをいくつか持っているのか?は知りませんが、想像するに、このBALCSは「安かろう悪かろう」な外注に作らせているのかな?と思いました。

まだまだ細かい所はありますが、ざっくりレビューは以上とします。

1万円強ならまあ納得、1万5千円以上だったら損した気分、1万円以下ならいい買い物、といった印象です。

個人的には、これから初期アフ装備を揃えようという方にははっきり言ってお勧めはしないです。
これを買うくらいなら、3分の1以下のコストで実物を調達できる56式弾帯を強くおすすめます。
新品ピカピカのトイソルBALCSよりも、30年前に作られた中古の56式弾帯一個引っ掛けたスタイルの方が確実にカッコイイ見た目になります。
56式は他の装備への使いまわしや、単純にサバゲ用品としても実用性がありますが、BALCSは初期アフ~初期イラク米軍特殊部隊以外はほぼ使用例が思いつきませんし、さらにサバゲ実用性は低いです。

BALCSを手に入れたい場合はSPECWARCOM等の良質なレプリカや、条件の良い実物と出会えるのを待つ方が懸命と思います。
トイソルレプリカの出現のおかげで、実レプ問わずBALCS全体の相場は落ち着きを見せてきている印象ですので、その意味でトイソルレプリカの恩恵にあずかるが吉と思います。

ただ、トイソルBALCSも汚したり工夫すれば質感は出せるかもしれませんので、その見極めは今度実施する予定です。
サイズ感はなかなかどうにもなりませんが。
また、実物では勿体無くて出来ないがっつりカスタムを施すベースとしても使い出がありそうです。

総じて「初期アフちょっとかじってみよう」という向きには56式弾帯の方があらゆる面で優れており、「がっつり初期アフやろう」という向きには出来がイマイチという、なんとも中途半端なレプリカという印象を持ちました。
ただ、このレプリカ含め5着もBALCSを持っている結構特殊な人間の感想なので、あまり参考にならないかもしれませんが(笑)

このままでは他に控える4着のBALCSを差し置いて着る機会はまずなさそうなので、汚してみたりカスタムしてみたりして色々遊んでみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年07月19日 Posted by 4039  at 23:42Comments(2)装備SPEAR BALCS