初期アフM4 PEQ2 直付け

初期アフ用のM4で進捗がありましたので記事にしておきます。
初期アフ界隈ではポピュラーなアクセサリーですが、ノーマルハンドガードのM4やM16A2にPEQ2を付ける「Bracket Assembly」なる、所謂アダプターが存在します。

有名なODA961の隊員も使用していますね。


下側の土台をバレルに固定し、ハンドガードの放熱孔を通して上側土台と接合、そこにPEQ2を固定するという構造です。
私はポーチ付きフルセットのPEQ2アクセサリーキットを購入した際に、このアダプターを手に入れました。
説明書も付属しており、取り付け方法が記載されています。
アダプター自体は国内でもよく見かけるので調達は容易なのですが、取り付けには思いの外難儀します。
まず、大抵のM4トイガンだとバレルが太すぎてアダプターが固定できません。
なんでも、初期アフの頃の実銃M4(~03年頃)はハンドガード内部のバレルはくびれて細かったそうです。
連続射撃の熱に耐えられなかったようで「SOCOM BARREL」という太いバレルに改良されたようです。
巷に数多あるM4トイガンですが、くびれた形状を模しているのはWAのM4やマルイのM4(旧型のみ?)、VFCのM4くらいなもので数が少ないようです。
上記情報はブログ「オールドスクールな米軍装備」の記事を拝読して知りました。
とても読みやく見やすい写真で90~2000年代初頭の米軍装備を深く考察されていて、大変勉強になります。
まだミリブロ自体は始められて間もないようですが、一発目の記事からファンになりました。
勝手に紹介させていただいたこの勢いを借りて、お気に入りにも登録させていただきました。
ちなみに全快娘さんの記事にも詳細がありました。
毎度本当に勉強させていただいています。
というわけで、限られたメーカーのM4以外では早速ここで加工が必要になります。
私の次世代M4はTSSのアウターバレルを使っているのですが、バッテリーを入れるスペース確保のため、予め四角く削られています。
リアルではないですが、このおかげでぎりぎりアダプターが固定できました。
その後ハンドガードを被せて、上部分の土台を固定します。
バレルにちゃんとは固定できていないですが、何とか土台は取り付けられました。
そしてこの状態まで進んだ時点で2年近く放置していました(笑)
長期間放置していた理由としては、PEQ2レプリカの構造の問題があります。
アダプターへのPEQ2の取り付けは実物ならポン付けでしょうがまず手に入らないので、レプリカ代用となります。
ただ、このアダプターに取り付ける為には、土台部分がデフォルメされていないPEQ2レプリカが必要です。
G&Pの可動レプリカはこの部分がキッチリ再現されており、上部のマイナスねじを回すとレイル取り付け用の土台がはずせます。
レイル取り付け用土台を外すと、本体裏面は台形にえぐれています。
よく安価で売っているバッテリーケース用途のレプリカは、残念ながらどれもこの部分がデフォルメされてしまっています。
2本のプラスねじを外すとレイル取り付け用のアダプタは外せますが、本体裏面はフラットです。
バッテリーを仕込む構造上致し方ない部分なのでしょう。
なので、バッテリーケース用のPEQ2は結構な大改造をしないとアダプターに取り付ける事は不可能です。
現状流通しているレプリカでここまで再現されているのは、ライトモジュールとして「中身入り」のG&Pのみの認識です。
意外とPEQ2レプリカの裏側構造の情報はネットに無く、調べても確証が持てず永らく購入に踏み切れていなかったのですが、全快娘さんに「G&Pなら付くよ」という情報をいただき、調達に踏み切った次第です。
しかしG&Pのレプリカを入手したとて、まだ一筋縄ではいきません。
先述したようにアダプターとPEQ2はPEQ2上部のマイナスねじで接合しますが、このねじの規格がレプリカと実物で異なるのです。
アダプターはインチ規格(サイズは不明です)、G&Pはメートル(おそらくM6)規格です。
取り付けまでの選択肢としては下記2択があります。
1.アダプターのねじ穴をM6規格に切り直す
2.実物ねじに置き換える
1.の方は全快娘さんに加え、最近ではtom69beardさんがインスタで実践画像をUPされていました。さすがです!


私もやろうやろうと思いながらも重い腰が上がらず、ここでまた長い熟成期間に入ってしまいました。
しかし先日運よく実物ねじを入手できましたので、2.を実施した次第です。
左が実物、右がG&Pです。
太さ、長さ、ローレットの形状までかなり似ています。
ものすごい完成度ですね。素晴らしいレプリカだと思います。
ねじの置き換えですが、結論から言うとポン付け可能でした。
G&PのPEQ2の元から付いているねじを抜き、実物ねじを入れるだけです。
本体にもねじ切りされているので、厳密に言えば規格の違う実物は入らないはずですが、樹脂なので少し力を入れて回せばねじ自体が本体にねじ山を切り直しながら入っていってくれます。
後は何の工夫も無く、先ほどM4に取り付けた土台にねじ込むだけです。
バレルへの固定が浮き気味なため、ちょっとハンドガードから浮きすぎな感じはしますが、まあOKとします。
このスタイルを志してから約2年、ようやくカタチにすることができました。
ただのノーマルハンドガードだと少し味気ない&サバゲ実用的にも扱いづらいので、得意の「上ノーマル、下レイル」構成という捻くれスタイルとしました。
当ブログでも過去紹介していますが、下記写真が元ネタです。


「ここまでするならRASでいいじゃん」となってしまいそうですが、実際手にしてみるとRASの場合よりも重量バランスや素手で触った時のレイルの痛さが改善されています(多分思い込み)。
2/17のGEAR FREAKS GAMEは、先日記事にしたUM21サイドポケット付きBALCSにこのM4という、変化球スタイルで臨もうと思います。
全体的なイメージソースとしては、下の2002年末のODA995の写真みたいな感じでまとめたいと考えています。

GEAR FREAKS GAMEは無事人数が集まりそうですね(むしろ多すぎるくらい?)。

かっちり装備もしつつゲームを楽しむというコンセプトなので、いつも以上にサバゲ運用を考えて装備を組みたいと思います。
鉄砲や装備をいじっていると無性にサバゲがしたくなりますね。
お読みいただきありがとうございました。
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とうとう合体しましたね~♪
素敵スタイルですね~♪
(*^^*)
『上ノーマル、下レイル』の隊員さん。
OTV着用だったんですね~
何回も見ている画像なのに今気付きました(笑
事細かく見ないとだめですね!
遂に完成しました。
野暮さUPして満足です(笑)
OTV着てますよね!
なんで今まで見過ごしてたんだろう?はミリフォト茶飯事なので、
何度も注意深く見返す作業は本当に大事だと思います。
4039さんのブログはとても参考になるため読ませて頂いているのですが、左のバーに自分のブログが表示されていて驚きました。そしてこの記事にたどり着きましたが、こういった理由だったのですね。紹介とお気に入り登録ありがとうございます。
バレルが細いM4についてですが、自分が書いていたのはガスブロに関してですね。WAのM4、VFCのM4、マルイのM4カービン(MWSでは無い方)はバレルが細いようです。ブログには書いていない電動に関してですが、VFCとG&PのM4が細くなっているのを確認しています。マルイの旧M4はアウターバレルが特殊な形状なので、よく分からないです…。
上記の内、VFCのGBBとG&PのAEGに関しては実際に装着可能まで確認できています。参考になりましたら幸いです。
勝手にスプリングさんの事を書いてしまいましたが、
ご了承いただきありがとうございます。
詳細な追加情報までありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いいたします。