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香港ミリタリーショップ探訪
先日休みを利用して香港に遊びに行ってきました。
私の住んでいる所からドアtoドアで香港の九龍地区まで約3時間です。
地下鉄をひたすら乗り継いでいきますので、時間はかかりますが交通費は片道1500円程度です。
仕事で何度も香港空港は利用していましたが、市内に行くのは初めてでした。
今回、九龍の尖沙咀~旺角、香港島の湾仔~銅鑼湾周辺を歩いてみましたが、何というか物凄い密度の濃い街だなというのが第一印象です。
新宿3丁目と池袋東口と上野、御徒町駅前をごちゃまぜにしてぎゅっとしたような感じでした。
目的はいくつかありましたが、大きなひとつとして「ミリタリーショップ巡り」がありました。
以前から香港にはミリタリーショップがかなりの数あるとは聞いていたので、せっかく日帰りで行ける距離だし行ってみようと思い立った次第です。
詳しく調べてみると、旺角の一角Kwong Wah Streetという通りに集中している事がわかりました。
2,300m程の道沿いに10件近くミリタリーショップが軒を連ねています。
片っ端から入って市場調査をしてきました。
まずはネットで調べる限り一番の老舗と思われる「基地」というお店です。
仁安ビルという建物の入り口にあります。
香港版中田商店といった感じでしょうか。
店内は広くはありませんでした。
中田商店の半分くらいの大きさです。
放出品は基本米軍の物が多く、日本でもよく見かけるBDUやLC2やTLBV等はありました。
あとはロスコの物や、日本でもなじみのあるレプリカメーカーのナイロンが所せましと陳列してありましたが、基本日本で買えるものばかりでしたので特に目新しい感じは無かったです。
このビル内に何件かショップがあります。
次はGWS CUSTOMというお店に入ってみました。
ここは装備品ではなく銃メインのお店です。
お店の大きさはアメ横のマルゴーより狭いですが、M16カービンや旧型MP5、G3、FAL等、80~90年代風のかなり渋い銃がケースにぎっしり並んでおり、良い目の保養になりました。
ぱっと見無可動実銃と思ったのですが、どうやらカスタムのガスブロのようです。
ネットにこのお店で取り扱っている商品画像がありました。


個人的にはかなりツボな質感です。
実物?と思われるPRC148も展示してありました。
店番のおばちゃんに「写真撮っていい?」と聞いたら、でっかい声で「不可以!(ダーメ!)」と一喝され、お店を後にしました(苦笑)
次です。
前の2店舗と比べるとおしゃれな佇まいです。
店名は覆いが掛けられ不明です(苦笑)
中はレプリカ系が多かったですが、5.11は充実していました。
BHIのホルスター等、実物ブランドアイテムもいくつかありました。
また、2000年代初頭のEAGLEやLBTのタクティカルベストも数着ありました。
「おっ」と思って値札を見ましたが、まあ日本で出回るのと大して変わらない値段だったのでスルーしました。
次です。
COP9が店名でしょうか。
どの店にも言えますが、中野ブロードウェイの中にあっても全く違和感のない佇まいです。
ここはエアガンがメインでしたが、装備品も少し置いてありました。
ボタンが外れたジャンク品でしたが、56式弾帯が400円くらいで売っていました。
さすがは地元ですね(笑)
他の店も全般的にそうですが、エアガンはS&TやCYMA等の「非高級エアガン」は日本で買うより30%程度安い感じでした。
VFCやLCTの高級エアガンは日本で買うのと大して変わらず、マルイ製は日本の定価+α程度でした。
ちなみに他の店では最近気になっているKINGARMSのM1A1カービンやS&Tの九七式狙撃銃が日本の相場より結構安く売っていました。
が、香港から大陸にエアガンを持ち込んで国境でバレたら逮捕されてしまうので、絶対にしてはいけませんね。
日本に持ち帰るとしても重いし通関も色々面倒そうなので、少し割高でも輸入品や通販で買うのが一番だと思います。
このビルにあとGUN HEAVENというお店がありましたが、ショーケースにエアガンが並んでいるだけで、カスタムメインのお店でしたので特に見るべきものはありませんでした。
ビルを出ると正面に2階建てで2店舗入っている建物があります。
1階は高田馬場のアンクルの店内の積んである銃の箱が全部取っ払われて綺麗になった感じでした。
ここも基本エアガンとパーツのみの販売でしたが、TRIのPRC148とPRC152が置いてありました。


148はかなり欲しいなと思って定員に値段を聞いたところ、日本円で3万円強、しかも「RADIOのライセンスが必要だよ」と言われました。
私を日本人と分かって日本の法律を注意してくれたのか、香港で購入するために香港(中国?)の免許が必要なのかは分かりませんでしたが、いずれにせよそんなに安くないので諦めました。
PRC152の方はかなりリアルな外観で1万円程度で、しかも免許無しでOKだったので一瞬買おうと思いましたが、152を装備する年代が今全く興味がないのでスルーしました。
2階の「大兵軍用品店」は装備専門店でした。
広さ、雑多感共にちょうど池袋のサムズミリタリ屋のような感じです。
ここは個人的には当たりでした。
2000年代以降の高品質レプや実物ナイロンがお得な価格で段ボール箱にぎっしり入っていました。
Vショーよろしく箱を漁りまくって下記を手に入れました。
ELCSのレプリカ(100RDSAWポーチ、3MAGポーチL&R、MP5ポーチ)と実物SFLCSのMEDポーチです。
ELCSレプは実物生地かと見まごう完成度です。
古い物なのか、内側のウレタンコートのべたつきと臭いまで本物そっくりです(笑)
1個500円程度でお得な買い物でした。
レプリカとはいえ、香港で初期アフアイテムに出会えるとは思いませんでした。
EAGLEポーチは裏側にラベルがあるので安心ですね。
いくつか在庫があり、店主のおじさんに「どれでも同じだからいいよね?」と聞かれたので、ちょっと待てと全部のラベルを見て「この2007年製のくれ!」と言いました。
あまり詳しい客は来ないのか、おじさんに苦笑いされながらお会計を済ませてお店を後にしました。
このお店の周りにもエアガン専門店が数店舗ありましたが、驚いたのは日本でもおなじみのGUNMALLがあった事です。
中は浅草橋のお店の1階部分とほぼ同じ感じでした。
売っているエアガンも日本と同じような感じで、日本のミリオタみたいな雰囲気のお客さんが店員さんと話していて、どこも同じだなとほっこりしました(笑)
GUNMALLの向いにある「東京」というお店はネットで調べる限り結構古株のようです。
日本のエアガンとカスタムパーツが充実していましたが、10年以上前に日本でよく売っていたパーツが多く、これでよく商売できてるなと思いました。
ネットで調べていると以前あったお店が無くなっていたり、新しいお店が出来ていたりするようですので、香港のミリタリー趣味市場はそれなりに安定しているのかな?と思いました。
以上、ざざっと香港ミリタリーショップ巡りを敢行しましたが、他にもお店が点在するようですので、折を見てまた足を運びたいと思います。
おまけ
昼食は日ごろ中華ばかり食べているので、名物のワンタン麺や点心は食べる気が起きず、ハンバーガーを食べました。
アメリカではメジャーなチェーン店で、日本未上陸の「Five Guys」というお店に行ってみました。
昼時は過ぎていたのですが、非常に混んでいました。
店内に無料でピーナッツが置いてあり、注文を待っている間につまめます。
塩が効いて美味しかったです。
バーガーはウェンディーズよろしくアルミホイルに包まれて提供されます。
ポテトは一番小さいサイズにしたのですが、写っているカップから溢れた分が3倍近く紙袋の中に入っています(笑)
全部でマックのLLの1.5倍はあったと思います。
ラージサイズを頼んだらどうなっちゃうのでしょうか。。
バーガーもずっしり重量級でした。
肝心の味ですが、バンズがアルミホイルの中で湯気と野菜の水分とパテの油を吸いに吸ってべちゃっとしており、パテもそこまで旨味を感じず存在感が足りず、味付けはソースではなくケチャップとマヨだったので奥行がなく正直あんまりでした。
ポテトはピーナッツオイルで非冷凍の芋を揚げているそうで、香ばしく外はカリっと中はホクホクで非常に美味しかったです。
値段は日本であれば都内でグルメバーガーが余裕で食べられる値段だったので、コスパはよろしくないです。
この味と値段で仮に日本に上陸しても微妙な感じはしました。
次回はおとなしく安定のシェイクシャックに行こうと思います(笑)
お読みいただきありがとうございました。
初期イラクミリフォト整理

中国に来て3ヵ月経ちましたが、何とか月2ペースで更新できています。
いつの間にか20万アクセスを超えており、微力ながら同好の士のお役に立てているのかなと思うと嬉しい限りです。
日本にいた頃よりゆっくりではありますが、ライフワークとしてしっかり続けていきたいと思います。
先日近所のマックに行ったら珍妙な新商品があったので思わず買ってみました。
世にも奇妙なマック牛丼です。
カタカナ読みすると「フーフンニウジンファン」ですね。
中身はこんな感じでした。
米と具はセパレートされており、食べる時に掛ける形式です。
肉半分、茹でほうれん草&コーンが半分です。
完全にネタ目的で買いましたが、変な香料等は入っておらず思っていたよりはちゃんと和風の味ではありました。
が、ほうれん草とコーンが大量にトッピングされた状態は次第に「何食ってんだこれ」状態になります(苦笑)
価格はポテトとコーラのセットで日本円で大体600円程度なので、別に安くもありません。
もっと安くて美味しい物が大量にあるので、リピートすることは一生ないでしょう。
どうせご飯モノをやるなら、バーガーのパティを流用してロコモコとかの方が効率的にも味的にも良さそうなものですが、ハワイ料理は中国ではウケないんですかね。
安くて美味しい牛丼屋が溢れる日本では絶っ対に展開されないだろうマック牛丼ですので、もし中国にお越しの際は一度試してみると良い記念にはなるかと思います。
まあすぐ消えちゃうと思いますが(笑)
それでは本題に入ります。
最近気になって来た初期イラクの写真をすこしずつ整理しているので、その考察を書こうと思います。
まずこの写真です。

写真の日付を信じるならば超初期イラクですね。
MICHを被っている以外はDCUにBALCS、靴もM4も初期アフのそれと大差ありませんね。
逆にBALCS装備で「初期イラクらしさ」を出すにはコツがいりそうです。
まだ論理的に理解できていませんが、なんとなく初期イラクの方が初期アフよりも「ごちゃっと」している感じがします。
市街戦対応の構成だからでしょうか?
この感覚はどこから受けているのか?研究を続けて徐々に要因分析をしていければと思います。
次です。

この方もBALCS着用です。
がっつり塗装されていますがWLのBALCSですね。
ポーチは一番上のラジオポーチと下の三つはRACKのものっぽいです。
RACKは初期アフ時でもODAが使ってるっぽい写真をたまに見かけますので、SPEARと併用して使われていたのかなと個人的には考えています。
また、この方が写っている写真がもう一枚出てきました。

左手前の方のチェストリグの柄って一体何物なんでしょうか。初めて見た気がします。
MARPATみたいなデジタルパターンっぽいですが謎です。
それはそうと、夜にフラッシュ焚いた写真は背景が見えないので、場所を選ばずミリフォトっぽいリアルな写真にできそうですね。
サバゲ場の駐車場等で今度試してみたいと思います。
色々写真を見ていると思いの外BALCS装着例が多いです。
2003年頃はまだまだBALCSは花形だったんですかね。




この写真なんてまんま初期アフ装備です。

写真に書いてある内容を信じれば2003年のグリーンベレーのようです。
珍しいMP5持ちですね。
左の隊員はストック無しのようですが、もしやクルツでしょうか?
何年かはわかりませんが、お目当てのCIRAS装備例を見つけました。

CIRASを着ているとBALCS時代から一気に進んだ印象を受けますね。
ただ、マガジンポーチはBALCS時代と同じくおそらくELCSの物っぽいです。
トップにした写真も含め、他の写真でもCIRASやHPC等にELCSポーチ(もしくはMOLLEかも)の装着例は見たことがあります。

ラジオポーチはパラクレイトでしょうか。
SFLCS支給前のCIARS装備は個性的な構成が多く非常に興味深く超格好いいので、これからも色々と調べていこうと思います。
ちなみにこの方はメタルの時計をしていますね。
たまにメタル時計装着例を見かけますが、着けてて邪魔だったり手を曲げた時に痛くないんでしょうかね?
いつもサバゲではプラの時計しかしていないので、たまには安物で傷だらけのメタル時計を嵌めていくのもアクセントとしていいかもしれないと思いました。
G-SHOCK等のプラ時計と違ってなんだかストーリーを感じさせますよね。
せっかく2005年製のCIRASを持っているので、CIRASメインで装備を構築していきたいところです。
まだまだ初期イラクの情報も知識も不足しているので、こっちにいる間にしっかりアイテムを見極めて物欲リストを作っておこうと思います(笑)
お読みいただきありがとうございました。