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 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフミリフォト考察⑰ BALCSサイズ分析 PART3



前回に引き続き、ミリフォトの隊員の着ているBALCSのサイズ当てを続けていきます。
前回までの記事
初期アフミリフォト考察⑮ BALCSサイズ分析
初期アフミリフォト考察⑯ BALCSサイズ分析 PART2

ミリブロをやられている方なら結構共感していただけると思いますが、「読者」が増えるとすごい嬉しいですよね。
前回の記事を投稿した際に1名増えて、遂に二桁台に突入しました。
あんなBALCSの局部アップばっかりの記事で読者が増えるなんて、余程コアな方に登録いただけたと思うと光栄です(笑)
絶対気が合うと思います。

ちなみに前回読者が増えた時の記事もよく覚えています。
私がピースコンバットのスナップに載せていただいた際に、「初期アフロ」と誤植されてしまった事を書いた際の記事です。





おまけに「AKは鉄砲界の明太マヨ」という迷言をひり出した、馬鹿丸出しユーモアたっぷりの記事でした。


鶴瓶師匠と渡部さんのおかげで増えた読者様だと思っております(笑)

年の瀬に雑談が過ぎましたが、そろそろ本題に入りましょう。
前回に引き続きミリフォトを見ていきます。


ウェビングにIC-F3Sを引っ掛けているだけのプレーンなBALCSなので楽勝ですね。
サイドバックルの縫い付け位置とウェビングの末端の位置関係およびアリススロットとの隙間から、Xl-Rと判断できます。


ちなみに右のTシャツのおじさんは他のミリフォトでも見たことがあるような気がしますが、思い出せません。

次です。


左と右の隊員が判別ポイントを露出しています。



二人ともXL-Rと思われます。

次です。


BALCSを逆に着用していた例として有名な写真ですね。
この方もXL-Rと思われます。

「逆BALCS伝説」に関しては過去記事にしてあります。
過去記事:「逆BALCS伝説

次です。


右の方が判別できますね。
XL-Rと判断します。

次です。


トップ画像にもしましたが、M12ホルスターを胸に着けています。シブいですね!
このステキM12ガイのBALCSですが、この方も残念ながら最下段にポーチがある為明確ではないですが、L-RかXL-Rだと思います。
全体的なシルエットから、私の感覚的にはL-Rだと思います。

キリが無いのでそろそろ最後にします。
初期アフではありませんが、同時期のフィリピングリーンベレーです。


もう私の答えを聞かなくてもわかりますね(笑)


以上、3回に渡ってとりあえずPCに保存してあるミリフォトで判別できそうな物を片っ端から分析してみました。
ここまで馬鹿みたいにBALCSのサイズ考察に執念を燃やしているブログも中々無いと思いますので、読んでいただいた方の何かのお役に立てば幸いです。
無論、私が判別ポイントだと思っている所は製造時期や工場、個体差等で違いがある可能性も大いにありますのであしからず。

分析してみた印象としては、L-R、XL-Rが多く、M-R着用率はかなり低く(発見できたのは1例のみ)、S-Rは皆無でした。
国内外のオークション等に出回る数を見ても上記と同様なので、この点からもL-R、XL-R着用者が多かったのではないかな?と思います。
ただ、ガタイ的にXL-Rが合うジャパニーズエアソフターは多くないと思うので、M-RやL-Rあたりを着れば、実際の隊員のような着こなしバランスが取れそうです。

私は個人的には「装備のリアル感、カッコよさ」を出す為にはアイテム一つ一つのリアルさや完成度ではなく、全てを体に装着した際のトータルバランスの方が重要だと思っています。
どんなに貴重な実物ギアを纏っていてもサイズがピチピチだったりブカブカだったり、ちゃんとアジャスト出来ていないよりも、それなりのレプリカを見極めて足りない部分は加工や誤魔化しで補い、きっちり着こなしている方が私は「カッコいい」と思います。

一方で、コレクションの観点として貴重な実物を所有したり、実際に使用する事は立派なステータスだと思いますし、尊敬します。
つまり私としては「ジャストサイズの貴重な実物を惜しげもなくウェザリングや加工をして、実際の隊員のように着こなしている」のが最強であり、追い求める理想の姿です。

あくまで上記は私個人の考えであり、他人に押し付けるものでは決してないですし、他の方から違う考えを押し付けられたらとても不快です。
おそらくこれはこの趣味に限らず、大抵のどの趣味にも言えることだと思います。
何事も経験が長ければ長いほど、つい「自分の考えこそ至高であり正義」と思ってしまいがちですが、初心忘るべからずでお互いの考えを尊重し合いたいですね(自戒を込めて)。
特に「ミリタリー装備趣味」なんて、吹けば飛ぶような「少数民族趣味」なわけですから猶更ですね。
お互いの価値観をちゃんと理解し合えさえすれば、根本は「いい歳して兵隊のカッコして戦争ごっこしたい変態同志」なわけですから、仲良くならない訳が無いと思います(笑)

おそらくこれが年内最後の記事になります。
4月から中国に赴任して来て生活が激変しましたが、何とか月2以上のペースで記事を書き続けることができました。
来年も引き続き海の向こうからニッチな記事を書き連ねていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

来年早々、久しぶりにサバゲーイベントに参加できますので今から楽しみです。


参加人数140名のようなので、大規模なゲームになりそうですね!
会場でBALCS着た付けヒゲがいたらおそらく私ですので、もし気が向いたらお声がけいただければと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


初期アフミリフォト考察⑯ BALCSサイズ分析 PART2



先日、息子の誕生に合わせて千葉の実家に帰った際、私が産まれてから20年住んで、その後12,3年借家として貸していたために入れなかった元実家が空き家になったので、入ることができました。
住んでいた頃は「こんなボロくて狭い家から早く出たい」と思っていましたが、10年以上振りに入ると懐かしくて涙が出てきますね(笑)
家のように大きく立派な代物ではないですが、私も比較的人様に永く使ってもらえるモノづくりの仕事に携わっています。
私がこの家に感じた愛着というか郷愁というか、一言では表せない「特別な感情が宿るモノ」を沢山作って、人様の人生を彩る事ができたら、自分の人生ももっと満足できそうな気がします。

海の向こうからそれっぽい言葉を連ねてカッコつけたところで(笑)、そろそろ本題に入りたいと思います。
今回は前回の続きで、実際の隊員が着ていたBALCSのサイズ考察になります。
前回の記事「初期アフミリフォト考察⑮ BALCSサイズ分析」

ミリフォトを考察する前に、前回書き忘れていたサイズ見分けポイントをもうひとつ書きます。
バックパネルの一番下のウェビングとその下に見える縫い目までの距離です。

S-R
ほぼ無し


M-R
ウェビング1駒程度


L-R
ウェビング2駒弱程度


XL-R
ウェビング2駒強程度


解像度がそれなりに良い写真でしか見えない事が多いですが、これで特定できた例も下記にあります。

それでは写真を見ていきましょう。


以前も記事に書きましたが、2002年夏の3rd SFGの隊員と思われる写真です。
右の隊員から見ていきます。
この隊員はMP5を携えてビリヤードをしている有名な写真の方ですね。


まさにこの写真の現場に密着したドキュメンタリー番組も存在し、過去考察しています。
過去記事:「初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART1

彼のウェビングと縫い目の隙間に注目です。


幅2駒強分あるので、XL-Rと思われます。

次に左の隊員です。
サイドバックルテープの縫い付け位置とウェビングの隙間を見てみます。


ウェビング高さ方向に1本分弱隙間があるのが分かるので、この方はL-Rと思われます。

次です。


先ほどの写真と同じ日に撮られたと思われる同部隊の隊員です。
サイドバックルと縫い目両方確認できますね。


ここからL-Rサイズと判断できますね。

これも同じ時の写真と思われるものです。


フロントパネルはがっつりカスタムしてある方ですね。


前面からは判断できませんでしたが、バックパネルはノーマルのままですので判断可能です。
サイドバックル縫い付け部からL-Rサイズと見受けられます。


次も同じ日と思われる写真です。


先ほどのメンバーがパトロールしている村の外で待機していたメンバー達です。
車両の上の隊員に注目です。


これもL-Rだと思われます。

次です。
グリーンベレーなのかどうかは知りませんが、これも有名な写真ですね。


この方はウェビング2.5本分隙間が空いているように見えるので、XL-Rっぽいです。


L-Rが圧倒的多数な印象ですが、結構XL-R派も多い感じがしますね。
下に多く着こむことを考えるとM-Rでは小さすぎる場合が多く、L-Rでも人によっては窮屈だったのかもしれませんね。
人種的にも業種的にもガタイのいい人ばかりでしたでしょうし。
もしくは少しでも大きいプレートを仕込みたかったのかもしれませんね。
サバゲではとにかく小型軽量の方が有利なので重宝されますが、もし実弾飛び交う戦場に行くとしたら話は違うかもしれません。
もし私だったら、軽快に動けて快適に銃を撃てるよりも、命を第一に考えて数cmでも大きいプレートを仕込めるサイズを選ぼうと思うかもしれません。
当たり所が数mm違うだけで生死を分ける世界だと聞きますし。
命に対する考え方は日本の平民の私とアメリカのエリート軍人ではだいぶ違うかもしれませんが、もしかしたら防御力を最優先に考えてXL-Rを選んでいた隊員もいたかもしれませんね。


まだまだ続きます。


後ろにいる隊員は19thSFGのGeoff Bruce氏なので、手前の方も19thSFGの方の可能性が高そうです。


おそらく2002年8月のMountain Sweep作戦時の写真だと思われます。
Mountain Sweep作戦については過去記事にしていますので、お暇でしたら目を通していただければと思います。
過去記事「OPERATION MOUNTAIN SWEEP

ELCSのせいでちょうど見たい所が隠れてしまっていますが、少なくともS-R、M-Rではない事は分かります。
私の心の眼的にはL-Rだと思います。


次です。
BHIチェストハーネス、OTVの着用例として有名な写真ですね。


チェストリグを着用している隊員のBALCSフロントパネル下部に注目です。
M4ポーチが邪魔なので断定はできませんが、L-RかXL-Rのどちらかだと思います。


右にちょっとだけ見切れている隊員のサイズはL-Rでしょう。


今回で全部書き切ろうと思ったのですが、長くなってしまいそうなのでもう一回続けます。
お読みいただきありがとうございました。  


初期アフミリフォト考察⑮ BALCSサイズ分析



ちょうど次の帰国休暇のタイミングでぽん太さん主催の「CONFRONT」が開催されるので、参戦します!


昨日から募集開始されましたので、詳細は下記ブログ「ANNUAL LEAVE」をご確認ください。
https://annualleave.militaryblog.jp/

私は言わずもがなMILITARY枠、初期アフODAモチーフ装備でいきます。
普段のイベントでは人数的に同チームになることがまずない部隊の方と共闘できるので、非常に楽しみです。

では、本題に入ります。
前回、BALCSを着た時のサイズ感について記事を書きました。
前回の記事「BALCSのサイズ感

今回は実際のミリフォトで隊員が着用しているSF BALCSのサイズは何か?考察してみました。
まず、この記事の大前提として、SF BALCSにはS-R、M-R、L-R、XL-Rしかサイズが無い認識で考察しています。
根拠は私が上記サイズ以外を見たことが無い、というなんとも頼り甲斐の無い根拠です。
なのでM-SやL-Lのようなレングスバリエーションが存在するのならば、以下の考察は一瞬で水泡に帰します(苦笑)

そんな一抹どころではない不安を抱えてではありますが、とりあえず筆を進めます。
ミリフォトを観察する前に、まずは各サイズの見極め方をまとめておきます。
現状私がサイズ見極めのポイントにしているのは下記です。

ますはフロントパネルです。
MOLLEウェビングとアリススロットの隙間に注目です。
S-R
ほぼ隙間無し

※ネットでタグ付きの画像が一緒の製品画像から引用しましたので、おそらくS-Rで間違いないと思います。

M-R
ウェビング幅0.5本弱分くらいの隙間

※M-Rは持っていないので、確実な画像として「特殊部隊という響き」から勝手ながら画像引用させていただきました。
AKIさん、何か問題がありましたらご一報ください。

L-R
ウェビング幅1.5本分くらい隙間

※私の所有している個体の写真なので、確実にL-Rです。

XL-R
ウェビング幅2.5本分くらい隙間

※私の所有している個体なので、確実にXL-Rです。

また、サイドバックルのナイロンテープの縫い付け位置とMOLLEウェビングの端部との位置関係も目安になります。
S-R
下から2コマ目と3コマ目の間の縫い目とテープの中央が同じ高さ


M-R
下から2コマ目の中央とテープの中央が同じ高さ


L-R
一番下のコマと2コマ目の間の縫い目とテープの中央がほぼ同じ高さ


XL-R
一番下のコマの下側の縫い目とテープ中央がほぼ同じ高さ


次にバックパネルです。
こちらもMOLLEウェビングと他部分の隙間が目安になります。
表面同様、サイドバックル部のテープの縫い付け位置とウェビングの一番下の隙間を見ます。

S-R
MOLLEとテープが被っています。


M-R
僅かに隙間が空いています

※「特殊部隊という響き」にはバックパネル画像が無かったので、他の個体画像を引っ張ってきました。
この画像もネットでサイズ表記のタグと一緒に上がっているものですので、多分ちゃんとM-Rのはずです。

L-R
ウェビングテープ幅1本弱分くらい隙間が空いています。


XL-R
1本分強隙間があります。


あとは具体的な指標にはしづらいですが、フロントの胸部のウェビングの無い余白の面積も感覚的な目安にはなります。


前回記事の着用写真を見比べていただけると感覚がつかみやすいと思います。

以上が現状私が認識しているサイズ見分けポイントです。
下部ばかりなので、上からベストやチェストリグを重ね着されたり銃を持った手があったりして分析困難なケースが結構多いのが歯がゆいところです。

では、上記の見分けポイントを頭に入れて実際にミリフォトを見ていきましょう。
まずは表紙にしたこの写真です。


19th SFGの写真です。
おそらく2002年末~2003年初頭あたりだと思います。

前列左の隊員がお腹を見せてくれていますね。


MOLLEテープ0.5本弱くらいの隙間があるように見えますね。
ここから、おそらくM-Rだと思います。

右の隊員も同じ部分が見えているのですが、影になってしまっていてこの解像度では判別しきれませんでした。
胸周りの面積の感じと、隙間の空き具合からしておそらくL-Rだと思います。
XL-Rの可能性もありますが、少なくともM-R以下ではないとは思います。

次です。


これも上写真と同時期の19th SFGのはずです。
映っている方は上の写真にも写っているRobert Richmond氏ですね。
以前記事にしています。
過去記事「 初期アフミリフォト考察① Robert Richmond氏

バックパネルの判別ポイントがしっかり写っています。
MOLLE最下段とサイドバックルテープ縫い付け位置の隙間を見ます。


1本分弱なので、L-Rと判断します。

こんな感じでどんどん行きましょう。
2002年末の19thSFG第5大隊の写真です。


手前のMAVを羽織っている隊員のBALCSがフロントパネルの判別ポイントを露出していますね。


解像度が低くて少し苦しいですが、ウェビング末端とアリススロットの隙間がMOLLEテープ1.5本分程度に見えますので、L-Rと思われます。
少なくともS-R、M-Rでは無いと断言できそうです。

次です。


こちらは7th SFGに所属していたと思われるJames Michael Mauldwin氏です。
BALCSやVELKETの使用例としてかなり有名な写真ですね。
この方も過去記事にしましたので、お時間ありましたらご覧いただければと思います。
過去記事「初期アフミリフォト考察② James Michael Mauldwin氏

この方もフロントパネル丸出し&高解像度なので有難いですね。


L-Rと判断しました。

いざ探してみると意外とサイズ判断できるミリフォトが多かったので、2回に分けて記事にしようと思います。

ふと思ったのですが、新しい装備の支給を受ける時って事前に試着等はできたんでしょうかね?
試着出来ないのであればサイズ表記のみを信じて選ぶしかなかったと思います。
中には「寒い日もあるだろうから、フリースの上からでも装着できるように大きめにしよう」と考える隊員もいれば「寒かったらBALCSの上から着こめばいいしな」と考える隊員もいたかもしれません。
それともそんなことは特に考えずに「BDUやDCUがM-Rだから、これもM-Rでいいべ」と考えて支給してもらった隊員もいるかもしれません。
我々が学校やアルバイト、仕事で制服や上履き等のサイズを選ぶ時のように、隊員もそれぞれ各人の判断でサイズを選んでいたと思えば、何かしら根拠を妄想すると装備に深みが増せるかもしれませんね。

次回もBALCSの局部アップばかりしつこく載せますので覚悟してください(笑)
お読みいただきありがとうございました。  


BALCSのサイズ感



先日千葉へ帰国ついでに東京の我が家にも寄れたので、愛する装備達がカビてないか?コンディションをチェックしました。
ついでにブログネタをばと考えた結果、今回のタイトルのネタを考え付いた次第です。
知人の話や各種SNS等を見ていると、BALCS購入に際して結構サイズで悩んでいる方が多い印象を受けました。
初期アフ愛好家の端くれとして、レプ実合わせてBALCSを無駄に6着持っている(最近しれっと実WL SFという大物が増えました)ので、少しは世の役に立てるべく、各種のサイズを比較紹介します。
BALCSを調達しようとしている方のお役に立てれば幸いです。

まずは私の所有しているBALCS達を紹介します。

実物SF仕様WL サイズL-R


直近増殖しました。
スモークグレネード入れが切除された3MAGマグポーチ×2、ICOMポーチが付属してかなりお値打ち価格で手に入れられました。


本体も綺麗で防水コートの加水分解も無く、かなり状態が良いです。
ファステックスは98年物でした。
(BALCSはチ〇コアーマーを接続するファステックスのメスに製造年があります。)
このBALCSは某オークションを通して譲っていただきましたが、実BALCSを持っているレベルの方だったらひょっとしてと思い当ブログの紹介をさせていただいたところ、知っていてくださり感動しました。
末永く大事に使わせていただきます!


実物SF仕様3C(カスタム品) サイズL-R


これも某オークションで格安で入手した隊員カスタム放出品?です。
ファステックスは2000年物です。
詳細気になる方は過去記事ご覧いただければと思います。
過去記事:「激シブ!カスタムBALCS


実物SF仕様3C サイズXL-R


昨年夏のユルゲ3の際に、taroybmxさんから地球上の何処よりも安い値で譲っていただいた物です。
この機会に有効活用させていただきます!
ちなみにこちらのファステックスは2004年物です。
BALCSもELCSもスピアーフリースも2004年以降のファステックスは見た記憶が無いので、おそらくSPEARの支給は2004年までだったのではないかと考えています。


実物RANGER仕様(RBA) サイズM-R


実物SFのM-Rを着たことがないので分かりませんが、もしかしたらRBAとSF BALCSでサイズ感や形状が異なる可能性はあります。

メーカー不明(おそらくSPECWARCOM製)レプリカ サイズ表記無し


長年私が愛用しているレプリカです。
生地、ウェビングの色味が実物と少し違いますが、質感は良好、バックルも実物と同じ物でかなり高品質です。
今回入手したL-Rと重ねてみたところぴったり一致しましたので、L-Rを模したサイズだという事がわかりました。
左が実物、右がレプです。


今回、こうして並べて気づいた点がひとつあります。
次回記事で詳細書こうと思いますが、レプリカはフロント下部のアリススロットとウェビングの隙間が実物M-Rとほぼ同じになっています。


コマ数も1コマあたりの寸法も実物と同じなので、自動的に首元の縁とウェビングの隙間も実物とは異なる寸法ということになりますね。
実物と比較しないと分からないレベルの違いではありますが、縫いつける位置だけの話ですので、ここはちゃんと実物と同じ位置にして欲しかったところですね。

トイソルジャー製レプリカ フリーサイズ


現在市場で一番入手しやすく、かつ安価なレプリカです。
ポーチまで付いてお得なのですが、残念ながら生地質感△、形状△、縫製×、サイズはかなりのスキニー仕様です。
詳細は以前レビュー記事を書きましたのでご確認いただければと思います。
過去記事「BALCS トイソルジャーレプリカ

次に着用モデル(私)の体型をざっくり説明します。
私は170cmちょい、75kgちょい、短足でもなく足長でもない、中肉中背と言い張っているデブ一歩手前体型です。
肩幅、胸囲(おっぱい)は同身長体重の人より少し大きめの傾向だと思います。
ユニクロだとMサイズで大抵の服はジャスト、Sだと肩と胸、腹周りがキツくLだと袖、裾丈が余り気味、ジーパンのウエストは33インチがジャストといった感じです。

では実際に着用した写真と考察を下記に述べていきますが、まずはおそらく多くの方が気になっているであろう、最も市場で見かける機会の多い「L-Rってどうなん??」の結論から書きます。
私の体型ですと実物L-Rはエマーソン製Mサイズダミープレート(後述)と、なんでもいいからダミーソフトアーマーを入れるとジャストです。
下写真はTシャツ+DCUを着た状態にダミープレート、ダミーソフトアーマーが入ったL-R着用写真です。




変にブカブカ過ぎず、タイト過ぎず、体との一体感があります。
個人的にはミリフォトの雰囲気が一番良く出ていると思います。

BALCSのサイズ選びのポイントとしては、サイドのベルクロの余り具合だと思っています。


体の胴回りに対してBALCSが小さい分にはそこまで支障が出ませんが、大きいとフロントパネルがバックパネルに大きく覆いかぶさってしまい、バックルを嵌めると写真のようにフロントパネルを巻く形になってしまいます。


かといってこうならないようにベルクロを留めると体に対してブカブカになってしまい、着心地見た目とも最悪で使い物になりません。
丈は肩部でかなり調整できますので、BALCSのサイズ選びはこのお腹周りが適合するかどうかが重要だと思います。
私はL-Rはジャストです。

なので、ジーパンのサイズが30以上くらいの方であればL-Rで全く問題ないのではと思います。
上限はマツコ並に「規格外」の体型でない限り問題ないと思います。
ただ、体型を変えるのは細くするのも太くするのも容易な事ではないと思います。
「お前みたいにデブじゃない俺はどうしたらいいんだ」とお嘆きの貴方に、ひとつテクニックを伝授いたします。
仕込むプレートやソフトアーマーのサイズや厚みをかさ増しすれば、ある程度胴回りのフィット感をタイトにできます。
先述しましたが、ダミープレートはエマーソン製のMサイズです。


実物SAPIを持っていないので分かりませんが、wikipediaの情報を見る限り、エマーソン製Mサイズは実物のMとLの間のサイズのようです。
何故実物と同じ大きさで作らないのか?詰めの甘さが残念ですね。
実物なんて数万円で手に入る訳で、そこから採寸すればこんな単純な成型部品なんて簡単に同じ形で作れるはずです。
ちなみに家にあったTMC製のプレートも全くの同寸でした。同じ寸法データを使ったのでしょうね。

あんまり厚くてデカい物を仕込むとそれはそれで変な見た目になってしまう可能性もありますが、エマーソンのMより大きいプレート(実物Lサイズ同寸の物)や、プレートに段ボール等を貼って延長、ソフトアーマーに薄いスポンジを貼って厚みUPする等すれば170cm、60kg程度の方でもL-Rでイケると思います。
逆にソフトアーマーを薄くしたり抜いたり、小さめ(薄め)のプレートに変えれば、私よりガタイの良い方でも余裕を持ったフィット感に調整できるはずです。
ちなみに私のソフトアーマーは上述のメーカー不明品レプに入っていた物です。
BALCSダミーソフトアーマーはトイソルやAggressor Groupのレプが出来がいいらしいので、この辺りを仕込めば間違いないと思います。
無論実物が一番ですが、片側で1kg弱なのでサバゲではキツイですね(苦笑)

一番大事な事を書き終わったので、あとはおまけのような物です(笑)
お暇があればお付き合いください。

Tシャツ+DCUの上から実物M-RのRBAを着るとこんな感じです。




プレートはトイソルジャー製のMサイズ、ソフトアーマーは入れていません(ちょうどいいサイズがどっかいっちゃいました)。
グリーンベレーかはわかりませんが、初期アフ時のRBA着用例と思われる写真です。


左の方は私の着用写真よりもより小さく感じますね。
当然私よりもガタイはいいはずなので、同じM-Rを着ているのかもしれませんね。
真ん中の方は明らかに左の方の物よりデカいので、XL-Rあたりかもしれません。

次にTシャツ+DCUの上から実物SFのXL-Rを着た写真です。




プレートはエマーソンのMサイズ、メーカー不明のダミーソフトアーマーも入れています。
サイドのベルクロはギリギリ一番小さくできるところまで寄せて貼り合わせて、それでジャストなフィット感です。
思ったより着られている感は無く、見た目も着心地も個人的にはアリっちゃアリの感じです。

さらにSPEARフリース(S-R)を着た上から着てみました。




サイドのベルクロもちょうどいい位置で留められてジャストフィットといえます。
メリケンの兵隊さんは私よりガタイのいい人ばかりでしょうから、DCUの上からでもXL-Rがちょうど良い人が多いかもしれませんね。

次はTシャツ+DCUの上からトイソルジャーのレプリカを着てみました。




プレートはトイソルジャーのMサイズ、ソフトアーマーは無しです(どっかいっちゃいました...)。
エマーソンのMサイズプレートはかなりキツキツで、強引に押し込んで何とか入るレベルです。
また、私は頭囲は並の日本人レベルだと思いますが、トイソルレプは着る時に耳を擦る程首回りが小さいです。
着心地自体は問題ないですが、個人的には見た目がスリム過ぎてミリフォトのような雰囲気が出てないと思います。
特に腕肩周りのボリュームが無さ過ぎて貧相にみえますね。
ライフルは構えやすいとは思いますが。
実物S-Rサイズと比較した事が無いので分かりませんが、もしかしたらS-Rサイズを模しているのかもしれませんね。
少なくとも私の体型と同等以上の方には不向きなサイズ感だと思います。
ソフトアーマーも入れて下にフリースなんて着こんだら、私の体型でもサイドのベルクロが届かなくなると思います。
骨格や肉の付き方にもよりますが、ざっくりイメージとしては身長170cm前後以下、体重が60kg以下の方であればそこまで違和感は無いかもしれません。
いずれにしても「惜しい」存在です。
せっかく香港の近くに住んでるので、香港の状況が収まったらトイソルの事務所に行って「ここはこうした方が絶対いい!」と直談判してこようかと思います(笑)

今回記事を書くにあたって自分のBALCS着用時の外見を客観的にじっくり観察しましたが、個人的にはエマーソン製Mサイズプレート(orトイソルLでも良さそう)&ソフトアーマーを入れた実物L-Rが一番しっくり来ました。
以前のトイソルレプレビューの記事でも書きましたが、BALCSはちょっとした「着られてる感」を出して野暮ったく着こなすのがオシャレだと私は思っています。



BALCSは表記に対して比較的小さめの作りです。
そして実際の兵隊さんはXL-Rで結構ゆったりめに着ている例が多そうです(次回詳細記事書きます)。
なので日本人男性の平均体型くらいの体型の方でも、L-Rに手を出しても十分着こなせると思います(あくまで私の主観ですが)。
ポイントは中に仕込むプレートとソフトアーマーです。
特にプレートは適当な物を選ばず、実物Lサイズに近い物を選ぶことが重要だと思います。

以上、簡単ですがBALCSのサイズ感を綴ってみました。
書いてある事以外に何か気になる点がありましたら、コメントや直接メールを送っていただければ私の分かる範囲でお答えいたします。

初期アフODA(SEALも?)装備の花形アイテムであるBALCS調達は、本格的に初期アフODA装備をやろうとすると必ずぶち当たる高めの壁だと思います。
現状入手が非常に簡単なトイソルレプですが、残念ながらこの「初期アフの壁」を完全に超えられる救世主とは言い難い出来です。
なのでこの記事でサイズ感を把握していただき、少しでもBALCS調達を検討されている方のお役に立てれば嬉しい限りです。

次回は実際のミリフォトで隊員が着用していたBALCSのサイズを考察しようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年12月07日 Posted by 4039  at 21:16Comments(0)装備SPEAR BALCS

初期アフミリフォト考察⑭ 初期アフカメラ



発売日からコツコツプレイしているCod MWですが、今レベル60ちょいまで来ています。


レベル53を超えAKが解除されたのと、愛用していたM4がアップデートの度に弱体化されたので、今はAKのレベル上げと、強化され使いやすくなったMP5をメインにステージによって使い分けています。
AKを5.45仕様にしてエイム速度強化の方向で機動戦向きにカスタムすれば、自分のスタイルに一番合いそうだと考えています。
あと弱体化(適正化?)されたとはいえ725(ダブルバレルショットガン)はまだまだ頼りになりますね。


私の通信環境はping値が絶望的なので、TTK(Time to Kill)が短い武器は出合い頭の勝負で勝つ為に重宝します。
ショットガンは接近戦であれば遅延で多少狙いがズレても一撃で確殺できる可能性が高く、725はその中でも強力です。
シリーズ通して初めてPERK「オーバーキル」を使っています(中遠距離はAR、屋内等に入る前に725に持ち替え)。
SMG(サブマシンガン)はADS(Aim Down Sight)移行時間がARに比べてかなり早くなったので、撃ち始められるまでの時間が短く、出合い頭では強いです。
発売当初はここまで明確にARとSMGでADS移行時間差が無く、AR(特にM4)が全距離対応できる万能選手で面白みが無かったので、SMGの機動力強化は良い調整だと思いました。
移動速度も体感できるレベルでSMGは速くなったのも〇だと思います。
戦績を残すためには自分の持っている武器の得意な距離にどう持ち込むか?をより意識して立ち回る必要が出てきました。

また激ムズ難易度と噂のCOOPモードですが、初期実装の4作戦を完了しオペレーターZANEを解除できました。


まずは攻略方法をしっかりネットで調べて、後は仲間になる3人が余程のポンコツでなく、内一人でも自分と同じように攻略法を知っていてくれていれば結構簡単にクリアできました。
一緒にボイチャ等で意思疎通しながらプレイできる友達が一人でもいればかなり簡単だと思います。
個人的に一番苦戦したのはヘッドハンター作戦ですが、幸運にも最初のビルから降りずに死なずに屋上からひたすら援護射撃をしてくれる有能な方と一緒になった時に無事にクリアできました。
(残りの2名は超が付くほどポンコツで時間はかかりましたが(苦笑))

あと、どの銃でも拡張マガジンを装備しておくと経戦能力が飛躍的に伸びてかなり戦いやすかったです。
私はM4の60rdマガジンを愛用しましたが、マガジン内弾数だけでなく総携行弾数も30rdの2倍になるので、どの作戦も敵が緩やかなタイミングで散歩して弾薬クレートを拾えば、使いづらいノーカスタムの鹵獲武器を拾う必要はなくフルカスタムの愛銃をミッション終了まで余裕で使い続けられます。
あと、背中に盾を背負うのはマストです。生存率が段違いです。

バージョン1.07か1.08でCOOPモードで手に入る経験値がバカみたいに多くなったので、COOPばっかりやっていると簡単にレベル100超えしてしまいます。
マルチで高レベルだけどめちゃくちゃ弱い人がかなり増えたので、レベルから強さの予想が全くできなくなってしまいました。
まだまだステージも少なくバランス調整も微妙な点が多いですが、こまめにアップデートしてより良ゲーに昇華してもらいたいですね。
まだ1.09になってからプレイできていませんので、どう調整されたか早く確かめたいです。

なんだかんだMWにがっつりハマっているので、前置きなのに話が長くなってしまいました(苦笑)
そろそろ本題に入ります。

今回も初期アフミリフォト考察シリーズ、第14弾です。
今回も前回に引き続き、自分で自分を褒めたいレベルのニッチなニッチな発見をしましたので、お楽しみいただければ幸いです(笑)

先日、いつものように何気なく初期アフミリフォトをパラパラ眺めていると、あるモノに気が向きました。
発見があったのはトップ画像にもした下写真です。


当ブログでも何度も登場していますが、フリース着用例として有名な写真ですよね。
2001年か2002年冬の5th SFGの認識です。

いつもフリースばかり注目していましたが、今回は後ろの隊員の持っているモノに目が行きました。


カメラのようです。
色形からしてデジカメっぽいですね。
2001、2年当時であれば、まだそこまでデジカメメーカーも種類も拡散していない時期だと思い、「ひょっとしたら特定できるかも」と、ちょっと探してみました。
まずは調べやすい国内の有名デジカメメーカー(CANON、NIKON、SONY、CASIO、OLYMPUS、RICOHあたり)の2000年前後のモデルを検索してみました。




ネット検索すると古い機種の写真や情報がわんさか出てきて、欲しい情報がミリタリー界隈に比べるとかなり入手しやすかったです。
ミリタリー装備趣味とカメラ趣味では、人口も歴史もケタが違うといったところでしょうか。
各メーカーのHPも歴代モデルの解説があり助かりました。
そんな中、OLYMPUSのサイトを探している際、下写真のモデルを発見しました。


μ(ミュー)という名前のシリーズです。
似たような形で数年にわたり結構なバリエーションが展開されていたようです。
OLUMPUS公式HP:https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/series/m-series/?page=technology_museum

デジカメっぽいけどフィルムカメラです。
探し始めて10分程度で行きついたので自分でも驚きましたが、「え、絶対これじゃね!?」と思ったのでミリフォトと照合です。
特徴としては、レンズ上部と左下の黒い部分、右上に飛び出ているストロボです。


これらの特徴がμシリーズの数多くのモデルと一致しています。


また、隊員の持ち方もμシリーズのシャッター配置を考えると合っていますね。
ここまででμシリーズのいずれかであることは確信しましたが、次に数あるμのどのモデルか?考察しました。

ここで判断材料にしたのはボディの色とレンズ部です。


ボディはシルバー系です。少なくとも黒ではないのは明白ですね。
次にレンズ周りですが、真っ黒に見えます。
このレンズ部のおかげで一気に絞り込めました。
上記HPを見ていただければ分かりますが、歴代のμを調べてみるとほぼすべての機種がレンズ周りはドーナツ型にシルバーやゴールド色になっています。



今回私が探した中では、特徴が全て合致し尚且つレンズ周りが真っ黒のモデルは下記1機種だけでした。


μズーム70 デラックスという機種です。
参考URL:https://www.olympus.co.jp/jp/news/1996/nr961118mz70dj.html

1996年発売なので、年代的には適合しています。
海外向け等で同じ特徴を持った違うモデルが展開されていた可能性もなくは無いですが、いずれにしても同じような位置づけのモデルであることは間違いないと思います。
もしくはミリフォトの写真が光の加減でレンズ周りが真っ黒に見えているだけの可能性もありますが。
少なくともOLYMPUS製なのは間違いないと思うので、また我らが日本の製品が初期アフグリーンベレーで使われていたことを知れて嬉しいです。

納得の行くレベルで機種特定までできましたので、次の問題は調達です。
これも機種名が分かればお茶の子さいさいで、ミリタリーアイテムとは違いオークションサイトで調べると結構な数が出てきました。
値段もとっても安かった(1円+送料)ので、此度の帰国時に無事確保できました。



ポーチに入れたり撮影時の小道具として使えるだけでも十二分に元を取れますが、電池を入れてみた限り一応シャッターは降りるので、次のサバゲでフィルムを入れて撮ってみようと思います。
実際の現場で使われていたカメラで写真を撮るなんて、中々オツですよね。
フィルムカメラで写真を撮るなんてもう20年近く体験してないので、なんだかワクワクしてきます(笑)
ちなみにamazonで35mmフィルムの値段を調べたら、24枚分で600円以上しました。
デジカメに慣れきった身からすると超絶コスパ悪いですね(苦笑)

また初期アフニッチ知識開拓&ニッチ小道具コレクションが増えて大満足でした。
まだまだ市場在庫は豊富なようですので、初期アフニッチ偏差値を上げたい方は是非(笑)

次回は打って変わって初期アフ花形ギアについて書きます。
お読みいただきありがとうございました。  


2019年12月02日 Posted by 4039  at 17:33Comments(4)初期アフガンODAミリフォト初期アフミリフォト考察