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 Posted by ミリタリーブログ  at 

ご挨拶



すみません、今回はミリ要素はございません。
私は「ミリタリーブログなのにミリ要素無しの記事」を何より疎んでいますが、今回ばかりはご容赦ください(笑)

以前の記事で少しだけ書きましたが、仕事で明日から3年間ほど、中国広東省は広州市と深圳市の間の東莞市に赴任することになりました。

実際にイベント等でお会いした一部の方はご存知ですが、私はとあるメーカーに技術者として勤めています。
この記事を読んでいる皆様も一度は見たり触れたりしたことがあるであろう製品を作っています。
とりわけミリタリー好きの方はその可能性がさらに高いです(笑)

今回、中国にある開発&生産拠点の一部署の指揮を執るよう命じられた次第です。
現地スタッフを指揮し出力を最大限発揮しつつ、現地人の指揮官を育てあげるのが私に与えられた使命です。

まさにベトナムやアフガンに派遣されたグリーンベレーと同じような任務内容ですね!
ただ、家族や会社の人に説明しても全く共感してもらえないと思うので、一人で興奮しています(笑)

まだ中国語も英語で言うところの「This is a pen」くらいしか理解できてないので(苦笑)、現地でちゃんと暮らしていけるか不安もありますが、頑張っていこうと思います。
幼い娘と妻を日本に残して単身赴任となりますのでそこだけは心残りですが、その分身を粉にして頑張って、将来楽をさせてやりたいと思います。

当ブログですが、今の思いとしては頻度は落ちるかもしれませんが続けていこうと思います。
ネット規制が厳しい中国ですが、現状はミリブロへの接続は問題ないです(先々週現地出張時確認済)。
残念ながらトイガンや装備品の持ち込みは不可、現地にミリタリーショップ等も無く、当然サバゲもできません。
(幸い住む所から香港は日帰りで行ける距離で、香港はミリタリーショップがいくつもあるようですので、慣れた頃に視察に行ってみようと思います。)
なので記事はミリフォトや動画の考察、ミリタリー映画の感想等がメインになっていくと思います。

表紙の画像は2017年末のギアフェス時の写真です。
この日を境にサバゲ周りの友人が一気に増えましたので、私にとっては非常に思い出深いイベントです。
皆さんと関係が生まれるきっかけになったのはミリブロです。
ミリブロのおかげで素敵な出逢いがたくさんありましたし、沢山の知識を身に着ける事ができました。
なので、当ブログを放置せず続けていくことが私にできる恩返しだと思っています。

生活が安定するまでは記事も中々書けないと思いますが、これからもよろしくお願いします。
「俺のブログ見たいの?じゃあ4039でググってみ」を維持できるよう頑張ります(笑)

元号が変わる瞬間も東京オリンピックも私にとっては海の向こうの出来事になりますが(笑)、
皆様もどうかお体に気を付けて新年度をお迎えください。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年03月31日 Posted by 4039  at 11:07Comments(4)

初期アフミリフォト考察⑧ おんなじ人?



本題に入る前に少し書きたいことがあります。
今月からNETFLIXデビューしまして、NETFLIXオリジナルコンテンツが見られるようになりました。
早速新作「トリプルフロンティア」を鑑賞しました。


あらすじは検索すればいくらでも出てきますので割愛します。

南米の政治事情が絡んだ骨太なドラマかと思いきや、かなり明快なケイパーもの(犯罪ムービー)、ジャンルムービーよりな映画でした。
ただ、退役後の軍人の所在無さや貧困から脱出しようともがく人、違法ビジネスで暗躍する人などがコンパクトかつ丁寧に描写されており、事実にどこまで即しているかは不明ですが、無知な私にはそれなりにリアリティを感じました。

アクションシーンは銃撃戦はいぶし銀の重厚さ、スペクタルシーンはハリウッド大作と遜色ない大迫力でした。



個人的に本作が秀逸だなと思ったのは「倫理バランス」です。
全ての主要キャラの「功罪の見返りの収支決済」がちゃんと帳尻が合っている印象で、後味がとてもいいです。
「これずるくない?」とか「こんなことしといてツケがないなんて、都合良過ぎない?」という雑味が皆無でした。

登場人物に起こる因果応報が納得できる出来ないは、その人物に感情移入できるか出来ないかに大きく関わっていると思っています。
とりわけ主人公が犯罪を犯すケイパーものでは大事な要素だと思います。

さらにケイパーものでは主人公たちの倫理感と動機に納得や共感できるかも、作品を楽しめるか否かに大きく関わってきます。
その点、本作は劇中では事を起こす前に各キャラの境遇がちゃんと描かれており、気持ちがよくわかるようになっています。
また、ストーリーの各所で重大なイベントに面した際、各キャラの倫理感も掘り下げられ感情移入度がぐんぐん増していきます。

といった感じで、丁寧でコンパクトな演出で矛盾や「何で?」というノイズを極力取り除き、登場人物達を愛させ、息を呑むアクションシーンや目を見開くスペクタルシーンの旨みを最大限味わえるよう構築された良作だと感じました。
命と金と己の正義を天秤に掛け葛藤する男達を、是非ご覧いただければと思います!

ちなみに私はPSVRを持っているのですが、NETFLIXコンテンツとの相性は抜群ですね。
初期費用はそれなりに掛かりますが、PSVR環境と月額1000円ちょっとのみで、いつでも独り占めの映画館を使い放題と思えば超コスパ高いと思います。
Oculas Goあたりならさらに手軽に低コストでVR環境が手に入れられるのでいいかもしれません。
とりあえずトリプルフロンティア1本で私の中で今月の月額分はペイしました。

ネット動画サービスの台頭により、身近なところではDVDレンタルショップが倒れ続け、TOHOは映画料金を100円値上げという混沌が続いています。
渦中のハリウッドでは、映画作り産業の基盤そのものが揺らいでいる状態だそうです。
いち映画好きとして動向は気になりますが、何よりも、今よりもユーザーが良い環境でたくさんの映画が観られるようになる事を切に願うのみです。


とてつもなく前置きが長くなりましたが、ようやく本題に入ります(笑)
いつものように初期アフミリフォトを眺めていたところ、気になることがありました。
この写真と、


この写真です。


上の写真では左から2番目、下の写真では真ん中にいる隊員ですが、同一人物なんじゃないかと思いました。
アップにしてみます。



解像度が悪く歯がゆいところですが、南米系?の顔立ち、輪郭、肌色、ヒゲの生え際、目と眉の感覚、鼻の形状から見るに同じ人なんじゃないかな?と思いました。
さらに周りの人物と比較して低身長な所も共通しています。

下の写真はODA924、つまり第19特殊部隊グループの2002年8月の写真であるという情報を掴んでいます。
もしこの情報が正しく、同一人物であるという事も正であれば、上の写真も第19特殊部隊グループの可能性が濃厚になりますね。
さらに半そで半ズボンなのでおそらく夏、第19特殊部隊グループの写真は私は2002年の物しか見たことがないので、2002年の夏の可能性が高そうかなと思います。

外国人の顔は見慣れていないせいか判別が難しく、しかも初期アフ時の写真は大抵解像度が低いので調査が困難ではありますが、同じ人物が写っている写真は非常に貴重な情報になりますよね。
ちなみに下の写真の左に写っている通訳の方は、ドキュメンタリー「Profiles From the Front Line」に登場していると思われます。


何度も見た写真同士ですがこうやってまた新しいひらめきがあると思うと、まだまだ色んな情報が眠っているのだなと嬉しくなります。
これからしばらくは装備やトイガンをいじったりサバゲに参加できる機会が減ってしまうので、知識を蓄えることに専念しようと思います。

書き終えて見返してみると前置きの方が長くなってしまいました(笑)
お読みいただきありがとうございました。  


2019年03月23日 Posted by 4039  at 20:51Comments(0)初期アフガン初期アフミリフォト考察

旧型Mechanixグローブ入手



先日いくつかMechanixグローブのオリジナルモデルについて書きましたが、今回新たに進捗がありましたので記事にしておきます。
関連記事:「初期アフミリフォト考察⑦ メカニクスとタイメックス」「Mechanixグローブ年代考察

今回また旧型オリジナルの袋入り新品を手に入れることができました。


今回はサイズSなので使用には問題ないですが、色がパープルなのでちょっと微妙です(色調調整したら青にしか見えなくなってしまいましたが、実物ははっきり紫色です)。
少し汚せばまあDCUやウッドランドにも馴染むかなと思います。

年代ごとの仕様が一番分かるのは手首周りです。
今回の仕様は黄色いMechanixのロゴの下に小さい文字、隣に白い四角があるタイプです。


裏側は樹脂で黄色いMロゴ+GLOVESの文字です。


以前発見した2003年時点でネットに存在していた画像の仕様と一致します。


ありがたい事に今回もカタログが付いていました。


2001年と書いてありますので、2001年時点で存在していたことになりますね。
初期アフ適合といって問題ないでしょう!やりました。

ちなみにカタログには当時展開していたモデルや帽子が載っているので、他のアイテムを探す際にも重宝しそうです。




ちなみにこの時点ではまだ「Pit Guy」は生存していました(笑)



今回までの情報をまとめると次のようになります。
1999年時点では下記の仕様が存在していました。
タグは白地に黒抜き、その下に黄色く「Mechanix」。


裏側のベロは合皮のような生地に下写真の印刷。


上記仕様は以前の記事で書きましたが、カタログに「1999」という記載があったのが根拠です。

次に2001年時点では今回入手した仕様が存在していました。



これもカタログが根拠です。

そして次はネットで2005年時点に画像が存在していた仕様です。



表のタグはMロゴの下の白文字が1行になり、裏側のベロの形も新しくなりGLOVESの文字が消えます。

次は2006年時点でネット上で新しい仕様が確認できました。



タグのMロゴの下に赤文字で「ORIGINAL」とあります。
裏側のベロは2005年物と同形状で、先端部に黄色3本線が入っています。

次は2009年時点のネット情報で確認されました。



タグが布から樹脂に変わり、表側に白い四角いマークがあるのが特徴です。
裏側はブラックアウトしたロゴとなり、かなりシンプルです。

そして現行と思われる仕様は2012年時点で確認できました。


蛇腹状のバンドと裏側の白いマークが特徴的です。


少しずつですが、Mechanixオリジナルの年代整理が進んできました。
1999と2001のカタログが入手できたのはかなりの収穫でした。
下記のような初期アフ使用例と思われる写真も先日入手しましたので、チャンスを見つけて初期アフ装備に投入したいと思います。


個人的には初期アフのような「年代感が重視される装備」はオーパーツ問題が一番の課題だと思っているので、こうした新しい発見が出来るのは非常にうれしいです
そして新たに紡いだ知識をネットの海に流すことでどこかで誰かのお役に少しでも立てれば、ミリブロガー冥利に尽きるというものです。

お読み頂きありがとうございました。  


2019年03月10日 Posted by 4039  at 16:47Comments(0)装備グローブ

初期アフOKなG-SHOCK達

しばらく大きな買い物ができなくなりそうなので、この機にG-SHOCKを2個調達しました。


まずは左の方から書いていきます。

左の時計は現用米軍装備ファンなら誰もが知っていると言っても過言ではないであろうDW-6900-1Vです。


1995年から今でも生産が続けられており、NSNにも登録されています(6645-01-441-2762)
米軍装備での使用例は枚挙に暇がありませんね。



ただ、以前の記事でも書きましたが、この6900-1Vは実はいくつか仕様があります。
・生産地が中国(2工場)、韓国、タイがある(現行はタイ)
・モジュールが2011年頃に変更されている(1289→3230)

いずれの要素も外装は裏ぶたの刻印が違うだけなので、腕に巻いてしまえば全く同じです。
ちなみにモジュール変更箇所はカレンダーの対応年数が伸びただけです(2039年まで→2099年まで)。

私も以前から6900-1Vは持っていたのですが、モジュールが3230のものでした。
初期アフ道を志すG-SHOCK好きの身としてはここは拘りたいところでしたが、先日状態のよさそうな1289の個体が激安で出品されていましたので、この機会に入手と相成りました。




刻印から分かるとおり韓国製です。
韓国製は97年あたりから07年あたりまで生産されていた?ようです。
おそらく中国品と平行生産をしていたと思われます。

ちなみにタイ生産に移行したのは2013年頃のようです。
1289→3230に移行したタイミングは2011年頃ですが、そこから2年ほどは3230版が中国で生産され、そこからタイに移管されたようです。

皆が知ってる時計のウンチクとして、装備談義のネタにしていただければ幸いです。

今回入手した個体ですが、汚れはもちろん、傷や擦れもほぼ見当たらない新品同然状態です。
サバゲに使うのがもったいなくなってしまいますね。

中身に関しては、デジタルG-SHOCKは基本的に気密さえ確保できていればモジュールが劣化消耗することはほぼありません。

関連したニュースですが、先日30年以上前に発売されたG-SHOCK(DW-5000C、DW-5600C)のレストアサービスが期間限定でありました。



射出成型金型は起こさず、簡易型と光成形樹脂という特殊な手法で蘇らせています。
参考サイト:https://news.mynavi.jp/article/20181031-casio/

外装(べゼルとバンド)と電池交換のみの対応でモジュールには一切手は加えられませんが、復活して元気に動いているそうです。
上記のように30年以上経っても問題無しなので、中身の心配は基本死ぬまで必要ないかもしれませんね。

幸いDW-6900-1Vは今でも生産されているので、明日生産終了になったとしてもそこから7年は保守部品対応期間となるので、外装もしばらく心配することはないでしょう。

というわけで1289モジュールとなり、初期アフ装備をしている時に「へー初期アフ装備してんだー。ちょっとその6900の裏ぶた見せてよ」とマウントを取りに来る指摘おじさんに相対しても、胸を張って裏ぶたを見せられるようになりました。
そんなシチュエーションは一生訪れないと思いますが(笑)

ちなみに既にもっていた3230とはライトの光量が段違いに強いです。


左が1289です。
個体差なのか仕様なのかは分かりません。
明るい方がなんかカッコイイですが、無駄に電池を使っていると思うと後発の3230の方がスマートな設定なのかもしれませんね。

さりげないところで拘りたい方には1289モジュールの6900-1Vはお勧めだと思います。
ミリタリー仲間やG-SHOCK好きの人と飲んでいる時に、ちょっとした話のネタにもなりますね。
もう造られる事は絶対にないので年々入手は難しくなりますし、先行投資としてもお勧めです!(笑)


次の時計です。右側の方です。
こちらもG-SHOCKで1996年に発売された「DW-8700」という機種です。


上の画像は国内版の文字板表記仕様ですが、今回入手したのは海外仕様です。


先日の記事で、2001年の5th SFG隊員の下記写真の腕時計がDW-8700だと推測しました。



過去記事:「初期アフミリフォト考察⑤ 5thSFG隊員の腕時計

この記事を書いた後、国内オークションを何気なく見ていると状態が良さそうでお安い出品があり、しかも誰とも競らず無事落札できました。
全体的に使用感が滲み出ていますが、破損や劣化、汚れは無くまだまだ使えそうです。



4H側のライトボタンが大型でグローブをしていても押しやすく非常に実用的です。
全体的にコンパクトで表示も見やすいですし、過酷な戦場で戦う兵士が選んだとしても納得のG-SHOCKだと思いました。
デザインも90年代らしいダサかっこよさが溢れ出ており、大変気に入りました。

一点気になったのはべゼルとバンドの質感の差です。


バンドの方が明らかに黒々とツヤがあります。
使っている内にシボが取れたのではなく、最初から違う感じです。
ネットで色々製品画像を見る限り、やはり私の個体だけというわけではなく、8700の仕様のようです。

これは「G-SHOCKあるある」ですね。

以前紹介したDW-5750でも同様の状態です。


G-SHOCKのバンドは複数機種に渡って流用されている場合が多いです。
販売台数規模を考えると、金型は1つではなく同じ成形メーカーの中で複数あったり、数社で平行生産している可能性が高いです。
さらに言えば、1つの金型で数セット同時に成型している可能性も高いですね。
金型は消耗するので都度修理も入りますし、寿命を迎えれば更新も必要です。
なので「同じバンド」であっても「同じ金型」から産まれたとは限らず、違う金型のものは微妙に形状や仕上げがばらつきます。

無論バンドもべゼルもシボの番手は同じ仕様で造っているはずですが、ウレタンのような軟質材のシボは同じ条件で加工しても出来上がりに結構な差が出るそうです。
しかも厄介な事に、一度金型にシボを入れてしまうとやり直すのはまず不可能ということです。
(全部磨き直してやり直し=時間と金が掛かる&寸法変わるリスク)

なので、別の段取りでシボ加工するべゼルとバンドを全く同じ質感に仕上げるのは難しいようです。
たまたま質感の近い金型同士のべゼルとバンドを組み合わせれば良さそうなものですが、G-SHOCK程度の値段でかつ膨大な機種数を生産している腕時計でそれを管理するのは現実問題不可能だと思います。

個人的にはこの差は非常に気持ち悪いのですが、「そういうものだ」と自分を言い聞かせています。
ただ、ひとつ希望の光があるのは、昨年の11月にリバイバルされたDW-5900のバンドがこの8700に流用可能だと思われるところです。


手持ちの5900と8700を比較してみました。
面倒なので外して確認はしていませんが、同形状のはずです。




裏面の材料表記等の刻印は異なりますので、金型は明らかに異なります。


5900に付いているバンドは復活に際して新規型を起こしたのか?昔からあるけど8700には使われていない金型だったのかは不明です。
いずれにせよ、5900のバンドのシボ感の方が8700のべゼルのシボ感に近いです。

付け替え可能であれば、バンド単品をカシオから買うのもアリですね。
また、劣化で千切れた場合でも、現在販売中の機種のバンドが流用できるのであれば安心ですね。
べゼルが割れたらサヨウナラですが(苦笑)

ちなみにカシオのサービスにバンド交換や電池交換を依頼すると、交換に際してべゼルを外したりしないといけない構造だと断られる場合があるそうです。
理由としては「交換作業で劣化しているべゼルをぶっ壊しちゃったら弁償のしようが無いのでできません」だそうです。
本家本元がそんな弱腰なのはなんか情けないですが、確実な保証を提供する姿勢とみれば仕方ないところですね。

ただ、だからといって交換を諦めるのは勿体無いと思います。
バンド交換や電池交換は簡単な工具で誰でも出来てしまうので、DIYで十分勝算があります。

「ばね棒外し」で検索すればいっぱいでてきます。

メーカーの気密保証は無くなりますが、まあ元々20気圧なので半分になっても10気圧あるので十分でしょう(笑)
あと別に封印シール等も無いので、一度空けてしまってからでもとりあえずまた閉めて送ればカシオで普通に対応してくれるはずです。

あとはべゼルが割れてもリバイバルがあったり、先述したようにいずれレストアサービスもいろんな機種に拡大されるかもしれませんので、ご自宅の旧いG-SHOCKは捨てずに取っておくと良いことがあるかもしれませんね。

「腕時計」というと一生モノのイメージを持たれる方も多いと思います。
しかも「タフ」がウリのG-SHOCKならばなおさらです。
しかし樹脂が多用されているG-SHOCKの外装は残念ながらその気持ちに応える性能は持ち合わせていません。
逆に中身はフルデジタルであれば磨耗部品が無く、冗談抜きでノーメンテで一生使えるレベルなのでなおさら残念ですよね。

そんな中、昨年満を持してフルメタル外装のDW-5000である「GMW-B5000」が発売されました。


SUS外装&デジタルモジュールで、強度、劣化共に無敵ですね。
個人的には高級機械式腕時計のように、親から子、子から孫に受け継ぐことが出来るG-SHOCKの誕生に大変嬉しく思っています。
是非1本欲しいところなのですが、品薄が続いているようで売っている所すら見かけたことがありません(苦笑)
いずれ手に入れたいところです。

一点B5000に苦言を呈するなら、モジュールがスマホとのBLE接続に対応しているということです。
まあ接続しなくても時計としては普通に使えるのでいいのですが、10年、20年後にスマホという概念があるのか?BLEという規格が残っているのか?甚だ疑問です。
時計自体は10年に一回くらいの電池交換のみで50年くらい平気で使えると思うので、それを見据えて余計な機能を付けず省電力でシンプルなモジュールにすれば良かったのにと個人的には思います。

カシオのマーケティングはこの時計がいつまで、どのように使用者に愛され続けるのかを見越せていないのかな?と少し思ってしまいます。
1000円の電卓だろうと20万円の時計だろうと、どの製品も保守体制は同じような感じのようですし、「腕時計メーカー」というよりは「電機メーカー」としての思想が依然として染み付いているのかもしれませんね。
スイスの高級腕時計メーカーとはこの辺りの思想がだいぶ違いそうですね。
まあ元が電卓屋さんなので無理もないとは思いますが。

世の中全体が「モノからコト」に急激に移っている昨今、モノづくりに対する姿勢も変えていかなければいけないのかもしれませんね。


気づいたらだいぶミリ要素からかけ離れていましたので、この辺にしようと思います(苦笑)
お読みいただきありがとうございました。  


2019年03月02日 Posted by 4039  at 23:35Comments(10)装備初期アフガンウォッチ