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PMCのお勉強&ジョークグッズDIY



ギアフェス東北の帰りのバスでBucket Head氏とハート・ロッカー話をしてから、ふつふつとPMC熱が進行しています。
2000年代中盤あたりのPMC装備は、初期アフODAに通ずる「現場感」的なラフさがあると思います。





一口にPMCといっても玉石混交だったようで、ブルジョアな装備と特殊部隊出身者のような経験豊富な社員で構成された会社もあれば、銃を触ったことも無いような人を面接一発で即採用して、貧乏臭い装備で運営する会社もあったそうです。
いい加減なPMCの中にはきっと、デッドプール的なノリでピーターみたいな人も採用していたのではないでしょうか(笑)





当然サービス提供額もピンキリだったわけですが、顧客も政府の要人から、下請けの下請けのそれまた下請の建設業者のような所まで千差万別だったようなので、安かろう悪かろうなPMCも需要があったようです。
まだまだ勉強途中ですが、そのあたりの企業ランクも想像しながら装備を構成すると、リアルな感じを出していけるのかな?と思っています。

ちなみに「ハート・ロッカー」のPMCも装備していた中国の56式小銃は安かったようで、実際のPMCも結構使用していたようです。
AK系は製造国によって相場が大きく違ったそうですが、本体も弾も全体的に安価だったようです。

ハート・ロッカー劇中の56-1式。


56式を携える本物PMCコントラクターだそうです。


軍隊と違いPMCは利益を出す事が目的の企業なので、経費がかなり考慮されて装備が選ばれていたという視点は、私がいつも目指している軍隊、とりわけ精鋭の特殊部隊装備においてはほぼ意識しないので新鮮に感じました。
装備に「ケチってる感」を出すことで、所謂「サバゲーマー装備」に見られないPMC装備としてのリアリティに一役買いそうですね。

何にせよ、大好きなリアルソードの56式が堂々と使える装備として「貧乏PMC」は個人的にかなりストライクなカテゴリになりつつあります。

PMC装備を志してから、56-2式が欲しいものリストの上位にぐいぐい食い込んできています。


ちょっと前まで超絶かっこ悪いと思っていた「スコップの柄ストック」が今の私には輝いて見えます。
恋は盲目といったところでしょうか(笑)
世間一般的には「かっちょ悪いことこの上ない」という評価と思われ、リアルソードのモデルの中では比較的安価に取引されているのも魅力です。
手にせず廃盤になったら一生後悔すると思うので、早めに手に入れておこうと思う今日この頃です。

あとはアメリカ以外の出身という設定等を考慮すれば、G3やFALなんかも違和感なさそうですので、米軍装備では持てなかった銃が選択肢に入ってきて夢が広がりますね!

ちなみにこの方はG3を持っていますが米国人だそうです。

前回の記事で少し書いた「シャドウ・カンパニー」のDVDも無事に入手し一度見ましたが、お金のないPMCは社用車は普通のSUV等に自作の装甲版を付けていたそうです。
DIYで鉄板を張り合せて工面すると、コストが10分の1で済むという話が出ていて面白かったです。




内容は非常に興味深い話ばかりでしたが、如何せんひたすらインタビューでしかもみんな早口なので、一回見ただけでは字幕を追うのが精一杯で全然咀嚼しきれませんでした。
劇中の装備映像分析も含め、時間を掛けてゆっくり楽しもうと思います。

そんなPMC研究を進めている傍らで、ユルゲ3向けにジョークグッズを1個作ってみました。
前回の記事にも書きましたが、PMC社用車の後部にはよく警告看板が貼ってあります。



今回、100均の材料でこれを作ってみました。
モデルにしたのは映画「ルート・アイリッシュ」で出てきたこの看板です。


材料は下記を調達しました。324円也。


・家具デコレーションステッカーシート
・水性マーカー(赤&白)

なぜステッカーなのか謎だと思われるかもしれませんが、要は「白くて折り目が無く、マーカーで書ける」物ならなんでも良かったのです。
当然裏返して使います(笑)


45×35cmという丁度良いサイズで、裏面は画用紙より少しツルッとした紙で、素晴らしい質感です。
このステッカーを作った人も、まさか裏面にでかでかと「DANGER」なんて落書きされるとは夢にも思わなかったことでしょう。

画像を参考に、全体のバランスを見ながら鉛筆でアウトラインを描いていきます。
その後、マーカーでなぞって色を塗っていきます。



英語の下にあるアラビア語?なんてどっちから読むかも知りませんので、完全に「絵」という認識で描いていきます。
今回の作業のお供はラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」です。


私は通勤時間や入浴時間等に芸人のラジオ番組(ジャンクやANN)を聴いているのですが、今回の塗り絵のような「頭は使わないけど目と手は集中しなければいけない」作業とラジオの相性は抜群ですね。
伊集院光さんに笑わせてもらいながら、1時間弱で出来上がりました。


シートだけではコシが足りないので、裏面にダンボールを貼り合わせて完成です。
少し文字バランスが悪いですが、まあジョークグッズですし自分の中では及第点とします。
最後にタミヤのスプレーで砂汚れを再現し完成です。


車の後部にナンバープレートが隠れるように配置すれば、私の車がオンボロということもありいい味が出そうです。

(以前記事で少し書きましたが、91年式のゴルフ2です)

ちなみにネットで画像を調べていたら、この看板を模したアクセサリーを見つけました。



誰が買うのか知りませんが、とりあえず何でも商品にしたもん勝ちですね(笑)

ユルゲはゲーム面がゆるい分、色々な方とお話ししたりこういう物で遊ぶ時間がしっかり取れるので、個人的には非常に楽しいです。


今回はフリマ的な催し等もあるようなので、どのような進化を遂げるのか楽しみです。
暑い時期は体力的にゲームばかりやっていられませんので、夏×ユルゲは相性がいい気がします。
早々に梅雨明けはしましたが、当日は天気に恵まれるのを祈るばかりです。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月30日 Posted by 4039  at 22:22Comments(4)自作,DIY100均PMC(PMSC)

PMCのお勉強「ルート・アイリッシュ(映画)」



次回ユルゲ3に向けPMC装備を考えているのですが、如何せんPMCに関する知識が乏しすぎてろくな考察ができません。
そこで、PMCについての勉強を始めました。

今まで私の中でPMCと言ったら「シャツにタクティカルパンツ姿の柄の悪い兵隊崩れ」的なイメージしか持っていませんでした。





「PMCの写真」と言われている写真を見る限り、まあ当たらずも遠からずなのかもしれませんが、そんな表層的なイメージだけでは底の浅い装備になってしまうし、何よりそんな表面だけなぞるのは面白くありません。
なので今更ですがPMCについて勉強を始めた次第です。

やはり興味が湧くのは、PMCという言葉が一気に知名度を増した認識のある2004年~2007,8年頃です。
この頃を背景にした書籍や映画作品が多くあるのも興味を持ったきっかけになりました。

とにもかくにもまずはwikipediaでお勉強です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%96%93%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BC%9A%E7%A4%BE

公式な名称は「PMSC」なんですね。
しかし日本のミリタリー界隈では「PMC」の方が一般的だと思いますので、当ブログはこのままPMCでいきます。
MARSOCとレイダース、センター街とバスケットボールストリート的な感じですね。
PMCがどういう立ち位置で、どうしてこんなに規模が拡大したかが数分でざざっとでわかりました。
困った時のwikipediaですね。wikipediaが無かった頃がもう思い出せませんね。

概要をさらったところで、次に書籍や映画等のメディア作品を探しました。
色々調べてみて、ミリタリー趣味での教科書的なPMC資料として、とりあえず下記が入門かな?と思いました。

ノンフィクション書籍「戦場の掟」


ドキュメンタリー映画「シャドウ・カンパニー」


「戦場の掟」はまだ半分程度しか読めていませんが、実在の人物の経歴が綿密な取材の元に綴られており、各登場人物がどうしてPMC社員になったのか?現地でどういう思いで仕事をしたのか?不正や隠蔽がどうして起こるのか?がよく分かる良書だと思います。
一気にPMCに興味が深まりました。
今後長きに渡って私のPMC知識のベースとなる教科書になりそうです。
企業名や人物は実名ですので、ネットで調べれば派生情報をすぐに深堀り出来るところも勉強し甲斐があってありがたいです。
装備が確認できる写真も入っているのでオイシイです。
全て読んだら考察を深めていこうと思います。

もうひとつの「シャドウ・カンパニー」は2006年のドキュメンタリー映画です。
一時期は秋葉原のエチゴヤに行くといつもモニターで上映していた気がします。
その頃はPMCに全く興味が無かったので完全スルーでしたが、今になって観たくてたまらなくなりました。
ニッチなDVD故、いざ探すと中々ありませんでしたが、エチゴヤ通販サイトで格安で販売しているのを発見し確保しました。
まだ未見ですので、観たら記事にしようと思います。

上記2つの調達と並行して、近所のツタヤですぐに借りる事ができたPMC映画を1本観ました。
「ルート・アイリッシュ」という2010年のイギリス映画です。


パッケージから、よくある残念B級映画の類かな?と思ったのですが、調べてみると「麦の穂をゆらす風」でパルムドールを受賞した巨匠ケン・ローチ監督作品で、本作もカンヌ国際映画祭で上映された由緒ある作品でした。


余談ですが、当時映画館でこの映画を観てから、しばらくリー・エンフィールドが欲しくてたまらなかったのを覚えています。
当時はKTWの超高級品しか無かったので諦められましたが、今だったら確実に中華のガス等に手を出していたと思います。
映画の内容はとんと忘れているクセに、銃の思い出だけはしっかり覚えています。病気ですね(笑)

話を戻しますが、本作は物語ですが、上記「戦場の掟」にまんま出てきそうなリアルなストーリーで、109分というコンパクトな上映時間にエッセンスが凝縮されており、見応えは十分でした。
ストーリー等詳細は下記公式サイトをご覧になるのが手っ取り早いと思います。
http://www.route-irish.jp/

都合の悪い事は強引にもみ消して無かった事にしてしまう、コンプライアンスもへったくれもない経営をするPMC役員が印象的です。
そんな西部劇の荒野のような出来事が、自分が学生の頃に実際に地球の裏側で茶飯事だったと思うと、「世界はひとつ」なんて言葉は所詮夢物語でしかないのかなという気持ちになります。

肝心の戦闘シーンは短めではありますが、youtubeで見る本物のイラクでの映像のようなリアルな描写で迫力があります。




銃もノーマルハンドガード&キャリングハンドルのプレーンなM4やA2カービンというところがリアルな感じです。


アーマーはじめ装備も軍隊とは違い、必要最低限な感じでシブいですね。



車も後部に警告文がでかでかと入っており、芸が細かいです。


実際のミリフォトでも警告文が掲げられている例は多くみられます。



この他にも、地味におぞましい拷問シーンなどもあり、ストーリーも緊張感があって戦闘シーン以外にも見応え十分な作品でした。
ただ、全く救いのない展開なので、心が元気な時に観るのをおすすめします(笑)

最後に、題名にもなっている「ルート・アイリッシュ」ですが、これはバグダッド空港とグリーンゾーンを結ぶハイウェイの呼称で、テロ攻撃が頻発し「世界一危険な道路」と呼ばれているそうです。
youtubeに本物のルート・アイリッシュを走っている映像が多数ありますが、その中の1本を貼っておきます。


グリーンゾーンからCamp Victoryという所までの道のりを4倍速で回しています。
7分間ひたすらドライブする映像ですが、当時の現場の雰囲気が良くわかりますし、スピーディーな映像で結構あっというまに見れてしまいますので、お時間ありましたら是非。

まだまだPMCについては知らないことばかりですが、その分新しい発見ばかりで非常に研究しがいがあります。
また勉強が進んだら記事にまとめようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月25日 Posted by 4039  at 23:09Comments(0)映画PMC(PMSC)

初期アフのくつ トレッキングシューズ編



前回に引き続き、初期アフガンにおける米軍特殊部隊員の靴を見ていきたいと思います。

前回は官給品であるデザートブーツについて書きました。
しかし、ミリフォトを見ているとデザートブーツと同じくらいか、むしろ多いくらいの割合でトレッキングシューズを履いている写真を見かけます。















ちなみに上写真ですが、よく見ると手前の隊員は「ホース・ソルジャー」のミッチ・ネルソン大尉のモデルのMark Nutsch氏っぽいですね。


顔や髪形だけでなく、シュマグと靴も同じに見えますので、ほぼ間違いなさそうです。


ご覧のように、デザートブーツを除くと履いている靴は十人十色千差万別です。
トップ画の集合写真が良い例ですね。てんでんばらばらです。

おそらくシールズと思われますが、例外的に皆お揃いの靴を履いている写真を見つけました。


オークリーのMフレームがみんな同じ色というケースもありましたが、靴も部隊単位でまとめて調達するというケースがあったのでしょうかね?

上記のようにアップで細部まで確認できる写真もいくつかありますが、それでもモデル特定は至難の業です。
例え分かっても、それが自分に合うサイズで手に入るかは非常に疑わしく、苦労の割に実りが少ない可能性が高いです。
色々見て調べてみて、私の出した結論は「オーパーツじゃなきゃなんでもいいや」です(笑)

ただ私自身も経験していますが、参考にしようと装備紹介記事を読み進めたのに詳細解説はなく、「適当で大丈夫」というような曖昧で何も得るものがない内容だった時の、落胆というか肩透かし感はあまり好きではありません。
このままではこの記事もその類になってしまいますので、少しでも緩和すべく、現状私の揃えた「初期アフ装備でOK?な靴」をご紹介したいと思います。
上述しましたが、私の中での「OK」は、2001年当時に発売されており、おそらく当時のアメリカで一般的に購入できたであろうと思われる物をいいます。

それでは順に紹介していきます。
まずは当ブログで何度も書いており、絶賛愛用中のモデルです。


NIKEのACGというブランドのものです。
モデル名は以前ハシモーさんに「ZION」と教えていただきました。
かなり似ている形状の別モデル?もいくつか出ているようです。

日本でも大人気ブランドのNIKEですので、ACGも例に漏れず今日でも90年代のモデルの流通在庫は多いです。
価格はピンキリですが、価格は主にコレクター目線の希少性で決まっているっぽいです。
少なくとも「初期アフ装備でサバゲで使う」なんて目線で品定めしている人は、広い世の中を探しても私くらいだと思います(笑)
相場と自分の価値観がずれている買い物は掘り出し物が出る可能性が高く、大変探し甲斐があって楽しいです。
概して地味で汚くくたびれて、外観状態の良くないモデルは安くなっていますが、初期アフ的にはそういう品が「ドストライク!」な訳で、イイ感じのモデルが格安でゴロゴロしています。

このモデルは96年製ですが、最近のトレッキングシューズと遜色ない使用感で、違和感無くゲームで使用できます。
更にありがたい事に、ソールと本体は縫製で結合されていますので、接着剤の劣化によるソール剥がれの心配は皆無です。

デザイン、使用感、価格共にかなり気に入ったので、予備も手に入れました(笑)


どちらも凡リーマンが1回飲み会を我慢すればお釣りが出る位の価格で入手できました。

タグを見る限り、製造日は一ヶ月しか違いませんが、結構細部の作りが違います。



個人的に一番衝撃的だったのはサイズ表記です。
サイズはUS9とUS9.5ですが、数字の大きいUS9.5の方が明らかに小さいです...。
モデルが違うのか?仕向け地によって変えているのか?工場の足型の都合なのか?分かりませんが、同じメーカーの同じ製造年の靴同士で、サイズ表記と実際の大きさが逆転しているのは非常に驚きました。
NIKE界ではあるあるの話だったりするんですかね?
もしくはどっちかがニセモノとか...??

まあいずれにせよ、いかつ過ぎず、スニーカーっぽ過ぎず、初期アフODAのラフな装備に合う丁度良いデザインがとても気に入っています。


次です。
皆さんご存知のMERRELLの靴です。


これもネットオークションで、高級めなランチを一回我慢すれば賄える程度の価格で入手しました。
「Slickrock Granite」という名前のモデルです。

発売年が分からなかったので、MERRELLの日本販売元である丸紅フットウェアにメールで問い合わせしてみました。
回答としては「当社が確認できる範囲では、97年春夏モデルのカタログに載っている」との事でした。
97年より前はMERRELLの代理店は丸紅フットウェアでは無かったそうで、96年以前の記録は無いとのことでした。
ちなみに、問い合わせのメールを出してから3時間で懇切丁寧な回答が来て感動した事もここに書き記しておきます。
ステキ丸紅フットウェア!

97年時点で存在していたという事が分かっただけで、初期アフ的には万々歳ですね。
さすがは代理店、貴重な情報をいただけて非常に助かりました。

側面には「45°」というマークがあります。


このマークは97年発売のMERRELLの代表機種で、数年前にはリバイバルモデルまで出たことのある「ジャングルランナー」にも付いています。


「45°斜面でもグリップする」というコンセプトを象徴したマークのようです。
確かに少し履いた感じはグリップ感は申し分なく、分厚い生地のおかげで足全体が程よく圧迫され一体感が強いです。
履き心地でいったら上述のNIKEを上回るかもしれません。
デザインもいい感じに地味で、装備に溶け込みます。
NIKE君ばかり出ずっぱりでまだこのSlickrock君はサバゲデビューできていないので、次あたりそろそろ彼にも出陣してもらおうと思います。

全体的に劣化や解れ破れは見られませんが、やはりソールは心配です。



縫製ではなく接着タイプなので、いざサバゲで激しい動きをしたら一発で「ベリッ」と逝く可能性はあります。
玄関先でしゃがんだり手で引っ張ってみたりする分には大丈夫そうですが、実戦投入してみるまでは安心できません。

上にも少し書きましたが、ジャングルランナーのような古いモデルがリバイバルされたり、NIKEもACGの古いモデルを過去リバイバルしていますので、復刻版の情報には常にアンテナを張っておこうと思っています。

次です。
HAWKINSの本革ブーツです。


モデル名と思われる表記が裏側に「GT 4761」とありますが、ネットで調べても出てきません。


映画一回見るのを我慢する程度の価格で入手しましたが、出品者によれば95年製とのことでした。
どこにその情報があるのかは私には不明ですが、安かったですし明らかに古そうなのでまあ良しとしています。
造り自体はトラディショナルな印象で、非常に頑丈です。
若干劣化は見られますが、本体、ソール共にがっしりしており安心感があります。


履き心地は若干硬く重く、サバゲにはあまり向いていない傾向です。
装備重視の時に履いてみたいと思います。


上記、どれもネットオークションで入手しました。
NIKEは「NIKE ACG」でワード検索し、カテゴリをシューズでフィルタをかければ、1つずつチェックできる数まで大体絞れます。
他には「トレッキングシューズ ヴィンテージ」や、単に「トレッキングシューズ」で価格の安い順に並べて、予算に合った価格帯を見ていくのもありです。
ミリタリー物品に限りませんが、具体的な商品名が無い状態でネットオークションで探し物をするのはちょっとしたコツが必要ですよね。

私は人の装備を見るとき、いつも銃よりも先に靴を見ている気がします。
私だけでなく靴を見る人は結構多いと思っていますので、靴は個人的には結構力を入れる装備です。

靴は消耗劣化し易く少量多品種な性格で、さらにモデルチェンジも激しい上、余程メジャーな物でない限り詳細情報が少ないのでハードルが高い分、工夫をする余地が多いのも面白いと思えるところです。

お読みいただきありがとうございました。

<後日追記>
この記事を書いた後、新たな発見をしておりますので、言及している記事のリンクを貼っておきます。
ちなみに特殊部隊の靴で有名なASOLO FSN95は9.11時点で既に発売されており、初期アフODAと思われる写真でも使用例多数あります。
参考記事
初期アフミリフォト考察② James Michael Mauldwin氏
ASOLO FSN95 GTX

他にも細々と色んな記事で初期アフ靴に関して書いていますので、気が向いたら本記事のアップデート版を書こうと思います。
  


2018年06月20日 Posted by 4039  at 22:34Comments(4)装備初期アフガンフットウェア

初期アフのくつ デザートブーツ編



ふと先日、「初期アフ」でGoogle先生に聞いてみたら、当ブログが一番上に出てきました。
「初期アフガン」でも同じでした。
嬉しく思う反面、こんなブログが一番上に来てしまう時点で全く流行ってないことがよくわかりますね(苦笑)

自分のブログのせいでそんな寂しい現実を思い知らされた結果になりましたが、めげずに今日も初期アフガンです。

初期アフ装備を揃えるにあたって、大きなハードルになるのが靴選びだと思います。
以前も少し記事にしました。
初期アフガン靴問題

上記の記事からいくつか靴を増やしたりしましたので、改めて「初期アフ靴」について考察を掘り下げていこうと思います。
靴のよく写っているミリフォトや、私が揃えた初期アフ装備に使える?靴を紹介していき、少しでも初期アフ布教活動のお役に立てればと思います。

ちなみに以下は初期アフの中でも、主にグリーンベレーについて言及しています。

基本のブーツはやはり官給デザートブーツだと思います。
一口にデザートブーツと言っても、メーカーや製造年によるディテールは細かく分かれているようで、実際に初期アフグリーンベレーで使用されていた仕様詳細は分かりません。
ただ一点気を付けたいのは、初期アフで履かれていたデザートブーツはパナマソール仕様だというのがもっぱらの常識になっていることです。

凸凹が大雑把な靴底がパナマソールですね。


これは結構パッと見で判別しやすいので、拘るのであればパナマソールは必須だと思います。
古いモノですが数は相当多いと思われ、サイズや状態を考えなければ、まだネットオークション等でもしょっちゅう見かけます。
(後述しますが、サイズ選びは要注意です)

ミリフォトの実用例を見てみます。


靴裏をしっかり見せてくれている有難いショットですね。




19th SFG ODA995のREGULO ZAPATA Jr.という方です。
この方が書いた本の表紙にもなっています。

ちなみにこの本は入手済ですが、まだまだ読み切れていません。

お次は有名なODA961の写真です。



こうしてパナマソールに着目して改めて写真を見てみると、薄黒い色のソールの物ばかりです。
ただ、靴と同色のパナマソールもちゃんと見つけましたので一安心です。



ソールの色はメーカーの差なのでしょうか?
いずれにせよ、パナマソールでさえあればまあ問題はなさそうですね。

私の所有しているデザートブーツもソールは黒っぽいものです。



サイズは8.5Wです。
私の足は、普通のスニーカー等はもっぱら26.5cmで問題ありません。
この靴も長さはピッタリでした。
が、ワイズが最も大きい「W」にも係わらず、絶望的な幅狭さです。。
半日も履いていたら確実に悲鳴を上げそうです。

私は人よりも扁平甲高な方ですが、それでも日本人でこの靴幅に合う方は皆無だと思います。
メーカーによっても違うのかもしれませんが、M以下のワイズを選ぶのは避けた方が無難だと思います。

<後日追記>
よく確認したら、おそらく前使用者が入れたかなり厚めのウレタンパッドが入っていました。
これを抜いたらまあ何とか履けるレベルにはなりましたが、履き心地は硬くクッション性もかなり低いので、現代のトレッキングシューズ等に慣れてしまった軟弱な体には中々に堪える造りなのは間違いないです。


履き心地の悪さからサバゲであまり履く気は起きず、自分にピッタリの個体の入手自体も容易ではありませんが、デザートブーツは初期アフ装備の基本アイテムです。
そこで調達しやすく、日本人の足に合ったレプリカをご紹介しておきます。


秋葉原のエチゴヤで確か5000円くらいでした。
2,3ヵ月前に訪問した時はまだ大量に売っていました。
しっかりパナマソールも再現されています。


見た目は並べるとディテールは違いますが、まず気にならないと思います。


左が実物です。
この写真で実物のワイズの異常さがお分かりいただけると思います。
これで最も大きいWです。
Nを履ける人類など本当にいるのかと思います(笑)

対してレプリカは日本の一般的な靴のサイズ選びでピッタリです。
店舗に行けば実際に試着させてもらえるので確実ですね。
靴としてはかなり安い価格ですが、軽量で丈夫、履き心地は悪くなく、サバゲ目的であれば何の不安もなく快適に使えます。
お金を掛けず、サバゲもしっかり楽しめる初期アフ装備をされたい方にはかなりおすすめなチョイスだと思います。

上述したように、初期アフデザートブーツ=パナマソールという認識ですが、ひとつ気になるミリフォトがありました。
何度か紹介していますが、2002年8月の3rd SFGとされている写真です。



左の隊員はデザートブーツに見えますが、ソールの土踏まずの部分が空いておらず、どう見てもパナマソールに見えません。
同じ隊員の写真です。






ソールが台形のような形をしていますし、ビブラムソールでもなさそうです。
本体の質感も官給品とはなんか違うように見えます。
パンツで全体像が見えず何とも言えませんが、ひょっとしたらデザートブーツみたいな見た目の民生品トレッキングシューズなのかもしれません。


ざっと書いていたらデザートブーツの話題だけで結構な分量になってしまったので、他の靴は次回に持ち越します。
次回はデザートブーツ以外の初期アフ靴を考察&私の「マイ初期アフ靴」をご紹介したいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月17日 Posted by 4039  at 21:33Comments(2)装備初期アフガンミリフォトフットウェア

今更のハート・ロッカーPMC装備考察



ギアフェス東北の余韻も覚めやらぬ今日この頃ですが、次のゲームも迫ってきていますので、ぼちぼち準備をしていきます。
次回は初期アフを離れ、PMC装備をやってみようと思っています。
PMC装備といってもリアルガチなやつ(by出川)ではなく、映画「ハート・ロッカー」に出てきたPMCをオマージュしようと模索しています。



なぜこんな流行りをとうに過ぎた今更感MAXな装備をしようと思ったのかと言うと、Bucket Head氏が最近ハート・ロッカーを改めて見直したらしく、ギアフェス東北の帰りのバスで数時間に渡りハート・ロッカーPMC装備の魅力を語られた為です(笑)
東京に帰って私も数年ぶりに見返してみたら、何とも埃臭いPMCコントラクター達の姿にがっちりハートを掴まれてしまいました。


ギアフェス東北では下写真のように初期アフで合わせてもらったので、次回はハート・ロッカーPMCに合わせにいこうと思います。


ハート・ロッカーの舞台は2004年のイラクですので、初期アフと大差無く、相変わらずオールドですね(笑)

まずは該当のシーンを観ないことには始まりません。
DVDを引っ張り出し、気になる瞬間をキャプチャしていきます。




ざっと見た限りで押さえようと思ったポイントを羅列していきます。

AK
銃は登場する6人中5人が7.62mmのAKのようです。


先人方の調べた結果を拝見するに、56-1式+UTGのクワッドレイルを装着、オプティクスはC-MOREのようです。
UTGのレプリカはAmazonでもかなり安く買えます。


ラッキーな事に、このレイルもC-MOREレプも既に所有しています。
ただ、所有している56式はリアルソードの固定銃床です。惜しい!


木製ストック+レイルもシブくて好みではありますが、車両移動の多い仕事だと想像されるので、固定銃床は不自然かな?と思いました。
劇中も皆折りたたみストックですしね。

そこで、我が家のAKトップ2の一翼を担うAMD君の出番です。
トップレールとサイドレールを装着し、光学機器を付けて近代化してもらいました。


サイドレールはどこかで1000円くらいで買った樹脂製の汎用レイルです。


AMDのハンドガードには都合よく放熱孔が空いているので、そこを使ってネジ留めしています。
レイルハンドガードに変えず、純正フォアグリップなところが絶妙に野暮ったくて気に入りました。
あとはスリングをタクティカルと野暮ったさの狭間にあるような、絶妙なダサさのワンポイントスリングに替えればOKですね。
チークライザーのおかげでサイティングもばっちりですので、メインアームは決定です。


ボディ
次に胴体装備を見ていきます。
隊長?のレイフ・ファインズ演じるコントラクターは謎プレキャリ+謎チェストです。


どちらも既製品が見当たらず、ローカルメイドという結論を出している先人方が多いようです。
これを1から揃えるのは無謀ですので、隊長装備は却下です。

他の隊員を見てみると、非常にありがたい人がいました。


メカニクスロゴの帽子がニクい彼ですが、十中八九V1ベストですね。



しかもブラックをサンドカラーに塗装してあるようです。
生地はメッシュ、サイドの調整部はパラコードなので、初期型と言われるタイプっぽいですね。
これならODA961装備として調達したV1ベストがそのまま使えます。


非常にナイスです!

ボディアーマーを着ているとよりPMCっぽさが出るので、V1の下に以前買ったカスタムPACAを着用することにします。


今のところ投資ゼロです。いい感じです。


頭部


一度やってみたかった「ゲリラ巻き」に挑戦しようと思います。
劇中でも隊長が頭に巻いていますね。

ネットで「シュマグ 巻き方」で調べると大量に紹介記事や動画が出てきます。つくづくいい時代ですね(笑)
毎晩家族が寝静まった後に、一人巻き巻き練習しています(笑)
やってみると意外に簡単で楽しいので、色んな巻き方を修得したくなりました。
まずは隊長の巻き方を覚えて、フィールドで「ハラリ」とやりたいですね。



服装



マントは超カッコイイですが持ってないですし、調達しても暑くてすぐ脱ぐこと必至なので諦めます。
PMCは原則迷彩は着ない認識なので、グレーやネイビーのポロシャツ、グリーンやタンのパンツ、ジーンズあたりが妥当かなと考えています。
地味めなチェックシャツなんかもいい味出そうですね。
普段着のタンスをひっくり返して、いい感じのダサい服を掘り出そうと思います。

あとはリアルなPMC関連の情報を収集しつつ、2004年という年代設定に合った小物を選べばそれなりにカタチになりそうです。
まさかのほぼ投資ゼロでハート・ロッカー風PMC装備が出来そうです。

PMC装備はパッと見で所謂「ゲーマー装備」と誤認されないようにする事が大きな課題だと思います。
(オールド系PMCだと「終末装備」とも見てくれが被ってきそうですね。)
その為にはしっかり設定を妄想し練りこみ、説得力のある装備をセレクトしていく必要がありそうです。
初めての挑戦の上、時間も無く、コストも可能な限り押さえたいのでどこまで完成度を上げられるか分かりませんが、いつもとは一味違った装備を考えるのは楽しいですね。

リアル系装備愛好家の端くれとして、とりあえず私服にプレキャリ着てトンデモ銃を持って「PMC(キリッ」という方々と同列には並ばない程度には仕上げたいと思います(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月13日 Posted by 4039  at 00:26Comments(0)装備映画PMC(PMSC)

ギアフェス東北の装備 PART2



前回に引き続き、ギアフェス東北に着ていった装備を記録しておこうと思います。
前回の記事「ギアフェス東北の装備

前回、下記レシピのJ.まで書きましたので、今回はK.からになります。




A.TAC-T MAV
B.SPEAR BALCS WL
C.PRC-148 with H-250
D.TOKAREV TT-33
E.BHI DUTY BELT
F.EAGLE Mk3 ホルスター
G.BHI 3連ピストルマガジンポーチ
H.ストロボポーチ
I.GERBER ツールポーチ
J.手作りナイフシース
K.CASIO PROTREK PRG-40
L.手作りSILVAリストコンパス
M.官給Tシャツ
N.フェイクIRリフレクター
O.CHAMPION Tシャツ
P.DCUパンツ
Q.マップ
R.NIKE ACG
S.OAKLEY STRAIGHT JACKET(1999)
T.キャップ
U.ヒゲ&カツラ
V.M4
W.M9
X.馬

K.CASIO PROTREK PRG-40



初期アフドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」や「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」で3rd SFGの隊員が腕に着けていたと思われる時計です。



このPRG-40の発売は2000年ですので、年代的にも可能性は高そうです。
PRG-40はすでに絶版ではありますが、日本でも正規販売されていましたので国内流通は多かったようで、今日でもネットオークションで容易に手に入ります。
また、ウレタンの大敵である「加水分解」ですが、PRG-40のバンドは後継モデルで流用されていたようで、本体よりも新しく状態の良いバンド単品が今でも手に入るのも強みです。
さらに言えば、ナイロンクロスバンド仕様も販売されていたのでそちらに換装することもでき、「バンド千切れる問題」に対しては万全と言えると思います。
尤も同じCASIOのG-SHOCKもウレタンバンドですが、20年使ってもビクともしていない物がほとんどですので、同じCASIOであるPROTREKのウレタンバンドも品質は同レベルなので安心です。

ちなみにPRG-40はカラー展開が豊富にありますが、「PRG-40SJ-1JF」だけは2005年発売なので、初期アフ的には「オーパーツ」ですね。


CASIOと言えば、先日のゆるげ2、今回のギアフェスでマカロさんがCASIOのノーブランド、所謂「スタンダード」と言われる時計をしていました。

(こういう小物の「ハズし感」は最高にかっこいいと思います!)

CASIOは日本のメーカーですが、海外でしか販売していないモデルも非常に多く存在します。
特にこのようなノーブランド時計に関しては、北米のみ、南米のみ、中国のみ、英国のみ、東南アジアのみ、といったように世界の各地域限定で展開しているモデルが多数あります。
(自動車もそうですが、各地域の所得やファッション志向は千差万別で、売れる商品にするためには地域に特化した価格仕様、デザインが求められるため)

日本流通モデルで面白いところでは「ジャパネットたかたのみ」というものも存在します(笑)

たまに海外販売モデルが逆輸入品としておしゃれな雑貨屋や通販等で売っていたりしますが、そういうところで米軍特殊部隊装備で「北米にしか売っていないモデル」を調達したら「CASIO通」かもしれませんね。


L.手作りSILVAリストコンパス


ODA961の有名な隊員であるCowboy氏のリストコンパスをDIYしました。



写真からSILVAのコンパスであるというところまでは突き止めたのですが、肝心の物が何処を探しても手に入らず、我慢できずにフェイクを自作しました(笑)

モデル特定からDIYの過程は過去記事にまとめています。
初期アフ リストコンパス問題」「初期アフリストコンパス 加工編

ちなみに、MMR-Zのリコさん、マカロさんは本物をお持ちでした。


恐るべしMMR-Z!
日本在住でも入手できるんだという希望をいただきました。
私も諦めず長い目でゆっくり探そうと思います。


M.N.O.トップス周り


下のODA隊員画像を参考に、ロンTの上に官給品Tシャツを重ね着しました。


官給Tは正式名称を知りませんので「薄いチョコレート色のTシャツ」と呼んでいます。


ユニクロの高性能下着にも肩を並べる薄ーい生地ですが、速乾性等のハイテクさは皆無です(笑)
いわゆる普通のTシャツで、耐久力もあまり無くヨレヨレです。
こんなボロ布みたいなTシャツのクセに、取引相場はユニクロ高性能下着の倍以上したりします。
ただ、このTシャツを羽織るだけで劇的に「初期アフ感」は増しますので、初期アフラーにとっては夏のマストアイテムと言えますね(笑)

ロンTはCHAMPIONの物です。
袖口にロゴの刺繍があるのがチャームポイントです。


CHAMPIONではないと思われますが、ドキュメンタリー番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」の隊員M.が着ていたTシャツの袖口にロゴがあり、そのオマージュでロゴ付きTシャツを着ました。


調達先は近所のショッピングモールです。
高校時代振りにライトオンで買い物をしました(笑)

2ヶ月程前に購入し、毎日のように寝巻きで着用洗濯を繰り返し、頑張ってくたびれさせました。
まだちょっと真新しさが残っていますので、引き続き寝巻きとして使用し、良い味が出たら正式に我が家の装備BOX入りしてもらおうと思います。

官給Tシャツの袖口には、下記ミリフォトを参考にIRリフレクターを安全ピンで取り付けました。



IRリフレクターは100均材料で1分足らずで作ったフェイクです。


先日製作過程を記事にしています。
IRリフレクターモドキ初期アフ風 安全ピンを添えて

後述しますが、今回の装備ではM4にもPEQ2を取り付けるベースを装着しており、夜間任務想定をほんのり匂わせています。
「午後からパトロールに出発するので、時間が押すと暗くなっちゃうかも」という妄想設定です。
ブラック・ホーク・ダウンでも、お準備シーンで「すぐ帰ってくるからナイトビジョンなんていらねーよ」という、ばっちりフラグを立てる一幕がありましたね。
私の装備はその逆で、「予定は未定、備えあれば憂いなし」という教訓を込めています。
すみませんこじつけです(笑)

P&Q.DCUパンツ&マップ
DCUは変哲のない放出品です。
サイズはS-Sです。
Sサイズはウエストとお尻周りは私の体型では苦しいのですが、全体的なシルエットを考えると、Mだとダボつき過ぎで好みではありません。
DCUは拘ってMサイズベースで足回りを絞るカスタムをしようかと検討中です。

今回、DCUの足ポケットには下記3rd SFGのミリフォトを参考にマップを入れました。


ジョーズポイントのマップを印刷し、間に透明の下敷きを入れコシを出し、ダブルクリップで挟みました。


マップは実際にゲームで使いましたので、この収納方法はすぐに取り出せて合理的でした。
BALCSに差したシャーピーで重要地点を書き込んだりして非常に楽しく「ごっこ遊び」に興じることができ満足でした。



R.NIKE ACG


この靴は何度も記事に書いていますが、かなりお気に入りです。
96年製のNIKE ACGですが、度重なるサバゲ使用においても破損することなく使えています。
ソールと本体が縫製してあるタイプなのが肝だと思います。
このおかげで接着剤の劣化→ソール剥がれという世にも恐ろしい現象に怯える必要がありません。
軽量でしなやかなのも流石はNIKEといったところです。
気に入り過ぎたため、もう1足予備を調達済みです(笑)

他にも90年代ブーツはいくつか調達していますので、しばらく靴で悩む心配はなさそうです。


S.OAKLEY STRAIGHT JACKET(1999)


STRAIGHT JACKETは過去2回モデルチェンジされているようで、私の物は1999モデルに該当します。
アイウェアもモデルチェンジがかなり激しいので、オールド装備派には結構な鬼門ですよね。
これも前回のギアフェスに合わせて調達しましたが、以来超お気に入りでヘビーローテーション中です。

初期アフODAの鉄板はOAKLEYのM FRAMEという認識ですが、初期アフ世代のグラスではこれの使い心地が良すぎて他を使う気が起きません。

T.U.頭周り



今回、「キャップ逆さ被り」に挑戦しました。
これの実現に当たって、カツラをバージョンUPしました。
キャップを逆さに被ると、どうしても前髪が露出しますので、この前髪部分が自然に見えるようカツラのヘアを追加し、整えました。
これで私の付けヒゲ周りはGEN4からGEN5へと進化しました。
そろそろ全体的にガタがきているので、全面更新も模索しつつ、今後もヒゲと共に各地を転戦しようと思います。

現状は360°全方位から見られても違和感のない「付けヒゲ360(サンロクマル)」ですが、メットやキャップ等の被り物が必須です。
そこで目下の野望としては、被り物無しでいける全天球対応の「付けヒゲFusion」の実現としています(笑)


V.M4



マルイの次世代M4です。
リコイルウエイトをオミットし、ストックパイプ内にリポバッテリーを仕込んでいます。
機関部はピストンヘッドとスプリングを変更し初速調整した程度です。
モーターはマルイ純正のEG30000を積んでいますが、7.4V LIPOで既に数万発撃ってノートラブルですので、よく言われる「ノーマルメカボのギア設定でEG30000はクラッシュする」というのは、少なくとも次世代M4では起きなさそうです。

外装は下記ミリフォトを参考に、上ノーマルハンドガード&下RAS仕様です。



1月のゆるげで初実践投入しましたが、かなり使いやすく、細身のスタイルがとても気に入りました。


今回はヘンテコで邪魔臭いグースネックマウントは外し、代わりに王道のACOGを載せました。
また、上述しましたが、夜に備えた想定でハンドガードにはPEQ2のアダプタを取り付けました。


これはPEQ2のアクセサリーセットを購入した際に手に入れた物です。
キットの中身は過去記事にしています。
PEQ2 アクセサリーキット

有名なODA961の写真でも使用例がありますね。


私の持っているPEQレプリカは構造が全くリアルではないので、残念ながらこのアダプタに着けられませんでした。
しかし、ギアフェス当日に全快娘さんから「G&PのPEQ2なら着く」と教えていただきました(直近のブログ記事でも書かれていますね)。
山口県の映画好き」さんも過去G&P製PEQ2をレビューされていますが、現状新品ですぐに手に入るPEQ2としては決定版のようですね。

私のM4はアダプタがアウターバレルに着けられましたので、G&P製PEQ2を手に入れて全快娘さんより一足先に「ノーマルハンドガードにPEQ2」を実現してしまおうと思います(笑)
(全快娘さんはトレポンでアウターバレルが初期アフ時代の実銃M4より太いらしく、このアダプタが一筋縄では取り付けられないそうです。)


W.M9


マルイのエアコッキングです。
雑に汚してマーカーで落書きしています。
目立つ所にへんなネジが出ていたりせずそれなりにリアルで軽量、いざという時に高精度の弾が撃てるので、飾りとしては申し分ない代物です。

余談ですが、マルイのエアコッキングで今地味に欲しいのがグロック17です。


ありがたい事に、フレームがGEN2仕様なのです。
各社ガスブロでもGEN2はほとんど無いので、古い装備をする時に重宝しそうです。
正直いつっでも買えるのですが、いつでも買え過ぎてまだ買っていません(笑)


X.馬


映画ホース・ソルジャーが公開したこともあり、馬に跨ってみました。
正確には「履く」ですね(笑)

この3頭の馬は全て「泥沼装備日記」のかずぴょんさんが用意してくださり、当日支給いただきました。ありがとうございました!
インスタやツイッターを見ていると意外とこのお馬さんは人気のようで、これでホース・ソルジャーネタをやられている先人方は何名もいらっしゃいました。
みんな考える事は同じですね(笑)

「馬」装備で言えばやはり昨年末の時点で、しかもDIY馬を既に手なずけていたMUNAGE師匠の右に出るものはいないでしょう。

(ハシモーさんのブログから写真拝借させていただきました)

MUNAGE師匠を超えるためには、本物の馬に跨るしかないですね!
(結構マジで検討しています(笑))

本当はホース・ソルジャー効果で初期アフ勢が沢山おり、みんなでかわりばんこに馬を着用して遊ぶ想定だったのですが、残念ながら初期アフグリーンベレーは我々以外皆無でした...。
やっぱり初期アフ装備は「まあかっこいいとは思うけど、頑張って揃える程の魅力は感じない」的な、絶妙な立ち位置の不人気ジャンルなんだなと改めて肌で感じました(笑)

そんな中、今回に向けほぼ1から初期アフODA装備をガチレベルの拘りで完成させてきた盟友Bucket Head氏には、敬意を込めて「装備変態」と称したいと思います(笑)


お馬に跨って登山し記念撮影したところで時間も体力も尽き、私のギアフェス東北は幕を閉じました。


当日は一日通して非常に暑く、自販機すらない環境でしたので、一部体調を崩された方もいたようですが、無事に閉会式まで終了することが出来ました。
このような大規模なイベントを開催するのは並大抵の事ではないはずで、運営いただいた皆様には感謝しかありません。
この場を借り、改めてお礼申し上げます。
楽しい思い出をありがとうございました!

帰りのバスではまた非常に楽しみな企画が発表されましたので、次は何の装備で行こうか?今からワクワクして考えています。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月09日 Posted by 4039  at 00:07Comments(2)装備初期アフガンODAギアログ・ギアフェス

ギアフェス東北の装備



ギアフェス東北の様子は、私より1000倍は文才のある「ヴァイブスの権化」や「泥沼野郎」にお任せして、私は「クソまじめ正統派ミリブロガー」として粛々と自分の装備について綴っておこうと思います。

泥沼野郎こと、かずぴょんさんの「泥沼装備日記」の今回の一連の記事のアクセス数は「トップ絵の大切さ」を如実に示す良例だと思います。
リトルアーモリーの美麗なお二人の写真に釣られてクリックすると、濃ゆ~い装備野郎共の完全身内ネタのオンパレードが待ち構えているという、見事な「アリ地獄構造」です。


すでに同じトラップ構造で3回アップされているので、もう頭では分かってはいるはずなのに、ミニスカートのかわいい女の子が映っているとクリックせずにはいられないという「悲しい男の性」を感じた今日この頃です(笑)

そんなトップ絵の重要さを思い知ったそばから、ばっちいヒゲ面男のピン写真をトップに持ってきちゃう当ブログですので、内容も推して知るべしですね(笑)


それでは本題に入っていきます。
今回は装備の祭典「ギアフェス」でしたので、装備記録もいつも以上に特盛りで書いていきます。

昨年末のギアフェスに続き、今回も初期アフグリーンベレーで参戦しました。




ちなみに前回はODA961モチーフでした。


今回はちょうど装備を模索しているタイミングで、2001年製ファステック物という「脂の乗り切ったMAV」を手に入れたので、下写真のようなMAV着用例や2002年19th SFGの夏の装い等を基本ベースにしながらアイデアを膨らませていきました。






それではレシピと詳細を書いていきます。



A.TAC-T MAV
B.SPEAR BALCS WL
C.PRC-148 with H-250
D.TOKAREV TT-33
E.BHI DUTY BELT
F.EAGLE Mk3 ホルスター
G.BHI 3連ピストルマガジンポーチ
H.ストロボポーチ
I.GERBER ツールポーチ
J.手作りナイフシース
K.CASIO PROTREK PRG-40
L.手作りSILVAリストコンパス
M.官給Tシャツ
N.フェイクIRリフレクター
O.CHAMPION Tシャツ
P.DCUパンツ
Q.マップ
R.NIKE ACG
S.OAKLEY STRAIGHT JACKET(1999)
T.キャップ
U.ヒゲ&カツラ
V.M4
W.M9
X.馬

危うくアルファベットが尽きるところでした(笑)
それでは下記に各々詳細を書いていきます。

A.TAC-T MAV
今回のメインコンポーネントです。


ファステックスが2001年製の個体ですので、正真正銘の初期アフ世代MAVと思われます。
外観的なポイントは、ユーティリティポーチのウェビングがLC-2と同規格と思われる太さなところです。


下記小物を装着しました。
カラビナ&ビニールテープ


カラビナはシンプルな旧型の物です。
過去全快娘さんが詳細記事にまとめてくださっており、大変勉強になります。

MAGLITE ソリテール



3rd SFGのミリフォトで使用例を見つけ、即入手しました。



現行は2013年にLED電球に変わっており、ベゼルにデカデカと「LED」と入ってしまっていますので、装備年代によっては注意です。
安価でアクセントになり、しかも実用性も十分なオススメアイテムです。

GARMIN GPS12



コンマガ先月号で紹介されており、読んだその日に速攻で入手しました(笑)
使用例自体はミリフォト等で確認したことはありませんが、年代的には十分アリだと思います。
手ごろな大きさのロゴ入り黒ポーチが装備に映えます。
ベルトループ付きの黒ポーチという事で後述のGERBERのツールポーチと被りますが、あちらはメジャー級アイテムですので、こちらは「ハズシ」として使い出がありそうです。

MAVは軽量で容量もあり、普通にサバゲ用の装備として見ても優秀なチェストリグだと思います。
私の中でかなり上位に来るコレクションになりました。

MAVの詳細は先日記事にしていますので、よろしければご覧ください。
初期アフチェストリグ TAC-T MAV


B.SPEAR BALCS WL


ウッドランド柄のBALCSのレプリカです。
数年前に中古で入手しました。
メーカーは不明ですが、おそらくSPECWARCOM製と思われます。
ウッドランドパターンが実物に比べると若干黄色味が強く、ベルクロも若干黄色っぽい感じですが、ファステックスは実物で、細かい所まで作り込まれおり、総じて完成度は高いです。

最近TOYSOLDIERからポーチ付きで完成度の高いレプリカが破格で販売され始めましたので、初期アフ入門アイテムの鉄板になりそうですね。


逆に言うと、今後BALCSでは初期アフ装備偏差値はあまり上がらないという事になりそうですね。
今まではBALCSさえ着ていれば「初期アフ上級者!」的な印象がありましたが、少なくともそれは覆りそうです。

PALSに引っ掛ける小物は鉄板のVelketは避け、太シャーピーを差しました。


シャーピーは日本で言うところのマッキーのようなモノで、米国民的マジックペンだという認識です。


日本では我らがWARRIORSや、身近なところではPLAZAのファンシーなコーナーにしれっと置いてあったりしますので、調達されたい方は要チェックです。
プレキャリに差していると意外と使う機会が多く、実用的なアイテムでもあります。
今回もマップに重要地点等を書き込む際に使用しました。
もちろん撮影でも使えますね。


C.PRC-148 with H-250


PRC-148は高品質レプリカのスパルタンエアソフト製です。


比較的高価ではありますが、値段に見合った品質ではあると思います。
よく品薄になる印象なので、たまたま見つけて迷ったら「買い」だと思います。
私はこれをトライス様で実物コネクタ化&特小内蔵改造をしていただきました。

ハンドセットはH-250です。
特殊部隊という響き」のAKIさんも最近入手され迷っておられましたが、
H-250は古くから使用されており、製造されているメーカーも10社近くにのぼるようで、正直どの仕様が初期アフODAに該当するのか分かりません。
が、基本的には全く同じ形なので私は細かいことは気にせず使っています。

1点、強いて気にするならばコネクタの色ですが、私が認識できているのはブラック(樹脂?)と銀色(メタル)があるということです。



最初はピン数違いのH-250とH-350で色が違うかと思いましたが、どうやらどちらも存在するようです。
おそらく製造年度か、もしくは先述したようにメーカーによって異なるのかもしれません。
ちなみに私の個体は黒です。


初期アフと思われる写真でも黒コネクタの使用例は確認していますので、私的にはこれでOKとしています。


今回ギアフェスにもトライス様が出展していたのですが、生憎時間がありませんでしたので、今度のVショーにでもブースに突撃取材してみようかと思っています。

D.TOKAREV TT-33


下写真を参考に、トイスター製のトカレフを物置から引っ張り出してきました。

写真を真似してMAVのお腹ポケットにインしました。


設定としては「現地の市場で買ったお土産」といったところでしょうか。


E.BHI DUTY BELT
もう10年近く使っているベルトです。
初期アフ的にはオーパーツな可能性もありますが、殆ど目立たない部分なので更新の優先順位が上がらず、長いこと初期アフ装備として使っています。

F.EAGLE Mk3 ホルスター


1月のゆるげにて、CHIHIROCKさんから破格で購入させていただきました。
確信はありませんが、Mk3らしきホルスターはミリフォトでも多く使われており、メーカーや年代を考えると、実際使われていた可能性は高いです。

G.BHI ピストルマガジンポーチ


購入当初からこの状態で、ばっちさ故に低価格だった上、私にとっては汚す手間が省けたので非常にお買い得だったポーチです。
タグから、当時のアイテムだと分かります。


2002年あたりの初期アフODAは、ピストルマガジンを4,5本持っている隊員が多いので装備しました。

ポーチの中身ですが、3本中2本はコストダウン&軽量化を目的に「おゆまる」で型を作りウレタンで複製しました。


詳細は先日記事にしていますので、もし興味があればご覧いただければと思います。
自作M9ダミーマガジン 型取り編

H.ストロボポーチ


これもゆるげの際に、缶コーヒーより安い値段でCHIHIROCKさんに譲っていただいたモノです。
初期アフODAでも結構着用例があり、安価に装備を飾る有用なアイテムです。

今月のコンマガでも装備例でBHIのチェストリグに装着されていましたね。
紐で括りつけるタイプなので、場所を選ばず色んなところに着けられるのが良いです。
私は今回、下の2002年8月のODA342と思われる方をオマージュしてベルトに装着しました。


I.GERBERツールポーチ


私のブログではもう何度も登場しています。
このポーチは、初期アフを目指すのであればまず手に入れておいた方が良いアイテムだと思います。
使用例は枚挙に暇がありません。



ロゴは年代によって細かく分かれますので注意が必要です。


中身のツールは重い上、ゲームに持っていくのは危険なのでお風呂マットを切って入れています。
ツール自体も良い出来なので、フィールド工具やキャンプ等で活躍すること請け合いです。

J.手作りナイフシース


前回のギアフェス時に100均のメモ張カバーを使ってDIYしました。
以前記事にまとめていますので、詳細は下記にあります。
100均で自作ナイフシース


まだ半分も紹介できていませんが(苦笑)、かなり長くなってしまったので今回はここまでにします。

最近「初期アフ装備の参考にしています」とお声掛けいただいたり、本ブログや他のSNSでメッセージをお送りいただく方が何名もいてくださり、大変光栄に思います。
私自身も、装備を始める際にミリブロに大変お世話になりましたので(今現在も超お世話になってますが)、少しでもその恩返しが出来ればと思い、こうしてちまちまとニッチな記事を書かせていただいている次第です。

いずれは「初期アフやるならココ見るといいよ」と言ってもらえるようなブログにしていくのが目標というか夢ですので、今後も精進しながら記事を上げていければと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年06月07日 Posted by 4039  at 21:12Comments(0)装備SPEAR BALCS初期アフガンODAギアログ・ギアフェス

ギアフェス東北 2018



先週の土日に盟友Bucket Head氏と共に宮城まで遠征し、「ギアフェス東北」に参加してきました。

MMR-Z主催の「ダンガンバスツアー」に参加しての、前夜祭からの参戦でした。


6月2日 ギアフェス東北前日

朝10時に東京駅に集合し、一路東北に向け出発します。


観光バスのカーゴスペースが不足しそうになる所を初めて見ました(笑)

お昼過ぎ頃に、愛知からツアーに参加された強者である「基地外」のKAERUさんから皆さんへ「カエル饅頭」が振る舞われました。


なんでも、ハンドルネームは「KAERU」のはずなのに色んな方から「キチガイさん」と呼ばれるので、ちゃんと「KAERU」と覚えてもらうために饅頭をお持ちになったそうです。
饅頭が配られると方々から「ありがとうキチガイさん!」というお礼の言葉が飛び交っており、効果は抜群だったと言えます。
これをお読みの皆様も「KAERUブログのキチガイさん」でしっかり覚えましょうね(笑)
饅頭は上品な甘さのウグイス色(ここはカエル色が正解?笑)の餡がみっしりと入っていて、超美味しかったです。
ありがとうございました、キチガイさん!笑

KAERUさんは更にギアフェス東北主催者であるTJ1さんにも、ホース・ソルジャーのドスタム将軍への賄賂よろしくウォッカの差し入れをされていました。


我々よりも遠方からの参加にも係わらず、他の参加者への手土産や心遣いという、素晴らしい「大人の所作」を目の当たりにして、手前の荷物をいかに軽くするかにしか腐心していなかった自分が恥ずかしくなりました(笑)
KAERUさんとは今回初めてお会いしましたが、朗らかな笑顔がとても素敵な方でした。

当日はDCU揃えの皆さんで1枚撮らせていただきました。


事前にデルタ装備の準備を細かく記事にされていて、非常に勉強させていただきました。
私はデルタには明るくはないですが、DCU+SGパラクのスタイルが一番かっこいいと思っています。

またギアフェス等でお会いする際はよろしくお願いします!

そんなおいしいお饅頭をいただく一幕もありながら夕方に現地に到着すると、すでに50人以上の方が集まっており、キャンプ組のテントがいくつも設営されてありました。


装備を身に纏いキャンプをしている姿は非常に羨ましく、ぜひ真似したくなりました。
ビールや焼き鳥、牛タンまで振る舞っていただき、長旅の疲れなぞ一気に吹っ飛びました。



行きの車内で先行入手したギアフェスタオルで早速記念撮影です。


右にいるのは「ANNUL LEAVE」のぽん太さんです。
ぽん太さんと、お仲間である「チャッカリ・ノリス・ファクト」のちゃっかりノリスさん、「ぼく安居。」のくそ豚野郎さんは3名とも朝からスモークグラスを基本着用しておりました。
くそ豚野郎さんに至っては夜の宴会でもサングラスを掛けていました。


帰りの車内で、ブログを上げる時に目隠しをする手間を省くための配慮だと気づきました。
ツアー中に更新する猛者はやはり一味違うなと、Bucket Head氏と二人して感心していました。

私達のように写真をブログで使わせていただく側としても目隠しの手間が省け、非常にありがたいです。
ここでも、何も考えていなかった自分の至らなさを痛感しました。
東京駅からヒゲを着けていってこそのミリブロガーだったと、後悔しきりです(笑)

前夜祭の会場を見回していると、立派な付けヒゲMARSOCの御仁にお声掛けいただきました。


私のブログも参考にしてくださっていて、遠く東北の地でヒゲ兄弟と相見えることができ感無量です。

前夜祭では恥ずかしながら私はヒゲ無しの仮初めの姿でしたが、当日本来の姿で改めて記念撮影させていただきました。


インスタでフォローさせていただいたので、そちらでもよろしくお願いします!

ちなみにヒゲ繋がりでは、大層立派なリアルヒゲをたくわえた御仁に出会いました。


半年放置でこの状態だそうです。
この生え方はまさに才能ですね。超羨ましいです!

この他にも付けヒゲをされていた方は何人もいらっしゃって、同じ趣向の変態が東北にも多くいることに喜びを感じました(笑)

前夜祭でひとしきり盛り上がり、その後ホテルでもツアーの宴会で大いに盛り上がりました。


宴会での一番の収穫は、ちゃっかりノリスさんが同い年だった事と、とある事情ですぐに使える15万円の軍資金が出来たという話です。
この15万円がどんな装備に化けるのか、次にお会いする時が楽しみです(笑)


全て書いていると本気でキリがないので死ぬほど端折りましたが、本番前から楽しい思い出が山ほどできました。
2月のピースゲームの時にtaroybmxさんから「二人は東北来るの?」と聞かれた際に、我々が答えるより先にぽん太さんに「この二人はもちろん行きますよ」と即答されたのがきっかけでツアー参加を決心しましたが、「参加して本当に良かった」と、皆さんと楽しく盃を交わしている時に心の底から思いました。

宴会がお開きになり、温泉につかったら本番に備えてささっと就寝しました。


6月3日 ギアフェス東北当日

ホテルを出発し「JAWS POINT」に着くと、すでに会場は「祭り感」MAXでした。





「イベント感」というか「活気」で言うと、本家を上回るものがあると思いました。

フィールドも写真でみるよりも迫力満点で大感動しました。






平原あり、林あり、高台ありと、バラエティと起伏に富んだ地形で非常に面白いフィールドでした。
川側の、高台への稜線を挟んだ攻防戦もさることながら、個人的には奥側(山側)の背の低い木が立ち並ぶゾーンが雰囲気抜群で惚れ込みました。


ここを進軍しているひと時は非常に楽しかったです。
もし近場にあったら、足繁く通うフィールドになる事必至です。

そんな素敵なフィールドを舞台に繰り広げられたギアフェス東北に、我々2名は初期アフODA隊員としてイエローチームでの参戦でした。



二人して初期アフODAでヒゲだと、もはやどっちがどっちか分かりませんね(笑)
右が私です。

ここ数年はすっかりデルタのイメージが強いBucket Head氏ですが、もう一つの得意分野であるグリーンベレーにかえっての参戦でした。




5th SFGと思われるこの方をかなりのレベルで再現していました。


ちなみに氏は前回のギアフェスでは超絶レア装備の初期アフデルタでした。


3Cデルタから現用ODA、初期アフから果ては映画装備まで、様々な装備を独自の目線で探求しハイレベルで構築してくる氏は、正真正銘の「装備フリーク」であり、その心意気の高さは同じ装備好きとして尊敬に値します。

V1ベストもさることながら、LC-2をはじめとしたオールドギアで固めた腰回りが非常にシブいです。




時計もTIMEXのアイアンマンという激シブチョイスでした。


この時計ひとつにしても、しっかり色々な想いを巡らせて調達しており、本当にこの趣味を楽しんでいるなと、聞いているこちらが嬉しくなりました。

M4もショートバレルM203を装着しばっちり塗装されています。


M203はS&T製とのことでした。
安価&軽量なのが決め手だそうで、独自刻印はパテで埋めています。
持たせてもらいましたが、確かにゲームに支障は出ない程度のフロントヘビー感に抑えられており、質感もまずまずで、私もすっかり気に入りました。
初期アフにM203は避けては通れない装備なので、私も氏を倣いS&T製を調達しようと思います。

氏の装備詳細は後ほど本人のブログ「Sparkle Junk World」に掲載されると思います。

私は薄チョコT+BALCS+MAVでした。





2002年あたりの19th SFGをベースに想像しながら、ミリフォトで見る小物や着こなしを色々組み合わせました。
私の装備については書きたい事が山盛りですので、詳細は次回にまとめようと思います。

また、ユルゲ2以来親交を深めさせていただいている「泥沼装備日記」のかずぴょんさんも初期アフODA装備でした。

真ん中の方です。

初期アフを目指しはじめてからかなり短い期間とのことですが、素晴らしいの一言に尽きます。
炎天下もなんのその、日焼け虫刺されを微塵も恐れない「漢のノースリーブ」仕様です。
これには「装備魂」を快晴の日差し以上にヒリヒリ感じました。

かずぴょんさんは暑い中、会場中を駆け回って色々写真やネタを仕込んでおられましたので、楽しい記事がたくさん上がってくると思います。
私も微力ながらネタにご協力させていただき、楽しい思い出を作らせていただきました。
ネタ写真は色々ご用意してくださったご本人が記事にされた後、当ブログにも載せさせていただこうと思います。

フィールド自体のインフラは乏しく、当日の高い気温もあって環境としては過酷でしたが、各チーム熱いゲームを繰り広げました。
私の所属していたイエローチームは、CCTの皆様の正確無比な戦況分析&無線技術での強力な連携力のおかげで、地に足着いた緻密な押し引きを展開し見事優勝と相成りました。

陸特チームは先鋒を切るダッシュ要員でしたので、ゲーム中はのんびり写真を撮る余裕など無く、一枚も残っていないのが惜しい事をした&ブロガーとして失格ですね(苦笑)
きっとカメラマンの零さんがかっこいい戦場写真を大量に撮影してくださっているはずなので、楽しみに待とうと思います。

無事に優勝者の称号を手にし、現地からそのままバスに乗車に、一路東京へ帰投しました。
東京の端っこにある自宅に着いた頃には日付が変わっていました。
丸2日間、文字通り「ダンガン」のように過ぎ去り、とても筆舌に尽くし切れぬ広大な「装備天国」に身を投じられて幸せでした。

TJ1さんはじめ、ギアフェス東北を主催していただいた運営の皆様、
現地で温かく迎えてくださった東北装備勢の皆様、
ダンガンバスツアーで一緒に参加した皆様、
そしてバスツアーを企画してくださった丸山様、河村様、
まさに夢のような楽しい時間をありがとうございました!

まだまだまだ書きたい事は山のようにありますが、ひとまずはこれにて締めくくりとしようと思います。
バカみたいに長い記事をここまで読んでくださってありがとうございました。