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 Posted by ミリタリーブログ  at 

INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART3



前回に引き続き「INSIDE THE GREENBERETS」を考察します。
去年この番組モチーフの装備をしたのを思い出し、写真を見返しました。



詰めの甘さはありますが大まかな雰囲気は出せたのではないかなと、結構お気に入りです。
特にこの番組のインタビュー風に撮った写真は満足です(笑)



今回の一連の考察を経て得たものをフィードバックし、より完成度を高めていきたいところです。

それでは本題に入ります。
以前の記事でも少し触れましたが、OAKLEYのファクトリーパイロットグローブが大写しになる瞬間を見つけました。




せっかくここまでアップで見れたので、もう少し掘り下げてみようと思います。
このグローブ、指先のすべり止めの有無等細かい仕様変更が何度も行われているようです。
個人的に目立つと思っているのは手の甲のカーボン素材部なので、この部分を重点的に調べました。

私が見つけられた範囲では、ネットにあった最古の画像は2003年のものでした。


こんなに前から存在していたんですね。
甲の部分はテカテカしていてカーボン繊維が白っぽく光っています。
解像度が悪いので確証はないですが、表面は凹凸なくツルっとしているように見えます。
細かいところではオークリーのロゴが太かったりしています。

次はSIになる前のファクトリーパイロットグローブとの事です。


手の甲は2003年の画像と同じように光沢がありツルツルしています。
ありがたいことに掌側も鮮明な画像があります。


今の仕様と全然違いますね。
番組中の隊員の掌はおそらく現行と同じシンプルな仕様だと見受けられるので、この仕様ではなさそうです。


ここでSIはいつから存在したのか?調べてみましたが、2005年5月にネットにSI製品をレビューした記事を見つけました。
なので画像の解説と合わせると、このグローブの仕様は少なくとも2005年5月以前の物の可能性が高そうです。
2003年画像の物と同一仕様と考えるのが自然かもしれませんね。

次に2009年の画像です。


ミリフォトでよく見るカラーです。
甲は2003年のものと同様、テカテカしていますね。
反射している光から、表面はゴルフボールのように微小に凸凹しているように見えます。

2012年の画像です。


甲はつや消しになり、繊維の白っぽさが無くなっています。
私の持っている個体は2011年に購入しましたが、同様の仕上げです。
また、2009年の個体同様表面は凸凹しています。

そして今回の画像をもう一度見てみます。


砂汚れの可能性もありますが、ツヤはありません。
カーボン繊維の白っぽさはなく凸凹しており、2012年の仕様に一番近いように思われます。
しかしこの番組は2007年放映なので、そうなると2009テカテカ仕様は何なんだという事になってしまいます。

現在ここまでしか分析が出来ていませんが、これまでの考察をまとめると下記いずれかの推理になります。
・「SIシリーズは艶消し」的な感じで、同年代でも2仕様存在しており、今回見つけた2009画像は非SIバージョン。
・単に砂汚れで艶消しに見えるだけで、実際は2009年画像と同じテカテカ仕様。
・今回見つけた2009年画像が当時でも既に古い仕様の写真で、実際2007年当時で既に2012年画像のような艶消し仕様になっていた。

画像がアップされた時を調べれば「その物がその時に存在していた」という証明にはなりますが、
「その物がいつから存在していたのか?」は分からないので歯がゆいです。
このグローブも仕様変遷はなんだか奥が深そうです。
また気が向いたら考察を進めようと思います。

次です。


現地の子供にお菓子を配ってます。
Tootsie Rollですね。


日本でも簡単に入手できる認識なので、ポーチに忍ばせておくと小ネタになりそうです。

ちなみにお菓子を配っている隊員の銃が興味深いです。


マガジンは明らかにAKの7.62mmに見えます(しかもダブルマガジン)。
ストックはARのものです(多分官給エンハンスドストック)。
この画像だとレシーバーまわりが腕で覆われてなんだか分かりませんが、一瞬だけ確認できる瞬間がありました。


7.62のAKなのは間違いなさそうですね。
ARストックカスタムのようですね。
フロントの全容は確認できませんでしたが、レイルにバーチカルグリップとライトらしき物がついています。

AKといえば先日GBLS社からDASシステム搭載のAKが発表されましたね。


M4タイプは既に発売されており、TOPのカートレスEBBやKSCのHk33/53をさらに進化させたようなトイガンです。
もしくはバッテリーの力で動くガスブロという表現でもいいかもしれません。


値段はトレポン並なので、どうせ高いM4買うならトレポンの方がいいかなと思っていましたが、AKとなると話は変わってきます。
現時点謎のタクティカル仕様しか発表されていないようですが、LCT並の質感でAKMが出たら確実に買ってしまいそうです。
日本に帰任した際の自分へのご褒美候補として、随時情報チェックしていこうと思います。

話が逸れましたが、この隊員の装備はWLのボディアーマー(BALCS?)の上にタクティカルベストという、この時期のSFGで考えると数年レベルで古い印象です。
肌の色といい顔にモザイクが掛かっていることといい、現地組織の隊員でしょうか?
パッチが手掛かりになりそうなものですが、恥ずかしながら知識不足で何も得られません。

また、小ネタ繋がりで水のペットボトルが写り込んでいます。



左右の隊員でラベルが違いますね。
左の隊員のラベルは何やら白い文字が書いてあります。
「V」でしょうか?Vが頭文字だとvolvicくらいしか浮かびませんが、ロゴ的に違いそうです。

右の白ラベルに至ってはほぼノーヒントですね...。
頑張って数十分ネットの海を捜索しましたが、あまりに不毛なので即断念しました。
当時の現地のペットボトルはかなり良い味の小道具になりそうなので是非入手したいのですが、特定困難な上、特定できても入手の仕方が分からない二重苦ですね(苦笑)
新大久保あたりのイスラム系輸入食材店に行けば、それっぽいミネラルウォーターがあるかもしれませんね。
時間があれば行ってみたいところです。

次です。


現地民ですが、チープカシオを巻いているようにみえます。


チープカシオはIEDの起爆タイマーとして使われていたことは有名ですが、このように日常使いもちゃんとされていたのですね。
ちなみに「安くて丈夫、レトロでおしゃれ」がウリのチープカシオですが、何を血迷ったのか最近天然ダイヤ付きのモデルが発売されました(笑)


ダイヤが付けば何でもいいってもんじゃないだろと思いましたが、「この値段でダイヤ付きの時計なんてお得」という向きの方もどうやら一定数はいるようです。
数十年後には時計マニアが唸る珍品として高額で取引されるかもしれませんね(笑)

次です。



右腕に巻いているのはGARMINのForetrex101と思われますが、何やら紐のようなものでぐるぐる巻きになっています。
ストラップのばね棒が破壊したか電池交換の際に紛失してストラップと本体が結合できなくなり、強引に紐で巻き付けているといったところでしょうか。
非常に使いづらそうですが、サバゲではどうせお飾りなのでこの着こなしを真似するのもオツかもしれませんね。
細かすぎでオマージュと思われず、ただ単に「貧乏性な人」と見られてしまうかもしれませんが(笑)

まだまだ見ていけば色々あると思いますが、ひとまず一連の考察はここで一旦終わりにしようと思います。
お読みいただきありがとうございました。
  


2019年09月14日 Posted by 4039  at 21:45Comments(0)ODAINSIDE THE GREENBERETS

INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART2



飲み会や残業のない平日や休みの日は、ジムに行きトレッドミルでジョギングしながらタブレットで映画等を見るのがすっかり定着してきました。
おかげで運動不足にはならず、脂っこく酒量多めな食生活でも体重は維持できています。
そんな感じで先日映画「サーチ」を見ました。


2年前のカリフォルニアが舞台で、突如失踪した高校生の娘を父親がネットを駆使して捜索するというお話です。
面白いのは映画は全てPCの画面上のみで進行します。
そのアイデア一発勝負のB級映画だろうとナメて掛かったのですが、意外や意外、丁寧な演出と思わぬ展開にどんどん惹き込まれる大変面白い作品でした。

ストーリー的には世界丸見えや仰天ニュースの犯罪ドキュメントに出てきそうな内容で、その手のものが好きな方ならまず問題なく楽しめると思います。
感心したのは、マウスのカーソルの動きや一度書いたメール文章を消す等のPC上の操作で登場人物の心の動きを描いている事です。
PCやスマートフォンの操作は特定の地域を除けばもはや国籍や言語関係なく一般常識と言っても過言ではないので、一連の表現はすんなり入ってきます。
尺もコンパクトで見やすいのでお勧めです。

個人的には、ある写真や動画を見て「あれ、この顔って...」や「このシャツのロゴって...」でネットで検索掛けたり他の写真に写り込んでいるのを発見するシーンで、ミリフォト研究と重なる所があり思わずニヤリとしてしまいました(笑)


それでは前回に引き続き「INSIDE THE GREEN BERETS」の考察を書いていこうと思います。
前回記事:INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART1

前回同様、気になった瞬間を切り取ってコメントしていきます。

まずは下画像です。


M4にDUOストックを装着していますね。


たまーに忘れた頃にミリフォトで見かけます。
この機に改めて使用例を探してみましたが、結構あるんですね。




特徴的な形も魅力的ですが、反動の無いエアガンであれば実はかなり使いやすいのではとちょっと思います。
これまた忘れた頃にオークションサイトでお手頃価格で出品されていたりするので、いずれは手に入れたいところです。

次です。


M4が綺麗に映るシーンがありました。
RAS(もしかしたらRIS)に旧型ストック、ACOGにPEQ2にフォアグリップと初期アフ時代と何も変わっていないですね。
この方の違う瞬間からフォアグリップはナイツのものだと思われます。


ちなみにこの方はレッグホルスターです。
黒いナイロンでメーカーは不明ですが、BHIかイーグルあたりでしょうか。
これも初期アフ時と通ずるものがありますね。
ホルスターの位置とM4の構え方から左利きなのでしょう。
腕時計はSUUNTOのベクターでしょうか。


グローブはどこかで見た気がするのですが思い出せません。キャメルバックでもないですし。。
あとすっごい細かいところですが、ジャケットの袖を内側にたくし込んでいますね。
こういう細かい着こなしを見つけるのは大好きです。
ゼロ円で装備レベルを上げられますからね(笑)
でもなんで普通に外側に捲らなかったのか?理由が思いつきません。

次です。


AMD65が大写しになる瞬間がありました。
ODA隊員ではなく同行している通訳?現地部隊?の装備です。
全体的にかなりやつれているというか整備されてない感がすごいですが、AMD65の特徴であるマズルが付いていません。


トイガン的には長くなって重くなるだけの飾りなので外しても何も問題ないですが、実銃でも外す人いるんですね。
やはりマズルフラッシュや反動に影響してくるのでしょうか。
マガジンも妙に長いですし(40連くらい?)、何かと興味深いAMD65ですね。

次です。


CIRASの背面にラジオを装着しています。
ポーチはおそらくTAC-Tの物だと思われます。


このラジオポーチですが、年代によってファステックスの色が変わっているようです。
最近のロットはカラーになっています。


いつから切り替わったかは分かりませんが、黒ファスの物は2005年製のものを確認しましたので、この頃の装備を再現するのであれば黒ファスが無難そうですね。
ファステックスの色は何気に目立つので気を使いたい部分ですね。

アンテナの収納方法はCIRAS定番スタイルですね(と勝手に思ってます)。

次です。


UCPのキャップを被っている隊員がいます。
今までノーマークでしたが、かなりカッコいいですね!
安いでしょうし、今度調達しようと思います。

UCP繋がりで、UCPのOTVとUCPカバーが付いたMICHを被っている隊員も登場します。




もしかしたらグリーンベレーではないのかもしれませんが、もしそうだとしたら陸一般部隊ライクな装備もしていたということになりますね。
ちょっと掘り下げてみたくなりました。

次です。


お揃いでASOLOのFSN95を履いていますね。


こうして使用例を見る度、買っておいて良かったと思えます。
入手した際に昔のアウトドア雑誌をめくり返した記事を書きましたので、よろしければご覧ください。
過去記事:ASOLO FSN95 GTX

日本を出る時に乾燥材と一緒に密閉袋に入れていますが、おそらくソールはダメになっているでしょう。
絶版なのかどうかもよくわからない感じなので、日本に戻ってまだ普通に手に入れられる状態だったら買い直そうと思います。

思うままに脈略なく書いていたら結構なボリュームになってしまいました。
まだちょこちょこ書いておきたい事があるので、PART3に続きます。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年09月04日 Posted by 4039  at 00:01Comments(2)ODAINSIDE THE GREENBERETS

INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART1



DVDを入手してから結構経ってしまいましたが、そろそろタイトルの動画を考察をしていこうと思います。
良質でボリュームのある資料だけに重作業が予想され、中々書き出すきっかけがありませんでした。
ようやく重い腰を上げて少しずつでも記事を書いていこうと思います。

今回の考察の題材はナショナルジオグラフィックが2007年に放映した「INSIDE THE GREENBERETS」です。




2000年代中期のグリーンベレー好きの方なら、どなたも知っているであろう有名な番組ですね。
アフガニスタン中部の前哨基地Cobraに駐在していた3rd SFGのODAに密着取材しています。
ACUにSFLCSという、一周り前のODA装備のお手本のような装備が目白押しです。
一部希少アイテムがありますが、余程拘らなければここ数年の最新装備を追いかけるよりもかなり楽に全身揃えられると思います。
特にメインのSFLCSがかなり安く手に入りやすくなってきているのが大きいですね。

超有名動画サイトでも普通に全編見る事ができますが、装備を細かく考察する為には解像度が何より大切ですので、わざわざアメリカからDVDを輸入しました。


入手自体はAmazonで見つかったので容易でしたが、視聴は少し工夫が必要でした。
アメリカ仕様なので当然リージョンが日本と異なります。
(日本は2、アメリカは1)

リージョンフリーのプレイヤーを買うしかないと思ったのですが、
調べてみるとPCで簡単にリージョンを変えられる事を知りました。
設定をちょこっといじれば簡単に変更できます。
ただしひとつ制約があり、「リージョン変更できる回数は各光学ドライブで制限がある」ということです。
PCでDVDを見る機会はほぼ無いので、何も躊躇せずリージョンを変更し無事に再生できました。

どうやってまとめようか迷ったのですが、とりあえず見ていて気になった箇所を無造作にピックアップして、流れに任せて書いていきます。
一通り書いて、まだやる気が残っていたら各隊員毎だったり、装備の種類毎にまとめをしていこうかな?くらいな感じで考えています。

構成ばかり考えていたら一歩も前に進まなそうなので、とりあえず筆を進めていきます。
見苦しいかもしれませんが、売り物でも何でもないズブの素人の書き物ですのでご容赦ください(笑)

それでは、順に気になった瞬間を見ていきます。

まずは以前の記事でも取り上げた場面です。
ROB隊長です。


GARMINのForetrex101、グローブはメカニクスオリジナル、ヘッドセットはSORDINと思われます。
Foretrex101はROB氏の他にも装着している隊員がいました。


なにやらゴムバンドのような物を本体に巻いています。
補強なのか?バンドが壊れて応急処置をしたのか?不明ですが、着こなしのヒントになりそうですね。

メカニクスのオリジナルは過去何回かに渡って考察していますが、放送年と画像から2仕様のいずれかまで絞れると思います。
画面左に写っているのがROB氏の右手ですが、グローブの裏側のベロが確認できるので決定的ですね。


文字が全て黄色というのがポイントです。
1990年代末~2007年時点までで裏側が全部黄色い文字なのは、下記2仕様のみの認識です。
この仕様と



この仕様です。



裏側は黄色い3本線が黄色かどうかしか違わず、画像からは判別不可でした。
表面はラベルに赤い文字が入っているか、白い四角の中に斜めに「mechanix」という文字が並んでいるかで判別できるのですが、画像から読み取るのは不可能でした。

過去記事
Mechanixグローブ年代考察
初期アフミリフォト考察⑦ メカニクスとタイメックス
旧型Mechanixグローブ入手

SORDINは複数の画像から分かりますが、デュアル仕様です。


左右両方から線が伸びている(右側は結束バンドでまとめてある)ことからDUAL、マイクが右側にあることからレフティであることがわかります。
私はSORDINはレプリカを持っていますが(レプは左にマイク)、左手でM4を構えるとマイクががっつり干渉して非常に構えづらいです。
胸のホルスターの付け方からして右利きだと思うのですが、なぜレフティをしているかは謎です。
どちら利きにしても状況によって銃を持ち替えるシーンは多々あると思うので、SORDINはこの点は現場では不評だったのではないかな?と考えています。
実際ミリフォトで見る分ではCOMTACに比べると使用例が少ないですし短命のようですしね。

ROB隊長のアーマーですが、CIRAS MARにポーチ類はSFLCSと思しきものがメインです。


右脇腹に配置されているポーチはパラクレイトのIFAKポーチと思われます。
色、MOLLEのコマ数、上側の留めベルト、ジッパーの取っ手の形状で判断しました。



胸のホルスターはG-CODEのものと思われます。


ROB隊長はどうやってMOLLEに固定しているか不明ですが、G-CODEも専用のプラットフォームが色々あるようです。



プラットフォームはBHIやSAFARILANDからも出ており、相互のメーカーのホルスターが付けられたりしますので、判断が難しいところです。
本番組に出てくる隊員は非常に胸ホルスター率が高いです。




ちなみに1枚目の隊員のM4ポーチはおそらくTAC-Tの黒だと思われます。
カーキに黒のポーチというのも特徴があっていいですね。
2枚目の隊員のM4は旧型ストックにデルタパッドですね。
息の長い定番セットアップだと思います。サバゲでの実用性も非常に高いです。
3枚目の写真ではランヤードを付けているのがわかります。

ちなみに他の隊員もランヤードを付けていましたので、これは新たなコーディネートアイデアを発見できました。


あとHOUGEのグリップ換装率も結構高い印象です。


国内でも実物が安定安価で入手できるので、胸ホルスターする場合は目立っていいかもしれませんね。
私も所有しているマルイガスM9はHOUGEグリップにしています。

さらにちなみに、上の3枚の隊員のホルスターは全て左手で抜く配置になっていますね。
偶然左利き揃いだったのでしょうか?それとも右利きで左抜きの方が都合が良かったのでしょうか?
上記のROB氏も、もしかしたら左利きの右抜きなのかもしれませんね。謎が深まります。
ペンとかお箸とか使ってくれたら一発で分かるんですが、人の仕草から利き腕を判断する方法を考えながらまた見返してみようと思います。

ホルスターで一番多いのはBHIのCQCホルスター+旧型プラットフォームの組み合わせです。


残念ながら激安レプリカがわんさかある現行の樹脂製プラットフォームは、まだこの頃は登場していないようです。


私の中では、現行プラットフォームは2007年末~2008年初頭頃から登場したと認識しています。

旧型プラットフォームはコンパクトで使い勝手が良さそうですよね。
私も1つ欲しいところです。
ちなみに少し気になったのでCQCホルスターはいつ頃から登場したのか?例の如くGoogle先生に教えてもらいました。
(ご存知の方も多いと思いますが、Google検索は検索期間を指定できます)

するとなんと1999年末には既に存在しているようでした。


対応銃や「CQCホルスター」という名前かどうかは不明ですが、全体的な形は現行の物とほぼ同じに見えます。
こんなに昔から存在していたんですね!意外な発見でした。

2006年時点でネットにあった画像は下記です。


SIG用のようですが、私には現行と同じ形に見えます。
細部が変わっている可能性はありますが、ぱっと見は現行品でもよさそうに思います。
これは調達する上では助かりますね。

他にもBHIホルスター+他社プラットフォームと思われる例もありました。


アップになる画像が少なく確証が持てませんが、黒い板のような物がホルスターの土台になっているように見えます。
これはおそらくSAFARILANDのものでしょうか。


私も1つ持っていますが、穴がたくさん空いており、MOLLEに括り付けるテープが2本あるだけのシンプルな板です。
実際試してないので何とも言えませんが、おそらくBHIのホルスターとも穴が合うと想像しています。

とりとめもなく思うままに書いていたら長くなってきましたので、今回はここまでにします。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年08月01日 Posted by 4039  at 00:02Comments(0)ODAINSIDE THE GREENBERETS

ナショジオODA装備 in サバゲーバイキング



先日参加したサバゲーバイキング時の装備をまとめておきます。
1ヶ月近く前に注文した「INSIDE THE GREENBERETS」DVDがようやく到着しました。


ご存知の方も多いと思いますが、ナショナルジオグラフィックが2007年に放映したアフガンODA密着ドキュメンタリー番組です。




後日詳細考察していこうと思います。

今回はこの番組に出てくる隊員達をイメージソースとして、盟友Bucket Head氏と揃って「ナショジオODA」装備をしました。





背景も雰囲気があってテンションが上がり、色々寸劇チックな写真を撮影してみました。

あのポーズを真似るヒゲ


地図を確認するヒゲたち




村人への贈り物を持ってくるヒゲ


中身を確認するヒゲ


双眼鏡で遠くを見るヒゲ


実は手で「丸」を作って覗いてるだけです(笑)


先日のイベントでFIRE BALLさんから伝授してもらったそうです。
素晴らしい「ゼロ円DIY」ですね!

あとトップ画にもしましたが、番組中のインタビュー風にテロップを加工してみました。



アスペクト比もちょっと拘って番組と同じ(?)16:9にしてみました。
今回加工して感じましたが、アスペクト比って雰囲気に大きく関わってくるんですね。
ミリフォトっぽくしたい時などは、このあたりもしっかり考えてみようと思いました。
きっとそのうち画角も気になってきたりして、こうやってカメラ沼に嵌っていくんでしょうか...。
今のところはコンデジとスマホで満足できていますが。


そんなテンションの上がったナショジオODA装備を以下にまとめておきます。



車両移動で邪魔にならないよう、腰足周りに何も着けていないところがポイントになります。
背中にチャージポーチは付けていますが、中身は敢えてほぼすっからかんです。
アンテナも車の乗降車で邪魔にならなさそうなイメージでコンパクトに仕込みました。
今回は映像で見られるかなり具体的なイメージソースがあったので、あまり悩むことなく装備がまとまりました。


下記レシピです。
・CIRAS MAR
・MICH2000
・MSA SORDIN
・OAKLEY FACTORY PILOT GLOVES
・OAKLEY SI M FRAME2.0
・ASOLO FSN95 GTX
・ACU(UCP)
・GARMIN Foretrex101
・SUUNTO M9 COMPASS
・CASIO PROTREK PRG-40
・M4
・M9
・シュマグ
・ヒゲ(GEN6)

順に詳細を書いていきます。

CIRAS MAR


2005年製のKH、Mサイズです。
構成は下記になります。
SFLCS SAW 200RDポーチ
SFLCS 9mmピストルマガジンポーチ(2本用)
SFLCS チャージポーチ
TAC-T MAVユーティリティポーチ(2001年製)
SAFARILAND 6004 with MOLLEアダプター
PARACLETE GPアップライトポーチ SG(Pre MSA)
PARACLETE ラジオポーチ SG(Pre MSA)

以前記事にした状態とほぼ同じです。
腰足周りに何も装備したくなかったので、CIRAS君に全ての収納を担っていただきました。
おかげでかなりヘビーになり、10ゲーム以上こなした夕方あたりは流石に肩とか足が痛くなりました。

大容量で汎用性が高く、触って感じる丈夫な質感と安定感のある着心地は「ヘビーデューティー」という言葉を具現化したような印象で非常に頼もしいです。
反面、肩周りのカットが後発のRBAVやその後の軽装化された他のアーマーに比べると小さく、ライフルを構えるのに若干違和感がありました。
着脱も脇腹部分で前後分離させるので、体が硬い人間だと毎回難儀する構造なのも少し時代を感じさせます。
古い設計故か随所にやや不便さはありますが、そんなデメリットは非常に些細な物だと思える圧倒的な存在感、魅力が溢れ出るマスターピースだと思います。


MICH2000


J-TECH製のレプリカです。
レプリカの中では高級品で、ツブツブの塗装感までしっかりあります。
チンストラップも出来が良かったはずですが、数年前の馬鹿な私は捨ててしまい、OPSCOREのX-NAPEに換装してしまっています。

官給ストラップを買わねばと思いつつ後回しになっています。
NVGマウントはカマボコ板で、これもJ-TECH付属の物だったはずです。


実物に換えようかとも思ったのですが、見比べても区別が付かないほど似ているので、これも後回しになっています。
中のパッドはオレゴンエアロのものにしていますが、かなりおススメです。


あとはベルクロを貼ったりランヤードを引っ掛けたり汚し塗装したり小物を盛り付けています。

ゴテゴテのヘルメットも大好きなんですが、今回のようにすっきりシンプルなのもコレはコレでいいですね。
最近初期アフばかりやっていてキャップしか被っていなかったので、久々のヘルメットは新鮮でした。


MSA SORDIN



Z-TACのレプリカです。
ステッカーカスタムされた中古が激安でしたので買ってみました。
ODAヘッドセットの鉄板はCOMTACと思いますが、ここはちょっと奇をてらってみました。

ウワサ通り、設計者の頭を疑いたくなるほど電池交換が激ムズですね。。
私は一度付けたが最後、その後まだ取り外せていません。

INSIDE THE GREENBERETSの劇中でもROB隊長がSORDINを使っています。


が、DUALでしかもマイクが右側についているレフティ仕様っぽいです。
レプリカは絶望的ですし、仮にあったとしても右利きだと右側マイクは実用上も不便(銃を構える際邪魔)があるので地獄です。
ROB隊長はホルスターの付け方から右利きと思いますし、ラジオも1個しか使ってないのですから、大人しく左マイクのシングルにして欲しかったと心底思います。

偶然イーベイにDUALレフティの実物がありましたが、流石にここは妥協してシングルの左マイクのレプにしました。


OAKLEY FACTORY PILOT GLOVES


米軍御用達の鉄板グローブですね。
劇中の隊員も嵌めています。



特徴的なデザインなので分かり易くてありがたいですね。
ただ、これも年代で仕様が2回以上変わっているっぽいです。

2005年時の写真


2012年時の写真


掌の縫製も変わっていたりするようですが、一番分かり易いのはナックルガードのカーボン素材のツヤ感です。
古いモデルはテカテカで、新しいものは艶消しになっています。
私の個体は確か2011年頃購入しましたが、艶消しナックルガードです。

まだ確証はありませんが、映像から見るにナショジオODAの時代はおそらくテカテカバージョンが正解なので、私の仕様はオーパーツかもしれません。無念です。
掌はぶっちゃけどうでもいいですが、手の甲は目立つ部分なので何とかしたいところです。
まあ旧バージョンMechanixを手に入れちゃうのがこの時代のグローブ問題解決としては一番早そうです。



OAKLEY SI M FRAME2.0


Mフレーム2.0は2006年から採用されている認識なので、年代的にはOKだと思われます。
まだちゃんと確認できていませんが、劇中の隊員はMフレームだとは思いますが2.0ではなさそうです。


ASOLO FSN95 GTX


購入してから50kmくらい履き込みましたが、履き始めよりかなり足に馴染んできて歩きやすく、相当お気に入りな一足になりました。
若干の重さ硬さはあるものの、足とのフィット感は抜群でゲーム使用でも何も問題ありませんでした。

しかし、どんな保管をされていたか分からない中古なのでソール劣化に一抹の不安はありますので、いざ交換した時の為にトゥのASOLO刻印複製や色合わせの手法の開発を進めておこうと思います。

Bucket Head氏もFSN95を履いてきていました。


劇中の隊員もこぞって履いていますね。


幅広い年代をカバーする鉄板ブーツとして、末永く使っていこうと思います。


ACU(UCP)
久々に着ましたが、やっぱりいいですね。
軽くてすぐ乾いて体の動きを阻害せず、S-Sサイズであれば全ての丈が私のような短手足の日本人でもちょうどよいです。
陸軍特有の迷彩柄で分かり易く特徴出しが出来るのもナイスですよね。

自分の知らない分野の装備をしている方と話す時は皆さん大抵「陸ですか?」とか「海ですか?」の属性確認から入ると思いますが、そこでいきなり間違えるとなんかすんごい気まずいですよね(私だけ?笑)
UCPであれば畑違いの方でも「とりあえず陸だろう」までは分かってもらえるので、スムーズなコミュニケーションが取れるのではと勝手に都合よく解釈しています。
そこで「いえ、PJです」や「実はMARSOCなんですよー」等の変化球であれば、それはそれで逆にしたり顔で喜んでもらえたりしますよね。
装備好きってめんどくさいですね(笑)

パッチはBucket Head氏と合わせてODA3124パッチを貼りました。


ODA表記が4桁に変わったのはグリーンベレーが改編された2008年以降の認識なので、このパッチは今回の装備ではオーパーツということになりますね。
でもどうしても貼りたかったんだからしょうがないんです(笑)

GARMIN Foretrex101


e湾から無事に到着しました。
購入してから到着まで色々勉強していたおかげで、入手後スムーズに使えました。
私は毎日職場まで片道10km自転車を漕いでいるのですが、サイコン代わりに腕に巻いて走ってみました。


とりあえず移動距離や速度はそこまでおかしくなく、ちゃんと衛星に見てもらえてるみたいです。
最初に衛星を補足した際、位置精度が700mとか出ていて「終わってる」と思っていたのですが、ちょっとしたら3~5mくらいで落ち着いたので良かったです。
信号待ち等で腕を少しでも動かすと移動時間に加算されてしまうので、移動時間と平均速度はあまりアテにならない数字になってしまうと思います。

あとは1歳半の娘と出かける時にベビーカーに取り付けて遊んでいます(笑)


BB弾の被弾で液晶が割れるという恐ろしい事例を聞いていたので対策しました。
LBTやEAGLEのケースに入れるのがスマートだと思ったのですが、年代が合わなさそうなので諦めました。
そこで、透明の下敷きを液晶の形状に切り抜き嵌め込んでいます。
不器用なので端部に隙間がありますが、接着等しなくても外れることなく嵌まってくれており、外観をそこまで損ねずBB防弾性UPできました。
1mmちょっとのPVC板でどこまで防御力上がっているかは不明ですが、まあ割れたら割れたで諦めようと思います。

ちなみにサバゲ実用性として、タイマー機能が中々良かったです。


液晶画面いっぱいにタイマーを表示できるのでG-SHOCK等のそれより数倍見やすく、ゲーム中の立ち回りを改善できました。
時間管理が楽に出来るようになったおかげで押し引きのタイミングが正確にでき、フラッグまで肉薄できるゲームが多かったです。

この日持ち込んだガーミン達です。


右のダミーはBucket Head氏が持ち込んだものですが、何処でも売っているダミーより本体の色合いがリアルでした。
バンドは実物を付けているとのことでした。
ダミーとは言え手を抜かない氏の拘りが垣間見れますね。


SUUNTO M9 COMPASS
旧型になります。


新型になったのは確か2014年か2015年頃だったと思うので、最新装備以外は旧型でないとオーパーツになってしまいます。
意外と高い取引相場で玉数もそこまで豊富ではないので、小物のクセに地味に難易度の高い装備ですよね。
全軍長い間使用していてミリフォト露出も非常に高いので、これからも需要と供給のバランスは悪化し続ける=値上がりし続けるのではないでしょうか?

コンパス周りでは、先日清水の舞台から飛び降りる覚悟で念願の「夢のお宝コンパス」を入手できましたので、後日特集記事を書こうと思います。



CASIO PROTREK PRG-40


2001年発売なので、2006年でもバリバリ現役だったと思います。
でかいし時間もズレますが、映画エリジウムに出てきそうな「レトロなハイテク感」が非常に気に入っています。
初期アフODAでの実用例もあると思われます。


ちなみにエリジウムのAKは一時期本気でスクラッチしようかと思っていましたが、なんとサードパーティから発売されましたね。



既製品が発売されてしまうと一気に醒めてしまうところが、自分はつくづく天邪鬼だなと思います(苦笑)

付けヒゲも出来のいい既製品が発売されたら、更なる高みを目指し始めるかもしれません。
以前床屋で切った自分の髪の毛を貰って付け髭の材料にしようと考えたことがあるのですが、友人に全力で止められました(笑)


M4
初期アフから数年経っている装備なのでM4も時間を進めようと思ったのですが、よく考えたら2006年はBLOCK1のままなので何も換える部分が無かったです(苦笑)
我が家のBLOCK2アクセサリ達は完全にホコリを被っています。


シュマグ


前々回のVショーでちょっと奮発してお高めの柄を調達していました。
劇中の隊員が巻いているのと似た柄です。
シュマグは何個あってもいいですね!


ヒゲ(GEN6)
前回のギアレボで頭固定用のゴムひもが切れてしまったので、いい機会だと思い固定位置を改修しGEN6となりました。
GEN6の大きな変更点は、頭を固定する紐を1本から2本に増強したことです。
これにより更に顔へのフィット感が増しました。
元々付けヒゲはヘルメット着用を前提として開発していたので、ヘルメットとの相性は抜群ですね。
ヘルメット+ヘッドセット+ヒゲのフル装備時は、かなり自然な仕上がりだと自画自賛してしまうレベルです。


INSIDE THE GREENBERETSのDVDを研究して更にこの時期の装備をブラッシュアップしつつ、2003~5年あたりの初期イラクODA装備も少しずつやっていきたいと思います。
初期アフも大物を手に入れましたので、年内1回くらいは初期アフで出撃したい次第です。
体1個ではとても足りませんね(笑)
先日のアメトークのスニーカー芸人で、佐藤隆太が「自分が履く暇が無いから、人に履かせてそれを眺める」と言っていましたが、「それいいな」と思いました(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年11月25日 Posted by 4039  at 20:45Comments(2)サバイバルゲームODAINSIDE THE GREENBERETSCIRAS

サバゲーバイキング



先日、ユニオン3フィールド同時開催の「サバゲーバイキング」にBucket Head氏、H氏と参加してきました。


バイキングと言ってもお昼ご飯が食べ放題というわけではなく、METユニオン、ユニオンベース、ヘッドショットの3フィールドが同時にゲームを開催していて、好き好きにフィールドを選んでゲームを楽しめるというものでした。


参加費は昼食代抜いて3000円でしたが、破格のコスパだと思います。
3ゲーム同時進行でも流石は老舗のユニオン、一切滞る事無くスムーズに各フィールドでゲーム回しをされていました。
スタッフも皆さん明るく聞き取り易い声で親切に対応してくださり、素晴らしいの一言に尽きます。

フィールドはご存知な方も多いでしょうし、3フィールドもあるので駆け足でポイントを書いていきます。

まずはユニオンベースです。



なんと言ってもフィールドの大外を囲うように延びる「山道」が特徴ですよね。




ここを登らずしてユニオンベースで遊んだとは言えませんね(笑)
ベース初体験だったH氏を連れて山道迂回ルートで攻めました。

山道は中央の砦から足場伝いに道が続くように変わっていました。


さらに斜面は一切のバリケードが無くなり、高台を取っても下からの撃ち上げに油断はできない造りになっていました。


実際我々も高台を陣取り敵全体を見下ろせる状況になりましたが、下からの思わぬ反撃でヒット者が続出しました(この時はほぼ無風だったのも大きいと思いますが)。
それでも撃ち下ろせる状況は圧倒的に有利ですし、このスケールの高低差はこのフィールドでしか味わえないと思うので、疲れますがついつい山道に足を運んでしまいます。
ちなみに「銃撃戦では撃ち下ろしが有利」というのは私は小学校5年生の時に映画「ザ・ロック」でエド・ハリスから学びました(笑)


ミリタリー好きなら99.999999%の方が見ているであろう名作中の名作ですよね!
シャワー室でのSEAL隊員達の悲劇は300回は繰り返し観ていると思います。



当時金曜ロードショーで録画したVHSが擦り切れる程観ました。
放映直後、仲良しの友人に「4039の家に遊びに行くと必ずザ・ロックの曲が流れている」と言わしめたほどです(笑)


あの金曜ロードショー初放映版の吹き替えが収録されたDVDが発売される日をずーっと待っているのですが、一向に出てきません。無念です。

サントラを町内中のCD屋を駆けずり回って探したのもいい思い出です。
今のようにアマゾンやヤフオク、youtubeが使えない時代は苦労したものです。
この映画以来ハンス・ジマーのファンになりました。


いつかこの映画の海兵隊装備をやらねばと思っているのですが、どうしてもこのクソダサい迷彩効果を発揮する環境が限られるBDUを買う気が起きません(苦笑)


もしまだ「ザ・ロック」を観ていない方がいたら、イヤミではなく素直に羨ましいと思います。
初見の興奮、感動は絶対に初見でしか味わえません。
一度観てしまったら、二度と初見の状態には戻れないのです。
映画に限った話ではなく、何事も「初体験」というのは大きな価値があると思います。
これから世の中がどんなに便利になってもおそらく不変の価値だと思います。

なので、「あーこれ観たかったんだー」といって半分寝ながら機内映画で初見の映画を観てしまうのは、愚行としか言えない行為だと思います。
といっても私も誘惑に負けていつも初見映画を機内で観てしまい、その映画が面白かったら面白かった分だけ後悔するのですが(苦笑)
自分への戒めの為にここにぶちまけました(笑)

まあ映画が特別好きではない方からしたら、機内映画は適当にながら見できるこの上ない「いい暇潰し」だと思うので、結局はその人の価値観次第ですよね。
人生の時間は限られている割に世の娯楽は無限大に増殖し続けているので、本当に自分のしたいことは何か?を常に意識し取捨選択できるかが現代人に求められる最も大切なセンスなのかもしれませんね。

またもや得意の大脱線をしてしまいましたが、次フィールドの説明に入ります。
METユニオンです。



2年近く前に私が遊んだ時との大きな違いは、中央にキャットウォークが出来たことです。
上の通路もゲームで使えるようになっており、戦略性に深みが出ました。
キャットウォークを挟んで市外エリアと林&ブッシュエリアに分かれています。
市街地フィールドも色々凝ったオブジェや障害物が増えており、雰囲気が増していました。

METユニオンは平坦ですが変化に富んでいて広さもちょうどよく、交戦距離も位置取りやルートを考えれば近距離~遠距離まで様々に対応できるので、個人的にはゲームをしていて一番楽しいフィールドかもしれません。
ちょうど連携を取り易いような造りで、自然とチームで声を掛け合って「ラインを上げる」という感覚を体感しやすいからかもしれません。
個人的にはイチオシのフィールドです。

サバゲ初体験の友人知人を初めて連れて行くなら、私ならここかサバゲパークを選びます。
どちらも自分の周りの戦況を直感的に把握し易く、かつ交戦距離も程よい場合が多くどこから撃たれているかも分かり易いので「撃ち合っている感」を楽しみ易いと思うからです。


そして最後はヘッドショットです。



平坦で広大な敷地に、2階に登れる建物が20軒近くあるのは圧巻です。
まさに「街」です。
各建物の窓やその奥の暗がりに注意しながら、建物を一軒一軒制圧していくのはとても面白いです。


自分が2階に上がり、敵の足止めをしながら階下の味方に情報提供して攻め上がる支援をしたりと、色んな遊び方が出来るのも楽しいポイントです。
ただ全面同じような雰囲気なので、一日中ここでゲームをしていると飽きが来るのも確かです。
なので今回のように3フィールド選びながら遊べるサバゲーバイキングは大変ありがたいイベントでした。

ケータリングも充実しておりショップ出展もあり、参加者も程よく(体感150人くらい?でした)、純粋にゲームを沢山楽しみたいなら「サバゲ祭」よりもいいかもしれません。

そんなサバゲーバイキングに、私とBucket Head氏はUCPのODA合わせで臨みました。


完全に「双子コーデ」になりました(笑)
装備の特徴がまんま同じなので、ヒゲを付けている写真は自分でも一瞬どっちがどっちか分からなくなります。
イメージソースは現在研究真っ最中の「INSIDE THE GREENBERETS」です。



劇中のシーンとセーフティから見える風景がなんとなく似ていたので、テンションが上がって1時間くらいここでキャッキャ遊んでいました(笑)





よく見ると田んぼ感丸出しなので全然アフガンじゃないですが(苦笑)

Bucket Head氏は今回も小道具を仕込んできており、「小脇に抱えるのにちょうど良いダンボール」と


「洋物の地図」を用意していました。


おかげでアフガンの村々をパトロールしているナショジオODAっぽさが演出できました。
ちなみに地図はフィリピンのどこぞの島の地図なのはここだけのヒミツです(笑)

色々写真撮りましたが、このバックショットが今回一番お気に入りかもしれません。


Bucket Head氏はMBAVベースに胸ホルスター+3連M4ポーチ、脇はラジポ、ユーティリティポーチ、背中にMAP+MEDポーチというオーソドックスな構成でした。


腰足周りに何も着けていないところがナショジオODAらしさUPのポイントだと思います。
背中のMAPも敢えて中身をほぼ入れずペシャンコにしていますが、これも車両移動していた想定をするとリアルです。


実際のナショジオODAのMAPもスカスカっぽいですしね。


パックにはついついプチプチやシュマグ等「アンコ」をパンパンに詰めてしまいがちですが、場面を想定して敢えて空にするという上級テクニックだと思います。

さらに構成こそ基本的なものの、ポーチはDBTのキャメルタンやPPM、旧型BHI等シブいチョイスが勢ぞろいです。
直球のSFLCSは外して一味加えて来るところが彼らしいです。
凝っている装備は見ている側も楽しいですよね。

次回記事で詳しく書こうと思いますが、foretrex101もダミーながらよくある中華製ではなく、バンドは実物にしていました。


ホルスターも私が今超欲しいBHIの旧型プラットフォームで取り付けています。



ただ、MOLLE式では無くベルクロ式の方だったのでタイラップでMOLLEに括り付けています。
逆に現場臭くていいですよね。

彼のピンショットで私的ベストショットはこれです。


「村人へのお土産を入れた箱を笑顔で運ぶODAおじさん」です。
ハーツアンドマインズ感が溢れ出ていますね(笑)

今回は色々寸劇チックに写真を撮りましたので、次回の記事で載せようと思います。
私の装備詳細も次回記事でまとめようと思います。


H氏は3年間ほぼ何も変わらない装備です。



初めて買ったプレキャリ、メット、迷彩服(2種類)をずーっと着ています。
装備大好き人間2人にいつも囲まれているのに感化されないケチな芯のある姿勢には感動すら覚えてきます(笑)
まあ元々ミリタリーに興味が無く、その手のゲームもやらず、銃が出てくる映画やアニメ等も特段好きでない人なので、逆によく何年も一緒に飽きずにサバゲーしてくれているなと感謝しています。

今回、立てかけていたマルイの次世代SCAR-Hが倒れた拍子にストックロックボタンが折れてしまいました。
この部分の破損はあるあるのようですね。

これはマルイの設計というよりも、実銃のSCARの設計思想に起因しているところが大きいそうです。
SCARは無理な荷重が掛かった際、機関部への影響を避けストックが始めに壊れるようわざと脆く設計されているようです。
同じような話では、確かサファリランドのQLSもわざと壊れ易くしているようですね。


私の持っているVFC製の電動SCAR-Hも過去ストック部が簡単に折れましたので、確かな話なのかなと信じています。

H氏のサバゲー熱はだいぶ落ち着きを見せてきているので、この部品と一緒にサバゲーへの情熱も折れてしまわないか心配です。
これきっかけで「銃壊れちゃったし、もうやーめた」とならないよう、スペアパーツの手配や交換手順等、最大限バックアップしておこうと思います。

思い返してみると、ちゃんと晴れた日に屋外で一日通してバリバリゲームをやれたのは今年初めてかもしれません(笑)
定例会参加予定の日は狙ったように雨が降っており、あとはユルゲやギアフェス東北等、ゲームメインでは無いイベント参加も多かったので、ちょうど良い気候で久々に「サバゲらしいサバゲ」が楽しめて大満足な一日でした。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年11月21日 Posted by 4039  at 00:03Comments(4)サバイバルゲームODAINSIDE THE GREENBERETSCIRAS