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ユルゲ参加装備
参加されていたミリブロガーの皆さんから続々と「ユルゲ」記事が上がっていますね。
私も遅れを取らないよう書き上げようと思います。
今回は私の「ユルゲ」参加装備詳細を記録していきます。
本題に入る前に、ひとつ大変ありがたい事がありましたので書いておきます。
色々な方が既に記事やツイートを上げられていますが、今月発売のコンバットマガジンは「ギアフェス」特集でした。
その中のコンテンツのDJちゅうさんのイラストコーナーに、なんと私と友人のBucket Head氏を描いてくれていました!
小さいマガジンポーチやアンテナの束ね具合、小物の耳栓やテープに至るまで詳細に描いてくださっていて、装備に対する「愛」を感じました。
しかも2人とも顔までそっくりです!
今号は家宝として保管しておこうと思います。ありがとうございました!
ツイッターでちゅうさんにメッセージを送ればイラストのデータを頂けるとの噂を聞きましたが、ツイッターはやっていませんので泣く泣く諦めました(涙)
アームズマガジンの方は2月中旬発売の別冊で特集が組まれるようなので、今から楽しみですね!
それではこのあたりで本題に入ります。
今回も私は初期アフガン装備での参加でした。



今回は「ギアフェス」時よりも人数は少なく、その分深い交流が予想されたので、とりあえずどれかのアイテムが会話のきっかけになればと、全身を盛るだけ盛って臨みました。
4パターンの迷彩(ナイトカモパーカ、3Cパンツ、WLチェスト&BALCS&CAMELBAK、リアルツリー帽子)を一度に身に着けるという、雑味たっぷりのコーディネートです。
お腹も背中もボリューム満点、小物もとりあえず引っ掛けられそうなところを見つけては引っ掛けています。
コンセプトはさしずめ「カレーハンバーグラーメン」です。
カミナリのタクミ君に「バガが食うやづだな!」と引っ叩かれるやつです(笑)
こうしてガッツリ系で装備を組んでみましたが、個人的にはイマイチ「初期アフガンODAぽくない」印象でした。
やっぱり初期アフガンODA装備は「引き算の美学」なんだろうなと再認識した次第です。
今回の自分の中での隠れテーマは「タイラップ」でした。
要所要所にタイラップで工夫してみました。
まずCAMELBAKですが、初期アフ番組「Profiles From The Front Line」で見たMike大尉の興味深い着こなしをヒントにしました。

考察記事PART7で書きましたが、CAMELBAK MULEを背負っているように見えますが、肩にストラップが確認できません。
おそらくBALCSに直付けしているのだと想像しました。
そして現物を見てみると、丁度良い感じに4隅にループがあります。
このループとBALCSのウェビングにタイラップを通して固定してみました。

するとどうでしょう、SFLCSやMLCS等のMAPよろしく、非常に収まりよく固定することができました。

ただMAPに対しても常々思っていることですが、これだとアーマーを着ている限り背中にバックパックが付いている事になるので、車両に乗る時は邪魔だと思います。
それに自分ですぐに中身を取り出せないですし、色々不便じゃないかなと思います。
そう考えると「タイラップで固定してしまう」という手法はMike大尉は取っていないかもしれませんね。
他にもM4ハンドガードの固定で使用したり、
(全快娘さんのブログ写真を拝借しました。紹介してくださり感謝です!)
諸々細かいところでタイラップを多様し、今回の装備組み立てを通して私の「緊縛テク」は上達したと思います(笑)
今回の装備構成の発端としては「暑くて冬しか着れないナイトカモを着よう」とまず漠然と思いつき、ナイトカモパーカありきで装備を組んでみました。
ナイトカモ(ADVENTURE TECHのパーカ)の初期アフODAと言えば下写真が有名だと思います。

この写真はODA995(第19特殊部隊グループ 第5大隊 チャーリー中隊) のアフガンでの初の戦闘任務時の写真だそうです。
(ちなみに19thは第3,4大隊が欠番なので注意です。ここはテストに出るとこですね!笑)
先日この写真の真ん中(右から3番目のニット帽子被ってる人)に映っている、Regulo Zapata Jr.氏の9.11直後からのアフリカ~アフガン派遣時の自伝を入手しました。

まだ半分も読めていませんが、ネットでは見たこと無い写真まで載っており、非常に勉強になります。
この本中にも上写真が解説付きで載っています。
本人が書いているわけなので、まあ間違いない情報なのかなと思います。
少し話が逸れましたが、私が着用したナイトカモパーカはADVENTURE TECH製のリバーシブルタイプのものです。
この時代のナイトカモパーカは、これの他にもう1タイプ代表的なものがありますよね。


謎のサイズ感、謎の超ロング丈で、私には到底着こなす自信が無く手を出せていませんでした。
しかしユルゲでは全快娘さん、FAT4さんがこのパーカを着用しており、非常にキマッていましたので、かなり欲しくなってきました。
更に最近このパーカをステキにカスタムしている初期アフガンミリフォトも発見したので、俄然興味が湧いてきています。

私の所有しているADVENTURE TECH製のパーカはゴアテックスのアウターシェルです。
内側にフリース等を着込む事が想定されているらしく、サイズ感は表記に対してかなり大きめです。
私の物はSサイズで、サバゲで暑くなるので内側はロンT1枚ですがギリギリ「変じゃない」程度のダボっと感には収まっています。
(ちなみに私は約170cm、70kg強のチョイデブです)
前述のパーカに比べて丈はかなり短く(それでも最近のファッション丈よりは大分長いですが)、Sサイズで内側を厚めに着込めば日本人でも何とか「普通に着こなせる」レベルの代物だと思います。
私は見たことがありませんが、XSサイズであれば普段着としても使いまわしが良さそうなサイズ感だろうなと思います。
3Cやナイトカモは迷彩柄の中では比較的ファッションに取り入れ易い方ですしね。
ふと気づいた素朴な疑問なんですが、このパーカは前述の通り「ゴアテックス」を使用しています。
ゴアテックスは複層構造で裏表がある生地だと認識していますが、それを「リバーシブル」にしちゃうって大丈夫なんでしょうか?
「裏返し」側になる方(手触り的に多分ナイトカモ)は生地を裏表逆に着ることになるので、色々ちゃんと機能しない気がします...。
そういう先入観もある為か、ナイトカモで着ると肌触りはかなりゴワゴワ、汗をかくとペッタペタ肌にまとわり付く印象です(笑)
「ナイトカモはウインターのベリーコールドなナイトに着る服」だから、汗をかくなんてそもそも想定されてないんでしょうか(笑)
ちょっとゴアテックスについてもこの機会に勉強してみようと思います。
チェストリグは以前の記事でも登場した、絶賛お気に入り中のBHIコマンドチェストハーネス初期型です。
morizoさんも同じ型を着用していましたが、超渋い色落ち具合で非常にかっこよかったです。

キャップはこの前のVショーで500円で入手したリアルツリー柄のものです。
額にあるロゴ「COUGAR SALES」を調べてみたところ、なんと2004年設立の会社だったので初期アフガンではまさかのオーパーツでした(笑)
まあこの会社を知っている人なんて、おそらく日本ではこの記事を読んだ方だけでしょうから(失礼!)、これからも堂々と被り続けようと思います。
一応、この会社のURLを貼っておきます(笑):http://www.cougarsales.com/
CAMELBAKは初期型のMULEです。
「Profiles From The Front Line」では第19特殊部隊グループの面々がこぞって背負っていました。

ウッドランドは人気が無いのか、ネットオークションでかなり安く入手できました。
私の個体はドラッグハンドルやウェビングのナイロンテープの色がかなり黄ばんでいます。
3Cの個体でもこの部分はかなり色バラつきがあり、「年代やロットによって色が違うのかな?」と思っていましたが、前回のVショーで謎が解けました。
元シーライオンを経営されていた方が3CのMULEを出品していたのですが、ナイロンテープが見たことの無い色でした。
そこで上記の疑問をぶつけてみたところ「単に退色しただけです」とのことでした。
ウッドランドも同じ事が言えると思うので、この部分の色バラつきは製造ロット等では無く、単純に色落ちという可能性が高そうです。
鉄砲は次世代M4とRS 56式を持ち込みました。
次世代M4は以前記事にしたヘンテコカスタムです。
(全快娘さんのブログから拝借させていただきました)
以前の記事:「初期アフM4セットアップ」
光学サイトはこちらも先日記事にしましたが、ポンコツリフレックス君の自動調光機能をオミットして使用しました。
以前の記事:「リフレックスサイト調光機能オミット加工」
私の技術不足で、電池を入れる→即点灯という残念仕様ですが、朝電池をセットして次の日の夜も光っていましたので、実用上全く問題は無さそうです。
光量も屋外では丁度良く、アジャスト範囲も広くしっかりゼロインして戦えたので、一気にジャンクBOXから1軍アクセサリーBOXへ昇格しました。
やはりこの「
ヘンテコなハンドガードにヘンテコなマウント、ヘンテコなドットサイトでしたが、サバゲで快適に運用できました。
それにしてもこの日は皆さんがっつり軍用M4仕様、しかもトレポンだらけで非常に目の保養になりました。
AKは超少数派でしたが、初期アフODA装備のマカロさんがLCTのAKMSをお持ちでした。
私もLCTのAKMSを持っているのですが、ストックのガタが雲泥の差で、マカロさんのAKMSのストックは寸分も動かないガッチリ感で惚れ惚れしました。
片や私のAKMSは、数年使い込んだマルイAK47S並にガッタガタですので、やはりどこかがおかしいという事を確信できました。
今度ハンマーズさんに入院させてみようかなと思案中です。
あとはユルネタとして、一緒に参加したBucket Head氏とストームトルーパーのお面やヘルメットを被って遊びました。
お面の方は防弾加工を施していますので、久々にサバゲで投入しました。
ヘルメットの方は視界が絶望的なのでゲームでは使えませんが、今回のボリューミーな装備と親和性が良く、中々よさげな写真が撮れました。
このマスク姿で写真を撮ると、残雪のおかげもあって千葉の片田舎が「アウターリムの辺境のとある惑星」という設定でもイケそうに思えてきます(笑)
そうなると下の彼は「ならず者の賞金稼ぎ達を取り纏めるお頭」といったところでしょうか(笑)
皆様にもいじっていただけたので、余計な荷物を持ってきた甲斐がありました。
このお面とヘルメットに関しては二人共過去記事にしていますので、よろしければご覧ください。
Sparkle Junk World 「サバゲに使えそうな?映画マスク②」
4039 JETTINGS「ストームトルーパー ヘルメット」
今や我々2人のトレードマークとなりつつある「ばっちい付けヒゲ」も色んな方にいじっていただけて、ヒゲ冥利に尽きる一日でした(笑)
お読みいただきありがとうございました。
2018年01月31日 Posted by 4039
at 21:05
│Comments(0)
│次世代M4│リアルソード 56式│装備│SPEAR BALCS│サバイバルゲーム│映画│ODA│ユルゲ
ユルゲ
昨日オペレーションフリーダムで開催された「ユルゲ」に友人Bucket Head氏と共に参加してきました。
昨年12月に開催された「ギアフェス」のアフターイベント的なMMR-Z主催の貸切ゲーム会で、ギアフェスで「おひとり様」枠で参加された方を中心に招待したそうです。
我々2名は「おひとり様」枠ではなかったのですが、「morizoが呼びたいミリブロガー」枠という、何とも恐縮かつありがたい形で招待をいただきました。
同じように我々の他にも「ANNUAL LEAVE」のぽん太さんや「チャッカリ・ノリス・ファクト」のちゃっかりノリスさんも参加されていました。
お二人とはギアフェスで相席させていただき、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回も朝一発目から元気いっぱいで話しかけてくださり、がっつり活力をいただきました。
早速ギアフェスから再びの記念撮影をさせていただきました。
「ギアフェス」以上に交流を目的とした会という趣旨と、「ユルゲ」という名称にあやかって、皆様との会話のきっかけになればと思い「ユルめなネタ」を多めに仕込んで臨みました。
参加者は全部で30人程度だったと思います。
名の通り、カチッとしたタイムテーブル等は無く「ユルく」始まり、至る所で会話が盛り上がっていた事もあって1回目のゲームは11時頃の開始でした(笑)
しかしゲームは数こそ少なかったですが、内容は「ギアフェス」ゆずりの濃い内容でした。
人数が少ないこともあり機動的な行動を常に強いられ、皆様フル装備にも係わらず足で稼ぐ立ち回りを取っており、土塁から土塁へ中腰で素早く展開していました。
特にぽん太さんとちゃっかりノリスさんは、常に最前線で有効弾をビシビシ敵陣へ送り込み、拠点を制圧していました。
「さすが毎週サバゲをされているだけあるな」と感服し、味方としてとても心強い存在でした。
また、「ゲームとて装備への拘りも一切の妥協はしない」という装備精神の鏡のような光景も目の当たりにしました。
初期アフデルタ装備のCHIHIROCKさんです。
まさにミリフォト通りの見事な装備でした。

そして自分の体より厚みのあるこのバックパックを背負い、足場のぬかるんだフィールドを縦横無尽に攻め通しており、尊敬しました。
ゲーム開始前の待機中に誰かが放った「世界広しといえども、その恰好でサバゲすんのはアンタだけ」というツッコミが的確過ぎて吹いてしまいました(笑)
そんな「ユルゲ」に我々二人とも時代は違いますがODA装備で参加してきました。
Bucket Head氏は珍しい黒BDU+カーキMBAVです。
元ネタはこの写真だそうです。

イラクSFにアタッチしていた第5特殊部隊グループの故Aaron Henderson氏だそうです。
あまり見かけないDBTのマグポーチや、PTTの向きを写真と合わせる為にホリゾンタルアダプタで工夫したりと、随所に拘りがちりばめられた非常に渋い装備でした。
相変わらずイイ所を突いてくるなと感心しました。
私は今回も初期アフ装備です。
第19特殊部隊グループのこのあたりの写真をベースのイメージにしました。

迷彩パターンを一度で4色(WL、3C、ナイト、リアルツリー)も身に着けるという欲張りコーデです(笑)
何かが会話のきっかけになれば良いかなと思い、BHIコマンドチェスト+BALCS+CAMELBAKのMULE、小物も至る所に引っ掛け、前も後ろも初期アフガンODAにしては大盛り気味で臨みました。
私の装備詳細は後日別記事でまとめようと思います。
また、今回は幸運なことにMMR-Zの皆さんが初期アフ合わせで来ていました。
ナイトカモ+BALCSが3人も揃うなんて軽く奇跡だと思いました(笑)
(しかも初期アフ縛りを外すと更に2名ナイトカモを着用されており、異常なナイトカモ率でした)
ギアフェスでは見られなかった全快娘さんの初期アフ姿が拝め、「WATCH YOUR SIX」のFAT4さんともお話しすることが出来てとても嬉しかったです。
午後は更にmorizoさんが初期アフマンに変身、MUNAGEさんも合流し初期アフ全員集合でトイレ裏の秘密のスポット(笑)で記念撮影でした。
家に帰ってきて写真を見返しましたが、どの写真も自分がちゃっかり真ん中に居て恥ずかしい限りです。
舞い上がって周りが見えていなかった証拠ですね(苦笑) こういう時でもしっかり視野が広い立ち回りができる大人になりたいものです。
個人的にツボに入ったのはマカロさんの装備です。
鉄板キーアイテムでツボをしっかり押さえた「ザ・初期アフODA」な佇まいは、まさに「シンプル・イズ・ベスト」と思わせてくれます。
完璧なやつれ具合の56式が目を引きます(しかも後ろ紐は結んでいないところも個人的にポイント高し!)。
小物もetrex VISTAや
なんと私が喉から手が出るほど欲しているSilvaのリストコンパスまでお持ちでした!
リコさんといい、なぜこうも当たり前のようにこんなレアアイテムを持っているのか、その調達能力に感服しました。
しかもこのコンパスは「SILVA」の所在するスウェーデンではなく、「SUUNTO」の所在するフィンランドで生産されたとの情報までお持ちでした。
SUUNTOのM9とそっくりな形状の謎を解くヒントになるかもしれませんね。
どアップで写真を撮らせていただき、非常に参考になりました。ありがとうございました。
マカロさんの装備を見て、私も次回は絶対軽装初期アフガン装備で行こうと決心しました。
あと個人的に非常にありがたい経験だったのがあの「BLACK RIFLE COFFEE」を味わうことができたことです。
MUNAGEさんに手挽きのコーヒーをご馳走していただきました。
酸味が無く、苦味+キレに振ったバランスで非常に好みの味でした。
現在同社の色々な豆を試しているらしいのですが、商品名が「DEATH PUNCH BLEND」や「AK47 BLEND」等、名前だけだと全く味の予想がつかないと苦笑されてました(笑)
美味しいコーヒーと初期アフトークをありがとうございました!
普段参加している定例会と違い、撮影できる時間がしっかりあったので「ユルゲ」という名前らしく、ゆるーい写真をいくつか撮って遊びました。
まずはストームトルーパーのお面で「看板」ネタです。
この「看板」ですがBucket Head氏がAmazonの箱に必ず入っている段ボール板にシャーピーで落書きしたものです。
「I WANT YOU」のつもりでポーズを取りましたが、ユルゲ的には「信じるか信じないかはあなた次第」の方が正解ですね(笑)
この裏にはニンジャタートルズを書いていました。
氏曰く「タートルズはインスタで外国人ウケがいい」とのことで、黒装束=忍者=タートルズという連想ゲームで描いてきたそうです(笑)
更にBucket Head氏はポテトヘッドも持ち込んでいました。
目的はこのイラクのグリーンゾーンでの写真のオマージュです。
頑張っても「ジャパンの片田舎感」は拭えませんでしたが、まあまあ雰囲気は出たと思います。
地面に這いつくばって撮った甲斐があったというものです(笑)
もう一つありがたかったのは、MMR-Zのメンバーによるフリマが開催されたことです。
激安で初期アフガングッズが3つも手に入りました。
まずはCHIHIROCKさんから購入したイーグルのレッグホルスター。超安の2000円でした。
おそらくMk3のM9用で、バックルを見るに2002年製のようです。
これまたCHIHIROCKさんから買わせていただいたストロボポーチです。なんと破格過ぎる100円でした!
このポーチは「Profiles From The Front Line」でRandy少佐の56式弾帯やBDUに付いていたと思われるポーチですね。

ブログで記事にした際、コメントでアドバイスを頂いて以来、狙っていたアイテムなのでかなり嬉しかったです。
そして3つ目はナイトビジョンマウントです。
部品が欠落してしまったり、一部折れていますが問題なく被ることが出来るので、撮影時等に活用できます。
こちらはハシモーさんが出品していましたが、なんとタダで譲っていただきました!ありがとうございます!
ハシモーさんとはギアフェスでお会いした際、写真を一緒に撮り損ねてしまい大変後悔していましたが、思いの外早くリベンジできるチャンスが到来し感無量です。
さらにはmorizoさん、taroybmxさん、FAT4さんとも写真をご一緒させていただき、とても嬉しかったです。
まだまだ書ききれない程たくさんの楽しい思い出を作ることができました。
今回もギアフェス以上に色々な方と楽しい交流をさせていただき、このような場を用意してくださったことに感謝しきりです。
また次の展開もお考えのようで、精力的に交流の場を創り出されるmorizoさんはじめMMR-Zの皆様には頭が下がります。
私にはこのようにブログで活動記録を記す程度のことしかできませんが、このような交流の仕掛けがサバゲ業界、とりわけ「装備」趣向の愛好の輪を拡げていくことを祈りつつ、これからも陰ながら応援していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART1

全10回に渡って綴った初期アフガン番組「Profiles From The Front Line」考察記事の舌の根も乾かぬ内に、次の番組考察に入ろうと思います。
現在私の中で「ガッサガサな画質に目を凝らすモチベーション」が高めなので、「鉄は熱いうちに叩け」とばかりに邁進中です。
今回から考察する番組は2002年7月に米ディスカバリーチャンネルで放映された「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」という番組です。
これも先の「Profiles From The Front Line」と同様、当時アフガニスタンに派遣されていたグリーンベレー隊員に密着取材している内容です。
ナレーション等でも説明が入っているのかもしれませんが、映像中に「CAMP HARRIMAN」の看板が登場しますので、本番組はこの基地に駐在するODAに密着したものと思われます。

看板にもありますが、「HARRIMAN」の由来は本紛争で戦死された故Stanley Harriman准尉から取ったそうです。
車両乗車中に友軍のAC-130の誤射によって亡くなったようです。
参考URL:http://www.arlingtoncemetery.net/slharriman.htm
戦死された日付は2002年3月2日とあります。
従ってこの取材は、3月~放映された7月の間であったということがわかりますね。
CAMP HARRIMANはPaktika州の東北部に位置するようです。
参考URL:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_ISAF_installations_in_Afghanistan
「Profiles From The Front Line」の第3特殊部隊グループも同じ地域での取材でしたね。
更に部隊推察のヒントになる発見がもうひとつありました。

番組内に登場する「G」という名の隊員です。(本番組の登場人物は全て英語1文字(イニシャル?)で表記されています)
見た瞬間「あれ!?」と思いました。
この方ですが、以前考察した「Profiles From The Front Line」のDREW二等軍曹と同一人物だと思います。

以前の記事(初期アフガンお宝映像考察 PART2)で言及しましたが、このDREW二等軍曹はODA361、つまり第3特殊部隊グループ 第2大隊 チャーリー中隊のODAに所属していた可能性が高いです。
そうなるとこの番組の密着対象ももしかしたら同じODA361、少なくとも中隊までは同じODA36Xだという見方が濃厚だと推察しました。
少なくとも第2大隊の隊員である可能性は高そうですね。
まだザッと見ただけなので浅い部分でしか話ができませんが、早速感動したのがこのシーンです。

「あれ?どこかで見覚えある雰囲気の場所だな。しかも手前に見えるのはもしかして...。」

「あっ!やっぱり!!」
全世界の装備ゲーマーに「初期アフガンODA装備でMP5はOK!」という免罪符を与えてくれたであろう、この写真そのものですね!

まさにこの番組撮影時に撮られた写真だと思います。
「出っ歯色眼鏡の胡散臭い現地民」もどちらにも映り込んでいるところからも決定的でしょう(笑)


というかよく見ると写真にはカメラマンも映り込んでいますしね。
他にもこんなシーンやあんなシーンが目白押しで、とりあえず3CのBALCSが欲しくなること請け合いです。



前回の「Profiles From The Front Line」に比べて1本の番組の1パート、20数分の内容で絶対量は少ないですが、密度は高そうです。
心して観察していこうと思います。
お読みいただきありがとうございました。
この記事の続編は下記リンクになります。
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART2
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART3
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART4
初期アフミリフォト大量発掘!
初期アフミリフォト大量発掘!PART2
初期アフミリフォト考察⑱ 初期アフカメラ その2
リフレックスサイト調光機能オミット加工
次回のサバゲに向け、ちょっとした工作を実施したので記事にしておきます。
トリジコンのRX01NSNのレプリカを小加工しました。
完成度の高い後発モデルでは無く、数年前に側面刻印なし、偏光フィルター無し、点ドットで、おまけに前面のクリアパーツが割れているジャンク扱いでの格安入手でした。
このドットサイトですがなんと「自動調光機能」なるものが実装されています。
「周囲の明るさに合わせてドットの輝度が自動で調節されます!」という謳い文句です。
そう言うと聞こえは良いですが、残念ながら実用性は皆無といわざるを得ません。
照準の先の明るさでは無く、自分の周囲の明るさに合わせてアジャストしてしまう為、この2地点に明暗差があるとまともにドットが見えません。
この欠点が致命的で、入手したはいいものの一度も実戦投入することなく永らく倉庫入りしていました。
しかし最近、デザイン的にこのサイトを載せたくなってきました。
世には「自動調光機能なし」のモデルも存在するらしく、それを買えば解決!と思い探しましたが、一向に在庫がありません。
そもそもRX01NSNレプリカ自体が市場で絶滅状態にあることが判明しました。
そういう状況を知ると、急に愛着を感じ始めるのが不思議なものです(笑)
ここにきて、購入早々に戦力外通告が出されていた我が家のポンコツRX01君に白羽の矢が立ったというわけです。
実用化する手段は単純至極、「自動調光機能」という
まずはじめに「自動調光機能」の仕組みを調べてみました。
光を感知して機能する製品は世に山ほどあるので、すぐに出てきました。
どうやら「CDS」という類のセンサーが回路に組み込まれているようです。

受光強度によって抵抗値が変わる仕組みのようで、光が強いと抵抗が小さく、光が弱いと抵抗が大きくなります。
電圧は電池依存なので一定なので、流れる電流は抵抗と反比例します。
中学校でやったオームの法則ですね。式にするとI=V/Rですね。
そしてLEDは電流と輝度が比例します。
以上から、CDSを組み込むことで「明るいときは電流UP=LED明るくなる」、「暗い時は電流DOWN=LED暗くなる」という挙動となり、これを「自動調光機能」と呼んでいるのだと考えました。
そう考えると、単純に「CDS」をカットしてしまえば「常に一定の電流がLEDに流れる=明るさ一定になる」で狙い通りの状態になるのではと考えました。
簡単に図にしてみました。
電子系のお勉強は高校生以来ロクに触れていないので、超素人考えです(笑)
実物はどこかに抵抗が入っているのだとは思います。

この絵だと電池を入れた瞬間から光りっぱなしになるので、写真のようなスライドスイッチを途中に挟めばOKと考えました。

そんな感じで構想を固めたところで現物を見てみます。
左下の赤丸で囲った部分が光センサーのようです。

裏側から見てみると光センサーが結線されている箇所が見えます。
この部分で光センサーを切り、代わりにスライドスイッチをハンダ付けすれば万事解決ですね。
という訳で分解です。
と思ったのですが、思ったより構造が複雑で、どう頑張っても分解ができませんでした(泣)
若干面倒くさくもなってきていたので、強行手段です。
幸い結線部は露出していますので、ドライバーを強引にねじ込み、線をぶった切りました。
そして切れた線同士をこれまた強引にハンダとハンダこてをねじ込み、何とか導通させることができました。
電池を入れてみると、「お前はこんな能力を秘めていたのか!」と思うほど煌々とまぶしいくらいにドットが灯っています。
正直明るすぎるくらいです。
いい感じの抵抗を挟めば電流が絞られ明るさちょうどよく、省電力にもなり一石二鳥かなと思いますが、私にはそのスキルもモチベーションもありません。
しかも強行手段だったのでスイッチを仕込めず、電池セット=即点灯となり少々使い勝手は悪いです。
しかし夏の炎天下でもはっきり見えるほど明るいドット常時点灯は実現したので、結果としては本来の目的であるゲームでの実用性向上は達成できたと思います。
幸い電池は安いLR44×2なので、朝セットしてその日一日持てば全く問題なし、最悪半日でもOKです。
早速次回のゲームに投入してみようと思います。
作業時間10分でできるので、もし私のように「自動調光機能」というありがた迷惑な機能の「迷惑」の部分しか感じない方にはオススメの工作だと思います。
お読みいただきありがとうございました。
初期アフガンお宝映像考察 PART9

ハリウッド初期アフガン映画「12 STRONG」が全米公開されましたね。

アメリカの批評サイト「Rotten Tomatoes」の評価では、批評家ウケ半々、観客ウケ7割、といった感じです。
最近の戦争モノで「13時間」がありましたが、評価の傾向が似ています。
予告編と合わせてみて大体察しがついてきますね。
片やマイケル・ベイ、片やブラッカイマーが絡んでいるので、まあ予想通りといったところでしょうか(笑)
(ちなみに個人的には「13時間」は超ドストライク映画です。)
Rotten Tomatoes「12 STRONG」ページ:https://www.rottentomatoes.com/m/12_strong/
まだ公開間もなく観客数が多くないので、評価は変動するかもしれませんね。
クリヘムパワーで是非とも日本公開まで漕ぎ着けて欲しいですね!
それでは本題に入ります。
前回に引き続き、初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」の装備考察をしていきます。
今回で本番組の考察はひとまず最終回としようと思います。
前回までの記事はこちら。
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!」
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1」
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2」
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3」
第5回:「初期アフガンお宝映像考察 PART4」
第6回:「初期アフガンお宝映像考察 PART5」
第7回:「初期アフガンお宝映像考察 PART6」
第8回:「初期アフガンお宝映像考察 PART7」
第9回:「初期アフガンお宝映像考察 PART8」
今回は第19特殊部隊グループのシーンで気になった映像を挙げていきます。
デルタ?

カメラがパンした先にこの人が映り込み、すぐに画角の外へ出てしまうのでほんの数秒の登場ですが非常に気になりました。
MICH2002+ANVISマウント(多分)という、デルタ鉄板の頭装備に見受けられます。
残念ながら私はデルタ周りの知識に乏しいため、これ以上考察が深められませんでしたが、デルタ隊員が見切れたと思うと「見てはいけないモノを見た」気がして何だか得した気持ちになりますね(笑)
謎チェストリグ

「どうぞ見てください」と言わんばかりに一瞬手を挙げてくれる瞬間がありました。
そこには謎すぎるチェストリグがありました。男性の脇の下を眺めてこんなに興奮したのは生まれて初めてです(笑)
56式弾帯のようなベース形状ですが、全面黒いPALSが縫い付けられているように見えます。
付いているポーチはELCSの物でしょうか。
肩のストラップとベースはファステックスで分離できそうな構成のようです。
OD?のベースに黒PALSという色分けはメーカー既製品で見た記憶がありません。
いわゆる「ローカルメイド」といわれるものなのでしょうか?謎です。素敵です。
謎チェストリグと言えば、この隊員達のチェストリグも謎に満ちています。

どれも超メジャー級の初期アフミリフォトと思いますが、装備がごちゃごちゃし過ぎていて構成が分かりません。
ネットで調べても考察している情報も無く、未だ謎です。
おそらく写真の隊員達は皆同じチェストリグを身に付け、そこにELCSのポーチを付けているというところまでは分かります。
前回の記事で挙げましたが、この写真の人物が本番組内にも出ていると思われ、おそらくこの謎チェストリグを装備しています。



写真と番組映像の装備の隙間から垣間見えるところから、肩と腰に回すストラップは黒、ベースの色はおそらくOD、PALSは黒のように見えます。
また、前面ストラップはファステックスでベースと接続されているのが特徴的です。

ベースの形は上述した56式のような脇の下あたりが斜めの形状ではなく、長方形に見えます。
イメージとしては、S.O.TECHのRIFLEMAN's CHESTを全面黒PALSのMOLLE式にして、ストラップを黒にしたような全体像だと想像しています。

あとはRACKも近い形状ですね。

この時代の各メーカーのチェストリグを調べまくりましたが、一向に仕様が合致する物が見つかりませんでした。
今の私の知識ではこれも「ローカルメイド」という名の迷宮入りさせるしかないのが口惜しいところです。
昨年夏にTMCのチェストリグが激安で手に入るチャンスがあったので、購入してこのチェストリグに「なんちゃって」で似せてみました。
TMC MOLLEベースチェストリグ

ブラックを購入し、肩パッドを解いてタンカラーで塗装しただけですが、それなりに「ローカルメイド」感が漂ってきました。
一度だけゲームで使ってみましたが、付け焼刃にしてはまあまあ悪くないかな?という印象でした。
他にも身に着けたい装備が溢れかえっているので出番はあまり無いでしょうが、一応初期アフガン装備レパートリーとして取っておこうと思います。
この番組のおかげで、小さいながらも解明に向け一歩前進できました。
有名な写真なので、いつかこのチェストリグの謎は解き明かしたいところです。
etrex

GARMINのGPSトラッカーですね。
ちなみに現用装備でも有名なForetrex101は2003年末~2004年発売のようなので、初期アフガン的にはオーパーツですね。
その前はこのようなハンディタイプが主流だったようです。
etrexは似たような形でモデルがわんさかあるのでまだ整理できていませんが、この映像のものは本体色と親指の位置から、操作スティック付きの「Vista」あたりでしょうか。
私もこの番組を見て、当時のetrexを買ってみました。
モデルは違いますが、基本的な機能は同じようです。
単三電池を2本入れると無事起動しましたが、家の中では衛星をキャッチできずじまいでした。
今度晴れたフィールドに出たときに遊んでみようと思います。
謎ボディアーマー

見たことのないタイプのアーマーです。
この手のアーマーは各メーカーから多数出ているので、特定は困難です。というかハナから諦めています(笑)
おとなしくミリフォト登場多数のABAの物が手に入るチャンスが来るまで待つことにしています。
キャンティーン?

変な位置(脇腹)にキャンティーン?が付いているように見えます。
しかもLC-2のものでしょうか。
この隊員も56式弾帯装備ですが、56式の着こなしは本当に十人十色で、工夫のしがいがありますね。
数ある実物装備の中でもぶっちぎりのコストパフォーマンスを誇ると思います。
実物再現路線に限らず、装備系ゲーマーなら1個持っておいて絶対に損はない代物だと思います。
今は激安ですが、これもいずれ枯渇し「1個1万円」という日が来るのでしょうかね(笑)
ハイドレーション

おそらくMOLLEかMOLLE2の物だと思いますが、このタイプも使用が確認できました。
私は以前RANGER BALCSを買った際におまけで付いてきて手に入れました。
正直処分に困っていたのですが、まさかの初期アフODA装備でした。
一夜にしてジャンクBOXから1軍に繰り上げです(笑)
「こういうことが往々にしてあるので、断捨離が捗らなくてもしょうがない」と、いつも自分を甘やかしてしまいます(苦笑)
この番組で初期アフガンハイドレーションのバリエーションは一気に増えました。
ハイドレーションは軽くて薄くて、背中が寂しい時にとりあえず、という使い勝手が良いアイテムなので、バリエーションが増えるのはありがたいところです。
以上でひとまず本番組の考察は終了としたいと思います。(通算10記事でキリもいいですし)
後日知識を深めた後で改めて見返すと、また新たな発見があると思いますので、またその時にも記事に出来ればと思います。
この番組考察中に他にも初期アフガン動画をいくつか発見しましたので、次からはそちらの考察に入っていきたいと思います。
当初は単純に装備品を眺めて分析するだけのつもりでしたが、隊員実名が分かって部隊や経緯を紐解けたり、ミリフォトの人物が登場していたりと、想定していたよりもかなり深い考察ができ、この番組のおかげで私の初期アフ偏差値はグッと引き上がったと思います。
とはいえまだまだ基本的な部分含め知らないことばかりですので、これからも地道に知識とコレクションを蓄えていきたいと思います。
動画の他にも「本」にも手を出し始めておりまして、徐々に「初期アフ本」が増えてきました。
1冊を除いて全て洋書なので解読に時間が掛かりますが、こちらも丁寧に読み解いて記事化していければと思っています。
今後ますます初期アフガンに傾倒して、更にディープでニッチなブログになっていくかもしれませんが、いちキワモノブログとしてたまに覗きに来ていただけると幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
初期アフガンお宝映像考察 PART8

来週末の「ユルゲ」ですが、ご縁あって私も参加させていただくことになりました。
当日はナイトカモの初期アフガン装備で行くつもりです。
自席にはプロフィール画のトルーパーメットも置いておこうと思いますので、もし「ちょっと絡んでやるか」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けいただけると嬉しいです。
それでは本題に入ります。今回も2002年に放映された初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」の考察をします。
前回に引き続き、第19特殊部隊グループの隊員の装備を見ていこうと思います。
前回までの記事はこちら
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!」
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1」
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2」
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3」
第5回:「初期アフガンお宝映像考察 PART4」
第6回:「初期アフガンお宝映像考察 PART5」
第7回:「初期アフガンお宝映像考察 PART6」
第8回:「初期アフガンお宝映像考察 PART7」
今回はRICH氏です。

階級は「Chief Warrant Officer」とあります。
調べてみると「准尉」「兵曹長」「特務曹長」といった訳され方をするようです。
参考wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%86%E5%A3%AB%E5%AE%98
この方も前回のMIKE大尉と同じく、ノースリーブが大変キマッていますね。
筋肉質で引き締まった腕と、左肩にある稲妻のタトゥーが特徴的です。
つぶらな瞳がどことなくチャック・ノリスを髣髴とさせますね。

装備考察に入る前に気になった映像をひとつ。
会議室の場面ですが、後ろに見える御仁に目が行きました。

おそらく下写真の手前の方だと思います。

この写真の2番目に見える隊員もこの方だと思います。
この写真の右側の隊員もこの方かと。

既にPART5でも言及していますが、やはりこれら写真は第19特殊部隊グループのRandy少佐隷下の中隊のものであるという見方が濃厚でしょう。
ちなみにひとつ上では真ん中に、二つ上では一番前に写っている隊員ですが、この方にそっくりな人物も番組内で発見しました。

確信まではいきませんが、特徴的なシュマグの色からも同一人物ではないかと思います。
さらにこの方が写真で着けている謎チェストリグのヒントになるかも?と思える映像も見つけましたので、次回の記事に書こうと思います。
少し話がそれてしまいましたが、ここからRICH准尉の装備を見ていきましょう。
チェストリグ


ブラックホークのコマンドチェストハーネスと思われます。
色はODでしょうか。
コマンドチェストハーネスは色々仕様変更されているようです。
私の中では初期アフガン時までのコマンドチェストハーネスは、「黒いファステックス」「裏面にパッド無し」という認識です。
私は実物黒ファスパッド無しのウッドランドを所有しています。
新型はファステックスがカラーになり、裏面にパッドがつき、背中に回すストラップにMOLLE?規格のスロットがつくようです。
パッドは着用すれば見えないので問題になりませんが、ファステックスは交換するのは少々骨が折れますね。
塗装したりダクトテープで巻いて隠してしまえばごまかせそうですね。
抜群の収納力で、これひとつあれば各種マガジン、セカンダリ、無線、小物入れまで、サバゲで必要な収納はほぼ事足りてしまいます。
ボリューミーで存在感がありますし、レプリカも実物56式より安くしょっちゅう見かけますので、初期アフガン装備入門アイテムとしてオススメだと思います。
私も実物に手を加える勇気はまだ無いのでレプリカを買って、切ったり貼ったり汚したりと、思いのままカスタムしたいと考えています。
ちなみにBHIからは似たような名前で「コマンドリーコンチェストハーネス」や「エンハンスドコマンドリーコンハーネス」という商品も出ています。
まるで間違い探しのような名前ですね(笑)
ちょっと自信がありませんが、私の認識では、
コマンドチェストハーネス:一番古い製品。マガジンポーチ備え付け
コマンドリーコンチェストハーネス:2番目に古い製品。全面MOLLE式、胸部フラップ式で展開可能
エンハンスドコマンドリーコンハーネス:一番新しい製品。コマンドリーコンチェストハーネスに備え付けのM4マガジンポーチ増設

こんなややこしい名前を付けたBHIのセンスを疑いたくなりますね(笑)
BALCS

チェストハーネスとCAMELBAKに隠れてしまって判別が難しいですが、垣間見える形状からおそらくウッドランドのBALCSだと思います。
他の動画や写真を見ていると、ボディアーマーについてはODA単位では仕様が揃っているように思います。
3Cやウッドランドが混在していたり、インターセプターとBALCSが混在していたりという部隊は感覚的にあまり無い気がしています。
後日記事にしようと思っていますが、他のODAの動画では皆インターセプターを着ていた部隊があった記憶があります。
初期アフガン装備は十人十色な感じが魅力ですが、数人で装備合わせをする際には、一定のアイテムは敢えて揃えることでよりリアル感が増せそうですね。
CAMELBAK


このタイプはグリーンベレーでは使われていないと思っていたので、地味に大きな収穫でした。
オークション等で相当安い値段でしょっちゅう見かけている気がします。
ただ、形は一緒でもロゴや細部が異なる可能性があるので、もう少し下調べは必要そうです。
無線


おそらくPRC-148だと思いますが、チェストハーネスのマガジンポーチに突っ込んでいますね。
長く延びるアンテナが非常に格好良いです。
ただ、前回のサバゲで実際にこのアンテナ配置を真似してみましたが、かなり邪魔臭かったです(苦笑)
特にメインアームをスイッチングする際はほぼ100%引っかかってしまいました。
撮影時に真似したいスタイリングですね。
M4

レイアウトがよくわかる画がありませんでしたが、PEQ-2、COMPサイトと、スタンダードな初期アフM4のレイアウトだと思います。
左手の持ち方から、レイルの前の方にバーチカルグリップを着けていそうですね。
RICH氏は登場シーンが少なくあまり深い考察ができませんでしたが、ボディアーマー+チェストリグ+ハイドレーションというシンプルでサバゲで実用性の高いコーディネートで参考になりました。
個人的には今お気に入りのコマンドチェストの使用例を確認できたので嬉しい限りです。
お読みいただきありがとうございました。
追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
「初期アフガンお宝映像考察 PART9」
2018年01月21日 Posted by 4039
at 21:44
│Comments(2)
│装備│SPEAR BALCS│初期アフガン│Profiles From The Front Line
初期アフガンお宝映像考察 PART7

今回は初期アフガンドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」の映像考察の続きを書きます。
今回でPART7になりますね。そろそろ終わりが見えてきました(PART10まではいかなさそうです)。
前回までの記事はこちら
第1回:「初期アフガンお宝映像集発見!」
第2回:「初期アフガンお宝映像考察 PART1」
第3回:「初期アフガンお宝映像考察 PART2」
第4回:「初期アフガンお宝映像考察 PART3」
第5回:「初期アフガンお宝映像考察 PART4」
第6回:「初期アフガンお宝映像考察 PART5」
第7回:「初期アフガンお宝映像考察 PART6」
前回に引き続き、第19特殊部隊グループのメンバーを見ていきます。
今回はこの方です。

MIKE大尉です。同番組で第3の方にもMIKE氏がいますので、混同しないよう注意ですね。

フルネームはMike Silver氏のようで、PART5で記事にしたRandy Watt氏と共に2002年7月27日のOmar Khadr氏を拘束した戦闘に参加していたようです。
参考URL:https://en.wikipedia.org/wiki/Randy_Watt
色々調べてみましたが、残念ながらネットで写真等は見つけられませんでした。
モッジャモジャの髭、ノースリーブ、ハーフパンツ、腕毛が肩までびっしりの「ワイルドの塊」のような存在感で、小手先で装備を真似するだけでは到底醸し出せないオーラに包まれております。

そんなワイルドキャプテンMIKEですが、順に装備を考察していきましょう。
MIKE氏はショットガンを携行していたり、DCUの半ズボンを履いていたりと非常に独特なスタイリングです。
BALCS


基本的に任務中はウッドランドのBALCSを着用しています。
残念な事にBALCSのフロントレイアウトがちゃんと見えるチャンスがなく、釈然としませんでした。
縦PALSのSF仕様と思われますが、何のポーチか全くわかりません。
ポーチの向きすらもよく分からず、普通のMOLLEのように縦向きにフラップがあるようにも見えます。
ひょっとして縦横変換するアダプターを使っていたりするのでしょうか?
実際各メーカーも縦横変換アダプターは出していますし、使いにくい縦PALSをアダプターで横向きにしていた人がいたとしても不思議ではないですよね。
前面だけRANGER仕様に換装したり、空軍CCTでは謎の「前掛け」使用例があったり、嘘みたいな本当の話では「後ろ前逆」で着たりと、BALCS着こなしははまだまだ研究しがいがありそうです。
謎の「前掛け」装着CCT

後ろ前逆BALCS

CAMELBAK

以前の記事でも取り上げましたが、CAMELBAKのMULEウッドランド柄と思われます。
背面がMOLLEではなく、独自縦ウェビング仕様の物と思われます。

黒はデルタの鉄板アイテムとしてオークションでも高値になりがちですが、ウッドランドはあまり競わず結構お手ごろ価格で調達できるのでおすすめです。
MIKE氏はショルダーストラップで担いでいないように見えます。
ダランと数本垂れ下がる紐はストラップに見えます。
もしかしたらBALCS背面にタイラップ等で直付けしているのかもしれません。
ピストルマガジンポーチ

テンション保持用の特徴的な「板」とボルトが確認できるので、おそらくEAGLEの物と思われます。
私はこの型の3連ポーチを持っています。
ODA961隊員のV1ベストにも装着されていましたね。

ショットガン


初期アフガンでは珍しいショットガン持ちです。
おそらくM1014と思われます。

M1014は海兵隊でしか使っていないと思っていましたので驚きました。
米軍採用は1999年のようなので、年代的には合っていますね。
M1014参考HP:wikipedia
がっつりペイントが施され、COMPサイトを搭載しています。
今まで使用例を見たことが無かった銃が確認できた事は大きな収穫でした。
M1014は数年前に中華製のエアコッキングを持っていましたが、手放してしまいました。
確か数千円だったので、その時知っていればがっつりペイントして初期アフガン装備の1軍になれたと思うと、少し惜しいことをしました。
まあいずれにせよエアコッキングではサバゲ運用は困難ですし、そもそも実銃はセミオートなので、いつかガスガンや電動ガンとしてモデルアップされた際に再検討しようと思います。
靴

官給品のデザートブーツだと思います。
白いソックスがまぶしいですね。
大尉なのでおそらくこの時30代半ば~40代程度だと思いますので、青春時代は80年代といったところでしょうか。
その頃のアメリカのトレンドを勉強しておくと、初期アフガン装備の着こなしセンスも磨かれそうだなと最近ちょっと思い始めました。
あとは出身はどこでシティボーイなのかカントリーボーイなのか?裕福だったのか貧乏だったのか?等を脳内設定すると更に装備に説得力が増せるかもしれません。
何事もそうだと思いますが、外観に直接出ない部分をいかに作りこむかが、結果として外観の完成度に影響してくると思います。
戦場では「ダサい」も「おしゃれ」も無いのかもしれませんが、そこで毎日生活しているわけですし、日常のしゃれっ気も多少は装備に反映されているのではないかなと私は考えています。
実際テンガロンハットを持ち込んでいる人もいるくらいですからね(笑)

一番簡単で直接的なところでは、Tシャツやキャップの柄で個性を演出できますよね。
腕時計

全体的な形状、フロントボタン、バンド根元の特徴的なモールドから、十中八九G-SHOCKだとは思います。
パッと見DW-6900かなと思いましたが、ベゼルが3,9時側が出っ張っていないこと、2,4,8,10時側のボタン部が6900よりゴツく見えるので、違うモデルだと判断しました。
ただ、「これだ」とまで言える自信はないですが、DW-8400あたりが「っぽいかな?」と思いました。

G-SHOCKは90年代に爆発的にヒットしましたので、この頃は今とは比べ物にならないくらいモデルが乱立していたはずです。
特定は困難で装備再現は難しい反面、自分なりの個性を出せる箇所と捉えることもできそうですね。
DCUハーフパンツ

DCU柄のハーフパンツを履いています。
MIKE氏以外にもたまに履いているのを見かけますので、カスタムではなく既製品として存在したのでしょうか?
(ちなみにハーフパンツを履いているのは、PART5,6で取り上げたRandy少佐です。)
オークション等でもたまに見かけますが、官給品なのかは調査不足で不明です。
いずれにしても特徴的ですし、夏にはぴったりですね!
また、よく見るとおそらく腰にGERBERのツールポーチを着けています。
このポーチは本当によく見かける上、アクセントとして結構存在感があるので、初期アフガン装備のディテールアップにもってこいのアイテムだと思います。
価格も中身入りで5000円以下で手に入る場合が多いです。
アイウェア


まあ間違いなくMフレームでしょう。
MIKE氏はストラップを付けているようです。
この番組のMフレーム着用率は異常な気がします。
私もすっかり影響され、先日当時のモデルを入手してしまいました。

下記サイトでいうところの「1996」モデルにあたると思います。

M FRAME参考URL:https://www.revantoptics.com/blog/oakley-m-frames-through-the-ages/
レッグホルスター


詳細はわかりませんでしたが、ストラップ1本、太さから見るにEAGLEのMk6あたりだと睨んでいます。
中身は今回も分かりませんでした。
私は初期アフODAピストルは未だにM9以外を画像や写真で確認できたことがありません。
書籍ではガバメントやグロック17,19も使っていたという記述を見つけてはいるのですが、実際に目の当たりにするまでは私の中では解禁できません。
この番組がもし4k画質であったら、今の200倍は考察が捗ったと思います(笑)
ニーパッド

夜間任務の場面ではニーパッドを着用しています。
「暗くて転んじゃう」と思ったのでしょうか(笑)
おそらくHATCHかALTAあたりだと思います。
ハーフパンツにニーパッドというところが渋いですね。
頭はおそらくPVS-7のヘッドマウントを着けているのだと思います。
余談ですが、アフガンは内陸国なので寒暖差が激しいらしく、真夏でも夜は10度台前半まで下がるようです。
それでもTシャツ短パンとは恐れ入りますね!ナイスワイルド!
(一応ノースリーブではなくTシャツになって防寒性UPしてますね(笑))
MIKE氏を再現するためには、まずノースリーブが似合う逞しい二の腕&肩までびっしりの腕毛が必要になってくるので非常にハードルは高いですが(笑)、
DCUハーフパンツやM1014、CAMELBAKの装着方法等、アクセントになる要素が盛り沢山ですので非常にインスピレーションを刺激されました。
お読みいただきありがとうございました。
追記:
この記事の続編は下記リンクになります。
「初期アフガンお宝映像考察 PART8」
「初期アフガンお宝映像考察 PART9」
初期アフ ダンプポーチ問題
ノーマルマガジン派にとって、サバイバルゲームで地味に頭を悩ませるのが「空マガジンの処理」だと思います。
「ダンプポーチ」を腰部等に着用し、そこに放り込んだり、遊びの大きいマガジンポーチに差し戻したりして対処するのが一般的だと思います。
しっかり考えて装備を組まないとマガジンチェンジ時にモタモタしてしまい、大事な局面を逃したり、何より格好悪いですよね(笑)
現用装備では本職の方も着用している例が多いので、そのまま再現するだけで装備力UPしつつ解決でき、一石二鳥ですね。
個人的にはCSMのダンプポーチがサイズ、形状共に最も使いやすいと思っています(形は全く好みではありませんが(苦笑))

しかし、私が現在ハマっている初期アフガン装備においては、ミリフォト等で所謂「ダンプポーチ」を運用している写真を確認したことがありません。
マガジンを放棄せずかつ素早く交換しなければならない場面がほぼ無かったのか?もしくは「空マガジンを放棄しない」という概念が当時は無かったのか?(現在もどういう規定?規則?があるのかは勉強不足で不明ですが。)といったあたりが理由でしょうか。
私はサバイバルゲームではノーマルマガジンを使用しています。
使用している銃の装弾数は次世代M4 82発、AK 150発(RS 56式マガジン)ですので、大抵のゲームではマガジンチェンジが起こります。
なので「空マガジン入れ」は必須になります。
これまでELCSのSAWポーチや3MAGポーチ、DCUの足ポケット等に空マガジンを入れてきましたが、蓋をしっかり締めないと走った時にこぼれてしまったり、容量が少なかったりと、イマイチしっくりきていませんでした。


そんな折、MOLLEⅡの「サステインメントポーチ」なるものを発見しました。

MOLLEⅡであれば年代的には初期アフガンOKの認識です。
本来の用途はリュックサックの拡張用のポーチのようです。
大きさはCSMのダンプポーチを一回り小さくした感じで、背面にはMOLLEウェビングのループが付いており、ベルト等にも通せます。

デューティーベルトに装着すると写真のような感じになります。
蓋は邪魔なので、ポーチの裏側にめくり返しています。
去年末のゲームで早速下写真のようにチェストリグに付けて使用してみましたが、装備スタイリングを崩すことなく、中々上々な使い心地でした。
しかし、一点問題として、ゲーム中は常に上写真のようにマガジンを放りやすいように「ぽっかり」口が空いていてくれているとは限らず、下写真のように潰れてしまっていることがありました。
この状態では手元を見ずに放り込むのは難しく、モタモタしてしまい3,4秒程度ロスしてしまう事が何度か起こってしまいました。
そこで今回、この問題の改善に取り組みました。
困った時の100均です。
新年早々、仕事帰りに100均を徘徊し下記を入手しました。
狭い所に物が落ちてしまった時等に救出に使う「ピックアップツール」なるものです。
先端に磁石が付いており、本体は金属をバネのように巻いたもので力を加えると「グネグネ」曲がりますが、離すと真っ直ぐに戻ります。

帰宅し、袋から出すや否や柄をぶっこ抜きました。
そしてこれをポーチの淵の内側にダクトテープで貼り付けます。
完成です。
ポーチの口に力を加えると「グネッ」と変形しますが、力が解けるとまたこの形に戻ってくれます。
これでゲーム中も常に口を開いた形状でポーチを保持することができそうです。
実戦投入が楽しみです。
ナイフシースの時もそうでしたが、「ダンプポーチの淵を広げるため」に使われるとはこのピックアップツール君も夢にも思わなかったでしょう(笑)
ゲーム中のダンプポーチは「割り切って」CSM等を使用するのが最も手っ取り早いしスマートとは思いますが、それは私の中の「自分ルール」と言いますか、つまらない自己満足プライドが邪魔をしてどうしてもできませんでした(笑)
古臭い装備なぞをして、ノーマルマガジンに拘っているからこんな余計な苦労をするわけですが、逆にこのように試行錯誤して、上手くいって喜んだり、失敗して更に改良に向け知恵を絞るのが楽しいし「やっぱり面白い趣味だな」と思います。
私の初期アフガン装備はまだマシですが、ベトナム戦争やWW2のような更に古い装備をされている方は、こんなものではない苦労を色々されていると思います。
同情と尊敬の念と共に、工夫の余白が多いところを羨ましくも思います。
お読みいただきありがとうございました。
初期アフM4セットアップ
次回のゲームに向けて、M4を一風変わったセットアップにしてみました。
かなり癖のある構成ですが、ある写真にインスピレーションを受けた結果です。
前回の記事でも載せましたが、元ネタは最近入手した下写真です。

リアルツリーのジャケットを着ていたりハーレーのシャツやキャップを着用していたり、なぜかバイク雑誌をこれ見よがしに掲げていたりと突っ込みどころ満載です。
そんな中、真ん中の隊員のM4に違和感を感じました。

パッと見ノーマルハンドガードに見えますが、よく見ると下側はレールのようになっており、そして異様に細いです。
上側はノーマルハンドガードで、下側はRISを付けているのだと推測しました。
2本のタイラップのようなものも見えるので、脱落しないよう強引にタイラップで固定しているのだと思います。
レイルは便利ではありますが、何も付けなければただの重量UPにしかなりません。
一見してヘンテコなセットアップですが、任務に合わせ有りものをやりくりし最適化させるという「現場感」満載で合理的な工夫に心を打たれました。
しかも手持ちのパーツで再現できるとあって、早速我が家の次世代M4をセットアップしてみました。
まずはアイコンとなるハンドガード部ですが、上側は実物スリムハンドガード、下側は実物RASです。
おもむろに仮組みしてみました。
思っていたよりもおさまりは良いです。
ハンドガードは固定されていますが、RASは外れこそしないものの回転方向にグラグラです。
そこで写真同様、タイラップを2本前と後ろに括り付け固定しました。
「グッ」と回転方向に力を込めると「ズッ」と少し動いてしまいますが、実用上不具合はなさそうなのでOKとしました。
先にフォアグリップを付けておかないと、タイラップが邪魔をしてレイルに付けられなくなるので注意です。
まあ誰もわざわざこんなヘンテコカスタムはしないと思いますが(笑)
サイト関係も少し遊ぼうと思い、実物「グースネックマウント」を引っ張り出してきました。
訳すと「雁の首」という名前も形もヘンテコな部品ですが、キャリングハンドル付きのARにローマウントで光学サイトが付けられる優秀なパーツです。
詳細は勉強不足でわかりませんが、AimpointのCOMPサイトに同梱されているようです。
私の個体はキャリングハンドルと固定する金具を通す用の真ん丸の穴が空いた仕様です。
これより古い仕様はこの穴が無いそうです。
トイガンパーツメーカーからも似たようなパーツは出ていますが、やたらレイルが付きゴテゴテしていて好きになれませんでした。

そこで少し値は張りましたが、数年前にオークションで見つけた際にシンプルな実物を確保しておいた次第です。
初期アフガン時のM4のバックアップサイトにはあまりフリップアップサイトは使われておらず、キャリングハンドルを付けている様子が散見されます。
以前記事にした「Profiles From The Front Line」に出てきたMARK曹長のM4もサイドレイルにキャリングハンドルが付いていましたね。

グースネックマウント上部は溝が掘ってあり、光学サイトを外せばそのままアイアンサイトが使用可能です。
残念ながらグースネックマウントが使用されている初期アフガンミリフォトは見たことがありませんが、「オーパーツ」ではないはずですし、キャリングハンドルをわざわざ付け替えずバックアップできるので、それなりに理にかなったセットアップではないかなと考えました。
サイトは敢えてホロサイトにし、変態度をアップさせてみました(笑)
あとはシュアファイアの6P、デルタパッド等で味付けし完成です。
上部レイルが無いおかげか、構えてみると意外にもフロントヘビー感は無く、グースネックマウントのおかげでホロサイトも違和感なく覗け、ヘンテコな恰好に反して実用性は十分にあると思います。
鉄砲をいじっていると無性にゲームがしたくなりますね!
早くこれを持って野原を駆け回りたいところです。
お読みいただきありがとうございました。
第85回ビクトリーショー収穫品
この土日に浅草で開催されたビクトリーショーに参加してきました。
今回は2日間開催で分散&4~7階までぶち抜きで通路が広々していて、非常に快適に買い物ができました。
また、7階にはジープやブローニング機関銃が触れる状態で展示してあり、楽しめました。
中でも驚いたのはショウエイのモデルガンがおもむろに床に置いてあったゾーンです。
高額なモデルガンが本当にただ床に放置してあったのでかなりシュールな画でした(笑)
2次大戦のドイツ軍の超リアルなトイガンが触り放題で、非常に良い経験になりました。
そんな第85回ビクトリーショーでしたが、私は前回に打って変わってかなりの大豊作でした。
(ちなみに前回は収穫ゼロでした...。)
大物こそ無いものの、ちょうど欲しかったモノ、痒いところに手が届くアイテムが揃いました。
順に紹介していきたいと思います。
アメリカ製ダクトテープ
所謂「布ガムテープ」ですが、色つやが日本のホームセンター等で普通に手に入るものとは違い、つや消し具合が非常にグッドです。
ただのテープですが、なんと今回買ったアイテムの中で一番高額でした(笑)
リアルツリー柄キャップ
リアルツリー柄の企業ロゴキャップです。なんと500円でした。
先日初期アフガン装備を調べていたところ、リアルツリー柄装備をしているグリーンベレー隊員を見つけました。


今回のVショーではリアルツリー柄装備を調達しようと思っていたので、まさに渡りに船の品物でした。
しかも爆安で嬉しい限りです。
ワッチキャップ
これも初期アフガンに限らず鉄板アイテムですね。
ちゃんとした官給品を持っていなかったので、この度購入しました。
これもほぼ新品で500円でした。
カメラマンベスト
メーカーや詳細は不明です。
初期アフガン装備用に調達しました。
大きさは3Lで、BALCSの上から羽織るのにちょうど良いサイズ感です。
これで先日記事にした「Profiles From The Front Line」に出てきたDREW二等軍曹をオマージュした装備ができそうです。


沢山ポケットも付き、サバゲでも実用性が高そうです。
このベストもなんと1500円で手に入れられました。
レプリカアンテナ&アンテナ延長コード&アンテナベース
スパルタンエアソフト製のPRC148を持っているのですが、アンテナのネジ部が樹脂製なので舐めてしまっていました。
延長コードの金属ネジ部を加工してアンテナに仕込もうと思っていたのですが、有難いことに一気に材料が揃いました。
しかもこれ全部まとめて、なんと200円でした!
M4用3ポイントスリング
詳細はわかりませんが、おそらく放出品です。
これも初期アフM4に似合うと思い購入しました。800円でした。
カスタムPACA
Vショーの帰りに上野のファーストにて購入しました。
米軍放出品らしいのですが、かなりカスタムされており、PACAの原型がほぼありません。
かなり文字が擦れていますが、かろうじてPACAがベースだということは分かります。
背中側のラベルは真っ白でした。。
とりあえずサイズだけは一瞬でわかりましたが(笑)
背中にはブリーチングツールかハイドレーションを入れる用?の袋が縫い付けられています。
全体的に使用感も物凄く怪しい魅力があり、謎に満ち溢れた仕様に妙に惹かれてしまいました。
価格もなんと2000円だったということもあり、購入に踏み切りました。
快適な空間で、ほぼ全て1500円以下というコスパ抜群な買い物ができ、非常に満足のいく一日となりました。
次回も是非広々とした会場で2日開催として欲しいものです。
<おまけ>
今回も浅草界隈で昼食を摂りました。
会場から浅草寺を突っ切り、田原町駅方面へ10分ほど歩いたところにある「木道天国」というハンバーガー屋さんへ行ってみました。
浅草駅前の喧騒から離れた静かな商店街にあり、店内はカウンター席のみで決して広くはないですが、おしゃれな雰囲気に溢れていました。
肝心のハンバーガーは横幅こそ少し控えめですが、縦にボリューム満点の佇まいです。
ふっくらしつつも適度な弾力があり、食感と小麦の香りをしっかり主張するバンズ、
たっぷりシャキシャキ新鮮な野菜、
そしてそれら名脇役達に支えられ、抜群の存在感を示す「主役」パティ。
特にパティは本当に美味しかったです。
おそらくツナギはほぼゼロでずっしりしており、肉汁が豊富に閉じ込められておりジューシーで、噛むほどに「肉」を強く感じられますが臭みは全くなく、程よい胡椒の香りが食欲を引き立たせてくれる至高の味でした。
サイドのポテトも山盛りでお腹をしっかり満たしてくれ、ピクルスもよくある「酸っぱいだけ」の輸入品の瓶詰めレベルとは一線を画しており、「旨み」のある漬け物の品格を感じました。
リーズナブルな価格も更に満足度を高めてくれました。
次回のVショー帰りもリピートしてしまいそうです。
お読みいただきありがとうございました。