ミリオタ的G-SHOCKニュース
お久しぶりです。
昨年は2度、サバゲに行こうと試みたのですが、1度目はちょうどコロナに感染してしまい断念、2度目も家族の体調不良で断念と、ミリタリー活動的には残念な年になってしまいました。
去年調達した唯一の得物も、この記事の前の記事で紹介していますが残念な代物でした。
電動排莢ブローバック式のベネリM2という発売前から超期待していたショットガンを手に入れたのですが、
購入後1発も撃てずに不良品で返品、メーカーはそもそも不完全品を世に出しており、構造的に改善不可で今も販売中止状態という、久々に中華トイガンの洗礼を浴びました。
ネットでも購入した方のレビューを色々見ましたが、世に出た個体でまともに動いている物はほぼ皆無なのではと思います。
金銭的には全額戻ってきたのでダメージは無かったですが、楽しみにしていただけに精神的なダメージは大きかったです。
では、本題に入ります。
久しぶりにG-SHOCKの話をします(記事自体久々ですが笑)。
本ブログでは何度となく登場しているDW-6900-1Vについて、今後の調達に結構影響するだろう動きがありましたので記事にしておきます。
DW-6900-1Vのミリタリーアイテムとしての立ち位置は下記過去記事か、ネットで調べればたくさん出てきますのでここでは割愛します。
過去記事:https://lbzaku.militaryblog.jp/e948148.html
NSNも取得している、名実共に「米軍御用達」のG-SHOCKですよね。
DW-6900は無数のモデルが存在していますが、NSNに登録されており、ミリフォトでも圧倒的に使用例が多いのがDW-6900-1Vになります。
1995年から発売されており、発売当初から現在まで、米軍兵士の腕に巻かれている息の長いモデルです。
数千円で買え、1本持っておけば幅広い年代の装備に合わせられる超優等生ですね。
海外向けしかないので、防水表記問題は気にせずOKです(最近は統一されていますが、かつては日本向けは「BAR」表記、海外向けは「M」表記で分かれていました)。
国内で普通に買えるのは全て逆輸入品でした。
1点、ニッチな注意点として、2011年頃にモジュールが刷新されたことです。
カレンダーの対応年数と裏蓋のモジュール番号刻印が変わっただけなので、余程拘らなければ特に気にしなくて大丈夫です。
過去記事で詳細書いていますので、気になった方はお読みいただければと思います。
ここまでが今までの記事で私がまとめた内容になりますが、この度、またモジュールが新しくなりました。
今回はバックライトがLED化され、視認性向上&電池寿命長期化されます。
DW-5600、6900の一部モデルでも既に実装されていますね。
この変更で、バックライトを点灯させると今までの緑っぽい光ではなく、白い光になります。
光の見た目が大きく変わりますが、まあバックライトを点灯している間だけなので違いとしては気になりませんね。
あとは2011年同様、裏蓋刻印が変わりますが、これもまあ腕に着ければ見えないので良いでしょう。
しかし、下記のように個人的には看過できない点があります。
今回のリニューアルで、このカラー(DW-6900-1)も日本で正規仕様として販売されることになりました。
製品名はDW-6900U-1JFになります。
公式サイト:https://www.casio.com/jp/watches/gshock/product.DW-6900U-1/
これ自体はいちG-SHOCKファンとしてはすごく嬉しい事なのですが、ミリオタ的には大問題で、日本仕様発売に引っ張られてか防水表記が全世界共通で「BAR」に変わってしまうようです。
旧仕様
新仕様
さらに左側のガラス印刷のライト機能を示す表記が「ELECTRO LUMMINESCENCE」から「LED BACKLIGHT」に変わっています。
旧仕様
新仕様
正面見の大きい文字の変更なのでこれは気になる方が多いのではないでしょうか。。
さらに悪い事に、今回のリニューアルで現行の「M」表記モデルは終息になるはずなので、今後新たに生産されることがなくなるという事です。
まあかなりの数作られたモデルなので、市場在庫が枯渇してプレミア化する事は数年間は起きないと思いますが、今後は基本はオークション等で個人の中古販売品でしか調達できなくなるでしょう。
新品で入手したい方は早めに確保しておく方が良いと思います。
わざわざ性能の低いモデルを逆輸入する業者も激減するはずですし、日に日に日本での新品入手は困難になると思います。
ただ、経年劣化の激しいウレタン部品(ベゼル、バンド)は何も仕様が変わっていなさそうなのが救いですね。
風防、センター、裏蓋で構成されたコア部分は、電池さえ適切に替えてしっかり気密が取れていれば何十年も持つモノなので、このコア部分さえ機能維持しておけば、バンドやベゼルが加水分解で破壊したら現行品を調達して入れ替えれば時計として維持できそうですね。
私は2000年代初頭の初期アフ米軍装備をやっていますが、最近は円安も重なり、物があっても数年前の倍近い値段が普通についていたりして、おいそれと手が出ないケースもしばしばです。
G-SHOCKも当時のモデルはどんどん劣化していき個体数が減っているはずなので、今回のDW-6900-1Vのような当時から姿を変えずまだ生産されている商品は殊の外ありがたい存在でした。
今までは現用米軍装備初心者の方には「時計はとりあえずDW-6900-1V買っときゃOK」でしたが、今後はちょっと話が変わってきますね。
買う前によく印刷表記を確認するという、最低限の知識が必要になってきます。
個人的には、今のうちに状態の良い元祖1289モジュール品を1つ探して確保するのがDW-6900-1V問題の最も良い解決方法だと思います。
まだオークションサイトを探せば結構1289品は安く出てくる印象です。
私は数年前に新品同様の韓国生産個体をたしか6000円くらいで調達できました。
世の中的には1289品はプレミアのプの字もなく、1289のありがたみはミリオタしか享受しない認識なので、競合コレクターも少なく入手難易度は今のところ低いです。
ブラックホークダウンの頃のDW-5000、5600あたりのモデルはG-SHOCKコレクター的にも垂涎のアイテムなので、ライバル多数でかなり入手大変そうですよね。
今回の仕様変更はマイナーチェンジの為大々的に宣伝はされず、ひっそり商品が入れ替わる感じだと思うので、ご存じない同志の方がいたら是非お知らせしてあげてください。
土日は育児、平日はガンプラ制作に費やし、まだしばらくはミリタリー熱はくすぶる状態が続くとは思いますが、
この趣味を所謂「引退」するつもりは欠片もありませんのでご安心(?)ください。
とりあえずあったかくなったらサバゲに行くことを第一目標に、「休日終日家族をほったらかして遊びに行く」という特大チケットを入手すべく、
日々こつこつ家族サービスに尽力してポイントを貯めていきたいと思います(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
昨年は2度、サバゲに行こうと試みたのですが、1度目はちょうどコロナに感染してしまい断念、2度目も家族の体調不良で断念と、ミリタリー活動的には残念な年になってしまいました。
去年調達した唯一の得物も、この記事の前の記事で紹介していますが残念な代物でした。
電動排莢ブローバック式のベネリM2という発売前から超期待していたショットガンを手に入れたのですが、
購入後1発も撃てずに不良品で返品、メーカーはそもそも不完全品を世に出しており、構造的に改善不可で今も販売中止状態という、久々に中華トイガンの洗礼を浴びました。
ネットでも購入した方のレビューを色々見ましたが、世に出た個体でまともに動いている物はほぼ皆無なのではと思います。
金銭的には全額戻ってきたのでダメージは無かったですが、楽しみにしていただけに精神的なダメージは大きかったです。
では、本題に入ります。
久しぶりにG-SHOCKの話をします(記事自体久々ですが笑)。
本ブログでは何度となく登場しているDW-6900-1Vについて、今後の調達に結構影響するだろう動きがありましたので記事にしておきます。
DW-6900-1Vのミリタリーアイテムとしての立ち位置は下記過去記事か、ネットで調べればたくさん出てきますのでここでは割愛します。
過去記事:https://lbzaku.militaryblog.jp/e948148.html
NSNも取得している、名実共に「米軍御用達」のG-SHOCKですよね。
DW-6900は無数のモデルが存在していますが、NSNに登録されており、ミリフォトでも圧倒的に使用例が多いのがDW-6900-1Vになります。
1995年から発売されており、発売当初から現在まで、米軍兵士の腕に巻かれている息の長いモデルです。
数千円で買え、1本持っておけば幅広い年代の装備に合わせられる超優等生ですね。
海外向けしかないので、防水表記問題は気にせずOKです(最近は統一されていますが、かつては日本向けは「BAR」表記、海外向けは「M」表記で分かれていました)。
国内で普通に買えるのは全て逆輸入品でした。
1点、ニッチな注意点として、2011年頃にモジュールが刷新されたことです。
カレンダーの対応年数と裏蓋のモジュール番号刻印が変わっただけなので、余程拘らなければ特に気にしなくて大丈夫です。
過去記事で詳細書いていますので、気になった方はお読みいただければと思います。
ここまでが今までの記事で私がまとめた内容になりますが、この度、またモジュールが新しくなりました。
今回はバックライトがLED化され、視認性向上&電池寿命長期化されます。
DW-5600、6900の一部モデルでも既に実装されていますね。
この変更で、バックライトを点灯させると今までの緑っぽい光ではなく、白い光になります。
光の見た目が大きく変わりますが、まあバックライトを点灯している間だけなので違いとしては気になりませんね。
あとは2011年同様、裏蓋刻印が変わりますが、これもまあ腕に着ければ見えないので良いでしょう。
しかし、下記のように個人的には看過できない点があります。
今回のリニューアルで、このカラー(DW-6900-1)も日本で正規仕様として販売されることになりました。
製品名はDW-6900U-1JFになります。
公式サイト:https://www.casio.com/jp/watches/gshock/product.DW-6900U-1/
これ自体はいちG-SHOCKファンとしてはすごく嬉しい事なのですが、ミリオタ的には大問題で、日本仕様発売に引っ張られてか防水表記が全世界共通で「BAR」に変わってしまうようです。
旧仕様
新仕様
さらに左側のガラス印刷のライト機能を示す表記が「ELECTRO LUMMINESCENCE」から「LED BACKLIGHT」に変わっています。
旧仕様
新仕様
正面見の大きい文字の変更なのでこれは気になる方が多いのではないでしょうか。。
さらに悪い事に、今回のリニューアルで現行の「M」表記モデルは終息になるはずなので、今後新たに生産されることがなくなるという事です。
まあかなりの数作られたモデルなので、市場在庫が枯渇してプレミア化する事は数年間は起きないと思いますが、今後は基本はオークション等で個人の中古販売品でしか調達できなくなるでしょう。
新品で入手したい方は早めに確保しておく方が良いと思います。
わざわざ性能の低いモデルを逆輸入する業者も激減するはずですし、日に日に日本での新品入手は困難になると思います。
ただ、経年劣化の激しいウレタン部品(ベゼル、バンド)は何も仕様が変わっていなさそうなのが救いですね。
風防、センター、裏蓋で構成されたコア部分は、電池さえ適切に替えてしっかり気密が取れていれば何十年も持つモノなので、このコア部分さえ機能維持しておけば、バンドやベゼルが加水分解で破壊したら現行品を調達して入れ替えれば時計として維持できそうですね。
私は2000年代初頭の初期アフ米軍装備をやっていますが、最近は円安も重なり、物があっても数年前の倍近い値段が普通についていたりして、おいそれと手が出ないケースもしばしばです。
G-SHOCKも当時のモデルはどんどん劣化していき個体数が減っているはずなので、今回のDW-6900-1Vのような当時から姿を変えずまだ生産されている商品は殊の外ありがたい存在でした。
今までは現用米軍装備初心者の方には「時計はとりあえずDW-6900-1V買っときゃOK」でしたが、今後はちょっと話が変わってきますね。
買う前によく印刷表記を確認するという、最低限の知識が必要になってきます。
個人的には、今のうちに状態の良い元祖1289モジュール品を1つ探して確保するのがDW-6900-1V問題の最も良い解決方法だと思います。
まだオークションサイトを探せば結構1289品は安く出てくる印象です。
私は数年前に新品同様の韓国生産個体をたしか6000円くらいで調達できました。
世の中的には1289品はプレミアのプの字もなく、1289のありがたみはミリオタしか享受しない認識なので、競合コレクターも少なく入手難易度は今のところ低いです。
ブラックホークダウンの頃のDW-5000、5600あたりのモデルはG-SHOCKコレクター的にも垂涎のアイテムなので、ライバル多数でかなり入手大変そうですよね。
今回の仕様変更はマイナーチェンジの為大々的に宣伝はされず、ひっそり商品が入れ替わる感じだと思うので、ご存じない同志の方がいたら是非お知らせしてあげてください。
土日は育児、平日はガンプラ制作に費やし、まだしばらくはミリタリー熱はくすぶる状態が続くとは思いますが、
この趣味を所謂「引退」するつもりは欠片もありませんのでご安心(?)ください。
とりあえずあったかくなったらサバゲに行くことを第一目標に、「休日終日家族をほったらかして遊びに行く」という特大チケットを入手すべく、
日々こつこつ家族サービスに尽力してポイントを貯めていきたいと思います(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
2024年01月15日 Posted by 4039
at 20:42
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