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 Posted by ミリタリーブログ  at 

最近作ったガンプラまとめ



当ブログのアクセス数が40万を超えておりました。
10万桁の更新は少なからず達成感がありますね。
2017年5月に開設したので、平均約250アクセス/日という事になります。
流行りのトイガンのレビュー等は一切なく、ニッチな記事ばかりのマイナーブログに足を運んでいただきありがとうございます。
こうしてネットの海に自分の頭の中身を垂れ流す以上、どれくらいの方が覗いてくれているという指標となるアクセス数は、やはりモチベーション維持の大きな要素になります。

ただ、アクセス数を稼ぐ事をブログ運用の主目的としてしまうと、個人的には本末転倒だと思います。
これは他のSNSでも言える事だと思います。
個人が非営利目的でSNSで投稿する事は、なるべく多くの「いいね」をもらって快感を得る為ではなく、文字や写真で自分を表現し、共鳴する仲間と繋がったり、有意義な情報や意見を交換する為であるべきだと思います。

多くの人に(良い意味で)注目されたり称賛されたりすることで快感を得るのは人間の本能と言えるでしょうし、そのおかげで人間社会は発展を続けているのは間違いないとは思いますが、快感を求めるあまり手段を選べなくなってしまっては、その先は「豊かな人生」とはかけ離れた、ある種の「不幸」とも呼べるものしか待っていないのではないかなと思います。
食欲や性欲もそうですが、ある程度の金銭を差し出せば如何様にでも欲を満たせるように構築されている人間社会において、「理性的に欲を満たす」という能力は今後さらに必要とされてくるかもしれませんね。

なんか賢そうな文言をとりあえず並べてみて悦に入ったところで(笑)、そろそろ本題に入ります。

すっかりガンプラ記事更新が滞っていましたが、制作自体は一定のペースで続けています。
ここ最近制作したガンプラ達をメモ程度にまとめておこうと思います。
ちなみにトップ画像は最近作って撮った中で、抜群にお気に入りの1枚である高機動型ゲルググ改君です。

まずはHGオリジンのブグです。








ブグはオリジンで新たに設定された、旧ザクの先輩にあたるMSです。
「旧ザクよりも高性能だったが、高コストの為量産化は見送られた」という、中々憎らしいツボを突いた設定の機体です。
劇中ではランバ・ラルが専用機カラーで乗っているのみですが、ワンオフ機ではなく複数機試作され、実戦投入もされたという設定があります。
そこからインスパイアされて、1年戦争序盤に実戦投入された機体という設定で少しだけいじりました。
各種武装はザクのものに換装されています。
両肩の装備はブグのままでも良かったのですが、ブグ肩アーマー側面の梯子みたいな突起が意味不明過ぎてすごく嫌なのでザクの物に換えました。


カラーリングは当初オリジンザクの量産カラーにしようと思ったのですが、思い付きでリアルタイプカラーにしてみました。
シールドのデカールはわざわざガンダムベース限定のHGリアルタイプザクを入手し、使用しています。
今までブグはなんか顔が気に入らなくて敬遠していましたが、実際に組んでみたらかなりの良キットで、緑色にしてみたら一気に愛着が湧きました。


次に制作したのはジムキャノン空間突撃仕様です。








MGジムキャノンの脚部を改造しました。
ジムキャノンを宇宙で効率よく運用する為、重力下でキャノンを発射する為のウエイトである脚部装甲を外し、代わりにバーニアを装備したという設定の機体です。
MSV-Rに出てくる公式機体ですが、まあ地味な設定ですね。
HGオリジンでMSDとしてリファインされキット化されていますが、多くのファンが「コレジャナイ」と思ったはずです(苦笑)


普通にノーマルジムキャノンを出して空間突撃はプレバンにするか、もしくはコンパチで組めるようにして欲しかったですね。
HGUCバーザムが出たと思ったら、3年もしないうちに何故か完全新規のAOZ版バーザムを出したりと、未だにバンダイのキット化の意向がよく分かりません。


3年経たずに似たようなバーザムのキットを2体出すくらいなら、他にも出すべき人気機体があるだろうと思うのですが。。
(AOZバーザムは出版社との関係とかの大人の事情があるのかも?しれませんが)
それともバーザムって個人的には影が薄いというか変化球的な立ち位置だと思うのですが、意外と人気あるんですかね??

話が逸れましたが、MGジムキャノンにはジム用の余剰外装パーツが大量に付属するので、それを利用して脚部装甲を改造しました。


設定画やHGオリジンキットを見本にプラ板を切った貼ったしてこしらえました。
バーニアは設定通りジムスナイパーカスタムの部品を持ってきました。



次は上記のジムキャノンのバーニア部品取りをするために調達したスナイパーカスタムを作りました。




脚部バーニアを取られてしまったので地上戦仕様という事にしようと思いましたが、スナカスは1年戦争終盤に登場したので、戦争中に地上での運用は無かったと考えました。
そこで、デラーズ紛争終結後ティターンズ発足直後の所属機という設定を考えてみました。
ティターンズはエリート部隊といえど、デラーズ紛争で疲弊した連邦軍で潤沢な装備は揃えられなかったと思います。
そこで、既存兵器の組み合わせで有効な運用法を模索した結果生まれたのが本機です。
1年戦争時、陸戦型ジムで運用された大型ビームスナイパーライフルユニットを高性能センサーを装備するスナイパーカスタムに装備させ、狙撃特化の運用とする事で、UC0084年においても十分実戦で通用する機体だった、という妄想をしました。


陸戦仕様の為脚部バーニアは外され、代わりに強化型フィールドモーターを搭載したという設定とし、ジャンクパーツで蓋をしました。


セカンダリも100mmマシンガンも連邦軍初期のMS兵装ですが、この頃の製造品はコスト度外視で開発、生産されていた為造りがよく、後発の武装よりも信頼性が高かった、というこコジツケをして家の在庫のマシンガンを持たせました(笑)


MGキットは単価が高いので、HGのように部品取りの為にホイホイ買えないのが少々辛いですね。
このスナカス制作の為にジムスナイパーを調達し、武装無し、バックパック無しの真緑の陸ジムが残ってしまったので、どうにかしてあげないといけません。


次です。
ガンプラでは無いですが、ROBOT魂というフィギュアを塗装しました。


ジョニ―・ライデン専用高機動型ザクを量産機カラーに塗りました。
ジョニーのR2型は公式設定上4機しか作られておらず、全機に搭乗者が設定されてしまっているので、公式設定に矛盾しないようにオラ設定を作りました。
ジョニーはキマイラ隊に転属する際、部下のエマァ・ダイス少尉に高機動型ザクを引き継いだというのが公式設定です。
その設定を利用し、引き継いだ後にエマァ少尉は量産カラーに塗り替えて使っていたという妄想をしました。
ジョニーカラーのままだと敵味方からジョニーに勘違いされてしまうので、塗り替えたというのはまあ自然かなと思っています。
搭載艦であるムサイ級プリムス内の簡易設備で塗装されたので塗膜が弱く、デブリの接触等で簡単に剥げてしまっているという設定です。


バーニアや武器発射のエフェクトパーツが付属していて遊び甲斐があります。




子供の頃あったらさぞ楽しかったんだろうなあと思いましたが、もし子供の時にこれが売っていても値段的に指を咥えて羨ましがる事しかできなかったですね(苦笑)
これを作ったタイミングから小型の撮影ブースを導入し、シンプルな背景で撮影できるようにしました。


次です。
HGUCリバイブ版のシャアザクと旧ザクをミキシングして、最新フォーマットの旧ザクを作りました。






リバイブザクですが、このフォーマットでどんどんバリエーション機出してくるかと思いきや、発売から1年経ってようやく年末に色替えの量産型が出る始末です。


しかも本当にただの色替えのようで、全塗装する身としてはほぼ何も得る物がありません。
せめて新規で脚部ミサイルポッドくらい付けて欲しかったですね。
この調子では旧ザクリバイブなんて夢のまた夢なので、自作した次第です。
頭部と胸部パネルをHGUC旧ザクから持ってきて、シャアザクの方は動力パイプを取っ払い穴を埋めたのみのお手軽ミキシングです。






アニメっぽい造形なのであまりリアルなミリタリー的考察はせず、1つのキャラクターモデルとして仕上げました。
終始そこまでモチベーションが上がらず適当に表面処理したので、パテ埋め部がモロ分かりで恥ずかしいです。
今振り返れば表面処理時にもっとしっかりやっとけばと思いますが、後悔先に立たずというやつですね。。
ミキシングの具合は良好で、もうこのままのデザインでキット化して出してくれればいいのにと思えるくらいのフィット感でした。
金型は新規に起こさなければいけませんが、設計期間とコストはほぼ無しでキット化できて省エネだと思うのですが、旧ザクなんてそんなに売れないんですかね?
(少なくとも上の方に書いたAOZバーザムよりは確実にメジャー機体だし売れると思うのですが...。)

次です。
トップ画像にした、高機動型ゲルググ改または高機動型ゲルググR型と呼ばれる機体を制作しました。










B-CLUBというバンダイ公式のガレージキットブランドが出していた改造キットが偶然激安で手に入った為、チャレンジしてみました。




レジンキャストキットは初挑戦でしたが、インジェクションキットとは全く勝手が違い苦戦しました。
脱脂や歪みの矯正等、色々学べて良い経験になりました。
特に大きな失敗は無く、何とかカタチにできました。
高機動型ゲルググ改といえばキマイラ隊ですが、キマイラ隊のデカールは持っておらず知識も中途半端だったので、一般的なア・バオア・クー防衛隊所属機という設定で仕上げました。
ソロモン戦にて連邦軍のパブリクによるビーム攪乱膜の運用を確認したので、対策として実弾兵装多めの装備というイメージです。
胸部はパネルを貼って情報量増やしたりしましたが、いい加減スジボリできるようにならないとなと思います。
綺麗に複雑なスジボリが出来る人は本当にすごいなと羨ましく思います。
まずはちゃんとした道具を揃えて、しっかり練習しないとですね。

以上がここ最近コツコツ作っていたガンプラ達です。
各キットの詳細はGUNSTAというガンプラ専門SNSで書いていますので、よろしければ覗いていただけると幸いです。
https://gumpla.jp/author/4039

最近、素組みして艶消しトップコートをしてスミ入れしただけのような「完成品」をフリマアプリで売る、という商法を薦めているwebサイトが見受けられます。
所謂プロが膨大な時間をかけて制作した「作品」と呼べるレベルの物なら、キットの原価よりも多くのお金を出して買うのはまだ理解できます。
しかし、小遣い稼ぎ目当ての付け焼刃の素人が組んだガンプラなんてただのジャンク品だと思ってしまうのですが、実際付加価値が付いて需要と供給が成り立ってしまうのですから世の中分かりませんね(苦笑)
キットを買ってきて、自分で組み立てる事も含めてプラモデルの楽しみだと思うのですが。

ただ、転売や「完成品ビジネス」の為に品薄となったり、ガンプラ売場でスマホを見ていると問答無用で価格相場を調べている転売ヤーに見なされる事故があったりと、純粋なファンの活動が阻害されていると思うと残念な気持ちにはなります。

お読みいただきありがとうございました。  


2021年07月22日 Posted by 4039  at 18:33Comments(0)ガンプラ