ギアレボ 参加装備



先日のギアレボに参加した際の装備をまとめておきます。

今回も例に漏れず初期アフ装備です。
何のレボリューションもありませんね(笑)





先日記事にもした7th SFGのJames Michael Mauldwin氏の2002年頃と思われる写真をメインのイメージにしました。


上下ツートンと両足の黒装備、キャップをオマージュしました。




下記主なレシピです。
・BALCS with BHIコマンドチェストハーネス with CAMELBAK MULE
・SAFARILAND 6004(M92F)
・BHI M4レッグマガジンポーチ
・ALTA ニーパッド
・PRC148 with RACAL アーバンヘッドセット
・DCUジャケット
・BDUパンツ
・BUDWEISER RACINGキャップ
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・NIKE ACG
・PROTREK PRG-40
・M4
・M9
・ヒゲとカツラ

いくつか詳細を書いていきます。

BALCS
レプリカBALCS(おそらくSPECWARCOM製)に実物BHI旧型チェストハーネスと旧型CAMELBAK MULEを合体させた、ボリューム満点のメインコンポーネントです。

まずチェストハーネスですが、肩紐と本体はファステックスで簡単に外せるので、後ろ側を外してBALCSの背面MOLLEに通しています。


隊員放出カスタムでもELCSの背面パネルを同じようにBALCSの背中MOLLEに通して「前掛け」にしている例がありますので、それなりに説得力はあるのかな?と思っています。



このBALCSカスタムは過去記事にしています。
激シブ!カスタムBALCS

ただ、これだけでは肩のところがズレて着心地と取り回しが悪いので、何箇所か結束バンドで括りました。



こうすることでBALCSとチェストハーネスが一体として運用することができ、着脱や運搬が楽で着心地も向上しました。

背面もCAMELBAK MULEを一体化させました。


MULEの4隅のループに結束バンドを通し、BALCSのMOLLEに結んでいます。


これで肩ストラップの煩わしさから解放されます。
これも元ネタらしきものは一応あり、ドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」で、19th SFGのMIKE大尉が肩ストラップを使わず背負っているように見えるシーンから想像しました。


こうして3アイテムを一体化させ、サバゲ運用上はゲームし易くて便利でしたが、実際のグリーンベレー隊員の仕事を想定するとどうなのかな?とちょっと思います。
ドキュメンタリー番組等を見ていると、1日の中で車両で移動する際や現場先、役割によって、フル装備だったり何も着ていなかったりアーマーのみ着用したりしている場面があります。
アーマーとチェストリグ等を一体化させてしまうとこのような柔軟な装備の足し引きが出来なくなるので、逆に不便かも?と思います。
まあ実際の現場でも色々な考えの人がいたでしょうし一概には言えませんし、なにより「俺工夫したんだぜ!」という自己満足に浸れたのでよしとします(笑)

チェストハーネスのユーティリティポーチはLC-2のメディカルキットがあつらえたようにすっぽり入ったので、とりあえず入れておきました。


外観でも角ばった見た目になり、地味ですがディテールアップしました。
こういう細かいところの積み重ねは大事だと個人的には思います。

あとはIC-F3Sも目立つ位置に掛けてみましたが、存在感が良い感じです。


サイズ的に特小を仕込んだりは難しく、ましてそのまま使うには免許がいるのでただのオブジェになってしまいますが、初期アフ装備レベルは確実に上がると思います。
ミリフォト等でよく見るようにBALCSの縦MOLLEに引っ掛けていただけですが、走っても銃を構えても脱落することなく、かつ抜くのは容易だったので非常に理にかなった装着法だというのを身をもって体感できました。


BHIレッグマガジンポーチ


念願のアイテムが先日手に入りましたので、早速実戦投入しました。
コーディネートとしては足周りのアクセントになって非常に気に入りました。
2本ずつ計4本持てる大容量です。
ゲームのみ考えたら、これとダンプポーチがあれば事足りてしまいますね。
マガジンを締め付けるエラスティックバンドの力が強く、マガジンの出し入れが非常にキツくゲーム中の差し戻しは非常に手間取ります。
ただ、そのおかげでフラップをいちいち閉めなくてもマガジンが脱落することはないです。

差し戻しが実質出来ないので、別途ダンプポーチや空マガジンを処理できるポーチが必要となり、装備構成には少し気を使う必要があると思いました。

ちなみにTJ1さんはこのポーチのレッグストラップを外してCIRASに取り付けていました。


こういう工夫は大好物です。参考にさせていただきます。


DCUジャケット&BDUパンツ
初期アフ装備では珍しいツートンにしてみました。
元ネタはもちろんMauldwin氏です。


ツートンはお手軽に「なんか玄人感」が出せて中々いいですね(笑)
DCUはノンリップのポケット移動カスタムです。
以前記事にしましたが、縫製ほぼ無しのお手軽100均カスタムです。



ただ、度重なる洗濯で遂に糊がヘタってきました。
そろそろ補強しようと思います。

DCUのリップストップ、ノンリップ問題ですが、私の解釈は下記です。
DCUは最初期(90年代前半?)がリップストップで登場しましたが、格子状に日焼けしたり色落ちが激しいという問題等ですぐにノンリップに変更。
その後、90年代末にまたリップストップに変更された認識です。
なので、初期アフの時期はどちらも既に存在しており、どちらを着てもOKという考えです。
もしかしたら入隊時期や部隊によってノンリップかリップストップか分かれていたのかも知れませんが、まだ私はそこまで調べきれていません。
今後も調査は続けていこうと思います。

BDUも生地は悩んだ末、リップストップにしました。
BDUはノンリップとリップストップは平行して支給されており、熱帯地域用がリップストップ、温帯地域用がノンリップのようです。
じゃあアフガンやイラク等の乾燥地帯はどっちなの?と思い調べてみましたが残念ながら見つけられませんで、未だに謎です。
今回BDUを買ったWhite Rookの店長にも聞いてみましたが、「結構自由な感じだったみたい」と背中を押していただいたのもあり、ここは「特殊部隊だから自由」という便利な言い訳伝家の宝刀を振りかざして深く考えないことにしました(笑)
フィリピンODAはリップストップだったはずなので、流用も考えてリップストップを選んだ次第です。

また、今回の小技としては襟元にINOVAマイクロライトを引っ掛けたのと、


腕にシャーピーで血液型を書いたダクトテープを貼りました。


どちらもミリフォト等でよく出てきますよね。





お金を掛けずに完成度を上げられるのでお勧めです。
ちなみに米軍支給品と同じ仕様のダクトテープは「は!?テープのクセにこんなするのかよ!」と、100人中100人が思う相場ですよね(笑)
当日会場でも、くそ豚野郎さんとちゃっかりノリスさんとこの話題で盛り上がりました。

ただ、ここはケチらず高くても米軍仕様を調達されることを強くお勧めします。
似たようなOD色のテープはホームセンターや100均等で沢山ありますが、ツヤ感がぱっと見で全然違うレベルのものしか私は見た事がありません。
たかがテープ、されどテープ。意外と目立つので見てる人は見てると思われる部分だと思います。
少なくとも私とBucket Head氏は人の装備に貼ってあるダクトテープはいつもチェックしています(笑)


BUDWEISER RACINGキャップ


これもMauldwin氏オマージュです。


先日記事にしましたが、早速実戦投入しました。
購入状態ではきれい過ぎたので「との粉」で適度に汚して使いました。
いいアクセントになり大満足です。


M4


いつものように、マルイの次世代ウエイト抜きLIPO化したものです。
今回、マガジンを「MAG CINCH」を使ってダブルマガジン化してみました。


実物かレプリカか分かりませんが、我が家のアクセサリーBOXで眠っていたものを掘り出しました。
先日ご紹介した「エリートフォーセスPART1」でフィリピンODAのダブルマガジン運用を何人も目にしたので、オマージュしました。



ただ、初期アフミリフォトではダブルマガジン運用は皆無なので、砂塵が入る等でダブルマガジンはNGだったのかもしれませんね。
それとも単にダブルマガジンが有用になる戦闘を想定していなかっただけかもしれませんが。
フィリピンODAはストックマガジンポーチも運用していたりして、素早い弾倉交換を意識したセットアップが多いように見受けられます。
作戦地域に合わせたアレンジなのか?部隊の担当分野や文化なのかは分かりませんが、この辺の違いを深堀りすると面白いかもしれませんね。


今回、おそらく私の初期アフ装備至上MAXの盛り具合で臨みました。
ゲーム数が少ないギアレボだから問題ありませんでしたが、定例会で10何ゲームこなすのは到底持たないと思いました(笑)
これに実物のプレートとソフトアーマーを仕込んで実包を100発以上持って、「アンコ」でない荷物を背負って1日中荒野で活動していたと思うと、やはり本職の方は半端じゃないなと改めて尊敬しました。

当日、開会式や抽選会時や休憩時間に散歩しながらギアレボ以外の参加者の方も観察させていただきましたが、明確に初期アフ米軍装備の方は1名しか見当たりませんでした(苦笑)
写真を取り損ねてしまいましたが、DCU上下にBALCS+56式弾帯、PEQ2の載ったM4という「ベーシック初期アフ」装備の方でした。
他にも湾岸米軍装備と思われる方もいたりして、ギアレボ以外にもこだわりの実物系装備の方がいて良い目の保養になりました。

今年もあっという間にあと2ヶ月となってしまいましたが、過ごしやすい気候の内にあと1、2回はゲームに行きたいなと思います。
お読みいただきありがとうございました。  


AIRSOFTZONE DELTA 参加装備



今回は先日AIRSOFT ZONE DELTAに参加した装備詳細のまとめです。

フィールドの感想記事は下記になります。
再びのAIRSOFT ZONE DELTA

今回も初期アフグリーンベレーモチーフの装備で臨みました。




今回はせっかく先日入手したお宝カスタムBALCSを使おうと思い立ったのが発端です。
BALCSが3Cなので、イメージとしては下記のような2002年夏の3rd SFGあたりをイメージソースにしています。




私の中の「俺ルール」ですが、初期アフグリーンベレーにおいては「SPEARは3CとWL混ぜるの禁止」としています。
私は特殊部隊グループ単位で支給されたSPEARのカラーが決まっていたと推測しています。
ましてや2色両方支給されていた可能性はさらに低いと考えられる為、2色を同時、例えばWL BALCSに3CのELCSポーチはNGとしています。
2色混合での使用例も見たことが無いというのも大きな理由ですので、逆に使用例が1枚でも出てきさえすれば一発でひっくり返ります。
コーディネートの幅を拡げたいという意味では是非とも使用例を確認し、こんなしょうもない「俺ルール」なんて消し去りたいのですが(苦笑)

現状そんな俺ルールに縛られておりますので、3C BALCSを着用する以上、今回は一切のWLのSPEARには待機してもらいました。

下記全体の写真です。


ざっとレシピは下記になります。
・カスタムBALCS
・デューティーベルトwithホルスター、ポーチ類
・ノーメックスフライトグローブ(SG)
・官給Tシャツ
・DCUパンツ
・CASIO PROTREK PRG-40
・NIKE ACG
・アームスリーブ
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・ヒゲ
・M4
・M9

めぼしいところを書いていきます。

カスタムBALCS


今回行こうとしていたフィールドではハンドガン戦の開催があったので、ハンドガンマガジンの携行数を確保できるようBHIの3連ポーチを胸部に取り付けました。
本来ベルトループ用ですが、強引にMOLLEに装着しています。
結果的にハンドガン使いまくりのフィールドに移動したので、このレイアウトは大正解でした。

さらに今回、野暮ったさを演出するためにTHALESのラジオポーチに水のペットボトルを突っ込んでみました。


当時現で飲まれていた水を調べてみたのですが全然分からず、時間切れで近所のスーパーに売っていたevianのラベルを剥がした物で代用しました。
このような運用例は私は見たことがありませんが、あまりにジャストフィットだったので気に入ってしまいました(笑)
ガチの戦闘任務ではなく、ハンヴィーで近所の村をパトロールしている的な妄想設定です。
無線も隊内通信用のIC-F3Sのみの携帯です。

このBALCSですが、肩の調整部をいじる為には一度テープを剥がしELCSパネルを外さなくてはなりません。
ですが買ったまま(=放出当時のまま)の状態を崩すのがどうにも惜しく、手が進みません。
なので首周りが最適なサイズ感では無く自分の物でないような気がして「着せてもらっている」感が拭えません。
そろそろ勇気を出して一度バラして、自分色に染めようと思います。

このBALCSの詳細は別途記事にしてあります。
激シブ!カスタムBALCS


ベルト周り
ベルトはいつもの通りBHIのデューティーベルトです。
ロゴやバックル形状を見る限り、オーパーツの可能性があるのでいつか変えようとは思っているのですが、目立たない地味なところなのでなかなかやる気が起きません。

ホルスターはサファリランドの6004です。


古いものですが、フィット感、銃の保持共に不満はありません。
やつれ汚れ具合もちょうど良く、かなりのお気に入りです。
GERBERのツールポーチはとりあえずどっかに付けるだけで、初期アフレベル5は上がりますね(笑)

左側にはダンプポーチ代わりにTAC-TのMAVのポーチを下げました。



ODA961のカウボーイ氏よろしく、ラッシングストラップを通して太股に固定しました。


M4マガジンが3本は無理なくスムーズに入れられる上、適度なバタつきがあり走ってもこぼれず、ダンプポーチとして必要十分な性能を発揮しました。
太股周りは現在強力なアイテムが海を渡ってきている最中なので、非常に楽しみです。

貴重品入れとしてはLC-2のメディカルポーチを採用しました。


2002年夏の3rd SFGの隊員等、初期アフODAではたまに装着しているところを見かけます。


LC-2は現在安価で容易に調達できる上に、初期アフ装備のいいアクセントになるので重宝します。
LC-2の他にもMOLLE、MOLLE2も使用例のある安価なアイテムとしてありがたい存在です。
RACKは時代的には存在していたはずですし、陸軍の装備なので使っていてもおかしくはないと思いますが、勉強不足でそのあたりの考察が進んでおらず、今現在私の中ではアンタッチャブルな存在です。
(採用が無かったにしても、一緒に行動したレンジャーの若者から譲ってもらったりした妄想設定とかは面白そうです。)


アームスリーブ


前回のデザートストームに引き続き着用してみました。
今回は7部丈のTシャツの下に着けて露出を減らしましたが、やはりイマイチな感じです。。
もう夏も終わりですし、しばらく装備BOXで眠っていてもらうことになりそうです。


M4


特に変哲の無い初期アフM4ですが、PEQ2が遂にG&P製になりました。



外観はバッテリーBOXとほぼ変わらないので、完全に自己満足ですね(苦笑)
ノーマルハンドガード用のアダプタに装着するにはねじの切り直しという一手間が必要なので、時間を見つけて加工しようと思います。


そろそろ涼しくなってくる頃ですので、DCU上下+BALCS+チェストリグ+ハイドレーションのようなフル装備が解禁できます。
10月には「ギアレボ」も控えていますし、装備好きにはうれしい季節の到来ですね。

お読みいただきありがとうございました。
  


2018年09月08日 Posted by 4039  at 21:45Comments(0)SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガンODA

BALCS トイソルジャーレプリカ



徐々に安定供給されてきた感のあるトイソルジャー製レプリカBALCSですが、超絶シブいカスタムBALCSの影に隠れてひっそり我が家にも転がり込んでいました。
簡単に調達できる初期アフ鉄板アイテムということで、どの程度のものなのか?実物と比較を交えながらレビューしてみます。

WLは既に他メーカーの高品質レプリカ(おそらくSPECWARCOM製)を所有していたので、今回3Cを調達しました。


ファーストインプレッションですが、
全体を見渡して「生地とか縫製とか安っぽいけど、おさえるところはおさえてあるし、ポーチも沢山付いてこの価格ならまあ妥当かな?」
着てみて「(悪い意味で)何かタイトでスタイリッシュで違和感MAX」
といった感じです。

それでは実物と比較しながら詳細を見ていきます。

生地
実物3Cと比較してみます。

左実物 右トイソル


実物は2004年製のXLサイズです。
先日のユルゲ3taroybmxさんから、ゼロを一個間違えているどころではない価格で譲っていただきました。

色はかなり違いますね。
特に一番白い部分の色差が激しく、実物の方が赤っぽいです。
ただ、DCUに関しては実物でも赤っぽかったり白っぽかったりしています。



少し調べた限りでは、年代やリップ、ノンリップ生地等の差では無さそうというところまでは突き止めましたが、何が違いなのか特定ができてません。
単純に日焼け、経年変化なのでしょうか?
比較した実物とは異なりますが、レプリカに近い色味の実物もあるっぽいのでとりあえず暫定的に「よし」とします。

生地の質感もかなり異なります。

左実物、右レプリカ


全体的にレプリカの方がツヤっぽくて硬いです。
露骨に安っぽいと感じる程まではいかないまでも、実物と並べると違いが目立ちます。
大面積を占めますし、肉眼で見るとぱっと見で質感が異なりますので、少々痛いところです。

ちなみに裏地も若干色が異なりますが、違和感を感じるほどでは無いですし、何より着たら見えないので無問題ですね。


ベルクロ
これも3C実物との比較です。

左レプリカ、右実物


色味はレプリカの方が少々赤っぽいですが、違和感は無い範囲と思います。
手触りはレプリカの方がジャリジャリしていて痛いです。

PALS等ナイロンテープ
上実物、下レプリカ



レプリカの方が若干黄色味が強いですが、まあ許容範囲かと。
実物が退色している可能性もありますしね。
後述しますが、縫製の雑さが目に余ります。


サイドバックル



オスの形が全然違います。
実物オス


細かい所ですが、以前から私の所有しているレプリカ(多分SPECWARCOM製)は実物が使われていたので、個人的には少々残念でした。
メスの方も実物より角ばっていて、ヒケやウエルドっぽいのも浮いていて軽薄で妙に安っぽいです。
機能上は問題ないですし、ぱっと見は違和感ないのでゲーム使用では何も不具合なさそうですが、コレクション的にはマイナスですね。


肩部


実物はソフトアーマーが縫いつけられていますので、分厚く硬いです。


レプリカも芯材が入れてあり、実物ほどではないですがちゃんと硬く肉厚になっており、好感が持てます。


上レプリカ、下実物


何気に着た時の見た目の印象に影響する箇所だと個人的には思うので、ここはナイスなディテールだと思います。


サイズ
ここまで比較していた実物3CはXLサイズなので、ここで退場です。
代わりに実物WL RANGER仕様のMサイズに登場していただきました。


RANGER仕様なのでもしかしたら実物同士でもSF仕様と型紙が異なる可能性もありますが、とりあえずこれでレプリカと比較してみます。

フロントパネルの胴回りは片側3cm程度実物の方が長いです。


実物と同じ位置感覚でベルクロを留めようと思うと「あれ?俺太った??」となってしまうのはここが要因と思われます。

次に首周りです。

フロント



バック



かなり形が違います。
フロントもバックも長さ、幅共に実物の方が首周りがゆったり作られています。
というかトイソルレプリカはタイト過ぎます。
平均的な頭囲の日本人なら、必ずと言っていいほど耳を擦って非常に痛い思いをすると思います。

着用した時にトイソルレプが妙に「スタイリッシュ」に見えてしまったのはこの首周りが原因かな?と思います。
BALCSにスタイリッシュさは全く必要ないと思います。むしろマイナスでしかありませんね(笑)

あと若干脇の下のスペースもレプリカの方が詰まっています。
これらの形状の違いが全体的に「タイトでスタイリッシュ」という第一印象を私に与えたのかもしれません。

ミリフォトを眺めていると、体に余る程のサイズで若干の「着られてる感」を出すのがBALCSの着こなしだと個人的には思っています。




おそらくLかXLサイズを着ている隊員が多いように思います。
トイソルレプリカは、ユニクロの服はMサイズがジャストの私が着てもちょっと小さい印象で、ミリフォトの着こなしとは違って見えてきます。


プレート挿入部


実物MサイズにジャストフィットのTMC製Mサイズプレートですが、トイソルレプは幅がキツキツです。
あっちを引っ張りこっちを引っ張り、何とか挿入が出来るレベルです。
まあ長さはちょうど良いので、挿入に苦労するだけで入れてしまえば問題はありません。


縫製
全体的に雑過ぎます。



私はコレクターでは無くサバゲーマーとして装備を見るので細かい所は気にしない方だと思いますが、それでも一見して「ヒドい」と言ってしまうような出来です。
トイソル製品はあまり持っていないので何とも言えませんが、従来品に比べても明らかに悪いように思います。


ポーチ
ELCSキットに入っているM4マガジンポーチ×3と、SPEARにあったかな?なピストルマガジンポーチ×2が付属します。



ピストルポーチの方は実物を持っていないので比較できませんので、M4ポーチをレビューします。

左レプリカ、右実物



生地やバイアステープ、縫製のインプレッションは本体と同じです。
造り自体は一回り小さいように見えまずが実物同様で、中にちゃんとゴムが入っています。

ELCSのM4ポーチはそっくりの外観で1本用と2本用があります(写真は2本用)。
ちなみに2本用に1本いれても、ゴムのテンションで暴れず問題なく使えるので、1本用を造った意味が謎です。。
レプリカは一応2本用を手本にしたようで、実物よりきついですが2本入りました。良かった良かった。


PALSに通す紐?ですが、実物は樹脂(おそらくカイデックス)がインサートされており硬く、地獄のような取り付け性です。


かたやレプリカはインサートがなくフニャフニャなので、PALS取り付けは非常に楽です。


フルロードの実物マガジン(約500g)とほぼ同じ重量のマルイガスブロM4マガジン2本を入れてBALCSに付けても特に外観上、使用上問題はなさそうです。
ここは実物がかなり贅沢というかオーバースペックというか、安全率が掛かった設計なのかもしれません。
総合的に、インサートを省いたのはコストダウン&操作性アップとなるので懸命な判断だったのではないでしょうか。
ただ、この点もコレクター目線的にはマイナスになりそうですね。

また、今回新品で購入しましたが、ポーチの1つのドットボタンが外れていました。


付いていた物が外れたというよりは、もともと固定し忘れていた感じです。。
一応使えますし、実物ポーチを持っている身としてはゴミ箱2軍行きの代物なのでどうでもいいのですが、縫製の雑さといいボタン工程忘れといい、品質管理がずさんな感じはします。
トイソルジャーが自社工場を持っていて製品は全てそこで作っているのか?外注ベンダーをいくつか持っているのか?は知りませんが、想像するに、このBALCSは「安かろう悪かろう」な外注に作らせているのかな?と思いました。

まだまだ細かい所はありますが、ざっくりレビューは以上とします。

1万円強ならまあ納得、1万5千円以上だったら損した気分、1万円以下ならいい買い物、といった印象です。

個人的には、これから初期アフ装備を揃えようという方にははっきり言ってお勧めはしないです。
これを買うくらいなら、3分の1以下のコストで実物を調達できる56式弾帯を強くおすすめます。
新品ピカピカのトイソルBALCSよりも、30年前に作られた中古の56式弾帯一個引っ掛けたスタイルの方が確実にカッコイイ見た目になります。
56式は他の装備への使いまわしや、単純にサバゲ用品としても実用性がありますが、BALCSは初期アフ~初期イラク米軍特殊部隊以外はほぼ使用例が思いつきませんし、さらにサバゲ実用性は低いです。

BALCSを手に入れたい場合はSPECWARCOM等の良質なレプリカや、条件の良い実物と出会えるのを待つ方が懸命と思います。
トイソルレプリカの出現のおかげで、実レプ問わずBALCS全体の相場は落ち着きを見せてきている印象ですので、その意味でトイソルレプリカの恩恵にあずかるが吉と思います。

ただ、トイソルBALCSも汚したり工夫すれば質感は出せるかもしれませんので、その見極めは今度実施する予定です。
サイズ感はなかなかどうにもなりませんが。
また、実物では勿体無くて出来ないがっつりカスタムを施すベースとしても使い出がありそうです。

総じて「初期アフちょっとかじってみよう」という向きには56式弾帯の方があらゆる面で優れており、「がっつり初期アフやろう」という向きには出来がイマイチという、なんとも中途半端なレプリカという印象を持ちました。
ただ、このレプリカ含め5着もBALCSを持っている結構特殊な人間の感想なので、あまり参考にならないかもしれませんが(笑)

このままでは他に控える4着のBALCSを差し置いて着る機会はまずなさそうなので、汚してみたりカスタムしてみたりして色々遊んでみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年07月19日 Posted by 4039  at 23:42Comments(4)SPEAR BALCS