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 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフ野郎Aチーム in GEAR FREAKS GAME



先日のGEAR FREAKS GAMEには私含めて4人もの初期アフ野郎共が集結しました。
中々無いことなので、皆さんの装備も少し詳細を記録しておこうと思います。

私の装備は前回の記事で書きましたので、残り3名の分を書いていこうと思います。

まずは今回が初期アフデビューだったマーキー君です。



下記2003年のODA365の写真のスナイパーを意識した構成とのことです。


雰囲気がよく出ていて素晴らしいです。
スナイパーをチョイスするところがシブいですね!

DCUにデザートブーツ+V1ベストというベーシックなスタイルに、背中のEAGLEのA3パックがいいアクセントになっています。
バックパックはあまり詳しくないので自信がありませんが、彼の背負っているA3はネットで2002年製と言われている下記画像と同じ仕様だったので、おそらくちゃんと適合品なんだと思います。


いずれにせよ、一目で新しい仕様と分からない時点で素晴らしいチョイスですね!
背面が何も無くつるっとシンプルなのが、いかにもオールドスクールな雰囲気です。
新しい世代は背面にベルクロが着いたりMOLLEが着いたりする認識です。

ベストはイーグルのV1だそうです。
右側がユーテリティポーチなのでNUですかね。

黒ナイロンは綺麗だとやたら浮いてしまうので、A3もV1もちゃんと塗装を施してある事で雰囲気2000%増しになっていると思います。

デザートブーツもしっかりパナマソール形状です。


ロスコの新品を買ってきて、ここまで汚したそうです。
新品の靴をいきなり汚す変態行為をしている時点で、彼も立派な初期アフラーですね(笑)

私も過去レプリカのブーツを買ってきて一度も履く前に汚したことがあります。


初期アフは靴問題が深刻なので、知恵を絞って工夫して切り抜ける必要がありますよね。
靴に限らず有り物をやりくりして装備を構築するのを楽しいと思えると、初期アフの沼からはもう出られなくなると思います。

リアルツリー柄のキャップも存在感があっていいです。

得物はSNOW WOLF製のM24です。


しっかり塗装&エイジングが施してありかっこよかったです。
機関部は調整できていないらしく、散々な性能だったようですが(苦笑)

スナイパーチックな感じで撮影し、2枚目のように画像を非常にカッコよく加工していました。



素晴らしいですね!
スポッター役に双眼鏡が用意できなかったのが悔やまれるところです。


続いてはMUNAGEさんです。





前々回の記事でも少し書きましたが、「老眼でスコープが無くても遠くが見える隊員」という設定です。
この設定は私的にはどハマりしました(笑)

イメージソースにしたのは下写真とのことです。


車両が入れず(=重装備はキツイ&物資は自力搬送)、想定される交戦距離が長いシチュエーションが想像できるので、
マーキー君同様防弾衣は着用せず、フリースにタクティカルベスト一丁が説得力を醸し出します。
背中は撮影時は色々アイテムがくっ付いたUM21のパトロールパックを背負っていました。

ベストはBHIのオメガベストです。
鳥タグだったので初期アフ以前の代物なのは確実だと思います。

フリースはトイソルジャーレプリカのMサイズとのことです。
Mサイズでも「着られてる感」は無いですね。
ちなみに私はSサイズを所有しており、着るとこんな感じです。


Sだと腕周りがほっそりして見えます。
ミリフォトチックなのはどちらかというとMサイズの方が私的にはイメージが近いです。
過去トイソルレプリカと実物を比較しましたが、サイズはほぼ同寸でしたので、実物でも同じことが言えると思います。
過去記事「初期アフガンフリース比較

上記記事で触れていますが、トイソルの方が実物より記事が薄いのはMUNAGEさん所有のフリースも同じでしたので、個体差ではなく仕様だと思われます。

腰周りはWLのELCSポーチを着けています。
ELCSポーチがひとつあるだけで一気に初期アフODA感がUPしますよね。
ELCSフルセットは中々手が出づらいですが、ポーチ単品であればお手ごろですのでおススメです。
特にこの3マグポーチは人気だったようで、ミリフォトでもしょっちゅう目にします。


ピストルはライト付きのM9が収納できるサファリランドの3004でした。
おそらく私が持っている旧型サファリ6004よりさらに10年以上古いもので、凄みが違いました。
これも古参感の演出に1役買っていますよね。
有名なODA961のカウボーイ氏も一味違うホルスターを装備していました。


EAGLEのMk6ですが、腿に固定するバンドがファステックス留めでは無いです。
おそらく当時でも旧型の仕様だったのではないでしょうか。
レッグホルスターは初期アフODA装備の象徴的なアイテムの1つですので、拘りが光りますね。

ライフルはM16A2にM25マウントとPEQ直付けアダプターで拡張していました。


これも交戦距離が長いシチュエーションに合致して説得力が増しますね。
外装のメーカーはG&P製でしたが、かなり質感がよく頑丈でした。


最後はBucket Head氏です。




詳細は(私が)よくわかっていませんが、下写真のデルタ隊員をモチーフにしたそうです。


初期アフデルタは本当に十人十色な格好で資料も圧倒的に少なく、グリーンベレーに比べると非常に装備を揃えるのに難儀しそうです。

AWSのチェスト(倉敷レプ)にHPC(実物)着用というシンプル軽装ですが王道のデルタアイテムを纏っています。
胸のポーチやサイリューム等、細部までこだわってオマージュしています。
M4はデルタらしくなく、グリーンベレーの使用している仕様に近いです。

氏の恒例行事である「写真と同じポーズ再現」です。


チヒロック先生もよくやられていますし、キチガイKAERUさんも今回再現写真チャレンジされていました。
デルタ好きの共通項なのでしょうか(笑)

ギアフリはあくまでゲームがメインと聞いていたこともあり、拘りつつもゲームでの機動性を確保したバランスの良い装備だったと思います。
そのおかげで見事個人成績5位に輝いていました。
高価ですが使い勝手は最新装備のレプリカにも及ばない装具と、いつ靴底が剥がれるか分からない古臭い靴でよく闘ったと思います(笑)

Bucket Head氏は私の数段上を行く装備収集家ですが、最近全身迷彩のガチガチ装備はあまり見ません。
漠然とですが、客観的に見てなんだか「一回りした感」が出てきて貫禄すら感じます(笑)
小学生の頃から一緒に銀玉鉄砲遊びに興じ、サバゲ定例会デビューも一緒でしたので、その彼が今やいぶし銀の装備愛好家と思うと時の流れを感じます。
彼の勧めで私も装備界に身を投じましたので、最も近しい関係の師匠としてこれからも玄人好みの装備を追及していっていただきたいと思います。


以上駆け足でしたが、初期アフ野郎Aチーム in ギアフリでした。

初期アフ装備はニッチ故にレプリカは少なく、もう20年近く前でしかも少数精鋭の特殊部隊の戦争だったので実物アイテムも玉数が多くないです。
現在流通している数少ない種類のレプリカのみに頼ってしまうと、誰も彼も似たり寄ったりになってしまい面白みに欠けてしまいます。
しかし少しの工夫でアレンジを施せば、一気に味のあるスタイルに早変わりするのが初期アフ装備の見所だと思っています。

グリーンベレーであればミリフォトも大量に出てきますし低コストで再現可能なスタイルも多いので、是非お気に入りの1枚を見つけて初期アフデビューしてみてはいかがでしょうか?

お読みいただきありがとうございました。  


2019年02月27日 Posted by 4039  at 21:54Comments(3)サバイバルゲーム初期アフガン

ギアフリ参加装備



先週末に開催されたギアフリについて書きたい事はまだまだありますが、今回は自分の装備を記録しておこうと思います。
撮れ高を勘定する限り、この記事含めてギアフリ関連はあと3記事くらい続きそうです(笑)

今回も例に漏れず初期アフODA装備になります。



(龍さんの写真を随所に使わせていただいております。撮っていただきありがとうございました!)

当ブログでも度々登場していますが、2002年末のODA995の写真をイメージベースに装備を考えました。


ADVENTURE TECHのリバーシブルナイトカモ+大盛りBALCSです。



アフガン東部、19thのパトロール任務で、途中車列から分離して少しの間だけ無補給の徒歩行動がある想定、といった感じでしょうか。
まあ適当です(笑)

下記レシピです。
・BALCS with SPEAR POUCHS&RADIO
・BHI DUTY BELT
・SAFARILAND 6004(M9)
・UM21サイドポケット(S)
・GERBER マルチツールポーチ
・ADVENTURE TECH リバーシブルパーカ
・DCUパンツ
・CASIO DW-8700
・SILVA WRIST SIGHTING
・NIKE ACG
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・キャップ
・ヒゲ
・M4
・M9

ごく一部のアイテムを除いて既出の物ばかりです。
我ながら初期アフコレクションは充実してきたと思います。
色々組み合わせて遊んで減価償却しないとですね(笑)

それではポイントを下記に記載していきます。

BALCS



いつもの高品質レプリカWL BALCSにグローインプロテクターを装着し、下記ポーチや小物を取り付けました。
ELCS M4 2MAGポーチ×2
ELCS M4 3MAG&グレネードポーチ
SPEAR UM21 サイドポケット×2(サイズ違い)
メーカー不明 ICOMポーチ with ダミーIC-F3S with IC-4008W
CAMELBAK MULEのハイドレーション
旧型カラビナ
旧型サイリューム
旧型INOVA マイクロライト
MBITRホルスター with PRC148 with H250ハンドセット

こうやって書くと大盛りですね。
実際大盛りな見た目ですが(笑)、BALCSは体にフィットしますので激しく動いてもバタつかず、意外と快適でした。
重量は実物プレートやソフトアーマーは入れていないので、最新プレキャリと比べても実際50歩100歩だと思います。
肩周り腰周りは確かに比較的動かしづらいですが、ちゃんと姿勢を保持しなくても精度にほぼ支障が無いエアガンなのでこれも問題無しです。
縦MOLLEポーチも少し着てればすぐ慣れます。

冷静に考えると実はBALCSって(サバゲでは)言うほど不便では無いと思います。
ポーチ搭載性は確かに乏しいですが、ゲームで必要な分は余裕で積めますしね。
かといってゲーマー装備で着るほど優秀では全くないので、数寄者アイテムという認識は変わりませんが(笑)

今回初の試みとしては、UM21のサイドポケットをダンプポーチ代わりに運用したことです。



詳細は先日記事にしています。
過去記事:「初期アフダンプポーチ問題 UM21活用編

結果としては大正解でした。
見える位置に大口空けてるダンプポーチってこんなに放り込みやすいんですね。
今回はセミ戦でしたがマガジンを8本も携行しました。
むやみやたらにトリガーハッピーする訳ではなく、タクティカルリロード運用を想定しての携行数でした。

携行弾数が少ないとタクティカルリロードを躊躇してしまい、「ここぞ」という時に弾切れしてしまう事がよくあります。
携行数が多いおかげで躊躇無く前線から突出する前に弾倉交換でき、ここぞの場面での継戦能力を最大限に維持できました。
弾倉交換の動作も便利なダンプポーチのおかげで短く済ませられ、タイムロスを最小限にできました。

使用例を見たことが無いスタイルではありますが、サバゲ実用性はこの上なく高いと思いました。

下半身が大型ポーチでシンプルボリューミーになりましたので、胸元は小物をごちゃつかせてみました。


無線ポーチには以前DIYしたIC-F3S風ダンボールキット+IC-4008Wを仕込んでいます。





過去記事:「初期アフ無線IC-F3S風 特小無線機運用

IC-4008Wからは100均で買ったモノラルイヤホンを延ばしました。
今回発信はしないと割り切り、受信のみに特化させました。
オンボロ特小+100均イヤホンだったので音質が不安でしたが、非常にクリアに受信できました。
線も黒くて細いので、装備の雰囲気を壊さずよかったです。

また、ポーチには旧型のINOVAマイクロライトをさりげなく下げてみました。


どこにでも付けられて、小さいですが特徴的な形状なので意外と目立っていいアクセントになります。
現状旧型は国内ではほぼ見かけませんが、海外オークションサイト等では度々出物があるようです。

IC-F3Sは分隊内通信用ですので、PRC-148も携行しました。
設定は特に考えてありません。単純にアンテナと受話器(H-250)を着けたかったからです(笑)
ポーチを背中に配置し、ブレードアンテナは背中のMOLLEで固定、H-250ハンドセットは左脇の下を通り胸部のMOLLEに刺しています。

私の中で常々「無線機を背中に着けると、音量調整とかチャンネル変更どうするんだろう?」と思っています。
いちいちプレキャリを脱ぐのも億劫でしょうし、男同士でイチャイチャ背中をイジり合いっこしながらチャンネル替えするのでしょうか?
こんな感じですかね(笑)


私が盟友Bucket Head氏のチェストリグの捩れを直してあげているところを、見事龍さんに抜かれていました。
吹き出しを付けるなら「ほーら、だらしないゾ」「お、おぉ、サンキュー」的な感じでしょうか(笑)

冗談はさておき、一度の作戦行動でそんなに操作することってないんですかね。
恥ずかしながらこの辺の知識がお粗末な為、よくわかっていません。
しかしながら、プレキャリ等の背面にラジオを配置している運用例は初期アフ時でもよく見かけますので、私の中では深く考えずOKとしてしまっています。



こうやってただの飾りに頭を悩ませるのも、装備趣味の楽しいところですよね。

H-250の上には旧型のサイリュームを刺しました。
正月のVショーで1本100円で大量ゲットしたアイテムです。


過去記事:「2019年新春Vショー収穫品

この個体の賞味期限が2007年なので、たぶんオーパーツではないパッケージだと判断しました。
ただ、なぜ青色1本だけ刺しているのかを聞かれると「装備全体の色味バランスです」という、リアルとはかけ離れた回答しかできません(苦笑)
「装備は細部に魂が宿る」的なことを言っておきながら情けない限りです。
サイリュームの用法も勉強していきたいところです。

あとはカラビナをMOLLEに通し、背中から伸びるハイドレーションホースの固定に使いました。
ホースはBALCS肩部のベルクロも利用し固定し、本体は背中に付けたUM21サイドポケットに収納しました。

ハイドレーション収納であればCAMELBAK MULEのような専用品があります。


MULEは肩ストラップで背負いますが、銃撃戦時はストックがストラップにモロに干渉してサバゲでも支障があります。
ギアレボで実施したようにMOLLEに結束バンドで強引に固定する手法は一応ありますが。


ちなみに実用例らしき映像も見つけてあります。

参考記事:「初期アフガンお宝映像考察 PART7

「MULEを背負う程大荷物じゃないけど、何も無いとちょっと足りない」という状況を想定し、UM21ポケットを背中に配置するというアイデアを捻り出しました。
ミリフォト等でUM21サイドポケットのBALCS装着例は見たことはありません。
「毎回MULEの結束バンド固定だと芸が無いし、何より飽きたから新しいネタ考えよう」という発想から産まれた妄想コーデです(笑)

あとは拘り(自己満足)の部分としては、3マグポーチのグレネード入れにGARMINのGPS12XLを入れてみました。


外観上はほぼ変化ないですが、「中身入り」ってなんかアガりますよね(笑)

縦BALCSはMOLLEコマ数が少なく、デフォルトでの搭載数が貧弱故に工夫の余地が多く、遊び甲斐のあるアーマーですね。


ADVENTURE TECH リバーシブルパーカ




初期アフでナイトカモといえば、まず思いつくのが謎形状謎サイズのナイトカモパーカですよね。



お得な価格で出回っていますし上記のようにカスタム実例もあり興味はあるのですが、私には着こなす自身が無く、もうひとつの「ナイトカモといえば」のADVENTURE TECHリバーシブルパーカを調達しました。
こちらは玉数は少なく上記王道パーカより高額ですが、Sサイズ以下であれば何とか街着でもいけるくらいにはスタイリッシュです。

過去記事でも書きましたが、「表裏あるはずのゴアテックスでリバーシブルって無理がないか?」といつも疑問に思いながら袖を通しています(笑)
過去記事:「ユルゲ参加装備

まあまあレアめなアイテムだという認識で運よく美品を手にでき、デザインも気に入っていますので大切にしたいと思います。


DCUパンツ
なんの変哲もないDCUですが、今回初期アフデビューをしたマーキー君とサイズ感の話をしたので、少し書こうと思います。
私は170cm強、75kg程度でデブ一歩手前、ギリ「中肉中背」と謳っても詐欺にはならないはずの体型です。
そんな私がDCUを履く場合、S-Sだとウエスト以外はジャストフィット、ウエストはかなりキツイですが何とかボタンがつきます。
なのでDCUジャケットをインするのは不可能です。
M-Sだとウエストはジャケットインでも問題ないのですが、お尻と足全体がダボダボに見えてしまいます。

動きやすさは断然M-Sですので、ジャケットインスタイルやゲーム重視の日はM-Sを履くようにしています。
ただ、ダボダボシルエットは格好悪いので、レッグホルスターやニーパッド、カーゴポケットに物を詰める等してシルエットを敢えて崩してごまかしています。
今回はゲーム重視でM-Sを履きましたので、ダボつきをごまかすために右腿にホルスター、左膝部にALTAニーパッドを巻きつけて部分的に絞りました。


ちなみにニーパッドのずらし方は下写真を参考にしています。


パンツのシルエットは全体の印象に結構効いてくるので、通常のファッションと同様に気を遣わなければいけない所だと思っています。
いつも野暮い野暮い言ってますが、実は結構考えてるんです(笑)


CASIO DW-8700


先日のミリフォト考察記事で挙がったG-SHOCKです。
2001年 5thの隊員が着けていたと思われます。




過去記事:「初期アフミリフォト考察⑤ 5thSFG隊員の腕時計

国内オークションサイトを眺めていたら海外仕様が安く出回っていたので、ゲットしておきました。
少なくとも15年以上は経過している個体だと思いますが、不具合なく使えています。
この時計については沢山書きたい事があるので、後日別記事にします。


SILVA WRIST SIGHTING


これも先日しつこいくらい記事を書きましたので、良ければ参照いただければと思います。
過去記事:「初期アフリストコンパス問題 解決編」「初期アフリストコンパス問題 解決編PART2

入手後知りましたがこのコンパス、実は空やデルタ御用達のアイテムでもあるんですね。
今回Bucket Head氏がオマージュしたデルタ隊員の手にも巻かれていますね。


直近でもオークションで出品があったようなので、常に目を光らせておく必要がありますね!
せっかく手に入れたので、これ見よがしな写真を撮りました(笑)



キャップ
今回は事前準備でヘッドギアがなかなか決まらず、めんどくさくなったので会場にいくつも持ち込みました。
なので写真によって被り物が違います。





ものの見事に全部野暮ったいですね(笑)
初期アフ帽は町の古着屋等でも調達のチャンスがあるので、日々の楽しみが拡がりおススメです。


ヒゲ


幾多の戦場を共にし、数々のバトルプルーフを施してきた本機ですが(GEN6)、だいぶ毛もへたりフサフサ感が無くなってきました。
毛はホットボンドで接着しているのですが、最初は黒があるのを知らず透明のボンドで付けていたので、痕が目立ちます。
ちょうど良い機会なので、今まで蓄積したノウハウをフィードバックして「ヒゲ2.0」に着手しようと思います。
材料を中国に持ち込んで、じっくり時間をかけて取り掛かろうと思います(笑)


M4
先日記事にした構成で臨みました。




直付けPEQ、上ノーマル下レイルの捻くれハンドガードです。
過去記事:「初期アフM4 PEQ2 直付け

ご一緒させていただいたドンキーさんに、「エモさしかない」とお褒めの言葉をいただき感無量です。

PEQ2はG&Pですが、結構激しく取り扱った為キャップ部のゴムが千切れてしまいました(泣)
実物も付くらしいですが(MUNAGE PEQ2は実物キャップでした)、とりあえず死蔵しているダミーPEQから剥ぎ取ろうと思っています。

ちなみにMUNAGEさんのA2も同じアダプターで直付けしていました。
野暮ライフルそろい踏みです。


MUNAGEさんも直付けは苦労されたらしく、ホームセンターで似たような形の適合インチねじを買って付けたそうです。
そんな方法もあるんですね!少しリアルさは犠牲になりますが、一番お手軽だと思います。


使い回しばかりと言っておいて結構なボリュームの記事になってしまいました(苦笑)
気合いの入れた装備を記録するのは良い振り返りとなり、毎度楽しいです。

ひとまず私の装備の記録は終わりましたので、次回は「チーム若年寄」の装備を見ていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
  


2019年02月22日 Posted by 4039  at 18:07Comments(0)装備SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガン

GEAR FREAKS GAME



先週末に千葉のオペレーションフリーダムで開催されたGEAR FREAKS GAME(以下ギアフリ)に参加してきました。


オペレーションフリーダムは立地よし、駐車場からセーフティアクセスよし、フィールドはゲームによし撮影によし、トイレが抜群に綺麗、帰りにアウトレットまで寄れるという、褒めたらキリがないフィールドです。


ギアフリのコンセプトは「装備が好きならだれでもOK」という非常に間口の広いものでした。
「装備イベント」というよりは「装備好きに最適化した貸切ゲーム会」といった方がしっくりくるかもしれません。
変に肩に力を入れず参加でき、ゲームも撮影も団欒も余計な知識や心構えなしで楽しめる、とてもアットホームな会だったと思います。

ゲームは1日通して全7ゲーム(各10分)、昼休みは定例会同様1時間程度で間延び無し、15時には閉会してあとは自由!というスケジュールでした。
個人的にはこれが絶妙で最高なバランスでした。
下記素晴らしいと思った点を挙げます。

ゲーム数
定例会は通常15ゲーム程度ありますが、合間が短く友人知人とセーフティでろくに会話もできず、弾込めに追われて慌しく過ぎてしまいます。
また、ハイペースだと疲労や飽きがくるのも早く、結局「次のゲームは飛ばすか」となってしまいます。
欠席者が多くなるとチームの共闘感、連携感は薄れますし、自分でもなんか「サボってる」感もしてなんとなく後ろめたくなります。
その点今回のギアフリはインターバルが長く、前ゲームの感想等を和気藹々と語りながらゆっくり次のゲームに備えられます。
私の座ったテーブルはMUNAGEさんとBucket Head氏の両名がコーヒーセットを持ち込んでおり、優雅に薫り高く温かいコーヒーを啜りながら団欒しつつ、次ゲームの準備をしていました。



かといってインターバルは間延びするほどは長過ぎず(15分程度)、このあたり非常に良い塩梅だと思いました。


ゲーム内容
全戦セミオート復活無しでした。
フィールド内にフラッグが点在しており(1箇所に赤黄1本ずつ)、自軍色のフラッグを回収するのが目的、という非常にシンプルなルールです。



フラッグを確保しても自陣に持ち帰る等の必要は無く、ヒットするか終了時に入り口で係の方(ノリスさん)にフラッグを渡し、自分の番号に点数を登録してもらうだけでした。
(受付時に渡されるギグバンドに番号が振られており、これで個人成績を管理していました。)

また、各チームには部隊長という名の無線サポーターがおり、見物台から適宜無線で戦況を報告してくれました。

私は赤チームでしたが、非常に聞きやすく的確な無線指示が飛んできて、現場に居合わせた仲間と一緒に「じゃあこうしよう」と打ち合わせができ、サバゲの醍醐味である連携が非常に取りやすく楽しかったです。
黄色チームはさらに本格的な無線演出があったそうで、是非今後も続くのであればギアフリの名物ルールになって欲しいと思いました。

さらに、数分に一度「航空支援」や「シールド投入」「ジャミング」等のランダム支援要素もありました。
シールドを構える仲間と共に進軍するMUNAGE師匠です。


教科書のような写真ですね!
まさにこういう画を狙ったルールだったのではないでしょうか。

航空支援はギアフェスでおなじみ、見物台からの支援射撃です。
ただこのフィールドは見物台からの死角や射程外のエリアが多く、効果は出にくかったのではないかと思います。
「航空支援まで...」のカウントが入った瞬間に、蜘蛛の子を散らすように全員壁際から走り去っていったようです(ぽん太談)。
この点についてはギアフェス東北にあったような「ヘルファイア形式」の航空支援の方が良かったかもしれませんね。


「何番フラッグに投下」の指示で、そのフラッグ周辺の人は敵味方関係なくヒットにすると面白かったかもしれません。

通常のフラッグ戦だと最終目標までの道のりが遠すぎる為、モチベーションが上がらず散漫に撃ち合いをしてしまいがちです。
今回のように目標が手近かつ複数あることで、終始士気が落ちることなくプレーできた方が多かったのではないかと思います。
ただ終日赤チームが優勢でしたので、何かしらバランスを取れるような仕組みがあるとより良くなるかもしれませんね(劣勢チームフルオートOK、優勢チーム無線限定、弾数制限等)。

以上のように、連携感が自然と産まれる工夫を凝らしたルールは非常に好感が持てました。


昼休み
最初スケジュールを見た時は「え、これじゃ撮影してる時間ないじゃん」と少し不安になりましたが、結果的には全ゲーム消化後にいくらでも時間はありました。
装備イベントとなると昼休みに昼食&撮影で2時間近く取られるのが普通です。
しかしそこまで撮影時間を要しない方や、長時間気兼ねなく会話する人がいないお一人様参加の方にとっては「間延び」に感じられるかもしれません。
さらに体も休憩を通り越してOFFモードになってしまい、撮影の疲れも相まって午後のゲームに向けてやる気を戻すのにいつも苦労します。

その点、今回は通常の定例会と同じ位の尺でしたので、お弁当を食べて少しゆっくりして、他の席の方に挨拶に行っているとちょうど午後のゲームが始まるといった感じで、間延び感ゼロでした。


終了時間
昼休みが短くゲーム数も少ないので、終わる時間も当然早くなります。
15時過ぎには閉会式が行われ、まだまだ日があって暖かい内に一度締まります。



イベントでありがちな「終盤のバタバタ感」も全くなく、運営の皆様の余裕を持ったスケジュール設定とゲーム回しの賜物だと思いました。
一度締めた後は、遠方の方や満足した方はそこで帰宅できますし、撮影したりない人やしゃべり足りない人は2時間以上自由時間があり、心行くまでギアフリを楽しめるようになっていました。

総じて、全てが「いい塩梅」でかつ細かい所まで配慮が行き渡り、全ての参加者の方がちゃんと楽しめる素敵なゲーム会だったと思います。
これは各種装備イベントはもちろん、装備を着てサバゲを数多くこなしているぽん太さん主催だったからこそ成し得た業でしょう。
月並みな表現で恐縮ですが、まさに「装備好きの、装備好きによる、装備好きの為のゲーム会」でした。

いったん15時に締めが入りましたが、そこで満足する訳は無く、セーフティやフィールドをあちこち駆けずり回り、色々な方と交流させていただきました。

まずは東北の心のアニキTJ1さんです。


この日はCrye ACに身を包んだ新し目のODA装備でした。
「言ってくれれば初期アフで合わせたのに」とおっしゃっていましたので、非常に惜しい事をしました。
次こそは是非初期アフ合わせよろしくお願いします!

続いては「ドンキーはいつもカミース」のドンキーさん、御赤口さんにお声がけいただきました。



ドンキーさんはSNS等でも度々お見かけしていますが、本当にいつもカミースでもはやアイコンになっていますよね。
「この人と言えば」まで人に思わせるのは素晴らしいことだと思います。
カミースはいつか通りたいと思っていて出来ていないので、今度色々お話聞かせてください。

御赤口さんはGRS装備でした(よね?間違えてたらすみません)。
私も映画「13時間」を見てニワカGRS装備をやった事があるので、本格的なところは非常に興味があります。
「とりあえずデザタイ」しか知らないニワカGRS好きに今度色々教えてください(笑)

お二人とも初期アフ情報収集で本ブログを読んでいただいたことがあるらしく、非常に嬉しく思います。
これからもよろしくお願いします。

続いては「好きなものを好きなだけ」のすぅさんです。


かなりの頻度で当ブログに足跡を残していただくのですが、ご本人のブログを拝見するとMARSOC装備の方なので「なんでこんなニッチ初期アフブログに足を運んでくれてるんだ??」といつも疑問に思っていました。
今回直接お会いすることができ、本当によく読んでくださっている事を知って光栄に思いました。
考察は基本的に私の妄想が配合されているので注意してくださいね(笑)
(G-SHOCK周りはそれなりに信憑性高いので安心してください)
これからもよろしくお願いします。

他にもギアレボでご一緒させていただいた方々や東北のブライアンさん(ご丁寧にご挨拶ありがとうございました!)、MMR-ZZの皆様とも楽しくおしゃべりができ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

次に、我らが「チーム若年寄」の面々についても語ろうと思います。


まずは若年寄筆頭のMUNAGE先生です。


スピアーフリースにBHIのオメガベスト(鳥タグ)、サファリ3004、そして得物はM16A2という激シブ初期アフODA装備でした。
コンセプトは「老眼でスコープが無くても遠くが見える初老の隊員」とのことでした。
びっくりするくらい変態度の高い設定です(笑)
まあまじめな話、初期アフ時の19thや20thの予備役グリーンベレーは白髪まじりの隊員も普通にいますので、実はしっかり説得力があります。


M16A2と思しきフルサイズのARを携えている隊員も散見されます。


敢えてA2を持つ理由としては、「共通の弾薬でM4より遠距離に対応している」や「使い慣れている」といった感じでしょうか。
MUNAGE A2は漢のアイアンサイト、無論レイルなんて近代装置は無く、M25マウントとPEQ2直付けマウントで拡張を施していました。


中学生時代に買ったマルイ純正メカボにG&Pのガワを組んだそうです。
ゲーム中は結構一緒に居ましたが、セミのキレははっきりギアの巻上げ音が聞き取れるレベルでした(笑)
しかし、そんな骨董品歴戦のA2でバッタバッタとヒットを量産していました。

MUNAGEさんは日ごろはゲーム開始直前まで下ネタ社会の潤滑油トークを振りまいていますが、今回珍しくまじめにゲームをしている所をご一緒しました。
そしてその能力の高さに感服しました。
有利な位置を見極める判断力、そこに素早く辿り着く機動力、そして何より射撃センスが抜群だと感じました。
ユルゲ3の時に相対した際、マルゼンのガスブロMP5Kで仕留められた時に「只者では無い」と思っていましたが、今回共闘して確信しました。
ビビッて銃眼からちまちま索敵している私を尻目に、バリケードから勇敢に身を乗り出しばんばんヒットを量産していました。
これを旧装備とノーマル電動ガンで軽々とやってのけるところがカッコイイですね!


次のメンバーです。今回は新顔が見参です。
MMR-ZZの若手マーキー君が初期アフODAデビューし、チーム若年寄に片足を突っ込んでいただきました。


しっかりばっちくした(褒め言葉)V1ベスト&A3パックが眩しいです。
タイムオーバーで無調整の中華M24を片手に、一緒に参戦した彼女をエスコートしながら懸命に闘っていました。
惚れそうになりました。
初めてとは思えない初期アフ完成度でしたので、今後の発展も非常に楽しみです。


そして「チーム若年寄」の威信に掛け、盟友Bucket Head氏も奮闘していました。


ツボを突いたミリフォトも再現しつつゲームで動きやすく、凡庸にならないスタイルをしてくるあたり流石としか言いようがありません。



率先して前線を切り拓いていく姿は非常に頼もしかったです。
奮闘の甲斐あって5位入賞と相成りました。


私含めた初期アフ野郎共の装備詳細は別途記事にしようと思います。


私もチーム若年寄の端くれとして、ゲーム性を考慮しつつも装備系ゲームに恥じないようなスタイルで臨みました。


「でかいポーチに金○ガードまで付けて何がゲーム性だ」と笑われるかもしれませんが、意外や意外、キン○マガード前面にダンプポーチとして着けたUM21サイドポケットが超使いやすかったです。
このダンプポーチと大量のマガジン携行数のおかげで最前線でも気兼ねなくタクティカルリロードができ、残弾管理が非常に楽でした。
最後のゲームは得点倍だったので、完全お飾りの腰回りの装備をパージした事もあり4ポイントゲットでき、なんとMVPになることができました。

MVPの賞品はなんと「実物木彫りの熊」でした。
ちょっとシュールが過ぎやしませんか(笑)



実物装備ということで隅々までチェックしましたが、タグやメーカー刻印、製造年やNSN表記等は見当たりませんでした。
私の浅はかな知識ではこれが初期アフ的にオーパーツなのかは分かりませんが、鮭の腹の虹色具合等を見る限り、安物のレプリカではなさそうという事は推察できます。
何より信頼のぽん太師匠が「これ実物だから」と保証してくれているので安心ですね!
というか木彫りの熊に実とかレプとかいう概念があるんでしょうか(笑)
wikipediaで調べる限り生産数は年々減っているようなので、いずれプレミアが付いた頃にヤフオクのミリタリー枠で出品して一儲けしてやろうと思います(笑)
木製なので加水分解等は心配ないので、カビないようにだけ注意ですね。
あと嫁さんに捨てられないようにも注意ですね(笑)
参考URL:「木彫りの熊

後日改めて報告しますが、私4月から仕事で3年間ほど中国に赴任します。
その事を閉会式でぽん太さんから発表していただき、ぽん太さんを担いだ勢いで私まで胴上げしていただきました(笑)



これが出国前最後のゲームになりますので、最高の形で一旦幕引きが出来たと思っています。


最後に書かせていただくのは、もちろん主催のぽん太さんです。


ギアフェスでたまたま同じ席になった事がきっかけで、こんなに素晴らしい出会いとなった事は私の人生の宝と言っても言い過ぎではありません。
そしてこの出会いのきっかけになったミリブロと、ギアフェスというイベントを開催していただいたmorizoさんには感謝してもしきれません。


そしてぽん太さんの想いに賛同して運営をしていただいた皆様、本当にお疲れ様でした&楽しい思い出をありがとうございました!

かなり長くなってしまいましたが、全然書き足りないのでまだまだ続きそうです(笑)
ひとまずお読みいただきありがとうございました。  


2019年02月20日 Posted by 4039  at 02:43Comments(7)サバイバルゲーム

初期アフミリフォト考察⑦ メカニクスとタイメックス



前回の記事で、ウクライナのサイトから初期アフと思われる写真を大量発掘したと報告しました。
今回はその中で少し気になった上の画像について書こうと思います。

この写真も残念ながら明確に初期アフだという証拠は見つけられませんでした。
(一応アップ元の解説文章ではArmy SFと書いてありましたが。)
ただ、装備の特徴(縦BALCS、56式弾帯、RACAL URBAN、FLC、カスタムDCU、キャップ)、背景から初期アフグリーンベレーの写真の可能性は濃厚だと考えています。

これが初期アフグリーンベレーだと仮定すると、個人的には大きな発見があります。
手前の隊員のグローブに注目です。


明らかにメカニクスのグローブですね。
メカニクスの広告で使えそうなレベルですね(笑)
この写真が初期アフだとすれば、初期アフでのメカニクス使用例は私の中で初の発見になります。

メカニクスのオリジナルは、以前の記事で2001年には存在していた事は突き止めていました。
過去記事「Mechanixグローブ年代考察

さらに先日、旧型メカニクスオリジナルを激安で手に入れました。



パッケージとカタログが付属している状態です。
カタログには1999と表記があります。



1999年には存在していたという証明になりますね。やりました!
カタログには当時の製品がずらりと並んでおり勉強になります。




ちなみにこのキャラは「Pit Guy」というようです。


今こんなヤツいますっけ?(笑)

手首タグのロゴは白地に黒抜き、その下に黄色く「Mechanix」とあります。


裏側のベロはこんな感じです。


ベロの詳細画像はネットで探しても見つからなかったので、確認できてかなり嬉しいです。
色は赤でサイズも合わないので、この個体は初期アフ装備で使うのは難しいですが、販売時期の特定と当時モデルの仕様詳細が判明した収穫は大きいです。
しかもなんと数百円でこの知識が得られました。
ラーメン1杯分のお金で、ネット上の初期アフ情報に新たな1ページを刻めたと思えば安いものですね。

それではそろそろミリフォトに戻りディテールを見ていきます。
おそらく今回入手したのと同じ仕様のオリジナルだと思うのですが、手首部にタグが見られません。


また、一番手首側の「Mechanix」のロゴの「M」の部分だけ綺麗に無いように見えます。


その次の段の「M」の左上も消えているので、土や泥などが付着して隠れてしまっているのか?
この部分をしょっちゅう擦り付けるので剥がれたのか?
写真で影になっていて、解像度の関係でただ見えていないだけなのか?
タグも同様の理由で見えていないだけなのか?
口惜しくも詰め切れないところです。

ただ、この写真がメカニクスなのは確実なのと、今回入手したグローブで1999年にオリジナルは存在していたという情報を掛け合わせることで、私の中で「初期アフ装備でメカニクスオリジナルはOK」と認定されました。


手元に注目したついでに腕時計も調べてみました。


黒に白い色埋めの入ったベゼル、白系の文字板で6時側にスマイルマークのように空いた液晶窓から、TIMEXのEXPEDITIONだと推察しました。



この写真の載っていたレビューサイトによれば、この個体は2000年11月に製造されているようです。
カレンダーは1996年から表示できるので、1996年に発売された可能性が高いという考察がしてありました。なるほど!

ちなみに類似モデルでは初代プレステとコラボモデルを出しています。


初代プレステは1994年発売なので、おそらくその近辺で発売されたのでしょう。

上記の情報から、このモデルは2001年9月(9.11テロ発生時)には存在していたのは確実だと思います。
ミリフォトと照らし合わせてみて、文字板の液晶の形状、時字印刷の位置、中央上の「EXPEDITION」の印刷が完全に一致しています。
おそらくこのモデルそのものか、色違いだと思います。
カラー展開は調べてみましたが、残念ながら情報が出てきませんでした。
珍しくカシオ以外の腕時計のモデルを推察できました(笑)

ちなみにバンドに取り付けるタイプのコンパスを付けていますね。


これは似たような物が多すぎて、はなから特定は諦めました(苦笑)

また、面白い事にこの方は左腕にも腕時計らしきものを巻いています。


この時代に活動量計の類は無いでしょうし、コンパスは既に右手のバンドに付けています。
私はこの時代に腕時計とコンパス以外に腕に装着するデバイスを知りません。
腕時計だとしたら、両腕に着ける意味ってなんなんでしょうかね?
某サッカー選手のように体のバランスでしょうか(笑)


地味なところでは、どちらの隊員もDCUの下に長袖のロンT?のような物を着ています。


特殊部隊に支給されていたLEP(Lightweight Environmental Protection)のLayer1か2あたりを着込んでいるのかもしれませんね。


LEPについては下記サイトを参照いただければと思います。
http://ciehub.info/clothing/CW/LEP.html

要はECWCSの規格違いのような物で、有名なスピアーフリースもLEPのLayer4だと私は認識しています。


スピアーフリースについては過去考察した記事を書きました。
初期アフガンフリース比較

LEPはフリース以外ノーマークでしたが、他のLayerもちょっと興味が出てきました。
まあ今の時代で見たら、ただのヒートテックの劣化版のような感じなんでしょうが(苦笑)

あとはバックパックの上にちょこんと鎮座する丸くて青い物体はなんなのか?等、アップで色々写っているだけにまだまだ情報が眠っていそうな予感のするミリフォトですね。
折に触れ見つめてみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


初期アフミリフォト考察⑥ 色々アイテム使用例



前回の記事をアップした際に、久々に1日1500アクセスを超えました。
当たり前かも知れませんが、鉄砲の記事を上げるといつも「装備より鉄砲が好きな人の方が圧倒的に多いんだな」と実感します。
愛情たっぷりな濃ゆい装備の記事よりも、気軽に書いた鉄砲の記事の方が断然アクセス数が多いです。
特にM4や1911関連は明らかに反応が違います。
アクセス数を伸ばしたいミリブロガーの方は、M4とか1911の記事をいっぱい書くと良いんだと思います(笑)

私もアクセス数が多いのはもちろん嬉しいのですが、アクセス数のためにブログをやっている訳ではないので、今日も元気にアクセス数が稼げなさそうな記事を展開していきます。

今回はトップに挙げた写真について考察します。
とあるウクライナのサイトで偶然見つけました。
同時に他にも沢山見たことの無い初期アフミリフォトを発掘できたので、わざわざウクライナまで訪れた甲斐があったというものです(笑)

一見すると何の変哲もない「村をパトロール中のグリーンベレー」っぽい写真ですが、よく見ると興味深いアイテムが多いです。
ただ惜しむらくは、この人たちがグリーンベレーだという確証が無いことと、撮影された年月が不明ということです。
その辺りをかなりがんばって調べましたが、詳細情報はネットでは見つかりませんでした。
なので完全に私の勘ですが、装備の雰囲気的に(キャップやカメラマンベスト、靴等)グリーンベレーではないかと推察しています。
また、2002~2003年だと想定すると、少なくともオーパーツになるような物は見当たりません。

その程度しかバックグラウンドが無い状態なのが非常に残念ではありますが、いつかどこかで判明すると信じて、以下に装備品のポイントを整理しておこうと思います。


FLC
まず右側の隊員がFLC(Fighting Load Carrier)を着用しています。



初期アフグリーンベレーでのFLC着用例は度々見かけますが、これも一例に追加ですね。


余談ですがこの写真の隊員、よく見るとただの黒い軍手みたいなグローブをしていますね。
ホームセンターで束になって売っている軍手で代用できそうです。
M4のストックの上面に白いプリント貼っていますね。内容突き止めて真似したいところです。
左の隊員はOTVに色褪せたLC2ポーチと、これまたシブいチョイスです。


GPS
同じ隊員の左腰に小型の端末が下がっています。
GARMINのGPS12だと思われます。


大きさ、形状に加え画面とボタンの配置、画面の上に見える白い印刷が外観上の判断ポイントです。
さらにGPS12はストラップを通すループが下面にあります。


ここにパラコード等を通してベルトに下げていると考えれば、写真の向きと一致しますね。
さらに言うと、GPS12とそっくりなGPS12XLという機種があります。


この2者のわかりやすい識別点としては、機種名とメーカーロゴの印刷色がGPS12は白、XLはゴールドだという点です。
写真の画面上のロゴは白に見えますので、おそらくGPS12だと思われます。
光の反射の具合で白に見えているだけだったり、私が知らないだけで他にも類似機種がある可能性はありますが。

GPS12はコンマガの初期アフ特集で紹介されていた時に調達しましたが、ミリフォトでちゃんと使用例を確認できたのはこれが初めてなので嬉しいです。
よく死ぬほど安く投売りされていますので、初期アフ小物としておすすめです。

ハンドマイク


初期アフではあまり見慣れないハンドマイクを着けています。
この手のハンドマイクでぱっと頭に浮かぶのはThalesのハンドマイクですね。


右腕手前にちらりと見えるアンテナの形状から無線機はPRC-148だと推察できるので、少なくともそれに適合したハンドマイクであるとは思います。

Thalesのハンドマイクですが、初期アフ装備としてアウトかセーフか?個人的には「微妙」なアイテムという認識です。
いい機会なのでちょっと調べてみました。

NSNは5965-01-507-3576でした。
登録名は「LOUDSPEAKER-MICROPHONE」らしいです。初めて知りました。
https://www.wbparts.com/rfq/5965-01-507-3576.html

複数のソースで確認してみましたが、このハンドマイクがNSNに登録されたのは2003年4月のようです。
超微妙ですね(苦笑)

NSNに登録された=その頃にその製品が世に出たという方程式は成り立ちません。
しかし無論ですが「NSNに登録された時より前のどこかの時点から存在していた」という証明にはなります。
つまり、このハンドマイクは2003年3月とかに新発売されたのかもしれないし、90年代から既にあったのかもしれません。

ここで「初期アフ」という言葉の曖昧さが仇となり、「ところで2003年4月は初期アフなの?」という問いが浮上してきます。
人によっては2003年いっぱいくらいは全然初期アフでしょうし、人によっては「初期アフなんて2001年末までだろ!」という人もいると思います。
捻くれたところでは「ソ連のアフガン侵攻こそが真の初期アフ」という考えもあると思います(笑)
体感ですが、誰もが認める初期アフは2002年いっぱいくらいまで、2003年に入ってイラク戦争が始まったあたりからは初期アフに対する認識のばらつきが大きくなるイメージです。

「2003年は初期アフ」という方にとってはこのマイクは「初期アフ適合品」と言えます。
しかし、2003年4月以前のどの段階で世に出たのかは不明です。
なので2003年4月を初期アフと認識している方が「Thalesのハンドマイクは初期アフ装備で使っていいよ」言った場合は、正しくもあり誤りでもある可能性を秘めています。

色々調べてみましたが、このハンドマイクは依然として私の中では「微妙」な存在のままです(苦笑)
ただこの曖昧さ、ユルさが「初期アフ」というジャンルのいいところなのかもしれませんね。
いずれにせよ、いつかは正確な発売年を突き止めたいところです。


FSN95


真ん中後ろに写ってい青いTシャツの隊員の靴に注目しました。
現用米軍装備界のスーパースター、ASOLO FSN95でしょう。


特徴的なトゥカップの形状&ロゴと、生地の配色が判断の決め手です。
FSN95に関しては以前の記事で2001年には発売していた事を確認しています。
アメリカのアウトドア雑誌「BACKPACKER」のバックナンバーを探し当てて当時の記事を発見しました。



詳細は過去記事「ASOLO FSN95 GTX」をご覧いただければと思います。

しかし2000年代中盤のミリフォトでは使用例が山と出てくるにも関わらず、初期アフでの使用例は確認できていませんでした。
なのでこの発見は非常に嬉しいです。
堂々と初期アフ装備で履ける可能性が出てきました(この写真の年が不明なのでまだ確証は無し)。

もしこの写真が2002年あたりだとなれば、FSN95は初期アフ~現在まで使える超絶オールラウンダーということですね!
(まだ廃盤になっていない?はず。少なくとも1,2年前はメーカーラインアップにあったと記憶しています。)
あと一歩で、胸を張って「なに現用グリーンベレー装備やりたいの?じゃあ靴はFSN95一足買っときゃいいよ」と、上から目線で人に勧めらるようになりますね(笑)

あとは細かいところですが、FSN95を履いている手前の隊員のキャップはシカゴ・カブスのものだと思います。



白枠に赤い「C」という点で判断しました。
いつも私はミリフォトのキャップを調べる際は、まずMLBとNFLのチームロゴ画像を検索します。
今回もその方法で2分で特定できました。
野球もアメフトもほぼ知識ゼロですが、Google先生がいれば百人力ですね!


一見して地味な写真ですが、上記のようにかなりの収穫がありました。
ただ冒頭でも書きましたが、この写真がいつのどの部隊なのかが不明な為、決定的なソースに成り得ていないのが非常に惜しいところです。
いつか解明できましたら改めてご報告しようと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年02月08日 Posted by 4039  at 01:03Comments(0)初期アフガンミリフォト初期アフミリフォト考察

初期アフM4 PEQ2 直付け



初期アフ用のM4で進捗がありましたので記事にしておきます。
初期アフ界隈ではポピュラーなアクセサリーですが、ノーマルハンドガードのM4やM16A2にPEQ2を付ける「Bracket Assembly」なる、所謂アダプターが存在します。


有名なODA961の隊員も使用していますね。



下側の土台をバレルに固定し、ハンドガードの放熱孔を通して上側土台と接合、そこにPEQ2を固定するという構造です。
私はポーチ付きフルセットのPEQ2アクセサリーキットを購入した際に、このアダプターを手に入れました。
説明書も付属しており、取り付け方法が記載されています。




アダプター自体は国内でもよく見かけるので調達は容易なのですが、取り付けには思いの外難儀します。
まず、大抵のM4トイガンだとバレルが太すぎてアダプターが固定できません。
なんでも、初期アフの頃の実銃M4(~03年頃)はハンドガード内部のバレルはくびれて細かったそうです。
連続射撃の熱に耐えられなかったようで「SOCOM BARREL」という太いバレルに改良されたようです。

巷に数多あるM4トイガンですが、くびれた形状を模しているのはWAのM4やマルイのM4(旧型のみ?)、VFCのM4くらいなもので数が少ないようです。

上記情報はブログ「オールドスクールな米軍装備」の記事を拝読して知りました。
とても読みやく見やすい写真で90~2000年代初頭の米軍装備を深く考察されていて、大変勉強になります。
まだミリブロ自体は始められて間もないようですが、一発目の記事からファンになりました。
勝手に紹介させていただいたこの勢いを借りて、お気に入りにも登録させていただきました。

ちなみに全快娘さんの記事にも詳細がありました。
毎度本当に勉強させていただいています。

というわけで、限られたメーカーのM4以外では早速ここで加工が必要になります。
私の次世代M4はTSSのアウターバレルを使っているのですが、バッテリーを入れるスペース確保のため、予め四角く削られています。


リアルではないですが、このおかげでぎりぎりアダプターが固定できました。
その後ハンドガードを被せて、上部分の土台を固定します。
バレルにちゃんとは固定できていないですが、何とか土台は取り付けられました。


そしてこの状態まで進んだ時点で2年近く放置していました(笑)

長期間放置していた理由としては、PEQ2レプリカの構造の問題があります。
アダプターへのPEQ2の取り付けは実物ならポン付けでしょうがまず手に入らないので、レプリカ代用となります。
ただ、このアダプターに取り付ける為には、土台部分がデフォルメされていないPEQ2レプリカが必要です。

G&Pの可動レプリカはこの部分がキッチリ再現されており、上部のマイナスねじを回すとレイル取り付け用の土台がはずせます。



レイル取り付け用土台を外すと、本体裏面は台形にえぐれています。


よく安価で売っているバッテリーケース用途のレプリカは、残念ながらどれもこの部分がデフォルメされてしまっています。


2本のプラスねじを外すとレイル取り付け用のアダプタは外せますが、本体裏面はフラットです。
バッテリーを仕込む構造上致し方ない部分なのでしょう。
なので、バッテリーケース用のPEQ2は結構な大改造をしないとアダプターに取り付ける事は不可能です。

現状流通しているレプリカでここまで再現されているのは、ライトモジュールとして「中身入り」のG&Pのみの認識です。
意外とPEQ2レプリカの裏側構造の情報はネットに無く、調べても確証が持てず永らく購入に踏み切れていなかったのですが、全快娘さんに「G&Pなら付くよ」という情報をいただき、調達に踏み切った次第です。

しかしG&Pのレプリカを入手したとて、まだ一筋縄ではいきません。
先述したようにアダプターとPEQ2はPEQ2上部のマイナスねじで接合しますが、このねじの規格がレプリカと実物で異なるのです。
アダプターはインチ規格(サイズは不明です)、G&Pはメートル(おそらくM6)規格です。

取り付けまでの選択肢としては下記2択があります。
1.アダプターのねじ穴をM6規格に切り直す
2.実物ねじに置き換える

1.の方は全快娘さんに加え、最近ではtom69beardさんがインスタで実践画像をUPされていました。さすがです!



私もやろうやろうと思いながらも重い腰が上がらず、ここでまた長い熟成期間に入ってしまいました。
しかし先日運よく実物ねじを入手できましたので、2.を実施した次第です。


左が実物、右がG&Pです。
太さ、長さ、ローレットの形状までかなり似ています。
ものすごい完成度ですね。素晴らしいレプリカだと思います。

ねじの置き換えですが、結論から言うとポン付け可能でした。
G&PのPEQ2の元から付いているねじを抜き、実物ねじを入れるだけです。

本体にもねじ切りされているので、厳密に言えば規格の違う実物は入らないはずですが、樹脂なので少し力を入れて回せばねじ自体が本体にねじ山を切り直しながら入っていってくれます。
後は何の工夫も無く、先ほどM4に取り付けた土台にねじ込むだけです。


バレルへの固定が浮き気味なため、ちょっとハンドガードから浮きすぎな感じはしますが、まあOKとします。
このスタイルを志してから約2年、ようやくカタチにすることができました。


ただのノーマルハンドガードだと少し味気ない&サバゲ実用的にも扱いづらいので、得意の「上ノーマル、下レイル」構成という捻くれスタイルとしました。
当ブログでも過去紹介していますが、下記写真が元ネタです。



「ここまでするならRASでいいじゃん」となってしまいそうですが、実際手にしてみるとRASの場合よりも重量バランスや素手で触った時のレイルの痛さが改善されています(多分思い込み)。

2/17のGEAR FREAKS GAMEは、先日記事にしたUM21サイドポケット付きBALCSにこのM4という、変化球スタイルで臨もうと思います。
全体的なイメージソースとしては、下の2002年末のODA995の写真みたいな感じでまとめたいと考えています。


GEAR FREAKS GAMEは無事人数が集まりそうですね(むしろ多すぎるくらい?)。


かっちり装備もしつつゲームを楽しむというコンセプトなので、いつも以上にサバゲ運用を考えて装備を組みたいと思います。

鉄砲や装備をいじっていると無性にサバゲがしたくなりますね。
お読みいただきありがとうございました。  


2019年02月04日 Posted by 4039  at 22:18Comments(6)鉄砲次世代M4初期アフガン