スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフ小物コレクションまとめ①



すっかり更新がご無沙汰になってしまいました。
子供が大きくなってきたので、土日に家をほったらかしてサバゲに行きづらくなり、現状ミリタリー熱が下がっている時期なのと、余暇をほぼガンダムに捧げている(バトオペとガンプラ制作)為、ブログ更新が滞っていました。
さらに引っ越しもありバタバタしていましたが漸くひと段落ついたので、この機会に所有しているお気に入りアイテムの棚卸しを兼ねて記事にして記録しておこうと思います。
大物は存在感があるので常にどこに何があるか認識できていますが、小物はサバゲ前夜の準備中等の土壇場で「あれどこいった??」となりがちですよね。
そうならない為に小物の存在確認をしていこうと思います。
各アイテム、初期アフファンであればそれなりに役に立ちそうな情報を書いておきますので、よければ参考にしてください。
(あくまで私個人が認識している情報、知識ですので、その正確性や裏付けの確かさはまちまちですので悪しからずです)

まずは小物の王様?である腕時計をまとめていきます。
ミリタリーアイテムのみならず、実用品、ファッションアイテム、コレクターアイテム等の様々な側面を持つ腕時計はモノとして魅力的ですよね。
私はプラスチッキーで針のない安い時計が大好きなので、色々集めています。
その中でも初期アフ時期の装備でOKなものをコツコツ収集しています。

まずは代表格であるG-SHOCKの中の、米軍装備の代表格であるDW-6900V1です。


G-SHOCKとして有名なカタチですし、このモデルはミリタリー関係のショップ等でよく紹介されていますのでご存じの方も多いと思います。
1995年に発売され今でも生産が続いていますので、新品で入手できる貴重な90年代装備です。
注意点としては下記があります。
まずは海外モデルのみの展開なので国内正規品が存在しない事です。
日本の通販等で買えるものは全て並行輸入品なので定価が存在せず、お店によって価格がだいぶ違います。
また、保証体制も国内正規品とは異なるので注意が必要ですね。
まあ数千円で買えるものですしそうそう壊れるものではないので、そこまで気にする必要はないと思います。

次に、現行モデルは当時モデルとモジュールが異なる事です。
これは個人的には結構大事にしたい要素です。
G-SHOCK(カシオの腕時計全般ですが)には裏蓋にモジュール(中身の機械)の番号が4桁で表示されています。
DW-6900V1は発売当初はNo.1289でした。


その後、2010年か2011年頃に3230に変更されています。
仕様上の変更点はカレンダーが2039→2099年までに対応した事のみです。
もしかしたらLCDや中身の部品の調達先等は変わっているかもしれませんが、
商品としての仕様変更点はあくまで上記のものです。
ちなみに私はこの時計を通算3つ買っています(笑)
最初は何も知らなかったので現行品の中国生産3230モジュール品を調達しました。
その後、1289モジュールの存在を知り、韓国生産の1289品を調達しました。
またしばらくしてオークションサイトを徘徊していると、中国製の1289品を格安で見つけたので思わずポチってしまいました。
比べると1289と3230モジュール品はバックライトの輝度が見るからに異なります。


個体差なのか仕様が変わっているのかは不明です。
つらつらと書きましたが、1289と3230で見た目で変わるのは裏蓋の4桁の数字のみです。
しかも装着したら全く見えない部分ですので、拘らないのであれば現行品で全く問題ないと思います。
ですが同好の士が集まった際に、上記の知識と現物があるとひと盛り上がりするとは思います。
特にプレミア価格が付いている認識もないので(余程のG-SHOCKフリークくらいしか気にしないと思います)、未調達の方はどうせ調達するなら古い方がお得だと思いますので、是非検討してみてください。
そもそも売る側もモジュールが2種類ある事を把握していない場合が多く、モジュール番号部分の写真が無かったりするので聞くのが面倒だったりします(笑)

90年代登場で新品が手に入るG-SHOCKとして、1996年発売のDW-5600E-1もあります。


現在も生産が続いており、1万円でお釣りがくる値段でどこでも売っています。
調達にあたり一点、米軍装備をする上での注意点があります。
このモデルに限らず、G-SHOCK全般に言える事ですが、国内仕様と海外仕様は防水表記が異なります。
北米仕様はISO規格(多分)に則った「M」表記です。


米軍装備で使うのであれば当然M表記仕様が適していますね。
しかも並行輸入品の方が安い場合が多いです。
保証体制が悪い事が唯一の欠点と言えますが、まあ6900同様安いしそうそう壊れるものではないですからね。

DW-6900V1もEW-5600E-1も調達のハードルはかなり低く、しかも考証的に使い回しが効き、実用品としても使い出があって素晴らしいアイテムですが、その裏返しとしてコレクション性は低く、サバゲ会場や装備イベントでは被りまくる上に、装備に取り入れても知っている人が見たら「無難だね」としか思われない、可もなく不可もないアイテムだと思います。
オーパーツのG-SHOCKを着けるよりは1000倍マシですが、決してドヤ顔出来るアイテムではない事は認識いただければと思います。
まあオーパーツ回避だけなら、チープカシオのF91Wの方が安いし良いかもしれません。


F91Wなら2000円でお釣りが来ますので、1本持っておいて損は無いと思います。
ちなみに私はサウナ用の時計として使っており、もう数十回はサウナに入っていますが何一つ不具合起きていません。
サウナの中で「ピッピッ」と操作音が鳴るのは嫌なので、一度裏蓋開けてピエゾ素子との導通をカットしています。
裏蓋開けてセロテープ1枚貼るだけなので、サウナに限らず操作音をミュートしたい方にはおすすめの加工です。

ようやく1つ目のアイテム終了です。
全然終わる気しなくなってきましたが、とりあえず気が向くまま進めていこうと思います。
続けて初期アフなG-SHOCKを紹介しておきます。
DW-8700-1Vという機種です。


1996年発売のモデルです。
これに関しては年代はもちろん、2001年の5th SFG、つまりホース・ソルジャーと呼ばれる隊員の使用例を以前認知しました。



この写真を分析→現物入手するまでの流れは本当に楽しかったです。
注意点としては、このモデルは販売向け地によって20BARと200M表記品の両方がありますので、米軍装備として入手するのであれば200M表記品が無難だと思います。
調達にあたり、各種オークションサイト等で中古品は結構な数流れていますが、状態が良いのは少ない印象です。
特にウレタンの外装部品が崩壊している個体が多く見受けられます。
幸いバンドは生産が続いているモデルと共用のはずなので、デザインが同じ代替品新品入手可能ですが、ベゼルは割れるとどうしようもないです。
しかも悪いことに結構な薄肉部があり、G-SHOCKとしては耐久性は高くない部類だと思われます。
私が所有する個体は実用に耐えるレベルの物ですが、経年劣化が怖いので乾燥剤と一緒にチャック袋に入れて保管しています。
これに限らず、加水分解する貴重な樹脂アイテムは基本全て乾燥剤と一緒に暗所密閉保管しています。

次です。
カシオの初期アフ腕時計繋がりでPATHFINDERのPAG-40を紹介しておきます。


このモデルについては紆余曲折ありました。
最初にこのモデルを認識したのは伝説の初期アフドキュメンタリー番組である「Profiles From The Front Line」の映像です。
もし初期アフに興味がおありでこの番組が未見であれば、何はともあれまずはこの番組を何度も何度も見返す事をお勧めします。
初期アフ装備のヒントの宝の山です。
youtube等で簡単に見られるのも美点ですね。
私も過去10記事に渡り本番組の分析を行い、その後も事あるごとに見返しては新発見を重ねています。
過去記事「初期アフガンお宝映像集発見!

界隈で単に「初期アフ装備」と言われる場合、一般的に2001年内にアフガンで活躍した米軍特殊部隊、
2002~2003年に派遣された部隊、イラク開戦後のアフガン駐留部隊の3パターンのいずれかを指す場合が多い認識です。
この番組を見れば上記の三者の真ん中、2002~2003年の装備の含蓄が超深まる事請け合いです。
また、解像度の低いガッサガサなミリフォトからアイテム等を識別する能力もかなり養えます(笑)

話が脱線しましたが、この番組中に下記のシーンが出てきます。




この場面から、当時の私はPRO TREKのPRG-40だと判断しました。


発売年と全体の形状、6Hのボタン、液晶パターンが判別の決め手でした。
入手は簡単にできました。


当然既に廃盤ですが、結構な数作られていたようで今でも安価で入手可能です。
ですが、このモデルには大いなる落とし穴がありました。

PRO TREKは北米では展開しておらず、あちらではPATHFINDERというブランドが展開しています。
理由は一般的に使用される気圧、高度、温度の単位が異なる為です。
この為、液晶の表示やモジュールのプログラムの仕様が異なり、そっくりですが違う商品になります。
ガワで大きく違うのはブランドの刻印類です。




あとはG-SHOCK同様、防水表記もBARとMで違います。
PATHFINDERの存在を認識したのは上記PRG-40入手から何年かした後、2000年代初頭のアウトドア雑誌をむさぼり読んでいる時でした。


上記のようなPATHFINDERの広告を見つけ、もしやと思って調べていくとPRG-40もPAG-40という兄弟機種が存在する事を知りました。
アメリカ軍の装備であれば当然PAG-40を装着している方が自然ですよね。
大慌てでネットで探したところ、幸運にもe湾で状態の良い個体を発見し事なきを得ました。

上記有名番組での使用例があり、PATHFINDERのウンチクを含め2000年代装備としてはなかなか良いチョイスの時計だと私は思います。
普通に機能腕時計としても使えますし、バンドは現行生産モデルと共通なのでちぎれても安心な点も評価できます。

今回書いた内容に関しては下記リンクから各アイテム詳細記事をご覧になれますので、もしご興味を持たれましたら下記記事リンクを覗いてみてください。
https://lbzaku.militaryblog.jp/c56137.html

腕に巻くアイテムですらまだ残っておりますので、ひとまずここで切ろうと思います。
次もSUUNTO製品他、リストデバイスの残りをまとめようと思います。
次はすぐ更新するか、また何か月も空くかは私のモチベが上がるかどうか次第ですが(苦笑)
お読みいただきありがとうございました。  


2023年06月26日 Posted by 4039  at 19:37Comments(0)初期アフガンウォッチ