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 Posted by ミリタリーブログ  at 

ニッチなG-SHOCKの話

数行の余談程度で書こうと思っていた内容ですが、いざ書き始めたら筆が止まらなくなったので1記事にします。
このブログをご覧になる多くの方には身近な存在だと思われる、G-SHOCKの話をします。
ただし、誰も興味が無さそうなニッチ成分が多めに含まれているので閲覧注意です(笑)

先日、下記G-SHOCKのモデルの復刻が発表されました。

https://products.g-shock.jp/_detail/DW-5900-1/

DW-5900という1990年発売のモデルです。
「三つ目」の愛称を持つDW-6900の先輩にあたるモデルです。


上写真のDW-6900-1Vは米軍特殊部隊好きで知らない人はいないレベルで有名だと思います。




NSNナンバーが登録されているモデルとして有名ですよね。
1995年発売から今でも作り続けられています。
(ちなみに正規国内向けは無く、国内で売っているのは逆輸入品のみで定価がないので、お店によって全然値段が違うので購入の際は注意です。)
NSNには1997年に登録されたようです。
参考URL:https://www.iso-group.com/NSN/6645-01-441-2762

さらにニッチなDW-6900-1Vの豆知識をもうひとつ。
実はDW-6900シリーズはモジュール(ムーブメント)が一度マイナーチェンジされています。
2011か2012年頃にモジュールNo.が1289から3230に変わりました。
カシオの腕時計は裏蓋にモジュールNo.が刻印されています。



変わった内容としてはカレンダーの対応年が延びたのみで、1289では2039年まで、3230が2099年まで延長されました。
外観上は裏蓋のモジュールNo.刻印が変わったのみのはずです。
ちなみにDW-6900-1Vは中国製とタイ製と韓国製が存在し、現行品はタイ製です。
DW-6900-1Vに関しては中国製は1289、3230共に存在し、タイ製は3230のみしか存在しません。
ただ、DW-6900の他のモデルでは1289でタイ製のものもありますので、どのような移管の経緯を辿ったのか少し気になるところです。


刻印に「MADE IN THAILAND」とありますね。
時計業界は今でも根強く「MADE IN JAPAN」神話が健在らしく、「MADE IN JAPAN」刻印が入っているか否かで特に外国人の購買意欲が変わるそうです。
家電量販店で時計を見ていた時ですが、日本旅行に来ていたタイ人の方がケースの中のG-SHOCKを指差し、店員に「Is this MADE IN JAPAN?」と聞いたところ、「No, This is MADE IN THAILAND」と返ってきて苦笑いしていました。
中国人でも同じケースが起こり得ますので、インバウンド需要G-SHOCKあるあるかもしれませんね(笑)

話を戻します。
初期アフ道を志す身としてはモジュールNo.1289に拘りたいところですが、どうせ裏蓋の刻印の数字が変わるだけなので激しくどうでもいいですね(笑)
むしろ「指摘おじさん道」「重箱の隅突き太郎道」を志す方におススメ情報ですね。
「ちょっとその6900の裏蓋見せて。あー3230なのに2011年以前の装備で着けてちゃダメだよ。オーパーツじゃーん。」的な、ハイレベルな重箱の隅突きができますね(笑)

そんな重箱の隅突き太郎と遭遇しても大丈夫なよう、暇を見つけてジャンクでもなんでも中古の1289モデルを入手して、現行の3230モデルの裏蓋だけ1289品に換装してみようと思います。
裏蓋の内側に貼ってあるピエゾ素子(電圧で「ピッ」音を出す部品)が劣化していて音が小さくなったり鳴らなかったりするリスクは少しありそうですが。

また、G-SHOCKの代名詞であるDW-5600シリーズは電波やソーラーやBLEが搭載され進化し続けていますが、1996年発売のDW-5600Eが今でも売り続けられていますので、これも初期アフ適合品ですね。

https://products.g-shock.jp/_detail/DW-5600E-1/

記憶に新しいところでは、昨年「スティングモデル」として有名な1987年発売のDW-5700がDW-5750として復活しました。


https://products.g-shock.jp/_detail/DW-5750E-1/

DW-5700は日本未発売モデルですが国内でも人気があったようで、2001年に一度国内向けで限定品として復刻されています。
今回のDW-5750はスクリューバックではなくビスバックでオリジナルと細部は異なりますが、定番モデルとして永く売られるそうです。
ちなみに「装備とサバゲと時々GUNと」のハシモーさんは2001年復刻モデルを所有しておりましたが、ベゼルが劣化で割れてしまっていたそうです。
そこでこのDW-5750のベゼルを調達して付け替え、見事復活させていました。

そして先日、冒頭に書いたDW-5900が復刻されました。
オリジナルは1990年発売で北米向けもあったモデルなので、当時の米軍兵士が腕に巻いていたとしても不思議ではないですね。
少なくとも数年間は売られていたはずですので、湾岸戦争以降あたりなら装備に取り入れてもオーパーツにならなさそうですね。

個人的には最近のゴテゴテG-SHOCKよりも、昔のダサかっこいいシンプルなデザインが好きなので、この調子でどんどん復刻していただきたいところです。
メーカーとしてもデザインや設計の手間が省けるお手軽製品のはずなので、そこそこ売れる限りはリバイバルモデルはシリーズ化しそうですよね。

また、最近では昔のデザインそのままにDW-5000をフルメタル化したGMW-B5000というモデルが発売されました。

https://g-shock.jp/products/origin/

土田晃之さんがTVで早速着けていますね。


加水分解知らずのDW-5000!中身は部品摩耗のないデジタル時計なので、大切に使えば冗談抜きで50年くらいは持ちそうですね。
対応する電池が先に廃版になるかもしれませんが(笑)
(ソーラー充電といえど充電池が内蔵されており、携帯や電動ガンのバッテリーと同じく劣化しますので永久には持ちません)
BLE接続に対応するスマホは10年もしたら皆無の可能性が高いですね。

「待ってました!」というファンは全世界にいたようで、今は世界規模でどこも店頭に並ぶやいなや即売り切れ状態のようです。
ただ、品薄状態はもちろんメーカー側も把握していて急ピッチで増産しているはずです。
おそらく国内では冬のボーナス商戦までには安定供給されてくるでしょうから、辛抱できずに汚い転売屋を潤してはいけませんよ!

G-SHOCKは水圧や衝撃には非常に強いですが、大部分がプラ、しかもウレタンの為、時の流れ(経年劣化)には強くありません。
オークション等で古いモデルも大量に売られていますが、安心して使える状態のものばかりではないはずで、調達にはリスクが伴います。
変に貴重なモデルだと、ミリ以外のコレクターともオークションで争う恐れもありますしね。
なので、メーカーがこうして公式で昔のモデルをリバイバルしてくれるのはオールド装備勢には非常にありがたいですね。

同じく劣化との戦いが激しいシューズも、昔のモデルをどんどんリバイバルいただきたいと切に願う今日この頃です。

G-SHOCKマニアくらいしか喜んでくれなさそうな記事になってしまいましたが(苦笑)、お付き合いいただきありがとうございました。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年09月27日 Posted by 4039  at 22:06Comments(0)装備ウォッチ

あの初期アフおじさんの帽子とか



いつものように余談から入りますが、いつの間にか「4039」でGoogle検索すると一番上に当ブログが出てくるようになりました。

今までは「4039」では全然ヒットせず、友人知人にブログをやっている事を話す時に「大変お手数ですが、数字の4、0、3、9にアルファベットでJ、E、T、T、I、N、G、Sで検索してみてくださいどうかお願いします」と言ってサイトを見つけてもらっていました。
しかしこれからは「とりあえず「4039」ってググってみ。ああ、その一番上のがオイラのよ。」と、くりぃむしちゅー上田ばりのドヤ顔で言えますね!(笑)
これからもGoogle先生に「4039」の一番候補としてもらえるよう精進していきたいところです。
というか、もしかしてアカウントによって検索実績を学習していて、人によって検索結果が変わるとかあるんですかね?だとしたらエライ赤っ恥をかきますね(笑)

そんな一抹の不安を残しつつ、そろそろいつものようにニッチな初期アフ談義を始めていきたいと思います。
先日、はるばる太平洋を渡って表紙の写真のアイテムが我が家にやってきました。

ある有名な写真に写っているアイテムです。
ほとんどの方がもうお分かりだと思いますが、この写真ですね。


BALCSへVELKETを付けている例としてしょっちゅう出てくる写真ですね。
お名前はJames Michael Mauldwinという方だそうです。
この方の詳細はまた後日記事にしたいと思います。

この写真の帽子をアップにしてみます。


「Budweiser Racing」と書いてあるように見えます。
そこで、国内オークションサイトやネット画像検索してみると下写真の柄の帽子がわんさか出てきました。


物としての立ち位置は同じだと思いますが、なんか旗が描いてあってデザインが違います。惜しい!
どうやら氏の被っている帽子は旧型のようです。
「同じ製品なんだけど新旧型違いで苦しむ」のはオールド装備あるあるですね。

そこで国内調達は諦め、ebayで調べると見事見つかりました。


そこそこ汚い中古品でしたが、国内で新型を新品で調達するより3倍近いコストが掛かりました。
おそらくタダで配っていたようなノベルティ的な物だと思われるものに数千円も出すなんて、因果な趣味ですよね。
しかしここは据え膳食わぬはなんとやら、手に入るチャンスを掴んでしまったからには手を出さないわけには参りませんね!

そんなわけで我が家にお迎えした次第です。
初期アフ装備用にキャップはいくつか持っていますが、これは使用例がある上そこそこレアっぽいので重宝しそうです。
早くこれ被ってサバゲがしたいです。

キャップといえば前回の記事で書いたRobert Richmond氏はMLBのロサンゼルス・エンゼルスの物を被っていました。



ミリタリーアイテムとして調達するわけなのですが、そもそもメジャーリーグというか野球全般に疎いのでなんか気が引けます(笑)
年代によってデザイン等も違う可能性もありますし、そういう意味でも安易に手は出しづらいです。
あと赤はサバゲで目立ちすぎる上、自分が黄色チームになると誤認の関係で使えませんしね。
そういえばどこかの定例会でくまのプーさんの着ぐるみを着ている方がいて、スタッフがこのプーさんを赤チームにするか黄色チームにするかで頭を抱えていた一幕を思い出しました(笑)

また、我らが「チーム若年寄」メンバーも流石というべきか、中々ツウなキャップを持っています。
まず、80年代モノのいつ破壊してもおかしくないファステックスを開け閉めする時の「今回こそ割れるんじゃないか」というドキドキがたまらなく興奮するという変態であり、チーム筆頭のMUNAGE師匠のキャップです。


かなり古いC-MOREのキャップです。
やつれ具合といいC-MOREというチョイスといい、超シブイです!
字体といい色といい、素晴らしい存在感ですね。

次に我が盟友Bucket Head氏のイチオシキャップです。


これまた古ーいメカニックスのキャップです。
グローブは多くの方がはめていますが、キャップを持っている方は少ないのではないでしょうか。

このキャップですが、映画好きの氏らしく映画オマージュアイテムなのです。


メジャー級ミリタリー映画「ハート・ロッカー」のPMCがメカニクスのキャップを被っています。
色等は微妙に違いそうですが、このキャップに注目し判別し、さらに調達できるところが流石です。
オールド、映画、PMCという涎が止まらなくなるキーワード属性を持つアイテムなので非常にうらやましいです。

キャップの種類はミリフォトでも千差万別なので、今後もちまちま揃えていきたいところです。

もうひとつはBHIのM4レッグマガジンポーチです。


タグとファステックスの仕様を見る限り、初期アフ時代適合品と思われます。
長いこと欲しかったアイテムなので嬉しい限りです。
しかも他のBHIポーチが何個もセットになって、ど安い価格で手に入りました。

このポーチ、というかこの頃のナイロン全般に言えるかもしれませんが、EAGLEにもほぼ同じポーチが存在します。


両社はM4ポーチといいバックパックといいチェストリグといい、なんでこんなそっくりな物を作ってたんでしょうね?

見分けるポイントとしてはマガジンの入る袋の部分の長さが分かりやすいでしょうか。
EAGLEの方はマガジンがすっぽり隠れますが、BHIの物は半分くらい側面が露出します。
私が知らないだけで、他の仕様も存在する可能性もありますが。

James Michael Mauldwin氏の写真を見てみます。


なんか手前にプレート状の小物を挟んでいるせいで見づらいですが、袋は深いように見えます。
また、太腿ストラップの伸縮するゴム部分とナイロン生地とのX字の縫い合わせの部分の感じからするに、EAGLE製の方が近い気がします。
というかEAGLEでもBHIでもない可能性もありますが、少なくとも今回私が調達した物はこれとは違いそうです。

変わりに、この方の着けているポーチと同型に見えます。


当ブログでしょっちゅう取り上げているLayne Morris軍曹の写真ですね。
ちなみにこの方の他の写真数枚やインタビューも見つけているので、後日記事にしようと思っています。

他にもこの手のM4レッグポーチの使用例はいくつもあったと思いますので、足回りの装備バリエーションが広がる非常にいい買い物をしました。
サバゲ実用性も確かめてみたいので、早くゲーム投入したいところです。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年09月24日 Posted by 4039  at 21:17Comments(2)装備初期アフガンODAミリフォト

初期アフミリフォト考察① Robert Richmond氏

日々初期アフミリフォトを研究しているのですが、特にメモ等の記録を取っておらずろくに整理もしていませんので、現状完全に己の記憶力頼みの情報管理をしています。
さすがに平成も終わろうとしているこの時代にアナログ過ぎるので、このブログで記事にする事で簡単ですが記録、整理をしていこうと思います。
稚拙な内容ではありますが、同じ趣味を共有している皆様のお力に少しでもなれればとも思い、こうしてネットで公開しながら整理していこうと思った次第です。
詳しい方にとっては当たり前の情報しか出てこないかもしれませんが、もし間違いや補足等ありましたらコメントいただけると大変嬉しいです。

一応「①」と付けておいて、特に書くことが無い時のネタ用として長期シリーズ化を想定していますが、いかんせん見切り発車ですので今後どうなっていくかは自分でも分かりません。

それでは、記念すべき第一回の記事を書いていこうと思います。
今回はタイトルにもある通り、ある人物について書きます。
Robert Richmondという方です。
2002年当時ODA974、つまり19th SFGの第5大隊A中隊に所属されていた方です。


下記写真はひと目見た事がある方は多いのではないでしょうか?


BALCS+ELCSの着用例としてよく紹介されている印象がありますね。

他にもこんな写真が出てきました。


ベースボールキャップにBALCS、黒ベルトに黒レッグホルスターと、正に教科書通りの初期アフODA装備ですね。
DCUはポケットカスタムしているものと、そうでないおそらくノーマル品両方着ている写真があります。
当然といえば当然ですが、何着か着回していたのでしょうか。
細かいところでは、BALCSに着けているマガジンポーチが一番下だけドットボタンが付いています。
他はELCSですが、これだけMOLLEかMOLLEⅡのものと思われます。

これらの写真や所属の情報は下記サイトのご本人が書かれた記事から引用していますので、信憑性は非常に高いと思われます。
URL:https://specialforces78.com/members-pages/robert-richmond/

グリーンベレーのOBのコミュニティーサイト?的なものだと思います。

そんな中、面白いところでWLのBDUを着用している写真がありました。


写真に本人のコメントがあり「現地軍は皆WLを着ているので、一緒に行動する時に自分達だけDCUを着ているとアメリカ軍とモロバレなのでスナイパーのいい的になる」とあります。
これはいいウンチクですね。しかも情報源がまごうことなき本物のODA隊員です。
今後の装備コーディネートの際の妄想設定で色々活躍してくれそうです。

私服を着てM4を携行している写真もあります。


コメントを見ると「補給を回収する時等は平服を着て民間人を装った。武装はしていたが、遠くから兵士と判別されづらくした。」的な内容が書いてあります。
これも非常にいいウンチクですね。
私服装備は「Profiles From The Front Line」でもMARK曹長がしていたので、いずれ挑戦してみたいスタイルです。


また、完全に現地民と同じ服装でAKを携行している写真もありました。


コメントを見ると「お忍びで基地の外にお買い物に行った時の写真」とあります。
上と同じ理由で、不用意に目立つのを避けた格好ということですね。

同じ時に撮られたと思われる写真もネットで出てきました。


サバゲ装備界の暗黙の了解?で基本顔面は装備に含まれないので、我々ジャパニーズエアソフターがこの格好を真似するともはや民兵装備になってしまいますね。。
米軍特殊部隊のカミース装備は憧れですので、上手いことODA感を出しつつカミースを着れる工夫を考えようと思います。

下は2003年1月の写真です。


ANAの軍事学校の卒業パレードの写真のようです。
行事だからなのか、カバー付きのACHを被っています。
初期アフODAでACHを被っている写真は私が思いつく限りでは見た事がありません。
興味深い写真ですね。

このページではない写真ですが、おそらくこの写真も氏と思われます。


まず特徴的な赤い帽子が目に付きました。
帽子は別の写真でアップで写っており、十中八九MLBのロサンゼルス・エンゼルスの物だと思われます。



背中に結束バンドを差していますが、簡易手錠として使ったのだと思います。
Taleban Patrol」で同じように背中に差している結束バンドを手錠にしているシーンがありました。


微妙に自信がありませんが、多分この写真も氏と思われます。


3Cのニットキャップ?のような帽子+RACALのアーバンを被っています。
よく見るとチェストリグとBALCSの間にM9を挟んでいますね!
3rd SFGの隊員やDELTAとされる隊員もチェストリグに拳銃を差しているのを見かけます。



私も6月のギアフェス東北でこれらをオマージュしてトカレフをお腹に差してみました。


CIRAS等で「胸ホルスター」が流行る前は結構メジャーな携行方法だったのでしょうか?
胸ホルスターと同じく、ヒップやレッグホルスターだと車両移動で邪魔だったからこのような携行方法をしていたという想像ができますね。

あとはフリースにハーフパンツという暑いんだか寒いんだかわからない写真もありました(笑)



ちなみにフリースはスピアーフリースですね。
外観が酷似しているECWCSフリースも初期アフODAは着ていた?とされていますが、私は将官が着ている写真を1枚のみしか見たことがありません。
このような「ぱっと見一緒だしどっちでもいいじゃん」的な扱いでしかも地味に入手が難しいアイテムをきっちり着こなしているか否かで、どれだけその装備にこだわりを持っているかが垣間見れますよね。
私は冬のサバゲ場でスピアーフリースを羽織っている人を見ると、思わず「おっ」と声を出してしまいます。
フリースについては以前記事で触れましたので、よろしければご覧ください。
リンク:「初期アフガンフリース比較


WL BDUや現地服、私服を着用している写真が本人の理由付きで確認できるのは非常にありがたいですね。
WLのパトロールキャップを入手して、すぐにでも初期アフウッドランドODA装備を再現してみたいところです。

普段は特定の部隊や年代、装備を中心にミリフォトを見ることが多いと思いますが、人物を中心にして見てみると新たな発見があります。
人物を特定できると、今まで何度も見ていた写真が「この人だったのか!じゃあこの写真はこういうことか」と、芋づる式に新しい考察が生まれるのを多く経験しました。
幸いグリーンベレーは知名度が高くメディア露出も多いので、このあたりの情報を集めるのは他の特殊部隊に比べるとかなり楽だと思いますので、恵まれていますね。

こんな調子で、ちょこちょこと初期アフ周りの情報をまとめていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年09月19日 Posted by 4039  at 01:37Comments(0)初期アフガンODAミリフォト初期アフミリフォト考察

AIRSOFTZONE DELTA 参加装備



今回は先日AIRSOFT ZONE DELTAに参加した装備詳細のまとめです。

フィールドの感想記事は下記になります。
再びのAIRSOFT ZONE DELTA

今回も初期アフグリーンベレーモチーフの装備で臨みました。




今回はせっかく先日入手したお宝カスタムBALCSを使おうと思い立ったのが発端です。
BALCSが3Cなので、イメージとしては下記のような2002年夏の3rd SFGあたりをイメージソースにしています。




私の中の「俺ルール」ですが、初期アフグリーンベレーにおいては「SPEARは3CとWL混ぜるの禁止」としています。
私は特殊部隊グループ単位で支給されたSPEARのカラーが決まっていたと推測しています。
ましてや2色両方支給されていた可能性はさらに低いと考えられる為、2色を同時、例えばWL BALCSに3CのELCSポーチはNGとしています。
2色混合での使用例も見たことが無いというのも大きな理由ですので、逆に使用例が1枚でも出てきさえすれば一発でひっくり返ります。
コーディネートの幅を拡げたいという意味では是非とも使用例を確認し、こんなしょうもない「俺ルール」なんて消し去りたいのですが(苦笑)

現状そんな俺ルールに縛られておりますので、3C BALCSを着用する以上、今回は一切のWLのSPEARには待機してもらいました。

下記全体の写真です。


ざっとレシピは下記になります。
・カスタムBALCS
・デューティーベルトwithホルスター、ポーチ類
・ノーメックスフライトグローブ(SG)
・官給Tシャツ
・DCUパンツ
・CASIO PROTREK PRG-40
・NIKE ACG
・アームスリーブ
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・ヒゲ
・M4
・M9

めぼしいところを書いていきます。

カスタムBALCS


今回行こうとしていたフィールドではハンドガン戦の開催があったので、ハンドガンマガジンの携行数を確保できるようBHIの3連ポーチを胸部に取り付けました。
本来ベルトループ用ですが、強引にMOLLEに装着しています。
結果的にハンドガン使いまくりのフィールドに移動したので、このレイアウトは大正解でした。

さらに今回、野暮ったさを演出するためにTHALESのラジオポーチに水のペットボトルを突っ込んでみました。


当時現で飲まれていた水を調べてみたのですが全然分からず、時間切れで近所のスーパーに売っていたevianのラベルを剥がした物で代用しました。
このような運用例は私は見たことがありませんが、あまりにジャストフィットだったので気に入ってしまいました(笑)
ガチの戦闘任務ではなく、ハンヴィーで近所の村をパトロールしている的な妄想設定です。
無線も隊内通信用のIC-F3Sのみの携帯です。

このBALCSですが、肩の調整部をいじる為には一度テープを剥がしELCSパネルを外さなくてはなりません。
ですが買ったまま(=放出当時のまま)の状態を崩すのがどうにも惜しく、手が進みません。
なので首周りが最適なサイズ感では無く自分の物でないような気がして「着せてもらっている」感が拭えません。
そろそろ勇気を出して一度バラして、自分色に染めようと思います。

このBALCSの詳細は別途記事にしてあります。
激シブ!カスタムBALCS


ベルト周り
ベルトはいつもの通りBHIのデューティーベルトです。
ロゴやバックル形状を見る限り、オーパーツの可能性があるのでいつか変えようとは思っているのですが、目立たない地味なところなのでなかなかやる気が起きません。

ホルスターはサファリランドの6004です。


古いものですが、フィット感、銃の保持共に不満はありません。
やつれ汚れ具合もちょうど良く、かなりのお気に入りです。
GERBERのツールポーチはとりあえずどっかに付けるだけで、初期アフレベル5は上がりますね(笑)

左側にはダンプポーチ代わりにTAC-TのMAVのポーチを下げました。



ODA961のカウボーイ氏よろしく、ラッシングストラップを通して太股に固定しました。


M4マガジンが3本は無理なくスムーズに入れられる上、適度なバタつきがあり走ってもこぼれず、ダンプポーチとして必要十分な性能を発揮しました。
太股周りは現在強力なアイテムが海を渡ってきている最中なので、非常に楽しみです。

貴重品入れとしてはLC-2のメディカルポーチを採用しました。


2002年夏の3rd SFGの隊員等、初期アフODAではたまに装着しているところを見かけます。


LC-2は現在安価で容易に調達できる上に、初期アフ装備のいいアクセントになるので重宝します。
LC-2の他にもMOLLE、MOLLE2も使用例のある安価なアイテムとしてありがたい存在です。
RACKは時代的には存在していたはずですし、陸軍の装備なので使っていてもおかしくはないと思いますが、勉強不足でそのあたりの考察が進んでおらず、今現在私の中ではアンタッチャブルな存在です。
(採用が無かったにしても、一緒に行動したレンジャーの若者から譲ってもらったりした妄想設定とかは面白そうです。)


アームスリーブ


前回のデザートストームに引き続き着用してみました。
今回は7部丈のTシャツの下に着けて露出を減らしましたが、やはりイマイチな感じです。。
もう夏も終わりですし、しばらく装備BOXで眠っていてもらうことになりそうです。


M4


特に変哲の無い初期アフM4ですが、PEQ2が遂にG&P製になりました。



外観はバッテリーBOXとほぼ変わらないので、完全に自己満足ですね(苦笑)
ノーマルハンドガード用のアダプタに装着するにはねじの切り直しという一手間が必要なので、時間を見つけて加工しようと思います。


そろそろ涼しくなってくる頃ですので、DCU上下+BALCS+チェストリグ+ハイドレーションのようなフル装備が解禁できます。
10月には「ギアレボ」も控えていますし、装備好きにはうれしい季節の到来ですね。

お読みいただきありがとうございました。
  


2018年09月08日 Posted by 4039  at 21:45Comments(0)装備SPEAR BALCSサバイバルゲーム初期アフガンODA

再びのAIRSOFT ZONE DELTA



先日千葉にあるAIRSOFTZONE DELTAでゲームをしてきました。
メンバーは今回もBucket Head氏とH氏です。


あわてて集合写真を撮ったので、H氏に光が当たっていません。
ピエロ柄のマスクと相まってホラー映画のようになってしまいました(笑)

この日、本来は他の屋外フィールドで遊ぶ予定だったのですが、悪天候の為急遽室内で出来る所を探し、ここに行き着きました。

AIRSOFTZONE DELTAにはちょうど約1年前のオープンしたての頃に1度訪問しています。
前回レビュー記事:エアソフトゾーンデルタ レビュー

フィールド内部は特に変わりなく、ハイクオリティな装飾と絶妙に入り組んだ構造は健在でした。
※下記写真は前回のものです。




1年振りに遊びに来てまず個人的に感心したのは、みすぼらしい補修痕等がまったく無かったことです。
1年も経てば乱暴な客やアクシデント等で壁や備品が破損してしまい、そのまま放置してあったりガムテープ等で適当に取り繕っている箇所の1つや2つはあって当然だと思います。
特に本フィールドはテーマパークのような凝った装飾が沢山設置してあるので尚更そのような箇所が目に付くだろうと思っていましたが、私の見た限りでは皆無でした。
不衛生なホコリが溜まっていたりもせず落ちているBB弾も少なく、日々のメンテナンスが行き届いているのだと好感が持てました。

次に運営についてです。
前回は結構な酷評をしてしまいましたが、結論から言うと、この1年でかなり環境が改善されていると感じました。
下記、主に感じた改善点です。
・スタッフ数の増強
・スムーズなブリーフィング
・三つ巴戦の廃止
・立ち入り禁止エリア、可変壁によるゲームバリエーション増強
・マーカーの改善
・定例会の開催
・バラエティに富んだ開催テーマ

順に詳細を書いていきます。

・スタッフ数の増強
前回訪問した際は完全に人手不足の感があり、受付、弾速チェック、レギュレーション説明、ゲーム回し、その他問い合わせの対応にてんやわんやされていました。
その点、今回は前回の倍以上のスタッフがおり、各人が様々な対応を迅速にこなされていました。
感覚的には、イレギュラーな事態や問い合わせ等が2,3件同時に発生しても対応できる程度の余裕が常に温存してある感じでした。
そのためイレギュラー対応が無い時には、こまめにセーフティ&通路のBB弾清掃や参加客へ笑顔で声がけ等しておられ、前回に比べて非常に良い雰囲気でした。

セーフティと一般客の通る通路は相変わらず低い壁のみで隔たれているだけで、万一の暴発によるセーフティエリア外への飛弾対策は不安が残ります。



しかしエリア外に転がっていったBB弾についてはかなり敏感に回収対応をしている感じがしました。
白い床に白いBB弾なので、おそらく一般客の方が気づかず踏んづけて滑って転んだ事故が発生したのでは?と想像しています。


・スムーズなブリーフィング
前回に比べ、格段にゲーム前の段取りが向上していました。
上述のスタッフ数増加の恩恵もあると思いますが、スタッフの方の説明も非常にテキパキとしていて上手でした。
また、後述しますが三つ巴戦が無くなった事により、客の入れ替わりや休憩による人数調整が非常に効率化した印象を受けました。
さらに前回のゲームでルール無視やレギュレーション違反があった場合は、次回のゲーム前にしっかりフィードバックをしてくれ、ゲームが荒れるのを予防していました。
ゲーム中も監視カメラ越しで分かる範囲ではありますがプレイヤーに注意や指摘をしていて、クリーンなゲーム作りに尽力されていました。


・三つ巴戦の廃止
前回参加した際は半分以上の回が三つ巴戦でした。
フィールドの特性上、三つ巴戦となると危険地帯が多すぎカバーしきれず、よほどの熟練者で無い限り「動くと損」な状態となっていました。
結果、膠着するか、打開しようと動くと分けも分からないままヒットされて終わるというゲームが続きました。
さらに人数合わせのチーム仕切りなおしもほぼ毎試合行われ、非常にテンポを阻害している要因だと思っていましたので、今回1戦も無かったのは個人的には非常に好感が持てました。


・立ち入り禁止エリア、可変壁によるゲームバリエーション増強
三つ巴戦が無くなってゲームバリエーションが減った分、ゲームによって立ち入り禁止エリアやカーテンを設置して動線射線に変化を加えていました。
こうすることで同じルールでも立ち回りがガラッと変わり、飽きがこない工夫がされていました。


・マーカーの改善
両腕にフィールドが用意したLEDで光るマーカーを装着します。
前回はこれの電池が切れていたりストラップがちぎれていたり数が足りなかったりで散々でしたが、今回は私の見ていた限りトラブルは皆無でした。


・定例会の開催
このフィールドの参加形態は通常はネットカフェのような時間制で、めまぐるしく参加者が入れ替わりますが、毎月第2、第4日曜日は他のフィールドと同じように定例会が開催されているようです。
朝から最後までメンバーが固定される事で、よりスムーズにゲームが楽しめるはずです。
おそらく定例会を狙って遊びに行くのが現状一番いい楽しみ方だと思います。


・バラエティに富んだ開催テーマ
平日は曜日別にテーマを設けてゲームを開催しているようです。


このような変化球も遊び心があっていいですよね。
幸い千葉はたくさんフィールドがあるので、自分の趣向に合わなければ他に行けばいいだけですので、このような仕掛けはサバゲ業界全体の盛り上がりに貢献しているのではないでしょうか。


雨で屋外フィールドがほぼ全滅だったこともあってか、今回一緒にゲームを楽しんだ方はサバゲ上級者の方が多かったように思いました。
ゾンビは皆無でむしろ自分へのヒット判定に厳しく、オーバーキルも無く、相手のなるべく痛くないところを狙って撃てる余裕をお持ちのゲーマーが多く終始クリーンなゲームでした。
何度も横を取られて至近距離で撃たれましたが、毎回レッグホルスターや厚く着込んでいるアーマー部分に1,2発、痛くないけどしっかり気づくように撃ち込んでいただき、撃たれたのにその優しさでなんか嬉しくなってしまいました(笑)

一緒に遊ぶ方は選べませんので、その部分は運に任せるしかなく今回は幸運だったとしか言えませんが、フィールドについては前回訪問した際に感じた不満がシステム的にほぼ解消されていたように感じます。
良いフィールドになれば良識のあるゲーマーの参加率も増え、良いゲームが展開されると思いますので、そのような好循環を保てるよう今後も激戦区千葉で頑張っていただきたいです。

文字ばかりで長くなってしまいましたが、この1年で大幅改善されていた事をしっかりお伝えしておきたかった次第です。


そんなAIRSOFTZONE DELTAに私はいつも通り初期アフグリーンベレーモチーフ装備での参戦でした。




メインはユルゲ3でも着用したカスタムBALCSです。
ポーチ類を色々盛りつけました。


また、ダンプポーチとしてTAC-TのMAVポーチにストラップを通しレッグポーチ化して運用しました。


両者共に使い心地は上々で、不便を感じることなくサバゲに集中できました。

私の装備の詳細は次回記事でまとめようと思います。


Bucket Head氏は個性的なODAスタイリングでした。


元ネタはこの写真の一番右の方とのことです。


20th SFGの第2大隊に所属しており、2009年11月、34歳の時にアフガニスタンで戦死されたMatthew Albert Pucino二等軍曹です。
参考URL:http://arlingtoncemetery.net/mapucino.htm

前回のVショーでパラクのUMPポーチを入手しており、それもあって今回ARESの電動UMPを新調していました。


持たせてもらいましたが軽量かつ高剛性で安心感のある質感でした。
刻印は詳しくは分かりませんが、しっかり随所に入っていて雰囲気は抜群でした。
実銃同様外装のほとんどを占める樹脂部品も安っぽくなく変なバリ等も無く、高品質な外装だと思いました。

電子トリガー内蔵ということで気になっていたので実射もさせてもらいましたが、セミで速射した際にトリガーを引いた分だけしっかり追従して弾が発射されていました。
完全箱出し状態でしたが、セミ、フル共にレスポンスは小気味良くノイズも無く、擬似ブローバックまで付いていました。
ちなみに初速は箱出しで85m/s程度でした。
遠射性能は確認できていませんが、10%ほど強いスプリングにすれば屋外でも十分な性能を発揮できそうです。
価格もかなり安い部類なので、私もUCPグリーンベレーやPMC装備用に入手しようと思います。

氏の装備はいつになるか分かりませんが(笑)、いつの日か自身のブログで詳細が語られると思います。

ちなみにH氏は前回のデザートストーム川越と何も変わらない装備でしたので、写真すら残っていません(苦笑)
そろそろいい加減次世代M4を買わせようと思います。


アクセスが良く、長物まで使える貴重な屋内フィールドですので、このように改善が進んでいたのを確認できて嬉しい限りです。
また雨の日には足を運ばせていただこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年09月04日 Posted by 4039  at 23:29Comments(0)サバイバルゲーム