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 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフバックパック UM21 PART1



先日始めたジャングル遭難ゲーム「GREEN HELL」ですが、無事にグッドエンド&バッドエンド両方を見る事ができました。






グッドエンドよりむしろバッドエンドの方が「なるほどそういう事か!」と、思わず鳥肌が立つ結末で良かったです。
なんかクリストファー・ノーラン映画みたいでした。
グッドエンドはクライマックスでちょっとB級映画っぽい強引な展開になってしまったのがイマイチでした。
私はPS4で遊びましたが、PC版はストーリー前日譚を遊べる追加コンテンツが配信済ですので、PS4版にもアップデートが来る日を楽しみに待ちたいと思います。
それまではワニ倒したり人肉食ったりして、のんびりトロフィーでも解除していこうと思います。

では本編に入ります。
最近中華スポンジダーツガンにばかりうつつを抜かしておりましたが、本業(?)である初期アフ関連で永く入手のチャンスを狙っていた大物アイテムが入手できましたので記事にしておきます。

個人的に「初期アフODA三種の神器」と呼んでいるアイテムがあります。
90年代後半に各米軍特殊部隊に採用されたSPEARを代表するシステムである「BALCS」「ELCS」「UM21」です。


BALCSは初期アフ時代の米軍特殊部隊の超使いづらい花形アーマーとして有名ですね。


ELCSもMOLLEを全面に配置し、パネル換装によって柔軟な運用を実現した中途半端という文字を具現化したような画期的なロードキャリングシステムですね。


そしてUM21ですが、かのGREGORYとBIANCHIが共同で開発したバックパックシステムです。


UM21のUMは「Universal Military」で、21はなんと「21st Century」の21のようです(説明書に記載あり)。
「21世紀の汎用軍用バックパックシステム」といったところでしょうか。
21世紀って言っちゃうところが20世紀末感出まくりでいいですね(笑)
UM21は大中小の3パック構成のシステムです。
大が正式名称は「Back Pack」ですが、よく「メインパック」と呼ばれている認識です。


中が今回入手したパトロールパック


小も今回同時に手に入れたブットパックで、ウエストパックともよく呼ばれているものです


実は3Cメインパックも先月日本のオークションサイトで入手済で、現在実家の物置で私に開梱されるのを待っている状態です。
パトロールパックは特徴的なコンプレッションパネル兼座シートパネルの外見から「座布団付きリュック」と揶揄されたりもしますが、UM21全体としては世間的には概ね高評価という印象です。
「バックパック界のロールスロイス」と言われるGREGORY製品の名に恥じないバックパックという評価が一般的なようですね。
私は登山用バックパックについて造詣が深くありませんので詳しくは理解できていませんが、所謂「フルオプション、全部乗せ」の大変贅沢な仕様だそうです。

ここで良い機会ですので、SPEAR、BALCS、ELCS、UM21の言葉の関係性をちゃんと整理してみました。
SPEARは「Special Operations Forces Equipment Advanced Requirements」の略称で、日本語に訳すと「特殊作戦部隊先進装備要件」といったところでしょうか。
要するに「特殊部隊用に新開発する装備に必要な条件をまとめた概要」というイメージで合っていると思います。
そのSPEARの中の1項目として、BALCS(Body Armor/Load Carriage System)が存在します。
そしてそのBALCSのサブシステムとしてELCS(Equipment Load Carrying Subsystem)とBack Pack Subsystem=UM21が存在するという関係性になっています。
SPEARという装備システムの下にBALCS、ELCS、UM21が並列に存在、という関係では無いんですね。

なので、本当はボディーアーマーはBALCSではなく、BALCSのメインシステムであるSPEAR Body Armorと呼称しないと正確とは言えませんね。
正確には「BALCS=初期アフODA三種の神器」という事になりますね。
ただ、日本では一般的にBALCS=SPEAR Body Armor単体を指し、SPEARはSPEAR Body Armor、ELCS、UM21やLEP(フリースジャケット等の防寒重ね着システム)あたりの総称を指す認識ですので、今後も当ブログでは基本的にその認識のもとに記載します。
あと、実はMICH(Modular Integrated Communications Helmet)もSPEARの一環だった?ようですね。
でも一般的にSPEARと言った時にMICHは含まれていないと思いますので、なんともややこしい話ですね(苦笑)

SPEAR(上記の通り、正確にはBALCSを指してます)はウッドランド仕様と3C仕様が存在し、初期アフでは両者投入されていましたので、実際は三種の神器は×2で六種の神器を集めないと真のコンプリートにはなりません。
私の今までの考察から鑑みるに、2000年代初頭にアフガンに投入されたグリーンベレーで3Cを装備していた部隊は3rd、5th SFGで、ウッドランドを装備していた部隊は7th、19th、20thという認識です。

3rd隊員(2002年夏)


5th隊員(2001年11月頃?)



7th隊員(おそらく2002年)


19th隊員(2002年)


20th隊員(多分2003年)




おそらく各SFGの担当地域の植生に合わせたカラーが支給されていたのだと考えています。

SNS等で上がっているサバゲ参加写真等で漠然と「初期アフ装備した写真」というのを拝見すると、大体19thか20th SFGあたりの装備を再現されたであろう方が多い印象です。
具体的な構成でいうと、ウッドランドのBALCS(正確にはSPEAR Body Armorです)に56式弾帯一丁引っ掛けた装備ですね。
BALCSをレプで補えばかなり安上りかつ入手しやすく、入門的な構成ですね(小物をしっかりしようとすると実はそんなに簡単ではないですが)。


たまに3CのBALCS+56式弾帯の方も見かけますが、こちらは2002年の3rd隊員をイメージしたのかもしれませんね。


3C BALCS+56式弾帯はいざ探してみると意外と使用例が見つからず、ざざっとミリフォトフォルダを漁る限りではこんなのしか見つかりませんでした。

個人的な印象では、「初期アフ」の後ろにちゃんと「SEALs」や「CIA」や「5thのODA」等、より具体的な設定まで詰めている方の装備は隙が無いというか、総合的に完成度が高いなと思う事が非常に多いです。
上記のSPEARの色もそうですが、その部隊しか使用例が無いアイコニックなアイテムをあしらって説得力を増していたり等、細部まで見ごたえがある場合が多いですよね。
SEALsが使っていたORのレギンスやナルゲンボトルケース等は良い例でしょうか。


無論ミリフォトが全てではないので他の部隊も使用していた可能性も十分ありますが、ミリフォトが重要な情報資源である事は揺るぎない事実ですので、「有名なあの写真のあの装備」というのは、ファンの共通認識として装備の説得力を感じさせる大きな要素になると思います。
他の時代、部隊でもそうですが、「いつのどの部隊でどんなシチュエーションか」を意識して装備を組むとピントがクッキリするというか、独り善がりでなく第三者が見ても納得の装備になると思います。
だから部隊は勿論、撮影時期まで判明しているミリフォトは殊の外貴重なんですよね。

気づいたら長ーい前置きになってしまいましたが、やっと本題のUM21の詳細を見ていこうと思います。
と思ったのですが、ここからまたツラツラ書いていくといくらスクロールしても終わらない記事になってしまいそうなので、今回はここで一旦終わりにします(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2021年12月25日 Posted by 4039  at 13:05Comments(0)装備初期アフガン