カート式M870 新種登場 乖巧虎編
GTAリメイク版を買ったばかりなのですが、9月にPS4版がリリースされたGREEN HELLというゲームも始めました。
事故で記憶を失った状態でアマゾンのジャングルで遭難し、記憶を取り戻しながら謎を解いていき脱出を目指す一人称視点のアドベンチャーゲームです。
まだ始めて10時間程ですが、やり応え十分です。
食料やナイフ等のツール、地図すら持っていない裸一貫状態で始まります。
やっと地図を入手しても「あなたは今ココ!」と光るアイコンなんて無く、周囲の地形とコンパスで自分の位置を把握する必要があります。
しかもご丁寧に部分的に欠落しており、そのエリアは完全に手探りで探索する必要があります。
(多分欠落部を補完する地図があると思うのですが、私はまだ見つけられてません)
ランドマークが乏しく見通しが悪いジャングルなので、油断するとすぐに自分の位置を見失い、数十メートル先にあるはずのベースキャンプを見つけられず迷子になるなんてことがザラにあります。
刻一刻と腹が減り疲れるので、食事や休息を取らないと体力やスタミナゲージが減っていき死にます。
水や食べ物は全て現地調達な訳ですが、生水を飲めば腹を壊し、生で蟹や蛙なんて食べた日には食中毒で嘔吐して逆に体力が激減します。
しかもタンパク質、脂質、炭水化物、水分の4大栄養素があり、全てをしっかり摂らないと体力ゲージが完全に回復しません。
各栄養状態はオーバーテクノロジーなスマートウォッチのおかげでいつでもチェック可能です。
こんなすごい機能が付いていて電池切れしないのに、機能はこれと時刻表示とコンパスしか無いというヘンテコウォッチです(笑)
きょうびのアウトドア向けスマートウォッチにはもれなくGPS付いてるだろと突っ込みたくなりますが、この辺りはゲーム仕様上のご愛敬ですね。
安全な寝床を作り、清潔な水源を確保し、火を起こして調理して衛生的に栄養素の高い食事が出来るようにならないと探検もままなりません。
毒蛇や毒蜘蛛に噛まれたら早急に措置をしないと、毒が回って死にます。
最初噛まれた時は治療法が分からず、「とりあえず寝てりゃ治るか!」と思って寝たらそのまま死亡しました(苦笑)
開始直後からどこに行って何をすればいいかというヒントはゼロです。
最初にチュートリアルはありますが、火の起こし方と擦り傷の治療を学べる程度です。
「道標になって体を清潔に保てる小川沿いを中心に探索するか」「高台に登れば周囲の状況がわかるかも」等、ユーザーの判断に全て委ねられ、判断一つの誤りが死に直結する厳しいゲームです。
最近ではあまり見ない「ユーザー突き放し系ゲーム」ですね。
探検中に野営が必要と判断し、日が暮れる前にスルスルと一通りキャンプを構築できるくらいに慣れてきたらノーマル難易度では特に難しいとは感じなくなりましたが、右も左も分からない最初の数時間はダークソウル系のゲームより歯ごたえがありました。
最初の1時間ちょっとはセーブすらできなかったです(セーブする為にはシェルターを作る必要があります)。
個人的には「神ゲー」だと思います。めちゃくちゃ面白いです。
昔メタルギアソリッド3が発表された時、「ジャングルでサバイバルしながら潜入任務」という触れ込みでしたが、蓋を開けてみたらサバイバルはオマケ程度の要素でガッカリしました(勿論ゲーム総評としては素晴らしい出来ですが)。
GREEN HELLは、発売前に妄想していたMGS3のサバイバルシステムが具現化されたような印象で、まさに夢のゲームです。
映画のような凝った演出のストーリーもあり、引き込まれます。
とりあえず一通り全クリするまではクリティカルな攻略情報は見ないと心に誓い、日々緑の地獄に挑んでいます。
難しいからと言って、安易に攻略サイト等を見ちゃったら楽しさ9割減のゲームだと思います。
(情報があると開始直後から有用なアイテムを入手したり最短ルートで各種要素を消化できてしまい、手探りで新たな発見をするというワクワク感が大いに削がれてしまいます)
何度も死んで試行錯誤して、ジャングルマスターになった暁にこの地獄から脱出したいと思います。
PC版の他、PS4とSWITCHで出ていてお求めやすい価格なので、この手のゲームがお好きの方には間違いなくおススメです。
つい盛り上がってしまい前置きが超長くなってしまいましたが(苦笑)、そろそろ本題に入ります。
前回に引き続き、カート式ナーフショットガンAKA M870の亜流(コピー品)を入手したのでレビューしていきます。
今回入手したのは「乖巧虎」もしくは「龍天虎」というメーカー?ブランド?のモノです。
ちなみに乖巧(グァイチィアオ)は「賢い、利口」という意味で、虎(フー)は日本語と同じタイガーの虎です(通常は「老虎」と書く認識ですが)。
余談ですが、ガンダムに出てくるグフは中国語だと「老虎」です。
語尾の「フ」の音とグフの獰猛な格闘イメージを表現した感じなんですかね?
結論から言うと、前回レビューした激趣のM870はAKAの正当コピー品でしたが、本機は構造そのものが異なる物でした。
現物見た事がない上、ネット上の情報もごく僅かなので精度の低い推測ですが、もしかしたらAKAではなく黄蜂(WASP)というメーカーのM870コピー品かもしれません。
通常仕様は写真のような青白のボディのもので固定ストックモデルで3000円程度です。
今回私は「黒仕様」というオプションを付けましたが同価格でした。
ソウドオフグリップの仕様だと2500円以下です。
激趣のソウドオフグリップ品は4500円程度なのでかなり安いですね。
ただし質感、構造も値段なりでした。
まず本体の質感ですが、テカテカしていてレシーバーの成形ヒケが目立ちます。
写真では分かりづらいですが、触って凹凸が分かるくらいヒケてます。
ネジの露出も異様に多いです。
余計なネジが多いトイガンは安っぽいですよね。
ほとんどが六角穴で黒染めされているのがまだ救いですが。
剛性はそれなりですが、バレルを持ってちょっと力を込めるとレシーバーとの間で少しグラつき、捻じるとバレルが回転します。
ボルトロックレバーも未塗装の安っぽい板金丸出しです。
このレバー可動はしますが残念ながら機能は無いダミーで、コッキングして一度ボルト閉鎖した後でもこのレバーを押さなくても普通にボルトが引けてしまいます。
これは構造的にはかなりマイナスポイントですね。
リアルでないのも勿論マイナスですし、実使用においてもコッキング後にボルト(=シリンダー&ノズル)を中途半端に後退させた状態でトリガーを引くとピストンが解放されてしまい、エアが足りず低威力&内部メカに余計な負荷を負わせてしまいます。
シェルは拳銃の薬きょうを大きくしたような形状でショットガンらしくなく、ここもかなり萎えポイントですね。
その代わりエキストラクターががっつりリムをくわえ込むようで、排莢時のシェルの飛びはAKA品より快調で目を見張るものがあります。
さらにコッキング操作は非常にスムーズで気持ち良く、排莢アクション自体はかなりハイレベルで夢中になるくらい楽しいです。
ただ、最初の数回はエキストラクターとリムの嵌め合いがキツ過ぎ、途中で食い込み装填不良を起こしました。
何度か無理くり動かすと角が取れスムーズに動きましたが、これって要は出荷前に動作確認していないってことですよね(苦笑)
実射性能は所詮ナーフなのでどれも五十歩百歩ではありますが、激趣に比べるとバネが弱くシェルの精度も低い為、低威力で不安定な弾道でした。
これを買うくらいなら、もう一声出して本家AKAか激趣の870を買った方が幸せになれると思います。
今のところAKA 870の流れを汲むと思われるトイガンは後は写真の製品くらいだと思います。
レシーバーのネジ位置やボルトの形状から、おそらくAKA品に類似する構造だと予想されます。
興味はありますが流石に同じようなショットガンばかり買って飽きてきたので、これはパスしようと思います。
私はサバゲーマーなので、ナーフではやはり物足りずBB弾発射化したい所ですが、ある程度気密を保ってインナーバレルでBB弾を加速しないと、いくらバネを強化してもろくに飛ばないと思います。
BB弾発射化を図るのであれば、水弾用のチャンバーが入手できるAKA製が一番手っ取り早いと思います。
インナーバレルの内径は水弾に合わせた7mm径ですが、チャンバーに圧入してあるだけなので簡単に引っこ抜け、外径が同じで6mmちょい内径のバレルに換えれば即BB弾対応のチャンバー&バレルは完成します。
チャンバーにシェルとバレルを繋ぐトンネル部分が少しあり、そこも7mm径ですが多分そのままで大丈夫じゃないかなと思っています。
必要であればここも小径化する必要がありそうです。
固定ホップのインナーバレルを使えば、回転位置出しさえできればホップ化も比較的容易だと思います。
水弾用シェルは現在入手性が少し悪いですが、こちらでは売ってなくは無いです。
こちらも内径が7mmなので、外径6.8mm程度、内径6mmのパイプ材を突っ込み、薄いゴムシートに5.9mm程度のパンチ穴を空けた物を弾頭部に貼ってBB弾が脱落しないようにすれば、BB弾シェルも完成となるはずです。
少し手間は増えるかもしれませんが、現状日本でも普通に入手できるナーフシェルでも簡単にBB弾化加工可能だと思います。
装填時、ボルトがシェルをチャンバーに押し付け、弾頭のラバーがチャンバーに密着するので、シェル~インナーバレルは気密が確保される構造になっています。
シェルとバレルの芯出しはシェルの胴体外径とチャンバー内径の嵌合で取っているので、上記で書いたチャンバー部のトンネルも相まって、BB弾がシェル~バレルに飛び込む際に段差でつっかえるかもしれません。
そのような場合は各部にテーパーを付けてBB弾を誘導するなりが必要になりそうです。
私の手持ちのAKA 870も早くBB弾化したいのですが、無論こちらではBBエアガンのパーツはおろか、6mmBB弾すら売っていません。
エアガン用途とは一言も書いていないですが、6mm径のプラスチック弾や6mm径のベアリング鉄球は売っていますが(笑)
内径6mmちょっとの真鍮パイプやアルミパイプも当然売っていますので、こちらでもBBガンに改造できない事は無さそうですが、おそらく法に触れるので止めておきます(苦笑)
日本に帰った後のサバゲ投入を考えてカートキャッチャーも入手しました。
筐体はAKA 870専用の形状で3Dプリンタで出力したようで、射出成形では不可能な形状が造形出来る点を活用してAKA 870にジャストフィットします。
シェルがこぼれたり、逆に排莢の邪魔になる心配は皆無です。
たしか1500円くらいだったと思います。
3Dプリンタが無いひと昔前にこの形状の製品を造るとしたら、加工方法を考えると売価はこれの2倍や3倍では効かないかもしれませんね。
いい時代になりましたね。
袋に30発以上入る上、ゲーム中安全地帯ですぐに袋からシェルを取り出しも可能なので十分サバゲ運用できそうです。
ただしポートに指を入れられないのでジャムった時のリカバリーが絶望的ですね。
まあジャムったら割り切ってサイドアームに切り替える事にすれば、普段お飾りのハンドガンも活躍して新鮮なゲーム体験が出来て逆にいいかもしれません。
中国トイガン動向はこれからもまだまだ注目に値すると思います。
BB弾が使える時代は日本のエアガンのデッドコピーで事足りていたんでしょうが、規制に次ぐ規制により、今までのコピー造りで蓄積したノウハウを活かして独自進化の道を歩んでいる模様です。
シューティング系ゲームの流行から、トイガン市場も今後も一定の規模は維持されると思うので、これからもあっと驚くようなギミックのトイガンが生まれ続ける可能性は高そうです。
今後も新情報が入り次第、記事にしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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返金も出来るけど、面倒くさいので他のを注文
今日届いた見たら、この記事とおんなじのですね、ソウドオフですが(^_^;)
ぱっと見は良いんですが、こちらで書かれてるように、明らかに廉価版ですね
正直値段見てがっくりです、元々注文してたのよりボッタクられてる感じです(ー ー;)
中国らしいと言えばそうですがねぇ
それにしてもパーツの互換性も無さそうですし、シェルすら微妙に小さいしで
大昔ならパーツ屋が横流しして組み立てて、物は同じに見えるのに、別メーカーってのが多かったですが
最近はコピーでも型一からおこしてるのかな
リバースエンジニアリングは得意ですしね(笑)
https://imgur.com/jh15dgT
レバーを指で押さえてるとボルトは動かないですね
バネかなんかが弱いだけかもしれません
AKAや激趣のものと比べると明らかにランク低いですよね。
ただ、このメーカー調べてみるとカート式モシンナガンとか、他社が出してないような製品も作っているので、単なる有象無象のコピーメーカーではないかもしれません。
ボルトロックレバーたしかに指で押さえたら機能しました。
ここまで作ったなら、ちゃんと動くようにしてくれって感じですね(笑)
今アマゾン見てたら、スポンジ弾ドラグノフが
GBBのがずっと欲しいと思ってんですが
高いので
ついポチりそうです(笑)
こっちだと木製風ストック仕様で8000円くらいでしたけど、それで値段相応って感じの完成度ですね。
個体差かもですが、ボルトを勢いよく引くとレシーバーからひっこ抜けます(苦笑)
ドラグノフは実銃がセミオートなので、エアコッキングはちょっと微妙ですよね。
WEのGBBがトイガン史上最大レベルのリコイルで有名なので、WE製が最良かもですね。
こちら50過ぎのトイガン好きのものです、宜しくお願いします。
貴殿のサイト、楽しく拝見させて頂いております!!
ずっとAKA M870に興味があってレビュー読ませて頂いておりました
まだAKAのものは入手できてはいないのですが・・・
コピーと思われる本体ホワイト、ストックオレンジのものを入手しましたので
書き込みさせて頂きます。
買ったものは、ホワイトではなく本体ブラックのものがAmazonで出ていたので
そちらを購入しました、大きなAKAとの相違点はアウターバレルが
プラスチックだというところかと思います(メタルなら最高なんですが)
ただ内部に金属(まだ分解してないので覗いただけですが)のパイプ?
インナーバレルなのかもしれませんが、湾曲もしてなくしっかり真っ直ぐで
ガタも無い感じ、パーティングラインさえ処理すれば良い感じです。
バレル取りつけネジ(レシーバー前方上部の2本)はイモネジで安っぽい
ですが、AKAのネジはしっりしたものなのでしょうか?
アウターバレルがプラであることからイモネジなんだとは思いますが・・・
今後AKAを入手できたら比較してみようと思います。
レシーバーにもレミントンの刻印がしっかり入ってますし
相談、排莢もスムーズで楽しいです。
パーツ互換出来ると色々と楽しそうなんですが、さてさてどうなのかと
考えてしまいます。
アウターバレルがメタルなら最高だったんですが、
送料込みで12000円代だったので、まーいいかなと感じてます。
また色々とレビュー楽しみにしております!!
AKA関連で情報ありましたら宜しくお願いします。
このオレンジ&ホワイトのものは壮森というメーカー製のようですね。
バレルはプラなんですね。AKAや激趣はアルミ製でしたので、そこは大きい差ですね。
最近この壮森製に対応した小径スポンジ弾用のシェルとインナーバレルが発売されましたが、SAKI様が入手されたのはそれを内蔵したモデルなのかも?しれませんね。
小径スポンジ弾用と謳っていますが、明らかにこちらでは規制されている水弾を打ち出せると思います(笑)
アウターバレルの取り付けネジは残念ながらAKAも同じで、上部に2本カッコ悪いネジがあります。
ここはデザイン&強度上AKA870の最大の短所だと思います。
マウントレールを付けて誤魔化す以外手立てがないですね。。
写真を見る限り両サイドのマガジンチューブ根本にイモネジを打つのもAKAと同じようですので、この壮森870とAKA870は同じ構造の可能性が高く、パーツ互換性あるかもですね。
先日個人製作レベルの業者から、純正よりもかなりリアルな形状のアルミ削り出しボルトを入手しましたので、いずれ記事にしたいと思います。
(さすがにポン付けではまともに動かず、現在調整中です)
アルミ削りだしボルト、画像拝見できる日が楽しみです。
日本でも早くAKAのパーツやカスタムパーツが
購入できるようになると嬉しいのですが・・・
本当に今回の壮森M870のバレルがプラなのが惜しまれます・・・
年が明け1月末くらいに
こちらのガリュウショウテンというWebショップで
AKAのM870オールブラックが入荷予定となっているようなので
これを狙っております。
流石にガンダムカラーとかは辛いので 笑
それでは失礼します。
中国は規制が目まぐるしく変わるので、いつ姿を消してもおかしくないので、早めに確保いただくのがよろしいと思います。
臥龍商店さんは、Amazon等で中国の通販サイトで売っている物をそのまま転売しているだけのようなアヤシイ業者とは一線を画すお店で、ちゃんと一品一品検品し、検品シールを貼って出荷されているようです。
他よりも価格は少し高いかもしれませんが、その代わり安心して確実なモノを手に入れられると思います。
数少ない(というか国内唯一?)の中華系ナーフ輸入専門店として、これからも永く営業を続けて欲しいですね!
ちなみに私は臥龍商店さんの回し者ではありませんので悪しからずです(笑)
当方AKA系のM870をBB化しようと考えているのですがマルゼン系のカートの流用は可能ですか?これさえ解決すればいい感じにBB化出来そうなので…()
私は結局試してないですが、長さも径も違うのでそのままでは流用できないと、実際試した方の情報をネットで見た記憶があります。