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 Posted by ミリタリーブログ  at 

エアソフトゾーンデルタ 参加装備



先日のエアソフトゾーンデルタ参加時の装備をまとめておきます。
フィールドレビューはこちら。
エアソフトゾーンデルタ レビュー

今回は市街戦モチーフということもあり、ユニフォームはUCPを着用しました。






アーマーはMBAVにSFLCSポーチ類が主体です。
CQBなので被弾面積減少&動きやすさを優先して脇にポーチはなるべく着けず、背中もすっきりさせました。
ダンプポーチはCSMのレプリカです(たしかTMC)。
外見はあまり好きではないですが、このポーチが何だかんだで一番使いやすいと思います。
マガジンチェンジを素早くこなさなければならないフィールドの場合は、このポーチを使うようにしています。

SFLCSのスモークグレネードポーチには「トルネード」がぴったり収納できます。



トルネードはすでに後継機種も出て、時代遅れ感は否めません。
3年ほど前から持っていますが、実戦で投擲したのはわずか4回です(笑)(しかも戦果はゼロ)。
私のセンスの問題もありますすが、準備とメンテが面倒な点も使う気が起きない要因です。
また、私のは時限信管式ですが、この信頼性が低いのもまた難しいところです(自爆経験あり)。
ガスを必要としないインパクト式のグレネードが最近出ましたので、価格が落ち着いたら購入してみたいところです。

話がそれましたが、私の中ではUCP+SFLCSがODA装備の中で最もスタンダードで最も好きなスタイルです。




頭はMICH2000のレプリカです。
NVGシュラウドはヘタレンジャー様で販売しているNOROTOSのワンホールタイプです。


3ホールは各メーカーから可動レプリカが出ていますが、「陸はワンホール」という情報を知ってしまったので、無可動のレジン製ですがヘタレンジャー製を選びました。

後頭部はPRC148の実物バッテリーケースをパイル&フックで付けています。


MS2000ですが、脱落防止にランヤードを回しているミリフォトが格好良かったので真似しています。


無線機の予備バッテリーを後頭部に付けている画像も多いですよね。
NVGのカウンターウエイトを兼ねているのでしょうか。


銃は次世代M4カスタムのSOPMOD BLOCK2です。


次世代M4お手軽カスタムは外観、性能(メンテ性)、コスト、入手性と、どれをとってもバランスがよく、現状私のベストウエポンです。
カスタム内容は過去記事にまとめてあります。
東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 内装編
東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 外装編

サイドはM9でしたが、一度も発砲しませんでした。
予備にマルイのブリーチャーを持っていきましたが、出番はありませんでした。

UCPは陸軍特有のカモフラージュなので、あまり人と被らず、逆に被った場合は親近感が湧きます。
フィールドのレンタル品でも何故かよく採用されていますが(笑)

グローブはアウトドアリサーチ社のオーバーロードショートグローブの実物です。


何年か前のVショーで新品同様のモノをなんと2000円で買えました!(AMAZONでは新品約3万円)
理由は謎ですが、間違いなくここ5年で一番お買い得な買い物でした(笑)
比較的薄手でしっかり手に馴染み、着脱もし易くかなり気に入っています。
酷使して穴が空いてきましたので、既に予備を調達済みです。


原則「グリーンベレーが使っている」という縛りの中で探しますが、グローブはサバゲでも非常に重要なアイテムなので、色々試して極力自分に合うものを選ぶようにしています。


友人Bucket Head氏はカンダハルメイドのプレートキャリアを軸にした陸特隊員の井出達でした。





カンダハルメイドが非常にシブいです。うらやましいですね。
背中もDBTのアサルターズバックパネルが眩しい限りです。
詳細は後日氏のブログで記事になると思います。

友人H氏は前回のアストレア同様、私服にプレキャリ+ヘルメットでした。
メインはマルイのM&Pと借り物のマルイM870ブリーチャーを使用していました。




天候の都合で8月から2回連続インドアでしたので、次回はぜひ広々としたアウトドアに行きたいところです。
ようやく涼しくなってきたので、フル装備でさわやかな秋晴れの空の下を駆けずり回りたいところです。
  


2017年09月22日 Posted by 4039  at 22:20Comments(0)次世代M4装備サバイバルゲームMBAVODA

次世代M4 実物マガジン外装加工 PART2



前回に引き続き、次世代M4マガジンの実物マガジン加工について書いていきます。
前回の記事はこちら「次世代M4 実物マガジン外装加工 PART1

前回は実物外装の加工まで終わらせました。
今回はインナー加工~加工完了まで書きます。

4.次世代マガジンインナー加工
実物マガジンは次世代に比べて内部が狭い(特に一番前側のリブが深い)ので、インナーの干渉する部分を削る必要があります。
基本はざっくり削った後、インナーを挿入してみて干渉する部分を更に削り、また入れてみて確かめる、の繰り返しです。
加工紹介説明でこんな事を書いては元も子もないですが、基本現物合わせあるのみです(笑)

私が毎回加工している箇所は下記です。
・ガワとのガタを無くすため?のツメを除去
ニッパーやハサミで簡単に切り取れます。


・実物ガワのリブ内側と干渉する部分(赤線部)を溝堀り。
この作業が一番時間と労力がかかります。


私は面倒くさがりなので、一度強引にインナーを途中まで挿入して取り出し、
跡が付いた部分をやすりで適当にゴリゴリ溝堀りします。
どうせ見えない部分ですので、必要以上の労力は惜しみまくりましょう(笑)

・上面裏面の段差削り取り


この段差は、次世代のガワとの嵌合時の位置合わせのためにあると思われます。
この段差が邪魔をして実物ガワに奥まで入らないので、最後に合わせこみながらこの段差を削り込んでいきます。

上面は最後に押し込む際にリブと干渉するので、ここもナイフ等で削り落とします。


インナーが実物ガワに対して適正位置にあるかどうかの目安は、左側面の四角い窓を見ます。
インナーにも同じ位置に四角形状があるので、ガワの窓とインナーの四角形状が大体同じ位置にあればOKです。


最後に底面に六角ネジを取り付ければひとまず終了です。

あとは実際に銃に差し込んでみて微調整します。
マガジンキャッチが掛からない、硬すぎる場合はインナーをもう少しガワの奥まで入れる必要がありますので、ガワの上面を削り込みます。
ガワ上面全体を削るのが面倒な場合は、ガワの四角い窓の上辺を削り込むことでも対応可能です。

給弾しない=インナーがガワに対して奥に入りすぎるということはまず確実に起こらないので大丈夫です。
(ガワ上面を削りすぎても、底部で止まるため入り過ぎる事はまず無い)
本体との挿入角度も全然シビアでは無いので、全く気にしないで加工してOKです。
ろくな調整をしないラフな加工でもしっかり給弾する信頼性の高さは、長年蓄積されたマルイの設計ノウハウがモノを言っているのかもしれませんね。

全行程をテレビを見ながらビール片手にやっても、1時間強もあれば終わります。
私は毎回相当適当に作業していますが、今まで1本も不具合は発生しておらず、無駄にしてしまったことはありません。

費用もそんなにかからず加工難易度が低く気楽に出来る割に、ノーマルよりも確実に一段雰囲気が増して見える効果の高いカスタムだと思います。

また、アルミ製STANAGマガジンは使う程に味わいが出てきますので、エイジングも見ていて楽しいです。
ボロッボロになったらまた1500円出して1時間作業すれば新品にできますので、経済的ですね。

お読みいただきありがとうございました。  


2017年07月17日 Posted by 4039  at 21:19Comments(0)次世代M4小技紹介自作,DIY

次世代M4 実物マガジン外装加工 PART1



今回は次世代M4のマガジン加工の話を書きます。

次世代M4のマガジンの中身を実物マガジン(アルミマガジン)の外装に入れることで、外観をリアルにすることができます。
次世代の純正マガジンを塗装したり、純正の塗装を剥がして使用感を演出している方法もありますが、
それらとは比にならないほど雰囲気が増すので、非常にオススメのカスタムです。


お店でこのカスタムをしたマガジンが大阪や秋葉原の有名ショップで7、8000円で売っているのを見かけますが、
この価格でノーマルマガジンで必要な本数揃えるのは厳しいですよね。
しかもそれらショップは、店舗やネットの画像を見る限り、かなり状態の悪いやつれた実物外装を使っています。。

正直、もんのすごく足元見てきてるなあと思ってしまったので、DIYでトライしノウハウを確立しました。
その加工内容をご紹介したいと思います。

特殊な工具は使わないので、初期投資はゼロ~1000円程度で済みます。
実物マガジンはメーカーを選ばなければ、未使用品でも1500円程度で購入できます。
ショップがカスタムで使っているレベルの状態の悪い個体であれば、探せば1000円以下で手に入れられます。

つまり1本あたり1500円もあれば、手持ちの次世代マガジンが実物マガジン外装にカスタムできるという訳です。

必要なモノは下記になります。
・次世代M4ノーマルマガジン(インナーのみでOK)
・実物マガジン(アルミ製STANAGマガジン。HK社等のスチール製は加工難です)

これらが無いと話になりませんね。

・鉄工やすり
・ペンチ


実物マガジンを加工する工具です。
上記以外でも、アルミが削れればどんな工具でも大丈夫です。
ちなみに私は「ネジザウルス」というペンチを使っています。
ネジ穴を舐めたネジを強引に回すための工具で、いざという時の救世主です。
グリップ力の強いペンチとしても使えます。

・カッターナイフorデザインナイフ
次世代マガジンのインナーを加工するためにあると楽です。
プラスチック(多分ABS)が削れれば何でも大丈夫です。

・六角レンチ
次世代M4マガジン分解に必要です。

次に加工手順を記載していきます。
要は実物マガジンのガワを次世代インナーが入るように削り込めばOKなわけです。
なので下記の手順が絶対ではなく、参考程度に見ていただければと思います。
私は今まで10本弱加工してきたので、それなりにノウハウといえる部分があるとは思います。

1.次世代マガジン分解
底部の六角ねじを外します。


上からプラスチック製のインナーを引き出します。


以上で完了です。朝飯前です。寝起きでも楽勝ですね。


2.実物マガジン分解
内臓(中身のプレートとバネ)を取り出すために、リップを破壊します。

ラジオペンチで淵を掴み、グリグリ捻ると意外にも簡単に破壊できます。


プレートと干渉する部分を除去すれば内臓が取り出せます。



本来の分解方法は、底部のプレートをずらして内臓を引き出します。


しかしマガジンの状態のよっては、爪が錆びて固着していたり、脆くなっています。
無理をすると爪が折れてしまったり、プレートが元に戻せなくなります。
爪は1、2本折れても実用上は問題ないですが、気分は結構な勢いで落ち込みます。
プレートをダメにした場合は、次世代のプレートが流用可能ですので代用しましょう。
爪とプレートの状態が悪いマガジンの場合は破損のリスクを避けるため、上部を破壊して分解する方が無難です。

3.実物マガジン加工
次世代マガジンのガワと見比べながら、同じ形になるように実物マガジンを切った削ったしていきます。
大まかには、
・上部のリップ部を除去し、次世代ガワと合わせる。
・背面をインナーが入るように大きく削り込む
・次世代のインナーが入りやすいようにリブ内側を削る

まず上部です。
次世代マガジンのガワと実物マガジンを重ね、実物のリップ部を次世代に合わせて除去します。
重ねた状態でマジックでなぞる等で目星を付けます。


気持ち余白を残すようにして(次世代より長くなるように)切り、その後やすりで微調するとうまくいきます。


かなりラフにやっても機能上は問題ないです。
それでも今までマガジンが装着できなかったり、給弾不良になったことはありません。

マガジン挿入時は外観部にならないので、細かいことは気にしないようにしましょう。
仕上げの美観に拘れば拘るほど、ドツボにはまり難易度は上昇します。
装着してない状態ではどうせポーチに入っていますしね。
拘り過ぎないことが素人工作を成功させる秘訣だと私は信じています(笑)

次に背面です。
次世代マガジンはボルトストップ機構のために、実物に対して背面が深く削りこまれています。
左が実物、右が次世代です。


ここも次世代と見比べながらラジオペンチで千切ったりやすりで削りこみます。
少し削り過ぎましたが、何ら問題あはありません。



次に内部を小加工します。
マガジンにはリブがありますが、表面からみて凹んでいる部分の裏側の一番上部が出っ張っています。
写真の赤丸の部分です。


ここがインナーを入れる時に大きく干渉するので、やすりで削り込みます。
削りすぎると穴が空いてしまうので注意が必要です。
まあ穴が空いても、マガジン装着時は見えない部分なので気にしなければ問題なしです。
この加工をしておくと、インナーがかなり入れやすくなるので大切です。

これでひとまず実物ガワの加工は完了です。


長くなってしまいましたので、続きは次回に持ち越します。
お読みいただきありがとうございました。  


2017年07月08日 Posted by 4039  at 02:04Comments(0)次世代M4小技紹介自作,DIY

東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 外装編



前回、主に内部部品のカスタムを書きました。
東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 内装編

今回は外装編です。
外装は下記カスタムを実施します。

・グリップをVFC製A2グリップに交換
・アウターバレルをTSS製スチールバレルに変更
・デルタリングをG&P製に変更
・ポートカバーをリアルサイズ品に変更
・ハンドガードを変更(実物RAS or レプリカ DD RIS2 or 実物ノーマルハンドガード等)
・レシーバーをインディ製「パーカーシール」で塗装
・各ねじ部にねじロック剤塗布
・用途に応じてストック、光学機器を選択し取り付け

順に詳細を書いていきます。

・グリップをVFC製A2グリップに交換


純正のグリップは
・太い
・低質感(シボが浅くすぐテカテカしだす)
・剛性が低い
・底蓋を閉じるねじ穴がプラスチック

と、あまりよろしくない出来です。
太い分、モーター組み立て性は良好なので、量産作業性を優先している故なのかもしれません。
分解はメーカー的には推奨していませんので、ねじも1度締めたら基本開けない想定なのでインサート無しなのでしょう。
そう考えると理にかなった設計なのかもしれませんが、カスタムする人間にとっては不要不満な要素が多いですね。

カスタムグリップも星の数ほどありますが、私はその中からVFC社製のA2グリップを選びました。
VFC社製A2グリップの長所は下記と認識しています。
・A2グリップとしては業界最細レベル
・高剛性
・高い質感
・ねじ穴に金属インサート
・モーター組み付けも許容レベルの作業難易度

マルイ純正の不満点を見事に解消してくれています。
見た目は地味ですが、握ると効果が実感できる満足感の高いアイテムです。


・アウターバレルをTSS製スチールバレルに変更


前々回の記事で少し触れましたが、TSS社製のスチールバレルは
スチール製なのでアルミに比べて高剛性
スチールならではの質感
2ピース構造なので14.5インチ&10.3インチがワンタッチで切り替え可能
ハンドガード内が削り込まれており、バッテリースペース大
スチールバレルとしては安価(7,8000円程度。私は運良く4000円で新品入手)

特筆すべきはハンドガード内の形状です。


ご覧のように四角く削り込まれており、前出し配線でも実物RAS、レプリカDD RIS2内にバッテリーが入ります。
バッテリーはET1のセパレートタイプ ETR214x2を使っています。
PEQ等にバッテリーを仕込む必要が無いのが個人的に凄く嬉しいです。
PEQ装着必須から開放される上、PEQからレイルの穴へ延びる配線のごまかしを気にしなくてよいためです。

バレルに刻印が無いのが玉に瑕ですが、コスパと上記メリットを考えると非常にありがたいパーツです。


・デルタリングをG&P製に変更
純正のデルタリング周りはヘンテコな部品構成ですので、実物RAS等を着けられません。
なので実物準拠の構造&寸法が出ているデルタリングに交換する必要があります。
数ある中でG&P製は外観、強度、価格、入手性のバランスが優れています。



・ポートカバーをリアルサイズ品に変更


次世代M4のボルトキャリア部分は実物に比べて非常に「のっぺり」しており、かなりの板っぺら感です。
こののっぺりダミーボルトに干渉しないよう、ポートカバーも大きく形状が違い、中央の突起形状がほぼありません。

私はこのポートカバーの形状だけでもリアルにすべく、実物or実物準拠の形状のポートカバーに換装します。
しかしポートカバーをリアルサイズに換装することで開きっぱなしになるので、好みが分かれるところだと思います。
(閉じればカバーとボルトキャリア両方の「アラ」を隠せます)


・ハンドガードを変更
デルタリングを換えたことでリアルサイズの各種ハンドガードが装着可能になります。


私は実物ではRASを所有していますが、無加工で装着できました。
メーカー不明の実銃用ハンドガードはデルタリング嵌合部を少し削り込む必要がありました。


・レシーバーをインディ製「パーカーシール」で塗装
デフォルトの真っ黒なレシーバーが個人的に好きでないので、インディ製の「パーカーシール」で塗装します。


パーカーシールは速乾性で密着性が強く、乾いた後はさらっとしたつや消しに仕上がります。
そこからよく触る部分はいい具合にテカり出し、使えば使うほど自然な使用感が出てグッとリアルな質感になります。
値段も高すぎず十分許容範囲です。
ちなみに1本でM4レシーバー2個分は塗れる分量です。

やる気がある時はロアレシーバー右側面のマルイ独自刻印をパテで埋めてから塗ります。


・各ねじ部にねじロック剤塗布
地味な作業ですが、経験上これをするとしないとで銃本体の「ガタ」の出方に雲泥の差がでます。
やり方は簡単です。ねじを締めこむ前に、ねじ部にねじロック剤を微量塗布するだけです。

ねじロック剤も市場に沢山種類がありますが、私は老舗の「ロックタイト」を愛用しています。
一口に「ロックタイト」と言っても型番が多数ありますが、私は「243」を使用しています。


乾燥後はしっかり固着しますが、分解時は通常のドライバーで問題なく外せる良い塩梅です。
以前はタミヤのネジ止め剤を使用していましたが、少し強度が足りない気がするのと、容器の出来が非常に悪く使い辛いので止めました
(一度開封すると、何もしていないのに次から次へと容器から液が溢れ出てきます。。)
また、某エアガンパーツメーカーの注射器形状のねじロック剤も一度買いましたが、特に使いやすい訳でもなく、性能、内容量に比べて割高な印象でした。
やはりここは専門の「ロックタイト」が一歩抜きん出ていると思います。

私はこの「ロックタイト 243」を全ねじ部、特にグリップ根本とバッファーチューブ周りには惜しみなく塗りたくってガッチリ固めています。
これで以前弱点として挙げたバッファーチューブねじ部の寿命は飛躍的に延びます。


以上で工具を使い分解を伴うようなカスタムは終了です。
あとは用途や好みでストックや光学機器等を取り付けるのみで完成です。
私の所有しているアタッチメントもゆくゆく紹介したいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2017年06月01日 Posted by 4039  at 22:48Comments(0)次世代M4

東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 内装編



マルイ製次世代M4紹介 第3回です。
前回までの記事はこちら

第1回「東京マルイ 次世代M4を選ぶ理由」
第2回「東京マルイ 次世代M4の弱点」

今回は私の次世代M4定番カスタム工事について書いていこうと思います。

前回の記事で書きましたが、私は次世代M4は各部が劣化してきたら頑張って部品交換等で維持しようとせず、
割り切って数年に1度新品に買い換えています。
買い換えた新品にはほぼ決まったレシピでカスタムを施します。

下記がカスタム内容一覧です。
・リコイルウエイト取り外し(前出し配線仕様の機種は外さない)

・スプリングガイドをライラクス製ベアリング座金付きに変更

・バッテリー接続端子変更

・モーターをマルイ製EG-30000へ変更

・グリップ固定用ねじを2箇所増設

・グリップをVFC製A2グリップに交換

・アウターバレルをTSS製スチールバレルに変更

・デルタリングをG&P製に変更

・ポートカバーをリアルサイズ品に変更

・ハンドガードを変更(実物RAS or レプリカ DD RIS2 or 実物ノーマルハンドガード等)

・レシーバーをインディ製「パーカーシール」で塗装

・各ねじ部にねじロック剤塗布

・用途に応じてストック、光学機器を選択し取り付け


それでは順に詳細を記載していきます。

・リコイルウエイト取り外し
次世代最大の存在意義とも言えるリコイルウエイトを取り外すという暴挙ですが、

軽量化
射撃時のブレ防止
パーツ損耗軽減
サイクル&セミのキレUP
バッテリー収納スペース確保
燃費UP

と、得られる恩恵は大きいです。
リコイルが無くても次世代M4を選ぶ理由は前々回の記事に書いた通り他にもありますので、個人的にはOKです。

作業自体は比較的シンプルです。
バッファーチューブ後端のキャップがねじ式となっており、これを外せばリコイルユニットを引き出せます。
大きいマイナスねじなので、開けるのに少し工夫が必要なことと、ねじがねじロック剤で強固に固定されている場合があることが注意です。


私は写真の巨大なマイナスドライバーで開けます。


これでうまくいかない場合は、ロックリングプライヤーで強引に引っ掛け回します。
(本来の用途とは全く違いますが)


もっと上手い方法で作業している方は沢山いらっしゃると思うので、私の手法はあまり参考にならないと思います。
たまにねじロックでガチガチになっている個体があるようで、その場合はライターやドライヤーで温めると若干緩みやすくなるそうです。

次世代M4はスプリングガイドがリコイルユニットの軸に串刺しにされており、これでスプリングガイドがセンター出しされています。


なので、単純にリコイルユニットを外してしまうとスプリングガイドが「骨抜き」された状態になり作動時に左右にブレるため、メカクラッシュの原因になるという話をよく聞きます。

対策としてはバッファーチューブを挟むようにスプリングガイドをねじ等で固定する方法があります。
純正の次世代M4スプリングガイドはお尻がねじ穴ではないので、ver.2純正スプリングガイドの「耳」を切って使うか、社外製のねじ切りのある次世代ver.2ガイドを使用する必要があります。

私は初速UPの効果も含めてライラクス製の「EGスプリングガイド/スムーサー New Ver.2」に換装しています。
このスプリングガイドにはたしかM5ねじが適合したはずです。


ただ、やはりリコイルの楽しさも捨てがたいので、
バッテリー収納スペースを気にしないで良い前出し配線仕様については、ウエイトはそのままにしています。


・スプリングガイドをライラクス製ベアリング座金付きに変更
次世代M4はメカボックスを開けずに、バッファーチューブを取り外せばスプリングガイドが交換可能です。
純正よりあと少しパワーを上げたいので、ベアリング座金付きのスプリングガイドに交換し、若干ばねの圧縮を強くします。

スプリングガイド交換で3m/s程度初速UPします。
それでも初速に不満がある場合(90m/s未満)は、慣らし運転程度に数ゲームこのまま使い、
次の点検整備ついでにピストンヘッド+スプリング交換します。


・バッテリー接続端子変更
純正の専用ニッケル水素バッテリー仕様のままだと、

ニッケル水素バッテリーに使える充電器等が必要
バッテリーの維持管理が面倒(メモリー効果、過放電等)
冬季に弱い
高価(しかも次世代専用)
LIPOに比べてセミのキレが悪い
LIPOに比べて重い
銃に装着できるストックが純正に限定される(しかも高い)

まさに不都合のデパート状態ですので、LIPO化は必須です。
LIPOは知識を持って適切な取り扱いで安全管理さえしっかりすれば、高性能/低価格という素晴らしいバッテリーですよね。
ここ10年では一番の電動ガン業界の革新だと思っています。

作業としては、まずバッファーチューブ後端にある、ストックとの接触端子をはんだこてで外します。


外した先端に熱収縮チューブを通した後、ミニコネクタ配線をハンダ付けし、接続部に収縮チューブを被せ熱をかけて収縮させれば終了です。



リコイルウエイトが無いのでバッファーチューブ内にバッテリーを納めることができ、ストック選択の幅が広がります。
私は作動性を重視し、チューブに入りきりませんが「ET1 ETR214 7.4v 1400mAh」を装着しています。


ストックの後端に穴が空いているタイプが使えない(外観露出するので)のと、最短ポジションには出来ないことを除けば不都合なしです。

チューブに穴あけ等をすればもっとスマートに収納できるのでしょうが、この方法が極力手間とリスクをかけず最大限効果を得られる手法だと考えています。
万一断線しても、何も分解せず5分もあればすぐ直せますしね。

ちなみにヒューズは載せていません。
もう15年くらい電動ガンをいじくっていますが、一度もトラブルに遭っていないためです。
次世代もヒューズキャンセル状態で何万発撃ったかわかりませんが、スイッチやモーターが焼けたり、バッテリーが破損する等の電装系トラブルは皆無です。

ちなみに私は米陸軍特殊部隊のM4をモチーフにしており、旧型M4ストック+デルタパッド付を愛用しています。
(マルイ純正M4ストック+実物デルタパッドです)


旧型ストックは小型軽量で嵩張らないためプレキャリとの相性が良く、デルタパッドにより肩付け性がUPしサバゲでもかなり実用的です。
エアガンは反動がないので、クレーンストックのようなしっかり肩付け頬付けできるものよりも、軽量コンパクト傾向のストックの方が理にかなっていると思っています。
しかも息の長いアイテムのため、幅広い年代再現をカバーできます。

実際にもこの組み合わせで使用されている例は多いですよね。




・モーターをマルイ製EG-30000へ換装
マルイ純正のハイスピードモーターですね。
よく「ノーマルでEG-30000を組むとクラッシュする」と聞きますが、私は駆動系はノーマル(スプリングガイド、スプリング、ピストンヘッド等吸排気系は交換)+EG-30000で数万発は撃っていますが一度も不具合発生していません。

だから絶対大丈夫という訳ではありませんが、クラッシュを経験するまではこのセッティングで走り続けようと思います。
リコイルレスでEG-30000に換装しET1のLIPO 7.4V で18rd/s程度となり、かんたんに快適な発射レート、セミのキレが手に入ります。
ちなみにリコイル有りの方はAIP製 「HT-40000Lハイトルクモーター」に換装しており、EG-1000より発射レート微増+セミのキレUPを図っています。

・グリップ固定用ねじ穴を2箇所増設
前回弱点として挙げた点の補強加工です。
デフォルトではM3ねじ×2箇所ですが、幸い次世代M4のメカボックスには予めもう2箇所に下穴が空いています。


下穴径がM3用なので若干強引ですが、M4タップでねじ切るのみの簡単加工で強度アップ可能です。
これでグリップ固定がM3×2+M4×2となり、倍以上の強度となります。
着けるグリップによっては2箇所穴が空いていないので、こちらもドリル等で穴あけが必要ですが、大した手間ではないですよね。
M3の方は分解組み立てでバカになった時点でM4タップをねじ込み再生させます。

ただ、下穴まで空けているなら、純正で4箇所ねじ止めにすればいいのにと思うのは私だけではないと思います。
(きっとコストや歩留まり等、生産の都合があるのだと思いますが。)
ひょっとしたらそのうち改善されるかもしれませんね。


以上で内部部品のカスタムは終了です。
次回、外装編を書きます。
お読みいただきありがとうございました。  


2017年05月25日 Posted by 4039  at 23:43Comments(0)次世代M4