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 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフヘッドセット TELEX STINGER



前回のIC-F3Sに引き続き、初期アフガン装備で使えるヘッドセットを調達しましたので記事にしておきます。
前回の記事で紹介した「Soldier Intercom」システムのパッケージにあるヘッドセットです。


TELEX社製で「STINGER 700 MILITARY HEADSET」というのが正式名称?のようです。
コードが三又に分かれていてかなりごちゃついているイメージです。

特徴としては、
ICOMの規格に合った2ピンのコネクタ


キャップ付きのPTT


PTTにはクリップが付いていて、どこでも引っ掛けられるようになっています。

ヘッドセット部は私が確認した限り2種類あります。
まずは今回私が入手した耳掛けタイプ。


もうひとつメジャーなところで、ヘルメット装着タイプ。


スピーカーとマイクが別れており、スピーカーはヘルメットの縁に取り付け、マイクはチンストラップに付けて使います。


さらにこのタイプはスピーカー部がコネクタ接続になっているようで、好きなヘッドセットに換装できそうです。


初期アフガン時に展開していた米軍特殊部隊でヘルメットを被っている資料は皆無なので、私は「耳掛けタイプ」を探しました。
入手したのはジャンクもジャンク、2セット+α分の部品がバラバラの状態で売り出されていたものです。


放出品らしく、放出前に破壊処分されたのか、もしくは内部でくすねて来たものが横流しされてきたか、といったところでしょうか。
まあ私は飾りで良いので、線さえくっ付けば無問題です。
状態の良い部品を1セット分集めます。


配線同士を繋げる方法を探したところ、「圧着端子」で繋げるのが最もシンプルで確実なようでした。


早速近所のホームセンターで調達しました。
最近通販ばかり利用していましたが、やはり実店舗は通販では味わえない興奮がありますね。
余計なモノをいくつか一緒に買ってしまいました(笑)
ツタヤ実店舗と動画配信サービスの関係も似たようなものを感じます。
各リードカンパニーには、実店舗にある「偶然の出会い」を起こせるようなネットサービスを一日も早く発明して欲しいですね。

これでヘッドセットを形にできるはずです。
使用するものは圧着端子の他に、熱収縮チューブと電工ペンチ、ライターです。

まず電工ペンチで配線の皮膜を剥きます。



次に圧着端子を剥きだしになった配線に通し、電工ペンチで「かしめ」ます。



予め熱収縮を通したもう片方の配線を圧着端子のもう片方に通し、こちらも「かしめ」ます。


最後に熱収縮チューブを端子部に通し、ライターで炙れば完成です。
これをバラバラになった3箇所施工し、無事本来の形を取り戻すことができました。


マイクのスポンジは、得意の100均で適当なものを探そうと思います。

これでポーチ、無線に引き続きヘッドセットが調達でき、「Soldier Intercom」が一通り揃い満足です。


PTTの線がグネグネになってしまっていますが、余剰パーツでもう1セットできました。


2つあっても邪魔なだけですので、どこかに嫁がせようか検討中です。
もしこんなニッチなヘッドセット(しかも完全ジャンク)が欲しい方がいらっしゃったら、ご一報ください(笑)

次に、せっかく手に入れたので実使用例を探してみました。
まず初期アフODA使用例で思い浮かぶのがこの写真です。


ODA995の任務出撃前の写真だそうです。
特徴的なPTTのおかげで、一発でこのヘッドセットが使われていることが分かりますね。
ただマイクの線が私の物よりも細い気がします。。
製造ロットによって仕様変更があったのか?それとも先述したようにヘルメットタイプのスピーカーマイク部を違う物に換装して使っているのかもしれません。
いずれにせよ「まんま同じ」では無さそうで残念です。

その他の使用例をマイPCのミリフォトフォルダをひっくり返して見ましたが、ODAの使用例が確認できたのは下写真くらいでした。


ヘルメット仕様、しかもODAではありますがアフガンではないようです。

この際DELTAでもCCTでもSEALSでも初期アフならいいと思い調べましたが、それすらも使用例が確認できず仕舞いです。
IC-F3S自体の運用例はそれなりにありました。




以前の記事でも取り上げた19th SFGのRANDY少佐ですね。この写真でもポーチにIC-F3Sが納まりきれて無いようで、バックルが留まっていません。
前回の記事で書きましたが、私の個体も入らなくて、もしかしたら他にサイズ違いがあるのか?と不安になっていましたが、この写真で安心しました。


この写真も上と同じ記事で取り上げましたが、同じく19th SFGのLayne Morris軍曹ですね。
56式の手榴弾ポーチに入っている無線は、よく見るとIC-F3Sだと思われます。
実物を入手して、サイズ感や詳細形状を知ったからこそ発見できました。
パラコードでフラップと固定している工夫がグッドですね。絶対真似したいポイントですね。

IC-F3S自体は結構使われていた模様ですが、ヘッドセットで運用していたケースはあまり無いのかもしれません。
折角入手したのに使用例があまりなく残念ではありますが、同時期に存在し支給等はされていたはずなので、初期アフ装備レパートリーの1つとして大切にしようと思います。
レプリカも無く、PRC148周りの各種ヘッドセットを持ってる方よりは数が少ないでしょうし、イベント等でも中々被らなさそうなところが救いですね。

また、IC-F3Sのアンテナは、とりあえず熱収縮チューブで割れた部分を覆い補修としました。


最後に番組を真似て、白いマーカーで落書きをしました。



一番好きなモビルスーツです。

小学生の頃MGの「量産型ゲルググ」が発売になった時、一番興奮したのが箱絵の右隅に「旧ザク」が描かれていた事です(笑)


「かっこいいCGの旧ザクが見れた!」と、トイザらスのプラモ売り場で鼻息を荒くしたのを今でも鮮明に覚えています(笑)
一年戦争も終盤のア・バオア・クー防衛戦に引っ張り出され、新鋭機と共に戦う古参機。そして後ろにそびえるグワジン級。
劇中でも同じ構図のシーンがありますが(確かギレンの演説中のワンカット。劇場版のみ?)、非常に妄想が捗りますね!


ガンプラの箱絵(特に昔のMSV)を見ると、子どもの頃から全く変わらず今でも心踊ります。
余談の余談ですが、量産型ゲルググは1/100旧キットにもグワジン級が「背後霊」として描かれています。


この「背後霊」シリーズは個人的に非常にツボです。
特にジオン水泳部の仲睦まじい感じがたまりません(笑)



その後、旧ザクがMGでモデル化された時は狂喜乱舞しました。
個人的にMGの中で最高傑作だと思っている「ザクⅡVer2.0」流用の「旧ザクver2.0」が出る日を私は今でも諦めず夢に見続けています。(本当に何度か夢に出てきました(笑))
ガンプラの思い出話を続けると、この記事があと20倍以上の長さになっても終わらないので、小出しにしていこうと思います。

最後は間口のせまーいガンダム話に壮絶に脱線しましたが(笑)、ひとまず最近私の中で盛り上がった無線周りの一連の記事はこれでひと段落です。
あとは実戦投入あるのみです!

お読みいただきありがとうございました。  


2018年03月28日 Posted by 4039  at 00:08Comments(4)装備初期アフガン自作,DIY無線機