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 Posted by ミリタリーブログ  at 

初期アフボディアーマー OTV



来週の「ゆるげ2」は初期アフ以外で行くといっているのに、まだまだ懲りずに初期アフ記事です。
初期アフは今週まで!来週は心を入れ替えてユルゲ準備します。
今回はいつも一緒のヒゲ友Bucket Head氏は参戦できないので、私一人で参加です。
前回に比べて規模がどの程度なのかすら謎ですが、当日参加される皆様よろしくお願いいたします。

それでは本題に入ります。
かねてから欲しいと思っていたOTV(レプリカ)を入手しましたので、そのことについて書いていきます。


このベストですが、「OTV」とか「IBA」とか「インターセプターボディーアーマー」とか呼ばれていて何なんだと思っていましたので、この機会にwiki先生に教えていただきました。
OTV(Outer Tactical Vest)+SAPI(Small Arms Protective Insert)=IBA(Intercepter Body Armor)ということらしいです。
OTVはソフトアーマーが内蔵されている「ガワ」で、SAPIはOTVに挿入するセラミックスの防弾プレートです。
なので私が今回買ったのは「OTVのレプリカ」と表現するのが一番正しいようです。
wikipediaによれば、IBAは1998年後半から量産が開始され、2000年代初頭には海兵隊と陸軍で使用が始まったようです。
改良は2000年中盤と2010年代に入ってからの2度行われたようです(英語力不足なので読み違えているかもしれません。)
2度改良されているということは、大枠としては初期型、中期型、後期型の3仕様の認識でよさそうですね。
参考にしたwikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Interceptor_Body_Armor

IBAですが、米軍、米以外の軍隊、民間にも現在まで使用されていますので、かなりポピュラーなアーマーという認識です。
勉強不足で仕様詳細は分かりませんが、私は初期アフ用に調達しましたので所謂「初期型」といわれるタイプが適合するはずです。
今回OTV調達にあたっては仕様を正確に把握するというよりは、「ミリフォトと大体同じディテール」程度で調達しました(レプリカですし)。

参考にしたミリフォトの一部です。





正確な情報は分かりませんが、どれも2002年頃だと思われます。
このように初期アフODAでも結構使用されています。
BALCSが不動の鉄板とすると、OTVは「2番手」といった印象です。
サバゲ界においては、BALCSはトイソルレプが安定供給されると一気に着用者が増えるかもしれませんので、OTVは変化球としてオススメだと思います。
横PALSで使いやすいですし、OTVに似合うMOLLE、MOLLEⅡポーチは現在も絶賛激安安定供給中なので揃え易いですね。
あまり重い装備をPALSに付けると、屈んだときに自動的に前が開いてしまうという不具合があるらしいですが、ダミーアーマー&サバゲ装備程度では大丈夫だと思います。
まあ開いちゃっても飛んでくるのはBB弾だけですしね(笑)

初期型ウッドランドは何故かここ半年程度で一気に高騰し、BALCS並の入手難易度になりつつあります。
昨年の夏ごろまでは1万円ちょっとで初期型ウッドランドMサイズが売っていたと思っていたのですが...。
今は背中に白いペンキでデカデカ「TRAINIG ONLY」とペイントされたものですら20000円オーバーで取引されています。

そんな中、最近某オークションで一点のレプリカが出品され、対して競うことなく激安価格で落札できました。


実物ポーチが6個も付いて、送料込みで5000円以下でした。
天からの恵みと言っても過言ではありません。

付属ポーチはM4用が4つ


MOLLEⅡですね。
持ってなかったので地味に嬉しいです。

グレネードポーチが2つ


これはRACKのものでしょうか?詳細は分かりませんがSDS製なのは間違いなさそうです。
普通はポーチだけでも揃えたら5000円はすると思います。
出品者様、ご厚意でわざわざ梱包をし直してまで送料を安くしていただいて本当にありがとうございました!
私も出品する身ですので、一度梱包した商品をやり直す手間はよく分かります。感動いたしました。


それでは、そんな感動的な経緯で手に入れたレプリカOTV詳細を見ていきましょう。
裏側を見ると「MADE IN HONGKONG」というタグが目に飛び込んできます。


SAPIポケットを覗くとメーカータグがありました。


GUADERの装備品レプリカってなんか懐かしいですね。
最近でも装備品レプリカは造っているんでしょうか?

ナイロン、PALSテープの質感、縫製等の完成度は高く、ぱっと見で実物と遜色ないように思われます。
丁度2月のピースメーカーゲームMUNAGEさんに実物OTVを見せて着させてもらっていたおかげで、出来の良さを比較して実感できました。
サイズもその時着させていただいたMサイズと同じ感覚ですので、おそらくM寸法で複製されているのだと思います。

この時代の放出品特有の臭い(MUNAGEさん曰く「ウ〇コ臭」)も無く快適です。
あの臭いが無いのもなんとなく寂しいですが(笑)

背中のPALSは真ん中が繋がっていますが、実物でここが繋がっている個体は見たことがないです。


初期アフのミリフォトでも繋がっていませんね。


このような仕様も存在したのか?香港人が余計な気を利かせたのか?は分かりませんが、どちらにしても手術決定です。
今度時間がある時に施術しようと思います。
素朴な疑問ですが、実物はなんでここが繋がってないのでしょうね?きっと何か意味があるんだと思います。

ソフトアーマーもダミーがしっかり入っていました。


しかもちゃんとベルクロでベスト内側と留められるようになっていたり、ちゃんと造り込まれており好感が持てます。
実物の重いアーマー(OTVで4kg!)はサバゲでは無用の長物ですので、ここは逆にありがたいところです。

本体の完成度、価格、ポーチおまけと、総じて非常に大満足なお買い物でした。
ただ、残念な事に(普通はありがたいこと!笑)、キレイ過ぎますのでどこかの週末にでもザザッと汚してやろうと思います。
気兼ねなく加工できるのが安いレプリカの良いところですよね。

これでより一層初期アフ装備の幅が拡がり嬉しい限りです。
合わせてOTV(IBA)がどのようにグリーンベレーに支給されて、どういう隊員が着ているのか?も少しずつ研究していこうと思います。

このレプリカと56式弾帯、色落ちした中古の非カスタムDCU、2001年以前(風)の靴、やっすいキャップ、レイル無しM4で立派な初期アフODAの完成ですね!


M4を除けば2万円もあれば揃います。

装備レベルが一気に10は上がる装備界最強アイテム「無線機」も、ダミーPRC148+実物H250ハンドセットでプラス5,6000円で済みます。


OTVレプは今回の金額が破格ですので除外するとしても、それ以外のアイテムは簡単に安価に手に入ります。
「軍装に興味あるけど、あまりお金はかけたくない」という方の「入り」として初期アフガンはうってつけではないでしょうか。
しかも「皆知ってはいるけど詳しい人は少ない」という絶妙にマイナーなジャンルなので、たとえ知識浅くてもバレません!(笑)

人気のDEVGRUやDELTAはそれなりの形にするまでかなりの軍資金が必要ですし、流行りのMARSOCも人気だけに安価なレプが豊富ですが、一式揃えるとなるとやはりそれなりにかかります。
何より銃にお金が掛かりますよね。
次世代M4やVFC製をフルアクセサリーのMk18にしたり、Hk416をSEALやDELTA仕様にする金額で、初期アフODAは余裕で銃含め全身揃います(笑)
初期アフODAのM4はキャリハン付き、アクセサリーはナイツフォアグリップ程度の「素4」でまずOKです。

(この記事書いてて気づきましたが、ベルトにストロボポーチを付けていますね!)

明らかに新しいデザインの靴や最新G-SHOCK等、「オーパーツ」問題にだけ気をつけてさえいれば、非常に入り易く進め易いジャンルだと思います。

最新のバリバリ戦闘任務に就いている特殊部隊の洗練された装備は、老若男女問わず誰もが一目見て「かっこいい!」と憧れる魅力があり、ほっておいてもどんどん人口は増えると思いますので、
私は日陰から初期アフガンODA装備の「野暮ったさ」を一人でも多く魅力に感じてくれる方が増えるよう、今後も初期アフ布教活動に邁進したいと思います(笑)

と言うわけで、まずは来月「ホース・ソルジャー」を観て上がったヴァイブスでご自身の小宇宙(コスモ)にビッグバンを起こし(引用:ぽん太師匠)、初期アフ始めましょう!!



お読みいただきありがとうございました。  


2018年04月21日 Posted by 4039  at 22:59Comments(8)装備初期アフガンODAミリフォト