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 Posted by ミリタリーブログ  at 

GEAR FREAKS GAME



先週末に千葉のオペレーションフリーダムで開催されたGEAR FREAKS GAME(以下ギアフリ)に参加してきました。


オペレーションフリーダムは立地よし、駐車場からセーフティアクセスよし、フィールドはゲームによし撮影によし、トイレが抜群に綺麗、帰りにアウトレットまで寄れるという、褒めたらキリがないフィールドです。


ギアフリのコンセプトは「装備が好きならだれでもOK」という非常に間口の広いものでした。
「装備イベント」というよりは「装備好きに最適化した貸切ゲーム会」といった方がしっくりくるかもしれません。
変に肩に力を入れず参加でき、ゲームも撮影も団欒も余計な知識や心構えなしで楽しめる、とてもアットホームな会だったと思います。

ゲームは1日通して全7ゲーム(各10分)、昼休みは定例会同様1時間程度で間延び無し、15時には閉会してあとは自由!というスケジュールでした。
個人的にはこれが絶妙で最高なバランスでした。
下記素晴らしいと思った点を挙げます。

ゲーム数
定例会は通常15ゲーム程度ありますが、合間が短く友人知人とセーフティでろくに会話もできず、弾込めに追われて慌しく過ぎてしまいます。
また、ハイペースだと疲労や飽きがくるのも早く、結局「次のゲームは飛ばすか」となってしまいます。
欠席者が多くなるとチームの共闘感、連携感は薄れますし、自分でもなんか「サボってる」感もしてなんとなく後ろめたくなります。
その点今回のギアフリはインターバルが長く、前ゲームの感想等を和気藹々と語りながらゆっくり次のゲームに備えられます。
私の座ったテーブルはMUNAGEさんとBucket Head氏の両名がコーヒーセットを持ち込んでおり、優雅に薫り高く温かいコーヒーを啜りながら団欒しつつ、次ゲームの準備をしていました。



かといってインターバルは間延びするほどは長過ぎず(15分程度)、このあたり非常に良い塩梅だと思いました。


ゲーム内容
全戦セミオート復活無しでした。
フィールド内にフラッグが点在しており(1箇所に赤黄1本ずつ)、自軍色のフラッグを回収するのが目的、という非常にシンプルなルールです。



フラッグを確保しても自陣に持ち帰る等の必要は無く、ヒットするか終了時に入り口で係の方(ノリスさん)にフラッグを渡し、自分の番号に点数を登録してもらうだけでした。
(受付時に渡されるギグバンドに番号が振られており、これで個人成績を管理していました。)

また、各チームには部隊長という名の無線サポーターがおり、見物台から適宜無線で戦況を報告してくれました。

私は赤チームでしたが、非常に聞きやすく的確な無線指示が飛んできて、現場に居合わせた仲間と一緒に「じゃあこうしよう」と打ち合わせができ、サバゲの醍醐味である連携が非常に取りやすく楽しかったです。
黄色チームはさらに本格的な無線演出があったそうで、是非今後も続くのであればギアフリの名物ルールになって欲しいと思いました。

さらに、数分に一度「航空支援」や「シールド投入」「ジャミング」等のランダム支援要素もありました。
シールドを構える仲間と共に進軍するMUNAGE師匠です。


教科書のような写真ですね!
まさにこういう画を狙ったルールだったのではないでしょうか。

航空支援はギアフェスでおなじみ、見物台からの支援射撃です。
ただこのフィールドは見物台からの死角や射程外のエリアが多く、効果は出にくかったのではないかと思います。
「航空支援まで...」のカウントが入った瞬間に、蜘蛛の子を散らすように全員壁際から走り去っていったようです(ぽん太談)。
この点についてはギアフェス東北にあったような「ヘルファイア形式」の航空支援の方が良かったかもしれませんね。


「何番フラッグに投下」の指示で、そのフラッグ周辺の人は敵味方関係なくヒットにすると面白かったかもしれません。

通常のフラッグ戦だと最終目標までの道のりが遠すぎる為、モチベーションが上がらず散漫に撃ち合いをしてしまいがちです。
今回のように目標が手近かつ複数あることで、終始士気が落ちることなくプレーできた方が多かったのではないかと思います。
ただ終日赤チームが優勢でしたので、何かしらバランスを取れるような仕組みがあるとより良くなるかもしれませんね(劣勢チームフルオートOK、優勢チーム無線限定、弾数制限等)。

以上のように、連携感が自然と産まれる工夫を凝らしたルールは非常に好感が持てました。


昼休み
最初スケジュールを見た時は「え、これじゃ撮影してる時間ないじゃん」と少し不安になりましたが、結果的には全ゲーム消化後にいくらでも時間はありました。
装備イベントとなると昼休みに昼食&撮影で2時間近く取られるのが普通です。
しかしそこまで撮影時間を要しない方や、長時間気兼ねなく会話する人がいないお一人様参加の方にとっては「間延び」に感じられるかもしれません。
さらに体も休憩を通り越してOFFモードになってしまい、撮影の疲れも相まって午後のゲームに向けてやる気を戻すのにいつも苦労します。

その点、今回は通常の定例会と同じ位の尺でしたので、お弁当を食べて少しゆっくりして、他の席の方に挨拶に行っているとちょうど午後のゲームが始まるといった感じで、間延び感ゼロでした。


終了時間
昼休みが短くゲーム数も少ないので、終わる時間も当然早くなります。
15時過ぎには閉会式が行われ、まだまだ日があって暖かい内に一度締まります。



イベントでありがちな「終盤のバタバタ感」も全くなく、運営の皆様の余裕を持ったスケジュール設定とゲーム回しの賜物だと思いました。
一度締めた後は、遠方の方や満足した方はそこで帰宅できますし、撮影したりない人やしゃべり足りない人は2時間以上自由時間があり、心行くまでギアフリを楽しめるようになっていました。

総じて、全てが「いい塩梅」でかつ細かい所まで配慮が行き渡り、全ての参加者の方がちゃんと楽しめる素敵なゲーム会だったと思います。
これは各種装備イベントはもちろん、装備を着てサバゲを数多くこなしているぽん太さん主催だったからこそ成し得た業でしょう。
月並みな表現で恐縮ですが、まさに「装備好きの、装備好きによる、装備好きの為のゲーム会」でした。

いったん15時に締めが入りましたが、そこで満足する訳は無く、セーフティやフィールドをあちこち駆けずり回り、色々な方と交流させていただきました。

まずは東北の心のアニキTJ1さんです。


この日はCrye ACに身を包んだ新し目のODA装備でした。
「言ってくれれば初期アフで合わせたのに」とおっしゃっていましたので、非常に惜しい事をしました。
次こそは是非初期アフ合わせよろしくお願いします!

続いては「ドンキーはいつもカミース」のドンキーさん、御赤口さんにお声がけいただきました。



ドンキーさんはSNS等でも度々お見かけしていますが、本当にいつもカミースでもはやアイコンになっていますよね。
「この人と言えば」まで人に思わせるのは素晴らしいことだと思います。
カミースはいつか通りたいと思っていて出来ていないので、今度色々お話聞かせてください。

御赤口さんはGRS装備でした(よね?間違えてたらすみません)。
私も映画「13時間」を見てニワカGRS装備をやった事があるので、本格的なところは非常に興味があります。
「とりあえずデザタイ」しか知らないニワカGRS好きに今度色々教えてください(笑)

お二人とも初期アフ情報収集で本ブログを読んでいただいたことがあるらしく、非常に嬉しく思います。
これからもよろしくお願いします。

続いては「好きなものを好きなだけ」のすぅさんです。


かなりの頻度で当ブログに足跡を残していただくのですが、ご本人のブログを拝見するとMARSOC装備の方なので「なんでこんなニッチ初期アフブログに足を運んでくれてるんだ??」といつも疑問に思っていました。
今回直接お会いすることができ、本当によく読んでくださっている事を知って光栄に思いました。
考察は基本的に私の妄想が配合されているので注意してくださいね(笑)
(G-SHOCK周りはそれなりに信憑性高いので安心してください)
これからもよろしくお願いします。

他にもギアレボでご一緒させていただいた方々や東北のブライアンさん(ご丁寧にご挨拶ありがとうございました!)、MMR-ZZの皆様とも楽しくおしゃべりができ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

次に、我らが「チーム若年寄」の面々についても語ろうと思います。


まずは若年寄筆頭のMUNAGE先生です。


スピアーフリースにBHIのオメガベスト(鳥タグ)、サファリ3004、そして得物はM16A2という激シブ初期アフODA装備でした。
コンセプトは「老眼でスコープが無くても遠くが見える初老の隊員」とのことでした。
びっくりするくらい変態度の高い設定です(笑)
まあまじめな話、初期アフ時の19thや20thの予備役グリーンベレーは白髪まじりの隊員も普通にいますので、実はしっかり説得力があります。


M16A2と思しきフルサイズのARを携えている隊員も散見されます。


敢えてA2を持つ理由としては、「共通の弾薬でM4より遠距離に対応している」や「使い慣れている」といった感じでしょうか。
MUNAGE A2は漢のアイアンサイト、無論レイルなんて近代装置は無く、M25マウントとPEQ2直付けマウントで拡張を施していました。


中学生時代に買ったマルイ純正メカボにG&Pのガワを組んだそうです。
ゲーム中は結構一緒に居ましたが、セミのキレははっきりギアの巻上げ音が聞き取れるレベルでした(笑)
しかし、そんな骨董品歴戦のA2でバッタバッタとヒットを量産していました。

MUNAGEさんは日ごろはゲーム開始直前まで下ネタ社会の潤滑油トークを振りまいていますが、今回珍しくまじめにゲームをしている所をご一緒しました。
そしてその能力の高さに感服しました。
有利な位置を見極める判断力、そこに素早く辿り着く機動力、そして何より射撃センスが抜群だと感じました。
ユルゲ3の時に相対した際、マルゼンのガスブロMP5Kで仕留められた時に「只者では無い」と思っていましたが、今回共闘して確信しました。
ビビッて銃眼からちまちま索敵している私を尻目に、バリケードから勇敢に身を乗り出しばんばんヒットを量産していました。
これを旧装備とノーマル電動ガンで軽々とやってのけるところがカッコイイですね!


次のメンバーです。今回は新顔が見参です。
MMR-ZZの若手マーキー君が初期アフODAデビューし、チーム若年寄に片足を突っ込んでいただきました。


しっかりばっちくした(褒め言葉)V1ベスト&A3パックが眩しいです。
タイムオーバーで無調整の中華M24を片手に、一緒に参戦した彼女をエスコートしながら懸命に闘っていました。
惚れそうになりました。
初めてとは思えない初期アフ完成度でしたので、今後の発展も非常に楽しみです。


そして「チーム若年寄」の威信に掛け、盟友Bucket Head氏も奮闘していました。


ツボを突いたミリフォトも再現しつつゲームで動きやすく、凡庸にならないスタイルをしてくるあたり流石としか言いようがありません。



率先して前線を切り拓いていく姿は非常に頼もしかったです。
奮闘の甲斐あって5位入賞と相成りました。


私含めた初期アフ野郎共の装備詳細は別途記事にしようと思います。


私もチーム若年寄の端くれとして、ゲーム性を考慮しつつも装備系ゲームに恥じないようなスタイルで臨みました。


「でかいポーチに金○ガードまで付けて何がゲーム性だ」と笑われるかもしれませんが、意外や意外、キン○マガード前面にダンプポーチとして着けたUM21サイドポケットが超使いやすかったです。
このダンプポーチと大量のマガジン携行数のおかげで最前線でも気兼ねなくタクティカルリロードができ、残弾管理が非常に楽でした。
最後のゲームは得点倍だったので、完全お飾りの腰回りの装備をパージした事もあり4ポイントゲットでき、なんとMVPになることができました。

MVPの賞品はなんと「実物木彫りの熊」でした。
ちょっとシュールが過ぎやしませんか(笑)



実物装備ということで隅々までチェックしましたが、タグやメーカー刻印、製造年やNSN表記等は見当たりませんでした。
私の浅はかな知識ではこれが初期アフ的にオーパーツなのかは分かりませんが、鮭の腹の虹色具合等を見る限り、安物のレプリカではなさそうという事は推察できます。
何より信頼のぽん太師匠が「これ実物だから」と保証してくれているので安心ですね!
というか木彫りの熊に実とかレプとかいう概念があるんでしょうか(笑)
wikipediaで調べる限り生産数は年々減っているようなので、いずれプレミアが付いた頃にヤフオクのミリタリー枠で出品して一儲けしてやろうと思います(笑)
木製なので加水分解等は心配ないので、カビないようにだけ注意ですね。
あと嫁さんに捨てられないようにも注意ですね(笑)
参考URL:「木彫りの熊

後日改めて報告しますが、私4月から仕事で3年間ほど中国に赴任します。
その事を閉会式でぽん太さんから発表していただき、ぽん太さんを担いだ勢いで私まで胴上げしていただきました(笑)



これが出国前最後のゲームになりますので、最高の形で一旦幕引きが出来たと思っています。


最後に書かせていただくのは、もちろん主催のぽん太さんです。


ギアフェスでたまたま同じ席になった事がきっかけで、こんなに素晴らしい出会いとなった事は私の人生の宝と言っても言い過ぎではありません。
そしてこの出会いのきっかけになったミリブロと、ギアフェスというイベントを開催していただいたmorizoさんには感謝してもしきれません。


そしてぽん太さんの想いに賛同して運営をしていただいた皆様、本当にお疲れ様でした&楽しい思い出をありがとうございました!

かなり長くなってしまいましたが、全然書き足りないのでまだまだ続きそうです(笑)
ひとまずお読みいただきありがとうございました。  


2019年02月20日 Posted by 4039  at 02:43Comments(7)サバイバルゲーム

初期アフ無線IC-F3S風 特小無線機運用



来年2月にとても楽しそうな貸切ゲームにお誘いいただきましたので、今からぼちぼち準備を始めようと思います。
ご本人も既に宣伝しているようですので、ここでも載せておきます。


「GEAR FREAKS GAME」、略して「ギアフリ」ですかね。
かっこいいポスターですね!ちゃっかりした人の仕事でしょうか?

今年50回以上(内2回は東北遠征)はサバゲをしていると思われる、正真正銘のサバゲジャンキーであるぽん太先生主催のゲーム会です。
「装備好きならではの、ちょっと凝ったゲーム会」がコンセプトのようです。

ご本人曰く「ギアフェスリスペクトのゲーム会にしたい」とのことでした。
ギアフェス(ギアログ)というと、ここ一年は系譜イベント「ユルゲ」の連続開催により「装備好き同士の交流メイン(=ダベり)イベント」というイメージがあるかもしれませんが、ギアフェス(ギアログ)は毎回ゲームシステムが非常に凝っていて、ゲームそのものもすごく楽しいです。
そのギアフェスのDNAをリスペクトし、ぽん太さんアレンジの「装備好きがゲーム重視でサバゲ&交流を楽しむ会」ときたら、春を待たずして、新年号を待たずしてヴァイブス大炸裂は免れませんね!
現在、絶賛プロジェクト計画中のようですので、もし気になる方がいらっしゃったらぽん太さんのブログ「ANNUAL LEAVE」やツイッターを随時チェックしてみてください。

宣伝はこのくらいにして、そろそろ本題に入ります。
ギアフリでは無線装備推奨らしいので、この機会に永らく放置していた初期アフ装備での特小無線の運用を考えました。
順番が前後しましたが、当然私は初期アフODA装備で参加予定です(笑)

私の手持ちのPRC-148はトライス様で特小&実コネクタ加工をしていただいているのですが、初期アフに合う特小加工済みのヘッドセットがありません。


上記写真のように実物RACALアーバンは持っているので、ショップに特小加工に出せば多分間に合うのですが、DIYでローコストで手軽なアイデアを思いついたので先にそちらを実践してみました。

初期アフODAはPRC-148の他に、分隊内通信用にソルジャーインターコムというシステムを運用しており、そのシステムの無線機がIC-F3Sでした。



キットにはIC-F3S専用ポーチも付属していたようです。
私も同型を持っていますが、メーカーや製造年は不明で果たしてキットの物なのかは分かりません。


まあぱっと見同じなのでよしとしています。
ちなみにコレにそっくりな見た目でIC-F33/44用の少し小ぶりなポーチもあるので要注意です。


このポーチだとIC-F3Sを入れるとバックルが閉まりません。


私は知らずにこっちを先に手に入れ、F3Sが入らなくて「専用ポーチなのに何故入らない!?」と、ハズキルーペのCMの渡辺謙ばりに絶叫しましたが、東北の心のアニキTJ1さんに教えていただき、無事F3Sサイズを手に入れ事なきを得ました。

F3Sは裸でBALCSに引っ掛けていたりする運用も多く目にしますが、ちゃんとこのポーチに入れて運用している例も見かけます。



ポーチに入れてしまえば、アンテナだけしか見えませんね。
なのでアンテナだけF3Sのものを出し、ポーチの中身は特小無線機を入れれば外観はF3S同様にできます。
アイデアは固まったので、後は工作あるのみです。
早速ダンボールとガムテープで切った貼ったし、予備のアンテナを使ってこんなモノを作ってみました。


私の持っている特小無線機はこれまた旧型のIC4008Wです。


詳しくは知りませんが、米海兵隊で同型(4008M)を運用していたようですね。


海兵隊装備だったら、「20ch」の印刷を消せばサバゲ用無線機そのままで実物装備となるわけですね。
うらやましい限りです。

4008WはF3Sに対してかなり小型なので、先ほどの「詰め物」と一緒にポーチに入れることでF3Sポーチイン時の外観に似せることができました。


ちなみに本物をポーチに収納した時はこのようになります。


ほぼ同じ外観にできました。
これでポーチの蓋を閉めている限りは、F3Sが入っているように見えますね。

次にヘッドセットです。
ヘッドセットはソルジャーインターコムキットにTELEXのスティンガーが入っていたようです。
三叉配線で特徴的な形状のヘッドセットです。


私も実物を持っていますが、断線していたものをとりあえず形だけ結線しただけのものなので、当然不動品です。



実用復旧化は不可能と判断しています。

そこで、得意の妄想発動です。
彼らグリーンベレー隊員はヒゲもロクに剃らずに、国から支給された品を勝手に切ったり縫ったり塗ったりしちゃう不良なわけですから、キット同梱のヘッドセットを使わないのもお茶の子さいさいでしょう(笑)
まあまじめな話、スティンガーはクセのある使い心地でしかも結構嵩張るので、毛嫌いした隊員はいただろうと思いました。
実際にODA隊員が着用しているミリフォトはほぼ見たことないレベルですしね。

そしてF3Sのコネクタは日本で出回っているICOM特小無線機と同じで、一般にも広く普及しているもののはずです。


したがって、「スティンガーがどうにも使いづらく、自前でICOM用のヘッドセットを調達した」という設定とすれば、市販のICOM用ヘッドセットで代用しても不自然ではないと考えました。
国内大手の通販サイト等で「っぽい」ヘッドセットを探してみようと思います。
最悪の場合、無線は原則聞けるだけでもギアフリでは用は足せそうなので、実用重視でなるべく目立たなくて聞きやすいイヤホンで行くのもありかなと思っています。

年末のバタバタソワソワからの正月ボケで、2月なんてあっという間に来てしまいますので、今の内から少しずつ装備構想を練っていこうと思います。
こうして目指す目標(イベントごと)があり、それに向けて装備を考えている時がなんか一番ワクワクしますよね(笑)

お読みいただきありがとうございました。  


2018年12月27日 Posted by 4039  at 00:51Comments(0)装備初期アフガン小技紹介自作,DIY無線機

マルヤマブートキャンプ



先日、突発的に開催された「マルヤマブートキャンプ@どんぱち」に参加してきました。


人数は15名程度で、フィールドの規模的にはちょうど良い感じでした。
あと5人くらいは増えても窮屈せずにゲームできそうな感じでした。

参加者は何かとイベントでご一緒させていただいている方ばかりで楽しかったです。







安定のぽん太ブラザーズもいらっしゃいました。


ぽん太さんとノリスさんとはちょうど1年前の今日開催されたギアフェスで、偶然同じテーブルだったことがきっかけで交流が始まりました。



ギアフェス東北で始めましてだったくそ豚野郎さん含め、非常に気が合う方たちに知り合えて本当に良かったと思います。
ギアレボで偶然撮られていた2ショットですが、


今回ちゃんと撮らせていただきました。


現在はSNSで世界中色んな方と繋がれますが、こうして定期的に顔を合わせて一緒に遊べる機会があるのは大変ありがたい事です。
昨年までの10年間くらいは盟友Bucket Head氏をはじめ、数名の決まった友人と定例会に参加しかしていなかったので、この一年はまさに激変の年でした。
当ブログも三日坊主で終わることなく継続でき、私のミリタリー趣味の中核となったのも大きな進歩となりました。

また来年はどんな方向にいくか分かりませんが、既に人生の3分の2以上の期間ハマっている趣味なので、必要以上に肩に力を入れず、楽しくマイペースに勤しんでいきたいところです。

それでは次にフィールドの事を書いておこうと思います。
どんぱちは存在は知っていましたが、今回初めてお邪魔させていただきました。
四方を畑に囲まれた敷地に事務所とフィールド、セーフティの建物があります。



ちなみに今までそれなりの数のフィールドに行きましたが、一番入り口が難しかったかもしれません(笑)
他に建物がないので特定は比較的簡単にできるのですが、看板等が目の前に行っても車から見えず、「ここ、だよな???」と恐る恐る入場しました。

フィールドの建物は構造や立地からして元厩舎だったのかな?と思うような造りです。
フィールド写真を撮りそびれてしまったので、公式サイトから引用させていただいています。

極端な縦長の構造が特徴的です。


おおざっぱに5区画に分かれており、手前と奥からゲームスタート、中央エリアで撃ち合いが基本パターンとなりました。


というかこの日はここ以外で撃ち合いを一度も経験しませんでした(笑)
中央エリアは真ん中が2層構造になっており、両サイドは開けた通路になっています。
サイドは見通しが良い上、床には大きな音が鳴る砂利が敷き詰められていたので、動きが把握されやすく侵攻は不可能でした。


中央の1階部分も同様の砂利でしたので、必然的に中央2階部分が激戦区となりました。

久々の少人数戦で、しかも上手い方ばかりでしたので強烈な緊張感が味わえて非常に楽しかったです。
4ゲームしかしていませんが(笑)

みんなおしゃべりと撮影が好き過ぎて、基本セーフティでだべったりパチパチ写真を撮っていました。
コミュニケーション能力と装備知識を強化する為のブートキャンプだったようです(笑)
こういう雰囲気、嫌いじゃありません。むしろ好きです。
うまい表現が見つかりませんが、ユルゲ1や2を彷彿とさせる「自然発生的なユルさ」で非常に心地よかったです。

そんなマルヤマブートキャンプに、私は絶賛お気に入り中のサイラスをメインに据えたグリーンベレーモチーフ装備で参加しました。




元ネタはこの写真の、


この方です。


ネットで調べてみたところ、この方の左隣の方の情報が出てきました。


お名前はGregory Taranconさんといい、どうやら20th SFGに所属されていたようです。
なのでこの集合写真は20th SFGのものなのだと推測します。
参考URL:http://warriorsos.blogspot.com/2011/07/interview-with-us-special-forces.html

ちなみにこの方は2003年にアフガニスタンに派遣されていたようです。


OTVにRACKを着用していますね。
明確にグリーンベレーの隊員と分かる写真で初めてRACKの使用例を確認できました。
これは思わぬ初期アフ収穫です。
ということで、今まで保留にしていたRACK調達が決定しました(笑)
黒ファスRACKの旅が始まりそうです。

背景や装備の感じから、以前考察した「Taleban Patrol」で密着していた部隊の一員だったのかもしれませんね。
あの番組も20th SFGに密着していましたし。

写真の年代ですが、おそらく2006か7年あたりだと思います。
下記根拠です。
UCPが登場しているので2005年以降なのはまず確実だと思います。
アーマーはサイラスが多数でポーチはSFLCSらしきものが付いているので、2006年以降が濃厚だと思います。
銃を見てみると皆三角フロントが付いたM4、アクセサリもBLOCK1の物ばかりなので、BLOCK2が支給された2007,8年より前だと思います。
こうして両面から詰めた結果、2006 or 2007年あたりだと推測しました。

イメージソースにした方に話を戻します。
UCPにジーンズという井出達です。
何故ジーンズを履いているのか?妄想を描き立てられますね!
UCPパンツが破れてしまって支給待ちだったのか?お昼ごはんをこぼしてしまって着替えたのか?名前書かずに洗濯したら、誰が誰のか分からなくなってなくしちゃったのか?
「任務の性格上、ボトムスはカーゴポケットのないジーンズの方がよりタクティコーな動きが出来るので効果的だった(キリッ)」的なもっともらしい理由ではなく、上記のようなごく日常的な理由だったのではないかなと個人的には想像しています。

隊員達は現地で何ヶ月も日常生活をしていた訳で、諸事情からやむなくベストではない装備や状態で任務に当たっていた日も少なからずあったはずです。
「何でこんな非効率的な装備してるんだ??」と頭を抱える謎装備のミリフォトがたまに出てきたりしますが、きっと生活上の不具合や試行錯誤、マンネリで飽きたので気分を変えてみた等の「人間くさい理由」なんじゃないかなと最近思うようになりました。
戦争のプロではありますが、その前に私達と同じ人間な訳ですからね。

この方のUCP+ジーンズ+サイラス+脚装備という点をオマージュし、装備を組みました。


フィールドが閉所のインドアだったので、脇腹はすっきり、携行弾数はライフル少な目のピストル多目です。
右足はサファリの6004、左足はSOTECHのレッグパネルにSFLCS 200RD SAWポーチのフラップぶった切りベルトリンク用の蓋を付け、ダンプポーチ代わりにしています。
収納数は少ないですが、雰囲気を崩さないダンプポーチとして重宝します。

腕時計はG-SHOCKのDW-5900を着けました。


1992年に発売された、メジャーなDW-6900の兄貴分にあたる機種です。
ありがたい事に今年11月にリバイバル発売されましたので、早速手に入れました。
90年代初頭から2000年代中盤あたりまでなら自然な感じにマッチしそうですね。
メタル時計ならいざ知らず、プラスチックの時計は20年もしたら劣化してバンドが千切れたりする上、モノによっては変にプレミアがついたりします。
なので新品で安くオールド装備に合う時計が、どこでも簡単に手に入るようになったのは喜ばしいことです。

昨年はDW-5700がリバイバルされていますので、この調子でどんどんリバイバルして欲しいですね!


ちなみに今月のコンマガの2010年頃のグリーンベレー装備例では、モデルのfu9823さんがDW-5700を着用されていましたね。
王道のDW-6900ではなく、2010年当時でも既に絶版モデルだった機種を着けているところが色々想像が膨らみ、装備に深みが出ますよね。
インスタでフォローさせていただいていますが、めちゃめちゃかっこいい写真を高頻度でアップされるので、いつも大変楽しませていただいてます。

グローブは最近考察したメカニクスのオリジナルを調達しました。


以前の考察記事はこちらから「Mechanixグローブ年代考察

2006年頃のモデルと思われる物をネットオークションで破格で発見したのですが、カラーはブルー、サイズはLでした。
安かったのでとりあえず買ってみて嵌めてみると、やはり指が長かったのでカットし、ブルーは映え過ぎるので家の倉庫にある適当な黒のスプレーでざざっと塗装してしまいました。


上記の文章の「ネットオークション」を「近所のホームセンター」に置き換えれば、実際の隊員の話っぽくなるかなと妄想設定しました(笑)
メカニクスオリジナルはやっぱり使い易くていいですね。
ちゃんとした旧型のブラックMサイズがますます欲しくなりました。

鉄砲はインドアらしくCQBRにM900のみというシンプル構成にしました。
光る弾を撃ちたかったので、ゲーム中はマルイのトレーサーを着けていました。
いずれリアルなサプレッサーのレプリカに仕込みたいところです。


Bucket Head氏は安定の3Cデルタでした。





直近、倉敷製のAWSチェストを入手したそうで、早速HPCと合わせて着ていました。
私はデルタに関しては門外漢ですが、もしやるならこのあたりの年代に憧れます。

また、彼がDIYした発光システムを用いて暗がりで文字通り目を光らせていました。




彼の考案した発光システムは非常に簡単、低コストで高い効果を発揮します。
電池とスイッチが付いて独立で発光するLEDユニットを、100均のソープボトルを切って内側にアルミホイルを貼ったものと合体しただけのシンプルな物です。


シンプルですが簡単操作で暗視ゴーグルへ合理的にビルトインでき、かなり洗練されたデザインです。
難しい工作をして凝ったシステムを構築するのはもちろん称賛に値しますが、このようにシンプルでスマートなアイデアを産み出すのも非常に素敵ですし、個人的にはこういう方が好みです。
この発光システムですが、夜メガネオーナーの皆さんの食い付きは半端なかったです。


私は暗視ゴーグルの類は持っていないのですが、購入したら絶対真似させてもらおうと思っています。

人数が少なかったので、撮影や団欒もゆったり皆でわいわい出来て非常に居心地のいい貸切でした。
今年の5月に行った貸切も人数的には同じような感じでしたが間逆の感想でしたので、同じ「ミリタリー、サバゲー趣味」でもここまで違う物かと対照的な印象を受けました。
レアなアイテムを入手したり納得のいく装備やガンを組んだり、ゲームで活躍するのも醍醐味ですが、何よりも波長の合う人達と楽しく遊べる環境こそがこの趣味を楽しむ為の最も大切な要素なのだと改めて思いました。

まだ半月以上残っていますが、2018年は家庭、仕事、趣味共に中々の飛躍を見せた年だったと思います。
来年もまた激動の年になっていきそうですが、楽しく過ごしていきたいと思います。

なんか締めみたいになってしまいましたが、今月あと2、3回はブログ更新すると思います(笑)


おまけ
行きの高速でローバーミニをはじめとする旧い車が何台も走っていたので少し調べてみると、袖ヶ浦で「SIDEWAY TROPHY」というレースイベントがあったようです。


ローバーミニは憧れの車ですので、良い目の保養になりました。
最後期型でも97年式なので、乗るなら早く乗らないとどんどん化石になってしまうのですが、実用を考えると現実的ではなく、おそらく此度の私の人生では一度も所有できる望みはなさそうです。
ひとつかすかな望みがあるとすれば、超高級レストア(というかリメイク?)の「ミニ・リマスタード」という車です。



オリジナルから引き継ぐ部分はリビルトされたエンジンとトランスミッション、車体番号だけの全とっかえ状態で、シャーシからボディから何から新規に作られており価格は1000万円超え、オーダーから届くまで何年も待たされる代物のようです(笑)
物理的にはもう何十年か普通に乗れる車になりそうですが、金銭的には遥か雲の上の存在ですね。
宝くじで3億円当たったら買おうと思います(いや、それでも買うか??)。

お読みいただきありがとうございました。  


2018年12月10日 Posted by 4039  at 23:50Comments(0)装備サバイバルゲームODACIRAS