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あの初期アフおじさんの帽子とか

いつものように余談から入りますが、いつの間にか「4039」でGoogle検索すると一番上に当ブログが出てくるようになりました。
今までは「4039」では全然ヒットせず、友人知人にブログをやっている事を話す時に「大変お手数ですが、数字の4、0、3、9にアルファベットでJ、E、T、T、I、N、G、Sで検索してみてくださいどうかお願いします」と言ってサイトを見つけてもらっていました。
しかしこれからは「とりあえず「4039」ってググってみ。ああ、その一番上のがオイラのよ。」と、くりぃむしちゅー上田ばりのドヤ顔で言えますね!(笑)
これからもGoogle先生に「4039」の一番候補としてもらえるよう精進していきたいところです。
というか、もしかしてアカウントによって検索実績を学習していて、人によって検索結果が変わるとかあるんですかね?だとしたらエライ赤っ恥をかきますね(笑)
そんな一抹の不安を残しつつ、そろそろいつものようにニッチな初期アフ談義を始めていきたいと思います。
先日、はるばる太平洋を渡って表紙の写真のアイテムが我が家にやってきました。
ある有名な写真に写っているアイテムです。
ほとんどの方がもうお分かりだと思いますが、この写真ですね。
BALCSへVELKETを付けている例としてしょっちゅう出てくる写真ですね。
お名前はJames Michael Mauldwinという方だそうです。
この方の詳細はまた後日記事にしたいと思います。
この写真の帽子をアップにしてみます。

「Budweiser Racing」と書いてあるように見えます。
そこで、国内オークションサイトやネット画像検索してみると下写真の柄の帽子がわんさか出てきました。

物としての立ち位置は同じだと思いますが、なんか旗が描いてあってデザインが違います。惜しい!
どうやら氏の被っている帽子は旧型のようです。
「同じ製品なんだけど新旧型違いで苦しむ」のはオールド装備あるあるですね。
そこで国内調達は諦め、ebayで調べると見事見つかりました。
そこそこ汚い中古品でしたが、国内で新型を新品で調達するより3倍近いコストが掛かりました。
おそらくタダで配っていたようなノベルティ的な物だと思われるものに数千円も出すなんて、因果な趣味ですよね。
しかしここは据え膳食わぬはなんとやら、手に入るチャンスを掴んでしまったからには手を出さないわけには参りませんね!
そんなわけで我が家にお迎えした次第です。
初期アフ装備用にキャップはいくつか持っていますが、これは使用例がある上そこそこレアっぽいので重宝しそうです。
早くこれ被ってサバゲがしたいです。
キャップといえば前回の記事で書いたRobert Richmond氏はMLBのロサンゼルス・エンゼルスの物を被っていました。


ミリタリーアイテムとして調達するわけなのですが、そもそもメジャーリーグというか野球全般に疎いのでなんか気が引けます(笑)
年代によってデザイン等も違う可能性もありますし、そういう意味でも安易に手は出しづらいです。
あと赤はサバゲで目立ちすぎる上、自分が黄色チームになると誤認の関係で使えませんしね。
そういえばどこかの定例会でくまのプーさんの着ぐるみを着ている方がいて、スタッフがこのプーさんを赤チームにするか黄色チームにするかで頭を抱えていた一幕を思い出しました(笑)
また、我らが「チーム若年寄」メンバーも流石というべきか、中々ツウなキャップを持っています。
まず、80年代モノのいつ破壊してもおかしくないファステックスを開け閉めする時の「今回こそ割れるんじゃないか」というドキドキがたまらなく興奮するという変態であり、チーム筆頭のMUNAGE師匠のキャップです。
かなり古いC-MOREのキャップです。
やつれ具合といいC-MOREというチョイスといい、超シブイです!
字体といい色といい、素晴らしい存在感ですね。
次に我が盟友Bucket Head氏のイチオシキャップです。
これまた古ーいメカニックスのキャップです。
グローブは多くの方がはめていますが、キャップを持っている方は少ないのではないでしょうか。
このキャップですが、映画好きの氏らしく映画オマージュアイテムなのです。
メジャー級ミリタリー映画「ハート・ロッカー」のPMCがメカニクスのキャップを被っています。
色等は微妙に違いそうですが、このキャップに注目し判別し、さらに調達できるところが流石です。
オールド、映画、PMCという涎が止まらなくなるキーワード属性を持つアイテムなので非常にうらやましいです。
キャップの種類はミリフォトでも千差万別なので、今後もちまちま揃えていきたいところです。
もうひとつはBHIのM4レッグマガジンポーチです。
タグとファステックスの仕様を見る限り、初期アフ時代適合品と思われます。
長いこと欲しかったアイテムなので嬉しい限りです。
しかも他のBHIポーチが何個もセットになって、ど安い価格で手に入りました。
このポーチ、というかこの頃のナイロン全般に言えるかもしれませんが、EAGLEにもほぼ同じポーチが存在します。

両社はM4ポーチといいバックパックといいチェストリグといい、なんでこんなそっくりな物を作ってたんでしょうね?
見分けるポイントとしてはマガジンの入る袋の部分の長さが分かりやすいでしょうか。
EAGLEの方はマガジンがすっぽり隠れますが、BHIの物は半分くらい側面が露出します。
私が知らないだけで、他の仕様も存在する可能性もありますが。
James Michael Mauldwin氏の写真を見てみます。

なんか手前にプレート状の小物を挟んでいるせいで見づらいですが、袋は深いように見えます。
また、太腿ストラップの伸縮するゴム部分とナイロン生地とのX字の縫い合わせの部分の感じからするに、EAGLE製の方が近い気がします。
というかEAGLEでもBHIでもない可能性もありますが、少なくとも今回私が調達した物はこれとは違いそうです。
変わりに、この方の着けているポーチと同型に見えます。

当ブログでしょっちゅう取り上げているLayne Morris軍曹の写真ですね。
ちなみにこの方の他の写真数枚やインタビューも見つけているので、後日記事にしようと思っています。
他にもこの手のM4レッグポーチの使用例はいくつもあったと思いますので、足回りの装備バリエーションが広がる非常にいい買い物をしました。
サバゲ実用性も確かめてみたいので、早くゲーム投入したいところです。
お読みいただきありがとうございました。
初期アフミリフォト考察① Robert Richmond氏
日々初期アフミリフォトを研究しているのですが、特にメモ等の記録を取っておらずろくに整理もしていませんので、現状完全に己の記憶力頼みの情報管理をしています。
さすがに平成も終わろうとしているこの時代にアナログ過ぎるので、このブログで記事にする事で簡単ですが記録、整理をしていこうと思います。
稚拙な内容ではありますが、同じ趣味を共有している皆様のお力に少しでもなれればとも思い、こうしてネットで公開しながら整理していこうと思った次第です。
詳しい方にとっては当たり前の情報しか出てこないかもしれませんが、もし間違いや補足等ありましたらコメントいただけると大変嬉しいです。
一応「①」と付けておいて、特に書くことが無い時のネタ用として長期シリーズ化を想定していますが、いかんせん見切り発車ですので今後どうなっていくかは自分でも分かりません。
それでは、記念すべき第一回の記事を書いていこうと思います。
今回はタイトルにもある通り、ある人物について書きます。
Robert Richmondという方です。
2002年当時ODA974、つまり19th SFGの第5大隊A中隊に所属されていた方です。

下記写真はひと目見た事がある方は多いのではないでしょうか?

BALCS+ELCSの着用例としてよく紹介されている印象がありますね。
他にもこんな写真が出てきました。

ベースボールキャップにBALCS、黒ベルトに黒レッグホルスターと、正に教科書通りの初期アフODA装備ですね。
DCUはポケットカスタムしているものと、そうでないおそらくノーマル品両方着ている写真があります。
当然といえば当然ですが、何着か着回していたのでしょうか。
細かいところでは、BALCSに着けているマガジンポーチが一番下だけドットボタンが付いています。
他はELCSですが、これだけMOLLEかMOLLEⅡのものと思われます。
これらの写真や所属の情報は下記サイトのご本人が書かれた記事から引用していますので、信憑性は非常に高いと思われます。
URL:https://specialforces78.com/members-pages/robert-richmond/
グリーンベレーのOBのコミュニティーサイト?的なものだと思います。
そんな中、面白いところでWLのBDUを着用している写真がありました。

写真に本人のコメントがあり「現地軍は皆WLを着ているので、一緒に行動する時に自分達だけDCUを着ているとアメリカ軍とモロバレなのでスナイパーのいい的になる」とあります。
これはいいウンチクですね。しかも情報源がまごうことなき本物のODA隊員です。
今後の装備コーディネートの際の妄想設定で色々活躍してくれそうです。
私服を着てM4を携行している写真もあります。

コメントを見ると「補給を回収する時等は平服を着て民間人を装った。武装はしていたが、遠くから兵士と判別されづらくした。」的な内容が書いてあります。
これも非常にいいウンチクですね。
私服装備は「Profiles From The Front Line」でもMARK曹長がしていたので、いずれ挑戦してみたいスタイルです。

また、完全に現地民と同じ服装でAKを携行している写真もありました。

コメントを見ると「お忍びで基地の外にお買い物に行った時の写真」とあります。
上と同じ理由で、不用意に目立つのを避けた格好ということですね。
同じ時に撮られたと思われる写真もネットで出てきました。

サバゲ装備界の暗黙の了解?で基本顔面は装備に含まれないので、我々ジャパニーズエアソフターがこの格好を真似するともはや民兵装備になってしまいますね。。
米軍特殊部隊のカミース装備は憧れですので、上手いことODA感を出しつつカミースを着れる工夫を考えようと思います。
下は2003年1月の写真です。

ANAの軍事学校の卒業パレードの写真のようです。
行事だからなのか、カバー付きのACHを被っています。
初期アフODAでACHを被っている写真は私が思いつく限りでは見た事がありません。
興味深い写真ですね。
このページではない写真ですが、おそらくこの写真も氏と思われます。

まず特徴的な赤い帽子が目に付きました。
帽子は別の写真でアップで写っており、十中八九MLBのロサンゼルス・エンゼルスの物だと思われます。


背中に結束バンドを差していますが、簡易手錠として使ったのだと思います。
「Taleban Patrol」で同じように背中に差している結束バンドを手錠にしているシーンがありました。

微妙に自信がありませんが、多分この写真も氏と思われます。

3Cのニットキャップ?のような帽子+RACALのアーバンを被っています。
よく見るとチェストリグとBALCSの間にM9を挟んでいますね!
3rd SFGの隊員やDELTAとされる隊員もチェストリグに拳銃を差しているのを見かけます。


私も6月のギアフェス東北でこれらをオマージュしてトカレフをお腹に差してみました。

CIRAS等で「胸ホルスター」が流行る前は結構メジャーな携行方法だったのでしょうか?
胸ホルスターと同じく、ヒップやレッグホルスターだと車両移動で邪魔だったからこのような携行方法をしていたという想像ができますね。
あとはフリースにハーフパンツという暑いんだか寒いんだかわからない写真もありました(笑)


ちなみにフリースはスピアーフリースですね。
外観が酷似しているECWCSフリースも初期アフODAは着ていた?とされていますが、私は将官が着ている写真を1枚のみしか見たことがありません。
このような「ぱっと見一緒だしどっちでもいいじゃん」的な扱いでしかも地味に入手が難しいアイテムをきっちり着こなしているか否かで、どれだけその装備にこだわりを持っているかが垣間見れますよね。
私は冬のサバゲ場でスピアーフリースを羽織っている人を見ると、思わず「おっ」と声を出してしまいます。
フリースについては以前記事で触れましたので、よろしければご覧ください。
リンク:「初期アフガンフリース比較」
WL BDUや現地服、私服を着用している写真が本人の理由付きで確認できるのは非常にありがたいですね。
WLのパトロールキャップを入手して、すぐにでも初期アフウッドランドODA装備を再現してみたいところです。
普段は特定の部隊や年代、装備を中心にミリフォトを見ることが多いと思いますが、人物を中心にして見てみると新たな発見があります。
人物を特定できると、今まで何度も見ていた写真が「この人だったのか!じゃあこの写真はこういうことか」と、芋づる式に新しい考察が生まれるのを多く経験しました。
幸いグリーンベレーは知名度が高くメディア露出も多いので、このあたりの情報を集めるのは他の特殊部隊に比べるとかなり楽だと思いますので、恵まれていますね。
こんな調子で、ちょこちょこと初期アフ周りの情報をまとめていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
さすがに平成も終わろうとしているこの時代にアナログ過ぎるので、このブログで記事にする事で簡単ですが記録、整理をしていこうと思います。
稚拙な内容ではありますが、同じ趣味を共有している皆様のお力に少しでもなれればとも思い、こうしてネットで公開しながら整理していこうと思った次第です。
詳しい方にとっては当たり前の情報しか出てこないかもしれませんが、もし間違いや補足等ありましたらコメントいただけると大変嬉しいです。
一応「①」と付けておいて、特に書くことが無い時のネタ用として長期シリーズ化を想定していますが、いかんせん見切り発車ですので今後どうなっていくかは自分でも分かりません。
それでは、記念すべき第一回の記事を書いていこうと思います。
今回はタイトルにもある通り、ある人物について書きます。
Robert Richmondという方です。
2002年当時ODA974、つまり19th SFGの第5大隊A中隊に所属されていた方です。

下記写真はひと目見た事がある方は多いのではないでしょうか?

BALCS+ELCSの着用例としてよく紹介されている印象がありますね。
他にもこんな写真が出てきました。

ベースボールキャップにBALCS、黒ベルトに黒レッグホルスターと、正に教科書通りの初期アフODA装備ですね。
DCUはポケットカスタムしているものと、そうでないおそらくノーマル品両方着ている写真があります。
当然といえば当然ですが、何着か着回していたのでしょうか。
細かいところでは、BALCSに着けているマガジンポーチが一番下だけドットボタンが付いています。
他はELCSですが、これだけMOLLEかMOLLEⅡのものと思われます。
これらの写真や所属の情報は下記サイトのご本人が書かれた記事から引用していますので、信憑性は非常に高いと思われます。
URL:https://specialforces78.com/members-pages/robert-richmond/
グリーンベレーのOBのコミュニティーサイト?的なものだと思います。
そんな中、面白いところでWLのBDUを着用している写真がありました。

写真に本人のコメントがあり「現地軍は皆WLを着ているので、一緒に行動する時に自分達だけDCUを着ているとアメリカ軍とモロバレなのでスナイパーのいい的になる」とあります。
これはいいウンチクですね。しかも情報源がまごうことなき本物のODA隊員です。
今後の装備コーディネートの際の妄想設定で色々活躍してくれそうです。
私服を着てM4を携行している写真もあります。

コメントを見ると「補給を回収する時等は平服を着て民間人を装った。武装はしていたが、遠くから兵士と判別されづらくした。」的な内容が書いてあります。
これも非常にいいウンチクですね。
私服装備は「Profiles From The Front Line」でもMARK曹長がしていたので、いずれ挑戦してみたいスタイルです。

また、完全に現地民と同じ服装でAKを携行している写真もありました。

コメントを見ると「お忍びで基地の外にお買い物に行った時の写真」とあります。
上と同じ理由で、不用意に目立つのを避けた格好ということですね。
同じ時に撮られたと思われる写真もネットで出てきました。

サバゲ装備界の暗黙の了解?で基本顔面は装備に含まれないので、我々ジャパニーズエアソフターがこの格好を真似するともはや民兵装備になってしまいますね。。
米軍特殊部隊のカミース装備は憧れですので、上手いことODA感を出しつつカミースを着れる工夫を考えようと思います。
下は2003年1月の写真です。

ANAの軍事学校の卒業パレードの写真のようです。
行事だからなのか、カバー付きのACHを被っています。
初期アフODAでACHを被っている写真は私が思いつく限りでは見た事がありません。
興味深い写真ですね。
このページではない写真ですが、おそらくこの写真も氏と思われます。

まず特徴的な赤い帽子が目に付きました。
帽子は別の写真でアップで写っており、十中八九MLBのロサンゼルス・エンゼルスの物だと思われます。


背中に結束バンドを差していますが、簡易手錠として使ったのだと思います。
「Taleban Patrol」で同じように背中に差している結束バンドを手錠にしているシーンがありました。

微妙に自信がありませんが、多分この写真も氏と思われます。

3Cのニットキャップ?のような帽子+RACALのアーバンを被っています。
よく見るとチェストリグとBALCSの間にM9を挟んでいますね!
3rd SFGの隊員やDELTAとされる隊員もチェストリグに拳銃を差しているのを見かけます。
私も6月のギアフェス東北でこれらをオマージュしてトカレフをお腹に差してみました。
CIRAS等で「胸ホルスター」が流行る前は結構メジャーな携行方法だったのでしょうか?
胸ホルスターと同じく、ヒップやレッグホルスターだと車両移動で邪魔だったからこのような携行方法をしていたという想像ができますね。
あとはフリースにハーフパンツという暑いんだか寒いんだかわからない写真もありました(笑)


ちなみにフリースはスピアーフリースですね。
外観が酷似しているECWCSフリースも初期アフODAは着ていた?とされていますが、私は将官が着ている写真を1枚のみしか見たことがありません。
このような「ぱっと見一緒だしどっちでもいいじゃん」的な扱いでしかも地味に入手が難しいアイテムをきっちり着こなしているか否かで、どれだけその装備にこだわりを持っているかが垣間見れますよね。
私は冬のサバゲ場でスピアーフリースを羽織っている人を見ると、思わず「おっ」と声を出してしまいます。
フリースについては以前記事で触れましたので、よろしければご覧ください。
リンク:「初期アフガンフリース比較」
WL BDUや現地服、私服を着用している写真が本人の理由付きで確認できるのは非常にありがたいですね。
WLのパトロールキャップを入手して、すぐにでも初期アフウッドランドODA装備を再現してみたいところです。
普段は特定の部隊や年代、装備を中心にミリフォトを見ることが多いと思いますが、人物を中心にして見てみると新たな発見があります。
人物を特定できると、今まで何度も見ていた写真が「この人だったのか!じゃあこの写真はこういうことか」と、芋づる式に新しい考察が生まれるのを多く経験しました。
幸いグリーンベレーは知名度が高くメディア露出も多いので、このあたりの情報を集めるのは他の特殊部隊に比べるとかなり楽だと思いますので、恵まれていますね。
こんな調子で、ちょこちょこと初期アフ周りの情報をまとめていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
AIRSOFTZONE DELTA 参加装備

今回は先日AIRSOFT ZONE DELTAに参加した装備詳細のまとめです。
フィールドの感想記事は下記になります。
「再びのAIRSOFT ZONE DELTA」
今回も初期アフグリーンベレーモチーフの装備で臨みました。
今回はせっかく先日入手したお宝カスタムBALCSを使おうと思い立ったのが発端です。
BALCSが3Cなので、イメージとしては下記のような2002年夏の3rd SFGあたりをイメージソースにしています。



私の中の「俺ルール」ですが、初期アフグリーンベレーにおいては「SPEARは3CとWL混ぜるの禁止」としています。
私は特殊部隊グループ単位で支給されたSPEARのカラーが決まっていたと推測しています。
ましてや2色両方支給されていた可能性はさらに低いと考えられる為、2色を同時、例えばWL BALCSに3CのELCSポーチはNGとしています。
2色混合での使用例も見たことが無いというのも大きな理由ですので、逆に使用例が1枚でも出てきさえすれば一発でひっくり返ります。
コーディネートの幅を拡げたいという意味では是非とも使用例を確認し、こんなしょうもない「俺ルール」なんて消し去りたいのですが(苦笑)
現状そんな俺ルールに縛られておりますので、3C BALCSを着用する以上、今回は一切のWLのSPEARには待機してもらいました。
下記全体の写真です。
ざっとレシピは下記になります。
・カスタムBALCS
・デューティーベルトwithホルスター、ポーチ類
・ノーメックスフライトグローブ(SG)
・官給Tシャツ
・DCUパンツ
・CASIO PROTREK PRG-40
・NIKE ACG
・アームスリーブ
・OAKLEY STRAIGHT JACKET
・ヒゲ
・M4
・M9
めぼしいところを書いていきます。
カスタムBALCS
今回行こうとしていたフィールドではハンドガン戦の開催があったので、ハンドガンマガジンの携行数を確保できるようBHIの3連ポーチを胸部に取り付けました。
本来ベルトループ用ですが、強引にMOLLEに装着しています。
結果的にハンドガン使いまくりのフィールドに移動したので、このレイアウトは大正解でした。
さらに今回、野暮ったさを演出するためにTHALESのラジオポーチに水のペットボトルを突っ込んでみました。
当時現で飲まれていた水を調べてみたのですが全然分からず、時間切れで近所のスーパーに売っていたevianのラベルを剥がした物で代用しました。
このような運用例は私は見たことがありませんが、あまりにジャストフィットだったので気に入ってしまいました(笑)
ガチの戦闘任務ではなく、ハンヴィーで近所の村をパトロールしている的な妄想設定です。
無線も隊内通信用のIC-F3Sのみの携帯です。
このBALCSですが、肩の調整部をいじる為には一度テープを剥がしELCSパネルを外さなくてはなりません。
ですが買ったまま(=放出当時のまま)の状態を崩すのがどうにも惜しく、手が進みません。
なので首周りが最適なサイズ感では無く自分の物でないような気がして「着せてもらっている」感が拭えません。
そろそろ勇気を出して一度バラして、自分色に染めようと思います。
このBALCSの詳細は別途記事にしてあります。
「激シブ!カスタムBALCS」
ベルト周り
ベルトはいつもの通りBHIのデューティーベルトです。
ロゴやバックル形状を見る限り、オーパーツの可能性があるのでいつか変えようとは思っているのですが、目立たない地味なところなのでなかなかやる気が起きません。
ホルスターはサファリランドの6004です。
古いものですが、フィット感、銃の保持共に不満はありません。
やつれ汚れ具合もちょうど良く、かなりのお気に入りです。
GERBERのツールポーチはとりあえずどっかに付けるだけで、初期アフレベル5は上がりますね(笑)
左側にはダンプポーチ代わりにTAC-TのMAVのポーチを下げました。
ODA961のカウボーイ氏よろしく、ラッシングストラップを通して太股に固定しました。

M4マガジンが3本は無理なくスムーズに入れられる上、適度なバタつきがあり走ってもこぼれず、ダンプポーチとして必要十分な性能を発揮しました。
太股周りは現在強力なアイテムが海を渡ってきている最中なので、非常に楽しみです。
貴重品入れとしてはLC-2のメディカルポーチを採用しました。
2002年夏の3rd SFGの隊員等、初期アフODAではたまに装着しているところを見かけます。

LC-2は現在安価で容易に調達できる上に、初期アフ装備のいいアクセントになるので重宝します。
LC-2の他にもMOLLE、MOLLE2も使用例のある安価なアイテムとしてありがたい存在です。
RACKは時代的には存在していたはずですし、陸軍の装備なので使っていてもおかしくはないと思いますが、勉強不足でそのあたりの考察が進んでおらず、今現在私の中ではアンタッチャブルな存在です。
(採用が無かったにしても、一緒に行動したレンジャーの若者から譲ってもらったりした妄想設定とかは面白そうです。)
アームスリーブ
前回のデザートストームに引き続き着用してみました。
今回は7部丈のTシャツの下に着けて露出を減らしましたが、やはりイマイチな感じです。。
もう夏も終わりですし、しばらく装備BOXで眠っていてもらうことになりそうです。
M4
特に変哲の無い初期アフM4ですが、PEQ2が遂にG&P製になりました。
外観はバッテリーBOXとほぼ変わらないので、完全に自己満足ですね(苦笑)
ノーマルハンドガード用のアダプタに装着するにはねじの切り直しという一手間が必要なので、時間を見つけて加工しようと思います。
そろそろ涼しくなってくる頃ですので、DCU上下+BALCS+チェストリグ+ハイドレーションのようなフル装備が解禁できます。
10月には「ギアレボ」も控えていますし、装備好きにはうれしい季節の到来ですね。
お読みいただきありがとうございました。
OPERATION MOUNTAIN SWEEP

今回はちょっとした映像を見たのをきっかけに表題の作戦について少し調べましたので、記事にしようと思います。
下の映像は2002年8月25日にAP通信が報道したニュースです。
「Operation Mountain Sweep」と銘打たれた作戦ですが、8月18日から26日に実施されたアフガニスタン東部でのアルカイダのメンバーおよび物資の捜索を目的とした作戦だったようです。
参加した部隊は第82空挺師団、レンジャー、その他特殊部隊や航空支援等のようで、かなり大規模だったようです。
下記参考にしたサイトです。
URL
https://www.globalsecurity.org/military/ops/oef-mountain_sweep.htm
http://www.aparchive.com/metadata/youtube/e7b4ff277905e66bf0e2764313633c33
この作戦にグリーンベレーも参加していたと思われます。
ニュース映像を見ていると、初期アフ好きの方ならよく見覚えのある人物が登場します。


トップ画にもしましたが、この方ですね!


この番組中では「Commander Jeff」と呼ばれていますが、Getty Imagesの解説では「Commander Geoff Bruce」とあります。
発音はどちらも「ジェフ」ですが、どちらの綴りが正しいかは分かりません。
Geoff氏は19th SFG所属と思われます。
根拠となりそうな情報はいくつかありますが、下記写真も一根拠です。

左から2番目にいるおじさんは、以前考察した「Profiles From The Front Line」に出てきたRandy Watt少佐です。
この方は雑誌の表紙を飾るほど色々なメディアに露出しておりますので、様々なサイトに書いてある経歴も信憑性が高いと思われます。
上記番組中にもあるように、このRandy少佐は19th SFGのいずれかの中隊の中隊長のようです。
そしてこのRandy少佐の後ろに立っている隊員がGeoff氏と思われます。
ちなみに過去記事に書きましたが、手前の隊員と奥の隊員も同番組中に19th SFGの密着場面で登場しています。


したがって、同じ場所に写っているGeoff氏も19th SFGのどこかのODAの指揮官と推測できます。
ちなみに一部のサイトではODA924とされています。
これを信じれば第1大隊ブラボー中隊ということになりますね。
そうなるとその隊員と作戦会議をしていたRandy少佐は第1大隊ブラボー中隊の中隊長だったのかもしれません。
またそうなると、以前記事にしましたが、Randy少佐と共に戦闘に参加して負傷したとされる下記写真のLayne Morris軍曹も第1大隊ブラボー中隊の隊員だった可能性が高いです。

参考URL:https://en.wikipedia.org/wiki/Layne_Morris
ちなみに同じ19th SFGで有名なODA961は第2大隊チャーリー中隊です。


もうひとつ有名な19thのODAとして、自伝も出版してメディア露出の多いRegulo Zapata氏はODA995ですので、第5大隊チャーリー中隊ですね。




第3大隊じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、19th SFGは当時第1、第2、第5大隊の構成だったようです。
欠番の理由はわかりませんが、ODA995に所属していたRegulo Zapata氏が自分で書いた本に「第5大隊に所属していた」と書いてあるので間違いないでしょう。

私はこの本を読んでいて冒頭に「5th Battalionに所属していた」と出てきたところで、「当時のSFGって3個大隊じゃないの???」といきなり小1時間頭を抱えて悩みました(笑)
19th SFGが第1,2,5大隊構成というのは下記Wikipediaに記載があり、本の内容と合致したのでそれで納得としました。
Wikipedia「アメリカ陸軍特殊部隊」
こんな調子なので、一向に読解が捗りません(苦笑)
ちなみにODAの3桁表示の意味は以前記事にまとめましたので、よろしければ下記で復習ください。
記事リンク:「ODA 3桁表示の意味」
19th SFGは州兵のためかわかりませんが、装備が(良い意味で)野暮ったく個性的で個人的にファンなので力を入れて調べているので、大分解明が進んできた感があります。
今回話題にした写真が本当にODA924だという裏をもっとしっかり取りたいところです。
というわけで、このOperation Mountain Sweepに参加したグリーンベレーは19th SFGと推察できました。
したがって本作戦時と思われる下記写真達は2002年8月18~25日頃に撮られた19th SFGの写真と考えられますね。
ちなみに下記写真達はGetty Imagesのサイトで撮影日や場所が記載されており、Operation Mountain Sweepの作戦地域、日程と重なるので信憑性は高いと思われます。
真ん中に写っている方はGeoff氏と思われます。

この写真の左から3番目の方もGeoff氏と思われます。

どちらも顔の風貌に加え、M4の構成や塗装の掠れ具合、BALCSの肩部の謎の出っ張りが見分けたポイントです。
このダクトテープぐるぐる巻きの肩の出っ張りはどうなっていて何の為なのか?未だ謎です。
(肩パッドのベルクロ剥がれ防止にダクトテープ巻きは他の写真でも散見しますが、BALCSの構造上こんな出っ張りは出ないはず...。)

上の3人並んで歩いている写真は「夏の初期アフ装備といったらこれ」といえるほど代表的な写真ですね。
WL BALCS、WL ELCS、Bijan'sニーパッド、LC-2ベルト、サファリランド6004、ベースボールキャップ、H-250、シュマグ、塗装されたSOPMOD M4と、まさに鉄板アイテムの見本市です。
ちなみに冬装備はこのあたりの2001年末の5thのイメージが王道でしょうか。


Geoff氏の写真の話に戻りますが、特徴的な柄のシュマグを巻いています。
この柄のシュマグをしている人が他のいくつかの写真で登場します。


2,3枚の写真に登場している、先ほど説明した会議中の写真の一番奥にいた下写真の隊員もこの柄のシュマグを着けていますね。

おそらく現地でまとめて調達したのか、現地人から贈られたものだと推測します。
何十、何百枚も同じものが在庫してあったとは思えませんので、せいぜい10枚程度だと考えると、この柄を着用している人は皆同じODAなのかもしれませんね(ODA924?)。
また、以前も記事で書きましたが、Geoff氏と上述の隊員は謎のチェストリグを装備しています。

赤枠で囲った部分からストラップやベースの仕様が微かに垣間見れます。
ポーチはELCSのものだというのは分かるのですが、それ以外は現状完全に謎です。
この時期は多種多様な個人装備が投入されていた上、最近の装備に比べて資料が乏しく、潰れてしまっているメーカーもあったりするので特定は困難を極めます。
この方々の装備を解明、再現するのが私の初期アフ道のひとつの大きな目標になっています。
ことあるごとにこれらの写真を眺めて、新たなひらめきを長い目で期待しようと思います。
私はサバゲで着る装備を考える際、ミリフォトの人物そのものを再現する事にはあまり執着せず、「辻褄が合っているオリジナル構成」を目指しています。
(想定した部隊や妄想した設定で明らかに不自然だったりオーパーツだったりしない装備)
なので今回のように、何年何月、どの部隊、どの場所でどういう作戦行動をしていたかまで信憑性の高い情報がある写真は資料として非常にありがたいです。
今週末もまだまだ暑いと思いますが、「平成最後の初期アフ夏の陣」として、気合いを入れてがっつり着込んでゲームしてこようと思います(笑)
お読みいただきありがとうございました。
初期アフODA御用達 ABAアーマー
本題に入る前に、前回までの考察のおまけを書きます。
前回、下記写真のM4の照準器はおそらくPVS-17だというコメントをMUNAGE師匠からいただきました。

そこで色々調べてみると、この現場で撮られたと思われる写真が出てきました。

まずM4に注目です。これはPVS-17と断言してよさそうですね。
そしてこの方と思しき人物が前回考察した映像に写っています。

塗装されたM4、塗装されていないデカイ照準器、M203,ストックへのスリングの着け方、グレネーダーベスト、カスタムDCU、素頭にアーバン等の特徴が一致します。
また、写真のようにヘッドライトを着けている状態と思われるシーンもあります。

右側の中腰の人です。額の部分が反射して光っているように見えます。
そして顔のアップも映りました。

輪郭やほうれい線、ヒゲの生え方あたりから同一人物と判断しました。
M4の特徴や素頭にアーバンのところから、M4を構えた画像も同一人物と思われます。
背景的にも似たような場所であると想像できます。
さらに間接的な要素としては、この現場にはカメラマンが同行していたのが映像に写っていることです。

カメラマンが同行取材していたとなれば、上記のようなカメラ目線でポーズを取った写真の1枚や2枚はあって当然だと考えます。
むしろ芋づる式にもっと出てくると思ったのですが、私の調査力では発見できませんでした。
写真が出てくれば以前考察した番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」のように一気に考察を深められると思うので、引き続き調査を進めていこうと思います。
それではそろそろ今回の本題に入ります。
数年間探していたアイテムを曲りなりにも遂に手に入れられたので、記事にしておきます。
初期アフODA装備例が多数あるABA製のアーマーです。

肩部の四角いベルクロ面が特徴的ですので、判別しやすいですね。
型番は似たような形状が沢山あるようなので何とも言えませんが、おそらく「OC-3」というものだと思います。
今回、私の手に入れた個体は型番の記載がありませんでしたが、形状的にはミリフォトとほぼ同じように見えます。
バックカバーの首元のアール形状等が少しだけ違う気がしますが、そんな些細な形状なぞより大問題があります。
残念ながら私は初期アフODAのタンカラー着用例は見た記憶がありません。
インナー無しですが新品コンディションで超安かったので勢いで買ってしまいました(笑)
そして色を黒くできる勝算も一応ありました。
ポチッた後、プランAとプランBの2重の作戦を準備し、アーマーが海を渡ってくるのを今や遅しと待ちました。
下記作戦の詳細です。
プランA 染色
DIY染料の代名詞「ダイロン」を用いての染色です。

今回染色は初チャレンジでしたが、タンカラー→黒なので可能性は十分にあると踏みました。
ネットで分量を見てみると、黒くしっかり染めるのは1袋あたり125g必要なようでした。
アーマーはカバーのみで約300g強ありましたので、3袋あれば十分です。
近所の手芸店で探したところ、ブラックが2袋しかなかったので、1袋はディープブルーを買いました。
100均でバケツ、トング、泡立て器を調達して準備完了です。
プランB 塗装
染色で黒くしきれなかったり、素材によって染まらない箇所があった場合は「染めQ」を使おうと考えました。

「染め」とありますが、原理としては塗装のようです。
粒子が細かく塗膜を形成しないため、染めたような仕上がりになるようです。
全面染めQ仕上げも考えましたが、耐久性と加工面積、コスト面でまずダイロン染色を選びました。
実践
モノが届いたので、いよいよプラン実行です。
まずはプランAのダイロン染色から実行します。
汚れは無く新品同様だったので、変な染めムラ等は起きなさそうです。
邪魔なだけで染料を無駄に吸ってしまうパンツイン用のベロは速攻で切り落としました。
PACA等でもこの部分は放出品で切り落とされている場合が多い印象ですが、先日考察した「Taleban Patrol」ではベロが出ている隊員もいました。
ベロ施術後洗濯し、脱水までした状態でダイロンと食塩を溶かした熱湯にぶち込みます。
あとは40分ほどひたすらトングで混ぜ続けた後、よくすすぎ、陰干しして完了です。
ベルクロ部は元々黒かったかのように完璧に染まりました。
生地部は黒というよりはグレーで、かなり色褪せた感じと見ればそう見えなくも無い感じです。
ミリフォトでも生地部はベルクロに比べて若干明るい場合が多いです。
砂汚れが付き易い生地なのか?それとも洗濯等で色落ちしたのでしょうか?
いずれにせよ、あともうワントーンは暗くなってくれるとありがたいところです。
上記2箇所は青要素は全く見えてこなかったですが、ゴムバンド部はうっすら青くなってしまいました。
かなり使い込んで色褪せたと思えばそう見えなくもないですが、このままではちょっとみすぼらしいです。
プランAでまあ70%は満足できる仕上がりになりました。
あと30%をプランBで補います。
ベルクロはこの時点で100点満点なので、生地とバンドを染めQで黒くします。
満足の行く黒さが出るまで染めQを重ね塗りしました。
速乾性があり失敗しなくていいですね。
少し値が張りますが、大変気に入りました。
ほぼ1本丸々使って完成です。
生地の質感をほぼ変える事無く、しっかり黒くすることができました。
遠目で見れば元から黒かったようにしか見えません。
やればできるもんだ。感動です!
シワの部分等、所々塗装が入り込まず色が薄い部分がありますが、どうせこの後わざと使用感を出す為に汚したり剥がしたりするので、むしろ手間が省けました(笑)
あとは耐久性ですが、色々な方のレビューを見る限り中々のもののようです。
染めQ自体はすぐに手に入る物なので、色落ち等したら買い足して追加工していけば問題ないと思っています。
あとは砂の多いフィールドで使えば汚れも着いていい感じになると思います。
早速次のサバゲで着ようと思います。
お読みいただきありがとうございました。