リック・ドムが先にロールアウト

ガンプラ再スタートでRG高機動型ザクを作っていたのですが、塗料調達が滞っており、同時進行していたリックドムが先に完成してしまいました。
キットも道具も全て通販で買っているのですが、注文した塗料と違うものが来たり、数量が違っていたり、注文したら実は在庫無かったりと、どの店もミスが多発しています。
3回に1回はちゃんと注文通り届きません...。
世界的にはこれが標準なのかもしれませんが、日本の正確な通販に慣れきっている体には中々ストレスが溜まります。
ザクの塗装中に薄い緑を切らしてしまい注文し、待ちに待って届いた荷物に濃い緑の方が入っていた時は流石に笑えなかったです。
薄い緑が届き次第、高機動型ザクも再始動です。
今回製作したリックドムはHGUCのものです。


発売は2006年と古めのキットですが、今の目で見てもスタイリッシュなフォルム、必要最低限はあるディテール、可動範囲で、合わせ目や後ハメ加工も少しで済む傑作キットです。
しかも古いキットなので部品数も少なく安価です。
昔からガンプラ業界では「ドムに外れなし」と言われているようで、まさにその言葉を実感できます。
まだまだリニューアルする必要を感じません。
ドム自体が元デザインがシンプルでずんぐりむっくりなので、造形として無理が出ずおかしくなりづらいのかもしれませんね。
金型設計も簡単そうですね。
RGザクと並べる予定なのでスジ彫り等してディテールアップしたいところですが、そんな技術も道具も無いので、工作は脚部の後ハメ加工と合わせ目消しくらいです。
ふくらはぎは接着したので、覗くと見えてしまうプラモ然としたダボ孔は削除しました。
脚部は腿部とスネ部共に膝関節を挟み込む構造なので、そのまま組んでしまうと塗装が出来ません。
なので、下写真のように加工を施しました。
腿部は挟み込んだ後カバーを被せる構造なので、見えなくなる内側を大胆に切り分けました。
スネ部は無加工で、膝関節のスネと嵌る部分をU字に切り欠き、同じくU字に切り欠いたポリキャップを仕込んで、押し込むと「パチッ」とスネ部に嵌るようにしました。
昔は自分で考えたり雑誌で勉強したりして知識を得ましたが、今は「リックドム 後ハメ加工」で検索すれば、先人達の素晴らしいアイデアに触れる事ができます。
ガンプラは人口も非常に多く勉強になるブログも無数にあるので、大変ありがたいです。
先人方の方法を参考にして、今の自分の道具と技術で可能な手法を採りました。
合わせ目は胸部、肩、前腕、ふくらはぎ、武器をタミヤセメント貼り合わせで消しました。
ショルダーアーマーは合わせ目は有りませんがパーティングラインがあるので、やすりがけで消しました。
ゲート処理し終わったら、部品毎にタミヤスプレーで塗装しました。
紫の部分が中々いい色が無く、理想ではもっと明るくしたかったですが、また塗料買い直して塗り直す気力は無いのでこのまま進めます。
バーニアの内側はエナメル塗料で手塗りしました。
基本塗装が終わって組んでみたところです。
紫がツヤありの塗料なのでちぐはぐですが、最終的に艶消しのトップコートを吹くので問題ありません。
スジ彫りでディテールアップが出来ないので、デカールで誤魔化します。
RGザクの水転写デカール(のコピー品)を中心に適当にペタペタ貼っていきました。
階級は曹長にしました。

ドムパイロットと言えばカリウス=下士官のイメージが私の中では強いです。
「402」は所属番号という設定で、ドイツ戦車模型用デカールから持ってきました。
番号マーキングってなんでこんなにカッコいいんでしょうね。
モビルスーツでも実在の兵器でも小火器や装備品でも、番号マーキングは性癖レベルで好きです(笑)
製作中の高機動型ザクは中尉くらいにして「401」で小隊長機とし、このドムは古女房である曹長が駆る僚機という設定にします。
貼り終わった後に数えたら、全部で74箇所貼ってありました。
ミスを数えると80は越えてます。
我ながらこんな細かい作業をよく頑張りました(笑)
高機動型ザクはもっと多そうですが...。
デカールを貼り終えた後、紫色部のツヤ、デカールの質感を馴染ませる、デカールの保護の為にトップコートを吹きました。
本当はラッカー系のコートを吹きたかったのですが、これも全然手に入らず、致し方なく水性です。
特に褒めるところも無いような出来ですが、まあまあ仕上がってきました。
造形に関しては完全な無改造ですが、ペタペタデカール貼って艶消しするだけでジオノグラフィーみたいな感じになりました。

本当はこんな紫色が理想でした。
ただ合わせ目消して塗装するだけでここまでになるので、キットの出来のすばらしさが良くわかります。
このままだとなんか味が無いし失敗した箇所のアラも目立つので、ウェザリングでごまかそうと思います。
水性トップコートをしてしまっているので、上から塗れる物は限られてしまいますが、今回新兵器を投入しました。

MR.ウェザリングカラーという塗料です。
スミ入れやフィルタリング、ウォッシング向けの塗料です。
同じくウォッシングやスミ入れによく使うエナメル塗料は溶剤成分が多く、調子に乗ってバシャバシャやるとプラが侵食され、色んなところがパキパキ割れるという悲劇が起きます。
MR.ウェザリングカラーは溶剤分が少なく、プラや塗膜を傷めないのが最大の特長のようです。
シャバシャバの油絵具的な感じ?みたいです。
しかも水性トップコートの上からでも問題無しなので言う事なしです。
原液で既に薄いので、瓶から出しそのままバシャバシャと全身に塗りたくって余分な塗料を綿棒で拭き取りました。
圧入がキツかったジャイバズの先端部に少し亀裂が入ったので、割れのリスクは完全にゼロでは無いようですが、エナメルに比べれば安心感はまるで違いました。
左がウォッシング前、右がウォッシング後です。
ウォッシングするとエッジがくっきりして一気に立体感が出てきますよね。
ウォッシングは失敗しづらく簡単に出来るので、個人的には超コスパ高い処理だと思います。
今のハイレベルな多色成形のガンプラであれば、丁寧にゲート処理して素組みして、必要であればちょちょっと部分塗装して、あとは適当にシール貼ってトップコート吹いてウォッシングするだけで見栄えすると思います。
私のような「パチ組みはカッコ悪いから嫌だけど、がっつり加工できる技術も気力もない」人間には最適解だと思います。
ナイトシーカー→素ジム改造用のパーツ取りの為に入手したオリジンガンダムは、その方法で簡単に終わらせようかなと思ってます。
オリジンHG系列はデザインにちょっとクセはありますが、全体的なプロポーションや可動範囲、1/144としてのディテールの詰まり具合は結構理想的です。
先日オリジン旧ザクを手に入れたのですが、ディテールや頭部が気にいらないので、HGUCの頭を移植して自分の理想の旧ザクに改造中です。

オリジンは漫画もアニメシリーズも見ましたがどちらも面白く、特にアニメのルウム海戦のシーンは劇場で観て鳥肌モノでした。
「ガンダム映像作品鳥肌ランキング」では、昔富士急ハイランドにあった「ガンダム・ザ・ライド」が不動のトップですが、次点はこのルウム海戦のシーンです。
ガンダム・ザ・ライドはスター・ツアーズのガンダム版ともいうべきアトラクションでした。

民間人(自分)を乗せて、移住先のコロニーに移動中のサラミス型改修型艦「フジ級スルガ」がア・バオア・クー戦に巻き込まれ、脱出用ランチに乗り込み2機のジムに引っ張られて戦闘地帯を突っ切るという内容でした。
本編はもちろんですが、乗るまでのセットもとても凝っていて、コンペイトウからサラミスに乗り込み、移住先のコロニー公社の宣伝映像を見せられたり艦長のヘンケンから入電があったりと、ファンだったらニヤニヤが止まらない小ネタ満載な作り込みでした。
オープン当時中学生でしたが、親にねだって山梨旅行に連れて行って貰ったのは良い思い出です。
初めて乗った時は感動と興奮し過ぎて、ずーっと涙目で頭の中がジンジンしてました。
フジヤマにも乗らず、ひたすらこればっかり何度も何度も乗っていた記憶があります(笑)
2007年に閉鎖となり、その後はかなり微妙なガンダムアトラクションになってしまったのが非常に残念でした。
気になる方はyoutubeにアトラクション内の撮影された映像がたくさんアップされているので、探してみてください。
園内のショップ限定キットもありましたね。

劇中のジムの造形はMGのVer1.0準拠なので、キットのHGUC造形はまるで違いますが、ランチは貴重ですね。
この話を書いていたら無性に欲しくなってきました。
パンフレットはまだ実家にあると思うので、帰ったら探してみようと思います。
そろそろウォッシングも乾く頃合いですので、リックドム君に話を戻します。
完全に乾燥させた後、ドライブラシをしました。
この工程はエナメル塗料を使いました。
今回の塗膜構成の上からエナメル重ね塗りはリスキーですが、カサカサの塗料をササッと塗るだけなので問題ないと思い、トライしてみました。
(ラッカー、アクリル、エナメル等の塗料重ね塗り相性は、どのプラモサイトや入門雑誌にも100%書いてある話なので割愛します)
結果としてはなんの問題も無しでした。
銀色の塗料を、エッジやよく擦れたりぶつけそうな箇所を中心に筆で擦りつけていきました。

スカートアーマーと腿が擦れる箇所や、バズーカを担いで擦れる右肩上面はがっつり銀色にしました。

ヒートサーベルは成形色の黄色はアニメっぽ過ぎるので、黒で塗った後に赤色でドライブラシして、赤熱を繰り返して酸化した電熱線のような色にしてみました。

最後にもう一度トップコートで全体を保護して完成です。


失敗や足りない点も多々ありますが、リハビリ第一弾にしてはまあ満足です。
モノアイはキットのままでただのシールなので、帰国して改造部品が手に入り次第ディテールアップしようと思います。

最近0083を見たのですが、マシンガン持ちのリックドム(Ⅱですが)が結構出てきます。
0083仕様のMMP-80でスペアマグを腰に付けるのが理想的ですが、1/144だとスペアマグはドムトロ(砂漠色)にしか付属していないっぽいです。

武器の為だけに、好きでも何でもないドムトロを買うのもなんか微妙です。。
ドムトロは0083本編でもパッとしませんし、大抵のゲームでは中途半端な性能で埋もれがちですし、ラケバズもあまりカッコイイと思わないし、個人的には微妙なMSです。
リックドムが量産され始めたのはオデッサ戦終結〜チェンバロ作戦の間くらいからだと思うので、連邦もジムを本格投入してくる時期だと思います。
なので、今製作中の高機動型ザクと一緒にマシンガンやシールド持ちにして並べて、「対MS遊撃隊で、ドッグファイトに特化した武装」という設定にしたいです。
対艦攻撃部隊を掩護したり、母艦群を襲う敵機の迎撃任務に就く感じですかね。
時には機動力を活かして陽動もこなすベテラン小隊、なんて憧れますね。
小隊組むとするとあと一機必要ですが、RGザクはもう作りたくないし、かといってまた同じHGUCドムも飽きるので、悩みます。
F2ザクあたり作りたいのですが、同じザク系にしてはRGとデザインが違い過ぎで違和感あるなとも思います。
ヅダはまあ好きなデザインですが量産機じゃないですし、ドラッツェは一年戦争にはまだいないですし、となるとゲルググあたりですかね。
またドムになっちゃいますがリックドムⅡもアリかなと。
日本のように欲しいキットが思い通り手に入らないので、気長に探してみようと思います。
お読みいただきありがとうございました。