「ホロサイト」

「ホロサイト」

私が所有しているガンアクセサリーを少しずつ紹介していこうと思います。
私は2001年以降のグリーンベレー装備ファンなので、自ずとグリーンベレーで使用実績のあるアクセサリーが中心になります。

今回は「ホロサイト」です。
各国軍特殊部隊、法執行機関等で広く使われている有名な照準器ですね。
「ホロサイト」
「ホロサイト」
「ホロサイト」
「ホロサイト」

レプリカも大量に市場に出回っており、メーカーを選ばなければ数千円のものもあり、入手自体は非常に容易といえます。

まずは「ホロサイト」の原理等について少し書こうと思います。
「ホロサイト」と言えば下写真のイメージが浮かぶ方が多いと思われます。
「ホロサイト」

しかし写真のEOTech社のサイトの正式名称は「Holo-graphic Weapon Sight」というらしいです。
ちなみに「Holo Sight」はBushnell社の商標のようです。
(よく装備話題に出てくる「ベルクロ」や「マジックテープ」も商標ですよね)

この記事では以後、「Holo-graphic Weapon Sight」や「Holo Sight」等の、ホログラフィーを用いた照準器全般を「ホロサイト」と呼称します。

それでは次に「ホロサイト」とは何ぞや?という話です。
私なりに理解している内容なので、事実とは異なる点があるかもしれません。
なので詳しい方も詳しくない方も、話半分程度に読んでいただければと思います。

「ホロサイト」は、同じような光点レティクルを投影する「ドットサイト」とは原理が異なります。
「ホロサイト」と「ドットサイト」の概略図が下図になります。
左が「ホロサイト」、右が「ドットサイト」です。
「ホロサイト」

「ドットサイト」はLED等の光源をハーフミラー状のレンズに反射させて、射手の目にレティクルを投影させています。
原理としてはガラスに当てたライトの光が反射して見える、という身近な現象と同じなので、直感的に分かりやすいですね。

一方「ホロサイト」はというと「ホログラフィー」という技術を用いているそうです。
光は波動としての性質も持ちますが、光の位相の情報も盛り込んだ投影方法が「ホログラフィー」ということらしいです。
ホロサイトではレーザ光を出力し、3次元的な像を投影しています。
概略は下記のようになります。
「ホロサイト」

図の「再生像」がレティクルということになりますね。
私は本物のホロサイトを覗いたことが無いので体感はわかりませんが、理屈としてはレティクルが「浮かんで見える」といったところでしょうか。

身近なところではいわゆる「キラカード」にホログラフィーが使われていますね。
「ホロサイト」


原理をざっとまとめたところで、「ドットサイト」と比較した場合の「ホロサイト」の長所をまとめておこうと思います。
・「ドットサイト」はハーフミラーレンズを通した視界となるため、一部の光は反射して透過しない=肉眼より暗くなってしまいますが、
「ホロサイト」のレンズは故意に光を反射させる必要が無いので、「ドットサイト」より肉眼に近い視界になるようです。

・「ドットサイト」はハーフミラーレンズ故、相手側から見てもレンズに光が反射して見えるので、被発見リスクが高まります。
「ホロサイト」はドットサイトに比べて反射が少ないのでそのリスクは低くなります。

・「ドットサイト」はレンズが破損したり歪んでしまった場合、照準がずれてしまいますが、
「ホロサイト」はレンズの反射を利用していないので、レンズが破損したり歪んだりしても問題無く使用する事が出来るそうです。

「ドットサイト」に対する「ホロサイト」のデメリットは高額な点が挙げられます。


実物の「ホロサイト」を強引にまとめたところで、私の所有しているレプリカについて書きます(実物は高すぎて購入検討したことすらありません)。

私は今まで数社のEOTech社タイプのレプリカを購入しましたが、サバゲで実用に耐えるものはハリケーン社製のものだけでした。
「ホロサイト」

ハリケーン社製のものは裏側に社名刻印があるので一目瞭然です。
信頼の「MADE IN TAIWAN」ですね。
「ホロサイト」


少し長くなってしまいましたので、次回レプリカの詳細を書いていこうと思います。
お読みいただきありがとうございました。





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2017年06月15日 Posted by 4039  at 22:47 │Comments(0)鉄砲

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