Mechanix ORIGINALマイナーチェンジ変遷まとめ

新型コロナウイルス騒動は日々拡大していますね。
私の会社も、中国から移動してきた場合は2週間弱の自宅待機後の出勤許可となりました。
なので、実質日本出張は不可能ということになりました。
逆もまた然りなので、結構仕事に支障が出そうです。
まあこの時期に中国から帰っても周囲からは完全に「エンガチョ」扱いになると思いますが。
そんな中、ネットを駆使して日本のオークションサイトで下記グローブを手に入れました。


Mechanixの旧型ORIGINALです。
どちらも黒のMサイズですが、手首部が異なります。


さらに旧いカタログも手に入れました。

以前何回か記事で書いていますが、複数の記事に分かれていて分かりづらいので、この機会に改めて整理しておこうと思います。
下記、あくまで数あるMechanixグローブの中で「ORIGINAL」のみに言及しています。
特にタグの変遷に関しては、グローブの種類によって異なるようなのでご注意ください。
1999年以降のORIGINALのデザインはどの年代もぱっと見同じですが、2、3年おきくらいのペースで大きくマイナーチェンジされているようです。
特に手首部のデザインは大きく異なります。
手首部以外も細かい部分はマイナーチェンジされているようですが、まだ把握しきれていない&遠目では分からないので、この記事では手首部のみにフォーカスして仕様変遷を考察します。
私の把握している範囲で、時系列に沿ってORIGINALの変遷を辿っていこうと思います。
まずは私の把握している中で最も古いMechanixの資料であるカタログになります。

Mechanix創立は1992年ということが分かりました。

また、裏面に「NASCAR 1996 AWARD SPONSOR」とあります。

全然詳しくないですが、少し調べてみるとNASCARは年間通してレースが行われているようなので、このカタログは1997年以降のものの可能性が高そうです。
後述しますが、1999年のカタログも入手済でラインナップが異なりますので、このカタログは1997~1998年のどこかの物だと思われます。
現在と同じ手の甲に「Mechanix」と並んだグローブは既に存在しています。

ただ、この時点ではまだORIGINALという名称にはなっていないようです。
手首部には何もタグが無いように見えます。
以前考察した初期アフグリーンベレーと思しきミリフォトのMechanixグローブも手首に何もタグがなく、その時は迷宮入りしていました。


もしかしたらこのタグ無しの時期のグローブを着用していたのかもしれませんね。
1997年に市場に出回っていたとしたら、2002年前後で使用されていても不思議ではないですし。
次です。

新品未使用、フルパッケージ品で手に入れたORIGINALです。
カタログまでしっかり同梱されていました。

「1999」とあるので1999年のカタログでしょう。

ということはこのグローブは1999年には存在した仕様だと思われます。
Mechanixは本体に製造年が分かる表記が無いので、カタログの存在は大変ありがたいですね。
今ではもう見かけない「Pit Guy」というキャラクターがちょいちょい出てきて

ちなみに上記のカタログにはいないので、この頃から
主な特徴は手首部のタグと手首を留めるベロです。
タグはこの後の仕様も似たようなデザインがありますが、ロゴのMの字が白地に黒抜きというのがこの仕様の特徴です。

ベロです。モールドの無いツルっとした合皮に文字がプリントされています。

次です。

これも幸運な事に新品パッケージ付きで手に入れました。
カタログも同梱されていました。

2001年のカタログですので、2001年には存在していた仕様と考えられます。
この仕様のタグとベロを見ていきます。
タグは1999年仕様と同じようなデザインですが、ロゴが黄色くなっているのが1999年仕様との大きな違いです。

ベロはモールドが追加され、文字も立体化しました。

ちなみにPit Guyはこの時点ではまだ生存しております。

次です。



冒頭でも書きましたが、先日入手した個体です。
ミリタリーで使いやすい黒、Mサイズで状態も良くしかもかなりお安く入手でき、久々の大ヒットな掘り出し物でした。
残念ながらカタログは付属してないので、カタログから年代特定はできません。
以前google検索の年月日フィルターを駆使して、この仕様は2005年あたりから登場したと考察しました。
以前の記事「Mechanixグローブ年代考察」
タグはロゴの下に「ORIGINAL」のみでシンプルになりました。

ベロは大きくデザイン変更され、ロゴが黄色く着色されています。

時期的に陸特装備で言えば、ACU採用初期の頃の装備と相性ピッタリだと思います。
グリーンベレーで言えば、UCPにCIRAS+SFLCS以外のポーチ装備にこのグローブを嵌めたいですね。
次のサバゲはUCPのODA装備をしたいです。
次です。

これも前述の仕様と同時期に超格安で入手しました。
この仕様も前述仕様同様、google検索で2006年春には存在していた事を突き止めています。
前述の仕様が2005年だとすると、2006年にマイナーチェンジはさすがにスパンが短すぎるような気がします。
あくまで私のネット検索調査した際の印象ですが、こっちの方が信憑性が高そうなので、前述の仕様は2005年より前から存在していたのかもしれません。
2003年頃に登場してくれていると、1997→1999→2003→2006→2009(後述)→2012(後述)→2015(後述)と、ほぼ均一な仕様変更スパンになっていたと想像できます。
タグの特徴は「ORIGINAL」の文字が小さく赤くなったことと、四角いマークの中に手の甲と同じように斜めに「Mechanix」という文字が並びました。

ベロは前仕様とほぼ同じデザインですが、ロゴの隣の携帯電波マークのような三本線も黄色になりました。
(前仕様は三本線のモールドはあるが黒地)

以前考察した2007年のナショジオ製作のドキュメンタリー番組「INSIDE THE GREENBERETS」に出てきた隊員のMechanixは、この仕様かこの一つ前の仕様の可能性が非常に高いです。


ベロの特徴を捉えた瞬間は出てくるのですが、この2仕様を見分けられる3本線の部分がちょうど見えません。。

せっかく実物をどちらも入手できたので、今度気合いを入れて見返して、どちらの仕様か特定したいと思います。
いずれにせよ、2000年代後半の装備でMechanix ORIGINALを嵌めるならこの仕様が鉄板でしょう。
次です。

google検索で2009年終盤に登場しはじめました。
この仕様に関しては、2009年11月に仕様が変わったとして前仕様と比較しているブログ記事を見つけたので、かなり信憑性は高いと思います。


私はこの仕様はまだ持っていません。
買おうと思えばまだまだオークション等で安価で溢れかえっている上に、2010年以降の装備に今あまり興味が無いので後回しになってます。
ただ、油断していると枯渇して泣きを見そうなので、そろそろ入手しておこうと思います。
ここからタグとベロが一体式になりました。
大きな特徴は表面の白い四角い部分で、非常に判別しやすいですね。

ベロは真っ黒になりました。

真っ黒なベロは、今回の記事で紹介した仕様の中で実はこの仕様だけです。
なので、解像度の悪い写真であっても、ベロが真っ黒であればこの仕様の判断材料になるでしょう。
(カラーによっては他にも真っ黒仕様があるかもしれませんが)
次です。

この仕様も私は持っていませんが、同じくgoogle検索では2012年半ばあたりから登場しました。
タグは白い四角が裏側に行き、ベロと繋がる部分が蛇腹状になりました。

ベロは白いマークが特徴になります。

この仕様を最後に、現在まで大きくデザインは変わっていないです。
ただ、この前仲間内でLINEをしていた際に、手の甲の生地のマイナーチェンジが話題に上がりました。
2012年時点の手の甲の生地は横方向に無数の溝が入っています。

2014年2月時点ではまだ同じ生地のようです。

2015年7月時点では格子状に変更されていました。

現行(本日時点の日本公式HP画像)も同じ格子状に見えます。

変更時期はちゃんと調べてないので正確にいつかは分かりませんが、おそらく2015年前半あたりだと思います。
2012年→2015年にマイナーチェンジしていたとなると、2018年あたりにも何かしら変わっているのかもしれませんね。
最近の装備には現在全く興味がないので私には関係ない話ですが、2012年~2015年頃の装備で現行手首仕様のORIGINALを着ける際は注意が必要ですね。
「あれれ?2012~13年の装備だよね?この手の甲の生地オーパーツじゃーん」と、指摘オジサンにヤラれてしまうかもしれませんよ(笑)
Mechanix ORIGINALは安価でどこでも簡単に手に入るので、安易に現行品を装備に取り入れてしまいがちですが、各仕様の外観上の違いは2015年の生地変更以外はそれなりに目立つので、特に2012年より古い装備をする場合は配慮する必要があると思います。
グローブ周りは拘っている方が多そうなので、結構じっくり手元を見られているかもしれませんよ(笑)
今回まででかなりORIGINALの変遷に関してまとめられたと思いますが、調べれば調べる程奥が深いですね。。
まだまだ私の認識していない範囲でマイナーチェンジがあると予想されます。
世界各国の色んな部隊が使用している超メジャーグローブにも係わらず、かなり安く入手しやすいので、これからもコレクションを増やして研究を続け「Mechanix ORIGINALの事なら何でも俺に聞け」くらいにまでなれるのが理想です。
知識を付けるとオークション等での売り買いでも有利ですしね。
話は変わりますが、先日抽選が始まったNew Balance M1300の5年ぶりの復刻版、当たればラッキーと思い宝くじ気分で応募してみました。

もう10年以上New Balanceのスニーカーばかり履き続けているので、そろそろ最高峰を履いてみたいと思った次第です。
NBマニアでも何でも無いので今回の復刻の凄さをそこまで理解できていませんが、縫い目の数に至るまでオリジナルに倣っている
倍率は何倍くらいなんでしょうね?
まあ今回も今のマスクと同様、組織的な転売集団&小遣い目当ての個人が買占めて、発売日当日からオークションサイト等で定価以上の値段で出回るのでしょうね。。
転売の存在によって「運や時間、手間を金に変えて目当てのモノ、コトを手に入れられる」というのは、一つの資本主義の見方として筋は通っているとは個人的には思います(貧乏人なので僻む気持ちは当然ありますが)。
公式にメーカーがシステムとして、例えば今回のM1300で言えばNBが公式に「〇〇足分はオークション形式で販売します」とすればまあ腑に落ちるのですが、自分用に欲しいユーザーと同列に転売目的の人間が混じっているという構造が、なんか個人的には気に食わないです。
うまく言えませんが、「俺は純粋に使いたくて欲しいのに、楽して金儲けを企んでいる連中に邪魔されるなんて!」といった感情ですかね。
ただ、何が何でも欲しくて金に物言わせれば誰でも転売構造の恩恵に与れるわけで、現実その需要があり転売構造が成り立っているわけですから、何でもかんでも「転売屋は悪だ!」の一点張りは主観的過ぎる意見なのかな?と思います。
抽選で当たらなかった時のストレスのぶつけ先としては、転売屋は最高の捌け口ですけどね(笑)
「お前らがいなければ俺が当たってたのに!!」という、根拠のないたられば理論全開で叫びまわる事ができます。
実際、会社の半休を取ってPSVRの抽選に並び見事外れた時は、行き場のない怒りを心の中で転売屋にぶつけた経験があります(笑)
「運を金で買える」と言うとまるでファンタジーの話のようですが、実際構造としてはそうですから、需要が一定数あるのは仕方のない事だと思います。
どんなに熱意があっても、誰よりも一番それが欲しいと自負していても抽選運は誰にも平等です。
その熱意をお金で示せば、己の運すら捻じ曲げられるわけですからね。
「世の中金が全て」とまでは言いませんが、やっぱりお金は大事ですね(苦笑)
マスクのような人命に係わる物を転売構造に引き込む行為は倫理的にどうかと思いますが、スニーカーやおもちゃのような嗜好品であれば、時と場合、程度によりけりではありますが「まあ転売があってもいいっちゃいいんじゃない?」と個人的には思う今日この頃です。
超脱線しましたが、復刻繋がりでMechanixも過去、映画「アメリカン・スナイパー」の撮影時に当時の仕様を映画用に特別に復刻したようです。



参考URL:https://www.mechanix.com/us-en/discover/special-projects-american-sniper
この時は映画用の製作で一般販売は無かったようですが、これが出来るのであれば是非NBやCASIOのG-SHOCKのように復刻モデルを発売して欲しいところです。
2022年あたりに「Mechanix創立30周年記念」としてワンチャンあるかもしれませんね!(笑)
そんな淡い期待を胸に、本記事を締めくくろうと思います。
お読みいただきありがとうございました。
(2020/2/13追記)
やはり2018年後半あたりにもマイナーチェンジがあり、タッチパネル対応になったようです。
詳細調査中ですが、メモ程度に書き残しておきます。
(2020/4/21追記)
・手首ラベルで赤文字で「ORIGINAL」が入っている仕様と2009年登場仕様の間に、「ORIGINAL」が「THE ORIGINAL」になった仕様があるようです。

・本文で2009年仕様登場は2009年終盤と記載しましたが、新たに2009年4月時点のネット情報を発見しました。
・2009年仕様は手首部に加え、生地も伸びやすい物に変わっていたようです。

左が2009年仕様、右がそれ以前の仕様です。
外観上はほぼ変わってないようですね。
今度実際に手に取って確認してみようと思います。
(2020/4/29追記)
下記仕様を新たに確認しました。


四角マークの中に「MECHANIX GEAR」と入っています。
裏側ベロは三本線に黄色が入っています。
この2者の特徴から、白文字ORIGINAL&無地四角マークと赤文字ORIGINAL&斜めMechanix四角マークの間の仕様と思われます。
もしくは模倣品の可能性もゼロではないですね...。
(2020/5/8追記)
2012年以降の仕様だと思いますが、超些細なマイナーチェンジを発見しました。
「THE ORIGINAL」の横についている商標マークに注目です。
上の個体は「TM」、下の個体は「®」が付いています。
TMは商標登録前、®は登録後に付けるもののはずなので、上の個体の方が古いということになりますね。
この両者の裏側です。
下が古い方のはずです。
この「THE ORIGINAL」が商標登録された年月日を調べれば、おのずと切り替わり時期が分かると思い、アメリカの特許商標庁のサイトで検索しました。

詳細検索方法がよく分からなかったので、「THE ORIGINAL」で検索を掛けて出てきた7088件をしらみつぶしに調べましたが、残念ながら見つけられませんでした...。
おそらく探し方が悪かったと思うのですが商標周りは全くの素人なので、今回はひとまずここで断念しました。
またやる気に満ちた時に、商標関係勉強して再挑戦しようと思います。
下記ロゴは2000年7月に商標登録されているのは確認できました。

ちなみに日本の特許庁で検索したところ、日本では下記ロゴが2016年1月に公開されていました。

本気で全分類を整理しようとすると、果てしない泥沼の気がしてきました。。
初期アフバックパック UM21 PART2
初期アフバックパック UM21 PART1
56式弾帯カスタム 初期アフ風味
TCA PRC-148起動!
TCA PRC-148可動レプリカ 受信専用加工 ファイナル
TCA PRC-148可動レプリカ 受信専用加工続き
初期アフバックパック UM21 PART1
56式弾帯カスタム 初期アフ風味
TCA PRC-148起動!
TCA PRC-148可動レプリカ 受信専用加工 ファイナル
TCA PRC-148可動レプリカ 受信専用加工続き