ボール ミサイルランチャー搭載型

ボール ミサイルランチャー搭載型

もうすぐスターウォーズ マンダロリアンシーズン2が始まりますね。
ボール ミサイルランチャー搭載型

マンダロリアンは現状ディズニー+でしか配信されていません。
BD等のソフト化もされていません。
おそらくディズニー+の契約者数を増やす為の施策でしょう。
シーズン1はスターウォーズ好きならば必ず観るべきというか、観ないではいられない作品でした。
キャラクター、設定、ストーリー、画の作り込み、どれを取っても高レベルでした。

初契約者は1ヵ月無料なので、シーズン1は全話配信完了してから一気見してすぐ解約したので無料で視聴しました。
次はその手は使えませんので、全話配信後に見ても1ヵ月分は課金しないといけませんね。
たかだか700円/月なので、毎週1話ずつリアルタイムで配信観ても2 or 3ヵ月課金で映画館で3D上映1本見るよりも安いですが。

映画館含め、現在映像作品を鑑賞する手段が乱立しています。
優位性を保つ為、生き残る為には仕方の無い事だと分かっていますが、「このサービスだけの独占提供」が多過ぎて嫌になりますよね。
楽しみにしていた駆逐艦映画「グレイハウンド」も諸事情で配給権が移り、映画館で上映される事無くApple TV+の独占配信になってしまいました。
ボール ミサイルランチャー搭載型

一本の映画の為にいちいち入会退会手続きするのも面倒ですし、何より映画館で鑑賞したい作品でした。
キレイ事や正論だけでは社会は成り立たないのは分かっているつもりですが、この業界に限らずお互いの足を引っ張り合うというか、ユーザー目線が入っていない競争の仕方は何とかならないのかな?と思ってしまいます。
日本のエアガン業界でも時たまひどい話を耳にしますよね(苦笑)
企業同士が足を引っ張り合って一番損をするのはその企業、業界を応援しているユーザーやファンに他ならない訳ですから、なんとも寂しい話です。
まあ映像配信業界は今が隆盛期で混沌としているだけで、これから多くが淘汰洗練されて最終的にスリムで効率的な形に落ち着くのかもしれないですね。

私も分かりやすくライバルがいる業界に勤務していますので、競合他社とは足を引っ張り合うのではなく、切磋琢磨して業界全体を高め合っていきたいと思う今日この頃です。
業界全体が繁栄する事こそが自社は勿論、競合他社もユーザーも、それに関わる全ての人が豊かになれる方法だと思います。

ガンプラ作りに没頭していると、ふとこんな感じで世の中について考える事があります。
僧が仏像彫るのと近い感じなのかもしれないですね(笑)

では、そろそろ本題に入ります。
以前本体を製作し、余っていたオリジンスナイパーカスタムのミサイルランチャーをHGUCボールに装備させてみました。
思い付きで試してみたらキット内の2連装キャノン(フィフティーンキャリバー)の基部にポン付けできたので、無加工改造です(笑)
ボール ミサイルランチャー搭載型

ボール ミサイルランチャー搭載型

ボール ミサイルランチャー搭載型

ボールは可動箇所が少ないのでポーズのつけようが無いですね(苦笑)
造形は良くできておりパーツ構成もまずまず、2機セットで量販店等なら1000円切る価格なので十分良キットだと思います。

ガンプラは買って作れば作るほど余剰パーツが発生します。
しかも私は素組みではなく、ちょっとだけ改造やミキシングをすることが多いので余計に余ります。
それらの余剰パーツを眺めながら「次は何作ろうか?」と考えるのがとても楽しいひと時です。

今回も地味ですがオリジナル機体なので、下記のような機体設定を妄想してみました。
ランチャー筐体は先行量産型ガンダムRX-79[G]の運用していたランチャーの流用で、ミノフスキー粒子散布環境下でも誘導が可能な有線ミサイルを発射します。

先行量産型ガンダムRX-79[G]用ミサイルランチャー
ボール ミサイルランチャー搭載型

ミサイルの弾頭にはカメラが搭載されており、発射後は搭乗者がリアルタイムで画像を確認しながら手動操作します。
MS IGLOO重力戦線に出てきたM-101A3リジーナと同じような画像認識誘導方式です。
ボール ミサイルランチャー搭載型

ボール ミサイルランチャー搭載型

ボール ミサイルランチャー搭載型

誘導操作中は他の一切の操縦行動が不可能なため本機は複座式となっており、操縦手と火器管制手に分かれています。
人力で誘導する特性上、人間の反応速度の限界から弾速は他兵器に比べて遅いです。
その為、MSをはじめとする小型機動兵器に対しては命中が非常に困難で実用的ではなく、原則対艦、対施設用兵器としての運用になります。
状況が揃えば、その身を危険に晒す事無く敵艦のエンジン部や艦橋をピンポイントで狙撃でき、中世代的で簡素な仕組みの兵器といえど侮れない脅威となり得ました。
ミノフスキー粒子散布下での運用が前提とされており、コスト削減の為ミノフスキー粒子に阻害される電磁波を使用した誘導方式は搭載されておらず、弾速の関係から直接照準も使い勝手が悪く、非常に限定的な状況でしか活用の場が無かった為、投入された機数は極少数にとどまりました。

自衛用の武装は何も搭載していないので、フィフティーンキャリバーを搭載した護衛機とのセット運用が原則となります。
ボール ミサイルランチャー搭載型

映像作品では08小隊の第1話でシロー・アマダが搭乗した先行量産型ボールに搭載されていた武装ですね。
ボール ミサイルランチャー搭載型

キットは通常の180mmキャノンとこのフィフティーンキャリバーかを選択できるようになっています。
中々ツボを突いた構成ですよね。素晴らしいです。

フィフティーンキャリバー搭載機は本体部は成形色のままでお手軽にストレート組みしました。
ボール ミサイルランチャー搭載型

アーム部をはじめABSが多用されているのがちょっと難点です。
比較的旧めのキットなので仕方の無いことですね。
「ABS多用の時代もあったね」と懐かしみながら組むしかないですね。
ABS材のパーツに普通に塗料を塗ると、溶剤がABSを溶かして強度が著しく劣化してしまいます。
ガンプラはスナップフィット=基本的に部品同士が圧入されており常に力が掛かっている状態です。
その部分が溶剤で劣化すると力に負けて「パキっ」と割れてしまいます。
ABSは大抵強度と耐摩耗性が必要な関節部等に使わているので、一度破壊すると接着等で修復は難しく、完成間近のウェザリング工程で割れたりすると涙モノです。
この問題は勿論バンダイも認識しており、最近のキットは進化してABSを使わなくなり、代わりにKPSというガンプラ専用の素材が使用されています。
KPSは「強化ポリスチレン」の略称で、ガンプラの主素材のPSより軟らかく粘りがある感じで、工作時の感覚はちょっと違いますが、塗装周りは同じ扱いでOKという画期的な素材です。
リサイクル性もABSより優れている?みたいですね。

話が少し逸れましたが、このキットはKPS登場前のキットなので、アーム部がオールABSです。
しかもアーム部品同士は肉厚はそこそこですが、かなりキツキツな圧入設定なので、組んだ状態のまま塗装するのは自殺行為と判断しました。
なのでバラバラの状態でトップコート、スミ入れ、ウォッシングまで終わらせました。
スミ入れとウォッシングはクレオスのウェザリングカラーで、各工程しっかりと乾燥させてから行いました。
ウェザリングや塗装は極力組んだ状態で様子を見ながらの方が多手間も省けてバランスも取れていいのですが、致し方なしですね。

あとは基本工作は胴体、武装の合わせ目消しとパーティング処理くらいです。
フィフティーンキャリバーのフラッシュハイダーが開口しておらずそのままだと流石にかっこ悪かったので、2連装でちょっと面倒ですが開けました。
ボール ミサイルランチャー搭載型

ボール ミサイルランチャー搭載型

ガンプラ、特に1/144だと金型及びパーツ強度の問題から銃口が埋まっていたりするのはザラです。
ミリタリー好きとしては、架空のモビルスーツ用といえど銃器に関してはどうしても目が厳しくなってしまいます。
連邦陸戦型シリーズの最新バージョンの100mmマシンガンは、なんとトリガーガードとトリガーが省略されています。
ボール ミサイルランチャー搭載型

これをすると、人差し指を突き出した「銃持ち手」の手首パーツが不要になり、ビームサーベルを持つ手首と共用できるようになるのでパーツが省略できるという寸法です。
ただこれは「マジで分かってない」というか、憤慨モノですよね。
とりわけミリタリー描写が色濃い08小隊関連のキットでやってはいけない手段だと思います。
余談ですが、同じく最新連邦陸戦型シリーズは埋め作業激ムズの構成で足裏ががっつり肉抜きされていたりして、「ケチり方」が下手だと思います。
ボール ミサイルランチャー搭載型

つま先側の赤い部分を1部品で収めようとすると、金型形状とヒケ防止を考えるとこういう肉抜きになってしまいます。
足裏だけ蓋をするように別パーツにすれば、こんな不格好な肉抜きは不要です(大半のHGUCはその構成です)。
おそらく陸戦型シリーズは武装類が沢山付属してパーツ数が多いので、少しでも削減したかったのだと思います。

これ埋めるのは本当に面倒くさいです。
私の器では「こういう所がモデラ―の腕の見せ所なのさ」みたいな好意的な解釈は到底できません。
どうしてこうなった!という憤りしか湧いてこないです(笑)
100円くらい値段上がってもいいからトリガーガード追加、銃持ち手付属、足裏別パーツ化にすべきだったと思います。
どうせこのキット買う人はおっさん以上が多いでしょうから、価格より完成度重視の方が良かったのではと思います。。
まあ散々文句言ってる割りには既に我が家に3体積んであるんですけどね(笑)
年内には一個小隊組み上げたいと思っています。

ようやくボールの話に戻ります。
クリアパーツがかなり黄色っぽいグリーンで劇中の色とはイメージが違ったのですが、スプレーでいい感じの色が無くエアブラシは持っておらず、筆塗りはムラになると思ったので手を付けませんでした。
代わりに苦肉の策ですがコックピット内を青で塗る事で、透けて見た時にグリーンっぽくなるように一工夫してみました。
ボール ミサイルランチャー搭載型

写真では分かりづらいですがちょっと青くなり過ぎたので、もうちょっと緑寄りの色で塗れば劇中イメージのグリーンに近づけられると思います。

以前製作したオリジン版ジムと並べてみました。
ボール ミサイルランチャー搭載型

やっぱりジムと一緒が一番見栄えしますね。
程よくディテールが細かいデザインなので、ディテールみっちりオリジンジムだろうがスッキリつるつるHGUCジムだろうが、一緒に並べても違和感が無くて優秀です。

前回製作したのがオリジンザクで1/144にしては部品数多めで疲れたので、今回は息抜きのつもりで製作しましたが、思いの外よく出来ていて作っていて楽しかったです。
K型や改修型も作ってみたいのですが、中々手に入りづらいのが残念です。

お読みいただきありがとうございました。




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2020年10月28日 Posted by 4039  at 13:56 │Comments(0)ガンプラ

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