初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART4

今回は2002年にDicoveryチャンネルで放送された、初期アフガンODA密着ドキュメンタリー番組「Special Operations Force: America's Secret Soldiers」の考察の続きです。
前回まではこちら
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART1
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART2
初期アフ映像考察 Discoveryチャンネル編 PART3
今回でこの番組の考察もひとまず最終回とします。
今回は番組中の気になったシーンを列挙していこうと思います。
まずはこの隊員です。

最後の方に金属探知機を持って颯爽と表れます。
トップ画像にもしましたが、この方は何枚かネットで写真を発見しました。


装備や背景から、この番組が撮影されていた現場での写真だと思われます。
ベスト(おそらくV1ベストかオメガベストあたり)の下に3CのBALCSを着こんでいます。
こんな着こなしもあるんですね!非常に参考になりました。
涼しくなったら真似しようと思います。
腰周りですが、3CのELCSのユーティリティポーチとLC-2のファーストエイドポーチを装着していると思われます。

初期アフODAでのLC-2使用例はかなり多く、この頃はまだまだ現役の感があります。
現在市場ではLC-2はかなりお安く流通しているものが多く、基本いい感じにくたびれた状態なので、初期アフガン装備でこなれた感じを出すのにはもってこいですね。
嬉しい事に、写真発見がきっかけでこの方がODA342という事がわかりました。
ODA342、つまり第2大隊アルファ中隊ということですね。
一緒に行動しているところから、前回、前々回に紹介したJ氏やM氏もODA342、少なくとも同じアルファ中隊の可能性は高そうですね。
ちなみに以前考察した「Profiles From The Front Line」で密着していたのはODA361(第2大隊チャーリー中隊)でしたので、同じ第2大隊ということですね。
さらにネット検索したところ、下記写真も同じく2002年のODA342の写真ということが判明しました。

それなりの数の初期アフ写真の部隊、年代特定が出来てきましたので、いずれブログで整理したいと思います。
次です。
この番組に出てくる隊員のM4は非常にシンプルめなセットアップが多いです。

レイルにアクセサリーはフォアグリップのみのようです。
光学サイトは無し。
現在の特殊部隊では考えられない程シンプルですね。
再現する側としては軽量、安上がりでありがたい限りですが。
マガジンの底板にパラコードを挟んで「取っ手」を設けているようです。
塗装や汚し、このような小技で工夫することで「初期アフM4」はお財布に優しく成長させることができるのでありがたいですね。
実物RISやCOMP M、シュアファイア等、拘ると天井知らずなのはどの年代、部隊でも同じだと思いますが、「それなりの完成度」まで持っていくのは初期アフODAM4はかなり楽な部類だと思います。
M4に限らず、装備全般初期アフガンODA装備は「拘り過ぎなければ」かなり安価に揃え易いと思います。
さあ「ホース・ソルジャー」がまだ公開されていない今が始め時です!
公開されてから「やっぱいいな」と思って、高騰したアイテムを指を咥えて眺めて、全然揃わず中途半端な完成度で「ミーハーw」と後ろ指刺されて後悔してからでは遅いですよ!(笑)
まあ個人的な本音は「ホース・ソルジャー」はそこまでインパクトを与える映画とも思っていませんが(苦笑)
劇場公開される分だけ「13時間」よりはまあ影響力はあるかな?程度に予想しています。
次です。
番組的には大麻を見せたかったのでしょうが、そんな物より隣の隊員が気になりますね(笑)

3C BALCSに56式、キャップを被り腰回りは黒いナイロン、キャリングハンドル付きのM4、胸元にはIC-F3S、この画面では見えないですがレッグホルスター、そしてひげ面と、まさに「教科書通り」の初期アフガンODAですね。
先ほども少し書きましたがLC-2等の旧装備、黒ナイロン、正式採用以外のアイテム(EAGLE,TAC-T,BHIあたりが王道?)、この3点をうまく織り交ぜることが初期アフガンODA装備のミソだなと個人的には思っていて、日々研究しています。
次です。

ベルトにGERBERのツールポーチを着けています。
このツールポーチは「正式採用なの?」と思うほど色んな人が着けています。



ツール自体も実用性が高いですし、初期アフコーディネート完成度を確実にUPできるステキアイテムNo.1ですね!
GERBERは年代によってロゴが多岐に渡りますので、もし調達される際はその点に注意してください。
GERBERの歴代ロゴは公式サイトに画像があります。

しかもありがたい事に年号付きです。
初期アフガン時に該当するのは下段真ん中ということですね。
ただ、同じロゴでも配色が違っていたりします。
色によってさらに年代が細分化されるのか?恥ずかしながらまだまだ勉強不足でわかりません。
GERBER公式サイト:https://www.gerbergear.com/Meet-Gerber/About-Us/History-of-Gerber
ネットオークション等で1983ロゴ品の出品はそんなに多くない印象ですが、注目度が高くないのか安価です。
玉数が少ない分、変に注目されると高騰する恐れはあると思います。
次です。
「I.」という隊員です。

腕時計がアップになる瞬間がありました。

丸いデジタル、液晶の上半分の黒いバーと網掛け部分、黄色いフロントボタンから、おそらく以前の記事でも紹介したCASIO PROTREKの「PRG-40」ではないでしょうか。

2000年発売ですので、時期的にも可能性が高いですね。
私は先日格安でPRG-40をゲットしました。

メルカリで調達しました。
メルカリはミリタリー出品はヤフオクに比べると明らかに貧弱ですが、ジャンルによっては充実しており、概してヤフオクより安く手に入る場合が多い印象です。
使い込まれており、いい味が出ています。サバゲ用の再現装備としては申し分ない状態でした。
次です。
ものすごい色のAKが出てきます。

しかもマズル部にお守り?のようなものを引っ掛けてあります。

発砲して吹っ飛ばないんでしょうか(笑)
CYMAのスポーツライン等の廉価版AKを手に入れて「民族系AK」を1本作るのも楽しそうですね。
全快娘さんは既にやっておられますよね!さすがです。
他にも細々と気になった点はありましたが、この辺にしておこうと思います。
来月いよいよ「ホース・ソルジャー」が公開され、初期アフガン装備のインスピレーションがますます刺激されそうです。
予告編から主人公がAAV+カラーファスのBHIチェストを着ている時点で、装備考証的にはかなり「アヤシイ」ですが、映画ならではの着こなしや魅せ方もきっと沢山あるはずですので、色々影響を受けるのは間違いなさそうです。
何はともあれ楽しみです。幸運にもGW中なので、公開初日に気合を入れてIMAX等の大迫力画面で観ようと思います。
お読みいただきありがとうございました。
この記事の続編は下記リンクになります。
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