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 Posted by ミリタリーブログ  at 

「ミリタリー百科 グリーンベレー」



最近アマプラで映画「ホース・ソルジャー」がプライム配信開始されましたね。
それに呼応したのかわかりませんが、配信開始から当ブログのアクセス数が平均で100以上/日増えているような気がします。
劇場公開時にバカみたいに毎日ホース・ソルジャーネタで記事を上げたので、その記事をまた読んでくださっている方がいるのかもしれません。
残念ながらミリブロのアクセス解析では、いつどの記事にどの程度アクセスがあったかは分からないので確証はありませんが。
知らない間に当ブログのアクセストップ記事は「本当のホース・ソルジャー」になっていました。
そしてマジで謎なのですが、次点は「100均で自作ナイフシース」という雑さ満点のDIYの記事です(笑)
なんの需要があって誰に読まれているのか?まったくもって不明です。

そんな思わぬホース・ソルジャー特需?に沸く等ブログですが、そろそろ本題に入ろうと思います。
先日、いつものようにディスカバリーチャンネルを見ていたら、「ミリタリー百科 グリーンベレー」という題名の番組がやっていたので見てみました。
いつも思うのですが、同放送局の邦題は「ザ・人体 映像で見る解体新書」や「サバイバル・男気クッキング」等々、ダサ過ぎどんな感じの内容か題名一発で察しがつくという点で秀逸ですよね。
題名にダサいとかセンスとか関係ない、とにかく中身で勝負!という意気込みを感じます。
実際面白い番組ばかりです。

かく言う私もその「グリーンベレー」という文字にまんまと釣られて見始めた訳ですが、どうして中々得る物が多い番組でしたので、ちょっと記事に残そうと思った次第です。

原題は「WEAPONOLOGY」という名前のようです。


「Weapon」と「Technology」を掛け合わせた造語でしょうか。
確かに内容は科学技術の進歩に合わせてグリーンベレーの任務や戦い方、使用兵器がどう進化していったか?を軸に解説されていました。
グリーンベレー創設からの歴史を辿りながら、エポックメイキングとなったイベントやアイテムが紹介されていきます。







あのLarry Vickers氏も解説に頻繁に登場し説得力を感じさせます。


自身も開発に携わったというHK416を撃ちながら事細かに解説してくれるシーンが面白かったです。


ピストン式の利点(機関部に熱いガスが入らず熱膨張しない為、連射しても精度が維持できる)を、実際にHK416とM4を連射して検証しているシーンは興味深かったです。




M4って30発速射しただけでガスチューブにマッチを当てると着火する程熱くなるんですね。
初めて知りました。


対してHK416は素手で触っても問題無し、撃ち終わった後直ぐにピストンを触ったりテイクダウンしてボルトキャリアを持ったりしていました。




エアガンだと銃が熱を持つという感覚が中々持てないので、たまにこうして実銃の映像を見るといい刺激になりますね。

そんな番組内容ですが、時折実際の映像が使われ、その中には当然初期アフ~初期イラクと思われるグリーンベレーの映像も出てきます。



以下に気になった瞬間をいくつか載せていこうと思います。
画質最悪なのは許してください(苦笑)

まずは思わず「あっ!」と声を出してしまった瞬間です。



このヒゲもじゃのおじさんはABCのドキュメンタリー番組「Profiles From The Front Line」に出てきたMIKE大尉でしょう。



この方は写真でも確認しています。


ちなみに後ろのおじさんはこの写真の左側の方だと思います。
この方も「Profiles From The Front Line」に登場していました。


MIKE大尉は「Profiles From The Front Line」ではBALCS着用でしたが、この番組のシーンでは56式弾帯を着用しているように見えますね。
弾倉入れの左側にはPRC148を入れているようです。
銃も今回はM1014ではなくM4を携えています。
アクセサリはEOTech 552とPEQ2でしょうか。
全体的に低コストなアイテムばかりで、ありがたい装備例ですね。

次です。


複数名が3CのELCSを装備しています。
3Cとなると3rdか5th SFGでしょうか?
この隊員はELCSの背面パネルにUM21のブットパックを着けているように見えます。



「井」の字状に黒いナイロンテープが縫い付けてある特徴で判断しました。


2箇所のバックルは外してあって中身が入って脹れていればこのような見た目になると思います。
このブットパックが手元にあれば実物を触りながら検証できるのですが、残念ながら今は3000キロ彼方の東京の我が家にあります。

以前も記事を書きましたが、またELCS+UM21の組み合わせ例を発見できたかもしれません。
私はウッドランドであればELCSもブットパックも持っていますので、今度真似してみようと思います。

次です。
ウッドランドBDUにウッドランドのBALCSを着用しています。



あくまで勘レベルですが、雰囲気的にイラクな感じがします。
同じシーンに出てきた人たちです。


左の赤いシュマグの隊員はBALCSの上にTLBVを羽織っているように見えます。



マガジンポーチが斜めに付いているように見えるので後期型でしょうか。


TLBVは56式弾帯に並ぶ激安初期アフアイテムですよね。
程度にもよりますが、3000円程度で出回っているのをよく見ます。
使用例のミリフォトも結構あり、安価に初期アフグリーンベレー装備をしたい場合はおすすめです。

真ん中の隊員は所謂レンジャーBALCSのように見えます。



ちなみにRBA(Raner Body Armor)が正式名称のようです。
「RBA」と書くより「横BALCS」や「レンジャーBALCS」の方が通りがいいのでつい使ってしまいますが、あんまり俗称が独り歩きし過ぎるのも良くないのかなと思い、蛇足ですが書いておいた次第です。
フロントだけRBAに換装し、バックパネルはSF BALCSの物を使っている可能性もありますね。
ただ、ちょっと自信はないですが、下写真の背中を向けている人がこの隊員と同一人物であればバックパネルもRBAのようですね。



赤丸で示した部分にドラッグハンドルが見えます。
ドラッグハンドルはSF BALCSには無くRBAにのみ有ります。

隊員の肩部を見る限り、以前記事にした前後ろ逆着用の「逆BALCS」ではない事は確かです。
参考記事:「逆BALCS伝説

OD色のタクティカルベストを着用している隊員も複数います。



下にBALCSを着用しているっぽいですね。
ベストのマガジンポーチのフラップの形状から、おそらくBHI製なのかな?と思います。
他のメーカーの可能性も十分ありますが、少なくともEAGLEではなさそうです。
BHIオメガベストのマガジンポーチフラップは下写真のように角ばっています。


EAGLEのV1やV10ベストは丸みを帯びていてタブが付いています。


この手のベストは無数にあり、例外はあるかもしれませんが。

あとちょっと気になったところでは、下写真の右の隊員のライフルです。



おそらく違いますが、キャリングハンドルの穴の形がA2系のように見えなくもないです。
ひょっとしたら固定キャリハンのA2系カービンかもしれませんね。
固定キャリハンは玄人感があって大好きなのですが、中々確信できるレベルで初期アフ/初期イラクあたりのグリーンベレーでの使用例が見つかりません。

とりあえず「グリーンベレーだしな」と思ってなんとなくながら見で見始めた番組でしたが、思わぬ発見があり嬉しい限りです。
地味ですがこれからもこうしてコツコツと知識を蓄積していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年11月11日 Posted by 4039  at 23:19Comments(4)初期アフガンODA

yaNex 参加装備まとめ PART2



前回の帰国休暇時にNintendo Switchを購入して中国に持ち込みました。


こちらでももうすぐ発売される為か、特にVPNを経由しなくても国内と同じオンラインサービスが受けられます。
帰国時点ではダウンロードできるか不明だったので、保険の為にカートリッジでソフトを1本買っていきました。


ゼルダの伝説 夢を見る島です。
当時小学生の頃にリアルタイムでゲームボーイで遊んだ思い出のタイトルです。
たしかクリスマスにサンタさんから貰いました。
CMの曲もいまだに耳に残っています(笑)


リメイクですが約25年ぶりにプレイして「ああ、これこれ!」と当時の記憶が蘇ってきて、とても懐かしい気分に浸りながら楽しめました。
ちゃんと覚えてるものですね。

余計な追加要素や派手過ぎる演出も無く、忠実にリメイクしているので、
オリジナルに思い入れがあれば「懐かしい」バイアスがかかり十分な内容だと思いますが、
基本ゲームボーイの内容なのでゲームとしての噛み応えは弱く、特に思い入れの無い方にとってはこれで6000円はコスパ悪いと思うかもしれませんね。
数日のプレイで全クリしましたが、無性に初代ゲームボーイでオリジナルを遊びたくなってしまいました。
次帰った時に調達しようか考え中です(笑)

それでは前回に引き続き、yaNex定例会参加時の装備詳細を記録します。
前回の記事:yaNex 参加装備まとめ

下記装備一覧です。


・CIRAS MAR
・BHI DUTY BELT
・SAFARILAND 6004(旧型)
・UM21 SIDE POCKET
・KNEE PAD
・ASOLO FSN95
・CASIO DW-8700
・GARMIN Foretrex101
・Mechanix ORIGINAL
・キャップ
・Tシャツ+LEPレイヤー1
・タトゥー柄アームスリーブ
・ヒゲ
・M4
・M9

前回DW-8700まで書きましたので、今回はそこから続きです。

GARMIN Foretrex101


これも言わずとしれた特殊部隊御用達アイテムですね。
2004年に発売されています(昔のアウトドア雑誌を読み漁って広告を見つけました)。



詳細は過去記事にしてあります。
GARMIN Foretrex101

画面はBB弾が直撃すると破壊してしまうらしいので、保護の為に1mm程度の微粘着衝撃吸収シートを貼ってみました。
表面もペタペタ微粘着でゴミが付着するのが難点ですが、かなり保護効果は高そうです。
この上に薄い硬質PC板を貼れば完璧かもしれませんね。
写真のようにタイマーモードにすると残り時間が大写しになるので、手首に着けるとかなり実用的です。
G-SHOCK等でもタイマーモードはありますが、見やすさが全然違います。
今回フラッグが取れたのも、このタイマーのおかげで勝負を掛けるタイミングを適切に見極められたからだと思います。

サバゲ、特にフラッグ戦は時間の管理が殊の外重要だと個人的には考えています。
ある程度双方の枚数が減ってから一気に前線を突破するのが定石だと思いますが、早すぎると十分な防衛戦力の前に撃破されてしまい、遅すぎるとフラッグに到達できません。
ゴールイメージと残り時間から逆算して今自分がどうあるべきか?常に考える必要があります。
仕事や、もっと大きく言えば人生と同じですね(笑)


Mechanix ORIGINAL


現行とは異なる旧モデルです。
以前にも数回記事を書きました。
Mechanixグローブ年代考察
初期アフミリフォト考察⑦ メカニクスとタイメックス
旧型Mechanixグローブ入手

サイズはS、色はパープルです。
無論本当はブラックが良かったのですが、中々無いですね。
私は標準的な成人日本人男性の手の大きさだと思いますが、Sだと嵌める時ちょっとキツいくらいで普通に使えます。

今回着用したものは新品を手に入れカタログが同梱されていました。



カタログから2001年には存在したモデルだと思われます。

Mechanixのオリジナルの年代ごとの仕様は手首周りが大きく変わっています。
今回の仕様は黄色いMechanixのロゴの下に小さい文字、隣に白い四角があるタイプです。


裏側のベロは合皮に凹凸が付いたロゴが入っています。


同様に新品カタログ付きを手に入れた下写真の個体は1999年のカタログでした。



手首タグのロゴは白地に黒抜き、その下に黄色く「Mechanix」とあります


裏側のベロは合皮にプリントされています。


また、ネットを調べる限りでは2006年春には下記仕様が出現しています。



この後も2009年、2012年あたりに仕様が変わっていることを確認しました。
詳細は過去記事をご覧になっていただければと思います。

こうして考えると、3~5年程度に一度はマイナーチェンジされているということですね。
なんとも装備ファン泣かせな手袋ですね(苦笑)
安価で大量に出回っていたと予想されますが、流石に年月が経っているのとサイズ、色問題があり目当ての仕様にたどり着くのは結構骨が折れると思います。
ぱっと見は現行モデルでもほぼ同じに見えますが、こういうさりげない所を一生懸命拘るのが所謂「ロマン」ですよね(笑)

ちなみにグローブには「チート」があると私は思っています。
ノーメックスのフライトグローブをしておけば基本的にはどの年代、どの部隊でも「まあ無難」と思っています(笑)


私もグローブ選びに迷ったらとりあえずこれを嵌めます。
安価で調達も容易、しかも頑丈で実用的で装備考証的にもNGになりづらいという魔法のグローブですね。
もしかしたらこのグローブもメーカーや年代で仕様が細かく分かれているのかもしれませんが....。


キャップ


映画「砂の城」に出てきたサイバーソン大尉のオマージュでリアルツリー柄の物をチョイスしました。


たしかVショーで500円くらいで入手したものですが、以前ロゴの会社を調べてみたら2004年設立の会社でした。
会社URL:http://www.cougarsales.com/

なのでこのキャップはオーパーツではない可能性が残されました(笑)
このキャップはどういう経緯で最終的にVショーのジャンク段ボールに入ったのでしょうか。
映画「ロード・オブ・ウォー」のオープニングのように軌跡をショートムービーにしたら面白そうですね(笑)


ロード・オブ・ウォーのオープニングは「銃弾の一生」と言える映像が綴られていてミリタリー好きなら見入ってしまうこと間違いなしですよね。
未見の方はとりあえずオープニングだけでも見る価値があると思います(勿論本編も)。


Tシャツ+肌着



Tシャツも「砂の城」に出てきたサイバーソン大尉のオマージュです。


Lynyrd SkynyrdのTシャツですが、amazonで普通に売っていたのでゲットしました。
色合い的にもまんまこれの可能性があります。
プレキャリを着たら見えませんので完全な自己満足ですね(笑)

Tシャツ1枚では肌寒い&被弾が痛いと思ったので、下に肌着を重ね着しました。
一見してユニクロやそこらの肌着のようですが、今回これも拘りました。
写真を撮り忘れましたが、袖口には親指を通すサムホールがあります。
タグの写真がこちらになります。


「LAYER1 SILKWEIGHT UNDER.... POWER DRY」の文字が見えますね。
このタグとは別にPOLAR TECHのタグも付いています。
NSNはめんどくさいのでまだ調べてません。

重ね着の防寒システムの1層目ということでしょう。
巷に沢山流通しているECWCSは「LEVEL」表記です。
「LAYER」と表記してあるのはLEP(Lightweight Environmental Protection)という規格の認識です(他にもあるかもしれませんが)。
LEPは初期アフ装備の代表格SPEARの一環の規格です。
参考URL:http://ciehub.info/clothing/CW/LEP.html

ネットで拾ったLEPのLAYER1の写真が下記です。


今回私が入手した物と同じに見えます。
タグの表記とネット画像から今回私が入手した肌着はLEPのLAYER1だと考えます。
初期アフと思われるミリフォトでも、Tシャツと重ね着したりDCUやフリースの下に着ているっぽい写真があります。
(全然違うシャツかもしれませんが)




見た目はただの黒い長袖シャツなので、これも完全無欠の自己満足ですね。
しかも着心地はぺたぺた肌に張り付く感じであまりよろしくありません(苦笑)

初期アフ装備においても、DCUの下に着るものは今までは「官給薄チョコT」しかレパートリーがありませんでしたが、今後冬場などはこれを着こんで胸元&袖口からチラ見せしたいと思います。

あとはアクセントとしてタトゥー柄のアームスリーブを再度投入してみました。



今回は袖口が7.5分くらいまである&Fortrex101を巻いて露出面積をかなり控えめにしたので、それなりにリアルっぽく見えたかな?と思います。
まだまだ使い方に難儀するアイテムですが、肌の保護とディテールアップに繋がるアイテムなので上手く使いこなしたいところです。


M4


いつも使っている「次世代リコイルウエイト抜きハイサイモーター換装LIPO化」です。
もう何年もこの仕様をメインウエポンとして使っていますが、性能、維持、見た目、コストが非常にバランスが取れていると思います。
ただ、数年でガタがきて買い替え、同じカスタムをしてまた使うのでいかんせん愛着が湧きません(苦笑)
帰任の暁には自分へのご褒美でトレポン1廷買って愛でようかなと思ってます。
詳細はブログを始めた頃に書いたので、良かったらご覧ください。
東京マルイ 次世代M4を選ぶ理由
東京マルイ 次世代M4の弱点
東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 内装編
東京マルイ 次世代M4 補強加工&カスタムパーツ組み込み 外装編

森林フィールドなので部品が脱落したら発見は絶望的、それにゲームもしっかり楽しみたかったのでかなりあっさり目な構成にしました。
ナイツタイプのフォアグリップとホロサイト(ハリケーン552)のみです。
余計なでっぱりと錘がないおかげで非常に使いやすかったです。

ついでにバックアップガンとしてRSの56式も持ち込みました。


こっちはM4と180度違って、使えば使うほど「ガタ」ではなく「味」が出るので愛着湧きまくりです(笑)
何ゲームか投入しましたが相変わらずマルイ並の安定した弾道、ガシガシ木にぶつけたり体重を掛けても全く気にならない超剛性のおかげでトラブル皆無でノーストレスでゲームができました。
夏場は汗が付くので、放っておくと1晩でうっすら錆びます(簡単に除去はできるレベルですが)。
なのでどんなに面倒でも帰って来た夜にクリーニング(汚れ除去、防錆剤塗布)する習慣が身に付き、結果として良コンディションを保てると思います。
手入れすることでさらに愛着が湧きますし、いいことづくめですね。


以上で今回の装備まとめは終了です。

久々にサバゲしましたがやっぱり楽しいですね。
味方になった方と声を掛け合って上手く連携できた場面が結構あったので非常に満足してます。
装備収集は進める事は難しいですが、また帰国の際にはチャンスを見つけてフィールドに遊びに行こうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年10月21日 Posted by 4039  at 20:34Comments(0)サバイバルゲームODACIRAS

yaNex 参加装備まとめ



現在私はTV鑑賞においては各地方地上波、BS、CS各局を過去2週間分見放題という、日本では考えられない恵まれた環境にいます。
日本にそのまま住んでいたら出会わなかったであろう番組と出会えたのも、海外赴任の思わぬ副産物です。

そんな中、最近相当ツボッた番組(人物)を見つけたのでちょっとご紹介します。
ディスカバリーチャンネルの「ザ・秘境生活」という番組です。


元英軍大尉のエド・スタッフォードという探検家が文字通り裸一貫で秘境の地に降り立ち、10日間を全て現地調達品のみで生活するというシンプルの極みのような番組です。
この方は2年掛けてアマゾン川全長を踏破したという、完全に常軌を逸した人です。
wikipedia:エド・スタッフォード


日本の番組でも昨年テレ朝でナスDの冒険を見て熱狂しましたが、エドの番組は完全にその斜め上を行っています。
ナスDを見た時「ヒトってこんな無茶できるの!?」と思って驚いて見ていましたが、エドを見ているとナスDの行動は全然普通に見えてきます(笑)
まじでこの人その内ロケ中に死んじゃうと思います。

エドは他にも「ザ・遭難サバイバル」や「大脱出!サバイバルレース」という雑な邦題を付けられた番組に出演していますが、どれも内容は大体一緒です。
あっという間にすっかりこの「秘境自撮りサバイバルハゲおじさん」の虜になってしまいました。
ただのハゲたヒゲの濃いおじさんなのに、番組を見れば見るほどチャーミングに思えてくるので不思議です。

番組は下記Dplay(ディスカバリーチャンネルの動画配信サービス)サイトやyoutubeで無料公開されていますので、昨年ナスDの番組を見ていた方や、キャンプや秘境サバイバルものが好きな方は見て損は無いと思います!
https://www.dplay.jp/show/marooned-with-ed-stafford
https://www.youtube.com/watch?v=qzBgoB6xMt0


それではそろそろ本題に入ります。
先月末に参加したyaNex定例会時の装備をまとめておきます。
今回はいつもの初期アフではなく、初期イラクODAモチーフで装備を構成しました。




イメージソースにしたのは2004,5年頃と思われるミリフォトと映画「砂の城」に登場した特殊部隊員のサイバーソン大尉です。




下記装備一覧です。


・CIRAS MAR
・BHI DUTY BELT
・SAFARILAND 6004
・BHI PISTOL MAG POUCH
・UM21 SIDE POCKET
・GERBER TOOLPOUCH
・ALTA KNEE PAD
・ASOLO FSN95
・CASIO DW-8700
・GARMIN Foretrex101
・Mechanix ORIGINAL(旧モデル)
・キャップ
・Tシャツ+LEPレイヤー1
・タトゥー柄アームスリーブ
・ヒゲ
・M4
・M9

大物のCIRASを除いて基本は初期アフ時代の流用ですね。
めぼしい所を順に書いていきます。

CIRAS MAR


2004年製のKH、サイズはMです。
私は170cm強、75kgのデブ予備軍ですが、Tシャツの上からだと肩回りは一番短くアジャストしても「もうちょっと首回り隙間なくしたいかな」と思います。
下端はちょうどベルトくらいの高さになるのでこれでジャストと言えばジャストなのですが、個人的にはあと少し上にあった方が好みです。
お腹周りはジャストで調整できます。

ポーチ類は初期イラクモチーフらしくSFLCSアイテムは着けず、ELCSのマガジンポーチとPARACLETEのラジオポーチ、MEDポーチを配置しました。
また、使用例は見たことが無い妄想活用術ですが、THALESのラジオポーチにペットボトルを突っ込んで水分を携帯しています。


ジャストフィットでしかも使い勝手が良く気に入っています。
残念ながら水のボトルはコンビニで買ったVolvicのラベルを剥がした完全なオーパーツです。。
いつか実のペットボトルを手に入れたいですね(笑)

あとは以前のVショーで手に入れた年代物のサイリュームや耳栓ケース、これまた初期アフから流用のRACALのアーバンヘッドセット等をアンテナに引っ掛けて胸周りをごちゃつかせました。

肩にアクセントでVELKETを巻いています。


ラジオポーチのサイリウムホルダーにはMAGLITEのソリテールを取り付けました。


有りもので何とか組んでみましたが、まあそれなりにはなったかなと思います。
新しいプレキャリに比べると重いし銃は構えづらいしですが、やっぱりこの重厚感は魅力的ですね。
レプリカもたくさんありますが、単純なサバゲ装備としてはまあおすすめできないプレキャリなのは間違いないです。
たまに純粋なサバゲ装備としてCIRASレプリカを着ている方を見かけますが、「もっといいプレキャリ絶対あるよ!」と言いたくなります(笑)


ベルト周り


こちらも初期アフ装備完全流用です。
ベルトはおそらく2004年頃でもオーパーツだと思われるので、換えよう換えようと思っている間に国外追放を食らい未だに更新できていません。
ホルスターは旧型の6004です。


当然中古で入手し、結構ハードにぶつけたりしていますが何の心配もなく使えています。
表面のシボが荒いので汚れが程よく残り、手を加えなくてもすぐに自然なウェザリング具合が出てきます。

UM21はグレゴリーが手掛けたSPEARのバックパックシステムです。


初期アフ時のミリフォトではわんさか出てきますね。
その拡張サイドポケットを腰に着けダンプポーチ運用しました。


チャックを半分程度空けておけばM4マガジンを難なく4本程度は放り込め、走っても落ちずに実用性満点でした。
私は所謂ノーマルマガジン派なので、空マガジン処理にはいつも頭を悩ませていますが、今後初期アフ/初期イラク装備ではこのUM21が定番になりそうです。

ALTAニーパッド
ALTAの旧型です。



ALTAは何度か仕様変更を行っているようですが、パッド上部のALTA刻印の有無が目立つ変更箇所です。
あとはフチの形状が年代毎に3種類くらいに分かれている認識です。
フチなし(おそらく最古)


フチ浅(2番目)
私の持っている仕様です。


フチ深(最新?)
おそらくこの仕様からALTA刻印も入ってきたと思われます。


私のものは刻印無し、フチ浅です。
知らない方も多いかもしれませんが、製造年はパッドの裏をめくると出てきます。


私のものは2004年製でした。
これと全く同じ仕様のBucket Head氏の個体は2002年製でしたので、おそらくこの仕様は2002年には存在していたと考えます。
ちなみに中野のホワイトルークさんに遊びに行った際に、これと全く同じ仕様の新品をわざわざ開封してくださり製造年を確認させてくれましたが、その個体は2008年製でした。
後にブログで2009年製もあると書かれていました。
となると少なくとも2002~2009年はこの「刻印無しフチ浅」仕様が作られていた可能性が高そうです。
また、ALTAニーパッドは固定方法が何種類もありますが、これは年代別ではなく並行して作られていたようです。
その証拠が上記2008年製品のパッケージのイラストです。



3種類選べるような旨が記載ありますね。
もしかしたらどの軍にはどの仕様が納入されていたとかがあるかもしれませんが、まだそこまで調べはついていません。
無難なのは実使用例を見つけてしまうことだと思います。
私の使用している「ALTAロック」固定式は7th SFGに所属していたと思われるJames Michael Mauldwin氏のアフガンでの写真で確認できます。



ASOLO FSN95



皆大好き傑作ブーツですね。
少なくとも9.11以前に存在し、比較的最近まで使用例がある息の長いブーツです。
まだ絶版にはなっていない?ようです。

古いモデルですが履き心地も良く、劣化さえしていなければサバゲや登山で十分実用できます。
私も中古で格安で入手後、60km程度歩きサバゲに数回投入しましたが少しずつソールが剥がれてきました。
毎回使用後は汚れを洗い落とし完全乾燥後、乾燥材と共に密閉容器に入れていますが余命いくばくかの予感です。
形状が結構変わってしまいますが剥がれたらモンベルで交換し、中国から帰任したら大枚はたいてでも新品買おうかと思います。
それほどいい靴だと私は思います。


DW-8700


今年の初めくらいに入手したG-SHOCKです。
2001年の5th SFGの隊員が着けていたと思われる時計です。



過去記事にしています。
初期アフミリフォト考察⑤ 5thSFG隊員の腕時計

私も運良く海外仕様(防水表記がメートル)を入手できました。
G-SHOCKとしては小ぶりで表示も見やすく、ライトボタンがかなり大型なのでグローブをしていても操作しやすく、サバゲのお供としてすっかりお気に入りになりました。
定番のDW-6900-1Vも好きなのですが、装備好きが集まるとほぼ必ず被ってしまうのが玉に瑕ですね。

また、装備用ではないですが最近新しいG-SHOCKを手に入れました。


当ブログでも何度か触れていますが、初代G-SHOCKであるDW-5000Cの形状をフルメタルで蘇らせたGMW-B5000です。


今回私が手に入れたのは通常版ではなく、世界限定500本で発売されたPORTERコラボモデルの仕様です。
PORTER特製の腕時計ケースとセットで販売されました。



4月に発売されて一瞬で売り切れた幻の仕様ですが、先月帰国した際に持てるツテを全力で使い入手しました。

オリジナルを彷彿とさせる赤枠のガラス印刷と、外装はステンレスにDLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理が施され、金属の輝きを纏った上質なグレー色です。
なぜこの定番カラーリングを限定仕様で販売にしたのか?カシオの中の人の考える事が理解できません(苦笑)
私はダントツでこのカラーリングが一番カッコイイと思います。
しかもDLCなので傷つきや摩耗にかなり強いです。

G-SHOCKはデニムと同様ガシガシ使って使用感が出てナンボだと思っていますが、このモデルは気に入り過ぎて傷つくのが怖いです(苦笑)
しかももう二度と買い替える事もできません。
DLCは贅沢過ぎるにしても、通常の黒めっき仕様で定番カラー化される事を祈るばかりです。
装着している限り外装の傷は避けられませんが、10~20年に一度電池交換さえすれば時計としては50年以上余裕で使えると思うので、文字通り一生大切にしたいと思います。

来月息子が産まれるので、20年数年後くらいに息子がモノの良し悪しの分別がついた頃に受け継ぐのが夢です。
劣化の激しい従来の樹脂のG-SHOCKでは実現できない事ですね。
ついでに初期アフ装備も付けヒゲも全部受け継ぎましょうか(笑)

何も考えず余計なことばかり書いていたら長くなってしまったので、続きは次回に持ち越そうと思います。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年10月15日 Posted by 4039  at 21:28Comments(2)サバイバルゲームODACIRAS

INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART3



前回に引き続き「INSIDE THE GREENBERETS」を考察します。
去年この番組モチーフの装備をしたのを思い出し、写真を見返しました。



詰めの甘さはありますが大まかな雰囲気は出せたのではないかなと、結構お気に入りです。
特にこの番組のインタビュー風に撮った写真は満足です(笑)



今回の一連の考察を経て得たものをフィードバックし、より完成度を高めていきたいところです。

それでは本題に入ります。
以前の記事でも少し触れましたが、OAKLEYのファクトリーパイロットグローブが大写しになる瞬間を見つけました。




せっかくここまでアップで見れたので、もう少し掘り下げてみようと思います。
このグローブ、指先のすべり止めの有無等細かい仕様変更が何度も行われているようです。
個人的に目立つと思っているのは手の甲のカーボン素材部なので、この部分を重点的に調べました。

私が見つけられた範囲では、ネットにあった最古の画像は2003年のものでした。


こんなに前から存在していたんですね。
甲の部分はテカテカしていてカーボン繊維が白っぽく光っています。
解像度が悪いので確証はないですが、表面は凹凸なくツルっとしているように見えます。
細かいところではオークリーのロゴが太かったりしています。

次はSIになる前のファクトリーパイロットグローブとの事です。


手の甲は2003年の画像と同じように光沢がありツルツルしています。
ありがたいことに掌側も鮮明な画像があります。


今の仕様と全然違いますね。
番組中の隊員の掌はおそらく現行と同じシンプルな仕様だと見受けられるので、この仕様ではなさそうです。


ここでSIはいつから存在したのか?調べてみましたが、2005年5月にネットにSI製品をレビューした記事を見つけました。
なので画像の解説と合わせると、このグローブの仕様は少なくとも2005年5月以前の物の可能性が高そうです。
2003年画像の物と同一仕様と考えるのが自然かもしれませんね。

次に2009年の画像です。


ミリフォトでよく見るカラーです。
甲は2003年のものと同様、テカテカしていますね。
反射している光から、表面はゴルフボールのように微小に凸凹しているように見えます。

2012年の画像です。


甲はつや消しになり、繊維の白っぽさが無くなっています。
私の持っている個体は2011年に購入しましたが、同様の仕上げです。
また、2009年の個体同様表面は凸凹しています。

そして今回の画像をもう一度見てみます。


砂汚れの可能性もありますが、ツヤはありません。
カーボン繊維の白っぽさはなく凸凹しており、2012年の仕様に一番近いように思われます。
しかしこの番組は2007年放映なので、そうなると2009テカテカ仕様は何なんだという事になってしまいます。

現在ここまでしか分析が出来ていませんが、これまでの考察をまとめると下記いずれかの推理になります。
・「SIシリーズは艶消し」的な感じで、同年代でも2仕様存在しており、今回見つけた2009画像は非SIバージョン。
・単に砂汚れで艶消しに見えるだけで、実際は2009年画像と同じテカテカ仕様。
・今回見つけた2009年画像が当時でも既に古い仕様の写真で、実際2007年当時で既に2012年画像のような艶消し仕様になっていた。

画像がアップされた時を調べれば「その物がその時に存在していた」という証明にはなりますが、
「その物がいつから存在していたのか?」は分からないので歯がゆいです。
このグローブも仕様変遷はなんだか奥が深そうです。
また気が向いたら考察を進めようと思います。

次です。


現地の子供にお菓子を配ってます。
Tootsie Rollですね。


日本でも簡単に入手できる認識なので、ポーチに忍ばせておくと小ネタになりそうです。

ちなみにお菓子を配っている隊員の銃が興味深いです。


マガジンは明らかにAKの7.62mmに見えます(しかもダブルマガジン)。
ストックはARのものです(多分官給エンハンスドストック)。
この画像だとレシーバーまわりが腕で覆われてなんだか分かりませんが、一瞬だけ確認できる瞬間がありました。


7.62のAKなのは間違いなさそうですね。
ARストックカスタムのようですね。
フロントの全容は確認できませんでしたが、レイルにバーチカルグリップとライトらしき物がついています。

AKといえば先日GBLS社からDASシステム搭載のAKが発表されましたね。


M4タイプは既に発売されており、TOPのカートレスEBBやKSCのHk33/53をさらに進化させたようなトイガンです。
もしくはバッテリーの力で動くガスブロという表現でもいいかもしれません。


値段はトレポン並なので、どうせ高いM4買うならトレポンの方がいいかなと思っていましたが、AKとなると話は変わってきます。
現時点謎のタクティカル仕様しか発表されていないようですが、LCT並の質感でAKMが出たら確実に買ってしまいそうです。
日本に帰任した際の自分へのご褒美候補として、随時情報チェックしていこうと思います。

話が逸れましたが、この隊員の装備はWLのボディアーマー(BALCS?)の上にタクティカルベストという、この時期のSFGで考えると数年レベルで古い印象です。
肌の色といい顔にモザイクが掛かっていることといい、現地組織の隊員でしょうか?
パッチが手掛かりになりそうなものですが、恥ずかしながら知識不足で何も得られません。

また、小ネタ繋がりで水のペットボトルが写り込んでいます。



左右の隊員でラベルが違いますね。
左の隊員のラベルは何やら白い文字が書いてあります。
「V」でしょうか?Vが頭文字だとvolvicくらいしか浮かびませんが、ロゴ的に違いそうです。

右の白ラベルに至ってはほぼノーヒントですね...。
頑張って数十分ネットの海を捜索しましたが、あまりに不毛なので即断念しました。
当時の現地のペットボトルはかなり良い味の小道具になりそうなので是非入手したいのですが、特定困難な上、特定できても入手の仕方が分からない二重苦ですね(苦笑)
新大久保あたりのイスラム系輸入食材店に行けば、それっぽいミネラルウォーターがあるかもしれませんね。
時間があれば行ってみたいところです。

次です。


現地民ですが、チープカシオを巻いているようにみえます。


チープカシオはIEDの起爆タイマーとして使われていたことは有名ですが、このように日常使いもちゃんとされていたのですね。
ちなみに「安くて丈夫、レトロでおしゃれ」がウリのチープカシオですが、何を血迷ったのか最近天然ダイヤ付きのモデルが発売されました(笑)


ダイヤが付けば何でもいいってもんじゃないだろと思いましたが、「この値段でダイヤ付きの時計なんてお得」という向きの方もどうやら一定数はいるようです。
数十年後には時計マニアが唸る珍品として高額で取引されるかもしれませんね(笑)

次です。



右腕に巻いているのはGARMINのForetrex101と思われますが、何やら紐のようなものでぐるぐる巻きになっています。
ストラップのばね棒が破壊したか電池交換の際に紛失してストラップと本体が結合できなくなり、強引に紐で巻き付けているといったところでしょうか。
非常に使いづらそうですが、サバゲではどうせお飾りなのでこの着こなしを真似するのもオツかもしれませんね。
細かすぎでオマージュと思われず、ただ単に「貧乏性な人」と見られてしまうかもしれませんが(笑)

まだまだ見ていけば色々あると思いますが、ひとまず一連の考察はここで一旦終わりにしようと思います。
お読みいただきありがとうございました。
  


2019年09月14日 Posted by 4039  at 21:45Comments(0)ODAINSIDE THE GREENBERETS

INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART2



飲み会や残業のない平日や休みの日は、ジムに行きトレッドミルでジョギングしながらタブレットで映画等を見るのがすっかり定着してきました。
おかげで運動不足にはならず、脂っこく酒量多めな食生活でも体重は維持できています。
そんな感じで先日映画「サーチ」を見ました。


2年前のカリフォルニアが舞台で、突如失踪した高校生の娘を父親がネットを駆使して捜索するというお話です。
面白いのは映画は全てPCの画面上のみで進行します。
そのアイデア一発勝負のB級映画だろうとナメて掛かったのですが、意外や意外、丁寧な演出と思わぬ展開にどんどん惹き込まれる大変面白い作品でした。

ストーリー的には世界丸見えや仰天ニュースの犯罪ドキュメントに出てきそうな内容で、その手のものが好きな方ならまず問題なく楽しめると思います。
感心したのは、マウスのカーソルの動きや一度書いたメール文章を消す等のPC上の操作で登場人物の心の動きを描いている事です。
PCやスマートフォンの操作は特定の地域を除けばもはや国籍や言語関係なく一般常識と言っても過言ではないので、一連の表現はすんなり入ってきます。
尺もコンパクトで見やすいのでお勧めです。

個人的には、ある写真や動画を見て「あれ、この顔って...」や「このシャツのロゴって...」でネットで検索掛けたり他の写真に写り込んでいるのを発見するシーンで、ミリフォト研究と重なる所があり思わずニヤリとしてしまいました(笑)


それでは前回に引き続き「INSIDE THE GREEN BERETS」の考察を書いていこうと思います。
前回記事:INSIDE THE GREEN BERETS考察 PART1

前回同様、気になった瞬間を切り取ってコメントしていきます。

まずは下画像です。


M4にDUOストックを装着していますね。


たまーに忘れた頃にミリフォトで見かけます。
この機に改めて使用例を探してみましたが、結構あるんですね。




特徴的な形も魅力的ですが、反動の無いエアガンであれば実はかなり使いやすいのではとちょっと思います。
これまた忘れた頃にオークションサイトでお手頃価格で出品されていたりするので、いずれは手に入れたいところです。

次です。


M4が綺麗に映るシーンがありました。
RAS(もしかしたらRIS)に旧型ストック、ACOGにPEQ2にフォアグリップと初期アフ時代と何も変わっていないですね。
この方の違う瞬間からフォアグリップはナイツのものだと思われます。


ちなみにこの方はレッグホルスターです。
黒いナイロンでメーカーは不明ですが、BHIかイーグルあたりでしょうか。
これも初期アフ時と通ずるものがありますね。
ホルスターの位置とM4の構え方から左利きなのでしょう。
腕時計はSUUNTOのベクターでしょうか。


グローブはどこかで見た気がするのですが思い出せません。キャメルバックでもないですし。。
あとすっごい細かいところですが、ジャケットの袖を内側にたくし込んでいますね。
こういう細かい着こなしを見つけるのは大好きです。
ゼロ円で装備レベルを上げられますからね(笑)
でもなんで普通に外側に捲らなかったのか?理由が思いつきません。

次です。


AMD65が大写しになる瞬間がありました。
ODA隊員ではなく同行している通訳?現地部隊?の装備です。
全体的にかなりやつれているというか整備されてない感がすごいですが、AMD65の特徴であるマズルが付いていません。


トイガン的には長くなって重くなるだけの飾りなので外しても何も問題ないですが、実銃でも外す人いるんですね。
やはりマズルフラッシュや反動に影響してくるのでしょうか。
マガジンも妙に長いですし(40連くらい?)、何かと興味深いAMD65ですね。

次です。


CIRASの背面にラジオを装着しています。
ポーチはおそらくTAC-Tの物だと思われます。


このラジオポーチですが、年代によってファステックスの色が変わっているようです。
最近のロットはカラーになっています。


いつから切り替わったかは分かりませんが、黒ファスの物は2005年製のものを確認しましたので、この頃の装備を再現するのであれば黒ファスが無難そうですね。
ファステックスの色は何気に目立つので気を使いたい部分ですね。

アンテナの収納方法はCIRAS定番スタイルですね(と勝手に思ってます)。

次です。


UCPのキャップを被っている隊員がいます。
今までノーマークでしたが、かなりカッコいいですね!
安いでしょうし、今度調達しようと思います。

UCP繋がりで、UCPのOTVとUCPカバーが付いたMICHを被っている隊員も登場します。




もしかしたらグリーンベレーではないのかもしれませんが、もしそうだとしたら陸一般部隊ライクな装備もしていたということになりますね。
ちょっと掘り下げてみたくなりました。

次です。


お揃いでASOLOのFSN95を履いていますね。


こうして使用例を見る度、買っておいて良かったと思えます。
入手した際に昔のアウトドア雑誌をめくり返した記事を書きましたので、よろしければご覧ください。
過去記事:ASOLO FSN95 GTX

日本を出る時に乾燥材と一緒に密閉袋に入れていますが、おそらくソールはダメになっているでしょう。
絶版なのかどうかもよくわからない感じなので、日本に戻ってまだ普通に手に入れられる状態だったら買い直そうと思います。

思うままに脈略なく書いていたら結構なボリュームになってしまいました。
まだちょこちょこ書いておきたい事があるので、PART3に続きます。

お読みいただきありがとうございました。  


2019年09月04日 Posted by 4039  at 00:01Comments(2)ODAINSIDE THE GREENBERETS